JP4830974B2 - アドレス記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、他の機器と通信を行うためのアドレスを記憶するアドレス記憶装置に関し、特に、照明制御システムに用いられる操作スイッチや熱線検出式スイッチ、多重伝送を用いた接点入出力端末器に適用して好適なアドレス記憶装置に関する。
近年、接点信号の入力に応じて動作する宅内の照明機器等の負荷機器を操作する操作スイッチや熱線検知式スイッチ等の各種端末器を、多重伝送線を介して接続し、負荷機器を遠隔制御することが行われている(例えば、特許文献1等参照。)。このような遠隔制御システムにおいては、ネットワークに接続される各種端末器が他の機器と通信を行うことができるように当該端末器にアドレスを設定して記憶させる必要がある。このようなアドレス設定は、端末器と光データ通信を行うことが可能な所定の光アドレス設定器を用いて行われている。このとき、光アドレス設定器の送受信部と端末器の送受信部とを、例えば1cm以内の近傍距離にまで近付けてアドレスデータの送受信を行う必要がある。これは、端末器の送受信部が近接して設けられている場合における設定ミスを防止するために必要である。
また、従来においては、下記の特許文献2に示すように、別途に形成されたアドレス設定器を用いることなく、アドレスの設定を容易に行える小型の操作スイッチ配線器具が知られている。この操作スイッチ配線器具は、スイッチを所定時間以上長押しするとアドレス設定モードに切り替わるように作られている。
特開2006−93049号公報 特開2006−94452号公報
しかしながら、従来の遠隔制御システムにおいては、アドレス設定作業中に、設定者が保持する光アドレス設定器がぶれたり、光アドレス設定器と端末器との距離が変動したりした場合には、アドレス設定を行うことができない場合があった。また、従来の遠隔制御システムにおいては、光アドレス設定器と端末器との送受信部を近傍距離に近付ける必要があることから、アドレス設定対象の端末器の近傍にまで設定者が出向く必要があった。
そのため、光アドレス設定器と端末器との間で行われる光データ通信の通信パワーを大きくすることによって送受信距離を延長するとともに、拡散レンズを用いることによって通信エリアを拡大することも提案されている。これにより、遠隔制御システムにおいては、光アドレス設定器がぶれたり、光アドレス設定器と端末器との距離が変動したりした場合であってもアドレス設定を行うことができ、また、アドレス設定対象の端末器の近傍にまで設定者が出向かずに数m離れた場所からであってもアドレス設定を行うことができる。
しかしながら、このような遠隔制御システムにおいては、通信エリア内に位置する全ての端末器に対して、光アドレス設定器からアドレスデータが送信されてしまう。そのため、遠隔制御システムにおいては、アドレス設定対象の端末器を指定する必要があるが、このような方法は何ら提案されていないのが現状である。
そこで、本発明は、上述したような問題を解決するために案出されたものであり、アドレス設定対象の端末器を適切に選択することができる上、光アドレス設定器がぶれたり、光アドレス設定器と端末器との距離が変動したりした場合であっても、アドレス設定対象の端末器を遠隔から確実にアドレス設定することを可能とする当該端末器としてのアドレス記憶装置を提供することを目的とする。
本発明に係るアドレス記憶装置は、設定者の操作に応じて、他の機器と通信を行うためのアドレスを設定するためのアドレス設定モードに移行するモード移行手段と、アドレス設定モード中である旨を報知する状態報知手段と、このモード移行手段によってアドレス設定モードに移行した状態で、受信したアドレスデータに基づいてアドレスを設定することで、上述の課題を解決する。このアドレス記憶装置は、他の装置とは識別可能な固有の端末器番号を設定する番号設定手段とを備え、モード移行手段は、番号設定手段を介して端末器番号が設定された状態で、設定者が前記アドレス設定器を用いて端末器番号を指定して送信したアドレスデータを受信手段によって受信するのに応じて、アドレス設定モードに移行する。
