JP4828041B2 - エレベーター綱車の綱溝測定方法及び測定治具 - Google Patents

エレベーター綱車の綱溝測定方法及び測定治具 Download PDF

Info

Publication number
JP4828041B2
JP4828041B2 JP2001144226A JP2001144226A JP4828041B2 JP 4828041 B2 JP4828041 B2 JP 4828041B2 JP 2001144226 A JP2001144226 A JP 2001144226A JP 2001144226 A JP2001144226 A JP 2001144226A JP 4828041 B2 JP4828041 B2 JP 4828041B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
rope
guide tube
sheave
rope groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001144226A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002338157A (ja
Inventor
淳太郎 谷口
英彦 浦川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001144226A priority Critical patent/JP4828041B2/ja
Publication of JP2002338157A publication Critical patent/JP2002338157A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4828041B2 publication Critical patent/JP4828041B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、昇降体を吊持する主索が巻掛けられるエレベーター綱車の綱溝測定方法及び測定治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14及び図15は、従来のエレベーター綱車の綱溝測定方法を説明する図で、図14はエレベーター巻上機を一部縦断して示す側面図、図15は図14の綱車における綱溝測定方法を説明する綱車の要部縦断面図である。図において、1は昇降路の壁、2は壁1に装着されたハウジング、3はハウジング2に設けられた軸、4は綱車で、軸3に枢持されてローターと一体に形成され、複数の綱溝5が凹設されている。6はハウジング2に設けられてローターと対向して配置されたステータ、7は綱溝5に巻掛けられた主索である。
【0003】
上記のようなエレベーター巻上機において、綱車4の綱溝5に主索7が巻掛けられて綱車4が回転することにより、主索7に吊持されたエレベーターのかご等の昇降体(図示しない)が昇降運転される。そして、エレベーターの運転によって綱溝5は次第に磨耗するので、適時に綱溝5の磨耗状況を測定するエレベーターの保守作業が行われる。また、綱溝5の磨耗状況の測定は次に述べるようにして行われる。すなわち、綱溝5の溝肩の面から綱溝5に巻掛けられた主索7の外面までの図15に示す距離Aが測定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような巻上機では、綱車4の綱溝5面がハウジング2の外周から後退した位置に配置されているので、綱溝5面にスケール等の測定具をあてがうことができず図15に示す綱溝5の磨耗測定方法は困難であり、測定不能に近いという問題点があった。
【0005】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、巻上機のハウジングの外周から後退した位置に配置された綱車の綱溝の磨耗状況を測定するエレベーター綱車の綱溝測定方法及び測定治具を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベーター綱車の綱溝測定方法においては、ガイド筒の下端に形成された基準面を、綱車に設けられた第一の綱溝の両側の溝肩に接し、綱車の綱溝に巻掛けられる主索の直径に対応した直径の球体状部が下端に形成されたゲージ棒を、ガイド筒に設けられた縦通孔からなり第一の綱溝に対向した位置に配置された第一挿通部に挿通し、ゲージ棒の球体状部を第一の綱車の綱溝に当ててガイド筒及びゲージ棒の両者の上端部にそれぞれ設けられた指標の相対位置によって綱車の第一の綱溝の磨耗状態が測定され、また、ガイド筒に形成された横断面を第一の綱溝に隣接した第二の綱溝の溝幅に対向させ、かつ、ガイド筒の基準面を第一の綱溝の両側の溝肩に接し、ゲージ棒を、ガイド筒に設けられた縦通孔からなり第二の綱溝に対向した位置に配置され横断面において反第一挿通部側に奥側よりも狭幅の開口部を有する第二挿通部に挿通し、ゲージ棒の球体状部を第二の綱溝に当てて上記指標の相対位置によって綱車の第二の綱溝の磨耗状態が測定される
【0007】
