JP4830652B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影された撮影画像の明るさを補正する画像処理装置及び画像処理方法に関する。
カメラ装置によって撮影される撮影画像の明るさは、被写体が置かれている環境などに依存しており、特に太陽光を光源とするような屋外環境によって撮影する場合には、刻々と変化する光源の位置や光量といった撮影条件の変化に大きく左右されることになる。
そこで、撮影された画像を良好な画像とするために、明るさを補正する様々な手法が考案されている。例えば、被写体と背景とを領域で区別して明るさを調整して逆光による影響を補正するといった手法などが考案されている。
ところで、車両に搭載されたカメラ装置により運転者から死角となる車両外状況を撮影して車両内モニタに表示させるビューモニタシステムが考案、実施されている。このようなビューモニタシステムでは、運転者から死角となる車両外状況を把握することが目的であるため、死角となる領域を撮影可能なように設置されたカメラ装置によって撮影された画像全体を良好に視認できることが望ましい。つまり、このような車両に搭載されたビューモニタシステムなどにおいては、状況に応じて注目すべき領域も異なるため、撮影された画像の明るさが被写体や背景といった区別に依らず全体で均一となっていることが望ましい。
したがって、このようなビューモニタシステムにおいて撮影された画像に、例えば逆光による影響が生じ、上述したような逆光補正のように被写体と背景とを領域で区別して明るさ調整をしても当該システムで要求されている画像を得ることができない。
ところで、カメラ装置の露光時間を調整することで、撮影された画像の明るさを被写体や背景といった区別に依らず全体で均一とするように補正する手法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−069354号公報
しかしながら、特許文献1で開示された手法は、露光時間を変えた3種類の映像信号を必要とするため、回路規模を増大させてしまうとともに、撮影されたタイミングが異なる映像信号を用いて補正処理をしなくてはならないため、タイムラグのある映像となってしまう。
したがって、例えば、車両などに搭載するビューモニタシステムのように動きのある映像を撮影して、ほぼリアルタイムに提供することが不可欠なシステムに適用した場合、実用に耐えられないといった問題がある。
そこで、本発明は、上述した実情を鑑みて提案されたものであり、非常に簡便な演算手法により、撮影された画像の明るさを全体として略均一な分布となるように補正処理をすることができる画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、車両に搭載された撮影手段で撮影される車両周辺画像を処理する画像処理装置において、撮影された撮影画像を構成する各画素を順に補正対象画素とし、前記補正対象画素を含み、該補正対象画素を中心とする所定範囲内に存在する複数の画素からなる画像領域を設定する画像領域設定手段と、前記画像領域設定手段によって設定された画像領域毎に、前記画像領域に含まれる画素の明るさ情報に基づく平均値を算出する平均値算出手段と、前記撮影画像全体の明るさの目標値を、前記平均値算出手段によって算出された平均値で除算して補正値を算出する補正値算出手段と、前記補正値算出手段で算出された前記補正値を、前記画像領域の補正対象画素の明るさ情報に乗算して明るさの補正処理をする補正処理手段と、を備え、前記画像領域設定手段は、前記補正対象画素を中心とする所定範囲の一部が画像外部となる場合には、前記画像を画像周辺で折り返し、この折り返した画像に存在する画素を用いて、前記画像領域を設定することにより、上記の課題を解決する。
本発明の画像処理方法は、車両に搭載された撮影手段で撮影される車両周辺画像を処理する画像処理方法において、撮影された撮影画像を構成する各画素を順に補正対象画素とし、前記補正対象画素を含み、前記補正対象画素を中心とする所定範囲内に存在する複数の画素からなる画像領域を設定する画像領域設定工程と、前記画像領域設定工程によって設定された画像領域毎に、前記画像領域に含まれる画素の明るさ情報に基づく平均値を算出する平均値算出工程と、前記撮影画像全体の明るさの目標値を、前記平均値算出工程によって算出された平均値で除算して補正値を算出する補正値算出工程と、前記補正値算出工程で算出された前記補正値を、前記画像領域の補正対象画素の明るさ情報に乗算して明るさの補正処理をする補正処理工程と、を備え、前記画像領域設定工程は、前記補正対象画素を中心とする所定範囲の一部が画像外部となる場合には、前記画像を画像周辺で折り返し、この折り返した画像に存在する画素を用いて、前記画像領域を設定することにより、上記の課題を解決する。
