JP4844375B2 - Bathtub equipment - Google Patents
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Description
本発明は、入浴しながらマッサージができる浴槽装置に関するものである。 The present invention relates to a bathtub device that can be massaged while bathing.
従来から、浴槽の一端部に入浴者の足先が位置する足位置部を設けると共に浴槽の他端部に入浴者の頭が位置する頭位置部を設け、浴槽の足位置部から頭位置部に向う方向に水流吐出用の吐出口を多数並べて設け、足位置部側の吐出口から頭位置部側の吐出口に順々に水流を吐出させて入浴者にマッサージを施すようにした浴槽装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。 Conventionally, a foot position portion where the bather's foot is located at one end of the bathtub and a head position portion where the bather's head is located at the other end of the bathtub are provided, and the head position portion from the foot position portion of the bathtub. A large number of water discharge outlets are arranged in the direction facing the water, and the bath apparatus is designed to massage the bather by discharging water flow sequentially from the foot position side discharge port to the head position side discharge port. Is known (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、この浴槽装置では、足位置部側の吐出口から頭位置部側の吐出口に順々に水流を吐出させて入浴者の全身にマッサージを施すといった一様な運転が行われるだけであり、入浴者の特定の施療箇所にのみ集中してマッサージを施し得るものではなく、入浴者に充分な満足感を付与することができないものであった。 However, in this bathtub apparatus, only a uniform operation is performed in which a water flow is sequentially discharged from the discharge port on the foot position side to the discharge port on the head position side to massage the whole body of the bather. The massage cannot be concentrated only on a specific treatment location of the bather, and sufficient satisfaction cannot be given to the bather.
したがって、本出願人は、浴槽の足位置部側から頭位置部側に連続する吐出口群をグループ化し、このグループ化した吐出口群における足位置部側の吐出口から頭位置部側の吐出口に順々に水流を吐出させて入浴者の特定部位にマッサージを施し得るような運転モード(部位施療モード)を、上記全身にマッサージを施す運転モード(全身施療モード)とは別に設定することを想起するに至った。 Therefore, the applicant of the present invention has grouped the outlet group that continues from the foot position part side to the head position part side of the bathtub, and discharged from the foot position part side to the head position part side in the grouped discharge port group. Set the operation mode (partial treatment mode) that allows you to massage the specific part of the bather by discharging the water flow to the exit separately from the operation mode (whole body treatment mode) that massages the whole body. I came to recall.
しかしながら、各運転モード間の切換が、切替入力と同時に切替元の運転モードを停止して切替先の運転モードの動作を開始させるように行われると、足位置部側の吐出口から頭位置部側の吐出口に順々に水流を吐出させる一定のマッサージの調子が狂ってしまって、マッサージ施療中の入浴者に違和感(不快感)を与える恐れがあった。特に、施療域の異なる2つの部位施療モード間で切替えを行う際には、切替元の施療域で高められていたマッサージ感がその途中でいきなり消滅し、切替元の施療域と離れた切替先の施療域でいきなりマッサージが開始されることとなり、入浴者に与える違和感は大きいものとなっていた。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて為したものであって、入浴者の所定の施療域にマッサージを施す部位施療モード間の切換を、入浴者に違和感を感じさせないように行わせることのできる浴槽装置を提供することを課題とするものである。 The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and allows the bather to switch between the site treatment modes for applying massage to a predetermined treatment area of the bather so that the bather does not feel uncomfortable. It is an object of the present invention to provide a bathtub device that can be used.
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る浴槽構造は、浴槽1の一端部を入浴者Nの足先が位置する足位置部2とすると共に浴槽1の他端部を入浴者Nの頭が位置する頭位置部3とし、入浴者Nに水流を当ててマッサージを施すための吐出口4を浴槽1の足位置部2から頭位置部3に向う方向に多数並べて設け、入浴者Nの全身である全身施療領域Aを施療領域とすると共にこの全身施療領域Aに位置した上記多数の吐出口4を用いてマッサージを施すようにした全身施療モードを有し、上記全身施療領域Aの一部である部位施療領域Bを施療領域とすると共にこの部位施療領域Bに位置した上記多数の吐出口4の一部を用いてマッサージを施すようにした複数の部位施療モードを有すると共に、これら複数の部位施療モードの部分施療領域Bが全身施療領域A内のそれぞれ異なる一部として存在するようにし、全身施療モードでは、全身施療領域Aにおける足位置部側端部に位置する吐出口4から頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させていき、上記水流の吐出が全身施療領域Aにおける頭位置部側端部に位置する吐出口4まで行われた後には、足位置部側端部に位置する吐出口4から再び頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させるような運転が行われ、上記施療モードを切り替える切替手段5を有し、この切替手段5には、任意の部位施療モードの運転中に切替手段5による新たな部位施療モードへの切替がなされたときに、前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4を開始位置として上記全身施療モードに切り替えると共に、前記全身施療モードにおいて水流を吐出する吐出口4が切替先の部位施療モードの施療領域の足位置部側端部に位置する吐出口4となった時点で前記吐出口4を開始位置として切替先の部位施療モードに切り替える切替制御部6を備えたことを特徴とする。
In order to solve the above problems, the bathtub structure according to claim 1 of the present invention uses one end of the bathtub 1 as the
