JP4832350B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘリカルアンテナを基板に実装してなるアンテナ装置に関するものである。
円偏波を放射するヘリカルアンテナにおいては、円状となる電流成分を阻害するような物体をアンテナ近傍に配置することは望ましくない。したがって、基板に対しては、ヘリカルアンテナの軸が垂直となるように取り付けることが望ましい。これに対し、基板に対するヘリカルアンテナの固定構造として種々の構造が提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
特許文献1においては、円柱状又は円筒状の装着部にコイル(ヘリカルアンテナ)を外嵌して装着した後、この装着部の両端部を基台部に設けられた固定穴に装着固定する。そして、この固定状態でコイルの一端部を、配線基板(基板)に挿入してはんだ付けすることにより、アンテナ装置が構成されている。
また、特許文献2においては、アンテナパターン(ヘリカルアンテナ)を形成した可撓性の絶縁フィルム部材を筒状に丸めることで、筒状アンテナを構成するようにしている。そして、絶縁フィルム部材に付設した金属製の突起からなる位置決めタブを、回路基板(基板)の穴に挿入して筒状アンテナを回路基板に仮止めした状態で、アンテナパターンを回路パターン(給電パターン)にはんだ付けすることにより、アンテナ装置が構成されている。
特開平9−36644号公報 特開2003−87032号公報
特許文献1に示される構成においては、ヘリカルアンテナと基板以外に、装着部や基台部を必要とする。また、基板にヘリカルアンテナを実装するに際し、装着部に対するヘリカルアンテナの装着や装着部と基台部との固定が必要である。また、特許文献2に示される構成においても、ヘリカルアンテナと基板以外に、絶縁フィルム部材や位置決めタブを必要とする。
本発明は上記問題点に鑑み、簡素な構成でありながら、ヘリカルアンテナの軸を基板に対して略垂直とすることができるアンテナ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1に記載のアンテナ装置は、GNDパターン、及び、給電パターンを有する基板と、基板のGNDパターン形成面から離反する方向に所定のピッチをもって螺旋状に延びる螺旋部、及び、螺旋部の基板側端部に連結された接続部を有するヘリカルアンテナとを備え、螺旋部が基板のGNDパターン上に離間して配置され、接続部が給電パターンと電気的に接続されたアンテナ装置である。そして、ヘリカルアンテナは、金属板が所定形状にパターニングされるとともに巻回されてなり、ヘリカルアンテナが、螺旋部の基板側1巻き目の少なくとも一部に連結され、基板のアンテナ配置面に当接された状態で、螺旋部の軸を基板のGNDパターン形成面と略垂直に保持する垂直保持部を有し、該垂直保持部は、ヘリカルアンテナと同一の金属板を用いてヘリカルアンテナと一体的に構成されていることを特徴とする。
このように本発明によれば、ヘリカルアンテナの一部として、螺旋部の基板側1巻き目と基板との間の隙間に介在される垂直保持部を設けており、垂直保持部を基板のアンテナ配置面に当接させることで、螺旋部の軸を基板のGNDパターン形成面と略垂直に保持することができる。すなわち、螺旋部に流れる電流をほとんど阻害することなく、螺旋部の軸の傾きを抑制し、ヘリカルアンテナを基板上に自立させることができる。また、この垂直保持部は、ヘリカルアンテナと同一の金属板を用いてヘリカルアンテナと一体的に構成されている。したがって、別途ホルダなどが不要であるので、簡素な構成でありながら、ヘリカルアンテナの軸を基板に対して略垂直とすることができる。
また、垂直保持部が電流経路の一部となるので、1巻き目の電気長とそれ以外の電気長とを異なる長さとすることができ、これによってアンテナ装置の周波数帯域を広帯域化することができる。なお、ヘリカルアンテナとしては、螺旋部の1回巻きの周囲長が、使用波長の長さとほぼ等しくされた所謂軸モードのヘリカルアンテナとしても良いし、1回巻きの周囲長が使用波長に比べて十分小さい所謂ノーマルモード(ダイポールモード)のヘリカルアンテナとしても良い。
請求項1に記載の発明においては、請求項2に記載のように、垂直保持部が、螺旋部の基板側1巻き目の少なくとも一部と基板のアンテナ配置面との対向領域全てを埋める構成としても良い。このような構成とすると、垂直保持部をより簡素な構成とすることができる。
