JP4842121B2 - 自動車シート用ヘッドレスト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特許請求の範囲第1項に記載の自動車シート用ヘッドレスト装置に関する。
この種類のヘッドレスト装置は、例として、背もたれの長手方向に沿って延び、対応する車両シートに着座した乗員の背中を支持するように働く自動車シートの背もたれ用背もたれフレームと、直立機能位置の上部で背もたれフレームを画定する背もたれフレームの上縁部と、背もたれフレームの上縁部の上で少なくとも1つの有用な位置に固定することができ、そのヘッドレスト本体は車両乗員の頭部を支持するように設けられた前側部を有するヘッドレストと、車両乗員の頭部の後ろで有用な位置とは異なる所定位置内に上向きおよび/または前向きに背もたれフレームに対してヘッドレスト本体を移動させ、それによって衝突の時に車両乗員の頭部および首領域の改良した支持を達成するため、衝突の時にヘッドレストを移動させる装置と、ヘッドレストの変位を妨げ、事故の状況でロックを外すことができるロック装置とを備える。
ヘッドレストの有用な位置は、車両乗員の頭部を支持するように自動車の通常動作中に働く位置のことを言う。背もたれの上縁部に対する高さを調節することができるヘッドレストで、このような有用な位置を例えば乗員自身が設定することができる、または別の方法では前回設定したシート長手方向位置からまたは他のいくつかの方法で乗員の重量により車両乗員を特定し、その後ヘッドレストの特定の有用な位置の設定をトリガする乗員特定システムにより自動的に設定することができる。
衝突の状況は普通ここでは、交通において車両の通常の使用中に予測されるものを超える(正または負の)加速(より詳細には、急激な車両減速)の突発的な発生のことを言う。衝突によって制約される、その機能位置からのヘッドレストの変位がトリガされる閾値は、車両乗員の頭部および首領域を特定の応力に曝す可能性がある車両およびそれによって車両乗員へのこれらの動作が検出されるように選択されるべきものである。
したがって、その有用な位置からのヘッドレストの変位は、ヘッドレストが車両乗員のヘッドを支持するように前回運ばれた有用な位置と比較したヘッドレストの位置の変化のことを言う。この変位は、頭部または首領域への特別な負担または車両へのいくつかの他の多大な(場合によっては将来の)影響を示す車両減速が、例えばセンサにより検出された場合にのみトリガされる。これにより、特に加速度センサまたは近接センサ(衝突前センサ)が特に適している。このセンサは必ずしも、ヘッドレスト装置自体に直接関連している必要はないが、このため、衝突の状況を検出する、またはエアバッグ装置またはいくつかの他の安全装置をトリガする全ての場合に存在するセンサを使用することができる。
背もたれフレームの直立機能位置は現時点では、車両に設置された対応する車両シートの状況に関連して、実質的に垂直車両軸にほぼ沿って延びる背もたれフレームの位置のことを言う。背もたれフレームの背もたれ長手方向は、対応する車両シート上に直立して着座した乗員の脊柱が延びる方向のことを言う。背もたれフレームがその直立機能位置にある場合、背もたれの長手方向は垂直車両軸にほぼ沿って走る。
始めに説明したタイプのヘッドレスト装置は、下記の特許文献1により公知である。この装置で、ヘッドレストは車両乗員の頭部および首領域の改良した支持を保証するため、対応する車両シート上に配置された乗員の頭部の方向に上向きおよび前向きにおよそ想像(仮想)水平軸周りに旋回する。
DE 100 51 344 C1
本発明の目的は、始めに説明したタイプのヘッドレスト装置を改良することである。
これは、特許請求の範囲第1項の特性を備えたヘッドレスト装置を提供することによって達成される。
これにより、ヘッドレストが有用な位置から移動される限り、ロック装置を脱ロック位置に保持する装置が提供される。
本発明による解決法で、その有用な位置からの衝突状態変位後のヘッドレストが有用な位置に簡単に戻ることができることが達成される。というのは、その有用な位置からのヘッドレストの変位後のロック装置は実際、前と同様にロックが外されたままであり、それによってヘッドレストはロック装置がこれに作用することなく、もう一度有用な位置に戻ることができるからである。
ヘッドレストはその後、その有用な位置からの衝突状態の変位の後に、例えばヘッドレストを手動によりその有用な位置の方向に再び戻すことによって、その有用な位置に簡単に戻ることができる。これは、ヘッドレストの衝突状態の変位後に、対応する車両の通常動作に位置決めされている位置にヘッドレストを戻すために、工場を訪れたり、あらゆる他の費用のかかる工程を行ったりする必要がないということである。その結果、ヘッドレストの変位をトリガする閾値はこれに応じてより低く設定することができる。というのは、ヘッドレスト変位をその後に、特別な出費および費用なしで取り消すことができるからである。したがって、ヘッドレストの変位のトリガを重大な事故に対して制約する必要はないが、また、例えば緊急制動による急激な車両減速、または例えば縁石などの障害物を乗り越える際の車両への外部動作でトリガすることもできる。
車両の通常動作中に、関連するその有用な位置でのヘッドレストの信頼性のあるロックを保証するため、ロック装置は少なくとも第1の弾性要素によってロックされた状態に予め張力が加えられる。
一方、その有用な位置からのヘッドレストの衝突状態の変位で、ロック装置を開放状態に移動させるため、ロック装置が脱ロック状態の方向に偏倚される少なくとも第2弾性要素を提供することができる。
2つの弾性要素は互いに一致しているべきものであり、それによって有用な位置のヘッドレストで、ロック装置は第1の弾性要素の動作に基づき確実にロックされる。これは例えば、第1の弾性要素のそれに応じて大きいばね力により、またさらに対応するレバーアームの使用により達成することができる。
ヘッドレストをその有用な位置から前向きに移動させる場合、ロック装置の上で動作する必要があり、それによって第2弾性要素は第1の弾性要素によって妨げられることなく、ロック装置を解放状態に保持することができる。これに対する異なる解決法を以下により詳細に説明する。
解放されたロック装置を正確に規定された位置に保持するため、ロック装置のロックが外された場合に、例としてロック方向に予め張力が与えられた第1の弾性要素の動作により、止め具に対して押圧されるロック装置の構成部品部に作用する少なくとも1つの止め具が設けられている。止め具は、特に、解放状態で規定された位置にこれを保持するため、ロック装置の対応する構成部品部と正係合させることができる係合要素により形成することができる。
