JP4831188B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は回転ドラム内で衣類の洗濯などを行うドラム式洗濯機に関するものである。
従来、この種のドラム式洗濯機は図7のように構成していた。以下その構成を説明する。
図7に示すように、ドラム1は、外周部に多数の通水孔2を全面に設け、水槽3内に回転自在に配設している。ドラム1の回転中心に回転軸4の一端を固定し、回転軸4の他端にドラムプーリー5を固定している。モータ6は、ベルト7によりドラムプーリー5と連結し、ドラム1を回転駆動する。ドラム1の開口部に蓋8を開閉自在に設けている。水槽3は、洗濯機本体9よりばね体10で吊り下げ、防振ダンパー11により脱水時の振動が洗濯機本体9に伝達されないように防振支持するとともに、脱水時の振動を低減する重り12を設けている。水槽3の下部には排水口117を設けている。給水弁13は、水槽3内に洗濯水を給水するもので、排水ポンプ14は、水槽3内の洗濯水を排水するものである。ヒータ15は、水槽3内の洗濯水を加熱するものである。制御装置16は、モータ6、給水弁13、排水ポンプ14、ヒータ15などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の工程を逐次制御する(例えば、特許文献1参照)。
以上のように構成されたドラム式洗濯機の動作を以下に説明する。
蓋8を開いてドラム1内に洗濯物を投入し、運転を開始すると、洗濯工程では、給水弁13を駆動して水槽3内に洗濯水を給水する。洗濯水の水位が所定水位に達すると給水弁13の駆動を停止し、給水を終了する。その後、ドラム1はモータ6によって低速で回転駆動され、ドラム1内の洗濯物は持ち上げられて水面上に落下される。こうして洗濯工程が進行する。洗濯工程を所定時間行った後、水槽3内の洗濯水を排水口117を経由して排水ポンプ14に貯水し、排水ポンプ14を駆動して排水し、中間脱水を行い、その後のすすぎ工程を行う。そのすすぎ工程においても洗濯工程と同様の動作を行う。脱水工程で
は、ドラム1は高速で回転駆動され、洗濯物は遠心脱水される。
特開平10−201988号公報
本来、洗浄工程において、洗濯を開始した直後に、洗剤ケース(図示せず)に投入された洗剤を給水弁13から給水された水を利用してとか、手動でもしくは他の手段にて水槽3内に投入し、水の中に溶け込ませ、その洗浄水が洗濯物の汚れ部分に接触することにより洗剤がその汚れに付着して、洗浄効果を高めるものである。
しかしながら、上記のような従来の構造では、洗濯開始時に投入した洗剤が水槽3の中で水と混合完了する前に、そのまま洗剤の塊として直接排水口17に落ち込み、排水コックに入り込んでしまったまま洗剤としての機能を果たさず排出されてしまうという問題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、洗濯の給水工程において、先に排水コック側に給水をした後、ドラム1の回転数を上昇させてから洗剤を受け筒内に投入することで、排水口117から洗剤が排水コックに堆積しにくくするとともに、洗剤が排水口117から進入し、排水コックに堆積してしまったとしても、洗剤を再び水槽3内に逆流させやすくし、洗剤の溶解性を高め、洗剤としての機能を向上し、洗浄効果を高めることができるドラム式洗濯機を提供することを目的としている。
水槽内に回転自在に配設され、その回転中心軸が水平もしくは水平から傾斜した回転ドラムと、前記水槽の底部に設けた排水口と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽内に洗剤を含まない洗濯水を給水する第1の給水手段と、前記水槽内に洗剤を含む洗濯水を給水する第2の給水手段と、前記水槽内の洗濯水を排水する排水手段と、前記水槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記水槽の背面に配設された開口から延設して排水口下流に設けられた排水コックの開口部と連通する循環経路と、前記モータ、給水手段および排水手段等を制御して洗濯、すすぎ、脱水等の各工程を実行する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記第1の給水手段からの給水を前記排水コックに溜まる所定水位まで行った後、前記回転ドラムを洗濯の攪拌回転数より高い所定回転数で一定方向に回転させながら前記第2の給水手段から給水し、洗剤を含む洗濯水を前記水槽内に投入するとともに、前記回転ドラムの回転により洗剤を含む洗濯水を前記開口から前記開口部を経て前記水槽内に循環させるようにしている。