請求項1又は請求項2に記載の発明においては、請求項3に記載のように、螺旋部の螺旋に沿う方向において、垂直保持部が、螺旋部の基板側1巻き目のうち、半分以上の部位と連結された構成としても良い。このような構成とすると、ヘリカルアンテナを基板上に容易に自立させることができる。
また、請求項1〜3いずれかに記載の発明においては、請求項4に記載のように、螺旋部の螺旋に沿う方向において、垂直保持部が、互いに離間された複数箇所で螺旋部の基板側1巻き目と連結された構成としても良い。このような構成としても、ヘリカルアンテナを基板上に自立させることができる。なお、本発明においては、請求項3に記載の発明の条件を満たさなくとも、ヘリカルアンテナを基板上に自立させることが可能である。
請求項1〜4いずれかに記載の発明においては、請求項5に記載のように、基板がアンテナ配置面に開口する凹部を有し、ヘリカルアンテナは、垂直保持部に連結された脚部を有し、該脚部は、ヘリカルアンテナと同一の金属板を用いてヘリカルアンテナと一体的に構成されており、脚部は、垂直保持部が基板のアンテナ配置面に当接された状態で、対応する凹部内に配置される構成としても良い。このような構成とすると、脚部によって、基板に対する(基板のアンテナ配置面に沿う2軸方向の)ヘリカルアンテナの位置ずれを抑制することができる。
請求項5に記載の発明においては、請求項6に記載のように、基板が凹部として貫通孔を有し、脚部が貫通孔内に配置された状態で、その先端が基板のアンテナ配置面の裏面から突出されて基板にはんだ付けされた構成としても良い。このような構成とすると、接続部以外にも、基板に対してヘリカルアンテナが強固に固定されることとなるので、基板に対するヘリカルアンテナの接続信頼性を高めることができる。
なお、それ以外にも、脚部が貫通孔内に配置されつつ、その先端が基板のアンテナ配置面の裏面側に突出されない構成としても良いし、凹部としての溝部に脚部が配置された構成としても良い。
請求項5又は請求項6に記載の発明においては、請求項7に記載のように、接続部が、基板のアンテナ配置面に形成された給電パターンのランドと接続され、ヘリカルアンテナが、複数の脚部を有する構成としても良い。また、請求項8に記載のように、接続部が、基板に形成された貫通孔を介して、基板のアンテナ配置面の裏面に形成された給電パターンのランドと接続され、ヘリカルアンテナが、少なくとも1つの脚部を有する構成としても良い。接続部が基板に対して表面実装される場合には、接続部が位置決め機能を果たさないので、請求項7に記載の構成とすることで、複数の脚部のみによって、基板に対する(基板のアンテナ配置面に沿う2軸方向の)ヘリカルアンテナの位置ずれを抑制することができる。また、接続部が基板に対して挿入実装される場合には、接続部が位置決め機能を果たすので、請求項8に記載のこうせいとすることで、接続部と少なくとも1つの脚部とによって、基板に対する(基板のアンテナ配置面に沿う2軸方向の)ヘリカルアンテナの位置ずれを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るアンテナ装置の要部の概略構成を示す斜視図である。図2は、図1を基板上面側から見た平面図である。図3は、図1を側面側から見た平面図である。図4は、アンテナ装置のうち、ヘリカルアンテナを展開した平面図である。
なお、図1においては、便宜上、基板に設けられたGNDパターンや貫通孔を省略して図示している。
本実施形態に係るアンテナ装置は、車外からの電波(主としてETCゲート側からの電波)を受信する車載用の受信機として構成されている。図1〜図4に示すように、アンテナ装置100は、要部として、基板110と、基板110に実装されたヘリカルアンテナ120とを有している。
基板110は、樹脂やセラミックなどの絶縁材料からなる基材に、GNDパターンや給電パターンなどが配置されて構成されている。本実施形態においては、図2に示すように、基板110のヘリカルアンテナ120が配置される側の表面(以下アンテナ配置面と示す)のうち、ヘリカルアンテナ120の接続部122が挿入される貫通孔の周囲と、ヘリカルアンテナ120の垂直保持部123が接触される部位及びその周囲とを除いて、GNDパターン111が設けられている。なお、図2に示す符号112は、基板110のアンテナ配置面において、GNDパターン111のない領域(以下、除外領域112と示す)を示しており、除外領域112はヘリカルアンテナ120の螺旋に沿ってC字状となっている。