本発明によれば、非常に簡便な演算手法により演算処理時間を大幅に短縮し、撮影された画像の明るさを近傍領域間においては原画像の明るさの差を保ちながら、全体として略均一な分布となるように補正処理をすることができる。
これにより、極端なコントラスト差を低減できるため、画像全体のどこに視線を向けても良好に視認することができるように明るさを補正することを可能とする。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[画像処理システムの構成]
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態として示す画像処理システムについて説明をする。画像処理システムは、カメラ装置10と、画像処理装置20と、液晶ディスプレイ30とを備えている。この画像処理システムは、例えば、車両などに搭載され、運転者から死角となる車両外状況を撮影して表示させるビューモニタシステムなどに適用される。
カメラ装置10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)といった固体撮像素子を用いた撮影装置である。カメラ装置10は、当該画像処理システムを車両に搭載されたビューモニタシステムに適用する際には、車両に搭乗した運転者にとって死角となる領域を撮影可能な位置に設置されることになる。カメラ装置10で撮影された動画像、又は静止画像(以下、動画像、静止画像を総称する場合には、単に画像と呼ぶ。)は、電気信号として後段の画像処理装置20に出力される。
画像処理装置20は、カメラ装置10から出力された電気信号が入力され、所定の画像処理を実行する。画像処理装置20は、入力された電気信号をA/D変換してデジタルデータ(画像データ)に変換し、画像メモリ21に一時的に記憶させた画像データに対して所望の画像処理を実行する。
図1に示すように、画像処理装置20は、画像メモリ21と、画像領域設定部22と、規定値算出処理部(平均値算出手段)23と、明るさ調整処理部24と、制御部25とを備え、主に、画像メモリ21に記憶させた画像データの明るさ情報に対する補正処理を実行する。
画像領域設定部22は、カメラ装置10で撮影された撮影画像(原画像)を構成する各画素を順に補正対象画素とし、補正対象画素とされた画素を含む撮影画像の一部領域である画像領域を設定する。画像領域設定部22が設定する画像領域は、例えば、補正対象画素とされた画素を中心とした周囲領域に存在する複数の画素からなる矩形領域などである。
具体的には、画像領域設定部22は、画像メモリ21に記憶された1フレーム分の画像データの各画素データを順番に補正対象画素データとして選択し、この補正対象画素データとされた画素データのフレームにおける座標位置から設定する画像領域を決定する。
規定値算出処理部23は、画像領域設定部22で設定された画像領域毎に、画像領域に含まれる画素の明るさ情報に基づく規定値を算出する。規定値算出処理部23が算出する規定値は、例えば、設定された画像領域に含まれる全ての画素の明るさ情報の平均値である。
具体的には、規定値算出処理部23は、設定された画像領域内に存在する画素データの明るさ情報を画像メモリ21から読み出して規定値を算出する。
明るさ調整処理部24は、予め設定されている撮影画像全体の明るさの目標値を、規定値算出処理部23で算出された規定値で除算して補正値を算出し、算出した補正値を補正対象画素の明るさ情報に乗算して明るさの補正処理をする。
具体的には、明るさ調整処理部24は、図示しないROM(Read Only Memory)などにデフォルトデータとして格納されている明るさの目標値を読み出し、規定値算出処理部23で算出された規定値で除算して補正値を算出する。明るさ調整処理部24は、算出された補正値を、画像メモリ21に記憶された1フレーム分の画像データのうちの補正対象画素データに乗算する。