これによると、全身施療領域Aの異なる領域を部位施療領域Bとする各部位施療モード間のモード切替えが、切替手段5の切替制御部6によって、切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4を開始位置として上記全身施療モードに切り替えると共に、前記全身施療モードにおいて水流を吐出する吐出口4が切替先の部位施療モードの施療領域の足位置部側端部に位置する吐出口4となった時点で前記吐出口4を開始位置として切替先の部位施療モードに切り替えることができ、つまり、足位置部側の吐出口4から頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させるといった全身施療モードの基本動作パターンに基いてモード切替え動作が行われるようにできたことから、入浴者Nに違和感を感じさせないモード切替えが可能にされているのである。
According to this, the mode switching between each part treatment mode in which the different region of the whole body treatment region A is the region treatment region B is discharged when the switching is performed by the
また、請求項2に係る浴槽構造は、請求項1において、上記切替手段5には、全身施療モードの運転中に切替手段5による部位施療モードへの切替がなされたときに、前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4が切替先の部位施療モードの施療領域に位置している場合には該吐出口4を開始位置として切替先の部位施療モードに切り替え、前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4が切替先の部位施療モードの施療領域に位置していない場合には全身施療モードの継続運転を行わせせ、水流の吐出が切替先の部位施療モードの部位施療領域Bにおける足位置部側端部の吐出口4に達した時に該吐出口4を開始位置として部位施療モードに切り替え、部位施療モードの運転中に切替手段5による全身施療モードへの切替がなされたときに、前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4を開始位置として上記全身施療モードに切り替える切替制御部6を備えたことを特徴とする。
The bathtub structure according to
これによると、全身施療領域Aの一部を部位施療領域Bとする部位施療モードへの全身施療モードからのモード切替えが、切替手段5の切替制御部6によって、前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4が切替先の部位施療モードの施療領域に位置している場合には該吐出口4を開始位置としてそのまま切替先の部位施療モードに切り替えることができ、前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4が切替先の部位施療モードの施療領域に位置していない場合には全身施療モードの継続運転を行わせ、水流の吐出が切替先の部位施療モードの部位施療領域Bにおける足位置部側端部の吐出口4に達した時に該吐出口4を開始位置として部位施療モードに切り替えることで、足位置部側の吐出口4から頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させるといった全身施療モードの基本動作パターンに基いてモード切替え動作が行われるようにでき、また、部位施療モードの運転中に切替手段5による全身施療モードへの切替がなされたときには、前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4を開始位置としてそのまま全身施療モードに切り替えることができ、いずれにしても入浴者Nに違和感を感じさせないモード切替えが可能にされているのである。
According to this, when the mode switching from the whole body treatment mode to the part treatment mode in which a part of the whole body treatment area A is the part treatment area B is performed by the
また、請求項3に係る浴槽構造は、請求項2において、部位施療モードとして、施療領域が全身施療領域Aのうちの下半身側の下肢施療領域B2となって、該下肢施療領域B2に位置する足位置部側端部に位置する吐出口4から頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させていき、水流の吐出が下肢施療領域B2の頭位置部側端部に位置する吐出口4まで行われた後は、頭位置部側端部に位置する吐出口から足位置部側の吐出口に順々に水流を吐出させていき、水流の吐出が下肢施療領域の足位置部側端部に位置する吐出口まで行われた後は、再び足位置部側端部に位置する吐出口4から頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させるように繰り返し運転をする足施療モードと、施療領域が全身施療領域Aのうちの上記下肢施療領域B2を除いた残りの上半身側の上肢領域領域B1となって、該上肢施療領域B1に位置する頭位置部側端部に位置する吐出口4から足位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させていき、水流の吐出が上肢施療領域B1の足位置部側端部に位置する吐出口4まで行われた後は、足位置部側端部に位置する吐出口4から頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させていき、水流の吐出が上肢施療領域B1の頭位置部側端部に位置する吐出口4まで行われた後は、再び頭位置部側端部に位置する吐出口4から足位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させるように繰り返し運転をする背腰施療モードとを有し、切替手段による背腰施療モード又は足施療モードへの別の施療モードからの切替がなされたときに、切り替わった背腰施療モード又は足施療モードの開始位置となった吐出口4から頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させるように運転する切替制御部6を備えたことを特徴とする。
Further, the bathtub structure according to claim 3 is located in the lower limb treatment region B2 as the region treatment mode in
これによると、背腰施療モード又は足施療モードへの切替がなされた際、水流が吐出される吐出口4を頭位置部側に順々に移動させることで、全身施療モードにおいて水流が吐出される吐出口4が頭位置部側に順々に移動するのと同じ方向に移動させることができて、全身施療モードの基本動作パターンに沿った動作となって入浴者Nに違和感を感じさせないモード切替えが可能となっている。 According to this, when switching to the dorsal waist treatment mode or the foot treatment mode, the water flow is discharged in the whole body treatment mode by sequentially moving the discharge port 4 through which the water flow is discharged to the head position side. Mode in which the discharge port 4 can be moved in the same direction as the head position portion side by side, and the movement is performed in accordance with the basic operation pattern of the whole body treatment mode so that the bather N does not feel uncomfortable. Switching is possible.
また、請求項4に係る浴槽構造は、請求項1乃至3のいずれか一項において、水流の吐出を一の吐出口4から他の吐出口4に移行させる際、一の吐出口4の吐出量を連続的に減少させると同時に他の吐出口4の吐出量を連続的に増大させることを特徴とする。 Moreover, the bathtub structure according to claim 4 is the discharge structure of one discharge port 4 when the discharge of water flow is transferred from one discharge port 4 to another discharge port 4 in any one of claims 1 to 3. It is characterized by continuously decreasing the amount and simultaneously increasing the discharge amount of the other discharge ports 4.
