JP4832101B2 - 情報収集システム及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、検索キーを用いてネットワークを介して情報収集するための情報収集システムに関し、特に、ある使用者が検索して参照した結果を活用して他の使用者が検索する情報収集システムに関する。
インターネットで情報を共有するためのシステムであるWWW(World Wide Web)により、ネットワーク上には無数の公開情報が散在している。この公開情報を取得するためには、URL(Uniform Resource Locator)を指定した上でインターネット上のWebページを閲覧するためのソフトであるWWWブラウザを用いて、該当WWWサーバに情報取得要求をHTTPプロトコルに従って行う。そうすることで、WWWサーバが該当するURLの公開情報をWWWブラウザをインストールしているコンピュータに送信し、受信した公開情報をWWWブラウザを介して使用者が閲覧することができる。このようにURLを知っている限りにおいて使用者は該当情報を取得することができる。
これに対してURLを知らない場合には情報取得要求先のWWWサーバが決定していないことになるために、Webページ検索サービスを利用して所望の情報のURLを取得することが一般的に行われている。このWebページ検索サービスを提供するためには、インターネット上で公開されているWebページの情報をデータベース化し、WebページのURLの検索をできるようにするシステムである検索エンジン(サーチエンジンとも呼称される)を利用する。
検索エンジンを用いることで所望の情報を収集することが可能となるものの、検索エンジンに登録されるURLの数は年々著しく増大してきているため、検索エンジンを用いても所望の情報収集までに相当の時間が必要となる。
このような情報収集の負担に対して、特開2002−55866号公報では、収集した情報を効率よく共有できる利用者端末について開示されている。
この利用者端末は、データベースを共有するネットワークシステム用の利用者端末であって、所定の開始要求の入力に応じて記録モードを開始し、前記記録モード中に、所定の記録要求の入力を検出した場合には、閲覧中のサイトのアクセス先を示すアクセス先情報を取得して記憶領域に蓄積して記憶し、所定の停止要求の入力に応じて前記記録モードを終了するとともに、前記記録モード中にアクセス先情報が記憶された各サイトについて、データの入力を受け付け、各サイトについて、入力されたデータと、前記記憶されたアクセス先情報と、を含む情報原データを生成し、前記データベースに登録するものである。
この利用者端末によれば、簡易な操作でサイトの情報等をデータベースに登録することができ、また、簡易な操作で、各サイトに対する利用者のコメント等も登録することができる。
また、特開平11−353313号公報では、使用者が入力して設定した検索条件に基づいて情報を検索し得る情報検索方法について開示されている。
この情報検索方法は、データベースを利用した情報検索方法において、記録媒体上の資料データを検索するための検索条件を入力して設定する段階と、該入力して設定された検索条件に基づく前記資料データの検索結果に関する数値データを画面に出力する段階と、前記数値データに相当する検索結果の資料データ及びその検索条件を含めてファイル形態に貯蔵する段階と、前記貯蔵されたファイル形態のデータを読み出す段階と、該読み出された検索条件に新しい検索条件を付加し、前記読み出された検索結果の資料データから更新された検索結果の資料データを求める段階と、を順次行うものである。
この情報検索方法によれば、貯蔵されたファイルを利用して反復的に検索を行うことなく所望のデータを得ることができるので、情報データの迅速な検索が可能となる。
特開2002−55866号公報 特開平11−353313号公報
ところで、市町村会議や都道府県のシンポジウム等では会議内容、討論内容をテープレコーダ、ICレコーダ等の音声録音機で録音し、録音された音声を文字化することを業とする業者に対してテープ起こしの発注を自治体が行っている。近年、国や地方自治体の政治・行政に関する記録・資料を主権者である国民一般に公開する制度である情報公開制度が整備され、この制度の方針に従って前記会議内容・討論内容について国や地方自治体のホームページ等から早急に会議内容を公にしている。
従来、テープ起こしは、一般的には、1つの会議の録音テープを、テープ起こしを専門とする人であるリライタ複数人で分担していた。リライタが担当する音声には、前記市町村会議を一例とすると、行政用語、地域固有名詞といった専門性の高いキーワードが多数内在されており、リライタ各人は前記背景技術で紹介したWebページ検索サービスを利用してその専門性の高いキーワードを調べている。勿論、リライタはWebページ検索サービスだけでなく、国語辞書、百科事典、年鑑、図鑑等も用いて作業に当たっている。
会議、シンポジウム等の録音データのテープ起こしの1件の作業に対して、複数リライタに対してそれぞれ担当部分を設け、各リライタは担当部分のテープ起こしを行っており、同じ会議、シンポジウム等であるため担当部位は異なれど録音データの各担当部分に内在されるキーワードは重複する。
それにも拘らず、それぞれのリライタは同一のキーワードに対して重複した検索を実施しており、全体として作業が不効率に実施されているという課題を有する。そうして、このようなテープ起こしの作業の不効率による遅延が情報公開の迅速化を阻害している。
前記背景技術で説示した特開2002−55866号公報の利用者端末を用いれば、あるリライタが閲覧したURLが記録モードであればデータベースに登録され、他のリライタはあるリライタによって登録されたURLを参照することができるものの、登録したリライタが何をキーワードとしてURLを閲覧したかが他のリライタには不明であり、必ずしも重複した検索の回避につながらず、登録されたURLが無数にある場合には却って効率化につながらないとう結果を生じる場合もある。また、全てのリライタが同じ作業に当たっているわけではなく、異なる作業同士での調査に係るURLが混在して登録されることになり、検索の不効率を招くことも多い。さらに、一端登録されたURLは継続して登録されるのであり、作業を経る毎に登録URL数は増大するため検索効率が低減する。これらの問題は、特開平11−353313号公報の情報検索方法をもってしても解決することができない。
そこで、本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、共同してグループのメンバが同じ作業する場合に、検索キーを用いて検索サービスを利用するときに、効率的に検索作業を実施することが可能な情報収集システムを提供することを目的とする。
発明に係る情報収集システムは、共同の作業を行う使用者が使用する使用者コンピュータと、アドレスを伴う情報取得要求があった場合に要求したコンピュータにアドレスが示す情報を送信する情報配信サーバと、検索キーを伴う検索要求があった場合に当該検索
キーに基づき情報配信サーバの情報とその情報の所在を示すアドレスを関連付けたデータベースの検索を実行し、検索ヒットした情報配信サーバの情報の少なくとも一部と対応するアドレスを検索サーバの検索結果として要請したコンピュータに送信する検索サーバと、使用者コンピュータからの情報取得要求があった場合に代わりに情報配信サーバへ情報取得要求を行い、使用者コンピュータからの検索要求があった場合に代わりに検索サーバへ検索要求を行う中間サーバとを備える情報収集システムであって、前記中間サーバが、前記使用者を識別するための使用者識別情報、前記作業を識別するための作業ID、前記検索キー及び前記アドレスを関連付けて記録してある検索結果記憶手段と、前記作業ID、前記使用者識別情報及び前記作業の作業期間を示す情報を関連付けて記録してある作業記憶手段と、前記使用者コンピュータで入力された使用者識別情報を受信する手段と、前記検索結果記憶手段に格納されている検索キーが、前記使用者コンピュータから入力された検索キーと一致するか否かを判断する手段と、前記使用者コンピュータで入力された検索キーと前記検索結果記憶手段に格納されている検索キーが一致したと判断した場合に、前記使用者コンピュータで入力された使用者識別情報と、前記検索結果記憶手段に格納されている前記一致した検索キーに関連付いている使用者識別情報とが、前記作業記憶手段にて同一の作業IDに関連付けられて、且つ前記作業IDに関連付けられている前記作業期間を示す情報に現在の日付が含まれているか否かを判断する共同作業者判定手段と、前記共同作業者判定手段が、前記使用者コンピュータで入力された使用者識別情報と、前記検索結果記憶手段に格納されている前記一致した検索キーに関連付いている使用者識別情報とが、前記作業記憶手段にて同一の作業IDに関連付けられて、且つ前記作業IDに関連付けられている前記作業期間を示す情報に現在の日付が含まれていると判断した場合に、前記検索キーに関連付けられて格納されている前記アドレスを登録された検索結果として前記使用者コンピュータに送信する手段と、前記使用者コンピュータから検索結果の登録の指示を受け付ける登録受付手段と、前記登録受付手段が検索結果の登録の指示を受け付けた場合に、前記使用者識別情報、作業ID、検索キー及びアドレスを関連付けて前記検索結果記憶手段に記録する手段とを含むものである。