また、図3に示すように、基板110には、アンテナ配置面の裏面に給電パターン113が設けられ、アンテナ配置面とその裏面とを貫通する貫通孔114が設けられており、アンテナ配置面の裏面において、給電パターン端部のランド113aと、貫通孔114を介して裏面側に突出されたヘリカルアンテナ120の接続部122とが、はんだ115によって接合されている。そして、ヘリカルアンテナ120からの受信信号は、インピーダンスマッチングのための図示されない整合素子を介して、給電パターン113によって図示されないRF(RadioFrequency)回路に伝送(出力OUT)されるように構成されている。本実施形態において、RF回路は基板110とは異なる基板に構成されているが、RF回路が基板110に一体に構成されても良い。
なお、基板110には、図3に示すように、接続部122用の貫通孔114だけでなく、ヘリカルアンテナ120の脚部124(124a〜124c)が挿通される貫通孔114も設けられている。すなわち、複数の貫通孔114が設けられている。
ヘリカルアンテナ120は、導線を螺旋状に巻いてなるものであり、体格を小型化でき、且つ、円偏波を放射することのできるアンテナとして知られている。本実施形態においても、公知のヘリカルアンテナ同様、図1及び図3に示すように、基板110のアンテナ配置面から離反する方向に所定のピッチをもって螺旋状に延びる螺旋部121と、螺旋部121の基板側端部に連結され、基板110に設けられた給電パターン113のランド113aと電気的に接続される接続部122を有している。
螺旋部121は、ヘリカルアンテナ120のうち、電波の放射(受信)に寄与する部分であり、その巻き数は特に限定されるものではない。螺旋部121の巻き数を増すほど、円偏波の軸比(長軸の長さ/短軸の長さ)を1に近づける(真円に近づける)ことができ、特に2.5巻き以上とする効果的であることが知られている。本実施形態においては、1回巻きの周囲長が、使用周波数(本実施形態においては、5.8GHz)の波長(約52mm)とほぼ一致し、図2に示す螺旋部121の円形断面の直径がD、図3に示すピッチ角がαの平面円形状となるように、導線を螺旋状に2.5巻きして構成されている。すなわち、電流が螺旋に沿って流れる進行波となる所謂軸モードのヘリカルアンテナとして構成されている。なお、螺旋部121のうち、符号121aは基板側の1巻き目、符号121bは2巻き目、符号121cは3巻き目を示している。また、導線の巻き方向は特に限定されるものではない。本実施形態においては右巻きとされている。
接続部122は、ヘリカルアンテナ120のうち、円偏波を放射する螺旋部121に対して電流を供給するための給電点としての機能を果たすものである。給電パターン113(ランド113a)との接続構造は特に限定されるものではなく、リフローが可能な所謂表面実装構造としても良いし、接続信頼性の高い所謂挿入実装構造としても良い。本実施形態においては、接続部122が挿入実装構造となっている。詳しくは、図3に示すように、接続部122が、螺旋部121の1巻き目121aの基板側端部から基板110のアンテナ配置面に対して略垂直に延びており、貫通孔114を介して基板110のアンテナ配置面の裏面側に突出する部位が、貫通孔114の裏面側開口周辺に設けられた給電パターン113のランド113aとはんだ115によって接合されている。このように、接続部122を挿入実装構造とすると、接続部122の一部が貫通孔114内に配置されるので、ヘリカルアンテナ120を基板110に対して位置決めする機能(基板110のアンテナ配置面に沿う2軸方向に対して位置決めする機能)を接続部122に持たせることができる。
このように、円偏波を放射するヘリカルアンテナ120においては、きれいな円偏波を放射するために、螺旋部121に流れる電流(円状となる電流成分)を阻害するような物体をアンテナ近傍に配置することは望ましくない。例えばヘリカルアンテナ120の螺旋部121の軸が、基板110のアンテナ配置面(GNDパターン形成面)に対して垂直な位置から傾いていると、基板110が螺旋部121に流れる電流に対して影響を及ぼすこととなる。したがって、基板110に対しては、螺旋部121の軸が垂直となるように取り付けることが望ましい。そこで、本実施形態に係るアンテナ装置100においては、ヘリカルアンテナ120の一部として、垂直保持部123と脚部124をさらに有する構成としている。