これによると、水流を吐出する吐出口4が一つの吐出口4から他の吐出口4へと急に移動せず徐々に水流の吐出口4が移動するような感じを入浴者Nに与えることができる。 According to this, the discharge port 4 for discharging the water flow does not move suddenly from one discharge port 4 to the other discharge port 4, and the bather N is given a feeling that the discharge port 4 for the water flow gradually moves. Can do.
本発明は、足位置部側の吐出口から頭位置部側の吐出口に順々に水流を吐出させるといった全身施療モードの基本動作パターンに基いてモード切替え動作を行わせることで、入浴者に違和感を感じさせないモード切替えを可能にする利点を有する。 The present invention allows a bather to perform a mode switching operation based on a basic operation pattern of a whole body treatment mode in which a water flow is sequentially discharged from a discharge port on the foot position side to a discharge port on the head position side. This has the advantage of enabling mode switching without causing a sense of incongruity.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
本例の浴槽装置は、浴槽1に設けた吸込口9から吐出口4に至る循環経路10を有し、この循環経路10に配置したポンプ12によって吸込口9から浴水を吸い込むと共に、循環経路10に設けたエア供給部11によって上記吸い込んだ浴水にエアを含ませ、吐出口4から上記吸い込んだ浴水をエアと共に浴槽1に吐出するジェットバス装置7であり、吐出口4から吐出した浴水を浴槽1に入浴した入浴者Nに当てることで入浴者Nにマッサージを施すことが可能にされている。詳しくは、浴槽1の一端部には入浴者Nの足先が位置する足位置部2が設けられ、浴槽1の他端部には入浴者Nの頭が位置する頭位置部3が設けられており、吐出口4は浴槽1の足位置部2から頭位置部3に向う方向に多数並べて設けられている。具体的に、本例の吐出口4は、浴槽1の足位置部側から頭位置部側にかけて、水流を足裏の先端部分(主につま先)に当てる足裏先部用吐出口40、足裏の基端部分(主に土踏まずやかかと)に当てる足裏基部用吐出口41、下腿部に当てる下腿用吐出口42、大腿部に当てる大腿用吐出口43、腰に当てる腰用吐出口44、背中下部に当てる背下部用吐出口45、背中上部に当てる背上部用吐出口46を設けて構成されている。この浴槽装置には運転制御をする運転制御部8が設けられており、この運転制御部8で循環経路10に設けた切替弁13を作動させて上記各吐出口4を適宜選択して水流を吐出させるといった各種の運転モードが備えられている。具体的に上記運転モードには、全身施療モード、複数の部位施療モードが備えられている。
The bathtub device of the present example has a
全身施療モードは、図1のように、入浴者Nの全身である全身施療領域Aを施療領域とすると共に、この全身施療領域Aに位置する全ての吐出口4(足裏先部用吐出口40、足裏基部用吐出口41、下腿用吐出口42、大腿用吐出口43、腰用吐出口44、背下部用吐出口45、背上部用吐出口46)を用いてマッサージを施すようにした運転モードであり、図2(a)のように、全身施療領域Aにおける足位置部側端部に位置する足裏先部用吐出口40を運転開始位置とし、この足裏先部用吐出口40から頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させていき、上記水流の吐出が全身施療領域Aにおける頭位置部側端部に位置する背上部用吐出口46まで行われた後には、足裏先部用吐出口40から再び頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させる、といった繰り返し運転が行われるようにされている。ここで、足裏先部用吐出口40、足裏基部用吐出口41、下腿用吐出口42、大腿用吐出口43、腰用吐出口44、背下部用吐出口45及び背上部用吐出口46は、入浴者Nの身体の末梢部分から順々に心臓に近づくように配置されているから、全身施療モードによると入浴者Nの身体の末梢部分から心臓に近づくように入浴者Nにマッサージを施すことができるのであり、つまり、あたかも身体の末梢部分から心臓側に身体をさするようなリンパマッサージが施療可能にされている。
In the whole body treatment mode, as shown in FIG. 1, the whole body treatment area A, which is the whole body of the bather N, is set as a treatment area, and all the discharge ports 4 (foot sole tip discharge openings) located in the whole body treatment area A are used. 40, the
部位施療モードは、全身施療領域A内の一部の領域である部位施療領域Bを施療領域とすると共に、この部位施療領域Bに位置した上記多数の吐出口4の一部を用いてマッサージを施すようにした運転モードである。具体的に、本例では、部位施療モードとして、入浴者Nの上肢領域(腰から背中上部の部位)にマッサージを施す背腰施療モードと、入浴者Nの下肢領域(足先から大腿部の部位)にマッサージを施す足施療モードとを有している。 In the part treatment mode, a part treatment region B, which is a part of the whole body treatment region A, is used as a treatment region, and massage is performed using a part of the numerous discharge ports 4 located in the part treatment region B. This is the operation mode to be applied. Specifically, in this example, as the part treatment mode, the dorsal waist treatment mode in which massage is performed on the upper limb region of the bather N (the region from the waist to the upper back), and the lower limb region of the bather N (from the toes to the thigh) A foot treatment mode in which massage is performed on the body part).