このように本発明によれば、使用者コンピュータを用いて使用者が検索キーを入力して検索を中間サーバに要請し、中間サーバは検索サーバに検索キーを渡して検索結果を受け取り、また、中間サーバは使用者コンピュータからの検索キーを受け付けた場合に、登録した検索結果と照会して登録した検索結果内に検索キーと同一の検索キーが登録されている場合で、且つ、現在使用者コンピュータを使用する使用者と同じ作業に従事する使用者によって検索結果が登録されている場合に、その検索キーと関連付けられて登録されているアドレスを使用者コンピュータに送り出し、使用者コンピュータでは検索サーバによる検索結果だけでなく、中間サーバに登録された検索結果のうち検索キーと一致し、且つ、一致した登録された検索結果が同じ作業に従事する使用者によって登録された検索結果のアドレスが表示され、使用者が中間サーバを経て取得した検索結果から選択し、選択された検索結果のアドレスが示す情報の取得を中間サーバに要請し、中間サーバは選択された検索結果のアドレスが示す情報配信サーバから情報を受け取り、選択された検索結果のアドレスが示す情報が中間サーバを介して取得され、一方で、指定された検索結果の登録の指示を受け付け、使用者識別情報、検索キー及びアドレスを関連付けて前記検索結果記憶手段に記録するので、使用者に対して提示された検索結果及び使用者が情報の取得を要請した検索結果を単に登録するのではなく実際に使用者が登録を要請した有用な情報のみが登録され、また、検索サーバによる検索結果だけでなく登録された検索結果のうち検索キーが一致する検索結果のアドレスも使用者コンピュータにて受信され、同じ作業を行う使用者が既に閲覧した情報に対して容易にアクセスすることができ、同じ作業についての情報収集を円滑に行うことができるという効果を奏する。
中間サーバが「使用者からの使用者コンピュータで入力された使用者識別情報を受信する手段」を有しているが、使用者識別情報の受信は認証として受信することもできる。中間サーバでID及びPASSWORDを受け付けることは使用者識別情報を受信することに他ならない。なぜならば、ID及びPASSWORDにより使用者を識別することができるからである。
「検索キーを入力した使用者が共同作業者であると判断した場合に、検索キーに関連付けられて格納されているアドレスを登録された検索結果として使用者コンピュータに送信する手段」でアドレスだけでなく、検索結果の登録時にアドレスに加えてそのアドレスが示す情報も登録して、検索結果記憶手段から当該情報もアドレスと伴に使用者コンピュータに送信する構成にすることもできる。
検索サーバの検索結果とは、検索サーバに入力された検索キーで検索を実行した結果得られる検索結果である。一方、登録された検索結果とは、使用者の登録の指示により検索結果記憶手段に記録されている検索結果である。
使用者コンピュータの一例としてリライタ用端末について後記している。
検索サーバの一例として所謂サーチエンジンサーバについて後記している。一般的には、検索サーバが検索する情報は、情報配信サーバから取得した情報の複製またはその情報の一部の複製である。
情報配信サーバの一例として所謂WWWサーバについて後記している。
アドレスの一例としてURLについて後記している。
中間サーバが検索結果記憶手段に格納する対象には、使用者識別情報、検索キー及びアドレスの他に、情報配信サーバから取得した情報を含ませることもできる。
検索結果記憶手段または作業記憶手段は、メモリ、ハードディスク等の物理的な装置の他、データベースであってもよい。
入力される検索キーは、形態素、単語だけでなく、文節、文、段落であってもよい。
発明に係る情報収集システムは必要に応じて、前記登録受付手段で、登録の指示を受
け付けるのは検索結果のうち検索サーバの検索結果であるものである。
このように本発明によれば、検索サーバの検索結果、または、登録された検索結果のうち、使用者による登録の指示を受け付けるのは検索サーバの検索結果を指定した場合のみであるので、登録された検索結果を指定した使用者からの登録の指示は受け付けず、既に登録してある検索結果を重複して登録することを防止することができるという効果を有する。
発明に係る情報収集システムは必要に応じて、前記中間サーバが、特定した使用者が所属する作業が複数あった場合に、使用者からの使用者コンピュータでの選択による複数作業からの作業の特定を受信する特定作業受信手段をさらに含み、前記共同作業者判定手段が、前記特定作業受信手段で受信された前記特定された作業について判断処理を行うものである。
このように本発明によれば、使用者が今現在着手すべき複数の作業に所属している場合に、使用者の選択によって複数の作業から作業が特定されることとなり、現在情報収集したい作業と異なる作業について登録された検索結果を使用者コンピュータに送信して使用者が閲覧することなく、現在情報収集したい作業について登録された検索結果のみから検索結果が選ばれて情報を閲覧することができるので、対象としている作業と異なる作業によって収集された情報に関して閲覧する必要がなく、効率的に情報収集を行うことができるという効果を有する
発明に係る情報収集システムは必要に応じて、前記中間サーバが、検索サーバの検索結果と登録された検索結果を使用者コンピュータに送信する場合に、検索サーバの検索結果と登録された検索結果が一致する検索結果を含むか否かを判断する手段と、一致する検索結果を含むと判断した場合には、検索サーバの検索結果から一致する検索結果を削除する手段とをさらに含むものである。
このように本発明によれば、検索サーバの検索結果のアドレスの中に使用者が現在対象としている検索キーと一致した登録済みの検索結果のアドレスがある場合に、重複した検索サーバの検索結果のアドレスに係る検索結果を削除して検索サーバの検索結果を使用者コンピュータに送り出すので、使用者が重複して同じアドレスが示す情報を取得して閲覧するのを回避し、効率的な情報収集を達成することができるという効果を有する。
発明に係る中間サーバは、共同の作業を行う使用者が使用者コンピュータを用いて入力した検索キーを受信し、情報とその情報のアドレスを関連付けたデータベース内を検索キーに基づき検索する検索サーバに対し、受信した検索キーで検索を要請し、要請した検索サーバから検索サーバの検索結果を受信し、使用者コンピュータに受信した検索サーバの検索結果を送信し、アドレスを伴う情報取得要求があった場合に要求したコンピュータにアドレスが示す情報を送り返す情報配信サーバに対し、検索サーバの検索結果に対する使用者の使用者コンピュータを用いた選択に応じて選択された検索結果の情報のアドレス
が示す情報を要請し、要請した情報配信サーバからアドレスが示す情報を受信し、使用者コンピュータに受信したアドレスが示す情報を送信する中間サーバであって、前記使用者コンピュータで入力された使用者識別情報を受信する手段と、前記使用者コンピュータを用いた検索結果の登録の指示を受け付ける手段と、検索結果の登録の指示を受け、前記使用者を識別するための使用者識別情報、前記作業を識別するための作業ID、前記検索キー及び前記アドレスを関連付けて検索結果記憶手段に格納する手段と、前記使用者コンピュータを用いて入力された検索キーが前記検索結果記憶手段に格納されている検索キーと一致するか否かを判断する手段と、前記入力された検索キーと前記検索結果記憶手段に格納されている検索キーが一致したと判断した場合に、検索キーを入力した使用者の使用者識別情報前記検索結果記憶手段に格納されている一致した検索キーに関連付いている使用者識別情報が、予め作業ID、使用者識別情報及び作業期間を関連付けて格納している作業記憶手段にて、同一の作業IDに関連付けられて、且つ前記作業IDに関連付けられている前記作業期間を示す情報に現在の日付が含まれているか否かを判断する手段と、検索キーを入力した使用者の使用者識別情報と前記検索結果記憶手段に格納されている一致した検索キーに関連付いている使用者識別情報とが、同一の作業IDに関連付けられて、且つ前記作業IDに関連付けられている前記作業期間を示す情報に現在の日付が含まれていると判断した場合に、検索キーに関連付けられて格納されているアドレスを使用者コンピュータに送り出す手段とを含むものである。
このように本発明は、中間サーバのみのサブコンビネーションの発明として把握することもできる。
