JP4827420B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP4827420B2
JP4827420B2 JP2005050876A JP2005050876A JP4827420B2 JP 4827420 B2 JP4827420 B2 JP 4827420B2 JP 2005050876 A JP2005050876 A JP 2005050876A JP 2005050876 A JP2005050876 A JP 2005050876A JP 4827420 B2 JP4827420 B2 JP 4827420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
box
vapor
evaporating dish
receiving box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005050876A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006234305A (ja
Inventor
伸也 柳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP2005050876A priority Critical patent/JP4827420B2/ja
Publication of JP2006234305A publication Critical patent/JP2006234305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4827420B2 publication Critical patent/JP4827420B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

本発明は、除霜水等の排水を強制蒸発させて排気する機能を備えた冷却貯蔵庫に関する。
例えば業務用の冷蔵庫では、除霜水等の排水を冷蔵庫本体の底面に設けられた蒸発皿に溜め、ヒータ等の加熱手段によってこれを強制蒸発させて排気するようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。また、このような蒸気を、冷蔵庫本体の例えば背面壁内に立ち上って形成した排気通路を通し、上面の排気口から吐出することによって蒸発の促進を図ったものも公知である。
実開昭61−123377号公報
一方この種の冷蔵庫は、その背面を厨房等の部屋の壁面に近接して設置する場合が多く、これはすなわち、蒸気の排気口が壁面の近くに配された状態となる。また冷蔵庫本体の上面に、冷凍装置等を収納した機械室が設けられたものでは、機械室を構成するパネルが排気口に近い位置に来る場合もある。
上記のような場合には、排気口から吐出された蒸気が、即座に壁面や機械室のパネルに触れて結露し、その量が多くなると結露水として滴下するという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、強制蒸発された蒸気により壁面等に結露することを極力抑えるところにある。
請求項1の発明は、貯蔵庫本体の底面には排水を溜めて加熱手段により蒸発させる蒸発皿が設けられるとともに、前記貯蔵庫本体の周壁の内部には、蒸気を流通させる排気通路が前記貯蔵庫本体の下面に開口した形態で立ち上がって形成され、前記排気通路の出口である排気口が前記貯蔵庫本体の上面に開口して設けられており、前記蒸発皿には蒸気抜き孔が開口された蓋板が被せられて、この蓋板の前記蒸気抜き孔が前記排気通路の下面開口と洩れを生じることなく整合され、かつ、前記排気口の上面には蒸気拡散箱が設けられ、この蒸気拡散箱の底面の一部領域には、前記蒸気を導入するべく前記排気口と連通する通孔が形成されるとともに、同蒸気拡散箱の上面には、前記通孔の直上位置から外れた位置において複数の吐出口が分散して形成されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記各吐出口の合計開口面積が、前記通孔の開口面積よりも大きい設定であるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記蒸気拡散箱は、前記通孔が形成されかつ少なくとも面が開放された受け箱と、この受け箱の開放面を覆いかつ前記吐出口が形成されたカバーとが、分割可能に組み付けられて形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のものにおいて、前記蒸発皿に被せられた前記蓋板には、前記蒸気抜き孔とともに、前記貯蔵庫本体の周壁の内部に形成された排水路の下面開口と洩れなく整合する排水孔が開口されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
