JP4844031B2 - 発光モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、半導体レーザ素子等の半導体発光素子からの光をレンズを介して出力する発光モジュールに関し、特に、半導体発光素子の光出力をモニターする技術に関する。
面発光型半導体レーザ素子(Vertical-Cavity Surface-Emitting Laser diode 以下、VCSELという)は、半導体基板の表面から光を出射するレーザダイオードであり、端面発光型のレーザダイオードと比べて、駆動電流が低い、ウエハレベルでの特性検査が可能、および2次元化が容易にできる、といった特徴を備えている。このため、光情報処理や光通信用の光源、または光を使用してなされるデータ記憶装置の光源として利用されている。
通常、VCSELは、TOキャンなどのパッケージ内に気密封止された状態で使用されている。パッケージには、外部接続用のリードピンが設けられ、リードピンに駆動信号を与えると、それが光信号に変換され、パッケージからレーザ光が出射される。この光出力は、温度等によって変動するため、VCSELの光出力をモニターし、その結果に応じて駆動電流を制御することが行われている。
特許文献1は、図16に示すように、基板1上に、発光素子3、該発光素子3に光接続させる光ファイバ5、及び発光素子3から出射された光をモニタする受光素子4を設けて成る光モジュールであって、光ファイバ5のコア軸5aを横切り、発光素子3から出射され光ファイバ5内を伝送する光の一部をコア軸5に対し非平行に反射させる半透明ミラー8を設けるとともに、半透明ミラー8からの反射光を受光素子4でモニターしている。
特許文献2に係る発光モジュール10は、図17に示すように、面発光レーザダイオード等の半導体発光素子21と半導体受光素子22を搭載する搭載部材20と、レンズ32と、レンズを保持するレンズ保持部材30を備え、半導体発光素子21によって出射される光の一部は、レンズ32の第1の面32aに設けた反射膜32cによって反射され、半導体受光素子22に入射する。これにより、半導体発光素子からの前面光を、ハーフミーを用いることなく半導体受光素子による受光を可能にしている。
特許文献3は、図18(a)に示すように、面発光型レーザダイオード19がガラス窓8と対向するように配置され、PDサブマウント4に搭載されたフォトダイオード2は、図18(b)に示すように、中央部に貫通孔17が形成されたリング状の受光面を有している。フォトダイオード2に形成された貫通孔17は、レーザダイオード19の主放射光12の光軸を含んだ一部の光のみが通過するように配置され、貫通孔17を通過した光のみがガラス窓8を通して外部に放射される。放射される主放射光12のうち高角度で放射される高次光がリング状のフォトダイオード2に照射されて遮断されるようになっている。
特開2001−343559号 特開2004−95824号 特開平11−274650号
上述したように、VCSELから出射された光をレンズを介して光ファイバに結合させる発光モジュールとして、ボールレンズを保持したものは、比較的少ない部品点数により光ファイバとの光結合を実現できるため、コストが安いという長所がある。その一方で、特許文献2に示すように、ボールレンズの光軸上に半導体発光素子を配置し、そこから離れた位置にフォトダイオードを配置して半導体発光素子の光量をモニターする場合、ボールレンズからの反射光量の利用効率が低いという欠点がある。特に、半導体発光素子から出射されるレーザ光がマルチモード光である場合は、発光強度がドーナツ状に分布しているため、フォトダイオードの位置合わせを精度よく行わないと、反射光との結合効率が低下してしまう。フォトダイオードの動作に十分な光量を入射させるために、レーザ光量を大きくすると、VCSEL等の半導体発光素子の寿命及び安全性の観点から望ましくない。さらに特許文献1のモニター方法は、レンズとは別々にハーフミラーを必要とするためコストが高くなる課題がある。特許文献3のモニター方法では、受光素子がレーザ光の一部を遮断してしまうため、発光パターンが完全に欠けてしまい、光通信をする上で好ましくない。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決し、レンズからの反射光の利用効率を高め、レーザの出射光量を増加することなく、レーザ光の光量を監視できる発光モジュールを提供することを目的とする。