発明に係る情報収集方法は、共同の作業を行う使用者の使用者コンピュータと、使用者コンピュータからの要請で検索を支援する中間サーバとを用い、中間サーバが使用者からの使用者コンピュータで入力された検索キーを受信するステップ、中間サーバが入力された検索キーでのキーワード検索を検索サーバに要請するステップ、検索サーバが要請された検索キーに基づき情報とその情報の所在を示すアドレスを関連付けたデータベースの検索を実行し、検索ヒットした情報の少なくとも一部と対応するアドレスを検索サーバの検索結果として中間サーバに送信するステップ、中間サーバが検索サーバの検索結果を使用者コンピュータに送信するステップ、中間サーバが使用者からの使用者コンピュータで選択された検索結果を受信するステップと、中間サーバが選択された検索結果のアドレスが示す情報配信サーバに情報の取得を要請するステップと、当該情報配信サーバがアドレスが示す情報を中間サーバに送信するステップ、並びに、中間サーバが情報配信サーバからのアドレスが示す情報を使用者コンピュータに送信するステップからなる情報検索取得処理とを含む情報収集方法であって、前記中間サーバが前記使用者コンピュータで入力された使用者識別情報を受け付けるステップ、前記中間サーバが前記使用者識別情報、前記検索キー、作業を識別するための作業ID及び前記アドレスを関連付けて記録してある検索結果記憶手段に格納されている検索キーが使用者から入力された検索キーと一致するか否かを判断するステップ、前記入力された検索キーと前記検索結果記憶手段に格納されている検索キーが一致したと判断した場合に、中間サーバが検索キーを入力した使用者の使用者識別情報前記検索結果記憶手段に格納されている一致した検索キーに関連付いている使用者識別情報とが、予め作業ID、使用者識別情報及び作業期間を関連付けて格納している作業記憶手段にて、同一の作業IDに関連付けられて、且つ前記作業IDに関連付けられている前記作業期間を示す情報に現在の日付が含まれているか否かを判断するステップ、検索キーを入力した使用者の使用者識別情報と前記検索結果記憶手段に格納されている一致した検索キーに関連付いている使用者識別情報とが、同一の作業IDに関連付けられて、且つ前記作業IDに関連付けられている前記作業期間を示す情報に現在の日付が含まれていると判断した場合に、中間サーバが検索キーに関連付けられて格納されているアドレスを登録された検索結果として使用者コンピュータに送り出すステップからなる照会処理と、前記中間サーバが前記使用者コンピュータから検索結果の登録の指示を受け付ける登録受付ステップ前記中間サーバが検索結果の登録の指示を受け付けた場合に、使用者識別情報、作業ID、検索キー及びアドレスを関連付けて前記検索結果記憶手段に格納するステップからなる登録処理とを含むものである。
このように本発明は、方法の発明として把握することもできる。
発明に係る情報収集方法は必要に応じて、前記登録処理の登録受付ステップで、登録の指示を受け付けるのは検索結果のうち情報検索取得処理で得られた検索サーバの検索結果であるものである。
これら前記の発明の概要は、本発明に必須となる特徴を列挙したものではなく、これら複数の特徴のサブコンビネーションも発明となり得る。


ここで、本発明は多くの異なる形態で実施可能である。したがって、下記の実施形態の記載内容のみで解釈すべきではない。また、実施形態の全体を通して同じ要素には同じ符号を付けている。
実施形態では、主にシステムについて説明するが、所謂当業者であれば明らかな通り、本発明はコンピュータで使用可能なプログラム、方法としても実施できる。また、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、または、ソフトウェア及びハードウェアの実施形態で実施可能である。プログラムは、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、光記憶装置または磁気記憶装置等の任意のコンピュータ可読媒体に記録できる。さらに、プログラムはネットワークを介した他のコンピュータに記録することができる。
(本発明の第1の実施形態)
(1)システム構成
図1は本実施形態に係る情報収集システムのシステム構成図である。
本実施形態に係る情報収集システムは、共同作業を複数のメンバで行うリライタが情報検索に使用するリライタ用端末30と、リライタ用端末30の要求に応じてリライタ用端末30でリライタより入力された検索キーでサーチエンジンサーバ40を介して検索を行い、検索結果をサーチエンジンサーバ40から受け取ってリライタ用端末30に送り出し、リライタ用端末30からの検索結果の選択を受けて、当該選択された検索結果が示す情報を該当するWWWサーバ50から受け取り、リライタ端末30に送り出し、リライタにより特定の操作を受けて選択された検索結果をデータベースに格納する中間サーバ10とからなる。
図1において、複数のリライタ用端末30と中間サーバ10とが同一LAN(Local Area Network)に接続し、このLANはルータをゲートウェイとしてインターネットに接続し、複数のサーチエンジンサーバ40と複数のWWWサーバ50がインターネットに接続しているネットワーク構成を示している。ここで、このネットワーク構成は一例であり、当業者であれば適宜システム構築環境に応じて設計変更を行うことができる。例えば、中間サーバ10と複数のリライタ用端末30が同じLANに接続しているが、中間サーバ10とリライタ用端末10とはインターネット又はWAN(Wide Area Network)を介して通信する構成であってもよく、リライタ用端末10も全て同じLANに接続している必要もない。
また、ネットワーク機器として、ルータのみを示したが、リピーター、ハブ、ブリッジ、レイヤースリースイッチ等のネットワーク機器を適宜介在してネットワークは構成されている。詳細な説明を示さなかったのは、当該部分が本発明の本質的な部分でなく、所謂当業者であれば適宜設計が可能であるためである。
(2)中間サーバの詳細ブロック構成
図2は本実施形態に係る中間サーバの詳細ブロック構成図である。
中間サーバ10は、リライタ用端末30から送り出されるID及びパスワードを対象として本人認証するログイン手段11と、リライタ用端末30から送り出される検索キー(検索キーワード、検索ワード、キーワードとも呼称される)を使ってサーチエンジンサーバ40に検索要求する検索ワード取得手段12と、サーチエンジンサーバ40からの検索結果を受け取り、検索結果を一時的に記憶し、検索結果蓄積TBLを検索キーをキーとして参照し、当該検索キーについて蓄積された検索結果があるか否かを判断し(第1の判断)、検索結果があると判断した場合に作業TBLを現在使用しているリライタのリライタID及び作業IDをキーとして参照し、検索結果は現在作業期間内にあるか否かを判断し(第2の判断)、第1の判断の結果及び第2の判断の結果に基づきリライタ用端末30で表示できるように検索結果を用いてページ生成し、生成したページをリライタ用端末30に送り出す検索結果取得・表示手段13と、リライタ用端末30から送り出される検索結果の登録の指令を受けて作業ID、リライタID、検索キー及び選択された検索結果であるURLを検索結果蓄積TBLに登録する検索結果蓄積手段14とからなる。
リライタIDは、リライタを識別するための情報であり、且つ、本実施形態では認証でも用いる情報である。
WWWサーバ50は、一般的には、情報とその情報のアドレスを格納しており、他のコンピュータからのアドレスを伴う情報取得要求に応じて該当アドレスの情報を要求してきた他のコンピュータに送信する。サーチエンジンサーバ40は、一般的には、WWWサーバ50の情報(より正確にはWWWサーバ50が格納している情報の複製物又はその情報の一部の複製物)及びその情報のアドレスを自動的に収集し、記憶手段に格納し、他のコンピュータからの検索キーを伴う検索要求に応じて該当検索キーに合致する記憶手段内の情報を検索し、該当する情報がある場合には該当情報及びその情報のアドレスを要求してきた他のコンピュータに送信する。サーチエンジンサーバ40及びWWWサーバ50は、本発明の本質的部分でなく、かつ、様々な周知技術が存在し当業者は適宜実現が可能であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
リライタ用端末30は、後記するように一般的なコンピュータの構成であり、Webブラウザがインストールされ、Webページを閲覧表示する機能を有している。ここで、本実施形態の構成では、情報収集システムの発明の本質的部分は中間サーバ10となっているが、ログイン手段11、検索ワード取得手段12、検索結果取得・表示手段13、検索結果蓄積手段14をリライタ用端末30上で実装することもできる(全ての手段でなく一部の手段のみの実装も可能)。
(3)ハードウェア構成
図3は本実施形態に係る情報収集システムで使用されるコンピュータのハードウェア構成図である。
情報収集システムで用いられるコンピュータ100は、CPU(Central Processing Unit)111、RAM(Random Access Memory)112、ROM(Read Only Memory)113、フラッシュメモリ(Flash memory)114、外部記憶装置であるHD(Hard disk)115、LAN(Local Area Network)カード116、マウス117、キーボード118、ビデオカード119、このビデオカード119と電気的に接続する表示装置であるディスプレイ119a、サウンドカード120、このサウンドカード120と電気的に接続する音出力装置であるスピーカ120a及びフフレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の記憶媒体を読み書きするドライブ121からなる。中間サーバ10、リライタ用端末30、サーチエンジンサーバ40及びWWWサーバ50はコンピュータ100のハードウェア構成をとる。なお、若干のハードウェアの構成要素の変更をすることができるのは当然であり、特に、中間サーバ10、サーチエンジンサーバ40及びWWWサーバ50には多数のコンピュータからの同時アクセスを可能とするために高いスペックの部品からなるハイパフォーマンスのコンピュータを用いるのが一般的である。中間サーバ10、サーチエンジンサーバ40及びWWWサーバ50は複数のコンピュータで構築することもできる。
