JP4845539B2 - 画像撮像装置、当該装置の制御方法及び制御プログラム - Google Patents

画像撮像装置、当該装置の制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明はカメラ、デジタルカメラ、デジタルカメラ等の画像撮像装置、当該装置の制御方法及び制御プログラムに関する。
従来、動画撮影を継続しつつ静止画撮影を実行可能な撮像記録装置が提案されている。この撮像記録装置は、動画用のCCD及び信号処理回路と、静止画用のCCD及び信号処理回路とを備える。したがって、動画用のCCD及び信号処理回路を連続的に動作させて動画撮影を行い、これにより取得する動画データを記録媒体に記録させることができるとともに、この動画撮影中におけるシャッター操作に応じて、静止画用のCCD及び信号処理回路を駆動することにより、静止画データを取得して記録媒体に記録させることができる。
下記特許文献1の撮像装置は、動画撮影中にストロボ発光を伴う静止画撮影を実行する場合には、動画用CCDによる動画撮影処理を一時停止して直前の画像を繰り返し使用する記録処理に切り換え、静止画の撮影処理が終了したならば、動画撮影処理を再開している。
特開2004−200951号公報
しかしながら、特許文献1の撮像装置は、動画撮影中の静止画撮影を行う場合には、動画撮影処理を一時停止し、静止画撮影を行った後、動画撮影処理を再開させるよういうように、処理が複雑である。このような処理では、静止画撮影はシャッターチャンスを逃してしまい、動画撮影では静止画撮影の前後で連続性が途切れてしまう可能性がある。
本発明の目的は、動画撮影中の静止画撮影処理を簡素な処理によって達成して、シャッターチャンスを逃さない静止画撮影と、連続性の保たれた動画撮影とが可能な画像撮像装置、当該装置の制御方法及び制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像撮像装置は、動画撮影中にストロボを発光させることが可能な画像撮像装置であって、動画を撮影する動画撮影手段と、前記動画撮影手段により撮影される動画を動画ファイルとして作成するファイル作成手段と、 前記動画撮影手段による動画撮影中に前記ストロボが発光した際に、前記動画ファイルに含まれるストロボ発光されたフレームと発光情報とを対応付けするストロボ発光情報対応付け手段と、前記動画撮影手段の露出を変更する露出変更手段と、前記露出変更手段により露出が変更されている露出変更期間において、当該露出変更期間に対応するフレームと露出が変更中であることを示す露出変更中情報とを対応付けする露出変更中情報対応付け手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る画像撮像装置の制御方法は、動画撮影中にストロボを発光させることが可能であり、動画を撮影する動画撮影手段と、前記動画撮影手段の露出を変更する露出変更手段とを備える画像撮像装置の制御方法であって、前記動画撮影手段により撮影される動画を動画ファイルとして作成するファイル作成ステップと、前記動画撮影手段による動画撮影中に前記露出変更手段により露出が変更された場合に、露出変更期間に対応するフレームと、露出が変更中であることを示す露出変更中情報とを対応付けする露出変更中情報対応付けステップと、前記動画撮影手段による動画撮影中に前記ストロボが発光した際に、前記動画ファイルに含まれるストロボ発光されたフレームと発光情報とを対応付けするストロボ発光情報対応付けステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像撮像装置の制御プログラムは、動画撮影中にストロボを発光させることが可能であり、動画を撮影する動画撮影手段と、前記動画撮影手段の露出を変更する露出変更手段とを備える画像撮像装置が有するコンピュータで実行される制御プログラムであって、前記コンピュータを、前記動画撮影手段により撮影される動画を動画ファイルとして作成するファイル作成手段と、前記動画撮影手段による動画撮影中に前記露出変更手段により露出が変更された場合に、露出変更期間に対応するフレームと、露出が変更中であることを示す露出変更中情報とを対応付けする露出変更中情報対応付け手段と、前記動画撮影手段による動画撮影中に前記ストロボが発光した際に、前記動画ファイルに含まれるストロボ発光されたフレームと発光情報とを対応付けするストロボ発光情報対応付け手段として機能させることを特徴とする
本発明によれば、動画撮影中の静止画撮影処理を従来よりも簡素な処理によって達成することができ、それによってシャッターチャンスを逃さない静止画撮影と、連続性の保たれた動画撮影とを可能にする。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る画像撮像装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る撮像装置は、デジタルカメラ100である。
10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、A/D変換器16、 D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ又はメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
さらに、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30及び圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20及びメモリ制御回路22を介して、又はA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24又はメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリであり、26はD/A変換器である。28はTFT−LCD(Thin Film Transistor - Liquid Crystal Display)等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはデジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することができる。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理又は伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御部であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有する。
42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御部であり、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御部であり、46は保護部102の動作を制御するバリア制御部である。48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能及びフラッシュ調光機能も有する。
システム制御回路50は画像処理回路20で得られた演算結果に基づいて露光制御部40及び測距制御部42に対して制御を行う。これにより、露光制御部40及び測距制御部42により、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等が行われる。さらに、システム制御回路50はデジタルカメラ100全体を制御する。
52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示及び発音する表示/発音部である。表示/発音部54は、デジタルカメラ100の操作部近辺の視認し易い位置に設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。また、表示/発音部54の一部の表示機能は、光学ファインダー104内に設置されている。
表示/発音部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示などがある。また、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示等も可能である。また、表示/発音部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60、62、64、66、68及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数又は複数の組み合わせで構成される。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、動画撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することができる。本実施の形態では、特にこのモードダイヤルスイッチによって、別ディレクトリに画像を保存するかしないかの切り替えを行う。
62はシャッタースイッチSW(1)で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW(2)で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16及びメモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200又は210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することができる。この機能により、光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、TFT−LCD等から成る画像表示部28への電流供給を遮断することで、省電力を図ることが可能となる。
68はクイックレビューON/OFFスイッチで、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定する。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン等がある。またメニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等もある。本発明における第2の画像を保存する指定も操作部70で行うことができる。
80は電源制御部で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、及び通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82及び84はコネクタであり、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池や、NiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池又はACアダプター等からなる電源部である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェースであり、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタであり、98はコネクタ92又は96に記録媒体200又は210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知部である。
本実施の形態では、デジタルカメラ100が記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2つ備えているが、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数でも複数でもよい。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としてもよい。インターフェース及びコネクタは、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成してもよい。
さらに、インタフェース90,94及びコネクタ92,96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、及びPHSの通信カード等の各種通信カードを上記インタフェース及びコネクタに接続することにより、コンピュータ又はプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を送受信することができる。
保護部102は、デジタルカメラ100のレンズ10やその周辺を覆うことにより、レンズ10やその周辺の汚れや破損を防止する。
光学ファインダ104は、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用することなしに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダー104内には、表示/発音部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
110は通信部であり、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種通信機能を有する。
112は通信部110によりデジタルカメラ100を他の機器と接続するコネクタ(無線通信の場合はアンテナ)である。
記録媒体200はメモリカードやハードディスク等であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、デジタルカメラ100とのインタフェース204、及びデジタルカメラ100と接続を行うコネクタ206を備えている。
記録媒体210もメモリカードやハードディスク等であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、デジタルカメラ100とのインタフェース214、及びデジタルカメラ100と接続を行うコネクタ216を備えている。
300はストロボスイッチで動画撮影中にストロボを発光させることが可能である。
図2は、動画撮影処理を示すフローチャートである。本処理は主としてシステム制御回路50で実行される。
まず、モードダイアルスイッチ60が動画モードの状態で電源が投入されると、動画モードが開始される。動画撮影待機中となり、画像表示部28にライブ画像が表示される。この状態において、シャッタースイッチ64が押下されると動画撮影が開始される(ステップS201)。
動画のフレーム数Nが撮影開始時にN=0にセットされ(ステップS202)、1フレームごとにカウントアップされていく(N=N+1)(ステップS203)。
次いで、ストロボスイッチ300がONにされたか否かを検出する(ステップS204)。ステップS204の判別の結果、ストロボスイッチ300がONにされたことを検出した場合には、ストロボ発光用に露出の変更を開始する(ステップS205)。
その後、露出変更中の動画のフレームのヘッダにストロボ用の露出変更中であることを書き込んでおき(ステップS206)、露出の変更が終了するまで動画のフレーム毎に露出変更フラグを書き込み続ける(ステップS206→ステップS207→ステップS208でNO→ステップS206)。
ステップS208で露出の変更が終了した場合には、露出変更が終了した次のフレームにおいてストロボ発光するので、露出変更後のフレームのヘッダにストロボ発光フラグを書き込み(即ちストロボ発光されたフレームと発光情報とが対応付けされ)(ステップS209)、動画のフレーム数Nをカウントアップする(ステップS210)。
ストロボ発光終了後は、発光前と同様に通常の動画用の露出に戻す必要があるため、通常動画用の露出に変更し、その間露出変更フラグを動画フレームのヘッダに書き込む(Sステップ211→ステップS212→ステップS213でNO→ステップS210)。
ステップS213で通常動画用の露出への変更が終了したら、通常の動画撮影に戻る(ステップS203へ進む)。
上記ステップS204の判別の結果、ストロボスイッチ300がONにされたことを検出しない場合には、動画撮影が終了したか否かを判別する(ステップS214)。この判別は、動画撮影中に再度シャッタースイッチ64が押下されたか否かにより実行される。この場合、再度シャッタースイッチ64が押下されたことが検知された場合には、動画撮影が終了したと判別され、再度シャッタースイッチ64が押下されたことが検知されない場合には、動画撮影が終了していないと判別される。
ステップS214の判別の結果、動画撮影が終了したと判別された場合には、本処理を終了する一方、動画撮影が終了していないと判別された場合には、ステップS215に戻る。
ここでは、ストロボ発光フラグや露出変更フラグを書き込む例を説明したが、いずれか片方でもよい。また、露出変更フラグは露出変更中の全てのフレームに対して書き込んだが、露出変更中の最初及び最後のフレームのみにフラグを書き込んでもよい。
また、上記のストロボスイッチ300がONになり露出変更が終了した次のフレームにおいてストロボ発光したが、例えばAE(自動露光)で所定値よりも低く(即ち暗く)なったときに発光するなど様々な手段が考えられることはいうまでもない。
さらに、上記実施の形態では、フラグは1フレーム毎のヘッダに書き込んでいるが、動画ファイル自体のヘッダにまとめてフラグが書かれていてもよい。この場合、動画ファイルを構成する複数フレームと上記フラグとがそれぞれ対応づけるように記載されているものとする。
図3は、静止画抽出処理を示すフローチャートである。本処理は主としてシステム制御回路50で実行される。
本処理は、図2の動画撮影処理で撮影された動画から静止画を抽出する処理であり、デジタルカメラ100には静止画抽出モードが設定できるものとする。本処理で抽出された静止画は記録媒体200又は210に保存することができ、また、抽出された静止画を選択して、プリントすることができる。尚、説明の便宜上、図2の動画撮影処理でのストロボ発光前後の露出変更はそれぞれ1フレームで終了するものとする。
モードダイヤルスイッチ60で静止画抽出モードを選択すると、静止画抽出モードが開始される。静止画抽出モードにおいて、どの動画から静止画を抽出するかを選択し、選択後に静止画抽出処理がスタートする(ステップS301)。
次に、ステップS301で選択された動画の総フレーム数Nmaxを取得し(ステップS302)、動画のフレーム数カウンタNを0にリセットする(ステップS303)。
その後、動画のフレーム数カウンタNを1インクリメントし(ステップS304)、1フレーム目のヘッダを読み込み(ステップS305)、ストロボ発光フラグがONであるか否かを判別する(ステップS306)。ステップS306の判別の結果、ストロボ発光フラグがONである場合は、そのフレームを静止画として、静止画リストに登録し(ステップS308)、フレーム数カウンタNがNmaxであるか否かを判別する(ステップS313)。
ステップS313の判別の結果、フレーム数カウンタNがNmaxである場合には、ヘッダの解析終了となり、静止画リストに登録されたフレームのサムネールを結果として、画像表示部28に表示させ(ステップS314)、本処理を終了する。一方、ステップS313の判別の結果、フレーム数カウンタNがNmaxでない場合には、ステップS304に戻る。
ステップS306の判別の結果、ストロボ発光フラグがOFFである場合は、露出変更フラグがONであるか否かを判別する(ステップS307)。ステップS307の判別の結果、露出変更フラグがOFFである場合は、ステップS313に進む。一方、露出変更フラグがONである場合は、その露出変更フラグがストロボ発光前の露出変更であるか、ストロボ発光後の露出変更であるかを判別する(ステップS309)。ステップS309の判別の結果、露出変更フラグがストロボ発光前の露出変更である場合は、その前のN−1フレームを静止画リストに登録し(ステップS311)、ステップS313に進む。ステップS309の判別の結果、露出変更フラグがストロボ発光後の露出変更である場合は、ストロボ発光後に(ステップS310)、その後のN+1フレームを静止画リストに登録し(ステップS312)、ステップS313に進む。
上記ステップS314で表示部28に表示された画像を選択することにより、該当フレームを直接プリントしたり、静止画として別ファイルに保存することができる。
図2の動画撮影処理で記録された動画ファイルの再生時の動作を説明する。
図2で記録された動画ファイルをそのまま再生すると、ストロボ発光時にはストロボ発光用の露出や、ストロボ発光自体がそのまま記録されているために、閲覧するユーザにとっては見づらい動画となっている。そのため、システム制御回路50は、動画再生中に露出変更フラグとストロボ発光フラグを監視しておき、該当フレームを再生する場合には、その前又はその後のフレームをわりに再生する。これにより、露出が不自然ではない動画を鑑賞することが可能である。もちろん、保存された動画そのままを再生してもよく、ストロボ発光時のフレームをその前又はその後のフレームで置換する/しないを選択可能な選択手段を備えるようにしてもよい。この場合、選択手段は操作部70で構成する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、動画撮影中にストロボが発光した際には、動画ファイルに含まれるストロボ発光されたフレームと発光情報(ストロボ発光フラグ)とが対応付けされ(ステップS209)、動画ファイルの中から発光情報が対応付けされたフレームが抽出される(ステップS306でYES→ステップS308→ステップS313でYES→ステップS314)。これにより、動画撮影中の静止画撮影処理を従来よりも簡素な処理によって達成することができ、それによってシャッターチャンスを逃さない静止画撮影と、連続性の保たれた動画撮影とを可能にする。
また、本発明の目的は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係る画像撮像装置の構成を示すブロック図である。 動画撮影処理を示すフローチャートである。 静止画抽出処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 撮影レンズ
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
50 システム制御回路
70 操作部
100 デジタルカメラ
300 ストロボスイッチ

Claims (8)

  1. 動画撮影中にストロボを発光させることが可能な画像撮像装置であって、
    動画を撮影する動画撮影手段と、
    前記動画撮影手段により撮影される動画を動画ファイルとして作成するファイル作成手段と、
    前記動画撮影手段による動画撮影中に前記ストロボが発光した際に、前記動画ファイルに含まれるストロボ発光されたフレームと発光情報とを対応付けするストロボ発光情報対応付け手段と、
    前記動画撮影手段の露出を変更する露出変更手段と、
    前記露出変更手段により露出が変更されている露出変更期間において、当該露出変更期間に対応するフレームと露出が変更中であることを示す露出変更中情報とを対応付けする露出変更中情報対応付け手段と、を備えることを特徴とする画像撮像装置。
  2. 前記ファイル作成手段により作成された動画ファイルの中から前記発光情報が対応付けされたフレーム及び前記露出変更中情報が対応付けされたフレームの少なくとも一方を抽出する抽出手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の画像撮像装置。
  3. 前記露出変更中情報は、前記ストロボの発光前の前記露出変更期間に対応する情報と、
    前記ストロボの発光後の前記露出変更期間に対応する情報とを含むことを特徴とする請求項1又は記載の画像撮像装置。
  4. 前記露出変更中情報は、前記ストロボの発光前の前記露出変更期間に対応する情報と、
    前記ストロボの発光後の前記露出変更期間に対応する情報とを含み、
    前記抽出手段は、前記ストロボの発光前の前記露出変更期間に対応する情報と前記ストロボの発光後の前記露出変更期間に対応する情報とに基づいて、前記ストロボの発光前の前記露出変更期間に対応するフレームと、前記ストロボの発光後の前記露出変更期間に対応するフレームとを抽出することを特徴とする請求項記載の画像撮像装置。
  5. 前記ストロボ発光情報対応付け手段は、前記動画ファイルに含まれる前記ストロボ発光されたフレームのヘッダに前記発光情報を書き込む発光情報書込手段を備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像撮像装置。
  6. 前記ストロボ発光情報対応付け手段は、前記ファイル作成手段により作成される動画ファイル自体のヘッダに、前記ストロボ発光されたフレームと対応づけられる前記発光情報を書き込む発光情報書込手段を備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像撮像装置。
  7. 動画撮影中にストロボを発光させることが可能であり、動画を撮影する動画撮影手段と、前記動画撮影手段の露出を変更する露出変更手段とを備える画像撮像装置の制御方法であって、
    前記動画撮影手段により撮影される動画を動画ファイルとして作成するファイル作成ステップと、
    前記動画撮影手段による動画撮影中に前記露出変更手段により露出が変更された場合に、露出変更期間に対応するフレームと、露出が変更中であることを示す露出変更中情報とを対応付けする露出変更中情報対応付けステップと、
    前記動画撮影手段による動画撮影中に前記ストロボが発光した際に、前記動画ファイルに含まれるストロボ発光されたフレームと発光情報とを対応付けするストロボ発光情報対応付けステップとを備えることを特徴とする画像撮像装置の制御方法。
  8. 動画撮影中にストロボを発光させることが可能であり、動画を撮影する動画撮影手段と、前記動画撮影手段の露出を変更する露出変更手段とを備える画像撮像装置が有するコンピュータで実行される制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記動画撮影手段により撮影される動画を動画ファイルとして作成するファイル作成手段と、
    前記動画撮影手段による動画撮影中に前記露出変更手段により露出が変更された場合に、露出変更期間に対応するフレームと、露出が変更中であることを示す露出変更中情報とを対応付けする露出変更中情報対応付け手段と、
    前記動画撮影手段による動画撮影中に前記ストロボが発光した際に、前記動画ファイルに含まれるストロボ発光されたフレームと発光情報とを対応付けするストロボ発光情報対応付け手段として機能させることを特徴とする制御プログラム。
JP2006069728A 2006-03-14 2006-03-14 画像撮像装置、当該装置の制御方法及び制御プログラム Expired - Fee Related JP4845539B2 (ja)

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