このような画像領域設定部22、規定値算出処理部23、明るさ調整処理部24は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)といった特定用途向けに設計される集積回路により実現することができる。また、画像処理装置20は、図示しないメモリに格納されたプログラムを実行することで、画像領域設定部22、規定値算出処理部23、明るさ調整処理部24の機能を実現するようにしてもよい。
なお、画像処理装置20は、画像領域設定部22、規定値算出処理部23、明るさ調整処理部24以外の画像処理機能も備えており、カメラ装置10で撮影された画像を液晶ディスプレイ30を介して良好に視認することができるような画像処理を実行する。
制御部25は、画像処理装置20で実行される各機能を統括的に制御する制御部である。画像領域設定部22、規定値算出処理部23、明るさ調整処理部24による画像データの明るさ情報に対する補正処理も制御部25の制御により実行される。
制御部25は、画像領域設定部22、規定値算出処理部23、明るさ調整処理部24により明るさ情報に対する補正処理を実行させると、補正処理後の画像データを液晶ディスプレイ30に供給可能な信号へと変換し表示制御処理を実行する。
液晶ディスプレイ30は、制御部25の表示制御により、補正処理された画像データを表示画像として表示させる。画像処理システムが、例えば、車両などに搭載され、上述したようなビューモニタシステムに適用されている場合、液晶ディスプレイ30は、車両内モニタとして運転者の視認しやすい位置に設置される。
図2に、車両に搭載されたカメラ装置で撮影された明るさの補正が必要な画像の例を示す。図2に示す例では、光源である太陽光の位置に対するカメラ装置の撮影方向によって、太陽光が直接照射される非常に明るい領域である領域FB1や、車両や建物の影となる非常に暗い領域である領域FD1,FD2、やや暗い領域である領域FD3などが存在する明暗のコントラストの極めて高い画像となっている。このような画像は、画像中の物体を明確に識別することができないため、明るさを補正する必要がある。
そこで、図2に示すような画像に対して、従来技術のようにカメラ装置の露光時間を調整することで、撮影された画像の明るさを被写体や背景といった区別に依らず全体で均一とするように補正したとする。
例えば、カメラ装置の固体撮像素子の露光時間(電荷蓄積時間)を短くすると、十分な光量を得ることができないことから、図2中の車両などが黒く沈んだ黒つぶれの状態を招来してしまい、その存在を視覚的に識別することがさらに困難となってしまう虞がある。
逆に、カメラ装置の固体撮像素子の露光時間を長くすると、もともと十分な光量を得ることができていた図2中の背景(例えば、領域FH)などの領域において、光量の飽和により白くなった白飛び状態を招来してしまい、非常に視認性の悪い表示画像となってしまう虞がある。
本発明の実施の形態として示す画像処理システムは、このような黒つぶれや白飛びを起こすことなく撮影された画像の明るさを被写体や背景といった区別に依らず全体で均一とするように補正することができる。
[画像処理システムの明るさ補正処理動作]
次に、図3に示すフローチャートを用いて、画像処理システムの明るさ補正処理動作について説明をする。
ステップS1において、カメラ装置10で撮影された撮影画像の電気信号が、A/D変換されて画像データに変換され、画像処理装置20の画像メモリ21に記憶される。
ステップS2において、画像処理装置20の画像領域設定部22は、画像メモリ21に記憶された1フレーム分の画像データの各画素データを順番に補正対象画素データとして選択し、この補正対象画素データとされた画素データのフレームにおける座標位置に基づき画像領域を設定する。
例えば、図4に示すように、マトリクス状に配列されることで画像を形成する画素の一つであるTgを補正対象画素Tgとし、この補正対象画素Tgを含み、補正対象画素Tgを中心とした周囲領域に存在する複数の画素からなる画像の一部領域を画像領域GF1として設定する。なお、画像領域設定部22は、設定する画像領域として、例えば、図4に示す画像領域GF1よりも一回り大きい領域である画像領域GF2や、さらに大きな領域を設定するようにしてもよい。