(4)使用するデータの構造
図4は本実施形態に係る中間サーバで用いるデータベースのテーブル構成である。
リライタTBLは、リライタID及び氏名の属性を有する。ログイン手段11はリライタTBLを参照して本人認証を行うため、パスワードを属性に加えてもよい。本実施形態では、コンピュータセキュリティを強固にするためにパスワードはリライタTBLの各行(タプル、組)と関連付けて別ファイルに記録している。この他、中間サーバ10内にログイン手段11を構築せずに、ログイン手段11の機能を有する専用に構築された認証サーバをシステムの構成に加え、中間サーバ10が認証サーバに本人認証の処理を要求する構成であってもよい。
作業TBLは、作業ID、作業期間及びリライタIDの属性を有する。作業IDはテープ起こしの作業毎に付与される識別情報である。作業期間は該当作業の予定作業期間である。リライタIDはリライタ毎に付与される識別情報である。認証に用いるIDと同じであるが、リライタIDと認証に用いるIDを別々にすることもできる。
検索結果蓄積TBLは、作業ID、リライタID、検索キーワード及び検索結果URLの属性を有する。検索結果URLはサーチエンジンサーバ40から中間サーバ10が受け取った検索結果に包含される情報であり、特に、検索結果蓄積TBLに蓄積される検索結果URLはリライタによって該当URLが閲覧され、さらに、リライタが登録ボタンを押下して登録を希望して登録されたURLである。
ここで、本実施形態ではデータベースを用いたが、ファイルシステムを利用してデータを保存する構成を採ることもできる。
(5)動作
図5は本実施形態に係る情報収集システムの動作概要説明図である。
リライタ用端末30からの要請で中間サーバ10で認証がなされて認証が成功した後に、中間サーバ10が検索用のWebページを送信し、リライタ用端末30が受信して図5(a)に示すようにブラウザのウィンドウに表示する。リライタはリライタ用端末30に検索キーを入力して、検索のコマンドボタンをマウスポインタ(マウスが指し示している位置を表すシンボル)で押下する。検索キーはリライタ用端末30から、中間サーバ10を経由してサーチエンジンサーバ40が受け取り、その検索キーを用いてサーチエンジンサーバ40が検索処理を行い、検索結果のWebページが中間サーバ10に送信される。中間サーバ10でも受信した検索結果のWebページを用いてWebページを生成して送信し、リライタ用端末30が受信してブラウザのウィンドウの右フレームに図5(b)に示すように表示される。このとき、ブラウザのウィンドウの左フレームにはブランクのWebページ(文字、図が表示されていないページ)が表示される。ブラウザのウィンドウの右フレームには検索結果として検索キーに関連したWebページのリンク(あるWebページからほかのWebページへジャンプさせるための関連付け)が複数整形されて表示されており、リライタはリライタ用端末30のマウスを用いてマウスポインタで所望のリンクを選択する。リライタ用端末30からのWebページ取得要求は中間サーバ10を介して選択したリンクに係るURLで示されるWWWサーバ50になされる。これは中間サーバ10により生成されたWebページのリンクがWWWサーバのリンクを包含した中間サーバのURLに置換されているためである。WWWサーバ50はURLで示されるWebページ(図5(c)参照)を中間サーバ10に送信し、中間サーバ10は受信したWebページを送信すると共に、検索結果登録のコマンドボタンが配置されたWebページを送信する。リライタ用端末30では、ブラウザのウィンドの左フレームに検索結果登録のコマンドボタンが配置されたWebページが表示され、右フレームに選択したリンクに係るURLのWebページが表示される(図5(d)参照)。ウィンドウの左フレームに表示されるコマンドボタンをリライタが押下することで、現在右フレームに表示されているWebページのURL、検索キー、リライタID及び作業IDが登録される。
以降、情報収集システムの動作を複数の処理に分けて詳細に説明する。主にログイン手段11が動作を担うログイン処理、主に検索ワード取得手段12が動作を担う検索処理、主に検索結果取得・表示手段13が動作を担う検索取得処理、及び、主に検索結果蓄積手段14が動作を担う検索結果蓄積処理である。
(5.1)ログイン処理
図6は本実施形態に係るシステムのログイン処理のフローチャートである。
リライタはブラウザのウィンドウに中間サーバのURLを入力してアクセスを指示すると、リライタ用端末30が中間サーバ10にアクセスし、中間サーバ10はID/PASSWORD入力画面のWebページをアクセスしてきたリライタ用端末30に送信する(ステップ101)。
リライタ用端末30はID/PASSWORD入力画面のWebページを受信し、ブラウザのウィンドウに図7(a)に示すように表示する(ステップ111)。
リライタはリライタ用端末30のキーボードを用いてID及びPASSWORDを入力し、ログインのコマンドボタンをマウスを用いてマウスポインタで押下する。リライタ用端末30はID及びPASSWORDを中間サーバ10に送信する(ステップ121)。
中間サーバ10はID及びPASSWORDをリライタ用端末30から取得する(ステップ131)。
中間サーバ10は取得したID及びPASSWORDをキーとしてリライタTBLを参照し、リライタTBLに格納されているデータと照合する(ステップ141)。照合の結果、一致したか否かを判断し(ステップ142)、一致すると判断した場合にはログインOKと判断し、次の検索処理に進む(ステップ151)。ステップ142で一致しないと判断した場合にはログイン失敗と判断し(ステップ152)、終了する。ステップ152の後に、ステップ111に戻る構成であってもよい。
(5.2)検索処理
図8は本実施形態に係るシステムの検索処理のフローチャートである。
中間サーバ10はキーワード入力画面のWebページを認証を経たリライタ用端末30に送信する(ステップ201)。
リライタ用端末30は受信したキーワード入力画面のWebページをブラウザのウィンドウに図7(b)に示すように表示する(ステップ211)。
リライタは、表示されているWebページに配置されているテキストボックスにリライタ用端末30のキーボードを用いて検索キーを入力し、検索のコマンドボタンをマウスを用いてマウスポインタで押下する。
リライタ用端末30は入力された検索キーを中間サーバ10に送信する(ステップ221)。
中間サーバ10はリライタ用端末30からの検索キーを取得する(ステップ231)。
中間サーバ10は検索キーを伴う検索要求を、予め設定されているサーチエンジンサーバ40に送信する(ステップ241)。
サーチエンジンサーバ40は検索キーを用いて検索処理を実行する(ステップ250)。サーチエンジンサーバ40の詳細処理は、本発明の本質的部分でなく、かつ、様々な周知技術が存在し当業者は適宜実現が可能であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
(5.3)検索取得処理
図9は本実施形態に係るシステムの検索取得表示処理のフローチャートである。
中間サーバ10はサーチエンジンサーバ40の検索結果のWebページを取得し、一時的に記憶手段に記録する(ステップ301)。ここで、記録する記憶手段は、データベースであってもよいが、メインメモリの割り当てられた領域であってもよい。
中間サーバ10は検索処理でリライタより入力された検索キーをキーとして検索結果蓄積TBLを照会する(ステップ311)。中間サーバ10はこの検索キーについて蓄積された検索結果があるか否かを判断する(ステップ312)。
前記ステップ312において検索結果があると判断した場合には、中間サーバ10はその検索結果の作業ID及びリライタIDをキーとして作業TBLを照会する(ステップ321)。中間サーバ10はその検索結果は現在作業期間内にある作業の共同作業者が登録したものか否かを判断する(ステップ322)。この判断はより詳細には、検索結果の作業ID及びリライタIDと同一の組み合わせの行が作業TBLがある場合に、その該当する行の作業期間に現在の日付が含まれるか否かを判断することで決定することができる。
ステップ322において検索結果は現在作業期間内にある作業の共同作業者が登録したものであると判断した場合には、中間サーバ10は検索結果画面1のWebページを生成してリライタ用端末30に送信する(ステップ331)。リライタ用端末30は検索結果画面1のWebページを受信してブラウザのウィンドウに図10(a)に示すように表示する(ステップ332)。この検索結果画面1は、図10(a)に示すように、ブラウザの左のフレームに検索キーを入力するテキストボックス及び検索のコマンドボタンが配置されたWebページと、ブラウザの右上のフレームには検索結果蓄積TBLを照会して取得した該当検索結果の検索結果URLを用いたWebページと、ブラウザの右下のフレームにサーチエンジンサーバ40から取得したWebページとからなる。
