JP4833950B2 - ノイズフィルタ - Google Patents

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この発明は、電源もしくは負荷からのそれぞれの伝導ノイズを減衰させるノイズフィルタに関する。
従来から知られているノイズフィルタは、電源および負荷からのそれぞれの伝導ノイズを減衰させるために、ホット側の接続線とリターン側の接続線とのそれぞれにフェライト等の磁心に導線を巻き回してなるコイルを設け、これらコイルを対向配置するとともに、これら両コイルの導線の巻き方向を同じにしていた。このように両コイルを対向配置するのは、当該ノイズフィルタを小型化することが目的である。例えば、負荷をはさんで二つのノイズフィルタを物理的に直列に配置しようとすれば、二つのノイズフィルタを物理的に直列の方向に別々に設けなければならず、その分、全体の大きさが大きくなってしまう。しかし、前記のように二つのコイルを対向配置すれば、ホット側とリターン側のそれぞれを束ねることができ、当該ノイズフィルタを小型化できることになる。
ところが、前記のように二つのコイルの導線の巻き方向を同じにして、それら両コイルを接近させながら対向配置したときには、ノイズの通過損失を大きくできなかった。
図6はこの実験結果を示すものであり、コイルを単体で用いた場合の通過損失特性を示す点線と異なり、導線の巻き方向を同じにして各コイルを接近させたときの特性を示す実線では、周波数60MHz前後のピークP1と、120MHz前後のピークP2という二つのピークが発生しており、75MHz〜120MHz前後でのノイズの通過損失をそれほど大きく取れず、ノイズを十分に減衰させられないことがわかる。
前記のように75MHz〜120MHz前後でのノイズの通過損失を大きくできない理由は必ずしも明らかではないが、導線の巻き方向を同じにした一対のコイルを対向配置したときには、コイル間の結合インダクタンスなどの影響で、個々のコイルの機能が十分に発揮されず、通過損失が小さくなってしまったものと推測できる。
特開平7−263239号公報
いずれにしても、従来のノイズフィルタでは、二つのコイルを対向配置して、それら両コイルを接近させたときに、どうしてもその近接限界が大きくなり、それが小型化の制約条件になっていた。
この発明の目的は、二つのコイルを対向配置させたときに、その近接限界を小さくできるノイズフィルタを提供することである。
第1の発明は、強磁性体からなる磁心に導線を巻き回してなるコイルと、前記磁心に対向配置した一対の磁気端子部と、これら磁気端子部間に設けた接続部と前記接続部を挟むようにして設けた覆い部とで閉磁路を構成するヨークと、を備えたノイズフィルタであって、電源のホット側接続線に設けた第1コイルと、前記第1コイルの磁心と磁路を構成する第1ヨークと、電源のリターン側接続線に前記第1コイルと対向して設けた第2コイルと、前記第2コイルの磁心と磁路を構成する第2ヨークと、を備え、前記第1、2コイルにおける互いの導線の巻き方向を逆にし、前記第1ヨークが前記第1コイルを覆い、前記第2ヨークが前記第2コイルを覆い、前記第1ヨークと前記第2ヨークとで前記第1コイルと前記第2コイルとを覆うと共に、前記第1、2ヨーク間に間隔を設けたものである。
なお、前記磁気端子部と磁心とは、それらが互いに対向していればよく、それらの間にギャップを設けてもよいし、磁気端子部を磁心に直接接触させてもよい。また、前記ギャップは、エアギャップでもよいし、非磁性体を介在させてもよい。
そして、前記のように磁気端子部と磁心との間にギャップを設ければ、このギャップは、磁気抵抗として機能するので、コイルの性能特性変化を防ぐことができる。したがって、一方のコイルのインダクタンスが、他方のコイルに影響を及ぼすことがなくなる。
第2の発明は、一つのケーシング内に、前記第1,2コイルを配置したものである。
第3の発明は、前記ケーシングを非磁性体で構成するとともに、前記第1,2ヨークをこのケーシングの外側に設けたものである。
第4の発明は、前記ヨークが、前記ケーシングを介して前記第1,2コイルの磁心両端に対向する一対の磁気端子部と、これら磁気端子部間を連続させる接続部と、この接続部の側方にあってケーシングの少なくとも一部を覆う一対の覆い部と、を一体に形成してなる。
第1の発明によれば、対向配置した二つのコイル(コアコイル)における導線の巻き方向を逆にしたことによって、各コイル間に生じる結合インダクタンスの影響を抑えることができた。しかも、各コイルに個別に設けたヨークによって閉磁路が構成されるとともに、それらヨーク間に間隔を設けたので、一方のコイルが対向する他方のコイルから受ける影響を、ますます少なくすることができる。
