JP4844440B2 - バッテリの充電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アイドリングストップ中に電気負荷に対して電力を供給するバッテリの充電装置に関し、バッテリの充放電制御の分野に属する。
従来、アイドリングストップを実行する車両において、2つのバッテリを搭載する、例えば特許文献1や特許文献2に記載のものがある。これらは、アイドリングストップを実行しない車両に比べて、バッテリから電力を供給されるスタータがエンジンを始動させる機会が多いことを考慮したものである。前者は、車両起動時にスタータに電力を供給するバッテリと、アイドリングストップ中のエンジンを再始動させるときにスタータに電力を供給するバッテリとを有する。一方、後者は2つの中の1つのバッテリが予備として搭載されている。このようにして、スタータによるエンジンの始動が確実に行われる。
特開2005−36795公報 特許第3812459号公報
ところが、2つのバッテリを搭載する場合、1つのオルタネータによって2つのバッテリを充電することになり、充電方法によってはバッテリを劣化させることがある。例えば、2つのバッテリを同時に充電する場合、一方のバッテリが満充電状態になったときに他方のバッテリが満充電状態でない場合、他方のバッテリが満充電状態になるまで一方のバッテリが満充電状態にもかかわらず充電されることになる。すなわち、一方のバッテリが過充電される。この過充電が長期に続くと(他方のバッテリが満充電状態になるまでに時間がかかると)、一方のバッテリが劣化することがある。
そこで、本発明は、同時に充電される2つのバッテリを搭載する車両において、各バッテリの劣化を抑制することができるバッテリの充電装置を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本願の請求項1に記載の発明は、所定のアイドリングストップ条件が成立したときにエンジンを停止させ、所定の再始動条件が成立したときにアイドリングストップ中のエンジンを再始動させる自動停止制御手段と、アイドリングストップ中に電気負荷に対して電力を供給する第1のバッテリと、スタータに電力を供給する第2のバッテリとを備えたバッテリの充電装置であって、前記第1のバッテリと常時接続されて発電電圧が変更可能な発電機と、前記発電機と前記第2のバッテリとを接続状態または切断状態にする切換手段と、前記発電機の発電電圧と前記切換手段の状態とを制御し、前記第1のバッテリおよび前記第2のバッテリに対する充電制御を行う充電制御手段と、前記第1のバッテリおよび前記第2のバッテリの充電状態を検出する充電状態検出手段とを有し、前記充電制御手段は、前記充電状態検出手段が、前記第1のバッテリおよび前記第2のバッテリが共に満充電状態でないことを検出したときに、前記切換手段を接続状態とする共に前記発電機の発電電圧をHi電圧に設定して前記第1のバッテリおよび前記第2のバッテリを充電させ、その後、前記充電状態検出手段が前記第2のバッテリが前記第1のバッテリより先に満充電状態になったことを検出したときは前記切換手段を切断状態とし、Hi電圧で前記第1のバッテリのみを充電し、前記充電状態検出手段が、前記第1のバッテリが前記第2のバッテリより先に満充電状態になったことを検出したときは前記発電機の発電電圧を前記Hi電圧より所定値低下させて前記第2のバッテリを充電することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のバッテリの充電装置において、前記第2のバッテリの容量が前記第1のバッテリに比べて小さく設定されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、常時接続される第1のバッテリと切換手段によって選択的に接続される第2のバッテリとを充電する発電機は発電電圧を変更可能に構成されている。2つのバッテリの充電中、第2のバッテリが先に満充電状態になると、切換手段を介して第2のバッテリと発電機とが切断される。これにより、第1のバッテリが満充電状態になるまで満充電状態の第2のバッテリが充電されること、すなわち第2のバッテリの過充電が抑制される。その結果、第2のバッテリの劣化が抑制される。
一方、2つのバッテリの充電中、第1のバッテリが先に満充電状態になると、発電機の発電電圧が所定値低下される。これにより、第2のバッテリが満充電状態になるまでの間、満充電状態の第1のバッテリに印加される電圧は低くなる。これにより、第1のバッテリの充電は継続されるものの印加電圧が低いため、発電機の発電電圧を所定値低下させない場合に比べて第1のバッテリの過充電が抑制される。その結果、第1のバッテリの劣化が抑制される。