背腰施療モードは、図1のように、入浴者Nの上肢領域(腰から背中上部の部位)を施療領域とする(上肢施療領域B1という)と共に、この上肢施療領域B1に位置する吐出口4(腰用吐出口44、背下部用吐出口45、背上部用吐出口46)を用いてマッサージを施すようにした運転モードであり、図2(b)のように、上肢施療領域B1における足位置部側端部に位置する腰用吐出口44を運転開始位置とし、この腰用吐出口44から頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させていき、上記水流の吐出が上肢施療領域B1における頭位置部側端部に位置する背上部用吐出口46まで行われた後には、この背上部用吐出口46から足位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させていき、上記水流の吐出が腰用吐出口44まで行われた後には、再び頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させる、といった繰り返し運転が行われるようにされている。また、背腰施療モードの他例として、運転開始位置が前記のように腰用吐出口44ではなく背上部用吐出口46であってもよい。これは、図2(c)のように、この背上部用吐出口46から背下部用吐出口45、腰用吐出口44の順で水流の吐出が行われ、その後腰用吐出口44から背下部用吐出口45、背上部用吐出口46の順で水流の吐出が行われて以後、同様に繰り返し運転が行われるようにしてもよい。
As shown in FIG. 1, the back and waist treatment mode uses the upper limb region (portion from the waist to the upper back) of the bather N as a treatment region (referred to as an upper limb treatment region B1), and a discharge port located in the upper limb treatment region B1. 4 (the
足施療モードは、図1のように、入浴者Nの下肢領域(足先から大腿部の部位)を施療領域とする(下肢施療領域B2という)と共に、この下肢施療領域B2に位置する吐出口4(足裏先部用吐出口40、足裏基部用吐出口41、下腿用吐出口42、大腿用吐出口43)を用いてマッサージを施すようにした運転モードであり、図2(d)のように、下肢施療領域B2における足位置部側端部に位置する足裏先部用吐出口40を運転開始位置とし、この足裏先部用吐出口40から頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させていき、上記水流の吐出が下肢施療領域B2における頭位置部側端部に位置する大腿用吐出口43まで行われた後には、足裏先部用吐出口40から再び頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させる、といった繰り返し運転が行われるか、または、図2(e)のように、下肢施療領域B2における足位置部側端部に位置する足裏先部用吐出口40を運転開始位置とし、この足裏先部用吐出口40から頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させていき、上記水流の吐出が下肢施療領域B2における頭位置部側端部に位置する大腿用吐出口43まで行われた後には、この大腿用吐出口43から足位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させていき、上記水流の吐出が下肢施療領域B2における足位置部側端部に位置する足裏先部用吐出口40まで行われた後には、再びこの足裏先部用吐出口40から頭位置部側の吐出口4に順々に水流を吐出させる、といった繰り返し運転が行われるようにされている。以下の説明においては、足施療モードは前記のように図2(e)に示す順で水流の吐出を行うものとする。
In the foot treatment mode, as shown in FIG. 1, the lower limb region of the bather N (the region from the tip of the foot to the thigh) is used as the treatment region (referred to as the lower limb treatment region B2), and the vomit located in the lower limb treatment region B2 This is an operation mode in which massage is performed using the outlet 4 (foot
いずれの部位施療モードも、入浴者Nの身体の末梢部分から心臓に近づくように入浴者Nにマッサージを施す際、あたかも身体の末梢部分から心臓側に身体をさするようなリンパマッサージが施療可能にされている。 In any part treatment mode, when massage is given to the bather N so that it approaches the heart from the peripheral part of the body of the bather N, a lymphatic massage that treats the body from the peripheral part of the body to the heart side can be treated. Has been.
ところで、本例の浴槽装置としては、上記施療モードの切替を行う切替手段5を有しており、この切替手段5に、全身施療モードの動作パターン(足位置部側の吐出口から頭位置部側の吐出口に順々に水流を吐出させていく動作パターン)に基いた動作に沿ってモード切替え動作を行わせる切替制御部6を備えたことで、入浴者Nに違和感を感じさせないようなモード切替を可能にしたことに特徴を有している。
By the way, as the bathtub apparatus of this example, it has the switching means 5 which switches the said treatment mode, and this switching means 5 has an operation pattern (from the discharge port on the foot position portion side to the head position portion) of the whole body treatment mode. The switching
具体的に、図3には、全身施療モードから背腰施療モードに切替える場合の流れを示す。図3(a)には、全身施療モードの運転中に背腰施療モードに切り替える際、前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4が切替先の部位施療モード(すなわち背腰施療モード)の施療領域(すなわち上肢施療領域B1)に位置していない場合の流れを示す。詳しくは、背腰施療モードで使用しない吐出口4(たとえば下腿用吐出口42)から水流が吐出されている瞬間に切替手段5による背腰施療モードへの切替がなされた場合であり、この場合、切替制御部6によると、全身施療モードを大腿用吐出口43にまで水流を順々に吐出させる継続運転を行わせた後に、背腰施療モードの上肢施療領域B1における足位置部側端部の腰用吐出口44から水流の吐出を開始するように運転させている。また、切替がなされてから背腰施療モードの運転が始まるまでの間に運転される移行モードとしての全身施療モードの運転中においては、移行モードではない通常の全身施療モードによる運転中の場合と比較して、切替弁13の弁体72(後述する)の回転速度を上げることで、モード移行時間すなわち、切替先の背腰施療モードによる運転が始まるまでの時間を短縮させるようにしてもよいものである。またこの時、回転速度を上げるとトルクが低下するため、前記移行モード中においては、ポンプ12の電圧を落として流量を少なくすることで、弁体72がスムーズに回転できるようにするのが好ましいものである。
