JP4845853B2 - データ通信システムおよびデータ通信規制方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データ通信システムおよびデータ通信規制方法に係り、特に、SIP(Session Initiation Protocol)を用いたデータ通信を行う無線データ通信システムにおいて、移動体通信ネットワーク上の呼量に応じて、SIPサーバへ登録解除を行うことにより、ある特定エリアの移動体通信端末への通信規制を行うデータ通信システムおよびデータ通信規制方法に関する。
近年、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)など移動体通信端末の普及が急速に進み、日本においては国民のほとんどが1台もしくは複数台の端末を所有しているという状況である。また、従来の移動体データ通信の主なアプリケーションとしては、電子メールやWebの閲覧などであったが、最近では音声通話などSIPを用いたリアルタイム通信の開発も進んでいる。このような状況下において、もしある地域において地震など大規模災害が発生した場合、該地域へ呼が集中的に発生し移動体通信ネットワークの輻輳を引き起こす可能性がある。そのような状況におけるネットワークの輻輳を防止するため、特定地域へ呼が集中的に発生するような場合には、その地域に存在する移動体通信端末への着信に対して通信規制をかける必要がある。
また、IPネットワークにおける輻輳制御方法等は、例えば特許文献1に開示されている技術がある。
特開2005−204103号公報
携帯電話やPHSなどIP技術を用いた移動体データ通信ネットワークにおいて、SIPを用いることにより、音声通話などのリアルタイム通信を可能にする移動体通信システムが考案されている。そのようなシステムにおいて、例えば地震等の災害が発生した場合、ある特定エリアに呼が集中し、移動体通信ネットワークが輻輳するような状況が考えられる。
本発明は、以上の点に鑑み、ある特定エリアに呼が集中しているような状況において、該当エリアに存在する無線通信端末(又は移動体端末)のSIPレジストレーションの登録解除を行うことにより、無線データ通信ネットワーク(又は移動体データ通信ネットワーク)内への呼の侵入を防ぎ、ネットワークの輻輳を防止することを目的とする。
また、本発明は、地震や洪水などの大規模災害が発生した場合、ある特定エリアに呼が集中し、ネットワークが輻輳を起こしてしまう状況においても、移動体通信ネットワーク内の輻輳を回避することを目的のひとつとする。また、本発明は、緊急連絡等の緊急度の高い呼を優先することが可能となり、また、電子メール等他の通信手段による安否確認や救助連絡を可能とすることを目的のひとつとする。
携帯電話等の移動体通信端末からIPネットワークにあるSIPサーバへSIPレジストレーションメッセージを送信する際、移動体通信ネットワークとIPネットワークとのゲートウェイ装置において、無線パケット制御装置より送信されるSIPパケットの中身を解析し、概SIPパケットの送信元である無線パケット制御装置の識別IDと、SIPレジストレーション登録要求を行う移動体通信端末のURI情報、および端末のIPアドレスを、ゲートウェイ装置内部に備えた記憶部により記憶する。また、移動体通信ネットワーク内にある無線パケット制御装置において装置内部に呼量を計測する呼量計測部を備え、自装置における呼量が予め定められた閾値以上となった場合、前記ゲートウェイ装置に対して、規制開始メッセージを送信する。もしくは、移動体通信ネットワーク上にネットワークの状態を監視する監視サーバを備え、前記呼量計測部により計測した呼量が閾値以上になったことを、前記監視サーバに通知し、オペレータの指示により、前記監視サーバから前記無線パケット制御装置に規制開始指示を送信することにより、前記ゲートウェイ装置に規制開始メッセージを送信しても良い。前記ゲートウェイ装置では、前記規制開始メッセージを受け、前記記憶部より規制開始メッセージを送信してきた無線パケット制御装置配下の移動体端末を検索し、検索結果からSIPレジストレーション登録解除メッセージを生成し、SIPサーバに送信することにより、SIPレジストレーションの登録解除を行う。以上のような機能を備えることにより、ある特定エリアに呼が集中するような場合においてもネットワークの輻輳を回避することが可能となる。
本発明の無線データ通信システムは、例えば、SIPを用いたデータ通信を行う無線データ通信システムにおいて、ある特定エリアに呼が集中している状況におけるネットワークの輻輳を防ぐ為の無線データ通信システムであって、無線データ通信端末と、前記無線データ通信端末と電波を用いて無線によりデータの送受信を行う無線基地局と、複数の基地局を集約し無線セッションの管理および無線パケットを終端する無線パケット制御装置と、無線ネットワークと外部のIPネットワークとのインタフェースを行うゲートウェイ装置と、IPネットワーク上に設置されSIP通信の制御を行うSIPサーバから構成され、前記無線パケット制御装置において呼の輻輳を検出し、前記ゲートウェイ装置に対して規制開始メッセージを送信し、前記ゲートウェイ装置から前記SIPサーバに対してSIPレジストレーションの登録解除メッセージを送信することにより、SIPを用いたデータ通信の規制を行うことを特徴のひとつとする。