これにより、衝突状態においてヘッドレスト変位した場合、止め具をロック装置の構成部品部に対して作用する位置に(旋回動作により)運ぶことができる。この位置をとることは、止め具を、ロック装置に対して作用する位置に向けて弾性引張力を加えておくことによって自動的に行うことができる。止め具は、ヘッドレストがその有用な位置にロックされている限り、弾性引張力の作用に抗して、ロック装置に対して作用しない位置に止め具を保持する固定要素によって保持される
本発明の別の好ましい実施形態では、ロック装置の脱ロック状態で止め具が作用するロック装置の構成部品部は、ヘッドレストの衝突状態の変位の場合にのみ止め具がこの構成部品に作用することができる位置に運ばれる。これは、例えば、ヘッドレストが変位された場合にそれと共に移動され、それによってロック装置に作用する作動要素により達成することができる。
ロック装置自体は、ヘッドレストの変位中にこれと同時に移動しないようにフレームに固定して取り付けられていることが好ましい。
その有用な位置にヘッドレストをロックするため、ロック装置は一実施形態により、一次ロック要素を有する。この要素は、ヘッドレストが変位できないように、ロック装置のロック状態でヘッドレストの保持要素と相互作用し、ヘッドレストが解放されて変位するように衝突状況で作動させることができる。
一次ロック要素は例えば、ロック装置のロック状態で、ヘッドレスト側で保持要素の周りに係合し、衝突の場合に、保持要素を解放し、それによってヘッドレストの変位が可能になるように作動される、旋回取付ロック爪であってもよい。
本発明の好ましい一実施形態では、一次ロック要素は、保持要素を解放する脱ロック状態の方向に弾性要素により予め張力が加えられるが、別の二次ロック要素により対応する位置をとることが防止される。
本発明の別の展開によると、保持要素は、その有用な位置からのヘッドレストの変位中にこの目的で設けられた一次ロック要素の作動部に作用する作動要素と同時に作用し、それによってロック装置の別の構成部品部、すなわち二次ロック装置を、係合要素の止め具がこの構成部品部に作用することができる位置に運ぶことができることを提案することができる。
衝突状況でロック装置のロックを外すため、ロックレバーとして設計されていることが好ましい二次ロック要素は、ヘッドレスト側で保持要素の周りに係合する位置に一次ロック要素を保持しないように作動される。一次ロック要素はその後、この目的で設けられた弾性手段の動作に基づき自動的に保持要素を解放し、それによってヘッドレストはその有用な位置から移動することが可能になる。
二次ロック要素が、ロック状態にロック装置を保持するため、一次ロック要素に作用するこのような状態の方向に対応する弾性手段により予め張力が加えられる場合、衝突の状況でトリガされる(センサ制御される)作動装置は、一次ロック要素との係合から弾性予備張力の動作に対して二次ロック要素を運ぶことができるように設計されていなければならない。基本的にこのため、加速度センサによりトリガすることができ、十分大きな作動力を加えることができるあらゆる電気的または機械的手段が適切であり、それによって電磁石はセンサ信号の結果、大きな作動力を生み出すのに特に適切である。この種類の電磁石は、衝突の場合にロック装置のロックを外すため、例えば張力またはプッシュロッドによりロック装置、より詳細にはその二次ロック要素と動的連結することができる。
有利には、変位されたヘッドレストのその有用な位置への戻り動作の終わりに、ロック装置は再び自動的にロックされ、それによってヘッドレストは次の使用のためにその有用位置に再びロックされる。これは、ヘッドレストがその変位位置から有用な位置に戻すと、固定要素がロック装置に関連する係合要素に作用し、それによってロック装置を脱ロック位置に保持しなくなる点において達成することができる。ヘッドレスト側の固定要素の動作に基づき、これに対して提案される係合要素の移動がしたがって、ロック装置、より詳細にはその一次ロック要素に関連する駆動要素がロック装置に作用し、それによってロック装置を脱ロック状態に保持する係合位置から移動させることができるように係合要素の障害物を取り除く点において可能である。
ロック装置のロック状態への移動はその後、最終的にロック装置がロック状態に対して予め張力が加えられる弾性要素の動作により実施される。
衝突の状況でヘッドレストを移動させるのに必要なエネルギーを解放するため、例えば化学または弾性エネルギーを提供するエネルギーアキュミュレータを設けることができる。好ましい一実施形態では、エネルギーアキュミュレータは、弾性手段により、より詳細にはヘッドレストに対して予め張力が加えられた少なくとも1つのばね要素の形で形成されており、それによってヘッドレストを変位させる傾向があり、したがってロック装置が衝突の結果、ロックが外れない限り、ロック装置はヘッドレストの変位を妨げる。
本発明の別の特性および利点は、図面の助けを借りて、実施形態の以下の説明でより明らかになるだろう。
以下に、まず図1から4を参照して、衝突の場合に、すなわちヘッドレストを旋回させることによって、その有用な位置からヘッドレストを変位させる装置を説明する。ヘッドレストの変位後に脱ロック状態に保持することができるこのようなヘッドレスト装置用のロック装置の2つの実施形態を次に、図5aから5fおよび6を参照して説明する。
図1aから1cは図3aと共に、ガイドバーの形で2本のガイドロッド11、12上に固定されたヘッドレスト本体10を有する、ヘッドレスト構造群1(ここでは単にヘッドレストとも呼ぶ)を備える自動車シート用ヘッドレスト装置を示す。2本のガイドロッド11、12は、ヘッドレスト支持体2のベース板20上に、その上端部21a、22aからヘッドレスト本体10を備えるガイドロッド11、12が突出するガイドスリーブ21、22内で長手方向に変位可能に格納されている。
ヘッドレスト構造群1は、2つの背もたれ側部51、52および背もたれヘッド50を備える、自動車シートの背もたれフレーム5上にヘッドレスト支持体2により固定されている。背もたれヘッド50は、背もたれフレーム5の上端部を形成し、その上縁部Oを画定する。背もたれフレーム5は、対応する車両シート上にいて、背もたれにもたれている人の脊柱の延長方向にほぼ相当する背もたれの長手方向Lに沿って延びる。背もたれが直立位置にされた自動車両に設置された車両シートで、背もたれの長手方向Lはほぼ垂直車両軸(z軸)に沿って走っている。
背もたれの長手方向Lに沿って延びる関連するガイドスリーブ21、22内にガイドロッド11、12を移動させることによって、関連する乗員に適応されたヘッドレストの有用な位置を設定するため、背もたれフレーム5の上縁部Oに対するヘッドレスト本体10の高さh、すなわち背もたれフレーム5の上縁部Oからのヘッドレスト本体10の距離を調節することが可能である。これにより、ベース板20またはヘッドレスト構造群1上に取り付けることができる、異なる手動または外部作動(電気)ドライブが知られている。ヘッドレスト本体10の高さhを調節するドライブの図は、本発明はヘッドレスト本体10の高さhを調節するのに使用されているタイプのドライブとは無関係であるのでここでは省略してある。