ところで、画像領域設定部22は、図5(a)に示す画素Aのように、周囲領域に画素が存在する画素を補正対象画素とする場合には、そのまま画像領域A1を設定することになる。一方、フレームの周縁に存在する画素Bのように周囲領域の一部にのみ画素が存在する画素を補正対象画素とする場合には、図5(a)に示すような画像領域B1を設定するのではなく、図5(b)に示すような画像領域B2や、図5(c)に示すような画像領域B3を設定することになる。
図5(b)に示す画像領域B2は、補正対象画素を中心として周囲領域に存在する複数の画素を可能な限り含めた領域である。したがって、画像領域B2は、画像領域A1よりも小さな領域となる。
これに対し、図5(c)に示す画像領域B3は、画像領域A1と同等の大きさ、言い換えれば、同じ数の画素を含んだ領域としている。画像領域B3は、画像メモリ21に記憶された画像データを用いて領域B3a,B3b,B3cの画素を補完することで設定される。領域B3a,B3b,B3cの画素を補完する手法としては、様々な手法を適用することができるが、例えば、図5(c)に示すように、1フレームの画像の辺を対称軸Cx、対称軸Cyとし、対称軸Cy、対称軸Cxの順に画像を折り返すことで領域内に形成される画素により補完することができる。このようにして補完された画素の画素データは、近傍の画素と類似した画素データとなるため、補完された領域の他の領域との違和感を低減させることができる。
ステップS3において、規定値算出処理部23は、ステップS2で設定された画像領域内に存在する画素の画像メモリ21に記憶された画素データから明るさ情報を読み出して規定値を算出する。
例えば、設定した画像領域内の全ての画素の明るさ情報の平均値Yaveを規定値とする。このように、画像領域内の全ての画素の明るさ情報の平均値Yaveを算出することで、画像全体における補正対象画素の近傍での明るさの傾向が特定されることになる。
以下の、説明において、規定値としては、この平均値Yaveを用いるものとする。
ステップS4において、明るさ調整処理部24は、図示しないROMなどにデフォルトデータとして格納されている明るさの目標値Ytargetを読み出し、ステップS3で算出された平均値Yaveで除算して補正値(Ytarget/Yave)を算出する。
この補正値は、Ytarget/Yaveという式からも分かるように、補正対象画素を含むステップS2で設定した画像領域の明るさの平均値Yaveが、明るさの目標値Ytargetとなるまでの倍率である。
さらに、明るさ調整処理部24は、算出された補正値を補正対象画素の明るさ情報に乗算することで明るさの補正処理をする。補正処理された画像データは、画像メモリ21に記憶される。
これにより、補正対象画素は、近傍に存在する画素に対して撮影画像(原画像)の明るさの差を保ちながら、画像全体としては、明るさの目標値Ytargetへと近付くように略均一化された明るさに補正される。
ステップS5において、画像処理装置20の制御部25は、画像メモリ21に記憶された画像データを参照し、撮影された1フレームの画像の全ての画素を補正対象画素として明るさの補正処理を実行したかどうかを判断する。制御部25は、補正対象画素とされていない画素がある場合には、ステップS2へと処理を戻す一方、全ての画素を補正対象画素として補正処理を実行した場合には、ステップS6へと処理を進める。
ステップS6において、制御部25は、画像メモリ21に記憶された補正処理された1フレーム分の画像データを順に読み出して、液晶ディスプレイ30に供給可能な信号へと変換し、液晶ディスプレイ30に表示画像として表示させる。
明るさの補正処理を実行しないで液晶ディスプレイ30に表示させた場合に、図2に示すような表示画像となるカメラ装置10で撮影された撮影画像に対して、図3を用いて説明したフローチャートのステップS1乃至ステップS6までの処理を実行すると、図6に示すようような表示画像が液晶ディスプレイ30を介して表示される。
図6に示すように、図2では、太陽光が直接照射される非常に明るい領域であった領域FB1の明るさが抑制され、車両や建物の影となる非常に暗い領域であった領域FD1,FD2や、やや暗い領域であった領域FD3が明るくなり、画像全体として明暗のコントラストが低減した略均一な明るさ分布とされた画像となっている。