上述の無線データ通信システムにおいて、例えば、前記無線パケット制御装置は、自装置が管理するエリア内の呼量を計測する呼量計測部を備え、前記呼量計測部において計測した呼量が予め定められた閾値を上回った場合に、前記ゲートウェイ装置に対して規制開始メッセージを送信することを特徴のひとつとする。
上述の無線データ通信システムにおいて、例えば、前記無線パケット制御装置は、自装置が管理するエリア内の呼量を計測する呼量計測部を備え、前記呼量計測部において計測した呼量が予め定められた閾値を上回った場合に、前記無線データ通信端末に対して規制中メッセージを送信することを特徴のひとつとする。
上述の無線データ通信システムにおいて、例えば、前記ゲートウェイ装置は、前記無線パケット制御装置から送信されるSIPパケットの解析を行い、前記無線データ通信端末からのREGISTERメッセージに基づいて概無線データ通信端末のURI情報とIPアドレスおよび前記SIPパケットの送信元である前記無線パケット制御装置の識別IDとを記憶するためのSIPパケット処理部および記憶部を備え、さらに前記記憶部に記憶された無線データ通信端末情報から、概無線データ通信端末の登録解除メッセージを生成するSIPパケット生成部を備え、前記規制開始メッセージを受信した際に、概メッセージの送信元である無線パケット制御装置の識別IDに対応する無線データ通信端末の登録解除メッセージを前記SIPサーバに送信することを特徴のひとつとする。
上述の無線データ通信システムにおいて、例えば、無線ネットワーク上にネットワークの状態を監視する監視サーバを設置し、前記無線パケット制御装置において、自装置が管理するエリア内の呼量を計測する呼量計測部を備え、前記呼量計測部において計測した呼量が予め定められた閾値を上回った場合に、前記監視サーバに対して呼量閾値超過メッセージを送信することを特徴のひとつとする。
上述の無線データ通信システムにおいて、例えば、オペレータの操作により前記監視サーバから前記無線パケット制御装置に規制開始メッセージを送信することにより、前記ゲートウェイ装置に対して規制開始メッセージを送信することを特徴のひとつとする。
本発明の第1の解決手段によると、
通信端末のURI情報とIPアドレス情報をSIPサーバに登録し、該SIPサーバに登録されたURI情報及びIPアドレスが参照されることで、通信端末への通信が可能な、SIPを用いて通信するデータ通信システムにおいて、特定のエリアに呼が集中してネットワークが輻輳することを防ぐためのデータ通信システムであって、
通信端末とデータを送受信する基地局と、
前記基地局を集約し、自装置を介する呼の呼量を管理するパケット制御装置と、
前記基地局及び前記パケット制御装置を備える第1のネットワークと、第2のネットワークとのインタフェースを行うゲートウェイ装置と、
通信端末のURI情報とIPアドレス情報が対応して登録され、SIP通信の制御を行う、第2のネットワーク上に設置されたSIPサーバと
を備え、
前記パケット制御装置は、自装置が管理する呼量が予め定められた閾値を上回ったことを検出すると、前記ゲートウェイ装置に対して規制開始メッセージを送信し、
前記ゲートウェイ装置は、規制開始メッセージを前記パケット制御装置から受信すると、該パケット制御装置が管理する通信端末の前記登録を解除するための登録解除メッセージを、前記SIPサーバに送信し、
前記SIPサーバが、登録解除メッセージに従い、該通信端末のURI情報とIPアドレス情報を削除することにより、SIPを用いた該通信端末へのデータ通信の規制を行うデータ通信システムが提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
通信端末のURI情報とIPアドレス情報をSIPサーバに登録し、該SIPサーバに登録されたURI情報及びIPアドレスが参照されることで、通信端末への通信が可能な、SIPを用いて通信するデータ通信システムにおいて、特定のエリアに呼が集中してネットワークが輻輳することを防ぐためのデータ通信システムであって、
通信端末とデータを送受信する基地局と、
前記基地局を集約し、自装置を介する呼の呼量を管理するパケット制御装置と、
前記基地局及び前記パケット制御装置を備える第1のネットワークと、第2のネットワークとのインタフェースを行うゲートウェイ装置と、
通信端末のURI情報とIPアドレス情報が対応して登録され、SIP通信の制御を行う、第2のネットワーク上に設置されたSIPサーバと、
第1のネットワークの状態を監視するための監視サーバと
を備え、
前記パケット制御装置は、自装置が管理する呼量が予め定められた閾値を上回ったことを検出すると、前記監視サーバに対して呼量閾値超過メッセージを送信し、
前記監視サーバは、呼量閾値超過メッセージを表示し、該表示に従い入力される規制開始の指示に従い、前記ゲートウェイ装置に対して規制開始メッセージを送信し、