垂直保持部123は、基板110への実装時に、螺旋部121の軸を基板110のアンテナ配置面(GNDパターン形成面)と略垂直に保持した状態で、ヘリカルアンテナ120を基板110上に自立させる機能を果たすものである。換言すれば、基板110のアンテナ配置面に垂直な方向において、螺旋部121を位置決めする機能を果たすものである。垂直保持部123としては、螺旋部121の1巻き目121aの少なくとも一部に連結され、基板110のアンテナ配置面に当接された状態で、螺旋部121の軸を基板110のアンテナ配置面(GNDパターン形成面)と略垂直に保持することができる構造であれば採用することができる。本実施形態においては、図1、図3、及び図4に示すように、螺旋部121の1巻き目121aの一部から1巻き目121aに沿って基板110側に延びた部分が垂直保持部123とされており、垂直保持部123は、1巻き目121aの一部と該部位と対向する基板110のアンテナ配置面との対向領域全てを埋めるように構成されている。また、螺旋部121の螺旋に沿う方向において、垂直保持部123が、螺旋部121の1巻き目121aのうち、半分以上の部位と連結されている。詳しくは、図1及び図4に示すように、1巻き目121aのうち、接続部122との連結部位から周囲長の略3/4の部位までが、1つの垂直保持部123と連結されている。また、垂直保持部123と1巻き目121aの連結部位の長さをL0とすると、垂直保持部123の高さはsinα×L0であり、実質的に数mm程度とされている。このように、基板110のアンテナ配置面に対して垂直方向の高さが、使用波長に対して十分に短い長さ(例えば数mm程度)とされているので、ヘリカルアンテナ120の放射特性にほとんど影響を与えることはない。
脚部124は、ヘリカルアンテナ120を位置決めする機能(基板110のアンテナ配置面に沿う2軸方向に対して位置決めする機能)を果たすものである。接続部122が挿入実装構造の場合、接続部122と脚部124とによって、基板110のアンテナ配置面に沿う2軸方向の位置決めがなされることとなるので、少なくとも1つの脚部124を有していれば良い。本実施形態においては、垂直保持部123の下面(基板110との接触面)から、基板110のアンテナ配置面に略垂直に延びる部分が脚部124とされており、脚部124として、互いに離間された3つの脚部124a〜124cを有している。そして、各脚部124a〜124cが、基板110に設けられた対応する貫通孔114内に挿入されることで、位置決め機能を果たすようになっている。詳しくは、図2〜図4に示すように、3つの脚部124a〜124cが、螺旋部121の1巻き目121aに対し、接続部122と連結部位を始点として周囲長の略1/4、略1/2、略3/4の点において、垂直保持部123に連結されている。また、本実施形態においては、対応する貫通孔114に挿入された脚部124a〜124cの先端が、基板110のアンテナ配置面の裏面から突出し、該部位が、電気的な接続機能を提供しないダミーランド116とはんだ115を介して接合されている。なお、脚部124及び接続部122は、基板110のアンテナ配置面に対して略垂直となっているので、その長さが長いと、ヘリカルアンテナ120の放射特性に影響を与えることとなる。したがって、その長さは、使用波長に対して十分に短い長さ(例えば数mm程度)とされている。
このような構成のヘリカルアンテナ120は、例えば以下の手順によって形成することができる。先ず、金属板を準備し、該金属板を図4に示すように所定形状にパターニングする。このパターニングされた状態で、螺旋部121(121a〜121c)、接続部122、垂直保持部123、及び脚部124(124a〜124c)が、平板状の1つのエレメントとなっている。なお、図4に示す符号125は、垂直保持部123のうち、基板110のアンテナ配置面と接する下面となる部位である。次に、パターニングされたエレメントを巻回して、螺旋部121を螺旋状とする。なお、接続部122、垂直保持部123、及び脚部124(124a〜124c)も、螺旋部121の1巻き目121aに追従して巻回される。これにより、図1〜図3に示す構造のヘリカルアンテナ120が形成される。そして形成されたヘリカルアンテナ120を、別途準備された基板110に実装する。