本発明に係るアドレス記憶装置によれば、アドレス設定器の通信エリア内に他の端末器が存在する場合であっても、アドレス設定対象の端末器を適切に選択することができる上、アドレス設定対象の端末器を遠隔から確実にアドレス設定することができる。また、アドレス設定モード中である旨を報知するので、設定者にアドレス設定中かを知らせることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
この実施の形態は、多重伝送線を用いて接点信号を出力することによって負荷機器を制御する遠隔制御システムである。特に、この遠隔制御システムは、負荷機器を操作する操作スイッチや熱線検出式スイッチ等の各種端末器のアドレス設定を確実に行うことができるものである。
[第1の実施形態]
遠隔制御システムは、図1に示すように、ユーザの操作を受け付ける操作スイッチ11と、信号の転送制御を行う伝送ユニット12と、照明器具等の負荷機器14に接点信号を出力する接点出力端末器としての出力用リレー端末器13とが、フル2線信号線等の多重伝送線Lを介して接続されて構成される。
操作スイッチ11は、例えば、制御対象となる負荷機器14が照明器具である場合に、当該照明器具を制御するために壁面等に設けられたスイッチ等、負荷機器14を利用するユーザの操作を受け付ける操作デバイスである。この操作スイッチ11が受け付けた操作情報は、多重伝送線Lを介して伝送ユニット12に対して出力される。
伝送ユニット12は、出力用リレー端末器13や図示しない入力用リレー端末器といった多重伝送線Lに接続された各種端末器や、負荷機器14に固有に割り当てられたアドレスを記憶している。伝送ユニット12は、この記憶したアドレスに基づいて、多重伝送線Lを介して伝送される信号の転送制御を行う。伝送ユニット12は、多重伝送線Lを介して操作スイッチ11から出力された操作情報に基づいて、多重伝送線Lを介して、オン指示又はオフ指示の制御信号を出力用リレー端末器13に対して出力する。
出力用リレー端末器13は、接点信号の入力に応じて動作する負荷機器14と接続している。出力用リレー端末器13は、多重伝送線Lを介して伝送ユニット12から出力された制御信号に基づいて、内部のプロセッサの制御のもとに当該負荷機器14を制御するための接点信号を出力する。
このような遠隔制御システムにおいて、本発明にかかるアドレス記憶装置に相当する端末器としての操作スイッチ11や出力用リレー端末器13には、他の機器と通信を行うためのアドレスが、所定の光アドレス設定器を用いて設定される。これら操作スイッチ11や出力用リレー端末器13は、設定されたアドレスを図示しないメモリ等の所定の記憶手段に記憶させる。以下では、説明の便宜上、主に操作スイッチ11のアドレスを設定するものとして説明する。
操作スイッチ11は、図2に示すように、負荷機器14を利用するユーザが操作する操作部21と、光アドレス設定器から送信されたアドレスデータを受信する送受信部22と、操作部21の操作に応じた負荷機器14の状態や当該操作スイッチ11の状態等を報知するLED(Light Emitting Diode)等からなる状態報知部23とを有する。
このような操作スイッチ11は、ユーザが操作部21を操作するのに応じて、対応する負荷機器14の動作を制御する。このとき、操作スイッチ11は、操作部21に対応して設けられた状態報知部23としてのLEDが例えば常時点灯することにより、負荷機器14の状態を報知する。また、操作スイッチ11は、送受信部22を介して、赤外線通信等を介して光アドレス設定器から送信されたアドレスデータを受信すると、内部のプロセッサの制御のもとに、他の機器と通信を行うためのアドレスを設定し、図示しないメモリ等の所定の記憶手段に記憶させる。このとき、操作スイッチ11は、操作部21が複数ある場合には、各操作部21に対して個別のアドレスを設定する。例えば、操作スイッチ11は、4つの操作部21がある場合には、光アドレス設定器から送信されたアドレスデータに基づいて、各操作部21に対して、「1」〜「4」といった個別のアドレスを同時に設定することができる。