前記ゲートウェイ装置は、規制開始メッセージを前記監視サーバから受信すると、該パケット制御装置が管理する通信端末の前記登録を解除するための登録解除メッセージを、前記SIPサーバに送信し、
前記SIPサーバが、登録解除メッセージに従い、該通信端末のURI情報とIPアドレス情報を削除することにより、SIPを用いた該通信端末へのデータ通信の規制を行うデータ通信システムが提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
通信端末の識別情報とアドレス情報をサーバに登録し、該サーバに登録された識別情報及びアドレス情報が参照されることで、通信端末への通信が可能なデータ通信システムにおいて、特定のエリアに呼が集中してネットワークが輻輳することを防ぐためのデータ通信システムであって、
通信端末とデータを送受信する基地局と、
前記基地局を集約し、自装置を介する呼の呼量を管理するパケット制御装置と、
前記基地局及び前記パケット制御装置を備える第1のネットワークと、第2のネットワークとのインタフェースを行うゲートウェイ装置と、
通信端末の識別情報とアドレス情報が対応して登録され、通信の制御を行う、第2のネットワーク上に設置されたサーバと
を備え、
前記パケット制御装置は、自装置が管理する呼量が予め定められた閾値を上回ったことを検出すると、前記ゲートウェイ装置に対して規制開始メッセージを送信し、
前記ゲートウェイ装置は、規制開始メッセージを前記パケット制御装置から受信すると、該パケット制御装置が管理する通信端末の前記登録を解除するための登録解除メッセージを、前記サーバに送信し、
前記サーバが、登録解除メッセージに従い、該通信端末の識別情報とアドレス情報を削除することにより、該通信端末へのデータ通信の規制を行うデータ通信システムが提供される。
本発明の第4の解決手段によると、
通信端末のURI情報とIPアドレス情報をSIPサーバに登録し、該SIPサーバに登録されたURI情報及びIPアドレスが参照されることで、通信端末への通信が可能な、SIPを用いて通信するデータ通信システムにおいて、特定のエリアに呼が集中してネットワークが輻輳することを防ぐためのデータ通信規制方法であって、
基地局を集約するパケット制御装置は、自装置を介する呼の呼量を管理し、
パケット制御装置は、自装置が管理する呼量が予め定められた閾値を上回ったことを検出すると、ゲートウェイ装置に対して規制開始メッセージを送信し、
ゲートウェイ装置は、規制開始メッセージをパケット制御装置から受信すると、該パケット制御装置が管理する通信端末の前記登録を解除するための登録解除メッセージを、SIPサーバに送信し、
SIPサーバが、登録解除メッセージに従い、該通信端末のURI情報とIPアドレス情報を削除することにより、SIPを用いた該通信端末へのデータ通信の規制を行うデータ通信規制方法が提供される。
本発明の第5の解決手段によると、
通信端末のURI情報とIPアドレス情報をSIPサーバに登録し、該SIPサーバに登録されたURI情報及びIPアドレスが参照されることで、通信端末への通信が可能な、SIPを用いて通信するデータ通信システムにおいて、特定のエリアに呼が集中してネットワークが輻輳することを防ぐためのデータ通信規制方法であって、
基地局を集約するパケット制御装置は、自装置を介する呼の呼量を管理し、
パケット制御装置は、自装置が管理する呼量が予め定められた閾値を上回ったことを検出すると、監視サーバに対して呼量閾値超過メッセージを送信し、
監視サーバは、呼量閾値超過メッセージを表示し、該表示に従い入力される規制開始の指示に従い、ゲートウェイ装置に対して規制開始メッセージを送信し、
ゲートウェイ装置は、規制開始メッセージを監視サーバから受信すると、該パケット制御装置が管理する通信端末の登録を解除するための登録解除メッセージを、SIPサーバに送信し、
SIPサーバが、登録解除メッセージに従い、該通信端末のURI情報とIPアドレス情報を削除することにより、SIPを用いた該通信端末へのデータ通信の規制を行うデータ通信規制方法が提供される。
本発明によると、ある特定エリアに呼が集中しているような状況において、該当エリアに存在する移動体端末のSIPレジストレーションの登録解除を行うことにより、移動体データ通信ネットワーク内への呼の侵入を防ぎ、ネットワークの輻輳を防止することができる。
また、本発明によると、例えば、地震や洪水などの大規模災害が発生した場合、ある特定エリアに呼が集中し、ネットワークが輻輳を起こしてしまう状況においても、移動体通信ネットワーク内の輻輳を回避することが可能となる。また、本発明によると、緊急連絡等の緊急度の高い呼を優先することが可能となり、また、電子メール等他の通信手段による安否確認や救助連絡が可能となる。
以下、本実施の形態を図面を参照しつつ、その装置構成例および処理の一例について説明する。なお、以下の説明では、3GPP2(3rd Generation Partnership Project 2)において標準化されている1xEV−DO(1x evolution−data only)システムを例に説明するが、適用領域はこの限りではない。
