JP4832245B2 - 吸音体 - Google Patents
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従来より用いられている吸音材料として、例えば、グラスウール、ロックウールのように繊維を綿状またはボード状に成型した材料や、ポリウレタンフォームのように高分子材料を発泡させた材料などの多孔質材料が用いられる。これらの多孔質材料に音波が入射すると、音波が材料内の隙間の空気を振動させるため、空気自身の粘性および周囲との摩擦によって、振動エネルギーの一部が熱エネルギーに変換、散逸されて吸音効果が得られる。
下記特許文献2には、可撓性を有するベースフィルム上にバインダー接着剤により微細な粒子を接着してなる吸音層と、弾性層とを面接着してなる吸音体が開示されている。この吸音体において、ベースフィルムの厚さ、粒子の重さや大きさ、およびバインダー接着剤の粘性によって、吸音効果が得られる音域を変えることができる旨が記載されている。
下記特許文献3には、通気性材料の一面に通気止めフィルムを積層するとともに、該通気性材料の一面に凹部を設けるなどして、通気性材料と通気止めフィルムとが接触していない部分を形成することにより、共振効果による膜振動を利用して、広い周波数領域で吸音効果が得られるようにした吸音体が記載されている。
図7は、発泡ウレタン(厚さ10、20、50mm)、フェルト(厚さ10、50mm)、エチレン−酢酸ビニル共重合体の発泡体(発泡EVA、厚さ10mm)について、吸音率の周波数特性を測定した結果を示すグラフである。横軸は周波数(単位:Hz)、縦軸は吸音率を示す。
従来の多孔質材料にあっては、例えば図7に示すように、厚みを増大させれば低周波領域での吸音率が向上し、例えば発泡ウレタンの厚さを50mmにすれば450〜500Hzの周波数領域において、0.5〜0.6程度の吸音率を達成することが可能である。
しかしながら、多孔質材料の厚みを増大させると、吸音体が大型化するため好ましくない。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、吸音体の大型化を招くことなく、低周波領域において高度な吸音効果を達成することができる吸音体を提供することを目的とする。
板状または膜状の吸音材と、背後空気層とで構成される吸音体にあっては、特定の周波数(共鳴周波数)の音波が吸音体に入射すると、共振が生じて吸音されると考えられており、該共鳴周波数を与える理論式として、下記数式(3)が知られている。該数式(3)では吸音材自身の曲げに対する剛性と、背後空気層の弾性が考慮されているが、該数式(3)で求められる共振周波数と、実際の吸音体において吸音が生じる周波数とが必ずしも一致しないことも知られており、一般的には下記数式(4)が用いられている(「吸音材料」子安勝著、技報堂出版、1976年、第20〜21頁)。
上記数式(3)、(4)において、cは空気中の音速度(m/s)、Mは吸音材の面密度(kg/m2)、ρは空気の密度(kg/m3)、Lは背後空気層の厚さ(m)、Eは吸音材のヤング率(N/m2)、tは吸音材の厚さ(m)、σはポアソン比、a、bは長方形の吸音材の縦、横の長さ(m)を示す。
上記数式(4)におけるKは、共振周波数の実測値から求められる値であり、数式(3)におけるルート内の第2項に対応する値である。なお該数式(4)におけるKは、吸音材の周囲の支持条件により大きく変化するため、吸音材の剛性を示すEの値からKを計算により求めることはできない。
数式(3)では、板の共鳴周波数を決める為に、板自身の曲げに対する剛性を考慮して、板の曲げモーメントを用いた式になっている。それに対して、本発明では、tの3乗でなく、tの2乗で高い相関が得られていることから、単純な曲げではない振動が起きているものと考える。
この「E’t2/M」は、M=G×t(Gは吸音材の密度)よりGを用いて表すと「E’t/G」となり、吸音材の厚みtをT1に置き換えると「(E’×T1)/G」となる。これは本発明にかかる数式(1)、(2)におけるルート内の項である。