具体的には、基板110のアンテナ配置面側から、接続部122及び脚部124(124a〜124c)を、垂直保持部123の下面125がアンテナ配置面と接触するまで、基板110の対応する貫通孔114に挿入する。この接続部122及び脚部124によって、基板110のアンテナ配置面に沿う2軸方向において、ヘリカルアンテナ120が位置決めされる。また、垂直保持部123がストッパとして機能するので、基板110のアンテナ配置面に垂直な方向において、ヘリカルアンテナ120が位置決めされる。詳しくは、螺旋部121の軸を基板110のアンテナ配置面(GNDパターン形成面)と略垂直に保持した状態で、ヘリカルアンテナ120を基板110上に自立される。そして、この位置決め状態で、基板110のアンテナ配置面の裏面側に僅かに突出された接続部122及び脚部124(124a〜124c)と、対応するランド113a、116とをはんだ115を介して接合する。これにより、図1〜図3に示す構成のアンテナ装置100が形成される。
このように、本実施形態に係るアンテナ装置100によれば、ヘリカルアンテナ120に設けた垂直保持部123によって、螺旋部121の軸を基板110のアンテナ配置面(GNDパターン形成面)と略垂直に保持することができる。すなわち、螺旋部121の軸を基板110のアンテナ配置面(GNDパターン形成面)と略垂直に保持した状態で、ヘリカルアンテナ120を基板110上に自立させることができる。したがって、別途ホルダなどが不要であるので、簡素な構成でありながら、ヘリカルアンテナ120の軸を基板110に対して略垂直とすることができる。その結果、ヘリカルアンテナ120は、精度良く円偏波を放射することができる。なお、本実施形態においては、垂直保持部123を、螺旋部121の螺旋に沿う方向において、1巻き目121aの半分以上の部位と連結する構成としている。したがって、螺旋部121の軸を基板110のアンテナ配置面(GNDパターン形成面)と略垂直に安定して保持することができる。
また、本実施形態においては、垂直保持部123を、螺旋部121の1巻き目121aの少なくとも一部と該部位に対向する基板110のアンテナ配置面との対向領域全てを埋める構成としている。したがって、垂直保持部123の構成をより簡素な構成とすることができるとともに、その剛性を高めて垂直保持性能を向上することができる。
また、本実施形態においては、ヘリカルアンテナ120に設けた脚部124によって、基板110のアンテナ配置面に沿う2軸方向における、ヘリカルアンテナ120の位置ずれを抑制することができる。特に本実施形態においては、脚部124を基板110のダミーランド116とはんだ付けするので、接続部122以外にも、基板110に対してヘリカルアンテナ120が強固に固定されることとなり、基板110に対するヘリカルアンテナ120の接続信頼性を高めることができる。なお、本実施形態においては、接続部122も位置決め機能を果たすので、接続部122と脚部124とにより、ヘリカルアンテナ120の位置ずれを抑制することができる。
また、本実施形態においては、垂直保持部123が電流経路の一部となるので、螺旋部121において、垂直保持部123の連結された1巻き目121aの電気長と、それ以外の巻き目121b,121cの電気長とを異なる長さとすることができる。詳しくは、垂直保持部123の分、電気長が長くなり、低域の周波数成分が流れ込むこととなるので、これによってアンテナ装置100の周波数帯域を広帯域化することができる。このことは、本発明者によるシミュレーション結果によっても明らかとなっている。以下に、垂直保持部123による広帯域化の効果について、図5及び図6を用いて説明する。図5は、広帯域化を説明するための模式的な図である。図6は、周波数と電圧定在波比(VSWR)との関係を示す図である。なお、図6においては、本実施形態に係るアンテナ装置100の結果を実線で示し、比較対象として垂直保持部123及び脚部124がない以外は本実施形態のアンテナ装置100と同一構成のアンテナ装置の結果を破線で示している。なお、シミュレーションに当たって、使用周波数f0を5800MHz(波長λ1を約51.7mm)、螺旋部121の直径Dを18mm、ピッチ角αを5度、図4及び図5に示される垂直保持部123の基板110との設置長さL(=0.75×π×D)を約42.4mmとしている。