図1は、1xEV−DOシステムを例とした本実施の形態に係る通信規制システム(データ通信システム)のシステム構成図である。
本実施の形態における通信規制システムは、例えば、移動体無線通信端末(AT:Access Terminal)100、101と、無線基地局(AP:Access Point)200〜203と、無線パケット制御装置(PCF−SC:Packet Control Function − Session Control)300、301と、移動体データ通信ネットワーク(第1のネットワーク)とIPネットワーク(第2のネットワーク)とのゲートウェイ装置(PDSN:Packet Data Serving Node)400と、SIPサーバ500と、IPネットワーク上にあるSIP端末600とを備える。各装置の動作は後述する。なお、以下の説明において、複数のPCF−SC300、301をまとめてPCF−SC300と記し、同様に、複数をまとめてAT100、AP200と記すこともある。また、移動体データ通信ネットワークは、移動体に限らず、無線通信ネットワークでもよい。
本システムは、例えば、AT100のURI情報(Uniform Resource Identifier、リソース識別子、識別情報)とIPアドレス情報(アドレス情報)をSIPサーバ500に登録し、該SIPサーバ500に登録されたURI情報及びIPアドレスが参照されることで、URI情報からIPアドレスが取得され、通信端末100への通信が可能である。
図2は、本システムにおけるPCF−SC300、301およびPDSN400の内部構成図である。
PCF−SC300は、例えば、AP IF部(基地局インタフェース部)310と、呼量計測部320と、無線パケット制御部330と、PDSN IF部(ゲートウェイインタフェース部)340とを有する。
PCF−SC300には呼量を計測する呼量計測部320を備えている。呼量の計測方法としては、例えば現在Activeとなっている回線数をカウントする方法等が考えられる。なお、他の適宜の方法により呼量を計測してもよい。また、この呼量計測部320は、予め定められた規制開始閾値(第1の閾値)および規制解除閾値(第2の閾値)を予め記憶しており、それらを上回った場合および下回った場合に、PDSN400に対して、規制開始メッセージおよび規制解除メッセージを送信する機能を備えている。
PDSN400は、PCF−SC IF部(パケット制御装置インタフェース部)410と、記憶部420と、SIPパケット生成部430と、パケット処理部440と、IP網 IF部450とを有する。
PDSN400には自装置を経由するIPパケットを解析するパケット処理部を備えており、パケット処理部440にてREGISTERメッセージ(登録メッセージ)を識別し、受信したREGISTERメッセージより、そのSIPパケットの送信元であるPCF−SC300の識別ID(識別情報)および、SIPレジストレーション登録を送信したATのURI情報とIPアドレスを記憶部420に記憶する。また、SIPパケット生成部430は、PCF−SC300より送信された規制開始メッセージおよび規制解除メッセージを受信した場合に、記憶部420に記憶した情報よりATのレジストレーション登録解除および登録メッセージを生成し、SIPサーバ500に送信する。
図3は、記憶部420の構成例である。
記憶部420は、例えば、PCF−SC識別ID(識別情報)記憶領域421と、ATのURI情報記憶領域422と、ATのIPアドレス記憶領域423と、登録解除中フラグ記憶領域424とを有する。
PCF−SC識別ID記憶領域421には、SIPパケットを送信したPCF−SC300の識別IDを記憶する。ATのURI情報記憶領域422には、SIPレジストレーション登録を送信したATのURI情報を記憶する。ATのIPアドレス記憶領域423には、SIPレジストレーション登録を送信したATのIPアドレスを記憶する。登録解除中フラグ記憶領域424には、ATが現在登録解除中かどうかの情報を記憶する。一例として、登録解除中(通信規制中)を1、登録解除中でない場合(通信規制なし)を0とすることができる。
図4に、SIPサーバ500のメモリのフィールド構成を示す。SIPサーバ500のメモリには、ATのURI情報に対応して、ATのIPアドレスが記憶される。
図5は、通常時の処理手順の説明図である。図6は、通常時の処理手順のシーケンス図である。
まず、本システムにおける通常のSIPによる処理手順について図5、図6を用いて説明する。これらの手順は、例えばSIPに基づき実現できる。
AT100は、AP200と無線で通信を行う。PCF−SC300は、無線パケット制御装置であり、セッション情報の管理、端末認証、無線パケットの制御及び終端を行う等の機能を有する。また、PCF−SC300は、AT100を集約し、自装置を介する呼の呼量を管理する。
