JP4832407B2 - コラーゲン含有組成物 - Google Patents

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本発明は、塊状のコラーゲン含有組成物に関し、詳しくは、コラーゲンを高含有量で配合することが可能で、且つコラーゲン高含有にも拘らず嗜好性に優れ、多量に美味しく摂取が可能であり、携帯性もよい塊状のコラーゲン含有組成物に関する。
美しい肌を保つためには、皮膚のお手入れをするのみならず、バランスのよい食事の摂取による身体の健康を維持することも必要であると言われている。昨今では、シワ等の皮膚局所症状の改善を皮膚外用剤にのみ依存することは片手落ちであるとの見方も出てきている。皮膚外用剤の効果を高める目的で、美肌のための経口投与組成物を用いる研究が進められてきている。
コラーゲンは人間の皮膚に存在し、肌の張りを保つ働きをしていると考えられている。従って、コラーゲンを投与することにより、コラーゲンの新陳代謝を活性化し肌の張りの維持を図ることが従来から試みられている。例えば、コラーゲン蛋白、もしくはその加水分解物を必須成分として配合した組成物を経口摂取することによって新陳代謝が促進されることが報告されている(例えば、特許文献1参照)。
このようにコラーゲンは美しい肌を保つために積極的に摂取したい成分であるが、コラーゲンを単独で摂取しようとすると粉末状であるため口腔内に張り付いて食べ難い。そこで、コラーゲンが摂取しやすい剤型である顆粒や錠剤への加工法が報告されている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、これらの剤型は多量の摂取に適したものではなく、コラーゲンの有効摂取量と言われている数gの摂取には苦痛を伴うことが想像に難くない。
一方、多量に摂取しやすい形態である飲料へのコラーゲンの配合も報告されている(例えば、特許文献3参照)。しかしながら、コラーゲンに特有の臭気や風味の影響からコラーゲンを高配合とすることは難しく、液状であることから携帯性にも問題がある。また、粉末飲料の形態も報告されているが、溶解するという作業を要することから摂取の簡便性に劣っている。
その他、多量に摂取しやすい形態としてはラスク、クッキー、サブレ、スナック菓子、落雁などの干菓子又は煎餅などのサクサクまたはカリカリとした食感を有する多孔性の形態が知られているがコラーゲンを高配合したものは知られていない。
特開平7−278012号公報 特開2006−96690号公報 特開2007−185109号公報
斯かる状況下、携帯性に優れ、簡便に美味しく摂取可能なコラーゲン高配合の組成物の開発が望まれていた。即ち、本発明の目的は、コラーゲンが高含有量配合されており、有効量のコラーゲンが容易に摂取可能であるだけでなく、風味や食感にも優れ美味しく食することができ、さらに携帯性にも優れたコラーゲン含有組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記事情に鑑み、種々検討した結果、澱粉質の粉に水飴や砂糖を混ぜて型に押して乾燥させた代表的な干菓子である落雁の製法を応用することで、コラーゲンが高配合でき、風味と食感に優れ、多量に美味しく摂取可能となることを見出し、本発明を完成させた。即ち、本願第1の発明は、コラーゲン、基材及び湿潤剤を混合して得られる湿粉体を成型した後、乾燥させることにより得られる塊状のコラーゲン含有組成物であって、該コラーゲン含有組成物がその内部に多孔性の空隙を有し、落雁、ラスク又はサブレ状であることを特徴とするコラーゲン含有組成物にある。また、本願第2の発明は、コラーゲンの含有量が、コラーゲン含有組成物の総量を基準として、10〜80質量%であることを特徴とする前記のコラーゲン含有組成物にある。
本願第3の発明は、基材が、穀物粉類、繊維類、糖類及びタンパク質類からなる群より選ばれる1種又は2種以上の物質であることを特徴とする前記のコラーゲン含有組成物にある。また、本願第4の発明は、風味改善剤を配合することを特徴とする前記のコラーゲン含有組成物にある。さらに、本願第5の発明は、前記のコラーゲン含有組成物からなる食品にある。
本発明により、単にコラーゲンを高配合したコラーゲン含有組成物を提供することができるだけでなく、該コラーゲン含有組成物に優れた風味と食感を付与することができ、さらには携帯性のも優れているため、有効量のコラーゲンを日々の生活の中で無理なく摂取することが可能となる。