これにより、洗濯の給水工程時において、先に排水コック側に給水が溜められ、回転ドラムの回転を上昇させて排水コックの入り口表面にその表面をなめるような水の流れが出来てから洗剤が投入されるため、排水コック側と循環経路側に洗剤が入り込みにくくするとともに、排水コックに堆積したとしても、回転しているドラムの背面の開口から洗浄水が循環経路を通じて排水コックに入り込み、その勢いよく入り込んだ洗浄水により洗剤が巻き上げられる。排水コックから洗浄水により巻き上げられることにより再び水槽内に洗剤が逆流し、回転ドラムの回転により水槽やドラム内の洗浄水を溶解し、洗濯物に接触することにより洗剤としての機能を発揮し、洗浄効果を高めることができるドラム式洗濯機を提供するものである。
本発明のドラム式洗濯機は、洗濯の給水工程時において、先に排水コック側に給水が溜め、回転ドラムの回転を上昇させてから水槽内に投入された洗剤が排水口から進入することで、排水コック側と循環経路側に洗剤が入り込みにくくするとともに、排水コックに堆
積したとしても、洗剤を再び水槽内に逆流させ、回転ドラムの回転により水槽やドラム内の洗浄水の溶解性を高めて、洗剤としての機能を発揮させ、洗浄効果を高めることができる。
第1の発明は、水槽内に回転自在に配設され、その回転中心軸が水平もしくは水平から傾斜した回転ドラムと、前記水槽の底部に設けた排水口と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽内に洗剤を含まない洗濯水を給水する第1の給水手段と、前記水槽内に洗剤を含む洗濯水を給水する第2の給水手段と、前記水槽内の洗濯水を排水する排水手段と、前記水槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記水槽の背面に配設された開口から延設して排水口下流に設けられた排水コックの開口部と連通する循環経路と、前記モータ、給水手段および排水手段等を制御して洗濯、すすぎ、脱水等の各工程を実行する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記第1の給水手段からの給水を前記排水コックに溜まる所定水位まで行った後、前記回転ドラムを洗濯の攪拌回転数より高い所定回転数で一定方向に回転させながら前記第2の給水手段から給水し、洗剤を含む洗濯水を前記水槽内に投入するとともに、前記回転ドラムの回転により洗剤を含む洗濯水を前記開口から前記開口部を経て前記水槽内に循環させることにより、洗濯の給水工程時において、先に排水コック側に給水が溜め、回転ドラムの回転を上昇させてから洗剤を投入することで、排水コック側と循環経路側に洗剤が入り込みにくくするとともに、排水コックに堆積したとしても、洗剤を再び水槽内に逆流させ、回転ドラムの回転により水槽やドラム内の洗浄水の溶解性を高めて、洗剤としての機能を発揮させ、洗浄効果を高めることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、前記回転ドラムを所定回転数で一定方向に回転駆動しながら前記第1の給水手段からの給水を前記所定水位まで行った後、前記回転ドラムの回転数を上昇させ、前記第2の給水手段から給水し、洗剤を含む洗濯水を前記水槽内に投入することにより、最初の給水時に回転ドラム内の洗濯物が片寄って濡れることを防ぎ、次に回転数を上昇する際にバランスよく回転させて 起動を良くすることができ、確率よく回転数を上昇させてから洗剤を水槽内に投入することで、より確実にドラム内の洗浄水の溶解性を高めて、洗剤としての機能を発揮させ、洗浄効果を高めることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の制御手段は、洗剤を含む洗濯水を前記水槽内に投入後、更に前記回転ドラムの回転数を上昇させて駆動することにより、より排水コック側と循環経路側に洗剤が入り込みにくくするとともに、排水コックに堆積したとしても、洗剤を再び水槽内に逆流させる。