PDSN400は、AP200、PCF−SC300を有する移動体通信ネットワークとIPネットワークとのインタフェースを行うゲートウェイ機能を有する。SIPサーバ500は、IPネットワークに設置され、AT100のURI情報とIPアドレス情報が対応して登録され、SIP通信の制御を行う。
AT100は、起動時にSIPサーバ500に対して自AT100の登録要求を示すREGISTERメッセージ700を送信する。REGISTERメッセージは、例えば、AT100のURI情報と、IPアドレス情報とを含む。このとき、AP200、PCF−SC300、PDSN400を経由することになる。これによりSIPサーバ500にAT100のURI情報とIPアドレスが登録され(701)、以後SIPによるデータ通信(例えば、VoIP通信)が可能となる。例えば、図4のような情報がSIPサーバ500に登録される。
IPネットワーク上にあるSIP端末600からAT100に対して接続要求を行う場合、SIP端末600はAT100に対してINVITEメッセージ702を送信する。INVITEメッセージ702は途中SIPサーバ500を経由してAT100に送信される。このとき、例えば、INVITEメッセージは通信先のAT100のURI情報を含み、SIPサーバ500に登録された情報を参照して通信先のAT100のURI情報に対応するIPアドレスが取得され、IPアドレスに従い通信先のAT100へ届く。AT100からINVITEメッセージ702に対する応答メッセージ703がSIP端末600に対して送信された後、最終的にSIP端末600からAT100に対してACKメッセージ704が送信されることで、音声通話などのマルチメディアデータ705の送受信が行われる。
図7は、通信規制の処理手順の説明図である。図8は、通信規制の処理手順のシーケンス図である。
次に、本発明におけるデータ通信規制の処理手順について、図7、図8を用いて説明する。
AT100は、起動時にSIPサーバ500に対して自AT100の登録要求を示すREGISTERメッセージ800を送信する(800)。このとき、AP200、PCF−SC300、PDSN400を経由することになる。この時、PDSN400にてSIPパケットの中身を解析し、PCF−SC300から送られてくるREGISTERメッセージ800に含まれる、そのパケットの送信元であるPCF−SC300の識別IDと、REGISTERメッセージ800の送信元AT100のURI情報とIPアドレスとを取り出し、内部に備えた記憶部420に記憶する(801)。また、登録解除中フラグをクリアする(例えば、0にする)。その後、PDSN400は、REGISTERメッセージをSIPサーバ600へ送信する(802)。PCF−SC300の識別IDとしては、例えばPCF−SC300からのIPヘッダ部にあるIPアドレスなどによりPCF−SCを識別することが考えられる。SIPサーバ600は、AT100のURI情報とIPアドレスを記憶する(図4)。
ここで、PCF−SC300が管理する無線通信エリアにおいて地震等が発生し、PCF−SC300に対する呼が急増したとする。PCF−SC300では、後述する図9に示すフローチャートに従い、内部に備えた呼量計測部320において、常に自装置のActive回線数を計測しており、Active回線数が予め定められた規制開始閾値よりも上回った場合には、PCF−SC300はPDSN400に対して規制開始メッセージ803を送信する。
図10に、PCF−SCからPDSNに送信する規制開始/解除メッセージの一例を示す。規制メッセージに例えばSIP_controlフィールドというフィールドを設け(1000)、ここの値を1:規制開始、2:規制解除と割り当てることにより(1001)、規制開始メッセージおよび規制解除メッセージを送受信する。
PDSN400では、PCF−SC300から規制開始メッセージ803を受け取り、記憶部420から当該PCF−SC300に対応するAT情報の有無を検索する。例えば、記憶部420を参照して当該PCF−SC300の識別IDを検索する。該当するAT情報(当該PCF−SC300の識別IDに対応するURI、IPアドレス)が見つかった場合、該PDSN400に備えたSIPパケット生成部430により該当するATの登録解除要求を示すREGISTERメッセージを生成し、SIPサーバ500に対して送信する(805)。
図11に、登録解除メッセージの一例を示す。REGISTERメッセージ内でexpires=0とすることで登録を解除することが可能である。登録解除メッセージは、例えば、AT100のURI情報を含む。また、このとき記憶部420にある登録解除を行ったAT情報欄へ登録解除中のフラグ424を立てる(例えば、1とする)。
PDSN400から登録解除のREGISTERメッセージ805を受信したSIPサーバ500は当該ATの登録を解除する。例えば、SIPサーバ500は、登録解除メッセージに含まれるURI情報とIPアドレス情報に従い、SIPサーバに登録(記憶)されたURI情報とIPアドレス情報を削除する。ここで外部の通信端末600から規制中エリアの移動体通信端末100へのINVITEメッセージ806が送信された場合には、当該ATはSIPサーバ500に未登録であるため、SIPサーバ500からINVITEメッセージ806を送信してきたSIP端末600へエラーメッセージ807が送信され、通信不可となる。このように、SIPを用いたデータ通信が規制できる。
