JP4832404B2 - 乳化飲料組成物 - Google Patents

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本発明は、非重合体カテキン類を高濃度に含有する乳化飲料組成物に関する。
カテキン類の効果としてコレステロール上昇抑制作用やアミラーゼ活性阻害作用などが報告されている。このような生理効果を発現させるためには、より簡便に大量のカテキン類を摂取することが有効であり、そのため、飲料にカテキン類を高濃度配合する技術が望まれている。その方法の一つとして、緑茶抽出物の濃縮物などを利用して、カテキン類を飲料に溶解状態で添加する方法がある。
しかしながら、市販の緑茶抽出物の濃縮物をそのまま用いた飲料は、緑茶抽出物の濃縮物に含まれる成分が影響して渋味や苦味が強く、また喉越しが悪いため、カテキン類による生理効果を発現させる上で必要となる長期間の飲用には不向きである。
そこで、茶飲料の苦味や渋味を低減するために様々な検討がなされており、例えば、カテキン含有組成物にβ−シクロデキストリン及びγ−シクロデキストリンを配合する方法(特許文献1)、茶類原料の抽出時及び/又は抽出後にグルタミナーゼを作用させる方法(特許文献2)、茶飲料に甘味剤を所定量配合する方法(特許文献3)などが提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載の方法においては、シクロデキストリンが比較的高価であること、またシクロデキストリン自体の風味の関係から、シクロデキストリンの使用量が制限される結果、苦味及び渋味の低減効果を十分に発現し難くなる。また、特許文献2に記載の方法においては、酵素製剤由来の風味により飲料本来の風味が損なわれるという問題が生じる。更に、特許文献3に記載の方法においては、甘味と苦味が別々に感じられる場合があり、安定して苦味及び渋味の低減効果を得難くなる。このように、茶飲料の苦味や渋味を確実に低減できる有効な手段が未だ存在しないのが実情である。
一方、ω3系不飽和脂肪酸含量の高いジグリセリドを特定量含有する油脂組成物と、水溶性ポリフェノールとを含有する容器詰乳化飲料が知られているが(特許文献4)、水溶性ポリフェノールの添加により油脂の酸化が防止され加熱殺菌時における不快臭が抑制されることが記載されているものの、苦味及び渋みの低減については全く記載も示唆もされていない。
特開2006−115772号公報 特開2006−42625号公報 特開平10−248501号公報 特開2004−267153号公報
したがって、本発明は、非重合体カテキン類由来の苦味及び渋味が低減された乳化飲料組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、非重合体カテキン類を含有する飲料組成物に液体油脂及び乳化剤を含有せしめることで、非重合体カテキン類を高濃度に含有しても苦味及び渋味が低減された飲みやすい乳化飲料組成物が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)非重合体カテキン類0.03〜0.6質量%
(B)液体油脂
(C)乳化剤
を含有する乳化飲料組成物を提供するものである。
本発明の乳化飲料組成物は、非重合体カテキン類由来の苦味及び渋味が低減されており飲みやすいため、非重合体カテキン類を大量に、かつ長期に亘って摂取することが可能である。
[成分(A)]
非重合体カテキン類とは、カテキン、ガロカテキン、カテキンガレート及びガロカテキンガレート等の非エピ体カテキン類、並びにエピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート及びエピガロカテキンガレート等のエピ体カテキン類を合わせての総称である。ここでいう非重合体カテキン類の濃度は、上記8種の合計量に基づいて定義される。