また、請求項2に記載の発明によれば、第2のバッテリの容量が第1のバッテリに比べて小さく設定されている。これにより、2つのバッテリの充電において、第2のバッテリが第1のバッテリより先に満充電状態になる可能性が高くなる。これにより、第1のバッテリが第2のバッテリより先に満充電状態になって第1のバッテリが第2のバッテリが満充電状態になるまで充電されることが抑制される、すなわち第1のバッテリが過充電される可能性が低くなる。その結果、第1のバッテリの劣化が抑制される。
図1は、本発明の実施形態に係る車両の電気系統を示すもので、該系統10は、エンジン12を始動させるためのスタータ14と、エンジン12に駆動されて電力を発生するオルタネータ16と、オルタネータ16が発生させた電力で駆動する電気負荷(例えば、ATポンプなど)18と、オルタネータ16が発生した電力を蓄えるメインバッテリ(請求の範囲に記載の第1のバッテリに対応。)20およびサブバッテリ(第2のバッテリに対応。)22と、パワーリレー24、およびチャージリレー(切換手段に対応。)26とを有する。
エンジン12は、車両起動時の始動またはアイドリングストップ状態から復帰する再始動をスタータ14によって実行されるように構成されている。
オルタネータ16は、発電電圧を所定の高圧側電圧(Hi電圧)と所定の低圧側電圧(Low電圧)とに設定変更可能に構成されている。なお、請求の範囲に記載の所定値は、Hi電圧とLow電圧との差に該当する。
メインバッテリ20は、主に電気負荷18に電力を供給するためのもので、特にアイドリングストップ中に駆動する電気負荷18に電力を供給する専用のバッテリとして車両に搭載されている。メインバッテリ20は、オルタネータ16に常時接続されており、オルタネータ16がエンジン12によって駆動されているときは、オルタネータ16が発生した電力の一部を蓄える(残りは電気負荷18に供給される。)。また、メインバッテリ20は、電気負荷18に常時接続されており、電気負荷18が始動する(例えば、電気負荷であるカーナビゲーションシステムが乗員に起動スイッチを押されて始動する、またはイグニッションキーが乗員によってONされて電気負荷であるATポンプが始動するなど)と該電気負荷18へ電力を供給し始める。
さらに、メインバッテリ20は、パワーリレー24を介してスタータ14に接続されており、選択的にスタータ14に電力を供給する。なお、メインバッテリ20がスタータ14に電力を供給するタイミングについては後述する。
サブバッテリ22は、スタータ14に電力を供給する専用のバッテリとして車両に搭載されている。サブバッテリ22は、スタータ14に常時接続されており、スタータ14が始動すると該スタータ14へ電力を供給し始める。
また、サブバッテリ22は、チャージリレー26を介してオルタネータ16に接続されており、選択的にオルタネータ16に接続されて充電される。
パワーリレー24は、乗員によってイグニッションキーがONされてスタータ14がエンジン12を始動(アイドリングストップしたエンジンの再始動は含まない。)するときにメインバッテリ20とスタータ14とを接続するように構成されている。それ以外は、メインバッテリ20とスタータ14を切断している。
チャージリレー26は、アイドリングストップ中はオルタネータ16とサブバッテリ22とを切断するように構成されている。また、エンジン12の駆動中においてはサブバッテリ22への充電時のみオルタネータ16とサブバッテリ22とを接続し、それ以外は切断するように構成されている。


また、車両は、図2に示すように、エンジンコントロールユニット(ECU)52を中心とする制御系統50を有する。ECU52を中心とする制御系統50は、メインバッテリ電流センサ54とサブバッテリ電流センサ56とを有する。
メインバッテリ電流センサ54は、メインバッテリ20に対して出入りする電流の値を検出し、検出した値に対応する信号をECU52に出力するように構成されている。
サブバッテリ電流センサ56は、サブバッテリ22に対して出入りする電流の値を検出し、検出した値に対応する信号をECU52に出力するように構成されている。
ECU52は、エンジン12、スタータ14、オルタネータ16、スイッチ24、およびスイッチ26に制御信号を出力するように構成されている。