また、この発明に係るエレベーター綱車の綱溝測定治具においては、筒体からなり綱車に設けられた第一の綱溝の両側の溝肩に対応し、かつ第一の綱溝に隣接した第二の綱溝の溝幅に相当する横断面が形成されて下端に基準面が形成されたガイド筒と、このガイド筒に縦通して設けられた縦通孔からなり第一の綱溝に対向した位置に配置された第一挿通部及びガイド筒に縦通して設けられ第二の綱溝に対向した位置に配置され横断面において反第一挿通部側に奥側よりも狭幅の開口部を有する第二挿通部と、綱溝に巻掛けられる主索の直径に対応した直径の球体状部が下端に形成されたゲージ棒と、ガイド筒及びゲージ棒の両者の上端部にそれぞれ形成されて、ガイド筒の挿通部にゲージ棒が挿通されて球体状部が対向した綱溝に接したときの上記両者の相対位置によって綱溝の磨耗状態を表示する指標とが設けられる。
【0008】
また、この発明に係るエレベーター綱車の綱溝測定治具においては、第一の綱溝及び第二の綱溝における両側の溝肩の相互間に相当する幅の横断面に形成され、下端に第一の綱溝の両側の溝肩に対向する基準面が形成され、また基準面に隣接する第二の綱溝との対向箇所は上端側に切除されて引退部が形成されたガイド筒が設けられ、またガイド筒に縦通して設けられた縦通孔からなり第二の綱溝に対向した位置に配置された第二挿通部が設けられる。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図8は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は綱溝測定状況を説明する図でありエレベーター巻上機を一部縦断して示す側面図、図2は図1の要部を縦断して示す正面図、図3は第一の綱溝測定状況を示す図1の要部拡大図、図4は図3のガイド筒箇所の平面図、図5は図3におけるゲージ棒の下端部箇所の拡大図、図6は図3における綱溝測定の他の状況を示す図3相当図、図7は図3における第二の綱溝測定状況を示す図3相当図、図8は図7のガイド筒箇所の平面図である。
【0010】
図において、1は昇降路の壁、2は壁1に装着されたハウジング、3はハウジング2に設けられた軸、4は綱車で、軸3に枢持されてローターと一体に形成され複数の綱溝5が凹設されている。6はハウジング2に設けられてローターと対向して配置されたステータ、7は綱溝5に巻掛けられた主索である。
【0011】
8はガイド筒で、筒体からなり綱車4に設けられた第一の綱溝5の両側の溝肩9に対応し、かつ第一の綱溝5に隣接した第二の綱溝10の溝幅に対向する横断面が形成され、下端に基準面11が形成されている。12はガイド筒8に縦通して設けられた縦通孔からなり第一の綱溝5に対向した位置に配置された第一挿通部、13はガイド筒8に縦通して設けられ第二の綱溝10に対向した位置に配置されて横断面において反第一挿通部12側に奥側よりも狭幅の開口部を有する第二挿通部である。
【0012】
14はガイド筒8の上端面によって形成された第一指標、15はゲージ棒で、綱溝5等に巻掛けられる主索7の直径に対応した直径の球体状部16が下端に形成され、上端部に詳細は後述するが上限と下限を標示する標識からなる第二指標17が設けられている。なお、球体状部16の直径は、主索7の製作誤差又は主索7が磨耗限界に達したときの最小の直径に製作されている。
【0013】
エレベーター巻上機において、綱車4の綱溝5に主索7が巻掛けられて綱車4が回転することにより、主索7に吊持されたエレベーターのかご等の昇降体(図示しない)が昇降運転される。そして、エレベーターの運転によって綱溝5は次第に磨耗するので、適時に綱溝5の磨耗状況を測定するエレベーターの保守作業が行われる。この綱溝5測定は上記のようなエレベーター綱車の綱溝測定治具によって次に述べるように行われる。
【0014】
すなわち、基準面11が第一の綱溝5の両側の溝肩9に接するようにガイド筒8が立設される。この状態でガイド筒8の第一挿通部12にゲージ棒15が挿入されて、図5に示すように球体状部16の二点が第一の綱溝5のアンダーカット部に接して配置されて図3に示す状態となる。
【0015】
そして、ゲージ棒15の球体状部16と第一の綱溝5の限界磨耗位置との図3に示す距離Bに等しい距離Cが、ガイド筒8の上端面による第一指標14と、ゲージ棒15の上端寄りに設けられ第二指標17の上限との間に表示される。これによって、第一の綱溝5の磨耗状態が磨耗限界に達していないことをハウジング2外の場所において容易に検視することができる。
【0016】
次いで、図7に示すようにガイド筒8の第二挿通部13にゲージ棒15が挿入されて、第一の綱溝5の場合に同様に第二の綱溝10における磨耗状態が表示される。また、例えば第一の綱溝5の磨耗が限界位置に達している場合は、図6に示すように第一指標14が第二指標17の上限位置に一致するので正確に綱溝5の磨耗限界到達を検視することができる。
【0017】
なお、ガイド筒8の横断面が第一の綱溝5の両側の溝肩9に対応し、かつ第一の綱溝5に隣接した第二の綱溝10の溝幅に対向する幅に設定されて、この幅に対応した基準面11が構成される。このため、ガイド筒8の第二挿通部13側の縁部が、第一の綱溝5の両側の溝肩9よりも上昇した第二の綱溝10の側面に当たることがない。したがって、第一指標14が第二指標17によってゲージ棒15の上下方向位置を正当に検定することができる。
【0018】
以上説明したように、ハウジング2の外周から後退した位置に綱車4の綱溝を配置した構成の巻上機の場合であっても、綱車4の綱溝の磨耗状況を容易、かつ正確に測定することができて機を逸することなく綱車4の交換作業を行うことができる。したがって、保守作業においてエレベーター巻上機の機能を良好な状態に保全することができる。
【0019】
実施の形態2.