本発明の乳化飲料組成物は非重合体カテキン類を0.03〜0.6質量%含有するが、0.05〜0.4質量%が好ましく、特に0.07〜0.3質量%が好ましい。非重合体カテキン類がこの範囲内であれば多量の非重合体カテキン類を容易に摂取でき、しかも非重合体カテキン類が効果的に体内に吸収されやすい。また、非重合体カテキン類含量が0.03質量%未満であると、非重合体カテキン類の生理効果が十分でなく、他方0.6質量%を超えると、乳化飲料組成物の苦味及び渋味が増強する。
本発明において、(A)非重合体カテキン類と、(D)非重合体カテキンの非エピ体類との質量比([(D)/(A)]×100)は20〜70質量%が好ましく、更に30〜65質量%、特に40〜60質量%であることが色調安定性の観点から好ましい。
また、非重合体カテキン類には、エピガロカテキンガレート、ガロカテキンガレート、エピカテキンガレート及びカテキンガレートからなるガレート体と、エピガロカテキン、ガロカテキン、エピカテキン及びカテキンからなる非ガレート体がある。
エステル型非重合体カテキン類であるガレート体は苦味が強いことから、(A)非重合体カテキン類と、(E)非重合体カテキン類のガレート体との質量比([(E)/(A)]×100)は5〜95質量%が好ましく、更に8〜57質量%であることが苦味抑制の観点から好ましい。
更に、(A)非重合体カテキン類と、(F)カフェインとの質量比[(F)/(A)]は0.0001〜0.16が好ましく、更に0.0005〜0.15、特に0.001〜0.14であるのが好ましい。カフェインの比率が低すぎると、風味バランスが低下する傾向にあり、他方高すぎると、乳化飲料組成物の外観を害しやすくなる。カフェインは、原料として用いる緑茶抽出物、香料、果汁及びその他成分中に天然で存在するカフェインであっても、新たに加えられたカフェインであってもよい。
本発明の乳化飲料組成物は、茶抽出物の濃縮物、特に緑茶抽出物の濃縮物を配合し非重合体カテキン類濃度を調整して得ることができる。また、緑茶抽出物の濃縮物に、不発酵茶抽出液(例えば、緑茶抽出液)、半発酵茶抽出液(例えば、烏龍茶抽出液)又は発酵茶抽出液(例えば、紅茶抽出液)を配合して非重合体カテキン類濃度を調整してもよい。ここでいう緑茶抽出物の濃縮物とは、緑茶葉から熱水又は水溶性有機溶媒により抽出した溶液から水分を一部除去し、場合によっては精製して非重合体カテキン類濃度を高めたものであり、形態としては、固体、水溶液、スラリー状など種々のものが挙げられる。また、不発酵茶等の抽出液とは、濃縮や精製操作を行わない抽出液のことをいう。
非重合体カテキン類を含有する緑茶抽出物の濃縮物としては、例えば、市販の三井農林(株)「ポリフェノン」、伊藤園(株)「テアフラン」、太陽化学(株)「サンフェノン」などを使用することができ、またこれらを精製してもよい。精製方法としては、例えば、緑茶抽出物の濃縮物を水又は水とエタノールなどの有機溶媒との混合物に懸濁して生じた沈殿を除去し、次いで溶媒を留去する方法が挙げられる。また、茶葉から熱水又はエタノール等の水溶性有機溶媒により抽出した抽出物を濃縮したものを更に精製したもの、あるいは緑茶抽出物を直接精製したものを用いてもよい。
本発明に用いる非重合体カテキン類は、緑茶抽出物又はその濃縮物をタンナーゼ処理により、ガレート体率を低下させることができる。タンナーゼ処理は、緑茶抽出物の非重合体カテキン類に対してタンナーゼを0.5〜10質量%の範囲になるように添加することが好ましい。タンナーゼ処理の温度は、酵素活性が得られる15〜40℃が好ましく、更に20〜30℃が好ましい。タンナーゼ処理時のpHは、酵素活性が得られる4〜6が好ましく、更に4.5〜6、特に5〜6であるのが好ましい。
[成分(B)]
液体油脂としては、通常、食用に供され、かつ25℃において液体の油脂であれば特に限定されず、例えば、動物油脂、植物油脂等の天然油脂、又はその分別油脂若しくはエステル交換油脂等が挙げられる。これらは単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