Specifically, FIG. 3 shows a flow when switching from the whole body treatment mode to the dorsal waist treatment mode. FIG. 3 (a) shows that when switching to the back and back treatment mode during the operation of the whole body treatment mode, the discharge port 4 that discharges the water flow at the time of the switching is the switching destination part treatment mode (that is, the back and back treatment mode). The flow in the case of not being located in the treatment region (ie, upper limb treatment region B1) in the treatment mode) is shown. Specifically, this is a case where switching to the back and waist treatment mode is performed by the switching means 5 at the moment when the water flow is discharged from the discharge port 4 (for example, the
また、図3(b)には、全身施療モードの運転中に背腰施療モードに切り替える際、前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4が切替先の背腰施療モードの上肢施療領域B1に位置している場合の流れを示す。これは、詳しく説明すると、背腰施療モードで使用する吐出口4(たとえば背下部用吐出口45)から水流が吐出されている瞬間に切替手段5による背腰施療モードへの切替がなされた場合であり、この場合、切替制御部6によると、該前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4を開始位置として切替先の背腰施療モードに切り替える(すなわち全身施療モードから背腰施療モードにすみやかに移行する)ように運転されている。
FIG. 3B shows that when switching to the back and back treatment mode during the operation of the whole body treatment mode, the discharge port 4 that discharges the water flow at the time of the switching is the switching back of the back and back treatment mode. The flow in the case of being located in the upper limb treatment region B1 is shown. More specifically, this is a case where the switching means 5 switches to the back and back treatment mode at the moment when the water flow is discharged from the discharge port 4 used in the back and back treatment mode (for example, the
次に、全身施療モードから足施療モードに切替える場合の流れを示す。図4(a)には、全身施療モードの運転中に足施療モードに切り替える際、前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4が切替先の部位施療モード(すなわち足施療モード)の施療領域(すなわち下肢施療領域B2)に位置していない場合の流れを示す。詳しくは、足施療モードで使用しない吐出口4(たとえば腰用吐出口44)から水流が吐出されている瞬間に切替手段5による足施療モードへの切替がなされた場合であり、この場合、切替制御部6によると、全身施療モードを背上部用吐出口46にまで水流を順々に吐出させると共に足裏先部用吐出口40から水流を吐出させる継続運転を行わせた後に、足施療モードの下肢施療領域B2における足位置部側端部の足裏先部用吐出口40から水流の吐出を開始するように運転させるものである。また、切替がなされてから足施療モードの運転が始まるまでの間に運転される移行モードとしての全身施療モードの運転中においては、移行モードではない通常の全身施療モードによる運転中の場合と比較して、切替弁13の弁体72の回転速度を上げることで、モード移行時間すなわち、切替先の足施療モードによる運転が始まるまでの時間を短縮させるようにしてもよいものである。またこの時、回転速度を上げるとトルクが低下するため、前記移行モード中においては、ポンプ12の電圧を落として流量を少なくすることで、弁体72がスムーズに回転できるようにするのが好ましいものである。
Next, the flow in the case of switching from the whole body treatment mode to the foot treatment mode is shown. In FIG. 4A, when switching to the foot treatment mode during the operation of the whole body treatment mode, the discharge port 4 that discharges a water flow at the time of the switching is the part treatment mode of the switching destination (that is, the foot treatment mode). ) In the treatment area (that is, the lower limb treatment area B2). Specifically, this is a case where switching to the foot treatment mode is performed by the switching means 5 at the moment when the water flow is discharged from the discharge port 4 (for example, the waist discharge port 44) that is not used in the foot treatment mode. According to the
また、図4(b)には、全身施療モードの運転中に足施療モードに切り替える際、前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4が切替先の足施療モードの下肢施療領域B2に位置している場合の流れを示す。これは、詳しく説明すると、足施療モードで使用する吐出口4(たとえば下腿用吐出口42)から水流が吐出されている瞬間に切替手段5による足施療モードへの切替がなされた場合であり、この場合、切替制御部6によると、該前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4(すなわち下腿用吐出口42)を開始位置として切替先の足施療モードに切り替える(すなわち全身施療モードから足施療モードにすみやかに移行する)ように運転させるものである。
