JP4837538B2 - 端部位置測定方法および寸法測定方法 - Google Patents

端部位置測定方法および寸法測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、たとえば複写機の感光ドラム基体等を被測定物として、その端部の位置を測定する方法およびそれに基づいて被測定体の寸法を測定する方法等に関する。
種々の被測定体に対して、その形状や寸法等を被測定体をカメラで撮影した画像に基づいて測定することが考えられる。
レンズで立体物を撮影した場合、画像の中心よりも周辺が大きくもしくは曲がって写ってしまう歪みが発生する。このような歪みに対応するため、たとえば下記特許文献1には画像の中心と周辺の倍率を変えて歪みを除去する方法が提案されている。また、下記特許文献2では、レーザーをカメラ軸と平行に被測定体に投影して、そのレーザー情報を基準として、撮影画像の位置関係を計測する方法が提案されている。
また、下記特許文献3には、実空間における対象物体のカメラ画像と、対象物体の種々の3次元姿勢を画像化した複数のモデル画像をデータベース化した画像照合データデーストを画像照合することで、実空間における対象物体の3次元姿勢を推定するモデル画像照合における3次元姿勢の補正手法が開示されている。この文献では、カメラ画像とモデル画像の重心の視線差等に基づいて、暫定的に推定した3次元姿勢を回転補正することが提案されている。
特開平11−161779号公報 特開2006−23262号公報 特開2004−362128号公報
しかしながら、従来、三角法を用いる比較的高価な立体計測装置等によらず、カメラによる撮影画像に基づいて、被測定体の端部の位置や複数の端部間の距離(寸法)等を正確に測定する方法は提案されていない。
すなわち、カメラ軸方向に高さを有しない被測定体であれば、撮像画像内における被測定体の輪郭線の位置を検出すれば、レンズの歪み等を補正するだけで端部の位置を得ることができる。
ところが、通常の画角を有するカメラでは撮影画像内の位置によって撮影角度が異なるため、カメラ軸方向に高さを有する被測定体の場合、撮影角度と端部の形状の関係によっては、端部を構成する高さ位置の異なる部位が撮影される可能性がある。
このため、被測定体毎に置かれる位置が一定でなく、あるいは寸法や形状が異なる場合には、撮影機会毎に撮影角度条件が異なり、条件によっては誤差が大きくなって正確な位置測定ができないという問題が生じる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、被測定体がカメラ軸方向に高さを有するものであっても、その端部の位置を正確に測定し、また被測定体の寸法を正確に測定することのできる方法等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を提供する。すなわち、
[1]画角を有するカメラにより、当該カメラのカメラ軸方向について高さを有する被測定体を撮影し、
撮影画像から被測定体の最外輪郭線を検出し、
検出した最外輪郭線の前記撮影画像内における位置に応じて、当該最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部の高さ位置を判別し、
前記撮影画像内における当該最外輪郭線の位置を、当該最外輪郭線の前記高さ位置に応じて補正することにより、当該最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部のカメラ軸方向に交差する方向についての位置を算出することを特徴とする端部位置測定方法。
[2]最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部の高さ位置に応じて、異なる補正演算式を用いて前記補正を行う前項1に記載の端部位置測定方法。
[3]被測定体の端部の形状に応じて、最外輪郭線として撮影されうる有限個の候補部位について、その高さ情報を予め設定しておく前項1または2に記載の端部位置測定方法。
[4]前記候補部位について、最外輪郭線として撮影される場合の前記撮影画像内の領域を予め設定しておき、
撮影画像から検出した最外輪郭線が前記撮影画像内のどの領域に属するかに応じていずれの候補部位が最外輪郭線として撮影されているかを判別し、その高さ位置を判別する前項3に記載の端部位置測定方法。
[5]前記候補部位として、端部を構成する面の上側縁および下側縁を含む前項3または4に記載の端部位置測定方法。
[6]被測定体にバックライト照明を照射して撮影を行う前項1〜5のいずれかに記載の端部位置測定方法。
[7]1次元カメラにより撮影を行う前項1〜6のいずれかに記載の端部位置測定方法。
[8]2次元カメラにより撮影を行う前項1〜6のいずれかに記載の端部位置測定方法。
[9]前項1〜8のいずれかに記載の端部位置測定方法により被測定体の端部のカメラ軸に交差する方向についての位置を算出し、算出した前記端部の位置に基づいて当該被測定体の寸法を算出することを特徴とする寸法測定方法。