また、PCF−SC300から規制開始メッセージ803を送信する際、自装置の管理する無線エリアのAT100および101に対しても、規制中メッセージ808を送信することにより当該エリアにいるユーザに対して規制中であることを明示することができる。
(規制解除)
図12は、本システムにおける規制解除時の動作のシーケンス図である。
上述の動作により特定エリアが規制状態になった後、図9に示すフローチャートに従いPCF−SC300に搭載されている呼量計測部320において計測されたActive回線数が、予め定められた規制解除閾値よりも下回った場合、上述の規制開始メッセージと同様に、PCF−SC300からPDSN400に対して規制解除メッセージ1100を送信する。PDSN400では、PCF−SC300から規制解除メッセージ1100を受け取り、記憶部420から当該PCF−SC300に対応するAT情報の有無および登録解除中フラグの有無を検索する。もし該当するAT情報が存在し、かつ登録解除中フラグが立っていた(例えば、1)場合、PDSN400に備えたSIPパケット生成部430により該当するATの登録要求を示すREGISTERメッセージ1102を生成し、SIPサーバ500に対して送信する。
PDSN400から登録要求のREGISTERメッセージ1102を受信したSIPサーバ500は、当該ATの登録を行う。これにより、端末から再度登録のための処理を行わなくても、以後通常通りSIPによるデータ通信が可能となる(1103〜1106)。また、PCF−SC300から規制解除メッセージ1102を送信する際、自装置の管理する無線エリアのAT100および101に対しても、規制解除メッセージ1106を送信することにより当該エリアにいるユーザに対して規制解除されたことを明示することができる。
図9は、PCF−SC300のフローチャートである。
PCF−SC300では、内部に備えた呼量計測部320にて常時呼量を計測している。PCF−SC300は、計測された呼量が予め定められた規制開始閾値以上となった場合(901)、PDSN400に規制開始メッセージを送信する(902)。また、PCF−SC300は、自装置の管理エリア内のATへ規制中メッセージを送信してもよい(903)。その後も、呼量計測部320にて呼量を計測しており(904)、呼量が予め定められた規制解除閾値よりも下回った場合には、PDSN400に規制解除メッセージを送信する(905)。また、PCF−SC300は、自装置の管理エリア内のATへ規制解除メッセージを送信してもよい(906)。なお、規制開始閾値と規制終了閾値は異なる値を用いてもよいし、同じ値でもよい。一例として、規制開始閾値は規制終了閾値よりも大きな値に設定することができる。
以上により一連の処理が終了し(907)、再度STARTにより呼量の計測を行う(900)。
(監視サーバによる規制開始/終了)
以上は、無線ネットワーク側が自律で規制開始および規制解除を行う場合を示したが、無線ネットワーク上に監視サーバを設置し、オペレータの操作により規制開始および規制解除を行うようにしてもよい。 図13に、システム構成を示す。
PCF−SC300は、自装置が管理する呼量が予め定められた閾値を超えたことを検出すると、監視サーバ700に対して呼量閾値超過メッセージを送信する。監視サーバ700は、呼量閾値超過メッセージを表示し、該表示に従い入力される規制開始の指示に従い、PDSN400に対して規制開始メッセージを送信する。例えば、監視サーバのオペレータの操作により、適宜の入力部から規制開始の指示が入力される。
PDSN400は、規制開始メッセージを監視サーバ700から受信すると、該PCF−SC300が管理するAT100の登録を解除するための登録解除メッセージを、SIPサーバ500に送信する。SIPサーバ500が、登録解除メッセージに従い、該AT100のURI情報とIPアドレス情報を削除することにより、SIPを用いた該AT100へのデータ通信の規制を行うことができる。なお、登録解除メッセージを作成する詳細な処理、登録解除メッセージに含まれるデータ、SIPサーバ600による登録を解除する詳細な処理等の他の処理は、上述と同様であるので説明を省略する。
本発明は、例えば、SIPを用いて通信するシステムに利用可能である。
通信規制システムの構成概略図。 PCF−SC、PDSNの内部構成の概略図。 PDSNに備えた記憶部の概略図。 SIPサーバのメモリフィールド構成図。 通常処理の説明図。 通常処理のシーケンス図。 通信規制処理の説明図。 通信規制処理のシーケンス図。 PCF−SCにおける、規制開始及び規制解除のフローチャート。 PCF−SCから送信される規制メッセージの構成。 登録解除メッセージの一例。 通信規制解除時のシーケンス図。 監視サーバを追加した場合のシステム構成の概略図。
符号の説明
100、101 通信端末AT(Access Terminal)