Also, FIG. 4B shows that when switching to the foot treatment mode during the operation of the whole body treatment mode, the discharge port 4 that discharges the water flow at the time of the switching is the lower limb treatment of the foot treatment mode of the switching destination. The flow in the case of being located in the region B2 is shown. More specifically, this is a case where the switching means 5 switches to the foot treatment mode at the moment when the water flow is discharged from the discharge port 4 (for example, the lower leg discharge port 42) used in the foot treatment mode. In this case, according to the switching
次に、部位施療モードから全身施療モードに切替える場合について、以下に説明する。まず図5に、背腰施療モードから全身施療モードに切替える場合の流れを示す。背腰施療モードの運転中に切替手段5による全身施療モードへの切替がなされたときには、前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4を開始位置として上記全身施療モードに切り替える、つまり、切替制御部6によって全身施療モードにすみやかに移行するように運転されている。図5(a)及び(b)には、背腰施療モードにおいて、水流の吐出が背上部用吐出口46から背下部用吐出口45、腰用吐出口44の順で行われている際に、背下部用吐出口45から吐出されている時点で切替がなされた場合を示している。図5(a)に示すものの場合、前記切替がなされた時点で背下部用吐出口45を開始位置として全身施療モードが開始されている。これに対して図5(b)に示すものの場合、切替がなされて背下部用吐出口45、腰用吐出口44の順で水流を吐出する吐出口4を移動させた後、腰用吐出口44を開始位置として全身施療モードに移行している。つまり、切替元の背腰施療モードにおける吐出口4の移動方向が全身施療モードでの吐出口4の移動方向とは逆の背上部用吐出口46、背下部用吐出口45、腰用吐出口44の方向となっている時に切替が行われた場合に、即座に全身施療モードに移行すると吐出口4の移動方向が切替元の背腰施療モードにおける吐出口44の移動の途中で方向転換されることとなり、違和感を感じてしまうおそれがある。このため、切替元の背腰施療モードの吐出口4の移動方向が全身施療モードとは逆方向である場合には、切替がなされても切替元の背腰施療モードにおける吐出口4の移動方向が全身施療モードの吐出口4の移動方向と同じとなるのを待って全身施療モードに移行することで、背腰施療モードが途中で中断されたという違和感を感じないようにしている。
Next, the case of switching from the part treatment mode to the whole body treatment mode will be described below. First, FIG. 5 shows a flow when switching from the back-and-back treatment mode to the whole-body treatment mode. When switching to the whole body treatment mode is performed by the switching means 5 during the operation of the dorsal waist treatment mode, the discharge port 4 that discharges the water flow at the time of the switching is switched to the above whole body treatment mode. In other words, the switching
また図5(c)には、背腰施療モードにおいて、水流の吐出が腰用吐出口44から背下部用吐出口45、背上部用吐出口46の順で行われている際に、背下部用吐出口45から吐出されている時点で切替がなされた場合を示している。この場合も、前記切替がなされた時点で背下部用吐出口45を開始位置として全身施療モードが開始される。
FIG. 5C shows the lower back when the water flow is discharged from the
図6に、足施療モードから全身施療モードに切替える場合の流れを示す。足施療モードの運転中に切替手段5による全身施療モードへの切替がなされたときには、前記切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口4を開始位置として上記全身施療モードに切り替える、つまり、切替制御部6によって全身施療モードにすみやかに移行するように運転されている。図6(a)には、足施療モードにおいて、水流の吐出が足裏先部用吐出口40から足裏基部用吐出口41、下腿用吐出口42、大腿用吐出口43の順で行われている際に、下腿用吐出口42から吐出されている時点で切替がなされた場合を示している。この場合、前記切替がなされた時点で下腿用吐出口42を開始位置として全身施療モードが開始されている。
FIG. 6 shows a flow when switching from the foot treatment mode to the whole body treatment mode. When switching to the whole body treatment mode is performed by the switching means 5 during the operation in the foot treatment mode, the discharge port 4 that discharges the water flow at the time of the switching is switched to the whole body treatment mode, that is, The switching
また図6(b)及び(c)には、足施療モードにおいて、水流の吐出が大腿用吐出口43から下腿用吐出口42、足裏基部用吐出口41、足裏先部用吐出口40の順で行われている際に、下腿用吐出口42から吐出されている時点で切替がなされた場合を示している。図6(b)に示すものの場合、切替がなされて下腿用吐出口42、足裏基部用吐出口41、足裏先部用吐出口40の順で水流を吐出する吐出口4を移動させた後、足裏先部用吐出口40を開始位置として全身施療モードに移行している。つまり、切替元の足施療モードにおける吐出口4の移動方向が全身施療モードでの吐出口4の移動方向とは逆の大腿用吐出口43から下腿用吐出口42、足裏基部用吐出口41、足裏先部用吐出口40の順の方向となっている時に切替が行われた場合に、即座に全身施療モードに移行すると吐出口4の移動方向が切替元の足施療モードにおける吐出口44の移動の途中で方向転換されることとなり、違和感を感じてしまうおそれがある。このため、切替元の足施療モードの吐出口4の移動方向が全身施療モードとは逆方向である場合には、切替がなされても切替元の足施療モードにおける吐出口4の移動方向が全身施療モードの吐出口4の移動方向と同じとなるのを待って全身施療モードに移行することで、足施療モードが途中で中断されたという違和感を感じないようにしている。また図6(c)に示すものの場合は、前記切替がなされた時点で下腿用吐出口42を開始位置として全身施療モードが開始される。
6B and 6C, in the foot treatment mode, water flow is discharged from the
次に、部位施療モード間で切替える場合の流れについて説明する。 Next, the flow when switching between site treatment modes will be described.