このように、二つのコイルの導線の巻き方向を逆にしたことと、互いに間隔を保ったヨークで閉磁路を構成するようにしたこととが相まって、両コイルをかぎりなく接近させることができる。両コイルをかぎりなく接近させられれば、当該ノイズフィルタを小型化することが可能になる。
第2の発明によれば、一つのケーシング内に、二つのコイルを配置したので、当該ノイズフィルタをコンパクトなケーシングに収めることができる。このため、設置スペースも小さくてすみ、それだけ他の機器の設計の自由度も増すことになる。
第3の発明によれば、一対のヨーク間の間隔を十分に保つことができるので、これらヨークによって形成される閉磁路の間隔も十分に大きく保つことができる。したがって、第1,2コイル自体を接近させたとしても、従来のように結合インダクタンスがほとんど発生しない環境を形成できる。
また、この第3の発明のように、ヨークをケーシングの外側に設けることによって、コイルの磁心端とヨークとの間にケーシングが介在することになるが、このときには、ケーシングの厚さ分だけ、前記磁心端とヨークとの間にギャップが保たれることになる。
第4の発明によれば、ヨークが磁気シールドおよび電波シールドとして機能することになり、磁気シールドあるいは電波シールドを必要とする場合には、部品点数を少なくすることができ、ここでも当該ノイズフィルタの小型化に役立つことになる。
図1〜3に示す実施形態は、一対のケース構成体a1,a2を組み合わせてケーシングAを構成しているが、このケーシングAにおけるケース構成体a1,a2のそれぞれは、矩形の板部材1,2の周囲に囲い片3,4を起立させたもので、これら両囲い片3,4を互いにつき合わせて、ケーシングAを構成している。そして、前記囲い片3,4のうち互いに対向する囲い片には凹部3a〜3dおよび4a〜4dを形成し、両ケース構成体a1,a2の囲い片を付き合わせたとき、前記凹部3a〜3dおよび4a〜4dのそれぞれが相まって接続線孔を形成する関係にしている。
なお、この発明におけるケース構成体a1,a2は、それらが組み合わされてケーシングAを構成するものであれば、その形状は問わない。例えば、ケース構成体は、一方側をふさぎ、他方側を開口させた筒体を用い、これら筒体の開口側をつき合わせるようにしてケーシングAを構成するようにしてもよい。
また、前記ケース構成体a1、a2は、それぞれを左右対称にすれば、両者を同一形状にしてもつき合わせが可能になる。そして、ケース構成体a1、a2を同一形状にすれば、型形成の際の型を一つに統一することができ、その分、コストダウンを図ることができる。なお、この場合に、ケース構成体a1,a2の突き合わせ面に、例えば、ダボとダボ穴とを形成しておけば、ケース構成体a1,a2をつき合わせたとき、それらがずれたりしないようにできる。
前記ケーシングAであって、凹部3a〜3dおよび4a〜4dを形成した側における囲い片3,4の内側には、位置決め手段dを設けている。この位置決め手段dは、図2からも明らかなように、その表面に一対の円弧状凹部を形成したものである。
前記ケーシングAには、例えばフェライト等の強磁性体からなる磁心5に導線を巻き回してなる第1コイルL1と、磁心5と同様の磁心6に導線を巻き回してなる第2コイルL2とを対向配置するとともに、これら両コイルL1,L2は、前記のように対向配置した状態でその導線の巻き方向が互いに反対になるようにしている。
また、ケーシングAに対向配置した第1,2コイルL1,L2の磁心5,6の両端を、前記位置決め手段dの円弧状凹部にはめ合わせれば、第1,2コイルL1,L2は、図2、図3に示すように、第1,2コイルL1,L2間に間隔が設けられるとともに、ケーシングAの板部材1,2との間にも間隔が保たれる。そして、第1,2コイルL1,L2と板部材1,2との間に形成される間隔は、第1,2コイルL1,L2が発熱したときに放熱機能を果たすことができる。
なお、前記放熱機能を考慮せずに、第1,2コイルL1,L2間の間隔維持のみを考慮すれば、前記第1,2コイルL1,L2間に、絶縁体からなる仕切り板を設けるようにしてもよい。
さらに、前記第1コイルL1における導線両端には、ホット側の接続線7,8を、接続端子9,10を介して接続するとともに、第2コイルL2における導線両端には、リターン側の接続線11,12を、接続端子13,14を介して接続している。
このように第1,2コイルL1,L2に接続した接続線7,8および11,12のそれぞれは、凹部3a〜3dおよび4a〜4dが相まって形成する前記接続線孔から、ケーシングAの外部に導き出される。