[10]被測定体の複数の端部を撮影して各位置を算出し、算出した複数の端部の位置関係に基づいて当該被測定体の寸法を算出する前項9に記載の寸法測定方法。
[11]被測定体の複数の端部を異なるカメラで撮影して各位置を算出する前項10に記載の寸法測定方法。
[12]被測定体の複数の端部をカメラを移動させて順次撮影して各位置を算出する前項10に記載の寸法測定方法。
[13]被測定体を移動させて複数の端部をカメラにより順次撮影して各位置を算出する前項10に記載の寸法測定方法。
[14]被測定体の所定部位を所定の位置基準部に当接させた状態で、当該被測定体を撮影してその端部の位置を算出し、前記位置基準部の位置と算出した端部の位置に基づいて、被測定体の寸法を算出する前項9に記載の寸法測定方法。
[15]被測定体が円筒体である前項9〜14のいずれかに記載の寸法測定方法。
[16]被測定体が感光ドラム用基体である前項9〜14のいずれかに記載の寸法測定方法。
[17]画角を有するカメラにより、当該カメラのカメラ軸方向について高さを有する被測定体を撮影する撮影手段と、
撮影画像から被測定体の最外輪郭線を検出する輪郭線検出手段と、
検出した最外輪郭線の前記撮影画像内における位置に応じて、当該最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部の高さ位置を判別する高さ位置判別手段と
前記撮影画像内における当該最外輪郭線の位置を、当該最外輪郭線の前記高さ位置に応じて補正することにより、当該最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部のカメラ軸方向に交差する方向についての位置を算出する端部位置算出手段と、
を備えたことを特徴とする端部位置測定装置。
[18]前項17に記載の端部位置測定装置と、
算出した前記端部の位置に基づいて当該被測定体の寸法を算出する寸法算出手段と、
を備えたことを特徴とする寸法測定装置。
上記発明[1]によると、最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部の高さ位置を撮影画像内における位置に応じて判別し、高さ位置に応じて補正するため、被測定体がカメラ軸方向に高さを有し、撮影角度によって端部を構成する高さ位置の異なる部位が撮影される可能性がある場合であっても、端部の位置を正確に測定することができる。また端部位置の検出対象として最外輪郭線を用いるため、高い信頼性をもって検出することができる。
上記発明[2]によると、端部の高さ位置に応じて適正な補正演算を行うことができる。
上記発明[3]によると、候補部位の高さ情報を予め設定したため、検出された最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部の高さ位置を的確に判別することができる。
上記発明[4]によると、最外輪郭線として撮影される領域を予め設定し、どの領域に属するかに応じて撮影されている候補部位を判別するため、検出された最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部の高さ位置を速やかに判別することができる。
上記発明[5]によると、撮影角度によって端部を構成する面の上側縁と下側縁とのいずれが最外輪郭線として撮影される場合にも対応して、その高さ位置を的確に判別することができる。
上記発明[6]によると、最外輪郭線をより正確に検出することができる。
上記発明[7]によると、高い分解能で最外輪郭線の位置を高精度に求めることができる。
上記発明[8]によると、撮影画像内の2次元方向について、被測定体の端部の位置測定を行うことができる。
上記発明[9]によると、被測定体の端部の位置に基づいて、被測定体の寸法を正確に測定することができる。
上記発明[10]によると、複数の端部を撮影して算出した位置関係に基づいて被測定体の寸法を算出するため、撮影時の被測定体の置き位置によらずその寸法測定を行うことができる。
上記発明[11]によると、各カメラを被測定体の各端部を撮影範囲に含む位置に固定しておくことができるため、カメラ位置を安定させて、正確な測定を行うことができる。
上記発明[12]によると、1台のカメラによる複数の端部の位置測定結果から被測定体の寸法を得ることができる。
上記発明[13]によると、1台のカメラによる複数の端部の位置測定結果から被測定体の寸法を得ることができる。
上記発明[14]によると、1台のカメラによる端部の位置測定結果から被測定体の寸法を得ることができる。また、カメラを被測定体の端部を撮影範囲に含む位置に固定しておくことができるため、カメラ位置を安定させて、正確な測定を行うことができる。
上記発明[15]によると、円筒体の長さを正確に測定して、例えば求められる寸法精度の円筒体の供給に寄与することができる。