図5に示すように、接続部122の給電点e1に高周波電流が印加され、螺旋部121に沿って高周波電流が螺旋部121に流れる場合、1巻き目121aに沿って電流が流れる場合の電流経路X1と、垂直保持部123の表面を沿って電流が流れる場合の電流経路X2との経路差Xは次式に示す通りである。なお、図5に示すe2は、垂直保持部123の終点であり、e3は1巻き目121aの終点、e4は螺旋部121(3巻き目121c)の終点である。
(数1)X=L×(1+tanα−1/cosα)
また、経路差Xを含めた1巻き目121aの周波数f1(MHz)は、次式に示す通りである。なお、cは光速(3×10m/s)である。
(数2)f1=c/(λ1+X)
したがって、数式1より、経路差Xは3.55mmとなり、数式2より、周波数f1は約5427.6MHzとなる。すなわち、1巻き目121aの周波数f1と2巻き目121bの周波数との周波数差(=f0−f1)は約372.4MHzとなる。この計算結果に基づいてVSWRとの関係を示したのが図6である。
図6に示すように、本実施形態に係るアンテナ装置100によれば、垂直保持部123及び脚部124のない構成に比べて、5000〜5500MHz付近のVSWRが小さくなっていることが明らかである。また、VSWRが3以下の領域が広くなっていることが明らかである。
このようにシミュレーション結果からも、アンテナ装置100の周波数帯域が広いことが明らかである。このように、周波数帯域が広いと、広帯域に整合がとれやすくなり、ヘリカルアンテナ120自体のばらつきや基板110への実装時のばらつきによる耐性を高めることができる。
なお、本実施形態においては、螺旋部121の1巻き目121aと垂直保持部123との連結長が、1巻き目121aの周囲長の略3/4とされる例を示した。しかしながら、連結長は上記例に限定されるものではない。1巻き目121aの周囲長の半分以上と連結される構成であれば良い。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図7に基づいて説明する。図7は、第2実施形態に係るアンテナ装置100において、ヘリカルアンテナ120を展開した平面図である。
第2実施形態に係るアンテナ装置100は、第1実施形態に示したアンテナ装置100と共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。なお、第1実施形態に示した要素と同一の要素には、同一の符号を付与するものとする。
第1実施形態においては、ヘリカルアンテナ120が1つの垂直保持部123を有し、この垂直保持部123が、螺旋部121の1巻き目121aの半分以上の部位と連結される例を示した。これに対して、本実施形態においては、螺旋部121の螺旋に沿う方向において、垂直保持部123が、互いに離間された複数箇所で螺旋部121の1巻き目121aと連結されている点を特徴とする。すなわち、複数の垂直保持部123を有する点を特徴とする。
その一例として、図7においては、第1実施形態に示した垂直保持部123を分割し、互いに離間された3つの垂直保持部123a〜123cとしている。詳しくは、螺旋部121の1巻き目121aに対し、接続部122との連結部位を始点として周囲の略1/4、略1/2、略3/4の点に、垂直保持部123a〜123cがそれぞれ連結されている。そして、各垂直保持部123a〜123cに、脚部124a〜124cが連結されている。
このように、本実施形態に示す構成としても、第1実施形態に示した構成と同様の効果を発揮することができる。なお、本実施形態においては、螺旋部121の螺旋に沿う方向において、垂直保持部123と螺旋部121の1巻き目121aとの連結部の長さの総和が、1巻き目121aの長さの半分未満であるが、ヘリカルアンテナ120を基板110上に自立させることが可能である。このような構成とするには、ヘリカルアンテナ120の重心と複数の垂直保持部123の中心とが一致するようにすれば良い。
なお、本実施形態においては、ヘリカルアンテナ120が、垂直保持部123として3つの垂直保持部123a〜123cを有する例を示した。しかしながら、垂直保持部123の個数は上記例に限定されるものではない。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を、図8及び図9に基づいて説明する。図8は、第3実施形態に係るアンテナ装置100の要部の概略構成を示す斜視図である。図9は、図8を基板上面側から見た平面図である。なお、図8においては、便宜上、GNDパターン111、給電パターン113、貫通孔114、及びはんだ115を省略して図示している。また、図9においても、便宜上、はんだ115を省略して図示している。