本発明に係る、半導体発光素子から出射されたレーザ光をレンズを介して出力する発光モジュールは、第1の主面を有し、第1の主面上に半導体発光素子を搭載する搭載手段と、第1の主面と直交する基準線にレンズの光軸が一致するようにレンズを保持するレンズ保持手段と、半導体発光素子から出射されたレーザ光のうち、レンズによって反射された反射光を受光する半導体受光素子とを有し、半導体受光素子はレンズの光軸上に位置し、半導体発光素子はレンズの光軸から離れている。
好ましくは、半導体発光素子は、搭載手段の第1の主面上に半導体発光素子と隣接して配置される。例えば、半導体発光素子と半導体受光素子を接するように配置すれば、位置決めが容易となる。好ましくはレンズは、球レンズであるが、これ以外の非球面レンズ等を用いることもできる。また、半導体発光素子は、球レンズの光軸から当該ボールレンズの半径を超えない範囲内に配置される。
好ましくは、半導体受光素子は、搭載手段の第1の主面に設けられた部品搭載面上に配置されるようにしてもよい。この場合、第1の主面から半導体受光素子の受光面までの距離が、第1の主面から半導体発光素子の発光面までの距離よりも大きい。
さらにレンズは、半導体発光素子からの光の一部を反射可能であるとともに一部を透過可能である反射膜を有するようにしてもよい。また半導体発光素子は、レンズの光軸から傾斜した角度でピーク強度を示す発光プロファイルを有するものでもよく、例えば、マルチモード光を出射する。半導体発光素子は、例えば、面発光型半導体レーザ素子であり、選択酸化型のポスト構造を有する。
本発明に係る発光モジュールによれば、レンズの光軸上に半導体受光素子を配置させ、半導体発光素子をレンズの光軸からオフセットさせるようにしたので、半導体発光素子から出射されるレーザ光の強度を増加させることなく、レンズで反射した反射光を半導体受光素子において効率よく受光することができる。これにより、温度が変化するような環境下において、半導体発光素子の光量の監視し、適切な光量制御を行うことができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る発光モジュールの概略構成を示す断面図である。本実施例に係る発光モジュール100は、VCSELチップを搭載する金属製のステム110と、ステム110の裏面から突出する複数のリードピン120、122、124と、ステム110に取り付けられる金属製のキャップ130とを備えて構成される。
ステム110には、複数のリードピン120、122、124を取り付けるための貫通孔112が形成される。貫通孔112の内壁には絶縁体膜114が充填され、挿入されるリードピン120、122、124を電気的に絶縁している。ステム110の表面には、VCSELチップ140とこれに隣接してフォトダイオード等の半導体受光素子150が搭載されている。リードピン120は、接地端子であり、VCSELチップ140のn側電極および半導体受光素子150のグランド電極に共通である。リードピン122は、VCSELチップ140のp側電極と電気的に接続され、VCSEL140に駆動電流を供給する。リードピン124は、半導体受光素子150の出力端子に接続されている。リードピン120、122、124の端部は、例えば、ワイヤボンディングにより所望の電極パッド等に接続されている。
ステム110の外縁には環状のフランジ116が形成されている。フランジ116には、キャップ130が溶接等により取り付けられる。キャップ130は、円筒状を有し、その頂部には、円形状の出射窓132が形成されている。出射窓132には球レンズ134が保持され、キャップ130とステム110により密閉された内部空間が形成されている。
図2は、VCSELチップと半導体受光素子の配置を説明する図である。ステム110は、VCSEL140および半導体受光素子150を配置するための少なくとも平坦な表面112を有し、VCSELチップ140および半導体受光素子150は、例えばダイアタッチ材により表面112上に接着される。このとき、VCSELチップ140と半導体受光素子150は、互いに接触する程度に近接して配置することができる。表面112と直交する基準線Qと一致する方向に球レンズ134の中心Sが配置される。基準線Qと球レンズ134の中心Sとを結ぶ線を球レンズ134の光軸Oと定義する。基準線Qの位置は、特に限定されないが、好ましくは、出射窓132の中心またはその近傍にあることが望ましい。