動物油脂としては、例えば、乳脂、魚油、鯨油、牛脂、豚脂、鶏油、卵黄油、羊油等が挙げられ、また植物油脂としては、菜種油、大豆油、ごま油、オリーブ油、サフラワー油、コーン油、米油、綿実油、ぬか油、落花生油、ひまわり油、紅花油、パーム油、パーム核油、ヤシ油等が挙げられる。
液体油脂としては、油脂風味が少ない点で、植物油脂が好ましく、特に菜種油、大豆油が安価に入手できるため好ましい。
本発明で使用する油脂は、25℃で液体であることから、構成脂肪酸として不飽和脂肪酸を多く含有するものが好ましく、具体的には、液体油脂の構成脂肪酸中に不飽和脂肪酸を70質量%以上、更に80質量%以上、特に90質量%以上含有するものが好ましい。また、液体油脂中の構成脂肪酸の炭素数は14〜24が好ましく、特に16〜22が好ましい。
また、不飽和脂肪酸としては、ω6系又はω9系不飽和脂肪酸を主成分とするものが好ましく、具体的には、構成脂肪酸中に上記した不飽和脂肪酸を40質量%以上、更に45質量%以上含有するものが好ましい。一方、ω3系不飽和脂肪酸の含有量は、構成脂肪酸中に15質量%未満、更に13質量%未満、特に10質量%未満であることが好ましい。ω3系不飽和脂肪酸の含有量が多いと長期保存中に油脂酸化臭が強くなる傾向がある。
ω6系不飽和脂肪酸としては、例えば、リノール酸、γ-リノレン酸、アラキドン酸が挙げられ、中でもリノール酸が好ましい。ω9系不飽和脂肪酸としては、例えば、オレイン酸、ネルボン酸が挙げられ、中でもオレイン酸が好ましい。ω3系不飽和脂肪酸としては、例えば、α-リノレン酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸が挙げられる。
更に、液体油脂としてジアシルグリセロールの含有割合の高いものを使用するのが好ましい。具体的には、液体油脂中のジアシルグリセロールの含有量が10質量%以上のものが好ましく、更に好ましくは20質量%以上、特に好ましくは50質量%以上である。10質量%未満であると、非重合体カテキン類由来の苦味及び渋味の低減効果が不十分で、苦味及び渋味が持続しやすい傾向にある。なお、液体油脂の全てがジアシルグリセロールで構成されると、より高い効果が期待できるが、入手容易性やコストの点から、ジアシルグリセロールの含有量は95質量%以下、更に90質量%以下であってもよい。
このような割合でジアシルグリセロールを含有する液体油脂を得る方法としては、例えば、下記の方法が挙げられる。
1)2種以上の液体油脂を含有する混合油をエステル交換する方法
2)トリアシルグリセロールを部分加水分解する方法
3)脂肪酸とグリセリンを原料とし、化学法又は酵素法によりエステル化反応する方法
4)トリアシルグリセロールとグリセリンを原料とし、化学法又は酵素法によりグリセロリシス反応する方法
中でも、上記した3)の方法により得られる液体油脂を使用するのが、製造コスト及びジアシルグリセロール含量の点で好ましい。特に、大豆油及び/又は菜種油を化学法又は酵素法により脂肪酸とグリセリンに分解し、次いでグリセリンを添加して脱水しながら酵素法によりエステル化させる方法が好ましい。
[成分(C)]
乳化剤としては、食用に供されるものであれば特に限定されないが、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル(例えば、ポリグリセリン脂肪酸エステル、モノグリセリン脂肪酸エステル)、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、リン脂質(例えば、レシチン、リゾレシチン、リポ蛋白)、酵素分解リン脂質(例えば、酵素分解レシチン)等が挙げられる。これらは単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。中でも、ショ糖脂肪酸エステル、酵素分解リン脂質が乳化飲料組成物の保存安定性の点で好ましい。