ここで、操作スイッチ11は、光アドレス設定器の通信エリア内に位置する他の端末器に対して当該光アドレス設定器からアドレスデータが送信された場合であっても、アドレス設定対象として一意に特定されるために、現場の施工業者といった設定者の物理的な操作に応じて、内部のプロセッサの制御のもとに、アドレスを設定するためのアドレス設定モードに移行することが可能に構成される。
具体的には、操作スイッチ11は、例えば図3に示すように、操作部21等が設けられる前面部分が、所定のヒンジ機構を介して開閉可能又は所定の係止機構を介して着脱可能なカバー部材24として構成され、このカバー部材24によって被覆された面に、設定者が操作するのに応じてアドレス設定モードに移行させるモード切り替えスイッチ25を設けている。
このようなモード切り替えスイッチ25を設ける操作スイッチ11は、当該モード切り替えスイッチ25が押下されるのに応じて、内部のプロセッサの制御のもとに、通常の動作モードからアドレス設定モードに移行する。換言すれば、設定者は、現場の施工時等に、操作スイッチ11をアドレス設定対象の端末器として特定する場合には、当該操作スイッチ11のカバー部材24を操作してモード切り替えスイッチ25を露呈させ、このモード切り替えスイッチ25を押下するのみで、当該操作スイッチ11を容易にアドレス設定モードに移行させることができる。このとき、操作スイッチ11は、アドレス設定モードに移行すると、内部のプロセッサの制御のもとに、状態報知部23としてのLEDが例えば点滅動作する等、通常の動作モード時とは異なる動作を当該状態報知部23が行うことにより、アドレス設定モード中である旨を設定者に確実に報知することができる。そして、操作スイッチ11は、アドレス設定が完了し、通常の動作モードに移行すると、内部のプロセッサの制御のもとに、状態報知部23としてのLEDを例えば常時点灯させる等、通常の状態報知動作に戻す。
このように、遠隔制御システムにおいては、設定者の何らかの物理的な操作に応じて、操作スイッチ11をアドレス設定モードに移行させることにより、光アドレス設定器の通信エリア内に他の端末器が存在する場合であっても、操作スイッチ11のみをアドレス設定対象の端末器として適切に指定することができる。
なお、遠隔制御システムにおいては、例えば出力用リレー端末器13等、他の端末器についても同様に、設定者の何らかの物理的な操作に応じて、アドレス設定モードに移行させるための操作手段が設けられる。例えば、出力用リレー端末器13としては、図4に示すように、その筐体表面に、モード切り替えスイッチ31を設けて構成し、このモード切り替えスイッチ31が押下されるのに応じて、内部のプロセッサの制御のもとに、通常の動作モードからアドレス設定モードに移行するようにすればよい。
以上詳細に説明したように、本発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システムにおいては、操作スイッチ11や出力用リレー端末器13のような端末器が、設定者の操作に応じて、内部のプロセッサの制御のもとにアドレス設定モードに移行し、アドレス設定モードに移行した状態で、受信したアドレスデータに基づいてアドレスを設定し、所定の記憶手段に記憶させることにより、光アドレス設定器の通信エリア内に他の端末器が存在する場合であっても、アドレス設定対象の端末器を適切に選択することができる上、光アドレス設定器がぶれたり、光アドレス設定器と端末器との距離が変動したりした場合であっても、アドレス設定対象の端末器を遠隔から確実にアドレス設定することができる。
特に、遠隔制御システムにおいては、端末器に、モード切り替えスイッチ25,31のような、設定者が物理的に操作するのに応じてアドレス設定モードに移行させる操作手段を設け、この操作手段が操作されるのに応じて、内部のプロセッサの制御のもとに、通常の動作モードからアドレス設定モードに移行することにより、極めて容易な操作でアドレス設定モードに移行することができる。
また、端末器は、アドレス設定モード中である旨を報知する状態報知部23を有することにより、アドレス設定モード中である旨を設定者に確実に報知することができる。
[第2の実施形態]
つぎに、本発明の第2の実施形態として示す遠隔制御システムについて説明する。