ここで、本発明における粘弾貯蔵率E’の測定値は JIS K7244−3(曲げ振動)に準処する測定方法により、サンプルサイズを長さ20mm、幅5mm、厚み2mmとし、測定条件を歪振幅6μm、25℃、20Hzとして得られる値(単位:Pa)である。該粘弾貯蔵率E’の測定周波数は、一般的に測定可能な範囲(0.2〜50Hz)の中で、実際の吸音周波数により近いという理由で20Hzを採用した。(なお、50Hzではデータのばらつきが多い為、20Hzとした。)
さらに、吸音率は、背後空気層の厚さ、すなわち枠体の厚み(T2)、および枠体の貫通孔の直径(D)とも相関があり、該T2が大きいほど吸音率は増加し、該Dが大きいほど吸音率は増加することから、前記「(E’×T1)/G」の1/2乗の値に、T2を乗じ、さらにDを乗じた値(上記数式(1)で表されるE1)が、吸音率と良好な相関を示すことを見出した。
図1は本発明の吸音体の一実施形態を示したもので、図1(a)は平面図、(b)は(a)中のB−B線に沿う断面図である。図中符号1は吸音体、2は枠体、3は吸音材、4は吸音体が取り付けられている施工面を示している。吸音体1は、貫通孔2aを有する枠体2の表面2b上に、吸音材3が積層され、固定されている。
本実施形態の吸音体1は枠体2の裏面2cが施工面4に接着固定されており、吸音材3と施工面4との間に背後空気層5が形成された状態で使用される。すなわち枠体2の表面2bおよび裏面2cそれぞれにおける貫通孔2aの開口のうち、表面における開口が吸音材3で覆われており、裏面における開口が施工面4によって閉じられている。
枠体2の厚さT2によって吸音材3の施工面4側に形成される背後空気層5の厚さが決まる。該厚さT2は上記数式(1)および(2)を満たせばよいが、吸音性能の点からは3mm以上が好ましい。また全体のサイズを抑える点からは、50mm以下が好ましい。
枠体2の厚さが不均一である場合は、T2として中央値を用いる。
貫通孔2aの直径Dは上記数式(1)および(2)を満たせばよいが、吸音性能の点から20mm以上が好ましい。
本発明において貫通孔2aが円形でない場合、数式(1)および(2)における「D」の値は、該貫通孔2aの面積(枠体2の表面2bにおける開口の面積)と同面積の円の直径の値を用いるものとする。
吸音材3の密度Gは特に制限されないが、例えば0.86〜1.65が好ましい。
吸音材3の粘弾貯蔵率E’は特に制限されないが、例えば1×107〜1×1010Paが好ましく、5×107〜5×109Paがより好ましい。
吸音材3の構成材料としては、例えば、熱可塑性樹脂を用いることができ、具体的にはEEA(エチレンエチルアクリレート)、EVA(酢酸ビニル共重合体)、PE(ポリエチレン)、CPE(塩素化ポリエチレン)、PVC(ポリ塩化ビニル)、PP(ポリプロピレン)、SEBS(スチレンエチレンブチレンスチレンブロック共重合体)、SIS(スチレンイソプレンスチレンブロック共重合体),SEPS(スチレンエチレンプロピレンスチレンブロック共重合体)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、アクリル樹脂、ポリメチルペンテン、ポリブテン、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、環状オレフィン、ポリ乳酸等から選ばれる1種または2種以上の樹脂、またはこれらの樹脂をベース樹脂とし、これに無機フィラー及び又は有機フィラーを適宜添加した混合物等が挙げられる。
上記に挙げた樹脂の中でも、PE、PVC、EEAまたはこれらの混合樹脂が好ましい。
無機フィラーを配合する場合、その配合量は特に限定されず、数式(1)および(2)における密度Gおよび粘弾貯蔵率E’を満たす範囲であればよいが、機械強度の点からは、吸音材3の構成材料中80質量%以下が好ましく、60質量%以下がより好ましい。
有機フィラーの例としては、3,3’,3’’,5,5’,5’’−ヘキサ−tert−ブチル−a,a’,a’’−(メシチレン−2,4,6−トリイル)トリ−p−クレゾール(例えば、製品名:アデカスタブ AO−330、ADEKA社製)、トリス(2,4ジ−tert−ブチルフェニル)フォスファイト(例えば、製品名:Irg168、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)が好ましい。