本発明のコラーゲン含有組成物は、その内部に多孔性の空隙を有し、落雁、ラスク又はサブレ状であることを特徴とするものである。そのような形態とすることで、カリカリまたはサクサクとした心地良い優れた食感となる。また、咀嚼の際にコラーゲンが口腔内で唾液と完全に混ざり合う前に飲み込むことも可能となるため、口腔内への付着による不快感が抑制され、コラーゲンが有する独特の臭気や風味も抑制される。
本発明に用いられるコラーゲンは、特に限定されず、従来から食品および医薬品に使用されているどのようなものであっても差し支えないが、一般的には牛皮、豚皮、魚皮、魚鱗、小麦および人参由来のものなどが挙げられる。また、コラーゲンを酸、アルカリ又は酵素による処理等により、低分子量化したものも用いることができる。
本発明に用いられる基材は、コラーゲンと共に本願組成物の主要部分を構成するものであり、従来から食品及び医薬品に使用されている基材を使用することができる。本発明における基材としては、穀物粉類、繊維類、糖類、タンパク質類が挙げられる。
穀物粉類としては、特に限定されないが、具体的には小麦粉、大麦粉、オーツ麦粉、ライ麦粉、コーングリッツ、コーンミール、吉備粉、米粉、餅粉、しんびき、モルトパフ、玄米粉、トウモロコシ澱粉、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉、葛粉、わらび粉、そば粉、はったい粉、栗粉、小豆粉、大豆粉、うぐいす粉、マッシュポテト粉、パンプキン粉、山芋粉、さつまいも粉、パン粉、こんにゃく粉、はと麦粉、小麦胚芽等が挙げられる。これらのうち、特に餅粉、しんびき、玄米粉、トウモロコシ澱粉、馬鈴薯澱粉、はったい粉、大豆粉、マッシュポテト粉、パン粉、はと麦粉を用いると、より食感と風味に優れたものが得られるため好ましい。
繊維類としては、特に限定されないが、具体的にはメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、プルラン、結晶セルロース、ポリデキストロース、ペクチン、アルギン酸、寒天、カラギーナン、ローカストビーンガム、キサンタンガム、ジェランガム
、グァーガム、アカシアガム、サイリウムシードガム、難消化性デキストリン、小麦繊維、大麦繊維、オーツ麦繊維、大豆多糖類、チコリ抽出物、ビートファイバー、ムコ多糖類、リンゴ繊維等が挙げられる。これらのうち、特に結晶セルロース、ポリデキストロース、寒天、アカシアガム、難消化性デキストリン、小麦繊維、大麦繊維、オーツ麦繊維、ビートファイバーを用いると、より食感と風味に優れたものが得られるため好ましい。
糖類としては、特に限定されないが、具体的にはブドウ糖、ショ糖、果糖、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、マンニトール、マルトース、アミノ糖、トレハロース、パラチノース、還元パラチノース、エリスリトール、ケストース、ラクチトール、ラクトース、ラクチュロース、ラフィノース、オリゴ糖、分岐オリゴ糖、環状オリゴ糖、デキストリン、分岐デキストリン、でんぷん、粉飴、還元水飴等が挙げられる。これらのうち、特にブドウ糖、ショ糖、ソルビトール、マンニトール、アミノ糖、還元パラチノース、オリゴ糖、分岐オリゴ糖、デキストリン、分岐デキストリン、粉飴を用いると、より食感と風味に優れたものが得られるため好ましい。
タンパク質類としては、特に限定されないが、具体的にはグルテン、ゼラチン、大豆タンパク、大豆ペプチド、シルク、エラスチン、アミノ酸等が挙げられる。これらのうち、特に大豆タンパクを用いると、より食感と風味に優れたものが得られるため好ましい。
本発明のコラーゲン含有組成物は、上記のコラーゲン及び基材を適当な湿潤剤と共に均一に混合して湿粉体とし、適当な形状に成型した後、乾燥することにより製造される。湿潤剤としては、特に限定されないが、具体的には水、エタノール、グリセリン、酒類、ジュース類、シロップ類、植物抽出液、ミネラル液又はこれらの混合液が挙げられる。これらのうち、特に水、エタノール、グリセリン、ラム酒、ブランデー、ブドウ糖果糖液糖、氷糖蜜、はちみつ、還元麦芽糖水飴、ソルビトール液、ポリデキストロース液、ミネラル液を用いると、より食感と風味に優れたものが得られるため好ましい。湿潤剤は、コラーゲン及び基材の表面を適度に湿潤化して湿粉体とすることにより、粉体同士の結着を媒介するものである。湿粉体は、コラーゲン及び基材を均一に混合した粉末に、湿潤剤を添加して均一に攪拌することにより調製するか、又は、コラーゲン及び/又は基材の一部に湿潤剤を添加して均一に混合した湿粉体に、別のコラーゲン及び/又は基材を追加混合して均一に攪拌することにより調製する。本発明のコラーゲン含有組成物における湿潤剤量は、湿潤剤の溶解性や粘度にもよるが、通常、コラーゲン含有組成物の総量を基準として1〜40質量%が好ましく、特に好ましくは5〜30質量%である。調製した湿粉体は、顆粒化していることが好ましく、適度な顆粒化湿粉体が得られるように、湿潤剤の種類、添加量を適宜調整して製造する。顆粒化度によって本発明のコラーゲン含有組成物は粒子間に生まれる空隙を調整することが可能である。落雁状のカリカリとした食感を得るには顆粒化を抑えてその空隙を小さくすればよく、ラスク又はサブレ状のサクサクとした食感を得るには顆粒化を進めてその空隙を大きくすればよい。