具体的には、ECU52は、所定のアイドリングストップ条件が成立したとき、エンジン12を停止するように構成されている。所定のアイドリングストップ条件は、例えば乗員が車両を一時停止させて数秒間経過したときなどに成立する。車両の一時停止は、例えば車速がゼロであることを車速センサ(図示せず)が検出し、イグニッションキーがONされている状態をイグニッションキースイッチ(図示せず)が数秒間検出することで確認される。
また、ECU52は、アイドリングストップ実行中、乗員が車両の発進を要求したことを検出すると、エンジン12を再始動させる。なお、乗員が車両の発進を要求したことは、例えばアクセルペダルセンサ(図示せず)がアクセルペダルを踏む動作を検出することで確認できる。
ここからは、ECU52が実行するメインバッテリ20とサブバッテリ22に対する充電に関わる制御を説明する。
まず、ECU52は、メインバッテリ電流センサ54とサブバッテリ電流センサ56から出力された信号に基づいて、メインバッテリ20とサブバッテリ22の状態を監視(モニタリング)するように構成されている。メインバッテリ20やサブバッテリ22が満充電状態になったことを検出するためである。モニタリング中のメインバッテリ20とサブバッテリ22の状態に基づいて、オルタネータ16やチャージリレー26を制御するように構成されている。
このECU52は、通常モードにおいては、発電電圧をLow電圧に設定維持してオルタネータ16に電力を発生させ、チャージリレー26にオルタネータ16とサブバッテリ22とを切断させている。すなわち、メインバッテリ20のみ充電する。
また、ECU52は、メインバッテリ20とサブバッテリ22の両方を同時に充電する同時充電モードを実行する。
この同時充電モードは、車両起動時におけるエンジン12の始動後、またはアイドリングストップ中のエンジン12の再始動後に開始される。
車両起動時におけるエンジン12の始動後、メインバッテリ20とサブバッテリ22とが蓄える電力がスタータ14に供給されてエンジン12が始動されるため、メインバッテリ20とサブバッテリ22は満充電状態ではない。したがって、ECU52は、同時充電モードを実行する。
一方、アイドリングストップ中のエンジン12の再始動後も、サブバッテリ22が蓄える電力がスタータ14に供給されてエンジン12が始動されるため、サブバッテリ22は満充電状態ではない。また、メインバッテリ20もアイドリングストップ中に電気負荷18に電力を供給しているため、満充電状態でない。したがって、ECU52は、同時充電モードを実行する。
同時充電モードは、オルタネータ14の発電電圧がHi電圧に設定して開始される。すなわち、メインバッテリ20とサブバッテリ22とを急速充電する。
また、同時充電モードは、メインバッテリ20またはサブバッテリ22のいずれか一方が先に満充電状態になり、他方が遅れて満充電状態になったときに完了する。すなわち、同時充電モードから通常モードに移行する。
このことを図3と図4とを用いて説明する。
まず、同時充電モードを実行すると、サブバッテリ22がメインバッテリ20より先に満充電状態になる場合(図3)と、メインバッテリ20がサブバッテリ22より先に満充電状態になる場合(図4)とがある。
ECU52は、同時充電モード中、メインバッテリ電流センサ54とサブバッテリ電流センサ56からの出力に基づいてメインバッテリ20とサブバッテリ22の充電電流をモニタリングしており、図3に示すように、サブバッテリ22の充電電流(実線)がメインバッテリ20の充電電流(一点鎖線)より先に判定電流以下になったとき、サブバッテリ22がメインバッテリ20より先に満充電状態になったと判定する。判定電流の値は、これ以下になるとバッテリが満充電状態であることを示す値である。
サブバッテリ22が満充電状態になると、ECU52は、チャージリレー26にオルタネータ14とサブバッテリ22とを切断させる。これにより、メインバッテリ20の充電は継続されたままでサブバッテリ22の充電が終了される。言い換えると、メインバッテリ20が満充電状態になるまで満充電状態のサブバッテリ22が過充電されることが抑制される。その結果、サブバッテリ22の劣化が抑制される。
続いて、メインバッテリ20の充電電流が判定電流以下になったとき、ECU52は、メインバッテリ20が満充電状態になったと判定する、そして、ECU52は、オルタネータ14の発電電圧をHi電圧からLow電圧に変更する。すなわち、同時充電モードを完了して通常モードに移行する。
一方、図4に示すように、メインバッテリ20の充電電流がサブバッテリ22の充電電流より先に判定値以下になったとき、ECU52は、メインバッテリ20がサブバッテリ22より先に満充電状態になったと判定する。