第3実施形態に係るアンテナ装置100は、第1実施形態に示したアンテナ装置100と共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。なお、第1実施形態に示した要素と同一の要素には、同一の符号を付与するものとする。
第1実施形態においては、ヘリカルアンテナ120の接続部122が挿入実装構造とされる例を示した。これに対し、本実施形態においては、接続部122が表面実装構造とされる点を特徴とする。
その一例として、図8及び図9においては、第1実施形態に示した接続部122が、基板110のアンテナ配置面に略平行に折曲されることで、表面実装構造となっている。そして、給電パターン113も、基板110のアンテナ配置面に設けられ、給電パターン端部のランド113aと接続部122とが接合されている。それ以外の構成は、第1実施形態に示した構成と基本的に同じである。なお、基板110のアンテナ配置面に垂直な方向において、接続部122及びランド113aの厚さ分、垂直保持部123の高さが第1実施形態よりも高くなっている。
このように本実施形態に示す構成としても、第1実施形態に示した構成と同様の効果を発揮することができる。なお、本実施形態においては、接続部122を表面実装構造としているので、接続部122が、基板110のアンテナ配置面に沿う2軸方向において、ヘリカルアンテナ120を位置決めする機能を有していない。したがって、本実施形態に示すように、脚部124を複数有する構成とすると、基板110のアンテナ配置面に沿う2軸方向において、ヘリカルアンテナ120を位置決めすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態において、アンテナ装置100を車載用の受信機(主としてETC用)に適用する例を示した。しかしながら、本実施形態に示すアンテナ装置100の適用範囲は上記例に限定されるものではない。また、受信機だけでなく送信機に適用することができるのは言うまでもない
本実施形態においては、螺旋部121の1回巻きの周囲長が使用波長とほぼ等しくされた軸モードのヘリカルアンテナ120の例を示した。しかしながら、ヘリカルアンテナの構成は上記例に限定されるものではない。それ以外にも、1回巻きの周囲長が使用波長に比べて十分小さい所謂ノーマルモード(ダイポールモード)のヘリカルアンテナにも、上述した構成を適用することができる。
本実施形態においては、脚部124が基板110(ダミーランド116)にはんだ付けされる例を示した。しかしながら、基板110にはんだ付けされない構成としても良い。少なくとも貫通孔114内に挿入することで、基板110に対するヘリカルアンテナ120の位置決めの機能を発揮することができる。
なお、本実施形態においては、脚部124が貫通孔114に挿入される例を示した。しかしながら、貫通孔114に代えて、溝部を採用することもできる。すなわち、基板110に、アンテナ配置面に開口する凹部を設け、対応する凹部に脚部124を挿入する構成とすれば、これによって基板110に対してヘリカルアンテナ120を位置決めすることができる。
本実施形態においては、ヘリカルアンテナ120が脚部124を有する例を示した。しかしながら、脚部124のない構成としても良い。例えば、第1実施形態に示した構成(図2参照)において、接続部122を貫通孔114内に挿入した状態で、除外領域112と垂直保持部123とを位置合わせすることにより、基板110のアンテナ配置面に沿う2軸方向において、ヘリカルアンテナ120を位置決めすることができる。
本実施形態においては、GNDパターン111が基板110のアンテナ配置面に設けられ、給電パターン113が基板110のアンテナ配置面又はその裏面に設けられる例を示した。しかしながら、基板110のアンテナ配置面の裏面にGNDパターン111を設けた構成としても良い。この場合、給電パターン113は、基板110のアンテナ配置面オ及びその裏面のいずれの配置も可能である。
本実施形態においては、螺旋部121の螺旋形状を平面円形状とする例を示した。しかしながら、螺旋形状としては、円形状以外にも矩形状や矩形以外の多角形状などとすることもできる。
