JP4846014B2 - 無線通信端末 - Google Patents
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Description
デュアル方式の無線通信端末において、共通のアンテナを用いて2つの通信方式を切り替えることにより、一方の通信方式を使った通信中に他方の通信方式の無線通信状態を測定し、着信の監視を行うことができるものを、本明細書では、特にハイブリッド方式と呼ぶ。
着信の監視処理が終了すると、再び1xEVDOにアンテナと無線部を切り替え、1xEVDOシステムでのデータ通信を再開する。
この状況下では、cdma2000 1xの着信監視のために、前述した所定の間隔で1xEVDOシステムからcdma2000 1xシステムに切り替わり、cdma2000 1xのシステム監視処理を行う。
この際に、cdma2000 1xシステムのアイドルハンドオフが検出され、更にアイドルハンドオフ処理後も連続してアイドルハンドオフが検出されると、無線通信端末のアンテナ部及び無線部はcdma2000 1xシステムが占有したままになってしまう。この占有が一定の時間を経過すると、1xEVDOシステム側では電波断と判断しデータ通信の中断処理を行ってしまう。
また、アンテナ10から送られた高周波信号をデータ信号又は音声信号に変換する。
また、アンテナ10から送られた高周波信号をデータ信号に変換する。
また、RF制御部40は、アンテナ10が受信した基地局100からの電波の強度(RSSI)を測定する。
システム制御部50はRF制御部40を制御し、DOシステム及び1xシステムの2つのシステムの切り替えを制御する。
特に待受中は、所定の時間間隔で2つの通信方式を選択的に切り替えて、両通信方式において着信を待ち受ける。
また、1xシステムにおいて、着信待ち受け時にアンテナ10によって受信した基地局の電波状態に基づいてハンドオフを行うか否かの判定を行い、必要と判断した場合にハンドオフ処理を実行する。
なお、本明細書では接続する基地局を切換える動作をハンドオフと呼ぶ。
また、GPS部70の計測した位置情報を元に、端末が移動中か否かの判定を行う。
本実施の形態の無線通信端末200は、2つの筐体が開閉可能に連結された折り畳み式のいわゆるフォルダ型の構造を持つ。
無線通信端末200を開にした状態では筐体に備わるディスプレイの表示を確認することができ、筐体に備わるマイク及びスピーカを用いて音声通話をすることができる。
一方、無線通信端末200を閉にした状態では、筐体が折り畳まれることでディスプレイが隠れてしまい表示が確認できなくなると共に、マイク及びスピーカも隠れてしまい音声通話をすることができなくなる。
開閉検出部90は、この筐体の状態(開及び閉)を検出し、システム制御部50にその検出結果を送る。
一方のシステムで待ち受け処理を行っている間はRF制御部40が独占されるため、2つのシステムは互いに異なるタイミングで待ち受け処理を行う。
このときのハンドオフの処理(通常モードハンドオフ処理)は図9において後述する。
待ち受け処理を行うタイミングは基地局毎に異なるので、ハンドオフが行われ通信先が他の基地局に変更された場合は、待ち受け処理のタイミングが変更される。
このとき、DOシステム側では、1xシステム側の待ち受けタイミングが変更されたことを受けて、1xシステムの待ち受けタイミングと重ならないように、待ち受けタイミングの変更を行う。
待ち受けタイミングの変更は、無線通信端末200と基地局とで所定のメッセージを交換することで行われる。
待ち受け処理が終わると、再びDOシステム側にRF制御部40を切り替える。
そして、待ち受け処理の際に、1xシステムのハンドオフを検出した場合は、まず、基地局100との間でハンドオフの処理を行う。
このハンドオフの処理の間は、RF制御部40は1xシステムに独占される。
ハンドオフの処理が終了すると、再びDOシステム側にRF制御部40を切り替え、通信を再開する。
1xシステムのハンドオフ処理の間は、DOシステムは通信を行うことができない。
DOシステムでは、所定の時間通信の中断が継続すると通信の中断処理を行うよう予め設定されている。
そのため、1xシステムでのハンドオフ処理によってRF部40が独占され、DOシステムが通信を行うことができない時間が一定の時間を経過すると、DOシステムは通信の中断処理を行ってしまう。
DOシステムがデータ通信中でないと判定した場合は、通常モードハンドオフ処理(図7)を行う。
DOシステムがデータ通信中であると判定した場合は、次に、現在のモードが「移動モード」であるか「固定モード」であるかを判定する(ステップ1002)。
所定の期間での移動距離が予め定めた所定の距離を超えていた場合(例えば、10分あたり100m以上移動した場合)は移動モードと判定し、それ以外の場合は「固定モード」と判定する。
例えば、無線通信端末200を固定してストリーミング映像等を視聴する場合、ユーザはメインディスプレイの表示の確認が行えるように筐体を開にし、これに対し、例えば、データ等をダウンロードしながら移動するような場合、ユーザは無線通信端末200をポケットや鞄に入れるために筐体を閉にすることが考えられる。
従って、DOシステムによるデータ通信中において、筐体を開にした状態では「固定モード」と判定し、筐体を閉にした状態では「移動モード」と判定するようにしてもよい。
従って、アンテナが「伸」状態では「固定モード」と判定し、アンテナが「縮」状態では「移動モード」であると判定するようにしてもよい。
例えば、前述したように本実施の形態の無線通信端末200は、筐体を開にした状態でのみ音声通話(1xシステムによる音声通話)が可能であり、筐体を閉にした状態では音声通話は行われない。