上記発明[16]によると、感光ドラム用基体の長さを正確に測定して、たとえば求められる寸法精度の感光ドラム用基体の供給に寄与することができる。
上記発明[17]によると、最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部の高さ位置を撮影画像内における位置に応じて判別し、高さ位置に応じて補正するため、被測定体がカメラ軸方向に高さを有し、撮影角度によって端部を構成する高さ位置の異なる部位が撮影される可能性がある場合であっても、端部の位置を正確に測定することができる。また端部位置の検出対象として最外輪郭線を用いるため、高い信頼性をもって検出することができる。
上記発明[18]によると、被測定体の端部の位置に基づいて、被測定体の寸法を正確に測定することができる。
以下、本発明を実施形態に基づいて説明する。
図1は、本発明にかかる被測定体の寸法測定方法を行う寸法測定装置の説明図である。
ここでは、感光ドラム用基体として用いられる円筒体を被測定体90として、その長さ寸法を測定する場合を例としている。この被測定体90としての円筒体の両端面は平面であり、被測定体90の長さ方向に対して垂直である。このような立体形状の被測定体90は、どのような撮影方向に対しても高さを有している。
この寸法測定装置は、被測定体90の両端部91,91をそれぞれ撮影するカメラ10,10と、カメラ10,10による撮影画像に基づいて被測定体90の寸法を算出する画像処理装置20と、カメラ10,10側から見て被測定体90の背後からバックライト照明を照射する照明装置30,30を備えている。
カメラ10,10は、画角θを有し、このために撮影画像の位置によって、被写体(被測定体)90の各部位に対する撮影角度が変化しうるものである。この実施形態では、カメラ10,10として、2次元画像を撮影する2次元カメラを採用している。
このカメラ10,10は、被測定体90の端部91,91の最外輪郭線を検出可能な撮影画像を撮影する。ここで本発明において最外輪郭線とは、被測定体90を構成する各部によって、カメラ10から見て最も外側の輪郭線をなすものをいう。
この実施形態では、カメラ10,10は、被測定体90の両端部91,91をそれぞれ狙う位置に複数台(2台)が設けられ、複数の被測定体90に対する長さ寸法測定を行う間、その位置が固定されるようになっている。
また、各カメラ10,10は、理想的な設計寸法どおりの被測定体90が、理想的な位置に置かれた場合に、被測定体90の両端部91,91をそれぞれその真上から狙う位置に配置されている。具体的には、被測定体90の各端面を含む平面上に各カメラ軸11,11が位置する位置である。ここで本発明においてカメラ軸11とはカメラ10の中心と撮影画像の中心を結ぶ直線を言うものとする。
このように理想的な被測定体90であれば両カメラ10,10のカメラ軸11,11上に被測定体の端面が一致するというカメラ10,10の位置設定は、例えば理想的なマスターワークを撮影して、その両端がカメラ軸11,11上になるようにカメラ位置を調整することによって、実現することができる。
また、カメラ10,10が被測定体90の両端部91,91を真上から狙う位置に配置されていることから、測定対象となる被測定体90の端部91の位置や長さ寸法は、各カメラ軸11,11に直交する方向についてのものとなっている。
このカメラ10,10は、カメラ軸方向について高さを有する被測定体90を撮影する撮影手段として機能する。
照明装置30,30は、蛍光灯やLED等、任意の光源を用いて構成され、カメラ10,10の撮影画像において、被測定体90の端部91,91の最外輪郭線をシルエット像として明確に浮かび上がらせることができるものとなっている。このようなバックライト照明を用いることで被測定体90の最外輪郭線をより正確に検出することができる。
画像処理装置20は、例えば、CPU、メモリ、外部記憶装置、キーボードやマウス等の入力手段、モニタ等の出力手段、他の装置との入出力インタフェース等を備えたコンピュータから構成されている。この画像処理装置20は、後述するように、輪郭線検出手段と、高さ位置判別手段と、端部位置算出手段と、寸法算出手段とを機能的に備えている。
この画像処理装置20は、被測定体90の両端部91,91の撮影画像に基づいてこれらの位置をそれぞれ算出し、さらに算出した両端部91,91の位置に基づいて、両端部91,91間の距離を当該被測定体90の長さ寸法として算出し、出力する。
本発明において用いるような画角を有する通常のカメラ10,10は、撮影画像内の位置によって被写体に対する撮影角度が異なる。このため、カメラ軸方向に高さを有する被測定体90の場合、撮影角度と端部91,91の形状の関係によっては、端部91,91を構成する高さ位置の異なる部位が撮影される可能性がある。