前記のように第1,2コイルL1,L2を収納したケーシングAの外側には、一対のヨークY1,Y2を設けるが、これらヨークY1およびY2は、図2に示すように、その両端に設けた磁気端子部15,16および17,18と、これら磁気端子部15,16間および17,18間を連続させる接続部19,20と、接続部19,20を挟むようにして設けた覆い部21,22および23,24と、のそれぞれを一体的に設けている。
そして、ケース構成体a1とa2とを組み合わせた状態で、前記ヨークY1,Y2をケーシングAの側面にはめ合わせる。すなわち、覆い部21と22の間にケーシングAの一方側をはめ入れ、覆い部23と24の間にケーシングAの他方側をはめ入れる。このときには、覆い部21と22、23と24に形成した複数の止め孔25,26に、前記板部材1,2の表面に形成した掛止め凸部27,28をはめ合わせ、ケーシングAにはめ入れたヨークY1,Y2が簡単に外れないようにしている。したがって、覆い部21と22、23と24のそれぞれは,ケーシングAのケース構成体a1,a2を、それらが分離しないように押える部材として機能するものである。
また、前記のようにヨークY1,Y2をケーシングAにはめ入れたとき、磁気端子部15と16,17と18のそれぞれが、前記磁心5,6の端面に対向する位置関係を保つようにしている。したがって、磁気端子部15と16,17と18のそれぞれは、囲い片3,4の厚さ分だけの間隔を保たれ、この間隔が磁気抵抗として機能することになる。このように間隔が、磁気抵抗として機能するので、磁気飽和による磁束の漏れを防止できる。したがって、一方のコイルのインダクタンスが、他方のコイルに影響を及ぼすことがなくなる。
ただし、前記磁気抵抗を考慮しなければ、磁気端子部15,16および17,18のそれぞれを磁心5,6に直接接触させてもよい。この場合には、ケース構成体a1,a2には穴あるいは切り欠き等を形成し、これら穴あるいは切り欠き等を介して、前記磁気端子部を磁心5,6に直接接触させることになる。
また、前記のように穴あるいは切り欠きを形成した状態で、磁気端子部15,16および17,18と磁心5,6との間に、磁気抵抗としてのエアギャップを形成するようにしてもよい。
図5は前記構成によるノイズフィルタの通過損失特性を確認するための実験結果を示すものである。点線はコイル単体を用いたものであり、実線は本発明の構成によるノイズフィルタを用いたものであるが、この結果によれば、第1,2コイルL1,L2におけるそれぞれの導線の巻き方向を逆にすることでコイルを単体とほぼ同等かそれ以上の特性が得られており、図6実線にて示した従来例に比べ、コイル間に生じる影響がほとんど生じなくなることが確認できた。
しかも、この実施形態では、第1,2コイルL1,L2ごとに個別にヨークY1,Y2を設けたので、両コイルによって発生する磁路は、ヨークY1,Y2によって閉磁路を構成する。このようにヨークY1,Y2で閉磁路が構成されるので、一方のコイルの自己インダクタンスが、他方のコイルの自己インダクタンスに影響しにくくなる。
したがって、両コイルの巻き方向を逆にしたことと、ヨークY1,Y2で閉磁路を構成したこととが相乗的に作用して、一方のコイルの自己インダクタンスが、他方のコイルの自己インダクタンスに影響を及ぼしにくくなり、通過損失と周波数との関係において、その特性が乱れることがなくなる。
また、前記のように第1コイルL1と第2コイルL2とを対向配置しても、ノイズの減衰特性が悪くなることがないので、当該ノイズフィルタを小型化することができる。
また、一つのケーシングA内に、第1,2コイルL1,L2を対向配置したので、それら両コイルをケーシング内にコンパクトに収めることができる。したがって、当該ノイズフィルタの設置スペースも小さくてすみ、それだけ他の機器の設計の自由度も増すことになる。
さらに、一対のヨークY1,Y2をケーシングAの外側に設けて、それらの間の間隔を大きく保つようにしたので、これらヨークY1,Y2によって形成される閉磁路の間隔も十分に大きく保つことができる。したがって、第1,2コイルL1,L2自体を接近させたとしても、従来のように結合インダクタンスがほとんど発生しない環境を形成できる。
なお、前記ヨークY1とY2は、ヨークY1が第1コイルL1と閉磁路を構成し、ヨークY2が第2コイルL2と閉磁路を構成して、互いの自己インダクタンスが他方のコイルに影響を及ぼさない限り、前記実施形態のようにケーシングAの外側に設けてもよいし、ケーシングA内において対向配置させてもかまわない。