また、回転ドラムの回転により、水槽や回転ドラム内の洗浄水の溶解性を高めるとともに、水槽内の洗剤液を高速で回転攪拌することで高濃度の泡を発生させ、回転ドラム内の洗濯物にかけることができ、高濃度の洗剤泡が洗濯物に浸透しやすく、洗剤としての機能を発揮させ、洗浄効果を高めることができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の制御手段は、前記第2の給水手段と連通する給水経路から前記排水口に給水が流れる方向と逆の回転方向に前記回転ドラムを回転させながら給水を行うことにより、逆流した水槽内の水で洗剤の給水が直接排水口に流れ入ることを防ぎ、より排水コック側と循環経路側に洗剤が入り込みにくくするとともに、排水コックに堆積したとしても洗剤をより巻き上げることができ、ドラム内の洗浄水の溶解性を高めて、洗剤としての機能を発揮させ、洗浄効果を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態に係るドラム式洗濯機の側断面図、図2は、その水槽の背面図、図3はその排水コックの正面図、図4は本発明の第1の実施の形態のドラム式洗濯機の要部動作フローチャートである。
図1において、回転ドラム17は、有底円筒形に形成され、外周部に多数の通水孔18が全面に設けられて、水槽19内に回転自在に配設されている。回転ドラム17の回転中心に傾斜方向に回転軸(回転中心軸)20が設けられ、回転ドラム17の軸心方向は正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させている。この回転軸20に、水槽19の背面に取り付けたモータ21が連結され、モータ21により回転ドラム17が正転、逆転方向に回転駆動される。回転ドラム17の内壁面には数個の突起板22が設けられている。
水槽19の正面側で本体23の上向き傾斜面に設けた開口部24を蓋体25により開閉自在に覆い、この蓋体25を開くことにより、開口部24、水槽衣類出入口26および回転ドラム衣類出入口27を通して回転ドラム17内に洗濯物を入れ、回転ドラム17内から洗濯物を取り出せるようにしている。蓋体25を上向き傾斜面に設けているため、使用者は洗濯物を出し入れする際に、腰を屈める具合を少なくして行うことができる。
水槽19は、本体23からばね体28とダンパー29により揺動可能に吊り下げられており、水槽19の内底部には、回転軸20の方向に長い凹状の排水溝30を設けている。この排水溝30にはヒータ50を配置している。この排水溝30の底部の背面側寄りには排水口31を設けており、この排水口31に排水コック37を接続し、排水コック37の出口側に排水経路32を接続し、排水経路32の他端を排水弁(排水手段)33に接続して、水槽19内の洗濯水を排水するようにしている。第1の給水弁(給水手段)34aは、給水経路36を通して直接洗濯槽内に洗濯水を給水する。第2の給水弁(給水手段)34bは洗剤ケース35および給水経路38を通して水槽19内に洗濯水を給水する。また、水位検知手段48は、水槽19内の水位を検知するために設けられている。
制御装置39は、マイクロコンピュータで構成した制御手段40を有し、パワースイッチング手段を介してモータ21、排水弁(DV)33、給水弁(FV)34a、34bなどの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の一連の工程を逐次制御する。
制御手段40は、運転コース等を設定するための入力設定手段からの情報を入力して、その情報を基に表示手段で表示して使用者に知らせる。記憶手段は、制御手段40により制御するのに必要なデータを記憶している。
図2において、水槽19の背面には背面開口部45を設けており、この水槽の背面開口部45と図3および図4に示す排水コック37に設けた開口部46を循環経路47接続し、水または空気が循環できる構成にしている。
上記構成において図4のフローチャートに従って、その動作を説明する。