調製された湿粉体は、次に適当な塊状に成型される。形状としては、特に限定はなく、携帯性に優れ、摂取が容易な形状とすればよい。具体的には、ブロック状、スティック状、キューブ状等が挙げられる。成型の際、適度な圧縮を加えることによって本発明のコラーゲン含有組成物は粒子間に生まれる空隙を調整することが可能である。落雁状のカリカリとした食感を得るには圧縮率を高くしてその空隙を小さくすればよく、ラスク又はサブレ状のサクサクとした食感を得るには圧縮率を低くしてその空隙を大きくすればよい。本発明のコラーゲン含有組成物における圧縮率は、成型に適した基材や湿潤剤にもよるが、通常、圧縮前のコラーゲン含有組成物の総体積を基準として30〜100%の体積となるまで圧縮するのが好ましく、特に好ましくは50〜90%である。最後に成型された湿粉体は、乾燥工程を経て本発明のコラーゲン含有組成物となる。乾燥方法としては、公知の方法であればいずれも適用することができる。例えば、温風乾燥、自然乾燥、除湿乾燥、凍結乾燥、減圧乾燥、磁気振動加熱乾燥、マイクロ波加熱乾燥、高周波加熱乾燥、遠赤外線加熱乾燥が挙げられる。
本発明のコラーゲン含有組成物におけるコラーゲン含有量は、コラーゲンの分子量や風味にもよるが、通常、コラーゲン含有組成物の総量を基準として10〜80質量%が好ましく、特に好ましくは20〜50質量%である。
本発明では、コラーゲン含有組成物の風味をより優れたものとするために、風味改善剤を配合することができる。風味改善剤としては、特に限定されないが、従来から食品および医薬品に使用されているものを使用することができる。具体的には、抹茶、煎茶、麦茶、玄米茶、ほうじ茶、紅茶、ウーロン茶、はったい粉、きな粉、ラム酒、ブランデー、キルシュワッサー、グランマニエ、コアントロー、ワイン、カカオ、コーヒー、オレンジの皮、チンピ、乾燥リンゴ、レモンパルプ、シナモン、バニラ、カルダモン、ナツメグ、ローズマリー、オレガノ、バジル、ミント、ショウガ、ウコン、わさび、野菜類、黒糖、和三盆糖、蜂蜜、メイプルシロップ、羅漢果、スクラロース、醤油、味噌、果汁、アスコルビン酸、甘味剤、酸味剤、旨み剤、塩味剤、苦味剤、シーズニング、香料等が挙げられる。
本発明のコラーゲン含有組成物には、従来から食品および医薬品に使用されている成分であれば適宜配合することができる。具体的には、着色剤、抗酸化剤、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸またはその塩類、食物繊維、植物抽出物、動物組織抽出物などを含有することができる。特に肌改善効果が期待できるビタミンC、ビタミンB群、アスタキサンチンなどのカロテノイド類、セラミド類、ヒアルロン酸、オリーブやぶどう種子等植物からの抽出物、大豆イソフラボン、ディオスコレア・ヴィローサの根茎部の抽出物、米などの発酵物エキス、乳酸菌培養物、酵母エキス、カルニチンまたはその塩、N-アセチルグルコサミンなどのアミノ糖、コンドロイチンなどのムコ多糖類、ローヤルゼリー等を配合することができる。
本発明のコラーゲン含有組成物には、油脂類を用いても用いなくてもよい。ショートニング、バター、マーガリン、生クリーム、サラダ油、オリーブ油、ガーリック油、マカダミアナッツ油、ココナッツ油およびゴマ油等の油脂を用いれば風味が向上し、用いなければ油脂の酸化による商品の劣化が遅くなる。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、実施例における%は質量%を意味する。
実施例1
下記の混合粉末の配合組成に従い、各成分を均一に混合した。次に、この混合粉末へ、湿潤液の配合組成に従い調整した湿潤液を添加し、均一な湿粉体になるまで撹拌した。最後に、10gずつ成型型へ充填して圧縮前体積の3分の2まで圧縮し、得られた成型物を70℃で2時間乾燥させて製造した。尚、下記の配合組成において、括弧内の数値は、乾燥後のコラーゲン含有組成物を基準とした場合の配合組成である(以下、実施例2、3においても同様)。