さらに、前記ヨークY1,Y2は、磁気シールドおよび電波シールドとして機能することになり、磁気シールドあるいは電波シールドを必要とする場合には、部品点数を少なくすることができ、ここでも当該ノイズフィルタの小型化に役立つことになる。
なお、磁気端子部15,16および17,18と接続部19,20だけでもシールド機能を発揮できるが、前記覆い部21,22および23,24があれば、さらにシールド効果を高めることができる。このときには覆い部21,22および23,24を大きくすればするほど、シールド効果が大きくなる。
しかも、ヨークY1,Y2がケーシングAの押え部材として機能するので、押え部材を特別に設ける必要がなく、その分、構成を簡素化し、組み付け作業の効率化が図れるとともに、全体の小型化にも役立つ。
さらに、図4(a)、(b)に示すように、当該ヨークY1,Y2を、磁気端子部15,16および17,18と、接続部19,20と、覆い部21,22および23,24とのそれぞれを一体化して箱形にすれば、そのシールド機能は一層高まることになる。
なお、ヨークY1,Y2を前記のように箱形にすれば、これらヨークは、ケーシングAを押える部材としての機能も向上することになる。
また、前記他の実施形態におけるヨークは、箱形にしたこと以外は、第1,2図に示したものとまったく同様である。
一方、前記実施形態では、覆い部21,22および23,24のそれぞれが、ケーシングAのケース構成体a1,a2を挟持するようにしたが、例えば、ケース構成体a1,a2は、一方側をふさぎ、他方側を開口させた筒体を用い、これら筒体の開口側を磁心5,6の軸方向につき合わせるようにしてケーシングAを構成した場合には、これら両筒体を磁気端子部15と16,17と18の間で挟持させることになる。
なお、本実施例の説明においては、図5、6に示したように75MHz〜120MHz前後の周波数帯にて特性の変化を示したが、本発明の効果はこれら周波数帯に限定されない。コイルL1、L2の構成はターゲット周波数に応じて適宜変更されるものであるため、導線の巻き数、磁心の材質等で除去するノイズの周波数帯域は変わるが、発明者は実施例にて示した周波数の上下いずれにおいても同様の効果を得られることを確認している。
この発明のノイズフィルタの斜視図である。 この発明のノイズフィルタの分解斜視図である。 この発明のノイズフィルタの部分断面図である。 この発明のヨークの他の実施形態を示す斜視図である。 この発明の通過損失と周波数との関係を示した図である。 従来のノイズフィルタの通過損失と周波数との関係を示した図である。
符号の説明
A ケーシング
a1,a2 ケース構成体
L1 第1コイル
L2 第2コイル
5,6 磁心
7,8 ホット側の接続線
11,12 リターン側の接続線
Y1,Y2 ヨーク
15,16 磁気端子部
17,18 磁気端子部
19,20 接続部
21,22 覆い部
23,24 覆い部

Claims (4)

  1. 強磁性体からなる磁心に導線を巻き回してなるコイルと、前記磁心に対向配置した一対の磁気端子部とこれら磁気端子部間に設けた接続部と前記接続部を挟むようにして設けた覆い部とで閉磁路を構成するヨークと、を備えたノイズフィルタであって、
    電源のホット側接続線に設けた第1コイルと、
    前記第1コイルの磁心と磁路を構成する第1ヨークと、
    電源のリターン側接続線に前記第1コイルと対向して設けた第2コイルと、
    前記第2コイルの磁心と磁路を構成する第2ヨークと、を備え、
    前記第1、2コイルにおける互いの導線の巻き方向を逆にし、前記第1ヨークが前記第1コイルを覆い、前記第2ヨークが前記第2コイルを覆い、前記第1ヨークと前記第2ヨークとで前記第1コイルと前記第2コイルとを覆うと共に、前記第1、2ヨーク間に間隔を設けたことを特徴とするノイズフィルタ。
  2. 一つのケーシング内に、前記第1、2コイルを配置したことを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ。
  3. 前記ケーシングを非磁性体で構成するとともに、前記第1、2ヨークを前記ケーシングの外側に設けたことを特徴とする請求項2に記載のノイズフィルタ。
  4. 前記ヨークは、
    前記ケーシングを介して前記第1、2コイルの磁心両端に対向する一対の磁気端子部と、
    これら磁気端子部間を連続させる接続部と、
    この接続部の側方にあって前記ケーシングの少なくとも一部を覆う覆い部と、
    を一体に形成してなることを特徴とする請求項3に記載のノイズフィルタ。
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