有機フィラーを配合する場合、その配合量は特に限定されず、数式(1)および(2)における密度Gおよび粘弾貯蔵率E’を満たす範囲であればよいが、機械強度の点からは、吸音材3の構成材料中80質量%以下が好ましく、60質量%以下がより好ましい。
本発明の吸音体1は、吸音材3の厚さT1が薄くても、低周波領域において高度な吸音効果を達成できる。吸音材3の厚さT1は制限されないが、軽量化の点から5mm以下が好ましく、3mm以下がより好ましい。また吸音材3の厚さT1の下限値は0.05mm以上が好ましく、0.1mm以上がより好ましい。吸音材3の厚さが不均一である場合は、T1として中央値を用いる。
すなわち、上記数式(1)で求められるE1と吸音率のピーク値とは、後述の実施例における図3のグラフに示されるような相関関係があり、このE1の値が9.7×106(グラフでは9.7E+6と記載する。以下、同様。)以上であれば、吸音率のピーク値が0.5以上となる。
また、上記式(2)で求められるE2と吸音率のピーク周波数とは、後述の実施例における図4のグラフに示されるような相関関係があり、このE2の値が346以下であれば、吸音率のピーク周波数が500Hz以下となる。
このように、従来は達成することが難しかった、薄い吸音材3で低周波領域における高度な吸音効果を得ることができる。
このように、枠体22に複数の貫通孔22aが設けられている場合、該複数の貫通孔22aの形状および大きさは均一でもよく、異なっていてもよい。
また該複数の貫通孔22aの配置は任意であるが、隣り合う貫通孔22aどうしの距離dが小さいほど吸音体21における吸音の効率が高くなる。
このような構成の吸音体21においても、上記数式(1),(2)を満たすように、吸音材23の材質、吸音材23の厚さ、枠体22の厚さ、貫通孔22aの形状および大きさを選択することにより、吸音率のピーク周波数が500Hz以下であり、かつ該ピーク周波数における吸音率が0.5以上であるような、低周波領域における高度な吸音効果が得られる。
(例1〜27)
表1に示す配合の材料(樹脂または樹脂とフィラーの混合物)を用いて膜状の吸音材3を作製した。使用した樹脂およびフィラー等は表2の通りである。表1における「部」は「質質部」である。
吸音材3の厚みT1は表3に示す値とした。吸音材3を構成する材料の粘弾貯蔵率E’および密度Gを測定した結果を表3に示す。
得られた膜状の吸音材3を用いて図1に示す構成の吸音体1を作製した。枠体2の材質はアクリル樹脂であり、貫通孔2aは円形とした。枠体の厚みT2および貫通孔2aの直径Dは表3に示す値とした。
作製した吸音体1について、上記数式(1)で求められる第1の貯蔵弾性率E1および上記数式(2)で求められる第2の貯蔵弾性率E2の値を計算により求めた。結果を表3に示す。
また作製した吸音体1について、上述した測定方法により吸音率を測定し、ピーク周波数と該ピーク周波数における吸音率の値(ピーク値)を求めた。図2は例16で得られた吸音体について上述した測定方法により吸音率を測定して得られた周波数と吸音率の関係を示すグラフである。このグラフより例16における吸音率ピーク値は0.95、ピーク周波数は352Hzであることがわかる。
例1〜27についての測定結果を表3に示すとともに、図3、4のグラフに示す。
図3は、第1の貯蔵弾性率E1を横軸、ピーク周波数における吸音率の値を縦軸とし、各例の結果をプロットしたグラフである。グラフ中のR2は相関係数を示す(以下、同様。)。
図4は、第2の貯蔵弾性率E2を横軸、ピーク周波数の値を縦軸とし、各例の結果をプロットしたグラフである。
したがって、E1が9.7×106以上、かつE2が346以下である例1〜20の吸音体において、500Hz以下の低周波領域において、吸音率0.5以上の高度な吸音効果が得られる。
吸音周波数に対する背後空気層の関係を調べた。
表4に示す4種類の配合の材料(樹脂または樹脂とフィラーの混合物)A〜Dを用いて膜状の吸音材3を作製した。使用した樹脂およびフィラーは前記表2の通りである。表4における「部」は「質質部」である。
2、22…枠体、
2a、22a…貫通孔、
3、13、23…吸音材、
5、15…背後空気層。
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