メインバッテリ20が満充電状態になると、ECU52は、オルタネータ16の発電電圧をHi電圧からLow電圧に変更する。これにより、サブバッテリ22が満充電状態になるまでの間、満充電状態のメインバッテリ20に印加される電圧は低くなる。メインバッテリ20の充電は継続されるものの印加電圧が低いため、オルタネータ16の発電電圧をLow電圧に変更せずにHi電圧に維持する場合に比べてメインバッテリ20の過充電が抑制される。その結果、メインバッテリ20の劣化が抑制される。
続いて、サブバッテリ22の充電電流が判定電流以下になったとき、すなわちサブバッテリ22が満充電状態になると、ECU52は、チャージリレー26にオルタネータ14とサブバッテリ22とを切断させる。そして、同時充電モードを完了して通常モードに移行する。
この同時充電モードの流れの一例を図5に示すフローで説明する。
まず、図に示すように、ECU52が、エンジン12をスタータ14によって始動させる(S100)。この始動が車両起動時であればメインバッテリ20とサブバッテリ22の電力がスタータ14に供給される。一方、アイドリングストップ中のエンジンを再始動させる場合であれば、サブバッテリ22の電力がスタータ14に供給される。
次に、S110において、ECU52は、メインバッテリ電流センサ54とサブバッテリ電流センサ56からの信号の読込みを開始する。すなわち、メインバッテリ20とサブバッテリ22の状態のモニタリングを開始する。
続いて、S120において、ECU52は、チャージリレーをON状態にして、オルタネータ16とサブバッテリ22とを接続させる。これにより、メインバッテリ20とサブバッテリ22の同時充電が開始される。
S120の後のS130において、ECU52は、オルタネータ16の発電電圧をLow電圧からHi電圧に変更する。急速充電を開始する。
S140において、ECU52は、S110で読込みを開始したサブバッテリ電流センサ56からの信号に基づいてサブバッテリ22が満充電状態であるか否かを確認する。確認された場合、S150において、チャージリレー26をOFF状態にしてオルタネータ16とサブバッテリ22とを切断する。続いて、S160においてメインバッテリ20の満充電状態が確認されるとS170においてオルタネータ14の発電電圧をLow電圧に変更し、S220においてメインバッテリ電流センサ54とサブバッテリ電流センサ56からの信号の読込みを終了して同時充電モードを終了する(通常充電モードに移行する。)。
一方、S140でサブバッテリ22が満充電状態であることが確認されなかった場合、S180において、ECU52は、S110で読込みを開始したメインバッテリ電流センサ54からの信号に基づいてメインバッテリ20が満充電状態であるか否かを確認する。確認された場合、S190においてオルタネータ14の発電電圧をLow電圧に変更する。続いて、S200において、サブバッテリ22の満充電状態が確認されると、S210においてチャージリレー26をOFF状態にしてオルタネータ16とサブバッテリ22とを切断する。そして、S220においてメインバッテリ電流センサ54とサブバッテリ電流センサ56からの信号の読込みを終了して同時充電モードを終了する(通常充電モードに移行する。)。
S180において、メインバッテリ20の満充電状態が確認されなかった場合、S140に戻る。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、上述の実施形態においては、メインバッテリとサブバッテリの容量(最大蓄電可能量)は限定していないが、サブバッテリの容量をメインバッテリに比べて小さく設定してもよい。
この場合、2つのバッテリを同時に充電すると(上述の同時充電モードを実行すると)、サブバッテリがメインバッテリより先に満充電状態になる可能性が、上述の実施形態に比べて高くなる。これにより、メインバッテリがサブバッテリより先に満充電状態になってメインバッテリがサブバッテリが満充電状態になるまで充電されることが抑制される、すなわちメインバッテリが過充電される可能性が低くなる。その結果、メインバッテリの劣化が抑制される。
また、上述の通常モードにおいて、メインバッテリ電流センサの信号に基づいてメインバッテリの蓄電量が所定の下限量以下になったことを検出したとき(所定の下限量に対応する電流値を検出したとき)、メインバッテリをより大きい充電量で充電するために、オルタネータの発電電圧をHi電圧に設定するように、ECUを構成してもよい。所定の下限量は、それ以下になるとバッテリが劣化するおそれがある値である。この場合、メインバッテリが満充電状態になったことを検出した後は、オルタネータの発電電圧をLow電圧に戻す。これにより、メインバッテリの蓄電量が下限量以下になったことによるメインバッテリの劣化が抑制される。