前記ステップ312において検索結果がないと判断した場合、並びに、前記ステップ322で検索結果は現在作業期間内にある作業の共同作業者が登録したものではないと判断した場合、中間サーバ10は検索結果画面2のWebページを生成してリライタ用端末30に送信する(ステップ341)。リライタ用端末30は検索結果画面2のWebページを受信してブラウザのウィンドウに図10(b)に示すように表示する(ステップ342)。この検索結果画面2は、前記検索結果画面1と比べ、図10を参照すると分かるように、検索結果画面1の右上のフレームがなくなった形態を呈している。
(5.4)情報結果蓄積処理
図10(a)又は図10(b)のWebページがリライタ用端末30のブラウザのウィンドウに表示されている状態において、検索結果のリンクをマウスを用いてマウスポイントで選択することで、図11(a)から図11(b)へウィンドウの表示が変化する。すなわち、検索結果の選択により、表示されるWebページが変更される。ブラウザのウィンドウの左フレームは、中間サーバ10から送信される検索結果登録のコマンドボタンが配置されたWebページが表示される。他方、ブラウザの右フレームは、選択した検索結果のリンク先のWebページが中間サーバ10を介して表示される。
検索結果画面1のWebページがブラウザのウィンドウに表示された場合に、右下フレームのWebページのリンク先を選択したときでも、右上フレームのWebページのリンク先を選択したときでも、図11(b)のように左フレームに検索結果登録のコマンドボタンを配置させたWebページを表示させてもよいが、右上フレームのWebページのリンク先を選択した場合には図12(a)に示すように左フレームに検索結果登録のコマンドボタンを配置しないWebページを表示し(図12(a)で表示されているコマンドボタンは点線及び白抜き文字で表示しており、コマンドボタンが配置されていないことを示す。)、右下フレームのWebページのリンク先を選択した場合には図12(b)に示すように左フレームに検索結果登録のコマンドボタンを配置したWebページを表示する構成を採ることが望ましい。このような構成とすることで、検索結果蓄積TBLに蓄積されていた検索結果URLを用いて生成された右上フレームのWebページのリンク先を選択した場合に、検索結果登録のコマンドボタンがブラウザのウィンドウに表示されることなく、リライタが誤って検索結果の登録を指示することがない。誤って検索結果の登録を行うことを防止するために、このように検索結果登録のコマンドボタンを配置させないWebページを表示させる以外に、検索結果蓄積TBLの検索結果URLと一致しないか否かを登録時に照会及び判断し、既に登録している場合には登録しない構成を採ることができる。また、コマンドボタンを配置しない構成にあっては、コマンドボタンの代わりに押下することができないシンボルを表示させたり、コマンドボタンを配置させた場合でも押下しても有効にならないようにすることもでき、リライタに既に登録済みであることを明示的に報知することができる。
図13は本実施形態に係るシステムの検索結果蓄積処理のフローチャートである。
リライタが図11(b)又は図12(b)に示すブラウザのウィンドウの左フレームに配置されたコマンドボタンをマウスポインタで押下すると、登録指示が中間サーバ10に送信され、中間サーバ10はその指示を受けて現在右フレームに表示されているWebページのURL、リライタID,作業ID及び検索キーワードを取得し(ステップ401)、このURL、リライタID,作業ID及び検索キーワードを作業結果蓄積TBLに情報登録する(ステップ411)。ここで、WebページのURL、リライタID,作業ID及び検索キーワードの取得方法であるが、認証を経ているのでリライタIDは特定され、このリライタIDをキーとして作業TBLを閲覧することで作業IDも特定され、検索キーワードは中間サーバ10を介してサーチエンジンサーバ40に検索要求する場合に一時的にリライタIDと関連付けて記憶しておくことで取得でき、WebページのURLも中間サーバ10を介してWWWサーバ50からWebページを取得する場合に一時的にリライタIDと関連付けて記憶しておくことで取得することができる。
(6)中間サーバによるWebページの生成の詳細説明
(6.1)サーチエンジンからの検索結果のWebページを用いたWebページの生成
図14は本実施形態に係るサーチエンジンからのWebページを利用した中間サーバによるWebページの生成の概要説明図である。
リライタ用端末30のブラウザにリライタが入力した検索キーを伴う検索要請がなされ(S1)、中間サーバ10はサーバサイドアプリケーションとしてサーチエンジンサーバ40への問い合わせ処理を実施する(S2)。中間サーバ10はhttpクライアントコンポーネントでサーチエンジンサーバ40にhttpリクエストを送る(S3)。サーチエンジンサーバ40は受け取った検索キーで検索処理を行ってWebページを生成した後に、中間サーバ10にそのWebページをhttpレスポンスで送る(S4)。中間サーバ10はhttpクライアントコンポーネントでサーチエンジンサーバ40からhttpレスポンスを受け、サーバサイドアプリケーションの検索サーバへの問合せ処理に渡す(S5)。検索サーバへの問合せ処理は、サーバサイドアプリケーションの独自HTML生成処理に渡し(S6)、この独自HTML生成処理がサーチエンジンサーバ40からのWebページ上のリンクをリライタ用端末30が中間サーバ10を介してWWWサーバ50にアクセスするように変更する(S7)。中間サーバ10はリンクを変更したWebページをリライタ用端末30に送信する(S8)。
(6.2)WWWサーバからのWebページを用いたWebページの生成
図15は本実施形態に係るWWWサーバからのWebページを利用した中間サーバによるWebページの生成の概要説明図である。
リライタ用端末30のブラウザに表示される検索結果のリンク先が表示されたWebページ上でマウスポインタでリンクを選ぶことで、(6.1)で説示したように、リンク先が変更されておりWWWサーバ50ではなく中間サーバ10にアクセスする(S1)。中間サーバ10はサーバサイドアプリケーションとして(一般)WWWサーバ50へURLで示されるWebページの取得処理を実施する(S2)。中間サーバ10はhttpクライアントコンポーネントでWWWサーバ50にhttpリクエストを送る(S3)。WWWサーバ50は受け取ったhttpリクエストに基づきWebページを読み出した後に、中間サーバ10にそのWebページをhttpレスポンスで送る(S4)。中間サーバ10はhttpクライアントコンポーネントでWWWサーバ50からhttpレスポンスを受け、サーバサイドアプリケーションの独自HTML生成処理に渡す(S5)。この独自HTML生成処理がWWWサーバ50からのWebページ上のリンクをリライタ用端末30が中間サーバ10を介してWWWサーバ50にアクセスするように変更する(S6)。中間サーバ10はhttpクライアントコンポーネントで要求したURL(つまり、現在のWebページをWWWサーバ50から取得する場合に必要なURL)をバッファ領域に保持する(S7)。この保持されたURLはURLの登録処理時にバッファからURLが読み出され、読み出されたURLを用いて登録の処理がなされる。中間サーバ10はS6で生成したWebページをリライタ用端末3に送信する(S8)。
(7)本実施形態の効果
このように本実施形態に係る情報収集システムによれば、リライタはリライタ用端末30を用いて中間サーバ30にアクセスし、認証を経て検索キーを入力して情報検索の指示を出すべくコマンドボタンを押下することで、中間サーバ30はサーチエンジンサーバ40に検索キーを渡して検索処理を要請し、その処理の結果である検索結果を単にリライタ用端末30に送信するだけでなく、現在検索を指示しているリライタと同一の作業を行っているリライタが過去に登録した検索結果URLと関連付いている検索キーと現在の検索指示に係る検索キーとの一致を判断し、一致した場合にはサーチエンジンサーバ40から取得した検索結果だけでなく、登録していた検索結果URLを別々のWebページとして送信するので、リライタは自己の検索キーによる検索結果だけでなく同じ作業を行っているリライタの検索結果も表示され、より効率的な検索作業を行うことができ、テープ起こしを迅速に完了させることができる。
また、検索結果の登録は、リライタ端末30のブラウザのウィンドウに表示された検索結果のURLのリンクをリライタがマウスポインタで選択し、かかるリンク先のWebページを中間サーバ10を介してリンク先のWebページを格納しているWWWサーバ50から取得し、ブラウザのウィンドウにそのWebページが表示されると共に、検索結果登録のコマンドボタンが表示され、リライタがこのコマンドボタンを押下することで登録指示が中間サーバ10になされ、現在表示させているWebページのURLが登録されるので、中間サーバ10が介在したWebページのURLが全て登録される弊害を回避し、リライタが登録の必要があると考えたWebページのURLのみが登録されるので、高い有用性を有する検索結果のURLが登録され、効率的な検索作業を促進する。特に、本実施形態では、登録された検索結果のURLのリンクからなるWebページ上でリンクをマウスポインタで選択した場合に、検索結果登録のコマンドボタンがブラウザのウィンドウ上に表示されないため、重複した検索結果のURLの登録を回避することができる。