この遠隔制御システムは、端末器をアドレス設定モードに移行させるために設定者が操作する操作手段として専用の操作部材を設けることなく、アドレス設定モードに移行することができるものである。したがって、この第2の実施形態の説明においては、第1の実施形態の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
本発明の第2の実施形態として示す遠隔制御システムにおいて、端末器は、アドレス設定モードに移行させるための操作手段として、モード切り替えスイッチ25,31のような専用の操作部材として設けるのではなく、端末器が通常の動作モード時に操作されるように当該端末器に設けられている操作部材を利用する。
具体的には、操作スイッチ11は、例えば、上述の図2に示したように、既存の操作部21をアドレス設定モードに移行させるための操作手段として利用し、操作部21の所定時間にわたる長押しや、所定の複数の操作部21の同時押下等、通常の操作とは異なる操作に応じて、内部のプロセッサの制御のもとにアドレス設定モードに移行する。
これにより、操作スイッチ11においては、モード切り替えスイッチ25のような専用の操作部材を設けることなく、アドレス設定モードに移行することができ、また、アドレス設定モードに移行するために予め決められた操作を要求することにより、いたずら防止や誤操作防止を図ることもできる。
また、操作スイッチ11としては、先に図2及び図3に示したように、カバー部材24の前面に送受信部22を露呈させるように設けるのではなく、図5に示すように、カバー部材24の前面に露呈させずに、図6に示すように、カバー部材24によって被覆された面に送受信部26を設けるようにしてもよい。この場合、操作スイッチ11は、通常時には閉状態又は装着状態にあるカバー部材24を開状態又は取り外した状態にするのに応じて、内部のプロセッサの制御のもとにアドレス設定モードに移行し、送受信部26を介して、光アドレス設定器から送信されたアドレスデータを受信する。すなわち、かかる操作スイッチ11は、モード切り替えスイッチ25を有さず、設定者によるカバー部材24の操作に応じて、内部のプロセッサの制御のもとにアドレス設定モードに移行する。
操作スイッチ11においては、このような方法によってもモード切り替えスイッチ25のような専用の操作部材を設けることなく、容易にアドレス設定モードに移行することができる。このように、操作スイッチ11は、モード切り替えスイッチ25のような専用の操作部材を設けることなく、設定者の物理的な操作に応じて、アドレス設定モードに移行することができるものであればよい。
以上詳細に説明したように、本発明の第2の実施形態に係る遠隔制御システムにおいては、アドレス設定モードに移行させるための操作手段として、操作部21のような、端末器が通常の動作モードである場合に操作されるように当該端末器に設けられている操作部材を利用し、設定者がこの操作部材を用いて通常の操作とは異なる操作を行うのに応じて、内部のプロセッサの制御のもとにアドレス設定モードに移行することにより、モード切り替えスイッチ25,31のような専用の操作部材を設けることなく、容易にアドレス設定モードに移行することができる。
また、この遠隔制御システムにおいては、アドレス設定モードに移行させるための操作手段として、通常時に送受信部26を被覆している開閉可能又は着脱可能なカバー部材24を用い、閉状態又は装着状態にあるカバー部材24を設定者が開状態又は取り外した状態にするのに応じて、内部のプロセッサの制御のもとにアドレス設定モードに移行することにより、モード切り替えスイッチ25,31のような専用の操作部材を設けることなく、容易にアドレス設定モードに移行することができる。
[第3の実施形態]
つぎに、本発明の第3の実施形態として示す遠隔制御システムについて説明する。
この遠隔制御システムは、離れた位置に設置された端末器をアドレス設定モードに移行させる方法を実現するものである。したがって、この第3の実施形態の説明においては、第1の実施形態又は第2の実施形態の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