蒸発皿から蒸発した蒸気は、貯蔵庫本体の周壁内の排気通路に引かれて立ち上ったのち、貯蔵庫本体の上面に開口された排気口から排出され、この蒸気は、通孔を通して蒸気拡散箱内に一旦受けられたのち、各吐出口から分散して吐出される。
蒸気拡散箱を設けたことで、蒸気は低濃度に拡散した状態で吐出され、仮に近辺に壁面やパネル等があったとしても、多量の蒸気が集中して触れることが避けられ、もって結露することが防止される。排気口の直上には吐出口が形成されていないから、塵等が排気通路に入り込むことが避けられる。
<請求項2の発明>
蒸気は滞ることなくスムーズに吐出される。
<請求項の発明>
排気口から排出された蒸気は、受け箱の通孔を通して蒸気拡散箱に一旦受けられ、カバーに形成された複数の吐出口から分散して排出される。蒸気拡散箱が、受け箱とカバーとに2分割できるから、箱の内部まで十分に掃除することができる
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図6に基づいて説明する。この実施形態では業務用の縦型冷蔵庫に適用した場合を例示しており、まず図1により冷蔵庫Rの全体構造を説明する。冷蔵庫本体10は前面開口の縦長の断熱箱体から構成されており、下面の四隅に立てられた脚11によって支持され、内部が貯蔵室12とされている。貯蔵室12の前面開口は、仕切枠13によって上下2つの開口部14に仕切られ、各開口部14には断熱扉15が揺動開閉可能に装着されている。
冷蔵庫本体10の上面10A、詳細には同上面10Aにおける背面側の所定領域を除いた部分には、パネル17Aを組み付けて形成された機械室17が設けられ、その中に冷凍装置18が設置されている。冷凍装置18は、圧縮機19、凝縮器20等を備え、断熱性の基台21上に取り付けられてユニット化されており、基台21が貯蔵室12の天井壁の窓孔23を塞ぐようにして取り付けられている。
貯蔵室12の天井部分における窓孔23の下面側には、エアダクトを兼ねたドレンパン24が張設され、その上方に冷却器室25が形成されている。ドレンパン24の底面は、奥縁(図1の左側)に向けて下り勾配となるように形成され、手前側の領域に吸込口26が開口されているとともに、奥縁側には吹出口27が切り欠き形成されている。
冷却器室25内には、冷却器29(蒸発器)と、吸込口26に臨んで庫内ファン30が装備されている。冷却器29は上記した冷凍装置18と冷媒配管で循環接続され、周知の冷凍サイクルを構成している。そして、冷凍装置18(圧縮機19)を運転しつつ庫内ファン30を駆動すると、貯蔵室12の室内空気が庫内ファン30によって吸込口26から冷却器室25内に吸引され、その空気が冷却器29を流通する間に熱交換によって冷気が生成され、その冷気が吹出口27から貯蔵室12の奥面に沿うようにして吹き出され、貯蔵室12内に冷気が循環供給されて冷却されるようになっている。
一方、冷却器29等に付着した霜を除去するために、適宜に除霜運転が行われる。そのため、冷却器29には除霜ヒータ32が備えられるとともに、冷蔵庫本体10の背面壁10Bには排水路33が形成されている。この排水路33は、背面壁10B内における幅方向の中央から一側に寄った位置で縦向きに設けられ、その上端がドレンパン24の排水口24Aに臨んでいるとともに、下端が冷蔵庫本体10の下面に開口している。
除霜運転は、除霜ヒータ32に通電して加熱することで行われ、除霜水はドレンパン24で受けられたのち排水路33を流下し、後記するように冷蔵庫本体10の下面に装備された蒸発皿ユニット40で受けられるようになっている。
また、背面壁10Bの上記した排水路33の側方、例えば幅方向の中央位置には、図3に示すように、同幅方向に細長い方形の断面形状をなす排気通路35が、下面から上面に開口して形成され、上面開口が排気口36とされている。
蒸発皿ユニット40は、図2に示すように、それぞれステンレス鋼板等の金属板製の蒸発皿41がケース42内に収容され、上面に蓋板43が被せられた構造となっている。
ケース42は、上面並びに前後両面が開口された少し深めの箱状で、冷蔵庫本体10の奥行よりも少し短い長さ寸法と、同冷蔵庫本体10の横幅の数分の一の幅寸法を有している。
蒸発皿41は、ケース42の全長の2/3程度の長さ寸法と、同ケース42の幅よりも少し小さい幅寸法を持った角皿状をなし、その底面45は、図1にも示すように、手前側の約1/4の前部領域46Aが、後方に向けて急緩の2段階に下り勾配となった傾斜面で、残りの約3/4の後部領域46Bがほんの僅かに下り勾配となって、後縁部が最も深くなっている。ただし、その最深部でも、ケース42の深さの2/3程度である。