(8)本実施形態の補記
(8.1)テープ起こし以外への適用可能性
本実施形態では、テープ起こしを業とするリライタを対象として実施形態を説示したが、このテープ起こしの作業に限らず、同時平行して検索を行いながら作業を行う状況下において本発明のシステムを適用することで本発明の効果を享受することができる。
例示として、外国語文献、外国語論文等の外国語のドキュメントを翻訳する場合にも、共同して複数の翻訳者が当たる場合もあり、この場合にも適用することができる。この他、ソフトウェア設計環境、製造物設計環境等でも使用することができる。共同して作業を行い、同じような内容についてメンバが同様に調べるような環境には本発明を適用して効果を享受することができる。
(8.2)インターネットを介しないネットワーク構成での適用可能性
本実施形態では、インターネットを介してサーチエンジンサーバ40及びWWWサーバ50とリライタ用端末30及び中間サーバ10とが通信可能な構成であったが、インターネットを介さず、中間サーバ10、リライタ用端末30、サーチエンジンサーバ40及びWWWサーバ50が一つの閉じたLANに接続した構成であっても、本発明を適用することができる。
(その他の実施形態)
(検索キーの類似)
前記第1の実施形態においては、現在対象となっている検索キーとデータベースに格納されている検索結果の検索キーとの比較は一致として説示したが、完全一致の他、部分一致も含ませることもできる。
また、現在対象となっている検索キーと、データベースに格納されている検索結果の検索キーとが意味、外観及び称呼が同一又は類似する場合も一致とみなして処理することもできる。外観が類似するか否か、称呼が類似するか否か、概念が類似するか否かの技術ついては、様々な周知技術が存在し、当業者が適宜実施可能であるため説明は省略する。概念の類似に関して使用可能な技術の一例を挙げるとすれば、シソーラスのデータベースを用いることができ、これにより概念が類似か否かの処理を実現することができる。
このように完全一致以外も一致としてみなして処理させる実装を行った場合に、どの場合を検索キーと一致であるとみなすかを設定することができる構成であることが望ましい。システム運用者が情報収集システム全体として設定する構成であってもよいが、リライタがリライタ用端末30を用いて各人設定できる構成であることが望ましい。一例を挙げれば、リライタがリライタ用端末30を用いて検索するときに、ブラウザのウィンドウに表示されている検索用のWebページ上で設定して検索を指示する構成であることが望ましい。
(中間サーバとWWWサーバの連携)
前記第1の実施形態においては、中間サーバ10がWebページ生成機能を有する構成としたが、Webページ生成は他のコンピュータに中間サーバ10が必要なデータをそのコンピュータに送信し、リライタ用端末30に送信する構成にすることもできる。
中間サーバ10がWebページ生成機能を有する構成のより具体的な実装形式としては、WWWサーバに対して中間サーバ10の機能をアドインとして機能追加する形式が一例となる。また、プロキシーサーバ(proxy server)に対して中間サーバ10の機能を追加する形式も一例となる。プロキシーサーバで実現する場合にも、Webページのリンクの書き換えを行ってもよいが、リライタ用端末30のブラウザがプロキシーサーバを経由して情報取得する構成となるために、リンクの書き換えなしでも実現することができる。
(検索エンジンの指定)
前記第1の実施形態においては、中間サーバ10に予め設定されているサーチエンジンサーバ40に対して検索要求を行っていたが、キーワード入力画面のWebページに複数のサーチエンジンサーバ40を選択することができるリストボックスを配置し、リライタが選択したサーチエンジンサーバ40に検索要求を行う構成にすることもできる。ここで、リストボックスは一例であり、サーチエンジンサーバ40を指定するテキストボックスが配置され、このテキストボックスにサーチエンジンサーバ40のURL又はIPアドレス等のサーチエンジンサーバ40を特定することができる情報を入力することで、指定されたサーチエンジンサーバ40に検索要求を行う構成にすることもできる。ただし、ここで、指定したサーチエンジンサーバ40の特定情報が誤っている場合、又は、サーチエンジンサーバ40からのレスポンスがない場合には、自動的に他のサーチエンジンサーバ40を代替して対応することが望ましい。
(検索結果蓄積TBLの検索結果URLとサーチエンジンサーバから取得したURLの一致判断)
前記第1の実施形態においては、現在対象の検索キーと蓄積されている検索キーが一致した場合には、蓄積されている検索キーと関連付いている検索結果URLが読み出され、サーチエンジンサーバからの検索結果と伴にリライタ用端末30に送信されてそれぞれの検索結果が区別して表示されるが、蓄積されている検索結果とサーチエンジンの検索結果に共通のURLがある場合にはサーチエンジンの検索結果から共通のURLを除外してリライタ用端末30に送信する構成にすることもでき、リライタが重複したリンク先を閲覧することを防止することができる。
(同じリライタが複数作業を同期間で行っている場合)
リライタは複数の作業を同時並行して行うこともあり、この場合にも前記第1の実施形態においては、現在の検索キーと蓄積されている検索キーとの一致を判断し、さらに、一致した蓄積された検索キーに関連付いたリライタと同じ作業を行っている場合に、蓄積された検索結果のURLが表示されることになるが、現在リライタが行っている作業を特定し、この作業を共同で行っているリライタが登録した検索キーとの一致を判断する構成にすることもでき、中間サーバ10が蓄積された多数の検索キーと現在対象の検索キーの一致を比較する回数が大幅に低減されると共に、現在の作業と関連付けられて蓄積されている検索キーのURLとそれ以外の作業と関連付けられて蓄積されている検索キーのURLがあった場合に、前者のURLの方がより作業に適した情報を有する傾向があり、リライタのさらなる作業効率の向上につながる。
現在リライタが行っている作業の特定は、認証時にリライタが複数の作業を有しているか否かを判断し、有していると判断された場合には作業の選択を行うためのWebページをリライタ用端末30に送信し、リライタが選択することで可能となる。この他、作業管理を行うシステムが構築されている場合には、そのシステムから対象となっているリライタが現在どの作業を行っているかを示す情報を中間サーバ10が取得する仕組みを構築することでも可能となる。
(同じ作業IDの登録している検索キーの表示)
前記第1の実施形態においては、検索キーをリライタがブラウザに入力することで、入力された検索キーと蓄積されている検索キーとの一致を判断し、一致した蓄積された検索キーと関連付いた検索結果のURLを表示しているが、検索結果蓄積TBLを用いてリライタの現在の作業と同一の作業を行っているリライタによる蓄積された検索キーを参照することができる構成にすることもでき、リライタがテープ起こしする音声データの音を誤って聴くことや、誤った用語が用いられて録音されていることがあり、この場合にリライタが検索キーを用いて検索しても検索結果が得られないか、不必要な情報を取得することになるが、他のリライタが蓄積した検索キーを閲覧することでそれらの状況を回避して誤ったテープ起こしを行うことを防止したり、テープ起こしの作業を迅速に完了することができる。さらに、検索キーを表示する場合にはリライタを特定することができる情報、例えば、氏名を表示することが望ましく、新人のリライタが入力した検索キーよりも有能なリライタが入力した検索キーを参考にする方がより迅速に作業を進めることができる。特に、登録された検索キーが膨大にある場合には有効である。このようにリライタを特定することができる情報は検索キーと共に表示することができる他、検索結果をリライタがブラウザのウィンドウで閲覧する場合に検索結果のURLとこのURLと関連付いたリライタ(つまり、検索結果のURLを登録したリライタ)のリライタを特定することができる情報を表示することもできる。
(閲覧時間又は閲覧回数の計測による自動登録)
前記第1の実施形態においては、登録のコマンドボタンをマウスポインタで押下することで現在閲覧しているWebページのURLが検索キーと伴に登録される構成であるが、閲覧から所定時間を経過した場合、又は、同じサイトの閲覧回数が所定回数を経過した場合に、自動的に該当WebページのURLが登録される構成にすることもできる。
閲覧から所定時間を経過したか否かは、リライタ用端末30のブラウザに閲覧時間を計測するプラグインを追加し、そのページが表示されたことを閲覧開始として、他のページに移動した、ブラウザが終了された等の閲覧終了後までの閲覧時間をプラグインが中間サーバ10に送信する構成、又は、中間サーバ10がWWWサーバ50からのWebページをリライタ用端末10に送信してから、次の、Webページをリライタ用端末10に送信するまでを閲覧時間とする構成を採ることで可能となる。