ショ糖脂肪酸エステルとしては、例えば、太陽化学(株)製サンソフトSE−16、三菱化学フーズ(株)製リョートーシュガーエステルP−1670などが使用できる。ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、例えば、太陽化学(株)製サンソフトA−181E、三菱化学フーズ(株)製リョートーポリグリエステルM−100などが使用できる。酵素分解リン脂質としては、例えば、太陽化学(株)製サンレシチンVA−1などが使用できる。
また、乳化力の点から、乳化剤の構成脂肪酸の炭素数が8〜20、更に14〜18であるものが好ましい。また、非イオン性乳化剤の場合はHLBが大きいものが好ましく、具体的には8〜18、更に10〜18、特に12〜18が好ましい。
本発明の乳化飲料組成物中における(A)非重合体カテキン類と、(B)液体油脂との質量比[(B)/(A))は0.5〜25が好ましく、更に好ましくは1〜20、特に好ましくは3〜15である。0.5未満であると、苦味及び渋味の低減効果が不十分となる傾向にあり、他方25を越えると液体油脂自体の食感により飲料の風味が変わりやすくなる傾向にある。
本発明の乳化飲料組成物中における(B)液体油脂と(C)乳化剤との質量比[(B)/(C)]は1〜40が好ましく、更に好ましくは3〜20、特に好ましくは4〜15である。1未満であると、乳化剤の風味が強く感じられる傾向にあり、他方40を越えると、乳化安定性が不十分になり、その結果水相と液体油脂が分離しやすくなる傾向にある。
本発明の乳化飲料組成物には、必要により、発酵茶、半発酵茶又は不発酵茶の抽出液、コーヒー豆抽出液、果汁、野菜汁、炭酸水等を配合することができ、更に甘味料、香料、酸味料、無機酸(塩)類、有機酸(塩)類、酸化防止剤、各種エステル類、色素類、保存料、調味料、pH調整剤、安定剤等の添加剤を配合してもよい。
甘味料は、味を改善する目的で配合される。甘味料としては、人工甘味料、炭水化物類、グリセロール類(例えば、グリセリン)が用いられる。これら甘味料は、本発明の乳化飲料組成物中に0〜20質量%、更に0.001〜15質量%、特に0.001〜10質量%配合するのが好ましい。20質量%を超えると、甘すぎて喉にひっかかる感覚が強く、喉越しが低下する傾向にある。なお、これらの甘味料は、茶抽出物の濃縮物等に由来するものも含まれる。
本発明においては、甘味料として人工甘味料が好適に使用される。人工甘味料としては、アスパルテーム、スクラロース、サッカリン、シクラメート、アセスルフェーム−K、L−アスパルチル−L−フェニルアラニン低級アルキルエステル、L−アスパルチル−D−アラニンアミド、L−アスパルチル−D−セリンアミド、L−アスパルチル−ヒドロキシメチルアルカンアミド、L−アスパルチル−1−ヒドロキシエチルアルカンアミド、スクラロースなどの高甘度甘味料;エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、トレハロース、マルチトール、ラクチトール、パラチノース、マンニトール、タガトースなどの糖アルコールなどが挙げられる。中でも糖アルコールが好ましく、特にカロリーがないエリスリトール、ソルビトールが好ましい。
本発明の乳化飲料組成物がエネルギー補給を兼ね備えることを目的とする場合には、甘味料として炭水化物類を使用するのが好ましい。炭水化物類としては、可溶性炭水化物が挙げられる。
炭水化物としては、グルコース及びフルクトースの混合物でもよく、更に消化管で加水分解するか、又はグルコース及びフルクトースを形成する炭水化物であってもよい。本明細書で用いられる「炭水化物」という用語は、単糖、オリゴ糖、複合多糖及びそれらの混合物を含む概念である。
単糖としては、例えば、ブドウ糖として知られるグルコースや果糖として知られるフルクトースが挙げられる。オリゴ糖としては、例えば、スクロース、マルトデキストリン、コーンシロップ、高フルクトースコーンシロップ等が挙げられる。これらオリゴ糖の中で好ましいものは、スクロースである。