図9は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図7相当図である。なお、図9の他は前述の図1〜図8の実施の形態と同様にエレベーター巻上機、綱車の綱溝測定治具が構成されている。図において、図1〜図8と同符号は相当部分を示し、18はガイド筒8の上端部に設けられた目盛りからなる第一指標である。
【0020】
図9の実施の形態においても、図1〜図8の実施の形態と同様なガイド筒8、ゲージ棒15によって第二指標17に対応した第一指標18の目盛りの位置によりゲージ棒15の上下方向位置が検定されて綱車4の綱溝の磨耗状況が判定される。したがって、詳細な説明を省略するが図9の実施の形態においても、図1〜図8の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0021】
また、図9の実施の形態において更新された綱車4の綱溝におけるゲージ棒15の第二指標17に対応した第一指標18の目盛り位置を記録し、次回の綱溝の磨耗状況測定時の第二指標17に対応した第一指標18の目盛り位置によって前回の測定時との差異を算出する。これによって、綱溝の磨耗が限界位置に到達する時期を予測することができ、計画的に綱車4を交換することができる。
【0022】
実施の形態3.
図10〜図13も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図10は第一の綱溝測定状況を示す図であり前述の図3相当図、図11は図10のガイド筒箇所の平面図、図12は図10における第二の綱溝測定状況を示す図、図13は図12のガイド筒箇所の平面図である。なお、図10〜図13他は前述の図1〜図8の実施の形態と同様にエレベーター巻上機、綱車の綱溝測定治具が構成されている。図において、図1〜図8と同符号は相当部分を示す。
【0023】
図において、19はガイド筒で、筒体からなり綱車4に設けられた第一の綱溝5及び第二の綱溝10における両側の溝肩9の相互間に相当する幅の横断面が形成され、下端に第一の綱溝5の両側の溝肩9に対向する基準面11が形成される。また、基準面11に隣接する第二の綱溝10との対向箇所は上端側に切除されて引退部20が形成されている。21はガイド筒19に縦通して設けられた縦通孔からなり第二の綱溝10に対向した位置に配置された第二挿通部である。
【0024】
上記のように構成されたエレベーター綱車の綱溝治具においても図1〜図8の実施の形態と同様に、基準面11が第一の綱溝5の両側の溝肩9に接するようにガイド筒19が立設される。そして、第一挿通部12にゲージ棒15が挿入されて第一指標14と第二指標17によって第一の綱溝5の磨耗状況が判定され、また第二挿通部21にゲージ棒15が挿入されて第一指標14と第二指標17によって第二の綱溝10の磨耗状況が判定される。
【0025】
したがって、詳細な説明を省略するが図10〜図13の実施の形態においても図1〜図8の実施の形態と同様な作用が得られる。また、ガイド筒19の下端に引退部20が形成されて、第一の綱溝5の両側の溝肩9のみに対向する基準面11が形成される。このため、ガイド筒19の第二挿通部21側の縁部が、第一の綱溝5の両側の溝肩9よりも上昇した第二の綱溝10の側面に当たることがない。したがって、基準面11を傾くことなく正常に配置することができ、第一指標14と第二指標17による綱溝の磨耗状況を正確に判定することができる。
【0026】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、ガイド筒の下端に形成された基準面を、綱車に設けられた第一の綱溝の両側の溝肩に接し、綱車の綱溝に巻掛けられる主索の直径に対応した直径の球体状部が下端に形成されたゲージ棒を、ガイド筒に設けられた縦通孔からなり第一の綱溝に対向した位置に配置された第一挿通部に挿通し、ゲージ棒の球体状部を第一の綱車の綱溝に当ててガイド筒及びゲージ棒の両者の上端部にそれぞれ設けられた指標の相対位置によって綱車の第一の綱溝の磨耗状態を測定し、また、ガイド筒に形成された横断面を第一の綱溝に隣接した第二の綱溝の溝幅に対向させ、かつ、ガイド筒の基準面を第一の綱溝の両側の溝肩に接し、ゲージ棒を、ガイド筒に設けられた縦通孔からなり第二の綱溝に対向した位置に配置され横断面において反第一挿通部側に奥側よりも狭幅の開口部を有する第二挿通部に挿通し、ゲージ棒の球体状部を第二の綱溝に当てて上記指標の相対位置によって綱車の第二の綱溝の磨耗状態を測定するものである。