たとえば本実施形態の例のように、被測定体90の端部91,91が、カメラ軸11に平行な端面を有する場合、この端面が見える撮影角度と、見えない撮影角度とがある。端面が見える場合には、端面の下側(カメラ10から遠い側)の縁が当該端部の最外輪郭線として撮影される。一方、端面が見えない場合、撮影されている最外輪郭線は端面の上側(カメラ10に近い側)の縁が当該端部の最外輪郭線として撮影される。しかし端面の上側縁と下側縁では、カメラ軸方向についての高さ位置が異なる。このため、上側縁と下側縁が撮影画面内において同画面の中心から同じ距離だけ離れた位置に検出されたとしても、実空間においてそれぞれの場合の端部の位置(カメラ軸からの距離)は同一ではない。
本実施形態の画像処理装置20では、このような被測定体90の端部を構成する高さ位置の異なる部位が検出される場合を判別して、それぞれの場合に応じて撮影画像内で検出された最外輪郭線の位置を補正して、被測定体の端部位置の測定と、ひいては被測定体90の両端部91,91の位置測定結果を束ねた長さ寸法の測定を正確に行うものである。
以下、この画像処理装置20において行われる端部91の位置の算出処理について、被測定体90の左側の端部を測定対象とした例に基づいて説明する。
図2(a)は、被測定体90の端面92を含む平面上にカメラ軸11が位置する位置関係で被測定体90の端部91を撮影した場合を示す説明図であり、図2(b)はその場合の撮影画像12の例である。
この被測定体90の端面92を含む平面上にカメラ軸11が位置する位置関係とは、同図(a)に示すように、カメラ10が端面92の真上に位置する状態である。
このとき、同図(b)に示すように、撮影画像12には、被測定体90の端面92は、その上側縁および下側縁を含む高さ位置の異なるすべての部位が、一直線状になって、被測定体90のシルエットをなす最外輪郭線として写っている。すなわち、最外輪郭線は、撮影画像12内のちょうど中心に位置している。
図3(a)は、被測定体90の端面92を含む平面より外側にカメラ軸11が位置する位置関係で被測定体90の端部91を撮影した場合を示す説明図であり、図3(b)はその場合の撮影画像の例である。
この被測定体90の端面92を含む平面より外側にカメラ軸11が位置する位置関係とは、同図(a)に示すように、カメラ10が端面92の真上より被測定体90の長手方向の外側(左側の端部に対してさらに左の外側)に位置し、端面92が見える撮影角度となっている状態である。
このとき、同図(b)に示すように、撮影画像12には、被測定体90の端面92は一定の面積を持つ楕円として写り、端面92の下側縁93が被測定体90のシルエットをなす最外輪郭線として、撮影画像12の右半面側に写っている。すなわち、最外輪郭線は、撮影画像12内の右半面領域に位置している。
ここで、撮影画像12において、画像12内の位置と実空間との位置関係の換算が、被測定体90の中心高さを基準としていた(以下、この高さを基準高さと呼ぶ。)とすると、被測定体90の長さ方向(図3の左右方向)についての端面92の位置は、図3(b)のライン95として検出されるべきであるといえる。
図4(a)は、被測定体90の端面92を含む平面より内側にカメラ軸11が位置する位置関係で被測定体90の端部91を撮影した場合を示す説明図であり、図4(b)はその場合の撮影画像の例である。
この被測定体90の端面92を含む平面より内側にカメラ軸11が位置する位置関係とは、同図(a)に示すように、カメラ10が端面92の真上より被測定体90の長手方向の内側に位置し、端面92が見えない撮影角度となっている状態である。
このとき、同図(b)に示すように、撮影画像12には、被測定体90の端面92は写らず、端面92の上側縁94が被測定体90のシルエットをなす最外輪郭線として、撮影画像12の左半面側に写っている。すなわち、最外輪郭線は、撮影画像12内の左半面領域に位置している。
ここで、撮影画像12において、画像12内の位置と実空間との位置関係の換算が、被測定体90の中心高さ(基準高さ)を基準としているとすると、被測定体90の長さ方向(図4の左右方向)についての端面92の位置は、図4(b)のライン95として検出されるべきであるといえる。
このように、被測定体90の端部91の位置とカメラ軸11との位置関係によって、撮影画像12の右半分と左半分とで、最外輪郭線として検出されている被測定体90の端部91の部位が異なっており、これら各部位の高さ位置が異なっている。
そこで、この実施形態では、最外輪郭線が検出された撮影画像内の領域によって、最外輪郭線として検出された部位の高さ位置を判別し、その高さ位置に応じた補正を行うことで端部の正確な位置を算出するようになっている。
次に、具体的な端部位置の算出式の例について説明する。
図5は、被測定体90の端面92を含む平面より外側にカメラ軸11が位置する位置関係で、被測定体90の端部91を撮影した場合における、端部位置の算出方法を説明する説明図である。同図では、カメラ10の撮影画像12を被測定体90の下側に表現している。
この例では、被測定体90は、実空間において、その端面92がカメラ軸11から距離Lだけ被測定体90の外側に離れた位置にある。この位置関係のとき、上述したとおり、端面92の下側縁93が撮影画像12における端部91の最外輪郭線として撮影される。