具体的に、図7(a)には背腰施療モードから足施療モードに切替える場合の流れ、更に詳しくは、背腰施療モードにおいて水流の吐出が腰用吐出口44から背下部用吐出口45、背上部用吐出口46の順で行われている際に、背下部用吐出口45から吐出されている時点で足施療モードへの切替がなされた場合を示している。この場合、切替制御部6によって、背腰施療モードの上肢施療領域B1における頭位置部側端部の背上部用吐出口46にまで水流を順々に吐出させる継続運転を行わせた後に、足施療モードの下肢施療領域B2における足位置部側端部の足裏先部用吐出口40から水流の吐出を開始するように運転させている。また、図7(b)には、前記と同様に背腰施療モードから足施療モードに切替える場合の流れであるが、水流を吐出する吐出口の移動する方向が異なり、水流の吐出が背上部用吐出口46から背下部用吐出口45、腰用吐出口44の順で行われている際に、背下部用吐出口45から吐出されている時点で足施療モードへの切替がなされた場合を示している。この場合、背腰施療モードの運転中に切替手段5による足施療モードへの切替がなされたときには、切替制御部6によって、背腰施療モードの上肢施療領域B1における頭位置部側端部の背上部用吐出口46にまで水流を順々に吐出させる継続運転を行わせた後に、足施療モードの下肢施療領域B2における足位置部側端部の足裏先部用吐出口40から水流の吐出を開始するように運転させている。いずれの場合でも、切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口を開始位置として、一時的に移行モードとして全身施療モードに切り替えると共に、前記移行モードとしての全身施療モードにおいて水流を吐出する吐出口が切替先の部位施療モードの施療領域の足位置部側端部に位置する吐出口となった時点で、この吐出口を開始位置として切替先の部位施療モードに切り替えるようになっている。また、上記のように移行モードとしての全身施療モードによる運転中においては、移行モードではない通常の全身施療モードによる運転中の場合と比較して、切替弁13の弁体72の回転速度を上げることで、モード移行時間すなわち、切替先の足施療モードによる運転が始まるまでの時間を短縮させるようにしてもよいものである。またこの時、回転速度を上げるとトルクが低下するため、前記移行モード中においては、ポンプ12の電圧を落として流量を少なくすることで、弁体72がスムーズに回転できるようにするのが好ましいものである。
Specifically, FIG. 7A shows a flow when switching from the dorsal waist treatment mode to the foot treatment mode. More specifically, in the dorsal waist treatment mode, water flow is discharged from the
また、図8(a)には足施療モードから背腰施療モードに切替える場合の流れ、更に詳しくは、足施療モードにおいて水流の吐出が足裏先部用吐出口40から足裏基部用吐出口41、下腿用吐出口42、大腿用吐出口43の順で行われている際に、下腿用吐出口42から吐出されている時点で背腰施療モードへの切替がなされた場合を示している。この場合、切替制御部6によって、足施療モードの下肢施療領域B2における頭位置部側端部の大腿用吐出口43にまで水流を順々に吐出させる継続運転を行わせた後に、背腰施療モードの上肢施療領域B1における足位置部側端部の腰用吐出口44から水流の吐出を開始するように運転させている。また、図8(b)には、前記と同様に足施療モードから背腰施療モードに切替える場合の流れであるが、水流を吐出する吐出口の移動する方向が異なり、水流の吐出が大腿用吐出口43から下腿用吐出口42、足裏基部用吐出口41、足裏先部用吐出口40の順で行われている際に、下腿用吐出口42から吐出されている時点で背腰施療モードへの切替がなされた場合を示している。この場合、足施療モードの運転中に切替手段5による背腰施療モードへの切替がなされたときには、切替制御部6によって、足施療モードの下肢施療領域B2における頭位置部側端部の大腿用吐出口43にまで水流を順々に吐出させる継続運転を行わせた後に、背腰施療モードの上肢施療領域B1における足位置部側端部の腰用吐出口44から水流の吐出を開始するように運転させている。いずれの場合でも、切替がなされた時点で水流を吐出している吐出口を開始位置として、一時的に移行モードとして全身施療モードに切り替えると共に、前記移行モードとしての全身施療モードにおいて水流を吐出する吐出口が切替先の部位施療モードの施療領域の足位置部側端部に位置する吐出口となった時点で、この吐出口を開始位置として切替先の部位施療モードに切り替えるようになっている。また、上記のように移行モードとしての全身施療モードによる運転中においては、移行モードではない通常の全身施療モードによる運転中の場合と比較して、切替弁13の弁体72の回転速度を上げることで、モード移行時間すなわち、切替先の背腰施療モードによる運転が始まるまでの時間を短縮させるようにしてもよいものである。またこの時、回転速度を上げるとトルクが低下するため、前記移行モード中においては、ポンプ12の電圧を落として流量を少なくすることで、弁体72がスムーズに回転できるようにするのが好ましいものである。
FIG. 8A shows a flow when switching from the foot treatment mode to the dorsal waist treatment mode. More specifically, in the foot treatment mode, the discharge of water flows from the foot tip
このように、全身施療モードから部位施療モードに切替える場合、部位施療モードから部位施療モードに切替える場合のいずれの場合でも、切替制御部6によって、全身施療モードの動作パターン(足位置部側から頭部位置側の吐出口4に順々に水流を吐出させる動作パターン)に沿って(すなわち一時的に移行モードとして全身施療モードに切り替わって)モード切替え動作が行われるようにされており、入浴者Nに違和感を感じさせないモード切替えが可能にされているのである。なお、部位施療モードから全身施療モードに切替える場合には、切替先の施療モードが全身施療モードとなっているため、一時的な移行モードとしての全身施療モードを介在させることなく、全身施療モードの動作パターンに沿ったモード切替え動作とすることができる。つまり、本例の浴槽装置では、従来のように切替元の施療域で高められていたマッサージ感がその途中でいきなり消滅し、切替元の施療域と離れた位置にある切替先の施療域でいきなりマッサージが開始されて入浴者Nに大きな違和感を与えてしまう事態を回避できたものであり、したがって浴槽装置に快適な使用感を備えることができたものである。
Thus, in either case of switching from the whole body treatment mode to the part treatment mode or switching from the part treatment mode to the part treatment mode, the switching