本実施例において特徴的な点は、半導体受光素子150が球レンズ134の光軸O上に配置され、VCSELチップ140が光軸Oから水平方向にオフセットされている。VCSELチップ140の発光部の中心、すなわちその光軸Kからのオフセット量は、好ましくは、球レンズ134の半径の距離以下である。より好ましくは、球レンズ134の最下面から表面112までの距離をA、球レンズの半径をB、VCSELチップ140の光軸Kから球レンズの光軸Oまでの距離をCとすると、おおよそ、A:B:C=7:7.5:2の関係にある。
図3は、VCSELチップの構成を示す断面図である。VCSELチップ140は、n型のGaAs基板200の面上にn型のAl0.8Ga0.2As層とn型のAl0.1Ga0.9As層との複数層積層体よりなる下部多層反射膜210と、アンドープのAl0.4Ga0.6As層よりなるスペーサ層、アンドープのAl0.2Ga0.8As層よりなる障壁層、及びアンドープのGaAs層よりなる量子井戸層との積層体よりなる活性領域220と、p型のAlAs層230と、p型のAl0.8Ga0.2As層とp型のAl0.1Ga0.9As層との複数層積層体よりなる上部多層反射膜240と、p型のGaAs層よりなるコンタクト層250と、コンタクト層250とオーミック接続されるp側の上部電極260と、基板裏面に形成されたn側電極270とを有する。
基板200上には、ポストPが形成され、ポストPの側壁および底部は、層間絶縁膜280によって覆われている。AlAs層230の外周には酸化領域232が形成され、AlAs層230は、電流狭窄層として機能する。また、上部電極260の中央には、レーザ光を出射するための出射口262が形成されている。このような構成の活性領域220からは波長850nmの放射光が得られる。
次に、発光モジュールの動作について説明する。リードピン120、122に駆動電流が印加されると、VCSEL140は、基板と垂直方向である光軸Kの方向(図3を参照)に出射口262からレーザ光を出射する。レーザ光がマルチモード光であるとき、その代表的な発光強度は図4に示すように、光軸Kを中心に−αから+αの広がり角で出射される。発光強度は、光軸Kの方向において低下し、その周囲にピーク値L1、L2を有するドーナツ状または双峰性のプロファイルとなる。すなわち、マルチモード光は、光軸Kから一定の角度(+α1、−α1)にピーク強度を有することになる。
VCSEL140から出射されたレーザ光は、その一部が球レンズ134に入射され、その一部が反射される。VCSEL140は、レンズの光軸Oからオフセットされているが、球レンズ134を用いているため、レーザ光は幾分斜め方向から入射されたとしても、球レンズ134に入射された光は、図2に示すような光ファイバ160の入射端面162に結像される。
球レンズ134によって反射された反射光は、ほぼ光軸Oの方向に進み、半導体受光素子150により受光される。本実施例では、光軸O上に半導体受光素子150が配置されているため、反射光の光路長が最短となり、また、後述するように反射光の受光量が増加し、従来よりも検出精度が向上される。
図5は、球レンズを上方から見たときの平面図であり、X軸とY軸の交点に光軸O、そして、交点上にVCSELチップの発光点の中心があり、VCSELチップ140に隣接して半導体受光素子150が配置されている。図6(a)は、図5におけるX軸方向の結合効率、図6(b)は、図5におけるX軸方向の受光量を示している。球レンズと光ファイバをその光軸が共に同じ光軸O上にくるよう配置し、VCSELチップの発光点をX軸とY軸の交点を通るようにX軸上を動かした時の球レンズからの出射光と光ファイバとの結合効率は、図6(a)に示すように、光軸Oがピークとなり、VCSELチップの発光点が光軸OからX軸方向に離れるに従い、結合効率が低下する。また、VCSELチップに隣接した半導体受光素子150の受光量は、図6(b)に示すように、光軸Oにおいて負のピーク値を有し、X軸方向に離れるに従い、正のピーク値を有する。これは、マルチモード光の発光プロファイルを反映するためである。このように、光軸Oから離れるに従い、結合効率が下がる傾向にあり、その一方、一定の距離まで受光量が増加する傾向がある。