なお、ステップS2において、画像領域設定部22は、画像メモリ21に1フレームの画像データが記憶されてから画素データを順番に補正対象画素として選択し画像領域を設定しているが、画像領域を設定するのに十分な画素データが画像メモリ21に記憶された段階で画像領域の設定を開始するようにしてもよい。これにより、明るさの補正処理による演算処理時間を短縮することができる。
[視認性をさらに向上させた明るさ補正処理動作]
ところで、図2、図6に示す領域FHは、空を撮影した表示画像である。図2は、明るさの補正処理がなされていないため、本来の空としての明るさがそのまま反映されているのに対し、図6では、画像全体としての明るさの分布を略均一化させるように補正処理がなされたため、他の領域に引きずられて暗くなり、本来の空としての明るさを保持できていない。また、図6に示すように、太陽光が直接照射されているはずの領域FB1も明るさが抑制され過ぎてしまい、本来の太陽光による明るさを保持できていない。
これは、撮影画像(原画像)の明るさのコントラストが高く、領域FHや、領域FB1の明るさが、明るさの目標値よりも大幅に明るいために起こってしまう現象である。そこで、このような現象を回避し、液晶ディスプレイ30に表示される表示画像の視認性をさらに向上させるようにした明るさ補正処理動作について、図7に示すフローチャートを用いて説明をする。
なお、図7に示すように、表示画像の視認性をさらに向上させるようにした明るさ補正処理動作は、図3に示すフローチャートのステップS1とステップS2との間に、ステップS2aの処理を付加するだけである。したがって、重複する処理ステップの説明は、省略し、新たに付加されたステップS2aについてのみ説明をする。
ステップS2aにおいて、制御部25は、画像領域設定部22によって補正対象画素データとして選択された画素データの明るさ情報と、予め定められ図示しないROMに格納された明るさの閾値Ythresと比較をする。この制御部25による比較処理は、画像領域設定部22によって画像領域の設定処理がなされる前に実行される。
制御部25は、補正対象画素の明るさ情報が閾値Ythres以上の場合、ステップS5へと処理を進め、明るさの補正処理を実行しない。制御部25は、閾値Ythresよりも小さい場合、ステップS2へと処理を進め、図4のフローチャートを用いて説明したようにして明るさの補正処理を実行するよう制御する。
明るさの補正処理を実行しないで液晶ディスプレイ30に表示させた場合に、図2に示すような表示画像となるカメラ装置10で撮影された撮影画像に対して、図7を用いて説明したフローチャートのステップS1、ステップS2、ステップS2a乃至ステップS6までの処理を実行すると、図8に示すような表示画像が液晶ディスプレイ30を介して表示される。
図8に示すように、図6では、明るさが抑制されすぎていた領域FB1,FHが原画像である図2の明るさの状態を保ちながら、図2では車両や建物の影となる非常に暗い領域であった領域FD1,FD2,やや暗い領域であった領域FD3などが明るくなった画像となっている。
したがって、画像処理システムは、図7に示すフローチャートを用いて説明したように、ステップS2aにおいて、画素の明るさが閾値Ythres以上であった場合には、画像領域を設定することなく以下に続く明るさの補正処理を実行せずにそのままの明るさを保持させることで、非常に視認性の高い画像を液晶ディスプレイ30を介して表示させることができる。つまり、制御部25は、画素の明るさが閾値Ythresよりも小さい場合にのみ画像領域設定部22による画像領域の設定を行い、以下に続く明るさの補正処理を実行するよう制御する。
[画像処理の演算量を削減する手法]
ところで、図3を用いて説明したように、画像処理装置20は、明るさの補正をするにあたり、画像領域設定部22によって、画像を形成する画素を一つずつ補正対象画素として画像領域を設定し、規定値算出処理部23、明るさ調整処理部24により1画素ごとに明るさの補正処理を実行していた。
このように1画素ごとに明るさの補正処理を実行した場合、非常に高い精度で近傍に存在する画素に対して撮影画像(原画像)の明るさの差を保ちながら、画像全体としては、明るさの目標値へと近付くように略均一化された明るさに補正することができる一方、演算量が多くなってしまい画像処理装置20の処理負荷が増大してしまう虞がある。
そこで、補正対象を1画素ごとに設定するのではなく、ある程度の数の画素からなる小領域単位で実行することで、演算量を削減し、画像処理装置20の処理負荷を低減させることができる。