ヘッドレスト本体10の高さを調節する装置に加えて、衝突の状況でヘッドレスト本体10を移動させる装置が設けられ、それにより背もたれの長手軸Lに沿って上向きの方向、および背もたれの長手軸Lに垂直な方向沿って前向きの方向に移動することができるヘッドレスト本体10の旋回動作を作り出すことができる。衝突の場合のこのような動作により、ヘッドレスト本体10は対応する車両シートの上にいる車両乗員の頭部および首に向けて前向きに案内されるものであり、それによって同時にヘッドレスト本体10の上縁部と車両の屋根の間の領域内に車両乗員の頭部が捕捉されるのを防ぐ。
ヘッドレスト本体10を旋回させる装置は、ヘッドレスト構造群1に属するヘッドレスト支持体2のベース板20上に嵌合し、背もたれの長手方向Lに延びて互いに平行に取り付けられ、それぞれヘッドレスト支持体2の突起2aから下端部31a、32a、および背もたれヘッド50から上端部31b、32bによって吊るされた2つの引張ばね31、32を備えている。2つのばね要素31、32は互いに対して予め張力が加えられており、それによってヘッドレスト支持体2のベース板20、したがってヘッドレスト1を全体として背もたれの長手方向Lに沿って持ち上げる傾向がある。
しかし、予め張力が加えられたばね要素31、32の動作を受けたヘッドレスト支持体2と一緒のヘッドレスト1の移動は、背もたれフレームに対して固定された支持体40上に取り付けられた、図3aの基本的な図で示されたロック装置4により防止される。このロック装置4は一次ロック要素41を備えており、この要素はロック装置4のロック状態で、ヘッドレスト支持体2のベース板20から突起する突起(ロックボルト45)の形で保持要素の周りに係合するロック爪41aを供える旋回取り付けされたロック爪の形で、軸43の周りに旋回取り付けされている。背もたれフレームに固定されたロック装置4の支持体40に対するベース板20の移動、したがって背もたれフレーム5に対するヘッドレスト構造群全体の移動がそれによって防止される。一次ロック要素41は、ロック要素41上の一方の端部46aおよび支持体40上のもう一方の端部46bによって係合する引張ばね46の形の弾性要素により弾性的に予め張力が加えられており、それによってロックボルト45を解放する傾向がある。しかし、これは止め面42bで一次ロック要素41の関連する止め面41bに対して押圧し、それによって弾性要素46の動作を受けて一次ロック要素41の移動を防ぐロックレバーの形で第2の軸44の周りに旋回取り付けされた二次ロック要素42によって妨げられる。
二次ロック要素42は、衝突の場合にトリガされ、その旋回軸44周りの二次ロック要素42の旋回移動を発生させる駆動装置に対する係合点42aを有する。このため、例として、作動レバー、または二次ロック要素をベルトテンショナに結合させる結合機構に結合された電磁石(リフト磁石)、電気モータあるいは花火式充電、または質量振り子の形のセンサ制御アクチュエータを使用することが可能である。
二次ロック要素42を作動および旋回させるのに使用される物理的および技術的原理とは関係なく、二次ロック要素42の対応する移動は衝突の状況で確実にトリガされ、二次ロック要素42はあるいは一次ロック要素41の動作を防ぐ位置に保持されることが重要である。最後に説明した機能を達成するため、二次ロック要素42を例として、一次ロック要素41の旋回軸43周りの動作を防止する、図3aに示された位置で別の弾性要素(図示せず)を使用することによって固定することができる。二次ロック要素42を固定するようにそれに対応する弾性要素によって加えられた力は、アクチュエータ、ベルトテンショナなどにより二次ロック要素42を作動させる場合に加えられる力によって克服されなければならない。
ばね要素31、32の動作を受けたロック装置4のロックを外した後に、ヘッドレスト本体10の規定した旋回動作を達成するため、ヘッドレスト支持体2のベース板20は、ベース板20の角付けされた端部側に設けられたガイド要素23、24および25、26によりフレーム上に固定されたガイド部53、54の関連する長手ガイド(スライドガイド)33、34および35、36内で案内される。
背もたれフレーム5の各長手側51、52に取り付けられたガイド部53、54はしたがって、それぞれ長手方向Lに互いの上に取り付けられた2つのガイドスライド33、35および34、35を有する。背もたれの長手方向Lに沿って同じレベルに取り付けられた一方のガイド部53およびもう一方のガイド部54のガイドスライド33、34および35、36は、それぞれ同一に形成されている。
背もたれの長手方向の上部ガイドスライド33、34は、背もたれの長手方向Lにほぼ平行に走っており、これに対してごくわずかに傾斜している。したがって、これらはまたガイドスリーブ21、22の上端部21a、22aからの出口の領域でガイドロッド11、12にほぼ平行に延びている。下部ガイドスライド35、36はここでは、背もたれの長手方向Lに対して、すなわちそれぞれ前側下方向および後側上方向からより急に傾斜している。
背もたれフレーム5の2つの長手方向側で背もたれの長手方向Lに互いの上に取り付けられたガイドスライド33、35および34、36の相互作用は、以下にさらに詳細に説明するように、ヘッドレスト本体1の所望の旋回移動を生み出す。
衝突、より詳細には後部分岐衝突の場合、ベース板2に取り付けられたロック装置4は、図3bに示すように前に説明した機構により二次ロック要素42への動作によってロックが外される。前記機構は、二次ロック要素42の係合点42aに作用し、したがって二次ロック要素42の止め面42bがこれにより一次ロック要素41から離れて移動される旋回軸44周りの二次ロック要素42の旋回動作を引き起こし、それによって関連する弾性要素46の動作を受けて軸43周りに旋回することができる。したがって、一次ロック要素41はロックボルト45を解放し、それによってベース板20上に係合するばね要素31、32の動作を受けたヘッドレスト支持体2のベース板20の移動が、妨害されないようになる。
軸43周りの一次ロック要素41の移動はさらに、一次ロック要素の関連する止め具に作用する二次ロック要素42の止め具によってトリガまたは強調される。
エネルギーアキュムレータとして予め張力を加えたばね要素31、32内に蓄積された弾性エネルギーの動作を受けて、ヘッドレスト支持体2のベース板20は次に上向きに移動される。関連するガイドスライド33、34および35、36内のガイド要素23、24、25、26によりベース板20の案内の結果、上向きの背もたれの長手方向Lと、これに垂直な前向きへの方向Vの組み合わせた移動に相当する旋回移動が完了する。この旋回移動は、ガイドロッド11、12によりヘッドレスト支持体2上に取り付けられたヘッドレスト本体10に直接伝達される。