【0027】
これによって、巻上機がハウジングの外周から後退した位置に綱車の綱溝を配置した構成の場合であっても、ガイド筒、ゲージ棒、指標によって綱車の綱溝の磨耗状況を容易、かつ正確に測定することがてきる。したがって、機を逸することなく綱車の交換作業を行うことができて、巻上機の機能を良好な状態に保全することができて保守作業の効率を向上することができ、また保守作業費を低減する効果がある。
【0028】
また、この発明は以上説明したように、筒体からなり綱車に設けられた第一の綱溝の両側の溝肩に対応し、かつ第一の綱溝に隣接した第二の綱溝の溝幅に相当する横断面が形成されて下端に基準面が形成されたガイド筒と、このガイド筒に縦通して設けられた縦通孔からなり第一の綱溝に対向した位置に配置された第一挿通部及びガイド筒に縦通して設けられ第二の綱溝に対向した位置に配置され横断面において反第一挿通部側に奥側よりも狭幅の開口部を有する第二挿通部と、綱溝に巻掛けられる主索の直径に対応した直径の球体状部が下端に形成されたゲージ棒と、ガイド筒及びゲージ棒の両者の上端部にそれぞれ形成され、ガイド筒の挿通部にゲージ棒が挿通されて球体状部が対向した綱溝に接したときの上記両者の相対位置によって綱溝の磨耗状態を表示する指標とを設けたものである。
【0029】
これによって、巻上機がハウジングの外周から後退した位置に綱車の綱溝を配置した構成の場合であっても、ガイド筒の基準面が第一の綱溝の両側の溝肩に接して配置されて、ガイド筒、ゲージ棒、指標によって綱車の綱溝の磨耗状況を容易、かつ正確に測定することができる。したがって、機を逸することなく綱車の交換作業を行うことができて、巻上機の機能を良好な状態に保全することができて、保守作業の効率を向上することができ、また保守作業費を低減する効果がある。
【0030】
また、この発明は以上説明したように、第一の綱溝及び第二の綱溝における両側の溝肩の相互間に相当する幅の横断面に形成され、下端に第一の綱溝の両側の溝肩に対向する基準面が形成され、また基準面に隣接する第二の綱溝との対向箇所は上端側に切除されて引退部が形成されたガイド筒を設け、またガイド筒に縦通して設けられた縦通孔からなり第二の綱溝に対向した位置に配置された第二挿通部を設けたものである。
【0031】
これによって、巻上機がハウジングの外周から後退した位置に綱車の綱溝が配置した構成の場合であっても、ガイド筒の基準面が第一の綱溝の両側の溝肩に接して配置されて、ガイド筒、ゲージ棒、指標によって綱車の綱溝の磨耗状況を容易、かつ正確に測定することができる。したがって、機を逸することなく綱車の交換作業を行うことができて、巻上機の機能を良好な状態に保全することができて、保守作業の効率を向上することができ、また保守作業費を低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、綱溝測定状況を説明する図でありエレベーター巻上機を一部縦断して示す側面図。
【図2】 図1の要部を縦断して示す正面図。
【図3】 第一の綱溝測定状況を示す図1の要部拡大図。
【図4】 図3のガイド筒箇所の平面図。
【図5】 図3におけるゲージ棒の下端部箇所の拡大図。
【図6】 図3における綱溝測定の他の状況を示す図3相当図。
【図7】 図3における第二の綱溝測定状況を示す図3相当図。
【図8】 図7のガイド筒箇所の平面図。
【図9】 この発明の実施の形態2を示す図で、前述の図7相当図。
【図10】 この発明の実施の形態3を示す図で、第一の綱溝測定状況を示す図であり前述の図3相当図。
【図11】 図10のガイド筒箇所の平面図。
【図12】 図10における第二の綱溝測定状況を示す図。
【図13】 図12のガイド筒箇所の平面図。
【図14】 従来のエレベーター綱車の綱溝測定方法を説明する図で、エレベーター巻上機を一部縦断して示す側面図。
【図15】 図14の綱車における綱溝測定方法を説明する綱車の要部縦断面図。
【符号の説明】
4 綱車、 5 第一の綱溝(綱溝)、 7 主索、 8 ガイド筒、9 溝肩、 10 第二の綱溝(綱溝)、 11 基準面、 12 第一挿通部(挿通部)、 13 第二挿通部(挿通部)、 14 第一指標(指標)、 15 ゲージ棒、 16 球体状部、 17 第二指標(指標)、 19 ガイド筒、 20 引退部、 21 第二挿通部(挿通部)。

Claims (3)