香料(フレーバー)や果汁(フルーツジュース)は、天然又は合成の如何を問わず使用することができ、好ましくはフルーツジュース、フルーツフレーバー、植物フレーバー又はそれらの混合物から選択できる。特に、フルーツジュースと一緒に茶フレーバー(好ましくは、緑茶、紅茶又は烏龍茶フレーバー)を組合せたものが好ましい。果汁としては、リンゴ、ナシ、レモン、ライム、マンダリン、グレープフルーツ、クランベリー、オレンジ、ストロベリー、ブドウ、キゥイ、パイナップル、パッションフルーツ、マンゴ、グァバ、ラズベリー及びチェリー等を使用できる。中でも、シトラスジュース(好ましくは、グレープフルーツ、オレンジ、レモン、ライム、マンダリン)、マンゴ、パッションフルーツ及びグァバ等のジュース、又はそれらの混合物が最も好ましい。好ましい天然フレーバーは、ジャスミン、カミツレ、バラ、ペパーミント、サンザシ、キク、ヒシ、サトウキビ、レイシ、タケノコ等である。
香料及び果汁の合計配合量は、乳化飲料組成物中に0.001〜0.8質量%、特に0.01〜0.4質量%が好ましい。
酸味料としては、例えば、クエン酸、グルコン酸、酒石酸、リンゴ酸、乳酸、フマル酸、リン酸が挙げられ、これらはアルカリ金属塩の形態でも、酸無水物の形態であってもよい。
酸味料の配合量は、乳化飲料組成物中に0.01〜1.0質量%、特に0.02〜0.5質量%が好ましい。
本発明の乳化飲料組成物には、ミネラルとして、ナトリウム、カリウム及びその塩を使用することができる。本発明に用いられるナトリウムとしては、アスコルビン酸ナトリウム、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、クエン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、酒石酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム等及びそれらの混合物のような容易に入手しうるナトリウム塩を配合することができる。又、ナトリウムは加えられた果汁又は茶の成分由来のものも含まれる。ナトリウム濃度が高くなるほど、飲料の変色する度合いが高くなる。ナトリウムの配合量は、安定性の観点から、本発明の乳化飲料組成物中の0.001〜0.5質量%が好ましく、更に0.002〜0.4質量%、特に0.003〜0.2質量%が好ましい。
本発明に用いられるカリウムとしては、茶抽出液に含有するカリウム以外の化合物を添加してその濃度を高めることができる。例えば、塩化カリウム、炭酸カリウム、硫酸カリウム、酢酸カリウム、炭酸水素カリウム、クエン酸カリウム、リン酸カリウム、リン酸水素カリウム、酒石酸カリウム、ソルビン酸カリウム等又はそれらの混合物のようなカリウム塩を配合してもよいし、加えられた果汁又は香料由来のものも含まれる。カリウム濃度は、ナトリウム濃度に比べて、長期間高温保存時での色調への影響が大きい。カリウムの配合量は、安定性の観点から、本発明の乳化飲料組成物中の0.001〜0.2質量%が好ましく、更に0.002〜0.15質量%、特に0.003〜0.12質量%が好ましい。
ナトリウム及びカリウムの合計濃度は、0.001〜0.5質量%が好ましく、この合計濃度が0.001質量%未満であると、飲む場面によっては味的に物足りなく感じる傾向がある。他方、0.5質量%を超えると、塩類自体の味が強くなり長期間の飲用に適し難くなる。