使用者が扉体25を開いて回転ドラム17内に洗濯物を投入し、再び扉体25を閉じるとステップ100で動作を開始し、ステップ101で電源スイッチ45fをオンした後、ステップ102でコース、行程を設定し、ステップ103で変更後の内容を操作パネルに表示する。ステップ104でスタートボタンを押して運転をスタートすると、ステップ105で洗濯機の扉体25がロックされる。
洗濯の給水工程に入り、ステップ106で第1の給水手段34aをオンすると洗濯水が給水され、ステップ107で第1の給水経路36を通り、洗濯槽内に給水される。ステップ108で所定の給水水位S1(例えば0mm;リセット水位)を検知すると、ステップ
109に移行して第1の給水手段34aを停止する。給水水位S1に至っていない場合、ステップ107に戻り給水を継続する。ステップ110でモータ21を駆動し、回転ドラム17を回転させる。ステップ111で回転ドラム17の回転数が所定の回転数R2(例えば85r/min)に至っているかを確認し、至っていればステップ112に移行する。至っていなければステップ110に戻り、回転を継続させ、回転数を上昇させる。ステップ112では、第2の給水手段34bをオンして、洗濯水を給水する。ステップ113で、その洗濯水が給水経路を通り、途中ステップ114で洗剤ケース35を通り、ステップ115で洗剤とともに受け筒槽内に給水される。このようにして洗剤は水槽内に流れ込む。ステップ116で所定水位S2(例えば60mm)を検知すると、ステップ117移行して第2の給水手段34bを停止する。所定水位S2に至っていなければステップ112に戻り給水を継続する。ステップ118で所定の回転時間T1に至っているかを確認し、至っていれば、ステップ119で回転ドラム17の回転を停止して、次の工程に進む。所定の回転時間T1に至っていなければ、ステップ117に戻り回転を継続する。
この動作により、含んだ洗濯水は撹拌され、洗剤は徐々に洗濯水に溶け込んでいくと同時に、その洗濯水は、排水溝30の側壁(図示せず)に衝突する。その衝突により高濃度の洗剤成分を有する洗濯泡が発生し、その洗濯泡が回転ドラム17と水槽19の間に徐々に充満していく。その後、いっぱいになると、洗濯泡は、回転ドラム17と水槽19の前方に回り込み、回転ドラム衣類出入口27から回転ドラム17の内部に入り込み、その中の洗濯物に染み込むこととなる。この時、排水溝30に到達した洗剤はそのほとんどが攪拌により溶解されるのだが、洗剤量が多い場合に溶け残った洗剤が洗濯水に溶解されないまま排水口31から排水コック37に落ち込み、堆積することがある。
しかし、以上のように、回転ドラム17を洗濯の攪拌回転数より高い所定回転数R2で一定方向に回転させながら給水を継続し、その後洗剤を水槽19内に投入することにより、洗濯の給水工程時において、先に排水コック37側に給水を溜め、回転ドラム17の回転を上昇させてから洗剤を投入することで、排水コック37側と循環経路47側に洗剤が入り込みにくくするとともに、排水コック37に堆積したとしても、洗剤を再び水槽19内に逆流させ、回転ドラム17の回転により水槽19や回転ドラム17内の洗浄水の溶解性を高めて、洗剤としての機能を発揮させ、洗浄効果を高めることができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態のドラム式洗濯機の要部動作フローチャートである。本実施の形態2の縦断面図、水槽の背面図は、実施の形態1と同じ構成であり、図1、図2および図3を使用して説明する。
前記制御手段40は、前記回転ドラム17を所定回転数で一定方向に回転駆動しながら給水を所定時間行った後、回転ドラム17の回転数を上昇させて給水を継続し、その後洗剤を水槽19内に投入するように構成している。他の構成は上記実施の形態1と同じである。
上記構成において、図5を参照にして動作を説明する。なお実施の形態1と同じ部分は省略する。
洗濯給水工程において、ステップ106でモータを駆動し回転ドラム17を回転させる。ステップ107で回転ドラムの回転数が所定の回転数R1(例えば45r/min)に至っているかを確認し、至っていればステップ108に移行する。至っていなければステップ106に戻り回転を継続し、回転数を上昇する。ステップ108で第1の給水手段34aをオンすると洗濯水が給水され、ステップ109で第1の給水経路36を通り、洗濯槽内に給水される。ステップ110で所定の給水水位S1(例えば0mm;リセット水位