このため、DOシステムによるデータ通信中において、筐体の状態が閉である場合は音声通話を行うことができないので、1xシステムの優先度は低いと判断し、ハンドオフの頻度を低く抑えるために「固定モード」と判定するようにしてもよい。
同様に、開閉検出部90がアンテナの伸縮状態を検出する場合においても、アンテナを伸ばした状態は音声通話が行われる可能性が高く、アンテナを縮めた状態では音声通話が行われない可能性が高いと判断できる。
このため、アンテナが「伸」状態では「移動モード」と判定し、アンテナが「縮」状態では「固定モード」と判定するようにしてもよい。
さらには、システム制御部50が、現在無線通信端末200において稼動しているアプリケーションによって移動モード又は固定モードの判定を行うようにしてもよい。
具体的には、主に移動中に使用されるアプリケーションが稼働している場合は「移動モード」と判定し、主に固定して使用されるアプリケーションが稼働している場合は「固定モード」と判定する。
主に移動中に使用されるアプリケーションの例としては「地図表示アプリケーション」があり、主に固定して使用されるアプリケーションとしては、ストリーム映像を受信閲覧する「メディアプレイヤー」がある。
一方、固定モードである場合は、端末は移動していない(又は筐体が閉であり音声通話の優先度が低い)ので、可能な限りハンドオフが発生しないように制御する。
このとき、現在通信している基地局のパイロット信号強度を「AP」とし、別の基地局のうち最もパイロット信号強度が良いものを「NP」とする。
具体的には、他の基地局のパイロット信号強度「NP」から現在の基地局のパイロット信号強度「AP」を減算した値が、予め設定されているハンドオフ判定の閾値「A」を超えたか否かを判定する。
取得した2つのパイロット信号強度の差が、所定の閾値を超えたと判定した場合は、現在通信している基地局とは別の基地局にハンドオフする(ステップ4003)。
このとき、現在通信している基地局とのパイロット信号強度を「AP」とし、別の基地局のうち最もパイロット信号強度が良いものを「NP」とする。
具体的には、他の基地局のパイロット信号強度「NP」から現在の基地局のパイロット信号強度「AP」を減算した値が、通常モードでのハンドオフ判定の閾値「A」に所定の値「α」を加算した値を超えたか否かを判定する。
取得した2つのパイロット信号強度の差が、所定の閾値を超えたと判定した場合は、現在通信している基地局とは別の基地局にハンドオフする(ステップ2003)。
すなわち、通常モードよりもハンドオフの判定を行う閾値を高くし、ハンドオフ発生の頻度を小さくする。
このとき、現在通信している基地局とのパイロット信号強度を「AP」とし、現在通信している基地局とは別の基地局のうち最もパイロット信号強度がよいものを「NP」とする。
APがロストでないと判定した場合は、ステップ3001に戻り、処理を繰り返す。
APがロストであると判定した場合は、次のタイミング(本実施の形態では5.12秒後)に再び現在通信している基地局とのパイロット信号強度(AP)を取得し、取得したAPがロストであるか否かを再度判定する(ステップ3003)。
取得したAPがロストでないと判定した場合は、ステップ3001に戻り、この処理を繰り返す。
取得したAPがロストであると判定した場合、すなわち、基地局とのパイロット信号強度が2回連続してロストであると判定した場合は、まず、現在通信している基地局とは別の基地局のパイロット信号強度(すなわち「NP」)がロストであるか否かを判定する。
NPがロストでないと判定した場合は、その別の基地局にハンドオフする(ステップ3005)。
その後、図6のフローチャートに戻る。
そして、新たな基地局と通信を行うために、パイロット信号のサーチを行う(ステップ3007)。
こうすることによって、複数の基地局のサービスエリアの境界付近に無線通信端末が存在して(複数の基地局からの信号強度(RSS1値)が拮抗している場合)、cdma2000 1xシステムにおけるハンドオフ処理が頻繁に発生する環境下であっても、1xEVDOシステムにおける不測のデータ通信の中断が起こりにくくなり、安定したデータ通信を行えるとともに、データ通信のスループットを向上することができる。
さらに、待受け基地局が送信する信号の取得を所定回数失敗するとは、連続して失敗する場合に限らず、所定の基準時間内に不連続的に所定の回数失敗したときにハンドオフを実行するようにしてもよい。
例えば、筐体の一部を覆い隠すことができる保護部材が筐体と開閉可能に連結された、いわゆるフリップ型であってもよいし、2つの筐体が互いに水平方向に回動可能に連結された水平回転型であってもよいし、2つの筐体が互いに垂直方向にスライドすることで開閉可能なスライド型であってもよい。
20 1xRF部
30 DO RF部
40 RF制御部
50 システム制御部
60 システム記憶部
70 GPS部
80 UI部
90 開閉検出部
100A、100B 基地局
200 無線通信端末(携帯電話端末)
Claims (1)
- 第1の通信方式と第2の通信方式とを共通のアンテナを用いて基地局と無線通信を行うと共に両通信方式で待受け可能な無線通信端末において、
待受け基地局及び他の基地局のそれぞれから送信される信号の品質の差が所定の閾値を越えた場合に待受け中のハンドオフを実行するシステム制御手段と、
前記無線通信端末の移動状態を検出する移動検出手段と、を備え、
前記システム制御手段は、前記第1の通信方式が通信中であるか否かを判定し、前記第1の通信方式が通信中である場合は、前記移動検出手段の検出結果に基づいて前記第2の通信方式における待受け中のハンドオフ発生の頻度を小さくするように前記閾値を可変することを特徴とする無線通信端末。
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