しかし、上述したように、撮影画像12内の位置と実空間との位置関係の換算が、被測定体90の中心高さを基準高さとしているとすると、本来、端部91として撮影されるべき部位は、端面92の中心高さ上の点Pである。
すなわち、図5に示すように、撮影画像12上において、下側縁93が最外輪郭線としてカメラ軸11から距離Xの位置に検出されたが、本来なら前記点Pの撮影画像12上への投影点であるカメラ軸11から距離Xansの位置が検出されるべきであったといえる。
したがって、撮影画像12内の最外輪郭線の位置Xを、本来の位置Xansに変換する補正を行えば、正確な端部91の位置を得られることになる。そこで、検出された最外輪郭線の位置Xから、本来、検出されるべきであった位置Xansの比率を検討する。
カメラ10の画角の頂点をO、被測定体90の中心高さ(基準高さ)95における端面92上の点を上述のP、同じく中心高さ(基準高さ)95におけるカメラ軸11上の点をA、最外輪郭線として検出された端面の下側縁93をC,この下側縁93の高さ位置での水平方向の直線96と直線OPの交点をQ、同じく直線96におけるカメラ軸11上の点をBとし、被測定体90の高さ寸法をDとする。
直線96と撮影画像12の面とは平行だから、
BC:BQ=X:Xans
カメラ軸11と端面92の距離は高さ位置によらず同一だから、
AP=BC
ここで三角形OAPと三角形OBQは相似だから、
OA:OB=AP:BQ
H:(H+D/2)=X:Xans
したがって、
Xans=(1+D/2H)・X ……(1)
となる。
最外輪郭線が撮影画像12の右側の領域に見えた場合には、端面92の下側縁93が最外輪郭線として検出されているから、この最外輪郭線の撮影画像12における位置Xを前記算出式(1)によりXansに変換補正して、このXansを基準高さ95上のカメラ軸11からの距離に換算することで、実空間における端部の位置を示す距離Lが算出できる。
図6は、被測定体90の端面92を含む平面より内側にカメラ軸11が位置する位置関係で、被測定体90の端部91を撮影した場合における、端部位置の算出方法を説明する説明図である。同図では、カメラ10の撮影画像12を被測定体90の下側に表現している。
この例では、被測定体90は、実空間において、その端面92がカメラ軸11から距離Lだけ被測定体90の内側に離れた位置にある。この位置関係のとき、上述したとおり、端面92の上側縁94が撮影画像12における端部91の最外輪郭線として撮影される。
しかし、上述したように、撮影画像12内の位置と実空間との位置関係の換算が、被測定体90の中心高さを基準高さとしているとすると、本来、端部91として撮影されるべき部位は、端面92の中心高さ上の点Pである。
すなわち、図6に示すように、撮影画像12上において、上側縁94が最外輪郭線としてカメラ軸11から距離Xの位置に検出されたが、本来なら前記点Pの撮影画像12上への投影点であるカメラ軸11から距離Xansの位置が検出されるべきであったといえる。
したがって、撮影画像12内の最外輪郭線の位置Xを、本来の位置Xansに変換する補正を行えば、正確な端部91の位置を得られることになる。そこで、検出された最外輪郭線の位置Xから、本来、検出されるべきであった位置Xansの比率を検討する。
カメラ10の画角の頂点をO、被測定体90の中心高さ(基準高さ)95における端面92上の点を上述のP、同じく中心高さ(基準高さ)95におけるカメラ軸11上の点をA、最外輪郭線として検出された端面の上側縁94をC,この上側縁94の高さ位置での水平方向の直線97と直線OPの交点をQ、同じく直線97におけるカメラ軸11上の点をBとし、被測定体90の高さ寸法をDとする。
直線97と撮影画像12の面とは平行だから、
BC:BQ=X:Xans
カメラ軸11と端面92の距離は高さ位置によらず同一だから、
AP=BC
ここで三角形OAPと三角形OBQは相似だから、
OA:OB=AP:BQ
H:(H−D/2)=X:Xans
したがって、
Xans=(1−D/2H)・X ……(2)
となる。
最外輪郭線が撮影画像12の左側の領域に見えた場合には、端面92の上側縁94が最外輪郭線として検出されているから、この最外輪郭線の撮影画像12における位置Xを前記算出式(2)によりXansに変換補正して、このXansを基準高さ95上のカメラ軸11からの距離に換算することで、実空間における端部の位置を示す距離Lが算出できる。
次に、上記の算出方法によって端部位置を算出し、さらに被測定体90の長さ寸法を算出する画像処理装置20の機能について説明する。
図7は、この画像処理装置20の機能ブロック図である。同図に示すように、画像処理装置20は、輪郭線検出手段21、高さ位置判別手段22、端部位置算出手段23、寸法算出手段24を機能的に備えている。