200、201、202、203 基地局AP(Access Point)
300、301 パケット制御装置PCF−SC(Packet Control Function − Session Control)
400 ゲートウェイ装置PDSN(Packet Data Serving Node)
500 SIPサーバ
600 IPネットワーク上のSIP端末
700 監視サーバ
420 記憶部
430 SIPパケット生成部
440 パケット処理部

Claims (10)

  1. 通信端末のURI情報とIPアドレス情報をSIPサーバに登録し、該SIPサーバに登録されたURI情報及びIPアドレスが参照されることで、通信端末への通信が可能な、SIPを用いて通信するデータ通信システムにおいて、特定のエリアに呼が集中してネットワークが輻輳することを防ぐためのデータ通信システムであって、
    通信端末とデータを送受信する基地局と、
    前記基地局を集約し、自装置を介する呼の呼量を管理するパケット制御装置と、
    前記基地局及び前記パケット制御装置を備える第1のネットワークと、第2のネットワークとのインタフェースを行うゲートウェイ装置と、
    通信端末のURI情報とIPアドレス情報が対応して登録され、SIP通信の制御を行う、第2のネットワーク上に設置されたSIPサーバと
    を備え、
    前記パケット制御装置は、自装置が管理する呼量が予め定められた閾値を上回ったことを検出すると、前記ゲートウェイ装置に対して規制開始メッセージを送信し、
    前記ゲートウェイ装置は、規制開始メッセージを前記パケット制御装置から受信すると、該パケット制御装置が管理する通信端末の前記登録を解除するための登録解除メッセージを、前記SIPサーバに送信し、
    前記SIPサーバが、登録解除メッセージに従い、該通信端末のURI情報とIPアドレス情報を削除することにより、SIPを用いた該通信端末へのデータ通信の規制を行うデータ通信システム。
  2. 前記ゲートウェイ装置は、
    前記パケット制御装置の識別情報と、通信端末のURI情報と、通信端末のIPアドレス情報とを対応して記憶する記憶部と、
    通信端末から送信される該通信端末のURI情報とIPアドレス情報とを含む、URI情報とIPアドレス情報とを前記SIPサーバへ登録するための登録メッセージを、前記パケット制御装置を介して受信すると、通信端末のURI情報とIPアドレス情報とを取り出して該パケット制御装置の識別情報に対応して前記記憶部に記憶し、受信された登録メッセージを前記SIPサーバへ送信するパケット処理部と、
    前記パケット制御装置から規制開始メッセージを受信すると、該無線パケット制御装置の識別情報に対応するひとつ又は複数のURI情報及びIPアドレス情報を前記記憶部から読み出し、読み出されたURI情報及びIPアドレス情報を含む前記登録解除メッセージを作成して、前記SIPサーバに送信するパケット生成部と
    を有し、
    前記SIPサーバは、
    受信された該登録解除メッセージに含まれるURI情報及びIPアドレス情報に従い、登録された該URI情報及び該IPアドレス情報を削除する請求項1に記載のデータ通信システム。
  3. 前記パケット制御装置は、
    自装置が管理するエリア内又は基地局の呼量を計測する呼量計測部を有し、
    前記呼量計測部において計測した呼量が予め定められた閾値を上回った場合に、前記規制開始メッセージを送信することを特徴とした請求項1に記載のデータ通信システム。
  4. 前記パケット制御装置は、前記通信端末に対して規制中メッセージを送信することを特徴とした請求項1に記載のデータ通信システム。
  5. 前記基地局は、カバーするエリアの前記通信端末と無線で通信するひとつ又は複数の無線基地局であり、
    前記パケット制御装置がひとつ又は複数の前記無線基地局を集約し、該無線基地局がカバーするエリアに対して通信規制が可能な請求項1に記載のデータ通信システム。
  6. 前記パケット制御装置は、自装置が管理する呼量が予め定められた第2の閾値を下回ったことを検出すると、前記ゲートウェイ装置に対して規制解除メッセージを送信し、
    前記ゲートウェイ装置の前記パケット生成部は、
    該無線パケット制御装置の識別情報に対応するひとつ又は複数のURI情報及びIPアドレス情報を前記記憶部から読み出し、
    読み出されたURI情報及びIPアドレス情報を含む第2の登録メッセージを作成して、前記SIPサーバに送信し、
    前記SIPサーバは、
    受信された第2の登録メッセージに含まれるURI情報及びIPアドレス情報を登録することで、規制開始前に登録されていた通信端末への通信が可能となる請求項2に記載のデータ通信システム。
  7. 通信端末のURI情報とIPアドレス情報をSIPサーバに登録し、該SIPサーバに登録されたURI情報及びIPアドレスが参照されることで、通信端末への通信が可能な、SIPを用いて通信するデータ通信システムにおいて、特定のエリアに呼が集中してネットワークが輻輳することを防ぐためのデータ通信システムであって、