対応する旋回移動Sは図4から分かる。この図では、ヘッドレスト本体10は一方では旋回移動を実行する前の開始位置に、もう一方では旋回移動Sの実行後の終了位置に示されている。
旋回移動Sが、一方では背もたれの長手方向Lに沿った上向きの、もう一方ではそれと垂直な前向きへの方向Vに前向きのヘッドレスト本体10の変位を引き起こし、それによってヘッドレスト本体10は対応する車両シートに着座した車両乗員の頭部まで移動され、したがって特にヘッドレスト本体10の上縁部を越えて通過することができないように頭部の上に係合することが明らかに分かる。
図4から、旋回移動Sは背もたれヘッド50の上縁部Oの上に水平に(図1aおよび1b参照)、すなわち背もたれの長手方向Lに垂直に延び、それによってヘッドレスト構造群のガイドロッド11、12に交差する仮想軸A周りの動作に相当することがさらに明らかである。背もたれフレーム上に設けられた背もたれクッションPは、背もたれヘッドの上縁部Oの上に、旋回軸A周りのガイドロッド11、12の旋回移動が布張りクッションPによって妨げられないような寸法のチャネル状リセスKを有する。
図4は、背もたれヘッドの上縁部Oの上の旋回軸Aの特定有利な位置を示しており、この位置ではヘッドレスト1のガイドロッド11、12に交差し、したがってガイドロッド11、12によって広がる平面内、または背もたれヘッドの上縁部Oの上に直接走っている。すなわち、背もたれの長手方向Lに延び、旋回軸Aと交差する直線はまた、背もたれヘッドの上縁部Oと交差する。
しかし、旋回軸はまた基本的に、例えば背もたれフレームの前または後ろで背もたれフレームから間隔を置いた背もたれの長手方向Lに垂直に、背もたれヘッドの上縁部Oの上にいくつかの他の点で取り付けることができる。背もたれの長手方向Lの旋回軸Aは、少なくとも上縁部Oの高さに対応するレベルにあることが確実である。
図2aから2cは、ヘッドレスト1の旋回移動の終了時の、図1aから1cのヘッドレスト装置を示す。図から、ヘッドレスト構造アセンブリ1上、より正確にはヘッドレスト支持体2のベース板20上に設けられたガイド要素23、24、25、26が、下端部(下部止め具)から上端部(上部止め具)までの関連ガイドスライド33、34、35、36内で、すなわちベース板20上に係合するばね要素31、32の動作を受けて移動された。これにより、図2aから2cに示す端部位置内にヘッドレスト1が旋回移動されることになる。
特に図1cおよび2cから、関連する上部ガイドスライド33、34がほぼ背もたれの長手方向Lに沿って関連するガイド部53、54内に延び、関連する下部ガイドスライド36、37が背もたれの長手方向Lに向かって急に傾斜していることが分かる。これにより、背もたれヘッドの上縁部Oの上での軸A周りの所望の旋回移動(図4参照)が生じる。
さらに、図1cおよび2cから、2つの上部ガイドスライド33、34の一方の例で、ガイドスライド34を、スライドガイド34内に案内されるガイド要素24の対応する歯24aに与えられる長手方向歯34aを長い側に備えることができることが明らかである。歯24a、34aは傾斜スプラインとして形成され、それによって背もたれの長手方向Lへのガイド要素24aの移動を実際に可能にし、ヘッドレスト1が旋回することにつながるが、下向きの反対方向に沿って移動はしない。ヘッドレスト構造アセンブリ全体、したがってより詳細にはヘッドレスト本体10はそれによって、旋回動作が実行された後に端部位置に固定される。これにより、保護されている車両乗員の頭部がヘッドレスト本体10に衝突した場合に、本体が元の位置にすぐに戻るのを防ぐ。相互係合する歯領域24a、34aはしたがって、旋回移動により発生した端部位置からのヘッドレストの即時の再設定移動を防止する再設定ロックとして働く。
再設定移動はその後実際に、2つの歯24a、34aが例えば背もたれの長手方向Lに垂直な前向きの方向Vに、張力または総合力をヘッドレスト本体10に加えることによって、係合が外される場合に可能である。歯24a、34aの係合が外れた場合、ガイド要素24はガイドスライド34内で再び下方向に移動させることができ、ロック装置4の状態がこれを可能にし、それによってばね要素31、32(図1aおよび1b参照)が再び引っ張られる場合に、ヘッドレスト構造群全体がその開始位置(有用な位置)内に移動する。したがって、必要に応じて、ヘッドレスト1を再び旋回することが可能なように、弾性エネルギーを蓄積する。これはしたがって、可逆安全装置である。
旋回移動により変位された位置から有用な位置までヘッドレストを戻すため、ヘッドレストが有用な位置の外側に配置されている、したがって衝突状態で変位(旋回)されている限り、ロック装置を脱ロック状態に保持することが提案されている。次に、これに適する機構の2つの実施形態を図5aから5fおよび図6を参照して以下に説明する。
図5aは、図3aの基本的設計でのみで、有用な位置に配置されたヘッドレスト用のロック状態に示されたロック装置の別の展開を示す。
図5aに示すロック装置4は、背もたれ上に固定された支持板400に取り付けられ、軸43周りに旋回することが可能なロック爪の形の一次ロック要素41と、別の軸44周りに旋回可能なロックレバーの形の二次ロック要素42を備える。
一次ロック要素41は、ロック装置4のロック状態で、ヘッドレスト支持体2のベース板20から突起する突起(ロックボルト45)の形の保持要素周りに係合するリセスによって形成されたロック爪41aを有する(図1a参照)。背もたれフレーム上に固定されたロック装置4の支持体400と反対側のベース板20の移動、したがって背もたれフレーム5に対するヘッドレスト構造群1全体の移動がそれによって防止される。
一次ロック要素41は、一方の端部46aが一次ロック要素41に、もう一方の端部46bが支持体400に係合する引張ばね46の形の弾性要素により弾性的に予め張力が加えられ、それによってロックボルト45を解放する傾向がある。しかし、これは一次ロック要素41の関連する止め面41bに対して止め面42bによって押圧され、それによって弾性要素46の動作を受けて一次ロック要素の移動を防止する二次ロック要素42によって妨げられる。このため、二次要素42は、一方の端部47aが二次ロック要素42に、もう一方の端部47bが支持体400に係合する引張ばねの形で関連する弾性要素47により、一次ロック要素41に関連する弾性要素46の動作を受けてロックボルト45の解放を防止する位置で予め張力が加えられている。引張ばねによって形成され、一次および二次ロック要素41、42に係合する2つの弾性要素46、47のばね力はしたがって、互いに適合され、それによって二次ロック要素42に取り付けられた引張ばね47によって発生するトルクは大きすぎて、一次ロック要素41に取り付けられた引張ばね46によって克服することはできない。引張ばね46、47のばね定数とは別に、一次ロック要素41および二次ロック要素42の対応するレバーアームはまた、自己ロック領域内に配置された止め面41bと42bの間の役割を果たし、偏心角度をとる。