本発明の第3の実施形態として示す遠隔制御システムにおいては、例えば負荷機器14としての照明器具を制御するために居室天井等に設けられた熱線検出式スイッチ等のアドレスを設定するために、図7に示すように、光アドレス設定器40にレーザ出力部41を設ける。光アドレス設定器40は、設定者の操作に応じて、レーザ出力部41からレーザビームを出力することにより、アドレス設定対象の端末器をアドレス設定モードに移行させる。
これに対応して、端末器は、光アドレス設定器40から出力されたレーザビームを受光することが可能に構成される。ここでは、説明の便宜上、アドレス設定対象の端末器が、図8に示すような熱線検出式スイッチ50であるものとして説明する。
具体的には、熱線検出式スイッチ50は、略円盤状のカバー部材51の主面中央部に、レーザビーム等を受光するレンズ52が露呈されて構成される。なお、図9に、カバー部材51を取り外した様子を示す。このような熱線検出式スイッチ50は、上述の図5に示したように、レンズ52に被覆された領域に、検出領域内に存在する人体から放射される熱線を検出することによって人の存否を検出する焦電素子等からなる熱線センサ53と、光アドレス設定器40から出力されたレーザビームを検出するレーザ検出センサ54と、赤外線通信等を介して光アドレス設定器40から送信されたアドレスデータを受信する受信センサ55と、熱線センサ53による熱線の検出に応じて負荷機器14に対して制御信号を送信する赤外線LED等の送信素子56と、負荷機器14の状態や当該熱線検出式センサ50の状態等を報知するLED等からなる状態報知部57とを有する。
このような熱線検出式センサ50は、熱線センサ53によって検出領域内に人が存在することを検出した場合には、赤外線等の無線通信を介して送信素子56から制御信号を送信し、対応する負荷機器14の動作を制御する。このとき、熱線検出式センサ50は、状態報知部57としてのLEDが例えば常時点灯することにより、負荷機器14の状態を報知する。また、熱線検出式センサ50は、赤外線通信等を介して光アドレス設定器40から送信されたアドレスデータを受信すると、内部のプロセッサの制御のもとに、他の機器と通信を行うためのアドレスを設定し、図示しないメモリ等の所定の記憶手段に記憶させる。
ここで、熱線検出式センサ50は、光アドレス設定器40の通信エリア内に位置する他の端末器に対して当該光アドレス設定器からアドレスデータが送信された場合であっても、アドレス設定対象として一意に特定されるために、設定者の操作に応じて、光アドレス設定器40におけるレーザ出力部41から出力されたレーザビームをレーザ検出センサ54によって検出するのに応じて、内部のプロセッサの制御のもとに、アドレス設定モードに移行する。換言すれば、設定者は、現場の施工時等に、熱線検出式センサ50をアドレス設定対象の端末器として特定する場合には、光アドレス設定器40を操作してレーザ出力部41からレーザビームを出力させるのみで、当該熱線検出式センサ50を容易にアドレス設定モードに移行させることができる。このとき、熱線検出式センサ50は、アドレス設定モードに移行すると、内部のプロセッサの制御のもとに、状態報知部57としてのLEDが例えば点滅動作する等、通常の動作モード時とは異なる動作を当該状態報知部57が行うことにより、アドレス設定モード中である旨を設定者に確実に報知することができる。そして、熱線検出式センサ50は、赤外線通信等を介して光アドレス設定器40から送信されたアドレスデータを受信センサ55によって受信してアドレス設定が完了し、通常の動作モードに移行すると、内部のプロセッサの制御のもとに、状態報知部57としてのLEDを例えば常時点灯させる等、通常の状態報知動作に戻す。
このように、遠隔制御システムにおいては、設定者による光アドレス設定器40の操作に応じて、熱線検出式センサ50をアドレス設定モードに移行させることにより、当該光アドレス設定器40の通信エリア内に他の端末器が存在する場合であっても、離れた位置に設置された熱線検出式センサ50のみをアドレス設定対象の端末器として適切に指定することができる。