)を検知すると、ステップ111に移行して第1の給水手段34aを停止する。給水水位S1に至っていない場合、ステップ107に戻り給水を継続する。ステップ112で回転ドラム17の回転数を上げる。ステップ113で回転ドラム17の回転数が所定の回転数R2(例えば85r/min)に至っているかを確認し、至っていればステップ114に移行する。至っていなければステップ113に戻り、回転を継続させ、さらに回転数を上昇させる。ステップ114では、第2の給水手段34bをオンして、洗濯水を給水する。ステップ115で、その洗濯水が給水経路37aを通り、途中ステップ116で洗剤ケース35を通り、ステップ117で洗剤とともに受け筒槽内に給水される。このようにして洗剤は水槽内に流れ込む。ステップ118で所定水位S2(例えば60mm)を検知すると、ステップ119移行して第2の給水手段34bを停止する。所定水位S2に至っていなければステップ114に戻り給水を継続する。ステップ120で所定の回転時間T1に至っているかを確認し、至っていれば、ステップ121で回転ドラム17の回転を停止して、次の工程に進む。
以上のように、回転ドラム17を所定回転数R1で一定方向に回転駆動しながら給水を所定時間行った後、回転ドラム17の回転数を上昇させて給水を継続し、その後洗剤を回転ドラム17内に投入することにより、最初の給水時に回転ドラム17内の洗濯物が片寄って濡れることを防ぎ、次に回転数を上昇する際にバランスよく回転させて 起動を良くすることができ、確立よく回転数を上昇させてから洗剤を水槽19内に投入することができ、より確実に回転ドラム17内の洗浄水の溶解性を高めて、洗剤としての機能を発揮させ、洗浄効果を高めることができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態のドラム式洗濯機の要部動作フローチャートである。本実施の形態3の縦断面図、水槽の背面図は、実施の形態1および実施の形態2と同じ構成であり、図1、図2および図3を使用して説明する。
前記制御手段40は、第1または第2の発明の洗濯の給水工程において、洗剤投入後所定時間経過後、更に回転ドラムの回転数を上昇させて駆動する構成にしている。他の構成は上記実施の形態1および実施の形態2と同じである。
上記構成において、図6を参照にして動作を説明する。なお実施の形態1および実施の形態2と同じ部分は省略する。
洗濯給水工程において、洗剤を水槽内に投入した後、ステップ120で回転ドラム17の回転数を上昇させる。ステップ121で回転ドラム17の回転数が所定の回転数R3(例えば120r/min)に至っているかを確認し、至っていればステップ122に移行する。所定の回転数R3(例えば120r/min)に至っていなければステップ120に戻り、さらに回転数を上昇する。
ステップ122では回転ドラムの回転時間が、所定の回転時間T1に至っているかを確認し、至っていればステップ123にて回転ドラム17を停止し、次の工程に移行する。至っていなければ、ステップ121に戻り、回転を継続する。
以上のように、洗剤投入後所定時間経過後、更に回転ドラム17の回転数を上昇させて駆動することにより、より排水コック37側と循環経路47側に洗剤が入り込みにくくするとともに、排水コック37に堆積したとしても、洗剤を再び水槽19内に逆流させる。また、回転ドラム17の回転により、水槽19や回転ドラム19内の洗浄水の溶解性を高めるとともに、水槽19内の洗剤液を高速で回転攪拌することで高濃度の泡を発生させ、回転ドラム19内の洗濯物にかけることができ、高濃度の洗剤泡が洗濯物に浸透しやすく
、洗剤としての機能を発揮させ、洗浄効果を高めることができる。
(実施の形態4)
本実施の形態4の縦断面図、水槽の背面図は、実施の形態1から実施の形態3のいずれか1つと同じ構成であり、図1、図2および図3を使用して説明する。