  1. ガイド筒の下端に形成された基準面を綱車に設けられた第一の綱溝の両側の溝肩に接し、上記綱溝に巻掛けられる主索の直径に対応した直径の球体状部が下端に形成されたゲージ棒を、上記ガイド筒に設けられた縦通孔からなり上記第一の綱溝に対向した位置に配置された第一挿通部に挿通し、上記球体状部を上記第一の綱溝に当てて上記ガイド筒及びゲージ棒の両者の上端部にそれぞれ設けられた指標の相対位置によって上記第一の綱溝の磨耗状態を測定し、また、上記ガイド筒に形成された横断面を上記第一の綱溝に隣接した第二の綱溝の溝幅に対向させ、かつ、上記ガイド筒の上記基準面を上記第一の綱溝の両側の溝肩に接し、上記ゲージ棒を、上記ガイド筒に設けられた縦通孔からなり上記第二の綱溝に対向した位置に配置され上記横断面において反上記第一挿通部側に奥側よりも狭幅の開口部を有する第二挿通部に挿通し、上記球体状部を上記第二の綱溝に当てて上記指標の相対位置によって上記第二の綱溝の磨耗状態を測定するエレベーター綱車の綱溝測定方法。
  2. 筒体からなり綱車に設けられた第一の綱溝の両側の溝肩に対応し、かつ上記第一の綱溝に隣接した第二の綱溝の溝幅に相当する横断面が形成されて下端に基準面が形成されたガイド筒と、このガイド筒に縦通して設けられた縦通孔からなり上記第一の綱溝に対向した位置に配置された第一挿通部及び上記ガイド筒に縦通して設けられ上記第二の綱溝に対向した位置に配置され横断面において反上記第一挿通部側に奥側よりも狭幅の開口部を有する第二挿通部と、上記綱溝に巻掛けられる主索の直径に対応した直径の球体状部が下端に形成されたゲージ棒と、上記ガイド筒及びゲージ棒の両者の上端部にそれぞれ形成されて、上記ガイド筒の挿通部に上記ゲージ棒が挿通されて上記球体状部が対向した上記綱溝に接したときの上記両者の相対位置によって上記綱溝の磨耗状態を表示する指標とを備えたエレベーター綱車の綱溝測定治具。
  3. ガイド筒を、第一の綱溝及び第二の綱溝における両側の溝肩の相互間に相当する幅の横断面に形成され、下端に上記第一の綱溝の両側の溝肩に対向する基準面が形成され、また上記基準面に隣接する上記第二の綱溝との対向箇所は上端側に切除されて引退部が形成されたものとし、第二挿通部を、上記ガイド筒に縦通して設けられた縦通孔からなり上記第二の綱溝に対向した位置に配置されたものとしたことを特徴とする請求項記載のエレベーター綱車の綱溝測定治具。
JP2001144226A 2001-05-15 2001-05-15 エレベーター綱車の綱溝測定方法及び測定治具 Expired - Fee Related JP4828041B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001144226A JP4828041B2 (ja) 2001-05-15 2001-05-15 エレベーター綱車の綱溝測定方法及び測定治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001144226A JP4828041B2 (ja) 2001-05-15 2001-05-15 エレベーター綱車の綱溝測定方法及び測定治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002338157A JP2002338157A (ja) 2002-11-27
JP4828041B2 true JP4828041B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=18990209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001144226A Expired - Fee Related JP4828041B2 (ja) 2001-05-15 2001-05-15 エレベーター綱車の綱溝測定方法及び測定治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4828041B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5157696B2 (ja) * 2008-07-10 2013-03-06 フジテック株式会社 ロープ溝測定装置及びロープ溝測定方法
JP5984520B2 (ja) * 2012-06-11 2016-09-06 株式会社日立製作所 綱車の主索溝摩耗測定装置
JP5937952B2 (ja) * 2012-10-31 2016-06-22 株式会社日立製作所 綱車主索溝摩耗測定方法