第1実施形態に係るアンテナ装置の要部の概略構成を示す斜視図である。 図1を基板上面側から見た平面図である。 図1を側面側から見た平面図である。 アンテナ装置のうち、ヘリカルアンテナを展開した平面図である。 広帯域化を説明するための模式的な図である。 周波数とVSWRとの関係を示す図である。 第2実施形態に係るアンテナ装置において、ヘリカルアンテナを展開した平面図である。 第3実施形態に係るアンテナ装置の要部の概略構成を示す斜視図である。 図8を基板上面側から見た平面図である。
符号の説明
100・・・アンテナ装置
110・・・基板
111・・・GNDパターン
112・・・除外領域
113・・・給電パターン
114・・・貫通孔
120・・・ヘリカルアンテナ
121・・・螺旋部
121a・・・1巻き目
122・・・接続部
123・・・垂直保持部
124,124a〜124e・・・脚部

Claims (8)

  1. GNDパターン、及び、給電パターンを有する基板と、
    前記基板のGNDパターン形成面から離反する方向に所定のピッチをもって螺旋状に延びる螺旋部、及び、前記螺旋部の基板側端部に連結された接続部を有するヘリカルアンテナとを備え、
    前記螺旋部が前記基板のGNDパターン上に離間して配置され、前記接続部が前記給電パターンと電気的に接続されたアンテナ装置であって、
    前記ヘリカルアンテナは、金属板が所定形状にパターニングされるとともに巻回されてなり、
    前記ヘリカルアンテナは、前記螺旋部の基板側1巻き目の少なくとも一部に連結され、前記基板のアンテナ配置面に当接された状態で、前記螺旋部の軸を前記基板のGNDパターン形成面と略垂直に保持する垂直保持部を有し、
    該垂直保持部は、前記ヘリカルアンテナと同一の金属板を用いて前記ヘリカルアンテナと一体的に構成されていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記垂直保持部は、前記螺旋部の基板側1巻き目の少なくとも一部と前記基板のアンテナ配置面との対向領域全てを埋めていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記螺旋部の螺旋に沿う方向において、前記垂直保持部は、前記螺旋部の基板側1巻き目のうち、半分以上の部位と連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記螺旋部の螺旋に沿う方向において、前記垂直保持部は、互いに離間された複数箇所で前記螺旋部の基板側1巻き目と連結されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記基板は、アンテナ配置面に開口する凹部を有し、
    前記ヘリカルアンテナは、前記垂直保持部に連結された脚部を有し、
    該脚部は、前記ヘリカルアンテナと同一の金属板を用いて前記ヘリカルアンテナと一体的に構成されており、
    前記脚部は、前記垂直保持部が前記基板のアンテナ配置面に当接された状態で、対応する前記凹部内に配置されることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記基板は、前記凹部として貫通孔を有し、
    前記脚部は、前記貫通孔内に配置された状態で、その先端が前記基板のアンテナ配置面の裏面から突出されて、前記基板にはんだ付けされていることを特徴とする請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 前記接続部は、前記基板のアンテナ配置面に設けられた前記給電パターンのランドと接続され、
    前記ヘリカルアンテナは、複数の前記脚部を有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のアンテナ装置。
  8. 前記接続部は、前記基板に形成された貫通孔を介して、前記基板のアンテナ配置面の裏面に設けられた前記給電パターンのランドと接続され、
    前記ヘリカルアンテナは、少なくとも1つの前記脚部を有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のアンテナ装置。
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