同じサイトの閲覧回数とは、同じWWWサーバ50が格納するWebページ(同じサイトのWebページ)の閲覧回数、または、同じフォルダ名までのパス名内のWebページの閲覧回数である。閲覧回数の場合には最大閲覧回数個のWebページのURLが登録対象となり、一つの検索キーに対して複数のURLを関連付けて登録を行う。この場合に、リライタ用端末30のブラウザのウィンドウに表示する場合には、最大閲覧回数個のWebページのURLを画定して(枠線で区切って)他のURLと区別して表示することが望ましい。そうすることで、リライタが最大閲覧回数個のWebページが一つのサイトに属することを認識することができ、複数の異なるサイトを閲覧して情報を収集するのではなく同じサイトを閲覧して情報を収集するために効率良く情報収集することができる。
「http://jp.fujitsu.com/group/shikoku/services/solitions/index.html」は、次の構成からなる。
「http」:スキーム名
「jp.fujitsu.com」:サーバ名、
「/group/shikoku/services/solitions/index.html」:パス名
同じWWWサーバ50が格納するWebページは、例えば、「jp.fujitsu.com」で特定されるサーバが格納するWebページである(ここで、同じWWWサーバ50としているが、実体は複数のWWWサーバ50から構成されていることもあり、サーバ名が同一であれば同じWWWサーバとする)。フォルダ名までのパス名内のWebページは、例えば、「/group/shikoku/services/solitions/」以下のWebページ、「/group/shikoku/」以下のWebページである。
リライタ用端末30のブラウザによる閲覧時には中間サーバ10を経由するために中間サーバ10がURLを保持しており、中間サーバ10でのカウントが可能である。
このように構成されることにより、所定条件を満たせば中間サーバ10により自動的に登録がなされ、リライタがブラウザ上のコマンドボタンをマウスポインタで押下することなく、自動的に登録されるためにリライタへの負担を軽減することができる。特に、所定時間以上閲覧したWebページや所定回数以上閲覧したWebページが登録される場合には、単にリライタが閲覧したWebページを閲覧する場合と比べ、検索キーに関連して有用な情報が存在するWebページである可能性が高く、情報収集の迅速化につながる。
ただし、所定時間以上閲覧したWebページや所定回数以上閲覧したWebページに該当する場合でも、リライタがリライタ用端末30のブラウザで登録を取り止めるための入力を受け付ける構成にすることもでき、所定時間以上閲覧したWebページや所定回数以上閲覧したWebページであれば有用なWebページである可能性が高いが、必ずしも有用な情報が存在するWebページではなく、有用な情報が存在しないWebページである場合にリライタが手動操作で登録処理を取り消す操作が可能となって、不要なWebページのURLの登録が阻止され、他のリライタの情報収集を阻害することがない。
(検索結果のリンクを選択した後の処理について)
前記第1の実施形態では、リライタがリライタ用端末30のブラウザに検索結果のWebページを表示させて、検索結果のリンクを選択してリンク先が表示されることでこのリンクのURLを登録することが可能となり、リライタの選択によって登録がなされる構成であったが、その後は、つまり、登録のコマンドボタンが押下された後は検索結果のWebページを再表示させることが好ましい。これにより、他のリンク先を選択することができると共に、登録が適切になされたことをリライタに知らせることにもなる。
また、登録がなされた後に、登録が適切になされた旨のWebページが表示され、そのWebページ上に検索結果のWebページのURL又は閲覧していたWWWサーバ50からのWebページのURLがリンクとして表示される構成であってもよい。
さらに、登録がなされた後であっても、表示されているWebページに変化がなく、つまり、登録のコマンドボタンが配置されたWebページが表示されるフレームとWWWサーバ50からのWebページが表示されるフレームのままだったとしても、ブラウザには一時的に閲覧したWebページの履歴が格納され、その履歴のリストから検索結果のWebページに戻ることもできるし、ブラウザのツールバーに表示されている履歴を辿ることを指示するボタンの押下で検索結果のWebページに戻ることもできる。
(優先登録について)
前記第1の実施形態では、蓄積されている検索結果の中から要求した使用者と同じ作業に所属する使用者が登録し、要求した検索キーと一致する検索結果を抽出し、要求した使用者の使用者コンピュータ30に中間サーバ10が送信していたが、検索結果の登録時に使用者が指定する優先レベルを付与することもでき、そうして登録された検索結果の中から該当する検索結果を抽出して優先レベルに応じて抽出した検索結果を扱うこともできる。優先した検索結果の扱いとは、優先レベルの高い順に並び替えた後に使用者コンピュータに送信したり、優先レベルも含めて使用者コンピュータに送信した場合に使用者コンピュータで表示する場合に優先レベルに応じて表示を行ったりすることができる。そうすることで、より登録する使用者の意図が反映された登録となって、それを活用して情報収集する使用者がより円滑に調べることができる。ここで、優先レベルを自動的に中間サーバ10が付与することもでき、例えば、最新に登録された検索結果に高い優先レベルを付与し、所定時間経過毎に蓄積されている検索結果の優先レベルを低くする構成を採ることができる。ただし、他の使用者から検索を実行されて抽出された検索結果、実際にアドレスが示す情報を取得した検索結果については優先レベルを保持又は高くする構成にすることが望ましい。
以上の前記各実施形態により本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は実施形態に記載の範囲には限定されず、これら各実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能である。そして、かような変更又は改良を加えた実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれる。このことは、特許請求の範囲及び課題を解決する手段からも明らかなことである。
本発明の第1の実施形態に係る情報収集システムのシステム構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る中間サーバの詳細ブロック構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報収集システムで使用されるコンピュータのハードウェア構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る中間サーバで用いるデータベースのテーブル構成である。 本発明の第1の実施形態に係る情報収集システムの動作概要説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るシステムのログイン処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るリライタ用端末上でのブラウザのウィンドウでの表示の一例(ログイン画面、検索画面)である。 本発明の第1の実施形態に係るシステムの検索処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るシステムの検索取得表示処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るリライタ用端末上でのブラウザのウィンドウでの表示の一例(検索結果画面)である。 本発明の第1の実施形態に係るリライタ用端末上でのブラウザのウィンドウでの表示の一例(検索結果画面、情報閲覧・登録画面)である。 本発明の第1の実施形態に係るリライタ用端末上でのブラウザのウィンドウでの表示の一例(情報閲覧画面、情報閲覧・登録画面)である。 本発明の第1の実施形態に係るシステムの検索結果蓄積処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るサーチエンジンからのWebページを利用した中間サーバによるWebページの生成の概要説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るWWWサーバからのWebページを利用した中間サーバによるWebページの生成の概要説明図である。
符号の説明
10 中間サーバ
11 ログイン手段
12 検索ワード取得手段
13 検索結果取得・表示手段
14 検索結果蓄積手段
30 リライタ用端末
40 サーチエンジンサーバ
50 WWWサーバ
100 コンピュータ
111 CPU
112 RAM
113 ROM
114 フラッシュメモリ
115 HD
116 LANカード
117 マウス
118 キーボード
119 ビデオカード
119a ディスプレイ
120 サウンドカード
120a スピーカ
121 ドライブ

Claims (7)