なお、光アドレス設定器40は、レーザ出力部41から出力したレーザビームに基づいて、熱線検出式センサ50をアドレス設定モードに移行させるとともに、赤外線通信等を介して送信したアドレスデータに基づいて、当該熱線検出式センサ50のアドレスを設定することから、アドレスデータを送信するための伝送方式は、レーザ出力部41から出力したレーザビームとは異なる光データ通信によるものである必要がある。換言すれば、熱線検出式センサ50は、レーザ検出センサ54と受信センサ55とが互いに受光可能な光が異なる伝送方式に対応するものであれば、いかなる方式を採用してもよい。
以上詳細に説明したように、本発明の第3の実施形態に係る遠隔制御システムにおいては、光アドレス設定器40を設定者の操作に応じてレーザビームを出力可能に構成し、熱線検出式センサ50のように離れた位置に設置された端末器が、設定者による光アドレス設定器40の操作に応じて出力されたレーザビームをレーザ検出部54によって検出するのに応じて、内部のプロセッサの制御のもとにアドレス設定モードに移行することにより、光アドレス設定器40の通信エリア内に他の端末器が存在する場合であっても、アドレス設定対象の端末器を適切且つ容易に指定することができる上、光アドレス設定器40がぶれたり、光アドレス設定器40と端末器との距離が変動したりした場合であっても、アドレス設定対象の端末器を遠隔から確実にアドレス設定することができる。
[第4の実施形態]
最後に、本発明の第4の実施形態として示す遠隔制御システムについて説明する。
この遠隔制御システムは、予め各端末器に固有の番号を付与しておき、アドレスの設定時にその番号を指定することにより、アドレス設定対象の端末器をアドレス設定モードに移行させるものである。したがって、この第4の実施形態の説明においては、第1の実施形態乃至第3の実施形態の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。なお、ここでは、説明の便宜上、操作スイッチ11のアドレスを設定するものとして説明する。
本発明の第4の実施形態として示す遠隔制御システムにおいて、操作スイッチ11は、他の端末器とは識別可能な固有の端末器番号が予め付与可能に構成される。具体的には、操作スイッチ11は、例えば上述の図5及び図11に示すように、固有の端末器番号を設定する番号設定スイッチ60を設けて構成される。この番号設定スイッチ60は、図11に示すように、ディップスイッチ等の機械的な設定部材であってもよく、所定の設定器との間で光データ通信を行うことによって端末器番号を設定する光設定式等、いかなる方式のものであってもよい。
このような番号設定スイッチ60を設ける操作スイッチ11は、当該番号設定スイッチ60を介して固有の端末器番号が設定された状態で、設定者が光アドレス設定器を用いてアドレス設定対象とする端末器番号を指定してアドレスデータを送信し、これを受信するのに応じて、内部のプロセッサの制御のもとに、アドレス設定モードに移行してアドレスの設定を行い、図示しないメモリ等の所定の記憶手段に記憶させる。換言すれば、設定者は、現場の施工時等に、操作スイッチ11をアドレス設定対象の端末器として特定する場合には、光アドレス設定器を操作して端末器番号を指定するとともにアドレスデータを送信するのみで、当該操作スイッチ11を容易にアドレス設定モードに移行させることができる。
以上詳細に説明したように、本発明の第4の実施形態に係る遠隔制御システムにおいては、他の装置とは識別可能な固有の端末器番号を設定する番号設定スイッチ60を端末器に設け、当該端末器が、番号設定スイッチ60を介して端末器番号が設定された状態で、設定者がアドレスの設定時にその端末器番号を指定して送信したアドレスデータを受信するのに応じて、内部のプロセッサの制御のもとにアドレス設定モードに移行することにより、アドレス設定対象の端末器が離れた位置に設置されている場合であっても容易にアドレス設定モードに移行することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の第1の実施形態として示す遠隔制御システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態として示す遠隔制御システムにおける操作スイッチの前方外観構成を示す斜視図である。 図2に示す操作スイッチの前方外観構成を示す斜視図であり、カバー部材が開状態とされた様子を示す図である。 