輪郭線検出手段21は、カメラ10,10による被測定体90の各端部91,91の撮影画像12から、被測定体90の各端部91,91の最外輪郭線を検出する演算処理を行う。上述したように、被測定体90は背後からバックライト照明が照射されるため、撮影画像12には被測定体90はシルエットとして浮かび上がり、その明暗差から最外輪郭線を検出することができる。
高さ位置判別手段22は、検出した最外輪郭線の前記撮影画像12内における位置に応じて、当該最外輪郭線として撮影されている被測定体90の端部の高さ位置を判別するものである。
上述したように、カメラ軸11に平行な端面92を測定対象とする場合には、端面92とカメラ軸11の位置関係により、端面92が見えるか否か、ひいては最外輪郭線として上側縁94と下側縁93のいずれが見えるか、が異なってくる。
そこで、この実施形態では、これら上側縁94と下側縁93を、最外輪郭線として検出されうる部位である候補部位として予め設定しておき、それらの基準高さ(被測定体90の中心高さ)からの高さ情報を予め設定しておくようになっている。
また、候補部位である上側縁94と下側縁93について、最外輪郭線として撮影される場合の撮影画像12内の領域として、カメラ軸11を中心とした右半面の領域と左半面の領域を予め設定しておくようになっている。
これにより、撮影画像12から最外輪郭線が検出されれば、それが撮影画像12を2つに分割した右半面の領域にあるか、左半面の領域にあるかから、上側縁94と下側縁93のいずれか見えているのかを容易に、かつ速やかに判別し、その高さ情報を得ることができるようになっている。
端部位置算出手段23は、撮影画像12内における最外輪郭線の位置を、最外輪郭線の高さ位置に応じて補正することにより、最外輪郭線として撮影されている被測定体90の端部91のカメラ軸11方向に交差する方向についての位置を算出するものである。
この実施形態では、上述したとおり、最外輪郭線として検出されている部位が端面92の上側縁94か下側縁93かが判別されるため、それぞれの高さ位置に応じた上記補正式(1)または(2)によって、撮影画像12内の最外輪郭線の位置を補正するようになっている。
なお、この実施形態では、被測定体90の両端部91,91を2台のカメラ10,10でそれぞれ撮影するため、以上の輪郭線検出、高さ位置判別、および端部位置算出の各処理は、両端部91,91について、それぞれ行うようになっている。
寸法算出手段24は、算出した前記端部の位置に基づいて当該被測定体90の寸法を算出するものである。
この実施形態では、上述した2台のカメラ10,10の撮影画像12から測定された被測定体90の両端部91,91の位置に基づいて、被測定体90の寸法が算出される。
具体的には、これら2台のカメラ10,10はいずれも理想的な被測定体90であれば撮影画像12の中心にその端部91,91を捉える位置に配置されているから、両端部91,91の理想的な位置からのズレ量を、理想的な被測定体90の長さ寸法に加減することによって、測定対象となっている被測定体90の長さ寸法を算出することができる。
以上のように本実施形態にかかる寸法測定装置によると、最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部の高さ位置を撮影画像内における位置に応じて判別し、高さ位置に応じて補正するため、被測定体がカメラ軸方向に高さを有し、撮影角度によって端部を構成する高さ位置の異なる部位が撮影される可能性がある場合であっても、端部の位置を正確に測定することができる。
また端部位置の検出対象として最外輪郭線を用いるため、高い信頼性をもって検出することができる。
特に、本実施形態にかかる寸法測定装置は、一般的な画角を有するカメラによる撮影画像から高精度に被測定体の端部の位置を測定することができるものであり、高価な立体形状計測装置と同等な機能を、より安価に実現することができる。
また、端部の高さ位置に応じて異なる補正演算式を用いたため、適正な補正演算を行うことができる。
また、候補部位の高さ情報を予め設定したため、検出された最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部の高さ位置を的確に判別することができる。
また、最外輪郭線として撮影される領域を予め設定し、どの領域に属するかに応じて撮影されている候補部位を判別するため、検出された最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部の高さ位置を速やかに判別することができる。
また、被測定体90にバックライト照明を照射して撮影を行うため、最外輪郭線をより正確に検出することができる。
また、被測定体90の両端部91,91をそれぞれ撮影して算出した位置関係に基づいて被測定体90の長さ寸法を算出するため、撮影時の被測定体90の置き位置によらずその寸法測定を行うことができる。
また、被測定体の各端部91,91を異なるカメラ10,10でそれぞれ撮影して各位置を算出するため、各カメラ10.10を被測定体90の各端部91,91を撮影範囲に含む位置に固定しておくことができ、カメラ位置を安定させて、正確な測定を行うことができる。