  1. 共同の作業を行う使用者が使用する使用者コンピュータと、
    アドレスを伴う情報取得要求があった場合に要求したコンピュータにアドレスが示す情報を送信する情報配信サーバと、
    検索キーを伴う検索要求があった場合に当該検索キーに基づき情報配信サーバの情報とその情報の所在を示すアドレスを関連付けたデータベースの検索を実行し、検索ヒットした情報配信サーバの情報の少なくとも一部と対応するアドレスを検索サーバの検索結果として要請したコンピュータに送信する検索サーバと、
    使用者コンピュータからの情報取得要求があった場合に代わりに情報配信サーバへ情報取得要求を行い、使用者コンピュータからの検索要求があった場合に代わりに検索サーバへ検索要求を行う中間サーバとを備える情報収集システムであって、
    前記中間サーバが、
    前記使用者を識別するための使用者識別情報、前記作業を識別するための作業ID、前記検索キー及び前記アドレスを関連付けて記録してある検索結果記憶手段と、
    前記作業ID、前記使用者識別情報及び前記作業の作業期間を示す情報を関連付けて記録してある作業記憶手段と、
    前記使用者コンピュータで入力された使用者識別情報を受信する手段と、
    前記検索結果記憶手段に格納されている検索キーが、前記使用者コンピュータから入力された検索キーと一致するか否かを判断する手段と、
    前記使用者コンピュータで入力された検索キーと前記検索結果記憶手段に格納されている検索キーが一致したと判断した場合に、前記使用者コンピュータで入力された使用者識別情報と、前記検索結果記憶手段に格納されている前記一致した検索キーに関連付いている使用者識別情報とが、前記作業記憶手段にて同一の作業IDに関連付けられて、且つ前記作業IDに関連付けられている前記作業期間を示す情報に現在の日付が含まれているか否かを判断する共同作業者判定手段と、
    前記共同作業者判定手段が、前記使用者コンピュータで入力された使用者識別情報と、前記検索結果記憶手段に格納されている前記一致した検索キーに関連付いている使用者識別情報とが、前記作業記憶手段にて同一の作業IDに関連付けられて、且つ前記作業IDに関連付けられている前記作業期間を示す情報に現在の日付が含まれていると判断した場合に、前記検索キーに関連付けられて格納されている前記アドレスを登録された検索結果
    として前記使用者コンピュータに送信する手段と、
    前記使用者コンピュータから検索結果の登録の指示を受け付ける登録受付手段と、
    前記登録受付手段が検索結果の登録の指示を受け付けた場合に、前記使用者識別情報、作業ID、検索キー及びアドレスを関連付けて前記検索結果記憶手段に記録する手段とを含む情報収集システム。
  2. 前記登録受付手段で、登録の指示を受け付けるのは検索結果のうち検索サーバの検索結果である
    前記請求項1に記載の情報収集システム。
  3. 前記中間サーバが、
    特定した使用者が所属する作業が複数あった場合に、使用者からの使用者コンピュータでの選択による複数作業からの作業の特定を受信する特定作業受信手段をさらに含み、
    前記共同作業者判定手段が、前記特定作業受信手段で受信された前記特定された作業について判断処理を行う
    前記請求項1又は2に記載の情報収集システム。
  4. 前記中間サーバが、
    検索サーバの検索結果と登録された検索結果を使用者コンピュータに送信する場合に、検索サーバの検索結果と登録された検索結果が一致する検索結果を含むか否かを判断する手段と、
    一致する検索結果を含むと判断した場合には、検索サーバの検索結果から一致する検索結果を削除する手段とをさらに含む
    前記請求項1ないしのいずれかに記載の情報収集システム。
  5. 共同の作業を行う使用者が使用者コンピュータを用いて入力した検索キーを受信し、情報とその情報のアドレスを関連付けたデータベース内を検索キーに基づき検索する検索サーバに対し、受信した検索キーで検索を要請し、要請した検索サーバから検索サーバの検索結果を受信し、使用者コンピュータに受信した検索サーバの検索結果を送信し、
    アドレスを伴う情報取得要求があった場合に要求したコンピュータにアドレスが示す情報を送り返す情報配信サーバに対し、検索サーバの検索結果に対する使用者の使用者コンピュータを用いた選択に応じて選択された検索結果の情報のアドレスが示す情報を要請し、要請した情報配信サーバからアドレスが示す情報を受信し、使用者コンピュータに受信したアドレスが示す情報を送信する中間サーバであって、
    前記使用者コンピュータで入力された使用者識別情報を受信する手段と、
    前記使用者コンピュータを用いた検索結果の登録の指示を受け付ける手段と、
    検索結果の登録の指示を受け、前記使用者を識別するための使用者識別情報、前記作業を識別するための作業ID、前記検索キー及び前記アドレスを関連付けて検索結果記憶手段に格納する手段と、
    前記使用者コンピュータを用いて入力された検索キーが前記検索結果記憶手段に格納されている検索キーと一致するか否かを判断する手段と、
    前記入力された検索キーと前記検索結果記憶手段に格納されている検索キーとが一致したと判断した場合に、検索キーを入力した使用者の使用者識別情報と前記検索結果記憶手段に格納されている一致した検索キーに関連付いている使用者識別情報とが、予め作業ID、使用者識別情報及び作業期間を関連付けて格納している作業記憶手段にて、同一の作業IDに関連付けられて、且つ前記作業IDに関連付けられている前記作業期間を示す情報に現在の日付が含まれているか否かを判断する手段と、
    検索キーを入力した使用者の使用者識別情報と前記検索結果記憶手段に格納されている一致した検索キーに関連付いている使用者識別情報とが、同一の作業IDに関連付けられて、且つ前記作業IDに関連付けられている前記作業期間を示す情報に現在の日付が含ま
    れていると判断した場合に、検索キーに関連付けられて格納されているアドレスを使用者コンピュータに送り出す手段とを含む中間サーバ。
  6. 共同の作業を行う使用者の使用者コンピュータと、使用者コンピュータからの要請で検索を支援する中間サーバとを用い、中間サーバが使用者からの使用者コンピュータで入力された検索キーを受信するステップ、中間サーバが入力された検索キーでのキーワード検索を検索サーバに要請するステップ、検索サーバが要請された検索キーに基づき情報とその情報の所在を示すアドレスを関連付けたデータベースの検索を実行し、検索ヒットした情報の少なくとも一部と対応するアドレスを検索サーバの検索結果として中間サーバに送信するステップ、中間サーバが検索サーバの検索結果を使用者コンピュータに送信するステップ、中間サーバが使用者からの使用者コンピュータで選択された検索結果を受信するステップと、中間サーバが選択された検索結果のアドレスが示す情報配信サーバに情報の取得を要請するステップと、当該情報配信サーバがアドレスが示す情報を中間サーバに送信するステップ、並びに、中間サーバが情報配信サーバからのアドレスが示す情報を使用者コンピュータに送信するステップからなる情報検索取得処理とを含む情報収集方法であって、
    前記中間サーバが前記使用者コンピュータで入力された使用者識別情報を受け付けるステップ、
    前記中間サーバが前記使用者識別情報、前記検索キー、作業を識別するための作業ID及び前記アドレスを関連付けて記録してある検索結果記憶手段に格納されている検索キーが、使用者から入力された検索キーと一致するか否かを判断するステップ、
    前記入力された検索キーと前記検索結果記憶手段に格納されている検索キーとが一致したと判断した場合に、中間サーバが検索キーを入力した使用者の使用者識別情報と前記検索結果記憶手段に格納されている一致した検索キーに関連付いている使用者識別情報とが、予め作業ID、使用者識別情報及び作業期間を関連付けて格納している作業記憶手段にて、同一の作業IDに関連付けられて、且つ前記作業IDに関連付けられている前記作業期間を示す情報に現在の日付が含まれているか否かを判断するステップ、
    検索キーを入力した使用者の使用者識別情報と前記検索結果記憶手段に格納されている一致した検索キーに関連付いている使用者識別情報とが、同一の作業IDに関連付けられて、且つ前記作業IDに関連付けられている前記作業期間を示す情報に現在の日付が含まれていると判断した場合に、中間サーバが検索キーに関連付けられて格納されているアドレスを登録された検索結果として使用者コンピュータに送り出すステップからなる照会処理と、
    前記中間サーバが前記使用者コンピュータから検索結果の登録の指示を受け付ける登録受付ステップ
    前記中間サーバが検索結果の登録の指示を受け付けた場合に、使用者識別情報、作業ID、検索キー及びアドレスを関連付けて前記検索結果記憶手段に格納するステップからなる登録処理とを含む情報収集方法。
  7. 前記登録処理の登録受付ステップで、登録の指示を受け付けるのは検索結果のうち情報検索取得処理で得られた検索サーバの検索結果である
    前記請求項に記載の情報収集方法。
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