前記制御手段40は、第1から第3のいずれかの発明において、給水経路36および給水経路38から前記排水口31に給水が流れる方向と逆の回転方向に前記回転ドラム17を回転させながら給水を行うようにいている。他の構成は上記実施の形態1から実施の形態3と同じである。
上記構成において動作を説明する。なお実施の形態1から実施の形態3と同じ部分は省略する。
洗濯給水工程において、回転ドラム17を回転させながら給水手段34aまたは34bをonして、給水経路36または38を通して洗濯水を給水する場合、給水経路36、38から排水口31に給水が流れる方向と逆の回転方向に回転ドラム17を回転させながら給水を行うことにより、逆流した水槽19内の水で洗剤の給水が直接排水口31に流れ入ることを防ぎ、より排水コック37側と循環経路側に洗剤が入り込みにくくするとともに、排水コック37に堆積したとしても洗剤をより巻き上げることができ、ドラム内の洗浄水の溶解性を高めて、洗剤としての機能を発揮させ、洗浄効果を高めることができる。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯機は、洗濯給水時に排水コックおよび循環経路に洗剤が入り込みにくく洗剤の投入を行うことで、洗剤の溶解性を高めて、洗濯性に優れたドラム式洗濯機の提供を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係るドラム式洗濯機の側断面図 同ドラム式洗濯機の水槽背面図 同ドラム式洗濯機の排水コック正面図 実施の形態1に係る要部動作フローチャート 実施の形態2に係る要部動作フローチャート 実施の形態3に係る要部動作フローチャート 従来のドラム式洗濯機の縦断面図
17 回転ドラム
19 水槽
20 回転軸(回転中心軸)
21 モータ
31 排水口
32 排水経路
33 排水弁
34a 第1の給水弁(給水手段)
34b 第2の給水弁(給水手段)
35 洗剤ケース
36,38 給水経路

Claims (4)

  1. 水槽内に回転自在に配設され、その回転中心軸が水平もしくは水平から傾斜した回転ドラムと、前記水槽の底部に設けた排水口と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽内に洗剤を含まない洗濯水を給水する第1の給水手段と、前記水槽内に洗剤を含む洗濯水を給水する第2の給水手段と、前記水槽内の洗濯水を排水する排水手段と、前記水槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記水槽の背面に配設された開口から延設して排水口下流に設けられた排水コックの開口部と連通する循環経路と、前記モータ、給水手段および排水手段等を制御して洗濯、すすぎ、脱水等の各工程を実行する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記第1の給水手段からの給水を前記排水コックに溜まる所定水位まで行った後、前記回転ドラムを洗濯の攪拌回転数より高い所定回転数で一定方向に回転させながら前記第2の給水手段から給水し、洗剤を含む洗濯水を前記水槽内に投入するとともに、前記回転ドラムの回転により洗剤を含む洗濯水を前記開口から前記開口部を経て前記水槽内に循環させるドラム式洗濯機。
  2. 前記制御手段は、前記回転ドラムを所定回転数で一定方向に回転駆動しながら前記第1の給水手段からの給水を前記所定水位まで行った後、前記回転ドラムの回転数を上昇させ、前記第2の給水手段から給水し、洗剤を含む洗濯水を前記水槽内に投入する請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 前記制御手段は、洗剤を含む洗濯水を前記水槽内に投入後、更に前記回転ドラムの回転数を上昇させて駆動する請求項1または請求項2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 前記制御手段は、前記第2の給水手段と連通する給水経路から前記排水口に給水が流れる方向と逆の回転方向に前記回転ドラムを回転させながら給水を行う請求項1から3のいずれか1項に記載のドラム式洗濯機。
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