二次ロック要素42の表面部と相互作用し、それによってロック装置4のロック状態で、関連する引張ばね46の動作を受けて二次ロック要素42の規定位置を保証する止め具48は、二次ロック要素42が関連する引張ばね47の動作を受けて実行することができる旋回移動を規定するように働く。
二次ロック要素42に取り付けられた引張ばね47はさらに、厳しい交差加速度(衝突状況での大量の力)でさえも、引張ばね47の動作に対してロック機構4の開口にはつながらないような寸法をしている。
二次ロック要素42はさらに、軸60周りに旋回するように取り付けられ、止め具として働き二次ロック要素42内の窪み49に係合させることができるロックノーズの形の係合要素69を有する制御レバー6に取り付けられている。このため、制御レバー6は、ロックノーズ69が二次ロック要素42の関連する窪み49内に係合する位置の方向に引張ばね65の形で弾性要素により弾性的に予め張力が加えられている。しかし、これはヘッドレスト支持体2(図1a参照)のベース板20に固定され、制御レバー6の関連する止め具61を支承するボルト63の形の固定要素により、図5aに示すヘッドレスト装置の有用な位置で防止され、それによって二次ロック要素42との係合につながる制御レバーの旋回移動が防止される。
衝突の状況でロック機構4のロックを外すため、機構は引張方向Zで長手方向に移動可能な磁芯71を通して二次ロック要素42に結合された引張磁石として設計された電磁石70、および連接ボルト71aによる連接移動のために連結された引張ロッド72を備える脱ロック機構7に取り付けられており、それによって二次ロック要素42上に設けられたボルト42aは引張ロッド72の長円穴73と係合する。ガタ補償ばね75は引張ロッド72上に取り付けられ、一方の側で電磁石70のハウジング上、もう一方の側で二次ロック要素42の上に支持され、それによってガタツキ雑音を防止する。
二次ロック要素42に取り付けられた引張ばね47の動作を受けて、引張ロッド72により二次ロック要素42に連結された磁芯71は、電磁石70のハウジングから、すなわち二次ロック要素42に与えられた止めボルト48によって画定された経路の上で引っ張られる。
簡単に、図5aは、有用な位置で、ロック状態、すなわちロック装置4がヘッドレストが有用な位置から移動しないようにする状態で配置された、ヘッドレストを備えるヘッドレスト装置のロック機構を示している。
この目的で設けられたセンサ、より詳細には加速度センサにより検出された急激な車両減速の場合、より詳細には衝突の状況では、電磁石70は付勢され、二次ロック要素42に取り付けられた引張ばね47の動作に対して磁芯71を電磁石70のハウジング内にハウジング上に固定された止め具まで引っ張る。図5bを参照のこと。二次ロック要素42はそれによって旋回軸44周りに旋回され、それによってその止め面42bは一次ロック要素41の関連する止め面41bを支承せず、したがって止め面42bを備える二次ロック要素42の一部は一次ロック要素41の適切に成形されたリセスに係合する。したがって、これは関連する引張ばね46の動作を受けて旋回し、それによって一次ロック要素41のロック爪41aはヘッドレスト上に固定されたロックボルト45を解放する。衝突の状況で有用な位置からのヘッドレストの移動の前提条件は、例として、図1aから4を参照した旋回動作で上に説明されたように与えられる。
しかし、図5bに示すロック装置4の状態では、ヘッドレストのこのような移動はまだ起こらず、むしろヘッドレストは前と同様に図5aに示す有用な位置にロックが外されたロック装置4で配置されている。
図5cは、車両垂直軸zに沿ったヘッドレスト4の上方への、及び場合により、それに加えて(旋回運動に対応する)前方への、移動開始時のロック装置4を示している。ロックボルト45は、一次ロック要素41のロック爪41aの窪みから出て傾斜面に沿ってスライドし、ロック爪41aに隣接する部分41cに対する作動要素として作用しているこの状態は、(引張ばね46により引き起こされる旋回動と同じ方向の)一次ロック要素41の追加の旋回運動と次ロック要素41上に設けられた突起41dによる二次ロック要素42に対する一次ロック要素41の作動とを生じる次いで、引張ばね47の作用に抗した二次ロック要素42追加の旋回動を引き起こし、それによって二次ロック要素42上に設けられたボルト42aが引張ロッド72の長円73内移動(これは磁芯がハウジングに固定された止め具に対して支承されているからである)、二次ロック要素42上に設けられた窪み49は、固定要素として機能するボルト63の上方への変位によって解放される)制御レバー6のロックノーズ69係合することができる位置に運ばれる。ロックノーズ69窪み49に入するのをより簡単にするため、ロックノーズ69は、窪み49の内側壁49aから僅かに離れたところに配置されている。
ロック爪41aに隣接する一次ロック要素41の一部41cは、ヘッドレストの衝突状態での変位の場合に、ヘッドレスト側のロックボルト45がこの部分に沿って十分遠くにスライドして、制御レバー6のロックノーズ69が関連する窪み49に係合することが可能になる。図5c参照のこと。
有用な位置から図5dに示すヘッドレストの次の変位で、ロックボルト45はまた、ロック爪41aに隣接する一次ロック要素の一部41cとの係合が外れるように再び移動し、それによって前記ロック要素はその後二次ロック要素42に取り付けられた引張ばね47の動作を受けて、制御レバー6のロックノーズ69が一次ロック要素41上の窪み49の関連する側部止め具49aを支承するまで、それ独自の引張ばね46によって発生したトルクに対して僅かに旋回される。一次ロック要素41および二次ロック要素42は、関連する引張ばね46、47の動作を受けて、また一次ロック要素41の窪み49の止め具49aとのロックノーズ69の相互作用により、ロック装置4のロックが外される規定位置を占める。すなわち、ロック装置4は、ロックボルト45を一次ロック要素41のロック爪41から移動させることができる位置に連続して配置することができる。図5d参照のこと。
これは、衝突状態の変位の後に、ヘッドレストは例として図1aから4に示したように、有用な位置に再び戻ることができ、それによってロック装置4は、図5eおよび5fを参照して以下に説明するように再びロックされるという主な利点を有する。