JP5972223B2 (ja) * 2013-06-07 2016-08-17 株式会社日立ビルシステム エレベータシーブのシーブ溝測定装置及びシーブ溝の摩耗判定方法
JP6278859B2 (ja) * 2014-07-17 2018-02-14 株式会社日立製作所 エレベーターの保守方法及びエレベーターシステム
JP6402683B2 (ja) * 2015-06-10 2018-10-10 フジテック株式会社 ロープ溝測定装置及び測定方法
CN106395527B (zh) * 2015-07-31 2018-10-09 株式会社日立制作所 电梯曳引轮绳槽磨损检测装置
JP6624232B2 (ja) * 2018-04-18 2019-12-25 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターのシーブ溝測定装置およびシーブ溝測定方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55155907A (en) * 1979-05-22 1980-12-04 Koito Mfg Co Ltd Fixing structure and fixing method of bolt and nut
JPS5920105A (ja) * 1982-07-22 1984-02-01 有限会社タ−モ 袋物口金
JPH01235801A (ja) * 1988-03-17 1989-09-20 Toshiba Corp エレベータ綱車のロープ溝測定器
JPH10274501A (ja) * 1997-03-28 1998-10-13 Keyence Corp 接触式変位計

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002338157A (ja) 2002-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5932840B2 (ja) 吊上装置に使用される高強度繊維ロープの廃棄状態を識別するための装置及びそれを備えたクレーン
JP4828041B2 (ja) エレベーター綱車の綱溝測定方法及び測定治具
JP5972223B2 (ja) エレベータシーブのシーブ溝測定装置及びシーブ溝の摩耗判定方法
CN110884978B (zh) 一种矿用摩擦式提升机钢丝绳张力测试装置及方法
CN108436051B (zh) 一种链节一体化的在线辊缝仪
JP2014210627A (ja) エレベーター綱車の綱溝測定治具
CN207553100U (zh) 一种水下混凝土桩基钻切装置
CN106403754A (zh) 一种起重机部件多维综合检测量具
CN111878065B (zh) 冲击钻钻孔灌注桩施工中监测桩基中心偏位装置及方法
JP2006232152A (ja) タイヤ
JP5142029B2 (ja) アンカー機能状況確認装置
CN113739705A (zh) 一种基于分段圆弧拼接算法的构件横向位移监测方法
JP2014097869A (ja) エレベーターの綱車溝摩耗量測定方法及び測定治具
CN113587985A (zh) 一种钢索式巷道围岩收敛监测装置及监测方法
JP5200061B2 (ja) シーブ溝の摩耗量測定装置
CN101614639B (zh) 履带板质量检测设备及其检测方法
CN111307591A (zh) 一种hrb500e钢筋断后伸长率检测装置
CN206160865U (zh) 一种起重机部件多维综合检测量具
CN215642706U (zh) 一种悬臂浇筑施工应力监控装置
JP6866031B2 (ja) 芯材の建込み方法
US4348907A (en) Retirement elongation indicator for mast raising lines
JP2007302413A (ja) エレベータ巻上機のシーブ溝測定装置
CN106149541B (zh) 一种预应力张拉的预制箱型桥梁及施工方法
CN113897816A (zh) 一种无砟轨道结构状态监测方法
CN108687320A (zh) 钳式在线辊缝仪辊缝测量臂的收紧及控制装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110913

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees