JP4845303B2 - 脈拍計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ウォーキング、ランニング及びエルゴメーター等の運動器具における運動中の人体の脈拍を計測する脈拍計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の脈拍計は、例えば室内運動のエルゴメーター等にも使用されている脈拍計で耳朶を貫通する光の透過率の変化を応用した特開平8−66378等がある。さらに、胸の心電位差をパルスカウントして運動中に計測可能ものや、静止が必要であるが腕時計等に取り付けられた脈波センサに指を当てて計測するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
光を利用したものは、人種及び個人差等の皮膚の色で、透過率が極端に異なり検出が出来ない場合が生じるため万人向けとは言い難い。屋外使用における環境は夏の気温の高い日や冬の気温の低い日もあり、原理的に毛細血管の血量変化を透過光により検出しているため装着部位が外気の影響を受けやすく気温の高い日は問題ないが、気温の低い場合は血管の収縮により血行不良となり検出が出来なくなってしまい、屋外での使用に制限が生じる問題がある。
【0004】
さらに、屋外使用における問題点として太陽の強い光が体を伝搬するため受光アンプの飽和、SN比の低下等で信号検出の妨げとなり、使用環境が限られてしまう。
【0005】
心電位を利用したものは、一番安定して検出が出来る部位が心臓近辺に限られるが、このことは装着の煩わしさと共に胸を締め付けるように固定するため不快感を生じさせる問題がある。
【0006】
特に女性に関しては屋外で装着を行う事に抵抗を感じる人も少なくない。装着の容易な部分で心電位検出を行った場合は、心臓より離れることになり信号が極端に弱くなり静止時であれば可能であるが運動中に計測を行うことは非常に困難である。そのため運動中に測定できないという問題があった。
【0007】
このように、従来の脈拍計には実用性に多くの問題点がある。したがって、本発明は上記の問題に対してなされたもので、万人向け、屋外使用、装着性、操作性等を考慮した脈拍計を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の脈拍計は、超音波を発生させる送信部と反射した超音波を受信する受信部で構成されるセンサ部とそれらを頭部動脈上に固定する支持部と超音波の送・受信回路とドップラー信号を処理する回路と脈拍信号をカウントする回路及び表示部からなり携帯できることを特徴とする。
【0009】
この脈拍計は、動脈に流れる血流の変化に着目し、超音波を血流に当てその反射したドップラー信号を検出することで脈拍の信号を得ることが出来るものである。超音波は皮膚の色依存することがなくかつ動脈に流れる血流からの信号を検出するため外気の変化も気にする必要がなく、心臓から離れていても動脈を利用しているため血流は確実に生じるので検出する信号が弱くなることもない。
【0010】
又、請求項3、請求項4によれば、例えば加速度センサの信号と同期した反射波からの信号は外来ノイズとすることが出来るため加速度センサ信号レベルを決めておき基準値以上は大きな衝撃等が加わったと考えてカウント回路から間引くことによりより正確な脈拍を得ることができる。
【0011】
又、請求項5によれば、動脈とセンサ部の最適な位置を音で聞くことにより決めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施の形態に基づいて説明する。
【0013】
図1は本発明の実施例1を示す概略斜視図である。この、メガネ型脈拍計10は、メガネ型フレームのつる(支持部)11の部分に、加速度センサを有したセンサ部12と信号線14、ドップラー信号を処理する回路を組み込んだ回路ボックス13を取り付けた。ドップラー音を聞くイヤホーン17は回路ボックス13から着脱可能となっている。この回路ボックス13と電源スイッチ18の付いた表示部15は、ケーブル16で接続されている。
【0014】