具体的には、画像領域設定部22が、画像領域を設定する際に、まず図9に示すように1フレームの画像を、複数の画素Gからなる小領域SFに分割する(図9中では4×4)。画像領域設定部22は、補正対象画素Tgに替えて、このように分割された小領域SFを、補正対象の最小単位である補正対象画素群TGとする。
さらに、画像領域設定部22は、図9に示すように、補正対象画素群TGを含み、補正対象画素群TGを中心とした周囲領域に存在する複数の小領域SFからなる画像の一部領域を画像領域GF11として設定する。なお、画像領域設定部22は、設定する画像領域として、例えば、図9に示す画像領域よりも一回り小さい画像領域や、さらに大きい画像領域を設定するようにしてもよい。
規定値算出処理部23は、画像領域設定部22で設定された画像領域G11の明るさ情報の規定値を算出する場合、まず、画像領域G11を構成する小領域SFの明るさ情報を決定する。小領域SFの明るさ情報としては、小領域SFを構成する画素Gの代表値、例えば中間値や平均値などが使用可能である。
規定値算出処理部23は、このようにして画像領域GF11を構成する小領域SFの明るさ情報を決定すると、上述したように1画素単位で明るさ情報を決定する場合と同様に、補正対象画素群TGを含む小領域SFの明るさ情報の平均値を求めるなどをして規定値を算出する。
明るさ調整処理部24は、予め設定されている撮影画像全体の明るさの目標値を、規定値算出処理部23で算出された規定値で除算して補正値を算出する。明るさ調整処理部24は、算出された補正値を、画像メモリ21に記憶された1フレーム分の画像データのうち補正対象画素群TGを構成する画素データに乗算する。
このように、画像領域設定部22によって分割された小領域SF単位で明るさの補正処理が実行されると、1画素単位で明るさの補正処理をする場合に較べて大幅に演算量を削減することができるため、画像処理装置20の処理負荷を低減させることができる。
このように、画像処理装置20の演算量を削減しながら明るさの補正処理して、液晶ディスプレイ30で表示される表示画像を図10に示す。なお、図10に示す表示画像は、図7に示すフローチャートのアルゴリズムを実行することで得られる表示画像である。制御部25は、図7のフローチャートに示すステップS2aの処理を実行するにあたり、補正対象画素群の明るさ情報と閾値Ythresとを比較する。補正対象画素群の明るさ情報としては、補正対象画素群を構成する画素の代表値、例えば中間値や平均値などを使用可能である。
図10に示すように、画像処理装置20の演算量を削減した場合であっても、図6では、明るさが抑制されすぎていた領域FB1,FHが原画像である図2の明るさの状態を保ちながら、図2では、車両や建物の影となる非常に暗い領域であった領域FD1,FD2、やや暗い領域である領域FD3などが明るくなった視認性の高い良好な画像となっている。
なお、画像領域設定部22は、フレームの周縁に存在する小領域SFを補正対処画素群とした場合には、図5を用いて説明したように、補正対象画素群の一部の周囲領域に存在する小領域SFを用いて画像領域を設定したり、折り返し操作によって画素を補完して画像領域を設定する。
[明るさ補正処理の遅延時間を最小限とする画像領域の設定手法]
画像処理装置20によって明るさの補正処理がなされると、制御部25による表示制御処理により、補正処理後の画像データが液晶ディスプレイ30を介して表示される。制御部25は、左から右への水平方向の水平走査を繰り返しながら垂直方向へと走査するよう制御することで、液晶ディスプレイ30に1フレームの表示画像を表示させている。これに応じて、カメラ装置10から画像メモリ21に書き込まれ記憶される画像データも、走査される順に入力されてくる。
そこで、画像領域設定部22により、補正対象画素、または補正対象画素群に対して設定される画像領域を、このように画像処理装置20に入力される画像データに応じて、既に入力され画像メモリ21に格納された画像データを多く含むように設定する。
例えば、図11に示すように、画像領域設定部22は、画像メモリ21に記憶された画像データのうち最も新しい画素データを補正対象画素Tg、または、最も新しい画素データを含む小領域SFを補正対象画素群TGとする。そして、図11にやや濃度を濃くして示すよう、補正対象画素Tg、または補正対象画素群TGの周囲領域に存在し、既に画像メモリ21に記憶されている画素データからなる画像領域GF21を設定する。これにより、画像メモリ21に1フレーム分の画像データが記憶されるのを待つことなくリアルタイムで明るさの補正処理を実行することができる。