蒸発皿41の底面45の裏面(外面)には、コードヒータからなる蒸発皿ヒータ47が、ほぼ全面にわたってジグザグ状に配線され、アルミ箔(図示せず)により貼り付けられている。蒸発皿ヒータ47のリード線は、冷蔵庫本体10の壁面内等を通って機械室17内の電装箱(図示せず)に装備された制御装置に接続されている。
また、蒸発皿41の底面45の表面、例えば前部領域46Aの緩傾斜面の表面には、サーモスタット感温筒48(以下、単に感温筒48という)が、取付金具49で押さえられて装着されている。感温筒48は、その装着位置の温度が動作温度(例えば115℃)になったことを検知したところでオフ信号を出すように機能する。感温筒48の信号線(図示せず)は、電装箱内の制御装置に接続されていて、感温筒48からのオフ信号を受けたところで、蒸発皿ヒータ47への通電が遮断されるようになっている。
蓋板43は、ケース42の上面を覆う細長い平板状に形成されており、その長さ方向の後部側には、幅方向の中央部において、同幅方向に細長い角孔からなる蒸気抜き孔51が開口されているとともに、この蒸気抜き孔51の側方に、丸孔からなる排水孔52が開口されている。
そして、ケース42内には蒸発皿41が後縁同士を揃えて入れられ、蒸発皿41の左右の取付板54が、ケース42の左右のフランジ55に載せられることで、蒸発皿41は、図1に示すように、蒸発皿ヒータ47が貼り付けられた底面45の裏面を、ケース42の底面から浮かせた状態で支持される。続いて蓋板43が被され、左右両側のフランジ56が蒸発皿41の取付板54の上に載せられ、蒸発皿41の上面開口が蓋板43で閉鎖される。左右両側において、蒸発皿41の取付板54を挟んでケース42と蓋板43のフランジ55,56間が、ねじ等の締結具57によって複数箇所ずつ固定される。これにより、蒸発皿ユニット40が組み付けられている。
冷蔵庫本体10の底面には、前後方向を向いた左右一対のレール58が取り付けられており、上記した蒸発皿ユニット40は、左右のフランジ55を対応するレール58に載せつつ前面から押し込まれ、その後縁が冷蔵庫本体10の後面に達する位置まで押し込まれたところで固定される。このとき蒸発皿ユニット40は、蓋板43が冷蔵庫本体10の底面にほぼ密着し、蓋板43の後部側に設けられた排水孔52と蒸気抜き孔51とが、冷蔵庫本体10の背面壁10Bに形成された排水路33と排気通路35の下面開口に、それぞれ洩れを生じることなく整合されるようになっている。
さて、冷蔵庫本体10の上面10Aにおける排気口36が開口された位置には、蒸気拡散箱60が着脱可能に取り付けられている。この蒸気拡散箱60は、図3に示すように、受け箱61とカバー62とから構成されている。この受け箱61とカバー62も、ステンレス鋼板等の金属板製である。
受け箱61は、上面開放で、冷蔵庫本体10の幅方向に細長い角箱状に形成されており、例えば排気口36の長寸側の寸法の3倍強の長さと、排気口36の短寸側の寸法よりも大きい奥行とを有している。この受け箱61の底面61Aにおける長さ方向の中央部には、排気口36と同じか若干大きい角孔からなる通孔64が形成されている。この通孔64の長さ方向の両側には、ねじ65の挿通孔66が開口されているとともに、冷蔵庫本体10の上面10Aにおける排気口36の両側には、ねじ孔67が上記の挿通孔66と対応して切られている。
カバー62は、上記した受け箱61の内側にほぼ緊密に嵌る下面開放の角箱状に形成されており、ただしその高さは、受け箱61の深さよりも所定寸法大きく形成されている。すなわち、受け箱61内にカバー62が入れられると、その上面62A側が受け箱61の上縁から所定量突出し、その突出量は手で掴める程度となっている。カバー62は受け箱61に対して、着脱可能に組み付けられており、そのため、受け箱61の奥面61Bには、左右一対のねじ69の挿通孔70が開口されているとともに、カバー62の奥面62Bにおける挿通孔70と整合する位置に、ねじ孔71が切られている。
そして、このカバー62の上面62Aにおける長さ方向の両端部、言い換えると、上記した受け箱61の通孔64の直上位置を避けた両側の領域には、奥行方向に細長いスリットからなる吐出口73が、複数本ずつカバー62の長さ方向に沿って等間隔で形成されている。各吐出口73は、虫が入らない程度の細さに形成されている。また、吐出口73の個数は、全吐出口73の合計開口面積が、通孔64の開口面積よりも大きくなる個数とされている。
続いて、本実施形態の作用を説明する。