さらに、上述の通常モードにおいてサブバッテリ電流センサの信号に基づいてサブバッテリの蓄電量が所定の下限量以下になったことを検出したとき(所定の下限量に対応する電流値を検出したとき)、サブバッテリを充電するために、チャージリレーを制御してオルタネータとサブバッテリとを接続するように、ECUを構成してもよい。所定の下限量は、それ以下になるとバッテリが劣化するおそれがある値である。これにより、サブバッテリの蓄電量が下限量以下になったことによるサブバッテリの劣化が抑制される。
この場合、サブバッテリの蓄電量が所定の下限量以下になったとき、メインバッテリが満充電状態であるか否かでECUが行う充電に関する制御内容が異なる。
サブバッテリの蓄電量が所定の下限量以下になったときにメインバッテリが満充電状態であれば、オルタネータの発電電圧をLow電圧に設定維持したままサブバッテリの充電を実行する。すなわち、上述の同時充電モードにおいて先にメインバッテリが満充電状態になったときと同一の制御を実行する。これにより、サブバッテリが満充電状態になるまでメインバッテリが過充電になることが抑制される。
一方、サブバッテリの蓄電量が所定の下限量以下になったときにメインバッテリが満充電状態でない場合、すなわち2つのバッテリ両方が満充電状態にない場合、上述の同時充電モードを実行する。
以上のように本発明によれば、アイドリングストップを実行する車両において、2つのバッテリを搭載する場合、2つのバッテリの劣化を抑制する充電が可能になる。したがって、アイドリングストップを実行する車両の製造産業分野において好適に利用される可能性がある。
本発明の一実施形態にかかるバッテリの充電装置を含む車両の電気系統を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態にかかるバッテリの充電装置を含む車両の制御系統を概略的に示す図である。 サブバッテリが先に満充電状態になる場合の制御を示す図である。 メインバッテリが先に満充電状態になる場合の制御を示す図である。 同時充電モードの流れの一例のフローを示す図である。
符号の説明
16 発電機(オルタネータ)
18 電気負荷
20 第1のバッテリ(メインバッテリ)
22 第2のバッテリ(サブバッテリ)
26 切換手段(チャージリレー)

Claims (2)

  1. 所定のアイドリングストップ条件が成立したときにエンジンを停止させ、所定の再始動条件が成立したときにアイドリングストップ中のエンジンを再始動させる自動停止制御手段と、アイドリングストップ中に電気負荷に対して電力を供給する第1のバッテリと、スタータに電力を供給する第2のバッテリとを備えたバッテリの充電装置であって、
    前記第1のバッテリと常時接続されて発電電圧が変更可能な発電機と、
    前記発電機と前記第2のバッテリとを接続状態または切断状態にする切換手段と、
    前記発電機の発電電圧と前記切換手段の状態とを制御し、前記第1のバッテリおよび前記第2のバッテリに対する充電制御を行う充電制御手段と、
    前記第1のバッテリおよび前記第2のバッテリの充電状態を検出する充電状態検出手段とを有し、
    前記充電制御手段は、
    前記充電状態検出手段が、前記第1のバッテリおよび前記第2のバッテリが共に満充電状態でないことを検出したときに、前記切換手段を接続状態とする共に前記発電機の発電電圧をHi電圧に設定して前記第1のバッテリおよび前記第2のバッテリを充電させ、その後、
    前記充電状態検出手段が前記第2のバッテリが前記第1のバッテリより先に満充電状態になったことを検出したときは前記切換手段を切断状態とし、Hi電圧で前記第1のバッテリのみを充電し、
    前記充電状態検出手段が、前記第1のバッテリが前記第2のバッテリより先に満充電状態になったことを検出したときは前記発電機の発電電圧を前記Hi電圧より所定値低下させて前記第2のバッテリを充電することを特徴とするバッテリの充電装置。
  2. 請求項1に記載のバッテリの充電装置において、
    前記第2のバッテリの容量が前記第1のバッテリに比べて小さく設定されていることを特徴とするバッテリの充電装置。
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