本実施例では、結合効率の低下を3%に抑えつつ、受光量の増加を10%となるように、VCSELチップ140および半導体受光素子150をX軸方向の位置X1にシフトさせ、上記したように、A:B:Cを、7:7.5:2の関係を得ている。これにより、光軸O上に半導体受光素子150が配置され、VCSELチップ140が光軸Oから距離X1だけオフセットしている。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図7に、第2の実施例に係る発光モジュールを示すが、第1の実施例と同一構成については同一番号を付し、その説明を省略する。第2の実施例では、半導体受光素子150は、マウンタ等の搭載部材170上に取り付けられている。半導体受光素子150を、ステム110の表面112から搭載部材170により光軸O方向にオフセットさせる。半導体受光素子150の受光面は、VCSELチップ140の発光面よりも表面112から高くなるため、受光面が球レンズ134の反射面により接近し、半導体受光素子の受光強度を増加させることができる。第1の実施例においても、光軸O上に半導体受光素子150を配置させているため、反射光の光路長が最短となり、受光強度は高くなっているが、第2の実施例のように搭載部材170の高さ方向分だけ受光面を垂直方向にオフセットさせることで、より受光強度を高くすることができる。第2の実施例においても、A:B:Cを7:7.5:2にすることが望ましい。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。図8に、第3の実施例に係る発光モジュールを示すが、第1の実施例と同一構成については同一番号を付し、その説明を省略する。第3の実施例では、球レンズ134のVCSELチップと対向する面側に、反射膜180が形成されている。反射膜180は、VCSELチップからのレーザ光の一部を反射し、かつ一部を透過するような反射率とすることができる。同様に、第2の実施例の構成において、反射膜180を球レンズ134に設けるようにしてもよい。
次に、本発明の発光モジュールを用いた光伝送装置について説明する。図9(a)は、図1に示す発光モジュールを光送信装置に適用したときの構成を示す断面図である。光送信装置400は、ステム110に固定された円筒状の筐体410と、筐体410の端面に一体に形成されたスリーブ420と、スリーブ420の開口422内に保持されるフェルール430と、フェルール430によって保持される光ファイバ440とを含んで構成される。図9(b)は、その光学系を説明する図である。
ステム110の円周方向に形成されたフランジ116には、筐体410の端部が固定される。フェルール430は、スリーブ420の開口422に正確に位置決めされ、光ファイバ440の光軸がボールレンズ134の光軸に整合される。フェルール430の貫通孔432内に光ファイバ440の芯線が保持されている。
図9(b)に示すように、VCSELチップ140から出射されたレーザ光は、その一部が球レンズ134によって集光され、集光された光は、光ファイバ440の芯線に入射され、送信される。
上記例では、光ファイバ440の光軸をレンズの光軸Oに整合させているが、図2、図7、または図8に示すように、VCSELチップ140から一定の角度で出射されるピーク強度の光を垂直に入射できるように、光ファイバ160の入射面162を傾斜させるようにしてもよい。すなわち、光ファイバ160の光軸をレンズの光軸Oから一定の角度傾斜させる。これにより、光ファイバ160によるレーザ光の入射結合効率をより向上させることができる。
半導体受光素子150は、球レンズ134の反射光量に応じた電気信号をリードピン124から出力する。これに応答して、VCSEL140の出射光量が一定となるように制御された駆動信号がリードピン120、122に供給される。
なお、光送信装置400は、VCSELチップ140に駆動信号を印加するための駆動制御回路をパッケージ内に含むものであってもよい。この場合、駆動制御回路は、半導体受光素子150からの出力信号に基づきVCSELへの駆動信号の制御を行うことができる。