なお、図9には、切替手段5によるモード切替えが、連続する吐出口4間で水流の吐出が移行している間に行われた際の切替え動作の例を示す。具体的に、図9(a)では、背腰施療モードの運転中、水流の吐出が足裏基部用吐出口41から下腿用吐出口42に移行している際に、切替手段5によるモード切替えが行われた場合において、移行後に水流が吐出する吐出口4(下腿用吐出口42)に移行した後に、切替制御部6によってモード切替えが行われている。また、図9(b)では、背腰施療モードの運転中、水流の吐出が足裏基部用吐出口41から下腿用吐出口42に移行している際に、切替手段5によるモード切替えが行われた場合において、移行前に水流が吐出していた吐出口4(足裏基部用吐出口41)に戻った後に、切替制御部6によってモード切替えが行われている。いずれの運転例も本例の浴槽装置に採用することができる。
FIG. 9 shows an example of the switching operation when the mode switching by the
また、図10には実施形態の他例として、切替弁13の構造を簡略化した浴槽装置を示す。具体的に、本例では、各吐出口4に至らせる循環経路10をポンプ12より下流で2分し、2分した循環経路10にそれぞれ切替弁13を配置してあり、切替弁13で分岐させる循環経路10の本数を減じて切替弁13の構造を簡略化してある。なお、本例では循環経路10を2分してあるが、3以上の複数に分岐するようにしてもよいものである。
Moreover, the bathtub apparatus which simplified the structure of the switching
以下、図1に示す浴槽装置において用いられる切替弁13の構造の一例について詳述する。
Hereinafter, an example of the structure of the switching
次に、切替弁13による水流の制御について説明する。切替弁13は図11(a)に示すように弁筐体71と、弁筐体71内に回動自在に嵌め込まれた弁体72と、弁体72を回動するためのステッピングモータ76とで主体が構成される。
Next, water flow control by the switching
弁体72は筒状をしたもので、その軸方向の端部(すなわち弁筐体71の外部に露出する部分)に流入用の開口(図示せず)が形成してあって内部が前記開口から流入する流入路73となっていると共に、弁体72の弁筐体71内に位置する部分の側面の一部に弁口74が開口してある。
The
弁筐体71は、その内径が弁体72の外径と略同じに形成してあり、弁体72が弁筐体71内に嵌まり込んだ状態で軸回りに摺動回転するもので、前記弁体72が回転する際の弁口74の軌跡に対応する部位に複数の筐体側開口75が形成してあり、各筐体側開口75からそれぞれ流出路77が接続される。本実施形態では、弁筐体71の周方向に略等間隔に7つの筐体側開口75a〜75gが形成してあると共にそれぞれに流出路77a〜77gが接続してあり、流出路77a〜77gは順に足裏先部用吐出口40、足裏基部用吐出口41、下腿用吐出口42、大腿用吐出口43、腰用吐出口44、背下部用吐出口45、背上部用吐出口46に接続されている。
The
弁体72はステッピングモータ76により回転されるもので、ステッピングモータ76を駆動するための電子回路等からなる制御部(図示せず)が設けてある。ステッピングモータ76についてはここでは詳述しないが、モータに対してパルス信号を送信することで回転させ、その回転角は送信したパルス数に比例して決まるもので、フィードバック制御系を持たずに速度制御、位置制御を極めて小さな誤差で行うことができ、誤差が累積されないため精密な制御が可能となるものである。これにより、弁体72の回転位置、回転速度、回転方向、駆動・停止のタイミング等を任意に制御することができる。
The
このような切替弁13にあっては、隣接する筐体側開口75、すなわち、筐体側開口75aと筐体側開口75b、筐体側開口75bと筐体側開口75c、・・・筐体側開口75fと筐体側開口75g、筐体側開口75gと筐体側開口75a、の各間隔は、弁口74の開口幅よりも小さく形成しているため、弁体72が回動してその弁口74が周方向に移動し、流入路73から流入した水流が吐出されている筐体側開口75が移動する際、筐体側開口75に接続されている流出路77と弁筐体71内の空間との連通面積が連続的に変化することとなり、移動する元の筐体側開口75から流出する流量が連続的に減少すると共に移動する先の筐体側開口75から流出する流量が連続的に増加する。図12に、弁体を回転する際の各筐体側開口75から流出する流量の変化を示す。
In such a
これにより、水流の吐出を一の吐出口4から他の吐出口4に移行させる際、一の吐出口4の吐出量を連続的に減少させると同時に他の吐出口4の吐出量を連続的に増大させ、全ての吐出口4(すなわち筐体側開口75)が閉状態となって、ポンプ12に過負荷がかかってしまうのを防止することができ、また、水流を吐出する吐出口4が一つの吐出口4から他の吐出口4へと急に移動せず徐々に(連続的に)水流の吐出口4が移動するような感じを入浴者Nに与えることができる。
Thereby, when the discharge of the water flow is transferred from one discharge port 4 to another discharge port 4, the discharge amount of one discharge port 4 is continuously reduced and at the same time the discharge amount of other discharge ports 4 is continuously increased. It is possible to prevent the
また上記のような実施形態において、背下部用吐出口45と足裏先部用吐出口40にはスイングノズル78を設けてもよい。
In the embodiment as described above, a
スイングノズル78は、図13に示すようにノズル体78aに前面が開口して噴出口3となる合流室78bと、前記合流室78bに連通接続される二つの流路79(79a、79b)を設けて主体が構成される。合流室78bへ流入する一方の流路79aと他方の流路79bの流れ方向は、互いに前方へ行く程近づいて合流室78b内で合流し、合流した水流が噴出口78cから外部に噴出されるのであるが、この時、噴出口78cで合流した水は一方の流路79aから供給される流量と他方の流路79bから供給される流量によって噴出口78cからの噴出される方向が変化するものである。このようなスイングノズル78を一つの吐出口4に設けることで、足裏や背中や腰部やその他の一定範囲内で噴出方向を変化させることができる。
As shown in FIG. 13, the
1 浴槽
2 足位置部
3 頭位置部
4 吐出口
5 切替手段
6 切替制御部
40 足裏先部用吐出口
41 足裏基部用吐出口
42 下腿用吐出口
43 大腿用吐出口
44 腰用吐出口
45 背下部用吐出口
46 背上部用吐出口
A 全身施療領域
B 部位施療領域
B1 上肢施療領域
B2 下肢施療領域
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
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