図5eは、ヘッドレストが衝突状態の変位位置から、衝突の場合の前に存在し、ヘッドレスト本体が車両の通常の動作で車両乗員の頭部を支持するように働く有用な位置までスライドする場合のロック装置4を示している。したがって、ヘッドレスト上に固定されたロックボルト45は最終的に、これに沿ってロック爪41aに隣接する一次ロック要素41の一部41cに案内される一次ロック要素41の関連する傾斜41eと係合する。図5eおよび5f参照のこと。
ヘッドレストがスライドして戻る場合にロックボルト45がロック爪41aに隣接する部分41cに到達するとすぐに、一次ロック要素41の僅かな追加の旋回移動が、図5cを参照してすでに説明したように時計回り方向に起こり、それによって制御レバー6のロックノーズ69は、一次ロックレバー41の窪み49の関連する側部止め具49aとの係合が外される。二次ロック要素42上に設けられたボルト42aはそれによって、引張ロッド72の関連する長円穴43内に移動される。
二次ロック要素42の追加の僅かな偏差は、二次ロック要素42に関連する引張ばね47の予備張力に対する一次ロック要素41の対応する突起41dの動作を受けて可能になり、より詳細には、突起41dが(一次ロック要素41の旋回軸43に関連する)これに対応して大きいレバーアームで二次ロック要素42に作用する。
その結果、有用な位置内への(図5fに示す位置を越えて)ヘッドレストをさらにスライドし戻して、ヘッドレスト側の止め具ボルト63が制御レバー6の関連する止め具61を打ち、これを図5aに示す開始位置に対応して、関連する引張ばね65の動作に対して偏向させるとすぐに、制御レバー6をその旋回軸60周りに旋回させることによって、制御レバー6のロックノーズ69を次に二次ロック要素42の窪みから持ち上げることができる。
同時に、ヘッドレストの別の後側への変位中に、ヘッドレスト側のロックボルト45はまた、一次ロック要素41のロック爪41aの領域内に再びスライドし、一次ロック要素は二次ロック要素42(ロックノーズ69によって妨げられない)の動作を受けて旋回され、それによってロック爪41aは図5aによる開始位置に示すように、ロックボルト45の周りに係合する。関連する止め面42b、41bにより一次ロック要素41まで伝達される、二次ロック要素42の潜在的な旋回移動は、二次ロック要素42に取り付けられた引張ばね47によりトリガされる。付勢されない電磁石70の磁芯71はそれによって、電磁石70のハウジングから、図5aに示す開始位置内に再び引き戻される。(電磁石70の付勢は、衝突の状況で電磁石70がその機能を果たすとすぐに、すなわちその後、規定の脱ロック位置で制御レバー6により保持された二次ロック要素42上の動作によるロック装置4の脱ロックの後すぐに終了する。電磁石はその後さらに付勢されず、それによって図5aに示すように、ヘッドレストがスライドして戻ると、ロック装置4の初期位置を再び示すようには直立していない。)
その結果、ヘッドレストは最終的に、図5aに示す有用な位置に再び、ロック機構4によってロックされる。これは、ロック機構4が、ヘッドレストの前方向変位中に、ヘッドレストが有用な位置まで戻ることができる脱ロック位置に永久的に保持された点において可能である。脱ロック機構7の作動後にこの種類の脱ロック位置を占めることが、特に一次ロック要素41に取り付けられた引張ばね46の動作と、ロック爪41a後の一次ロック要素41の一部41cとのロックボルト45の相互作用を受けて起こる。この規定の脱ロック位置は、制御レバー6のロックノーズ69の二次ロック要素42の窪み49内への係合により固定および保持され、それによってロックノーズ69は、二次ロック要素42の引張ばね47の動作を受けて窪み49の止め具49aを支承する。
図6は、図5aのロック機構の変形形態を示し、ここでは重要な差は脱ロック機構7の電磁石70’が引張磁石としてではなく、圧力磁石として形成されている点である。したがって、圧力方向Dに変位可能な磁芯71に隣接するロッド72は、ロック機構4のロックを外すようにこれを偏向させるため、二次ロック要素42上の圧力ロッドとして働く。
圧力ロッド72はこの場合、この目的で設けられた一次ロック要素41のボルト41aに直接(長円穴を介してではなく)連結されている。長円穴ガイドはこの場合必要ない。というのは、(圧力磁石70’の付勢、および圧力磁石70’のハウジングからの磁芯71の対応する動作の結果として)ロック機構4のロックを外した後の圧力ロッド72はまだ、電流のない状態で動的に移動することができ、一次ロック要素41の窪み49内へのロックノーズ69の係合のために二次ロック要素42が追加で僅かに旋回移動することが可能になる。圧力磁石70’のハウジングからの磁芯71の可能な動的動作は、二次ロック要素42に取り付けられた止め具48’により制限される。
一次ロック要素41と制御レバー6の間に設けられた二次ロック要素42の旋回移動を制限するように、図5aに示された実施形態で設けられた止め具48はこの場合は省かれる。というのは、圧力ロッド72は磁芯71により圧力磁石70’のハウジング内にハウジング上に固定された止め具まで引っ張ることしかできないという点において、二次ロック要素42の旋回移動はここでは時計回り方向に制限されるからである。時計回り方向の二次ロック要素42の可能な旋回移動はそれによって、すでに制限されている。
背もたれフレームに対して垂直に調節可能であり、加えて衝突の状況で、その関連する有用な位置から移動させることができるヘッドレストを備えるヘッドレスト装置の展開図である。 図1aのヘッドレスト装置の斜視図である。 図1aおよび1bのヘッドレスト装置の側面図である。 ヘッドレストの変位後の、図1aのヘッドレスト装置を示す図である。 ヘッドレストの変位後の、図1aのヘッドレスト装置の斜視図である。 ヘッドレストの変位後の、図1aのヘッドレスト装置の側面図である。 変位の前に、図1aのヘッドレストをその有用な位置にロックする装置の基本図である。 ロックを外した後のロック装置を示す図である。 図1aから2cのヘッドレストの変位の線図である。 ヘッドレストの変位中に、その脱ロック状態に停止させることができる、図3aおよび3bのロック装置の別の展開を示す図である。 まだその有用な位置にあるヘッドレストを備える、脱ロック状態の図5aのロック装置を示す図である。 ヘッドレストの変位の場合の、脱ロック状態の図5aのロック装置を示す図である。 ヘッドレストの変位の別の段階の、脱ロック状態の図5aのロック装置を示す図である。 変位後にヘッドレストがその有用な位置に戻る間の、図5aのロック装置を示す図である。 ヘッドレストがその有用な位置に戻る間の、連続する段階の図5aのロック装置を示す図である。 ロック装置のロックを外す手段に関して、図5aのロック装置の変形形態を示す図である。
符号の説明
6 制御レバー
49 窪み
4 ロック装置
46,47 張力ばね
42 構成部品部
69 止め具
41 第一次ロック要素