図10は、図1に示す発光モジュールを空間伝送システムに用いたときの構成を示す図である。空間伝送システム500は、発光モジュール100と、拡散板520と、反射ミラー530とを含んでいる。空間伝送システム500では、発光モジュール100のボールレンズ134により集光された光は、反射ミラー530の開口532を介して拡散板520で反射され、その反射光が反射ミラー530へ向けて反射される。反射ミラー530は、その反射光を所定の方向へ向けて反射させ、光伝送を行う。空間伝送の光源の場合には、マルチスポット型のVCSELを用い、高出力を得るようにしてもよい。
図11は、VCSELを光源に利用した光伝送システムの一構成例を示す図である。光伝送システム600は、VCSELチップ140を含む光源610と、光源610から放出されたレーザ光の集光などを行う光学系620と、光学系620から出力されたレーザ光を受光する受光部630と、光源610の駆動を制御する制御部640とを有する。制御部640は、VCSELを駆動するための駆動パルス信号を光源610に供給する。光源610から放出された光は、光学系620を介し、光ファイバや空間伝送用の反射ミラーなどにより受光部630へ伝送される。受光部630は、受光した光をフォトディテクターなどの半導体受光素子によって検出する。受光部630は、制御信号650により制御部640の動作(例えば光伝送の開始タイミング)を制御することができる。
次に、光伝送システムに利用される光伝送装置の構成について説明する。図12は、光伝送装置の外観構成を示す図であり、図13はその内部構成を模式的に示す図である。光伝送装置700は、ケース710、光信号送信/受信コネクタ接合部720、発光/受光素子730、電気信号ケーブル接合部740、電源入力部750、動作中を示すLED760、異常発生を示すLED770、DVIコネクタ780、送信回路基板/受信回路基板790を有している。
光伝送装置700を用いた映像伝送システムを図14および図15に示す。これらの図において、映像伝送システム800は、映像信号発生装置810で発生された映像信号を、液晶ディスプレイなどの画像表示装置820に伝送するため、図9に示す光伝送装置を利用している。すなわち、映像伝送システム800は、映像信号発生装置810、画像表示装置820、DVI用電気ケーブル830、送信モジュール840、受信モジュール850、映像信号伝送光信号用コネクタ860、光ファイバ870、映像信号伝送用電気ケーブルコネクタ880、電源アダプタ890、DVI用電気ケーブル900を含んでいる。
上記映像伝送システムでは、映像信号発生装置810と送信モジュール840、および受信モジュール850と画像表示装置820の間を電気ケーブル830、900による電気信号の伝送としたが、これらの間の伝送を光信号により行うことも可能である。例えば、電気−光変換回路および光−電気変換回路をコネクタに含む信号送信用ケーブルを電気ケーブル830、900の代わりに用いるようにしてもよい。
上記した各実施例は例示的なものであり、これによって本発明の範囲が限定的に解釈されるべきものではなく、本発明の構成要件を満足する範囲内で他の方法によっても実現可能であることは言うまでもない。
上記実施例では、発光モジュールに球レンズを用いたが、球レンズ以外にも、非球面レンズやその他の球面を有するレンズを用いるようにしてもよい。その場合には、VCSELチップおよび半導体受光素子をX軸方向にオフセットする量を適宜調整することができる。また、距離A:B:Cの比も、適宜変更される。さらに、VCSELチップとして、波長850nmのレーザ光を対象としたが、勿論、これ以外のレーザ素子を用いることができる。
本発明に係る発光モジュールは、画像記録装置や光通信装置の光源や、プリンタ、複写装置等の画像形成装置の光源等に用いることができる。
本発明の第1の実施例に係る発光モジュールを示し、同図(a)は平面図、同図(b)はそのA−A線断面図である。 本実施例におけるVCSELチップと半導体受光素子の配置を説明する図である。 VCSELチップの構成を示す断面図である。 VCSELチップから出射されるマルチモード光の発光強度を示す図である。 X軸とY軸の交点を光軸Oとしたときの球レンズの平面図である。 図6(a)は半導体受光素子の結合効率を示すグラフ、図6(b)は半導体受光素子の受光量を示すグラフである。 本発明の第2の実施例に係る発光モジュールの構成を示す断面図である。 本発明の第3の実施例に係る発光モジュールの構成を示す断面図である。 