また、被測定体90とした円筒体(感光ドラム用基体)の長さを正確に測定して、例えば求められる寸法精度の円筒体の供給に寄与することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図8は、この第2実施形態にかかる寸法測定装置の説明図である。
同図に示すように、この第2実施形態の寸法測定装置では、被測定体90の一方(右側)の端部は、所定の予め位置決めされた所定の位置基準部40に当接させる。この状態で、上述した実施形態と同様に、他方(左側)の端部を画角θを有するカメラ10により撮影して、その位置を測定する。そして、前記位置基準部の位置と算出した端部の位置に基づいて、被測定体の寸法を算出するようになっている。
このような寸法測定装置によると、1台のカメラ10による端部の位置測定結果から被測定体90の寸法を得ることができる。また、カメラ10を被測定体90の一方の端部91を撮影範囲に含む位置に固定しておくことができるため、カメラ位置を安定させて、正確な測定を行うことができる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記に限定されず、以下のように構成してもよい。
(1)上記実施形態では、最外輪郭線として撮影されうる候補部位を予め設定したが、候補部位を設定せず、最外輪郭線の撮影画像内での位置からその高さ位置を所定の算出式等から算出するようにしてもよい。例えば被測定体の端面が曲面から構成される場合など、最外輪郭線として撮影されうる部位が高さ方向について連続的に存在する場合には、撮影画像内における最外輪郭線の位置と端部の形状情報とから撮影されている部位を特定して、その高さ位置を判別するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、最外輪郭線として撮影されうる候補部位として被測定体の端面の上側縁および下側縁の2つのみを予め設定したが、候補部位は3つ以上であってもよい。例えば被測定体の端面が複数の平面の組み合わせから構成され、複数のエッジ部を有する場合には、各エッジ部を候補部位として設定することができる。
(3)上記実施形態では、最外輪郭線の水平方向の位置、すなわち鉛直方向に置かれたカメラ軸に直交する水平方向の位置を算出したが、算出する最外輪郭線の位置は、水平方向についての位置でなくてもよい。また、カメラ軸に交差する方向についての位置であればカメラ軸に直交する方向についての位置でなくてもよい。
(4)上記実施形態では、被測定体の背後からバックライト照明を照射して撮影したが、バックライト照明等を用いることなく、被測定体の端部の最外輪郭線が検出可能な撮影を行ってもよい。
(5)上記実施形態では、被測定体の両端部の位置を測定してからその長さ寸法を算出する寸法測定装置として構成したが、本発明は、長さ寸法を算出せず、被測定体の1または複数の端部の位置を測定するだけの端部位置測定装置に適用してもよい。
(6)上記実施形態では、被測定体として円筒形の感光ドラム用基体を挙げたが、被測定体としては、これに限らず、高さのある任意の形状の被測定体を対象とすることができる。
(7)上記実施形態では、カメラとして2次元カメラを用いたが、より高い分解能が期待できる1次元カメラを採用することで、最外輪郭線の位置をさらに高精度に求めるように構成してもよい。
(8)上記実施形態では、被測定体90の長さ方向という1次元方向についてのみ、端部の位置測定および長さ測定を行ったが、カメラとして2次元カメラを用いるならば、撮影画像内の2次元方向それぞれについて、被測定体の端部の位置測定を行うようにしてもよい。
(9)上記実施形態では、被測定体の両端部をそれぞれ別のカメラで撮影して各位置を測定したが、1台のカメラを移動させて各端部を順次撮影し、各位置を算出することにより、被測定体の寸法測定を行うようにしてもよい。あるいはまた1台のカメラに対して被測定体を移動させて各端部を順次撮影し、各位置を算出するようにしてもよい。このようにすると、1台のカメラによる複数の端部の位置測定結果から被測定体の寸法を得ることができる。
本発明にかかる被測定体の寸法測定方法を行う寸法測定装置の説明図である。 (a)は、被測定体の端面を含む平面上にカメラ軸が位置する位置関係で被測定体の端部を撮影した場合を示す説明図であり、(b)はその場合の撮影画像の例である。 (a)は、被測定体の端面を含む平面より外側にカメラ軸が位置する位置関係で被測定体の端部を撮影した場合を示す説明図であり、(b)はその場合の撮影画像の例である。 (a)は、被測定体の端面を含む平面より内側にカメラ軸が位置する位置関係で被測定体の端部を撮影した場合を示す説明図であり、(b)はその場合の撮影画像の例である。 被測定体の端面を含む平面より外側にカメラ軸が位置する位置関係で、被測定体の端部を撮影した場合における、端部位置の算出方法を説明する説明図である。 被測定体の端面を含む平面より内側にカメラ軸が位置する位置関係で、被測定体の端部を撮影した場合における、端部位置の算出方法を説明する説明図である。 画像処理装置の機能ブロック図である。 本発明の第2実施形態にかかる寸法測定装置の説明図である。