また、補正対象画素Tgに対して1画素分程度、または補正対象画素群TGに対して1小領域分程度の遅延を許容して、図11に示すよう太線枠内の領域を画像領域GF22に設定するようにしてもよい。この場合も、画像メモリ21に1フレーム分の画像データが記憶されるのを待つことなく、ほぼリアルタイムで明るさの補正処理を実行することができる。
[実施の形態の効果]
このようにして、本発明の実施の形態として示す画像処理システムは、画像処理装置20により、補正対象とされた補正対象画素を含む、補正対象画素の近傍領域に存在する画素からなる画像領域を設定し、設定した画像領域毎に画像領域に含まれる画素の明るさ情報に基づく規定値を算出し、撮影画像全体の明るさの目標値を算出された規定値で除算した補正値を補正対象画素の明るさ情報に乗算する。
よって、非常に簡便な演算手法により大幅に短縮された演算処理時間内で、撮影された画像の明るさを近傍領域間においては、原画像の明るさの差を保ちながら全体として略均一な分布となるように補正処理をすることができる。
これにより、極端なコントラスト差を低減できるため、画像全体のどこに視線を向けても良好に視認することができるように明るさを補正することができる。
また、画像処理装置20は、撮影された画像の明るさが所定の閾値よりも小さい場合にのみ、明るさの補正処理を実行することで、例えば、空などのように原画像が有する本来の明るさを保持し、暗い領域のみの明るさを補正することができるため、液晶ディスプレイ30を介して表示される表示画像の違和感を低減し視認性を高めることができる。
また、規定値算出処理部23で算出される規定値を画像領域内の画素の明るさ情報の平均値とすることで、補正対象画素の明るさに対し、近傍領域の画素の明るさを反映させた補正処理を施すことができるため、液晶ディスプレイ30を介して表示させる表示画像を違和感のない画像とすることができる。
また、画像領域設定部22は、補正対象画素に替えて1フレームの画像データを複数の画素によって構成される小領域に分割し、この小領域からなる補正対象画素群を補正の対象とすることで、画像処理装置20の演算量を削減し、処理負荷を低減することができる。
さらに、画像領域設定部22は、補正対象画素、または補正対象画素群に対して設定される画像領域を、画像処理装置20に入力される画像データに応じて、既に入力され画像メモリ21に格納された画像データを多く含むように設定する。これにより、画像メモリ21に1フレーム分の画像データが記憶されるのを待つことなくほぼリアルタイムで明るさの補正処理を実行することができ、演算処理時間を大幅に短縮することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態として示す画像処理システムの構成について説明するための図である。 明るさの補正を必要とする撮影画像(原画像)の一例を示した図である。 明るさの補正処理動作について説明するためのフローチャートである。 設定する画像領域について説明するための図である。 1フレームの画像の周縁に存在する画素に対して設定される画像領域について説明するための図である。 図2に示す撮影画像(原画像)に対して、図3に基づく明るさの補正処理を施した様子について示した図である。 閾値以上の明るさとなる領域を考慮した明るさの補正処理動作について説明するためのフローチャートである。 図2に示す撮影画像(原画像)に対して、図7に基づく明るさの補正処理を施した様子について示した図である。 明るさの補正処理の演算量を削減するように設定される画像領域について説明するための図である。 図2に示す撮影画像(原画像)に対して、演算量を削減した明るさの補正処理を施した様子について示した図である。 明るさの補正処理に要する時間を短縮する手法について説明するための図である。
符号の説明
10 カメラ装置
20 画像処理装置
21 画像メモリ
22 画像領域設定部
23 規定値算出処理部
24 明るさ調整処理部
25 制御部
30 液晶ディスプレイ

Claims (7)

  1. 車両に搭載された撮影手段で撮影される車両周辺画像を処理する画像処理装置において、