図9(a)は、本発明の発光モジュールを用いた光伝送装置の構成を示す断面図、図9(b)はその光学系を説明する図である。 本発明の発光モジュールを空間伝送システムに用いたときの構成を示す図である。 光伝送システムの構成を示すブロック図である。 光伝送装置の外観構成を示す図である。 光伝送装置の内部構成を示し、図13Aは上面を切り取ったときの内部構造を示し、図13Bは側面を切り取ったときの内部構造を示している。 図12の光伝送装置を利用した映像伝送システムを示す図である。 図14の映像伝送システムを裏側から示した図である。 従来の発光モジュールの構成を示す図である。 従来の発光モジュールの構成を示す図である。 従来の発光モジュールの構成を示す図である
符号の説明
100:発光モジュール 110:ステム
120、122、124:リードピン 130:キャップ
132:出射窓 134:球レンズ
140:VCSELチップ 150:半導体受光素子
160:光ファイバ 162:入射面
170:搭載部材 180:反射膜

Claims (14)

  1. 半導体発光素子から出射されたレーザ光をレンズを介して出力する発光モジュールであって、
    第1の主面を有し、第1の主面上に半導体発光素子を搭載する搭載手段と、
    球レンズを保持するレンズ保持手段と、
    基板と垂直方向にマルチモード光を出射し、マルチモード光が前記基板と垂直方向から広がり角をもってピーク強度を示す発光プロファイルを有する半導体発光素子と、
    前記半導体発光素子から出射されたレーザ光のうち、レンズによって反射された反射光を受光する半導体受光素子とを有し、
    前記第1の主面と直交する基準線と球レンズの中心とを結ぶ線を光軸としたとき、前記半導体受光素子は前記光軸上に位置し、前記半導体発光素子は前記光軸から離れ、
    前記球レンズの最下面から前記第1の主面までの距離A、前記球レンズの半径B、前記半導体発光素子の発光点の中心から前記光軸までの距離Cの関係が、A:B:C=7:7.5:2である、
    発光モジュール。
  2. 前記半導体発光素子は、前記搭載手段の第1の主面上に前記半導体受光素子と隣接して配置される、請求項1に記載の発光モジュール。
  3. 前記半導体発光素子は、前記光軸から前記球レンズの半径を超えない範囲内に配置される、請求項1または2に記載の発光モジュール。
  4. 前記半導体受光素子は、搭載手段の第1の主面に設けられた部品搭載面上に配置される、請求項1ないし3いずれか1つに記載の発光モジュール。
  5. 前記第1の主面から前記半導体受光素子の受光面までの距離は、前記第1の主面から前記半導体発光素子の発光面までの距離よりも大きい、請求項1ないし4いずれか1に記載の発光モジュール。
  6. 前記球レンズは、前記半導体発光素子からの光の一部を反射可能であるとともに一部を透過可能である反射膜を有する、請求項1ないしいずれか1つに記載の発光モジュール。
  7. 前記半導体発光素子は、面発光型半導体レーザ素子である、請求項1ないしいずれか1つに記載の発光モジュール。
  8. 請求項1ないしいずれか1つに記載の発光モジュールと、発光モジュールから発せられた光を光ファイバにより送信する送信手段とを備えた、光送信装置。
  9. 前記光ファイバの光軸がレンズの光軸からずれている、請求項に記載の光送信装置。
  10. 前記光ファイバの光軸は、半導体発光素子のピーク強度を示す広がり角に一致している、請求項8または9に記載の光送信装置。
  11. 光送信装置はさらに、前記半導体受光素子の出力に基づき半導体発光素子の出力を制御する駆動制御手段を含む、請求項8ないし10いずれか1つに記載の光送信装置。
  12. 請求項1ないしいずれか1つに記載された発光モジュールと、前記発光モジュールから発せられた光を空間伝送する伝送手段とを備えた、光空間伝送装置。
  13. 請求項1ないしいずれか1つに記載された発光モジュールと、前記発光モジュールから発せられた光を送信する送信手段とを備えた、光送信システム。
  14. 請求項1ないしいずれか1つに記載された発光モジュールと、前記発光モジュールから発せられた光を空間伝送する伝送手段とを備えた、光空間伝送システム。
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