符号の説明
10 カメラ
11 カメラ軸
12 撮影画像
20 画像処理装置
30 照明装置
90 被測定体
91 端部
92 端面
93 上側縁
94 下側縁

Claims (18)

  1. 画角を有するカメラにより、当該カメラのカメラ軸方向について高さを有する被測定体を撮影し、
    撮影画像から被測定体の最外輪郭線を検出し、
    検出した最外輪郭線の前記撮影画像内における位置に応じて、当該最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部の高さ位置を判別し、
    前記撮影画像内における当該最外輪郭線の位置を、当該最外輪郭線の前記高さ位置に応じて補正することにより、当該最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部のカメラ軸方向に交差する方向についての位置を算出することを特徴とする端部位置測定方法。
  2. 最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部の高さ位置に応じて、異なる補正演算式を用いて前記補正を行う請求項1に記載の端部位置測定方法。
  3. 被測定体の端部の形状に応じて、最外輪郭線として撮影されうる有限個の候補部位について、その高さ情報を予め設定しておく請求項1または2に記載の端部位置測定方法。
  4. 前記候補部位について、最外輪郭線として撮影される場合の前記撮影画像内の領域を予め設定しておき、
    撮影画像から検出した最外輪郭線が前記撮影画像内のどの領域に属するかに応じていずれの候補部位が最外輪郭線として撮影されているかを判別し、その高さ位置を判別する請求項3に記載の端部位置測定方法。
  5. 前記候補部位として、端部を構成する面の上側縁および下側縁を含む請求項3または4に記載の端部位置測定方法。
  6. 被測定体にバックライト照明を照射して撮影を行う請求項1〜5のいずれかに記載の端部位置測定方法。
  7. 1次元カメラにより撮影を行う請求項1〜6のいずれかに記載の端部位置測定方法。
  8. 2次元カメラにより撮影を行う請求項1〜6のいずれかに記載の端部位置測定方法。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の端部位置測定方法により被測定体の端部のカメラ軸に交差する方向についての位置を算出し、算出した前記端部の位置に基づいて当該被測定体の寸法を算出することを特徴とする寸法測定方法。
  10. 被測定体の複数の端部を撮影して各位置を算出し、算出した複数の端部の位置関係に基づいて当該被測定体の寸法を算出する請求項9に記載の寸法測定方法。
  11. 被測定体の複数の端部を異なるカメラで撮影して各位置を算出する請求項10に記載の寸法測定方法。
  12. 被測定体の複数の端部をカメラを移動させて順次撮影して各位置を算出する請求項10に記載の寸法測定方法。
  13. 被測定体を移動させて複数の端部をカメラにより順次撮影して各位置を算出する請求項10に記載の寸法測定方法。
  14. 被測定体の所定部位を所定の位置基準部に当接させた状態で、当該被測定体を撮影してその端部の位置を算出し、前記位置基準部の位置と算出した端部の位置に基づいて、被測定体の寸法を算出する請求項9に記載の寸法測定方法。
  15. 被測定体が円筒体である請求項9〜14のいずれかに記載の寸法測定方法。
  16. 被測定体が感光ドラム用基体である請求項9〜14のいずれかに記載の寸法測定方法。
  17. 画角を有するカメラにより、当該カメラのカメラ軸方向について高さを有する被測定体を撮影する撮影手段と、
    撮影画像から被測定体の最外輪郭線を検出する輪郭線検出手段と、
    検出した最外輪郭線の前記撮影画像内における位置に応じて、当該最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部の高さ位置を判別する高さ位置判別手段と
    前記撮影画像内における当該最外輪郭線の位置を、当該最外輪郭線の前記高さ位置に応じて補正することにより、当該最外輪郭線として撮影されている被測定体の端部のカメラ軸方向に交差する方向についての位置を算出する端部位置算出手段と、
    を備えたことを特徴とする端部位置測定装置。
  18. 請求項17に記載の端部位置測定装置と、
    算出した前記端部の位置に基づいて当該被測定体の寸法を算出する寸法算出手段と、
    を備えたことを特徴とする寸法測定装置。
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