本発明の乳化飲料組成物には、更にナトリウム及びカリウム以外のミネラルを配合することができる。カルシウムの金属塩は、クエン酸カルシウム、酢酸カルシウム、乳酸カルシウム、パントテン酸カルシウム、炭酸カルシウム、塩化カルシウム、水酸化カルシウム、硫酸カルシウム、リン酸三カルシウム、リン酸一水素カルシウム、リン酸二水素カルシウム、グリセロリン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、焼成カルシウム(うに殻焼成カルシウム、貝殻焼成カルシウム、骨焼成カルシウム)等及びそれらの混合物のような容易に入手しうる塩を配合する。本発明の容器詰飲料で使用するカルシウム総量としては、1日所要量(米国RDI基準:US2005/0003068記載:U.S.Reference Daily Intake)の少なくとも10質量%以上である0.0012〜0.12質量%であることが好ましい。
マグネシウムの金属塩は、塩化マグネシウム、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、リン酸三マグネシウム等及びそれらの混合物のような容易に入手しうる塩を配合する。本発明の容器詰飲料で使用するマグネシウム総量としては、1日所要量(米国RDI基準)の少なくとも10質量%以上である0.00012〜0.006質量%であることが好ましい。
亜鉛の金属塩は、亜鉛塩類、グルコン酸亜鉛、硫酸亜鉛、塩化亜鉛、酸化亜鉛、ステアリン酸亜鉛等及びそれらの混合物のような容易に入手しうる塩を配合する。本発明で使用する亜鉛総量としては、1日所要量(米国RDI基準)の少なくとも10質量%以上である0.000048〜0.0024質量%であることが好ましい。
鉄の金属塩は、塩化第二鉄、クエン酸鉄、ピロリン酸第二鉄、ピロリン酸第二鉄液、硫酸第一鉄、クエン酸鉄アンモニウム、グルコン酸第一鉄、乳酸鉄等及びそれらの混合物のような容易に入手しうる塩を配合する。本発明の容器詰飲料で使用する鉄総量としては、1日所要量(米国RDI基準)の少なくとも10質量%以上である0.00004〜0.002質量%であることが好ましい。
本発明の乳化飲料組成物は、水中油型乳化飲料の形態が安定性の点で好ましい。
乳化物の粒子径はメジアン径で0.03〜3μmが好ましく、更に好ましくは、0.03〜1μm、特に0.05〜0.5μmが好ましい。3μmを越えると、油の食感が強くなり、飲料の風味が損なわれやすくなるが、特に1μm以下とすれば飲用時に油の食感を感じ難くなり、飲料としての風味が格段に優れるようになる。他方0.03μm未満であると、多量の乳化剤が必要になり、飲料の風味が損なわれる傾向にある
。なお、「メジアン径」とは、動的光散乱式粒径分布測定装置を用いて測定した際の体積基準の累積粒度分布曲線において50%(d50)に相当する粒子径をいい、例えば、堀場製作所製粒径測定器LB-500を用いて測定することができる。「乳化物の粒子径」とは、例えば、水中油型乳化飲料の場合、油脂の粒子径をいう。
次に、本発明の乳化飲料組成物の製造方法について説明する。
本発明の乳化飲料組成物の製造方法としては、例えば、(A)非重合体カテキン類を含有する茶抽出物の濃縮物及び(C)乳化剤を水又は熱水に溶解した後、これに(B)液体油脂を加えて分散処理する方法、あるいは(B)液体油脂及び(C)乳化剤を分散処理して乳化物を調製後、これに(A)非重合体カテキン類を含有する茶抽出物の濃縮物を添加する方法などが挙げられる。
また、(A)非重合体カテキン類を含有する茶抽出物の濃縮物及び(C)乳化剤を水又は熱水に溶解し、これに(B)液体油脂を加えた後、分散処理して予備乳化物を調製し、次いでこの予備乳化物を高圧乳化して微細かつ均質化された乳化物を調製した後、この乳化物を、茶抽出液、炭酸水又は果汁等と、必要により添加剤と含む調合液と混合して乳化飲料組成物を製造してもよい。例えば、上記した乳化物を、緑茶抽出液、烏龍茶抽出液、紅茶抽出液等の茶抽出液と混合することで茶系飲料が得られ、また果汁と混合することで果汁飲料が得られ、更に炭酸水と混合することで炭酸飲料が得られる。
分散処理には、例えば、ホモミキサー、インライン型ミキサー、超音波、パウブレンダー等を使用することができるが、ホモミキサーを使用するのが好ましい。また、断続振とう法、コロイドミルによる乳化方法なども採用することができる。