個々の具体例を次に説明する。図2はメガネ型脈拍計を装着した状態を示す、メガネ型フレーム11はスポーツ用に極力軽い物を使用し頭の両側にテンションがかかり運動中に位置がずれないような構造になっている。血流によるドップラー信号に加え体動によるドップラー信号が混入してくる、そこで影響を最小に抑えるため加速度センサと超音波の送・受信からなるセンサ部12はつるの部分に固定され、装着すると耳の前方にある浅側頭動脈上に密着させることが出来る。
【0015】
この部分は体毛も無く体の表面に近い動脈であることから血流を検出しやすい場所であり、高い圧力がかかっているために運動中の外乱に対しても変動は非常に少ない。さらにこの部分は頭部であるため衝撃も他の部位に比べ少なく、関節部もないため体動ノイズの発生しにくい部位となる。超音波センサから出力した超音波は流れている血液の赤血球で反射されドップラー信号が生じる、その周波数シフトΔfは式1で与えられる。
【0016】
Δf=(2vf/c)・cosθ (式1)
ここで、v:血流速度(m/s)、f:入射周波数(Hz)、c:音速(m/s)、θ:超音波と血管のなす角である。
式1のvは反射対象との相対的な速度なので、ドップラー信号はメガネ型フレームの動きによっても生じる、フレームが衝撃で動いた場合その分がノイズとなって現れる。このフレームを生身の頭部に対して完全に固定することは出来ないためノイズの原因となる衝撃を加速度センサにより認識する必要がある。以上のことから加速度センサを有することで信号がノイズを含んでいることを認識させ脈拍カウントのミスを防ぐことが出来る。
【0017】
そこで、加速度センサの感度方向は体の上下方向になるようにセットした。これは常に重力が地球の中心方向に働いておりランニング等の運動で頭部に受ける衝撃力の方向は、地面に対して最も大きくなるためである。運動の種類によっては2軸、3軸と増やして行く必要もある。
【0018】
信号線12は高周波を扱うため送・受信の線にシールド線を使用し極力短くなるように配線した。つるの後端の回路ボックス13は小型軽量にするため電子部品は表面実装部品を使用した。回路ボックス13には、センサ部12の送信部へ所定の周波数を発生させ駆動を行う発振回路及び送信部駆動回路を有している、さらに受信部からの信号を増幅し検波を行い、周波数シフトΔf及び脈拍信号を得る回路と、加速度センサの信号を増幅する回路を有している。
【0019】
周波数シフトΔfはイヤホーン17へ、脈拍信号及び加速度センサの信号はケーブル16で表示部15へ入力している。イヤホーン17では周波数シフトΔfをオーディオ帯域の音として聞くことができ、浅側頭動脈とセンサ部の位置を確認及び調整することができ、かつ表示を見ることなく脈拍の変化の様子をアナログ的に感じられる。使用しないときには外すことも可能である。また、電池を回路ボックス13に組み込むことでメガネ型フレーム11に全て組込、音で脈拍ピッチを確認することもできる。
【0020】
ケーブル16は、DCから5Hz程度の信号の伝達と電源供給を行っている。扱いは容易であり長くすることが出来るため表示部15を手首や衣服に付けることが可能である。表示部15は、デジタル処理と表示及び電池を有している。電源スイッチ18で全体の電源オン/オフを行っている。脈拍信号及び加速度信号は、A/D変換器でデジタルに変換しCPUで脈波ピーク検出、ピーク間隔時間計測、誤カウント防止、LCDへの表示などの一連の処理が行われる。
【0021】
図3に実施例2の耳かけ型脈拍計の概略斜視図を示す。この耳かけ型脈拍計30は、基本的に図1のメガネ型脈拍計10と構成は同じであるが、装着箇所が片方の耳になっている点が異なる。装着手段がメガネ型フレーム11であっても耳かけ型フレーム32であっても装着したときはセンサ部を浅側頭動脈上に密着させる様にしなければならない。信号線を内蔵した耳かけ型フレーム32の先端に、加速度センサを有したセンサ部33を取り付けた。ドップラー信号を処理する回路が組み込まれた回路ボックス31、CPUと電池と電源スイッチ18が組み込まれ表示にLCDを使用した表示部15と、それらを接続するケーブル16、及び着脱可能なイヤホーン17構成されている。個々の具体例を次に説明する。
【0022】
図4は耳かけ型脈拍計を装着した状態を示す、耳かけ型フレーム32と回路ボックス31の湾曲した部分を耳の付け根にかけることで安定に装着できる。さらに、この2体は互いにひねった構造になっており、耳と側頭部で突っ張る状態にすることでセンサ部33を浅側頭動脈上に密着させている、耳かけ型フレーム32はプラスチックで出来ているためそれ自体がバネ性を持っている。ひねる度合いは±3段階あり個々の耳の形に合うようにセットする事が可能である。この、耳かけフレーム32のひねる方向を逆にすることで、左右両方の耳に対応することが出来る。
【0023】
図5は上記のような脈拍計の回路の一例を示すブロック図である。
【0024】
この例では、センサ部は超音波センサ43,44,と共に加速度センサ60で一つのモジュールとなっている。回路ボックス13にはアナログ信号系が主になっている。表示部15は、デジタル信号系と電源関係でまとめた。衝撃を認識するための加速度センサ60はAC出力となっていて衝撃だけを検出するようにし、出力は増幅回路61で増幅し、ケーブル16で表示部の比較器62へ入力した。比較器62でパルス出力に変換した後、CPUへ入力する。発信回路40は周波数の安定している水晶振動子を使用した、送信部駆動回路41では超音波センサ(送信)43であるPZTを連続駆動できるように十分な駆動能力を持った回路が要求される。動脈の血流からの反射波は非常に小さくSNの良い初段の増幅回路45が必要になる。検波回路46で周波数シフトΔf及び脈拍の波形を得ることが出来る。しかし運動中の体動ノイズも受信してしまうため周波数帯域DC近傍から200Hzで発生しているノイズ成分を、フィルタ回路47を使い血流による周波数シフトΔfをピックアップ出来るようにする、フィルタ特性としては500Hz〜5000HzのBPFを入れると良い結果が得られる。ここでの脈拍波形はこの信号を増幅回路48で電力増幅しイヤホーン17で再生する。
【0025】
また、この信号を検波回路49で包絡線を結ぶことで周波数の低い脈拍信号を得ることが出来る。この脈拍信号を所定のレベルになるまで増幅回路50で増幅した、しかしこの時点では衝撃によるノイズ成分は広帯域にわたって分布しているため分離する事は出来ない。詳細は図6脈拍計の動作の一例を示すフロー図で説明を行う。ケーブル16で表示部15のA/D変換器51に入力する。A/D変換器51は、8Bitのものを使用した。4Bitでも対応可能であるが信号のレンジと経済性を考慮して8Bitを選択した。
【0026】
CPU52は小型のシングルチップタイプを使用している、ここで行う処理は脈波ピーク検出による間隔時間の計測及び加速度センサ信号による誤カウント防止及び脈拍数を表示することにある。表示はLCD駆動回路53にCPU52からデータを書き込みLCD54に表示させている。メカニカルな電源スイッチ56で電池57から電力を供給する電源回路56は、電圧を安定化し各回路へ供給している。
【0027】
図6に上記構成で脈拍計の動作の一例を示すフロー図を示す。電源を投入するとピーク検出81がなされるまで繰り返す、このとき小さなノイズを感知しないようにレベルを設け確実に脈波信号の感知を出来ようにした。ピーク検出されて加速度センサ出力82のステップに移る。
【0028】
加速度センサ出力がある場合は脈波ではないと判断し、ピーク検出のループに戻り誤カウントを防いでいる。ピーク検出されて加速度センサ出力82がない場合を脈波ピーク検出とする。
【0029】
脈波の間隔時間の計測83では脈波ピーク検出の時間間隔の計測をおこない記憶する。次に脈波の間隔時間の計測を正確に行うために時間計測をReset/Startして時間計測を開始する。先ほど記憶したピーク間隔時間を基に演算を行い1分間当たりの脈拍を求める。その結果を脈拍表示する。以上を繰り返し行うことで連続的に表示させることが出来る。
【0030】
図7に加速度センサを用いた誤カウント防止を説明する図を示す。脈拍信号+ノイズが場合はこのままで脈拍数を表示するとΔt1より先にΔt1’の時間間隔で計算されてしまい脈拍数が真値よりも大きくなってしまう、さらにΔt1”においては通常ではあり得ない数値になってしまう場合を生じる。
【0031】
そこで加速度センサの出力を感知することで何らかの動きがあったことを知ることが出来る、ピーク検出が同タイミングでなされた場合ノイズと判断しΔt1’を無視することで真値であるΔt1を計測することが出来正しい表示がなされる。Δt2を測定する場合も同様にして加速度センサの出力のタイミングを利用してΔt2’及びΔt2”をキャンセルする事が出来る。実施例3の形態に基づいて説明する。
【0032】
図8に実施例3のクリップ型脈拍計の概略斜視図を示す。このクリップ型脈拍計112は、加速度センサを有したセンサ部106及び回路ボックス131は、つる120(支持部)に着脱する機構を有している。メガネ型フレームのつる120の部分に、クリップ型金具101を介して加速度センサを有したセンサ部106は固定され、クリップ型金具大141を介して回路ボックス131は固定される。加速度センサを有したセンサ部106はクリップ型金具101で、浅側頭動脈に対する位置を調整可能な機構を有している。加速度センサを有したセンサ部106とドップラー信号を処理する回路を組み込んだ回路ボックス131は信号線100で接続さている。ドップラー音を聞くイヤホーン17及び電源スイッチ18の付いた表示部15は回路ボックス131から着脱可能となっている。個々の具体例を次に説明する。
【0033】
図9(a)にセンサ部の平面図及び断面図を示す。加速度センサを有したセンサ部106の側面にクリップ型金具101を挿入出来るようになっており、固定位置調整用の開口部107が3箇所設けており、動脈上のセンサ密着面108を調整可能にしている。図9(b)にクリップ型金具Aの平面図及び断面図を示す。(c)にクリップ型金具Bの平面図及び断面図を示す。クリップ型金具A101、クリップ型金具B104はバネ性を有する素材、ステンレス(プラスチックでも良い)を使用しクリップ部103、クリップ部105で図8のつる120を挟み固定する様になっている。固定位置を調整できるようにプレスにより凸部102を3箇所設け、加速度センサを有したセンサ部106の開口部107にはめることで3段階の調整が容易に出来る様にした。更にクリップ型金具A101、クリップ型金具B104を曲げることでテンションをかけ運動中に位置がずれないような構造になっている。つる120の厚みに関しては、薄いもの用と厚いもの用でクリップ部A103及びクリップ部B105の様にサイズを換えている。左右のつるのどちらに付けても良いようにケーブルの取り出し口を中央に配置した。
【0034】
図10につる(支持部)に取り付けたクリップ型脈拍計の平面図及び断面図を示す。クリップ型金具A101はつる120の面に倣って固定される、クリップ型金具A101は曲げられているため装着するとテンションがかかり浅側頭動脈上にセンサ密着面108が固定され運動中のズレ及び浮きを防ぐ。加速度センサを有したセンサ部106からクリップ型金具A101を出し入れする事で容易に固定位置を調整可能とした。
【0035】
図11(a)に回路ボックス構造を説明する平面図及び断面図を示す。ドップラー信号を処理する回路を組み込んだ回路ボックス131にクリップ型金具大141を挿入する口を側面に2箇所設け、開口部132をそれぞれ2箇所設け左右のつるのどちらに付けても良いようにした。
【0036】
図11(b)にクリップ型金具大の平面図及び断面図を示す。クリップ型金具大141はバネ性を有する素材、ステンレス(プラスチックでも良い)を使用しクリップ部143中央にスリットを入れ、つるの曲がりに追従出来ようにした。
【0037】
回路ボックスとの固定にはプレスで成形した凸部142と回路ボックスの開口部132がはまることで固定でき、容易に着脱出来るようにした。つるの厚みに関しては、薄いもの用と厚いもの用でクリップ部143のサイズを換えている。
【0038】
図12に回路ボックスをつる120に取り付けた平面図を示す。
【0039】
クリップ型金具大141はつる120の面に倣って固定される、クリップ型金具大141のクリップ部は中央にスリットが入っているため固定点が2箇所になるためより確実に固定することができ運動による衝撃にも耐えられる構造になっている。回路ボックスは耳の後方に位置し、つるに対して上方に固定する。
【0040】
【発明の効果】
本発明の脈拍計は、以上説明したように構成されるので下記の効果がある。
【0041】
(1)請求項1によれば、センサ部とそれらを頭部動脈上に固定する支持部と超音波の送・受信回路とドップラー信号を処理する回路を頭部にまとめてあるため体動ノイズに強く、装着も容易である。また、両手が自由になり手を使用する運動にも対応できる。
【0042】
(2)請求項2によれば、センサ部を、耳の前方にある浅側頭動脈上に固定した事で確実に脈拍をとらえる事が出来る。
【0043】
(3)請求項3によれば、装着部の動きを検出するための加速度センサを有する事で過大な衝撃が加わったことを感知でき状態を把握することができる。
【0044】
(4)請求項4によれば、加速度センサの信号と同期した信号をノイズと判断しカウント回路から間引くことで正確な脈拍数を表示できる。
【0045】
(5)請求項5によればセンサ部及び回路ボックスを支持部より着脱可能とし、他のサイズの支持部にも取り付けを可能としたことで汎用のメガネフレームで使用可能となった。
【0046】
(6)請求項6によればセンサ部を頭部動脈上に位置を合わせる機構を持つことで色々な頭の大きさに対応することが出来た。
【0047】
(7)請求項7によれば、センサ部の動脈に対する最適な位置を音で確認できるようにしたので誰でも容易に動脈を探すことができるようになり最大の感度をえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のメガネ型脈拍計の概略斜視図を示す図である。
【図2】メガネ型脈拍計を装着した状態を示す図である。
【図3】実施例2の耳かけ型脈拍計の概略斜視図を示す図である。
【図4】耳かけ型脈拍計を装着した状態を示す図である。
【図5】脈拍計の回路のー例を示すブロック図である。
【図6】脈拍計の動作のー例を示すフロー図である。
【図7】加速度センサを用いた誤カウント防止を説明する図である。
【図8】実施例3のクリップ型脈拍計の概略斜視図を示す図である。
【図9】(a)にセンサ部の平面図及び断面図を示す。
(b)にクリップ型金具Aの平面図及び断面図を示す。
(c)にクリップ型金具Bの平面図及び断面図を示す。
【図10】つる(支持部)に取り付けたクリップ型脈拍計の平面図及び断面図を示す。
【図11】(a)に回路ボックス構造を説明する平面図及び断面図を示す。
(b)にクリップ型金具大の平面図及び断面図を示す。
【図12】回路ボックスをつる(支持部)120に取り付けた平面図を示す。
【符号の説明】
10 メガネ型脈拍計
11 つる(支持部)
12 センサ部
13 回路ボックス(回路)
15 表示部
30 耳かけ型脈拍計
32 耳かけ型フレーム(支持部)
33 センサ部
31 回路ボックス(回路)
112 クリップ型脈拍計
106 センサ部
131 回路ボックス
101 クリップ型金具A
141 クリップ型金具大

Claims (4)

  1. 浅側頭動脈に当てる為の超音波を送信する送信部と、前記超音波が前記浅側頭動脈に反射することにより前記浅側頭動脈の血流変化に応じて周波数の変化したドップラー信号を受信する受信部とを備えた超音波センサ部と、
    超音波センサ部を前記浅側頭動脈上に固定する耳かけ型支持部と、
    前記送信部を駆動する駆動回路と、前記ドップラー信号を処理することにより脈拍信号を得る受信回路とを有する回路部と、
    前記脈拍信号に基づいて脈拍を求める脈拍演算手段とを備え、
    前記回路部は、前記変化した周波数に応じた音を出力することにより、前記浅側頭動脈に対する前記超音波センサ部の位置を設定することを特徴とする脈拍計。
  2. 前記超音波センサ部は、体動により前記脈拍信号に混入するノイズ信号を検出する加速度センサを有する事を特徴とする請求項1記載の脈拍計。
  3. 前記脈拍演算手段は、前記ノイズ信号に同期した信号を前記脈拍信号から間引くことを特徴とする請求項2記載の脈拍計。
  4. 前記耳かけ型支持部は、前記浅側頭動脈に対する前記超音波センサ部の位置を調整する位置調整部材を備えることを特徴とする請求項1記載の脈拍計。
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