41a ロック爪
41b,41c 止め面
45 ロックボルト
70 電磁石

Claims (32)

  1. 背もたれの内部に設けられている背もたれフレーム(5)と、
    前記背もたれフレーム(5)に支持されたヘッドレスト支持体(2)と、該ヘッドレスト支持体(2)に支持されて車両乗員の頭部を支るヘッドレスト本体(10)とを備え、該ヘッドレスト本体(10)前記背もたれフレーム(5)及び前記ヘッドレスト支持体(2)に対して、少なくとも1つの有用な位置に位置調節ことが可能なヘッドレスト(1)と、
    衝突状況において、前記ヘッドレスト本体(10)を前記ヘッドレスト支持体(2)と共に前記背もたれフレーム(5)に対して前記有用な位置とは異なる所定位置に移動させるために、前記ヘッドレスト支持体(2)に対して付勢力を付与する、ヘッドレストを移動させる付勢装置と、
    前記ヘッドレスト本体(10)の前記ヘッドレスト支持体(2)と共の変位を阻止するロック装置(4)であって、衝突時の脱ロック状態において、前記ヘッドレストを移動させる付勢装置により、前記ヘッドレスト本体(10)は前記ヘッドレスト支持体(2)と共に前記背もたれフレーム(5)に対して、前記有用な位置とは異なる所定位置への移動が可能であるロック装置(4)と、
    を備える車両用ヘッドレスト装置において、
    前記ヘッドレスト支持体(2)は、背もたれの内部で前記背もたれフレーム(5)により相対移動可能に支持され、
    前記ロック装置(4)は、背もたれの内部で、前記ヘッドレスト支持体(2)に対して作用可能に、前記背もたれフレーム(5)により支持されており、通常時のロック状態において、前記ヘッドレスト支持体(2)の前記背もたれフレーム(5)に対する変位を阻止し、前記ヘッドレスト本体(10)は、この前記ヘッドレスト支持体(2)が変位しない間、前記背もたれフレーム(5)に対して、及び前記ヘッドレスト支持体(2)に対して前記有用な位置への位置調節が可能であり、
    該ロック装置(4)は、前記ヘッドレスト支持体(2)と解除可能に係合する一次ロック要素(41)と、該一次ロック要素(41)と前記ヘッドレスト支持体(2)との係合が維持されるように前記一次ロック要素(41)に対して作用する第1位置及び、衝突時に、前記一次ロック要素(41)と前記ヘッドレスト支持体(2)との係合が解除されるように前記一次ロック要素(41)に対して作用する第2位置を有する二次ロック要素(42)とを有し、
    前記ヘッドレスト(1)は、前記ヘッドレスト支持体(2)が前記一次ロック要素(41)との係合から解除されて、前記ヘッドレスト本体(10)と共に前記有用な位置から移動した前記有用な位置とは異なる所定位置にある間、前記二次ロック要素(42)を前記第2位置に保持して、前記ロック装置(4)を脱ロック状態に保持する装置(6、46、47、49)を有することを特徴とするヘッドレスト装置。
  2. 少なくとも1つの第1弾性要素(47)が前記ロック装置(4)の前記二次ロック要素(42)を前記第1位置の方向に引張することにより、前記ロック装置(4)はロック状態に維持されることを特徴とする、請求項1に記載のヘッドレスト。
  3. 前記ロック装置(4)は、前記一次ロック要素(41)が前記ヘッドレスト支持体(2)との係合が解除される脱ロック状態の方向に付勢されるように前記一次ロック要素(41)に作用する、少なくとも1つの第2弾性要素(46)を有していることを特徴とする、請求項1または2に記載のヘッドレスト装置。
  4. 前記ヘッドレスト(1)は、前記二次ロック要素(42)を、前記ロック装置(4)をロック状態に維持する前記第1位置の方向に引張する前記第1弾性要素(47)の作用の下で、前記一次ロック要素(41)を前記ヘッドレスト支持体(2)との係合が解除される前記ロック装置(4)の脱ロック状態の方向に付勢する前記第2弾性要素(46)の作用に抗して、前記有用な位置への位置調節が可能な状態に保持されることを特徴とする、請求項2または3に記載のヘッドレスト装置。
  5. 前記ロック装置(4)の前記一次ロック要素(41)と前記ヘッドレスト支持体(2)との係合が解除されて脱ロック状態になった場合に、前記ロック装置(4)の前記二次ロック要素(42)に作用し、前記二次ロック要素(42)を止め具(69)との係合状態に保持する、少なくとも1つの止め具(69)が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1項に記載のヘッドレスト装置。
  6. 前記止め具(69)は、前記ロック装置(4)の前記二次ロック要素(42)上の窪み(49)に係合することが可能なロックノーズの形の係合要素によって構成されることを特徴とする、請求項に記載のヘッドレスト装置。
  7. 前記ヘッドレスト本体(10)が前記ヘッドレスト支持体(2)と共に前記有用な位置から該有用な位置とは異なる所定位置に変位したとき、前記止め具(69)が前記ロック装置(4)の前記二次ロック要素(42)に作用する位置に至るように、前記止め具(69)が移動可能であることを特徴とする、請求項またはに記載のヘッドレスト装置。
  8. 前記移動可能な止め具(69)は、旋回運動によって前記二次ロック要素(42)に作用する位置に至るように、旋回自在に取り付けられていることを特徴とする、請求項に記載のヘッドレスト装置。
  9. 前記ロック装置(4)がロック状態になると、前記移動可能な止め具(69)は前記二次ロック要素(42)に作用しない位置に保持され、一方、前記ロック装置(4)が脱ロック状態になって前記ヘッドレスト本体(10)が前記ヘッドレスト支持体(2)と共に前記有用な位置から該有用な位置とは異なる所定位置に変位すると、前記移動可能な止め具(69)は解放されて、前記二次ロック要素(42)に作用することが可能になることを特徴とする、請求項またはに記載のヘッドレスト装置。
  10. 前記ヘッドレスト支持体(2)は固定要素(63)を有し、該固定要素(63)は、前記ロック装置(4)が脱ロック状態になって前記ヘッドレスト本体(10)が前記ヘッドレスト支持体(2)と共に前記有用な位置から該有用な位置とは異なる所定位置に変位したときに、前記ヘッドレスト支持体(2)と共に移動して、前記止め具(69)を解放することを特徴とする、請求項に記載のヘッドレスト装置。
  11. 前記止め具(69)は、前記二次ロック要素(42)に作用する位置に向けて付勢されていることを特徴とする、請求項から10のいずれか1項に記載のヘッドレスト装置。
  12. 前記ロック装置(4)が脱ロック状態になって前記ヘッドレスト本体(10)が前記ヘッドレスト支持体(2)と共に前記有用な位置から該有用な位置とは異なる所定位置に変位したとき、前記二次ロック要素(42)は前記止め具(69)係合することができる位置に至るように、移動可能であることを特徴とする、請求項から11のいずれか1項に記載のヘッドレスト装置。