高圧乳化に使用する高圧乳化装置は特に限定されないが、例えば高圧ホモジナイザー、ナノマイザー、スターバースト、又はマイクロフルイダイザーなどを使用することができる。高圧乳化は、1パス(単回数処理)でも、多パス(複数回数処理)でもよいが、粒径分布をシャープにするため、2〜5パス処理するのが好ましい。また、この処理は異なる処理装置を組み合わせて実施してもよい。圧力設定は、処理直後に油滴の凝集や乳化物の増粘現象が起こらない程度にすることが望ましく、具体的には、30〜300MPa、特に80〜250MPaとするのが好ましい。これにより、処理前後における急激なメジアン径の変化が抑制され、所望の粒子径の乳化物を得やすくなる。
本発明の乳化飲料組成物は容器詰飲料とすることができ、それに使用する容器としては、一般の飲料と同様にポリエチレンテレフタレートを主成分とする成形容器(いわゆるPETボトル)、金属缶、金属箔やプラスチックフィルムと複合された紙容器、瓶などの通常の形態で提供することができる。ここでいう容器詰飲料とは希釈せずに飲用できるものをいう。
また、容器詰飲料は、例えば、金属缶のような容器に充填後、加熱殺菌できる場合にあっては適用されるべき法規(日本にあっては食品衛生法)に定められた殺菌条件で製造できる。PETボトル、紙容器のようにレトルト殺菌できないものについては、レトルト殺菌と同等の殺菌条件で、プレート式熱交換器などで高温短時間殺菌を行った後、一定の温度迄冷却して容器に充填する等の方法が採用できる。また無菌下で、充填された容器に別の成分を配合して充填してもよい。さらに、酸性下で加熱殺菌後、無菌下でpHを中性に戻すことや、中性下で加熱殺菌後、無菌下でpHを酸性に戻すなどの操作も可能である。
(非重合体カテキン類の測定)
試料をイオン交換水で100gに希釈した後、メンブランフィルター(0.8μm)でろ過し、次いで蒸留水で希釈した試料を、オクタデシル基導入液体クロマトグラフ用パックドカラム L−カラムTM ODS(4.6mmφ×250mm:財団法人 化学物質評価研究機構製)を装着した、島津製作所製、高速液体クロマトグラフ(型式SCL−10AVP)を用いて、カラム温度35℃でグラジエント法により測定した。移動相A液は酢酸を0.1mol/L含有の蒸留水溶液、B液は酢酸を0.1mol/L含有のアセトニトリル溶液とし、試料注入量は20μL、UV検出器波長は280nmの条件で行った。
濃度勾配条件(体積%)
時間 移動相A 移動相B
0分 97% 3%
5分 97% 3%
37分 80% 20%
43分 80% 20%
43.5分 0% 100%
48.5分 0% 100%
49分 97% 3%
62分 97% 3%
(飲料の風味評価)
本実施例で得られた乳化飲料組成物について、パネラー3名により風味(苦渋味、苦渋味の持続性及び油っぽさ)を評価した。
(メジアン径の測定)
本実施例で得られた乳化飲料組成物について、堀場製作所製粒径測定器LB−500を用いて測定された体積基準の累積粒度分布曲線に基づいて50%(d50)に相当する粒子径を求めた。
本実施例において使用した油脂P及びQの組成を表1に示す。油脂Pは大豆油(a)と菜種油(b)との混合油(質量比[(a)/(b)]=7:3)を加水分解及びエステル化して得たジアシルグリセロール高含有液体油脂である。他方、油脂Qは市販の菜種油である。
Figure 0004832404
下記に示す実施例3、5、7はそれぞれ参考例1、2、3であって、特許請求の範囲に包含されない。
(実施例1)
紅茶葉220gをカラム型抽出機に仕込み、90℃の熱水を0.4L/minでシャワーして6600gの抽出液を得、すぐに15℃に冷却した。抽出液中の非重合体カテキン類濃度は0.038質量%であった。
一方、表2に示す処方で緑茶抽出物の濃縮物(非重合体カテキン類15質量%)と、酵素分解レシチン(サンレシチンVA−1、太陽化学製)とを65℃の熱水に溶解し、油脂Pを加えてホモミキサー(プライミクス製TKロボミックス)にて均一に分散させて予備乳化物を作製した。次いで、これをバルブ式高圧ホモジナイザー(APV製LAB2000)にて150MPaで3パス処理して微細乳化物を得た。