蒸気拡散箱60を取り付ける場合は、図3に示すように、まず受け箱61を冷蔵庫本体10の上面10Aに載せて通孔64の位置を排気口36に合わせ、受け箱61の底面61Aの挿通孔66に通したねじ65を、冷蔵庫本体10の上面10Aのねじ孔67に螺合して締め付けることで固定する。次に、受け箱61内に上面開口からカバー62を入れ、底面61Aに当たるまで押し込むと、受け箱61の挿通孔70とカバー62のねじ孔71同士が整合するため、挿通孔70に通したねじ69をねじ孔71に螺合して締め付けることで固定する。これにより、図4及び図5に示すように、蒸気拡散箱60の取り付けが完了する。このとき、カバー62の上面62A側が所定量突出する。このように蒸気拡散箱60を取り付けた冷蔵庫Rが、図1に示すように、その背面を部屋の壁面Wに近接させた状態で設置される。
冷蔵庫Rの稼働中において除霜運転が行われると、冷却器29等からの除霜水(排水)が冷蔵庫本体10の背面壁10Bの排水路33を通り、蓋板43の排水孔52から蒸発皿41内に流入して溜められる。それとともに蒸発皿ヒータ47がオンされ、蒸発皿41内に溜められた排水が加熱されて強制的に蒸発し、生成された蒸気は、蓋板43の蒸気抜き孔51から背面壁10Bの排気通路35を立ち上り、上端の排気口36から吐出される。排気口36すなわち通孔64から蒸気拡散箱60内に吐出された蒸気は、カバー62の上面62Aにおける中央部に当たったのち左右両側に分かれ、図6に示すように、両側の各吐出口73から分散して吐出される。しかも、全吐出口73の合計開口面積が、通孔64の開口面積よりも大きく設定されているから、蒸気は滞ることなくスムーズに吐出される。
ここで吐出された蒸気は、近接位置にある壁面Wや、機械室17を構成するパネル17Aに触れる可能性があるが、蒸気は低濃度に拡散した状態で吐出され、言い換えると、多量の蒸気が集中して触れることが避けられ、もって壁面Wやパネル17Aに結露することが防止される。
蒸気拡散箱60内を掃除する場合は、奥面側の2本のねじ69を緩めて外すと、カバー62が受け箱61から外れた状態となるため、上面62A側の突出部分を手で掴んでカバー62を受け箱61から引き抜く。そうすると、カバー62並びに受け箱61の内部がともに開放された状態にできるから、雑巾等を利用して内部を隅々まで拭き掃除することができる。カバー62については、水場等において水洗いをすることもできる。また、受け箱61を水洗いするには、底面61Aを止めているねじ65を外せば、受け箱61を冷蔵庫本体10の上面10Aから取り外すことができる。
以上のように本実施形態によれば、冷蔵庫本体10の上面10Aの排気口36を覆うようにして、多数の吐出口73が分散して形成された蒸気拡散箱60を装着したから、排気口36から多量の蒸気が吐出されたとしても、蒸気拡散箱60内に一旦受けられたのち、各吐出口73から分散して吐出される。すなわち、蒸気は低濃度に拡散した状態で吐出されるから、近辺に壁面Wや機械室17を構成するパネル17Aがあったとしても、それらに多量の蒸気が集中して触れることが避けられ、もって結露することが抑制される。
蒸気拡散箱60は、受け箱61内にカバー62を嵌めてねじ69で止めた構造であるから、ねじ69を緩めて外すことで2分割でき、受け箱61、カバー62ともども内部が開放できて隅々まで掃除することができる。
また、吐出口73は、カバー62の上面62Aに形成されてはいるものの、受け箱61の通孔64さらには排気口36の直上位置は避けて形成されているから、塵等が排気口36から排気通路35に落下して侵入することが極力避けられる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、カバーを外しやすいように、受け箱内に嵌められた際に上面側が突出する構造としたが、これに代えてカバーの上面に把手を設けるようにしてもよい。
(2)カバーの上面に開口する吐出口の形状は、丸孔等他の形状であってもよく、その場合も、各吐出口が虫が入らない程度の大きさで、また全吐出口の合計開口面積が、通孔の開口面積よりも大きくなる条件を満たすことが望ましい。
(3)蒸気拡散箱の2分割の形態としては、上記実施形態に例示したものに限らず、例えば上面開放の受け箱に対してその開放面を平板状のカバーで塞いだり、あるいは受け箱を上面以外に他の面も開放した形状として、その開放面をカバーで覆った構造としてもよい。
(4)さらに上記実施形態では蒸気拡散箱が2分割可能なものを例示したが、分割できない一体的な箱であってもよい。
(5)蒸発皿の加熱手段としては、例えば冷凍装置が冷蔵庫本体の底部側に設けられているようなものでは、ヒータに代えて冷凍装置のホットガスを利用してもよい。
(6)本発明は、冷凍庫、冷凍冷蔵庫等の排水の強制蒸発機能を備えた冷却貯蔵庫全般に広く適用することができる。