本発明の第1の実施形態として示す遠隔制御システムにおける出力用リレー端末器の外観構成を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態として示す遠隔制御システムにおける他の操作スイッチの前方外観構成を示す斜視図である。 他の操作スイッチの前方外観構成を示す斜視図であり、カバー部材が開状態とされた様子を示す図である。 本発明の第3の実施形態として示す遠隔制御システムにおける光アドレス設定器の外観構成を示す正面図である。 本発明の第3の実施形態として示す遠隔制御システムにおける熱線検出式スイッチの外観構成を示す平面図である。 熱線検出式スイッチの内部構成を示す平面図であり、カバー部材を取り外した様子を示す図である。 熱線検出式スイッチの内部構成を示す平面図であり、カバー部材及びレンズを取り外した様子を示す図である。 操作スイッチの後方外観構成を示す斜視図である。
符号の説明
11 操作スイッチ
12 伝送ユニット
13 出力用リレー端末器
14 負荷機器
21 操作部
22,26 送受信部
23,57 状態報知部
24,51 カバー部材
25,31 モード切り替えスイッチ
40 光アドレス設定器
41 レーザ出力部
50 熱線検出式スイッチ
52 レンズ
53 熱線センサ
54 レーザ検出センサ
55 受信センサ
56 送信素子
60 番号設定スイッチ
L 多重伝送線

Claims (5)

  1. 他の機器と通信を行うためのアドレスを記憶するアドレス記憶装置において、
    設定者の操作に応じて、前記アドレスを設定するためのアドレス設定モードに移行するモード移行手段と、
    前記アドレス設定モード中である旨を報知する状態報知手段と、
    所定のアドレス設定器から送信されたアドレスデータを受信する受信手段と、
    前記モード移行手段によって前記アドレス設定モードに移行した状態で、前記受信手段によって受信した前記アドレスデータに基づいて前記アドレスを設定し、所定の記憶手段に記憶させるアドレス設定手段と
    他の装置とは識別可能な固有の端末器番号を設定する番号設定手段とを備え、
    前記モード移行手段は、前記番号設定手段を介して前記端末器番号が設定された状態で、前記設定者が前記アドレス設定器を用いて前記端末器番号を指定して送信した前記アドレスデータを前記受信手段によって受信するのに応じて、前記アドレス設定モードに移行すること
    を特徴とするアドレス記憶装置。
  2. 前記モード移行手段は、前記設定者が物理的に操作するのに応じて前記アドレス設定モードに移行させる操作手段を有し、前記操作手段が操作されるのに応じて、通常の動作モードからアドレス設定モードに移行すること
    を特徴とする請求項1に記載のアドレス記憶装置。
  3. 前記操作手段は、当該アドレス記憶装置が前記通常の動作モードである場合に操作されるように当該アドレス記憶装置に設けられている操作部材であり、
    前記モード移行手段は、前記設定者が前記操作部材を用いて通常の操作とは異なる操作を行うのに応じて前記アドレス設定モードに移行すること
    を特徴とする請求項2に記載のアドレス記憶装置。
  4. 前記操作手段は、通常時に前記受信手段を被覆している開閉可能又は着脱可能なカバー部材であり、
    前記モード移行手段は、閉状態又は装着状態にある前記カバー部材を前記設定者が開状態又は取り外した状態にするのに応じて、前記アドレス設定モードに移行すること
    を特徴とする請求項2に記載のアドレス記憶装置。
  5. 前記アドレス設定器は、前記設定者の操作に応じてレーザビームを出力可能に構成されたものであり、
    当該アドレス記憶装置は、前記アドレス設定器から出力されたレーザビームを検出するレーザ検出手段を備え、
    前記モード移行手段は、前記アドレス設定器から出力されたレーザビームを前記レーザ検出手段によって検出するのに応じて前記アドレス設定モードに移行すること
    を特徴とする請求項1に記載のアドレス記憶装置。
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