    通信端末とデータを送受信する基地局と、
    前記基地局を集約し、自装置を介する呼の呼量を管理するパケット制御装置と、
    前記基地局及び前記パケット制御装置を備える第1のネットワークと、第2のネットワークとのインタフェースを行うゲートウェイ装置と、
    通信端末のURI情報とIPアドレス情報が対応して登録され、SIP通信の制御を行う、第2のネットワーク上に設置されたSIPサーバと、
    第1のネットワークの状態を監視するための監視サーバと
    を備え、
    前記パケット制御装置は、自装置が管理する呼量が予め定められた閾値を上回ったことを検出すると、前記監視サーバに対して呼量閾値超過メッセージを送信し、
    前記監視サーバは、呼量閾値超過メッセージを表示し、該表示に従い入力される規制開始の指示に従い、前記ゲートウェイ装置に対して規制開始メッセージを送信し、
    前記ゲートウェイ装置は、規制開始メッセージを前記監視サーバから受信すると、該パケット制御装置が管理する通信端末の前記登録を解除するための登録解除メッセージを、前記SIPサーバに送信し、
    前記SIPサーバが、登録解除メッセージに従い、該通信端末のURI情報とIPアドレス情報を削除することにより、SIPを用いた該通信端末へのデータ通信の規制を行うデータ通信システム。
  8. 通信端末の識別情報とアドレス情報をサーバに登録し、該サーバに登録された識別情報及びアドレス情報が参照されることで、通信端末への通信が可能なデータ通信システムにおいて、特定のエリアに呼が集中してネットワークが輻輳することを防ぐためのデータ通信システムであって、
    通信端末とデータを送受信する基地局と、
    前記基地局を集約し、自装置を介する呼の呼量を管理するパケット制御装置と、
    前記基地局及び前記パケット制御装置を備える第1のネットワークと、第2のネットワークとのインタフェースを行うゲートウェイ装置と、
    通信端末の識別情報とアドレス情報が対応して登録され、通信の制御を行う、第2のネットワーク上に設置されたサーバと
    を備え、
    前記パケット制御装置は、自装置が管理する呼量が予め定められた閾値を上回ったことを検出すると、前記ゲートウェイ装置に対して規制開始メッセージを送信し、
    前記ゲートウェイ装置は、規制開始メッセージを前記パケット制御装置から受信すると、該パケット制御装置が管理する通信端末の前記登録を解除するための登録解除メッセージを、前記サーバに送信し、
    前記サーバが、登録解除メッセージに従い、該通信端末の識別情報とアドレス情報を削除することにより、該通信端末へのデータ通信の規制を行うデータ通信システム。
  9. 通信端末のURI情報とIPアドレス情報をSIPサーバに登録し、該SIPサーバに登録されたURI情報及びIPアドレスが参照されることで、通信端末への通信が可能な、SIPを用いて通信するデータ通信システムにおいて、特定のエリアに呼が集中してネットワークが輻輳することを防ぐためのデータ通信規制方法であって、
    基地局を集約するパケット制御装置は、自装置を介する呼の呼量を管理し、
    パケット制御装置は、自装置が管理する呼量が予め定められた閾値を上回ったことを検出すると、ゲートウェイ装置に対して規制開始メッセージを送信し、
    ゲートウェイ装置は、規制開始メッセージをパケット制御装置から受信すると、該パケット制御装置が管理する通信端末の前記登録を解除するための登録解除メッセージを、SIPサーバに送信し、
    SIPサーバが、登録解除メッセージに従い、該通信端末のURI情報とIPアドレス情報を削除することにより、SIPを用いた該通信端末へのデータ通信の規制を行うデータ通信規制方法。
  10. 通信端末のURI情報とIPアドレス情報をSIPサーバに登録し、該SIPサーバに登録されたURI情報及びIPアドレスが参照されることで、通信端末への通信が可能な、SIPを用いて通信するデータ通信システムにおいて、特定のエリアに呼が集中してネットワークが輻輳することを防ぐためのデータ通信規制方法であって、
    基地局を集約するパケット制御装置は、自装置を介する呼の呼量を管理し、
    パケット制御装置は、自装置が管理する呼量が予め定められた閾値を上回ったことを検出すると、監視サーバに対して呼量閾値超過メッセージを送信し、
    監視サーバは、呼量閾値超過メッセージを表示し、該表示に従い入力される規制開始の指示に従い、ゲートウェイ装置に対して規制開始メッセージを送信し、
    ゲートウェイ装置は、規制開始メッセージを監視サーバから受信すると、該パケット制御装置が管理する通信端末の登録を解除するための登録解除メッセージを、SIPサーバに送信し、
    SIPサーバが、登録解除メッセージに従い、該通信端末のURI情報とIPアドレス情報を削除することにより、SIPを用いた該通信端末へのデータ通信の規制を行うデータ通信規制方法。
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