次いで、紅茶抽出液80gに微細乳化物400gを混合して乳化飲料組成物を得た。飲料の組成と風味評価を表2に示す。
(実施例2)
油脂として油脂P及び油脂Qの混合物を使用したこと以外は、実施例1と同様にして乳化飲料組成物を得た。飲料の組成と風味評価を表2に示す。
(実施例3)
油脂Pのかわりに油脂Qを用いたこと以外は、実施例1と同様にして乳化飲料組成物を得た。飲料の組成と風味評価を表2に示す。
(実施例4)
油脂、乳化剤及び緑茶抽出物の濃縮物の配合量を変えたこと以外は、実施例1と同様にして乳化飲料組成物を得た。飲料の組成と風味評価を表2に示す。
(実施例5)
油脂、乳化剤及び緑茶抽出物の濃縮物の配合量を変えたこと以外は、実施例1と同様にして乳化飲料組成物を得た。飲料の組成と風味評価を表2に示す。
(実施例6)
乳化剤及び緑茶抽出物の濃縮物の配合量を変えたこと以外は、実施例1と同様にして乳化飲料組成物を得た。飲料の組成と風味評価を表2に示す。
(実施例7)
微細乳化物のかわりに予備乳化物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして乳化飲料組成物を得た。飲料の組成と風味評価を表2に示す。
(比較例1)
緑茶抽出物の濃縮物を水に希釈し、これを400gとって紅茶抽出液80gと混合して乳化飲料組成物を得た。飲料の組成と風味評価を表2に示す。
(比較例2)
油脂を配合しないこと以外は、実施例1と同様にして乳化飲料組成物を得た。飲料の組成と風味評価を表2に示す。
(比較例3)
乳化剤を配合しないこと以外は、実施例1と同様にして操作したが、油脂と水が分離した。
Figure 0004832404
(実施例8)
グレープフルーツ果汁3.0g、甘味料(エリスリトール)29.7g、酸味料(無水クエン酸)7.5gをイオン交換水に希釈し、500gの濃縮グレープフルーツジュースを得た。
一方、表3に示す処方により実施例1で用いた緑茶抽出物の濃縮物と、乳化剤としてショ糖脂肪酸エステル(P-1670、三菱化学フーズ製、構成脂肪酸の炭素数16、HLB16)及び酵素分解レシチン(サンレシチンVA-1、太陽化学製)とを65℃の熱水に溶解し、油脂Pを加えてホモミキサー(プライミクス製TKロボミックス)にて均一に分散させて予備乳化物を作製した。次いで、これを噴射衝突型微粒化装置(スギノマシン製スターバーストミニ)にて180MPaで3パス処理して微細乳化物を得た。
次いで、濃縮グレープフルーツジュース80gに微細乳化物400gを混合して乳化飲料組成物を得た。飲料の組成と風味評価を表3に示す。
(比較例4)
緑茶抽出物の濃縮物を水に希釈し、これを400gとって濃縮グレープフルーツジュース80gと混合して乳化飲料組成物を得た。飲料の組成と風味評価を表3に示す。
Figure 0004832404

Claims (3)

  1. 次の成分(A)、(B)及び(C):
    (A)非重合体カテキン類 0.03〜0.6質量%
    (B)ジアシルグリセロールを10質量%以上含有する液体油脂
    (C)乳化剤
    を含有し、
    成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が1〜25であり、かつ
    乳化物の粒子径がメジアン径で0.03〜1μmである
    乳化飲料組成物。
  2. 成分(B)がジアシルグリセロールを20質量%以上含有するものである請求項1記載の乳化飲料組成物。
  3. ジアシルグリセロールは、構成脂肪酸の15質量%未満がω3系不飽和脂肪酸である請求項1又は2記載の乳化飲料組成物。
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