成 分 名 配 合 組 成(%)
―――――――――――――――――――――――――――――
(混合粉末)
1.コラーゲン 44.2 (50.0)
2.マッシュポテト粉 28.0 (31.7)
3.ワキシーコーンスターチ 8.8 (10.0)
4.ほたてシーズニング 0.9 ( 1.0)
(湿潤液)
5.95%アルコール水溶液 8.8 ( ― )
6.ソルビトール液(Bx70) 8.8 ( 7.0)
7.ミネラル塩(Bx60) 0.5 ( 0.3)
実施例2
下記の混合粉末の配合組成に従い、各成分を均一に混合した。次に、この混合粉末へ、湿潤液の配合組成に従い調整した湿潤液を添加し、均一な湿粉体になるまで撹拌した。最後に、10gずつ成型型へ充填して圧縮前体積の4分の3まで圧縮し、得られた成型物を70℃で2時間乾燥させて製造した。
成 分 名 配 合 組 成(%)
―――――――――――――――――――――――――――――
(混合末)
1.コラーゲン 43.7 (50.0)
2.寒梅粉 25.3 (28.9)
3.はったい粉 4.4 ( 5.0)
4.大豆粉 4.4 ( 5.0)
5.グラニュ糖 4.4 ( 5.0)
6.和三盆糖 4.4 ( 5.0)
(湿潤液)
7.90%エタノール水溶液 12.2 ( ― )
8.羅漢果エキス(Bx60) 0.8 ( 0.6)
9.グリセリン 0.4 ( 0.5)
実施例3
粉末1へ、湿潤液1の配合組成に従い調整した湿潤液1を添加し、均一な湿粉体になるまで攪拌した。次いでこの湿粉体に、予め混合粉末2の配合組成に従い各成分が均一となるまで混合しておいた混合粉末2を添加して撹拌し、均一な湿粉体になるまで攪拌した。更に、湿潤液2の溶液を添加して攪拌し、均一な湿粉体を得た。最後に、10gずつ成型型へ充填して圧縮前体積の3分の2まで圧縮し、得られた成型物を70℃で2時間乾燥させて製造した。
成 分 名 配 合 組 成(%)
―――――――――――――――――――――――――――――
(粉末1)
1.結晶セルロース 16.9 (20.0)
(湿潤液1)
2.20%エタノール水溶液 5.9 ( ― )
3.ラム酒 0.86( ― )
4.ブドウ糖果糖液糖(Bx75) 0.86(0.75)
(混合粉末2)
5.コラーゲン 16.9 (20.0)
6.パン粉 16.9 (20.0)
7.マルトデキストリン 12.7 (15.0)
8.ショ糖 4.4 ( 5.2)
9.シナモンフレーバー 0.09( 0.1)
10.ハトムギエキス末 0.86( 1.0)
11.ヴィローサエキス末 1.7 ( 2.0)
12.こんにゃく芋粉抽出物 0.17( 0.2)
(内、糖セラミド純分3%)
13.ローヤルゼリー 0.86( 1.0)
14.N−アセチルグルコサミン 4.2 ( 5.0)
15.ヒアルロン酸 0.43( 0.5)
16.グリシン 2.5 ( 3.0)
17.プロリン 1.7 ( 2.0)
18.アラニン 0.86( 1.0)
19.アルギニン 2.5 ( 3.0)
(湿潤液2)
20.50%エタノール水溶液 8.5 ( ― )
21.アラビアガム 0.21(0.25)
実施例1〜3で製造したコラーゲン含有組成物は、いずれも食感と風味に優れ、継続的に摂取可能な、嗜好性に優れたものであった。
本発明により、携帯性に優れ、風味と食感に優れ継続的に摂取可能な、コラーゲンを高含有する塊状のコラーゲン含有組成物が提供できる。本発明により、有効量のコラーゲンを日常生活の中で無理なく摂取することが可能となる。

Claims (4)

  1. コラーゲン、基材及び湿潤剤を混合して得られる湿粉体を成型した後、乾燥させることにより得られる塊状のコラーゲン含有組成物であって、
    該コラーゲン含有組成物の形態が、その内部に多孔性の空隙を有する、落雁、ラスク又はサブレ状であり、
    コラーゲンの含有量が、コラーゲン含有組成物の総量を基準として、20〜50質量%であることを特徴とするコラーゲン含有組成物。
  2. 基材が、穀物粉類、繊維類、糖類及びタンパク質類からなる群より選ばれる1種又は2種以上の物質であることを特徴とする、請求項1記載のコラーゲン含有組成物。
  3. 更に、風味改善剤を配合することを特徴とする、請求項1又は2記載のコラーゲン含有組成物。
  4. 請求項1〜のいずれか1項記載のコラーゲン含有組成物からなる食品。
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