  13. 前記ロック装置(4)が脱ロック状態になって前記ヘッドレスト本体(10)が前記ヘッドレスト支持体(2)と共に前記有用な位置から該有用な位置とは異なる所定位置に変位するとき、前記二次ロック要素(42)に対し、前記一次ロック要素(41)を介して間接的に作用する前記ヘッドレスト支持体(2)上に設けられた作動要素(45)を有し、この作動要素(45)の作用により、前記二次ロック要素(42)は、前記ヘッドレスト本体(10)が前記ヘッドレスト支持体(2)と共に変位する間に、前記止め具(69)が前記二次ロック要素(42)と係合することができる位置に移動することを特徴とする、請求項12に記載のヘッドレスト装置。
  14. 前記一次ロック要素(41)は、前記ロック装置(4)のロック状態において、前記ヘッドレスト支持体(2)作動要素(45)と係合前記ヘッドレスト支持体(2)が移動できないようにることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれか1項に記載のヘッドレスト装置。
  15. 前記作動要素(45)は、前記一次ロック要素(41)が前記作動要素(45)を解放するように動かされると前記ヘッドレスト本体(10)が前記ヘッドレスト支持体(2)と共に前記有用な位置から該有用な位置とは異なる所定位置に変位することができるように、前記一次ロック要素(41)に対して移動可能であることを特徴とする、請求項14に記載のヘッドレスト装置。
  16. 前記作動要素(45)は突起形状を有し、前記一次ロック要素(41)は、前記ロック装置(4)ロック状態にするとき、前記突起形状の作動要素(45)係合するロック爪(41a)を有することを特徴とする、請求項14または15に記載のヘッドレスト装置。
  17. 前記一次ロック要素(41)は、全体が、旋回可能に取り付けられたロック爪の形状を有することを特徴とする、請求項14から16のいずれか1項に記載のロック装置。
  18. 前記ロック装置(4)の前記二次ロック要素(42)は、前記一次ロック要素(41)に対する作動要素(45)の作用により、前記止め具(69)が前記二次ロック要素(42)に係合することができる位置にもたらされることを特徴とする、請求項12又は請求項14から17のいずれか1項に記載のヘッドレスト装置。
  19. 前記二次ロック要素(42)は、全体が、旋回可能なロックレバーの形状を有することを特徴とする、請求項に記載のヘッドレスト装置。
  20. 前記一次ロック要素(41)に対する弾性的付勢力と前記二次ロック要素(42)に対する弾性的付勢力とは互いに調和がとられており、前記二次ロック要素(42)が前記ロック装置(4)を脱ロック状態にするように作動されていないときは、前記二次ロック要素(42)は前記一次ロック要素(41)を前記ロック装置(4)がロック状態にる位置に保持していることを特徴とする、請求項に記載のヘッドレスト装置。
  21. 前記ヘッドレスト本体(10)と前記ヘッドレスト支持体(2)の前記有用な位置から該有用な位置とは異なる所定位置への変位を可能にするため、衝突状態においては、前記ロック装置(4)を脱ロック状態にする脱ロック機構(7)が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至20のいずれか1項に記載のヘッドレスト装置。
  22. 前記脱ロック機構(7)を、加速度センサまたは近接センサにより、センサ制御することができることを特徴とする、請求項21に記載のヘッドレスト装置。
  23. 前記脱ロック機構(7)は電気的または機械的に作動させることができることを特徴とする、請求項21または22に記載のヘッドレスト装置。
  24. 前記脱ロック機構(7)は電磁石(70、70’)により起動させることができることを特徴とする、請求項23に記載のヘッドレスト装置。
  25. 前記脱ロック機構(7)は、前記ロック装置(4)に作用するように、前記ロック装置(4)に結合された引張または押圧手段(72)を有することを特徴とする、請求項21から24のいずれか1項に記載のヘッドレスト装置。
  26. 前記脱ロック機構(7)は、前記ロック装置(4)の前記二次ロック要素(42)に結合されていることを特徴とする、請求項21から25のいずれか1項に記載のヘッドレスト装置。
  27. 前記ロック装置(4)を脱ロック状態に保持する前記装置(6、46、47、49)は、前記ヘッドレスト本体(10)を前記ヘッドレスト支持体(2)と共に前記有用な位置から該有用な位置とは異なる所定位置に変位した位置から前記有用な位置に戻すことによって動作を停止させることができることを特徴とする、請求項1乃至26のいずれか1項に記載のヘッドレスト装置。
  28. 前記ヘッドレスト本体(10)が前記ヘッドレスト支持体(2)と共に前記有用な位置に戻ると、前記ロック装置(4)を脱ロック状態に保持する前記装置(6、46、47)は、自動的にその動作を停止するようにすることができることを特徴とする、請求項27に記載のヘッドレスト装置。
  29. 前記ロック装置(4)を脱ロック状態に保持する前記装置(6、46、47)の動作の停止は、前記止め具(69)に対する請求項11に記載の前記固定要素(63)の作用により行われることを特徴とする、請求項28に記載のヘッドレスト装置。
  30. 前記ロック装置(4)を脱ロック状態に保持する前記装置(6、46、47)の動作の停止時において、請求項14に記載の前記作動要素(45)は、前記止め具(69)前記二次ロック要素(42)との係合から外れるように、前記一次ロック要素(41)を介して前記二次ロック要素(42)に作用することを特徴とする、請求項29に記載のヘッドレスト装置。
  31. 前記止め具(69)に対する前記固定要素(63)の作用は、前記二次ロック要素(42)をロック状態の方向に引張する前記第1弾性要素(47)の引張力の下で、前記ロック装置(4)をロック状態にするものであることを特徴とする、請求項29または30に記載のヘッドレスト装置。
  32. 前記付勢装置は、衝突状態において前記ヘッドレスト(1)を移動させる少なくとも一つの引張ばね要素(31,32)からなり、該引張ばね要素(31,32)は前記ヘッドレスト支持体(2)を上昇させて前記ヘッドレスト本体(10)を前記ヘッドレスト支持体(2)と共に前記有用な位置から該有用な位置とは異なる所定位置に変位させる付勢力を有し、前記ロック装置(4)のロック状態においては、該ロック装置(4)により前記ヘッドレスト(1)の移動が阻止されていることを特徴とする、請求項1乃至31のいずれか1項に記載のヘッドレスト装置。
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