    撮影された撮影画像を構成する各画素を順に補正対象画素とし、前記補正対象画素を含み、該補正対象画素を中心とする所定範囲内に存在する複数の画素からなる画像領域を設定する画像領域設定手段と、
    前記画像領域設定手段によって設定された画像領域毎に、前記画像領域に含まれる画素の明るさ情報に基づく平均値を算出する平均値算出手段と、
    前記撮影画像全体の明るさの目標値を、前記平均値算出手段によって算出された平均値で除算して補正値を算出する補正値算出手段と、
    前記補正値算出手段で算出された前記補正値を、前記画像領域の補正対象画素の明るさ情報に乗算して明るさの補正処理をする補正処理手段と、を備え、
    前記画像領域設定手段は、前記補正対象画素を中心とする所定範囲の一部が画像外部となる場合には、前記画像を画像周辺で折り返し、この折り返した画像に存在する画素を用いて、前記画像領域を設定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像領域設定手段は、前記補正対象画素の明るさ情報が、所定の閾値よりも小さい場合に、前記補正対象画素を中心とする所定範囲内に存在する複数の画素からなる前記画像領域を設定すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画像領域設定手段は、当該画像処理装置に入力された撮影画像の最新の画素データに対応する画素を補正対象画素とし、一つの画像フレームを構成する画素データのうち、既に入力されている画素データに対応する画素を多く含むように画像領域を設定すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像処理装置。
  4. 前記画像領域設定手段は、撮影された撮影画像を複数の画素からなる小領域に分割して、前記各小領域を順に補正対象画素群とし、画像領域として、前記補正対象画素群を中心とする所定範囲内に存在する複数の小領域からなる領域を設定し、
    前記補正処理手段は、前記補正値算出手段で算出された前記補正値を、前記画像領域の補正対象画素群を構成する各画素の明るさ情報に乗算して明るさの補正処理をすること
    を特徴と請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記画像領域設定手段は、前記補正対象画素群の明るさ情報が、所定の閾値よりも小さい場合に、前記補正対象画素群を含み、該補正対象画素群を中心とする所定範囲内に存在する複数の小領域からなる画像領域を設定すること
    を特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記画像領域設定手段は、当該画像処理装置に入力された撮影画像の最新の画素データに対応する画素を含む小領域を補正対象画素群とし、一つの画像フレームを構成する画素データのうち、既に入力されている画素データに対応する画素からなる小領域を多く含むように画像領域を設定すること
    を特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 車両に搭載された撮影手段で撮影される車両周辺画像を処理する画像処理方法において、
    撮影された撮影画像を構成する各画素を順に補正対象画素とし、前記補正対象画素を含み、前記補正対象画素を中心とする所定範囲内に存在する複数の画素からなる画像領域を設定する画像領域設定工程と、
    前記画像領域設定工程によって設定された画像領域毎に、前記画像領域に含まれる画素の明るさ情報に基づく平均値を算出する平均値算出工程と、
    前記撮影画像全体の明るさの目標値を、前記平均値算出工程によって算出された平均値で除算して補正値を算出する補正値算出工程と、
    前記補正値算出工程で算出された前記補正値を、前記画像領域の補正対象画素の明るさ情報に乗算して明るさの補正処理をする補正処理工程と、を備え、
    前記画像領域設定工程は、前記補正対象画素を中心とする所定範囲の一部が画像外部となる場合には、前記画像を画像周辺で折り返し、この折り返した画像に存在する画素を用いて、前記画像領域を設定することを特徴とする画像処理方法。
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