本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の縦断面図 蒸発皿ユニットの分解斜視図 蒸気拡散箱の取付構造を示す分解斜視図 蒸気拡散箱が取り付けられた状態の斜視図 その平面図 蒸気の吐出状態を示す斜視図
符号の説明
R…冷蔵庫(冷却貯蔵庫) 10…冷蔵庫本体(貯蔵庫本体) 10A…(冷蔵庫本体10の)上面 10B…(冷蔵庫本体10の)背面壁(周壁) 35…排気通路 36…排気口 40…蒸発皿ユニット 41…蒸発皿 47…蒸発皿ヒータ(加熱手段) 60…蒸気拡散箱 61…受け箱 61A…(受け箱61の)底面 62…カバー 62A…(カバー62の)上面 64…通孔 65,69…ねじ 73…吐出口

Claims (4)

  1. 貯蔵庫本体の底面には排水を溜めて加熱手段により蒸発させる蒸発皿が設けられるとともに、前記貯蔵庫本体の周壁の内部には、蒸気を流通させる排気通路が前記貯蔵庫本体の下面に開口した形態で立ち上がって形成され、前記排気通路の出口である排気口が前記貯蔵庫本体の上面に開口して設けられており、
    前記蒸発皿には蒸気抜き孔が開口された蓋板が被せられて、この蓋板の前記蒸気抜き孔が前記排気通路の下面開口と洩れを生じることなく整合され、
    かつ、前記排気口の上面には蒸気拡散箱が設けられ、この蒸気拡散箱の底面の一部領域には、前記蒸気を導入するべく前記排気口と連通する通孔が形成されるとともに、同蒸気拡散箱の上面には、前記通孔の直上位置から外れた位置において複数の吐出口が分散して形成されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 前記各吐出口の合計開口面積が、前記通孔の開口面積よりも大きい設定であることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
  3. 前記蒸気拡散箱は、前記通孔が形成されかつ少なくとも面が開放された受け箱と、この受け箱の開放面を覆いかつ前記吐出口が形成されたカバーとが、分割可能に組み付けられて形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷却貯蔵庫。
  4. 前記蒸発皿に被せられた前記蓋板には、前記蒸気抜き孔とともに、前記貯蔵庫本体の周壁の内部に形成された排水路の下面開口と洩れなく整合する排水孔が開口されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
JP2005050876A 2005-02-25 2005-02-25 冷却貯蔵庫 Expired - Fee Related JP4827420B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005050876A JP4827420B2 (ja) 2005-02-25 2005-02-25 冷却貯蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005050876A JP4827420B2 (ja) 2005-02-25 2005-02-25 冷却貯蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006234305A JP2006234305A (ja) 2006-09-07
JP4827420B2 true JP4827420B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=37042163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005050876A Expired - Fee Related JP4827420B2 (ja) 2005-02-25 2005-02-25 冷却貯蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4827420B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55110870A (en) * 1979-02-16 1980-08-26 Hitachi Ltd Refrigerating chamber
JPS5640375A (en) * 1979-09-11 1981-04-16 Clarion Co Ltd Pay television broadcast system
JPS5816882A (ja) * 1981-07-24 1983-01-31 Hitachi Ltd インクリボン送り機構
JPS6389589A (ja) * 1986-10-02 1988-04-20 Osaka Gas Co Ltd 石炭系重質油の精製方法
JPH03148578A (ja) * 1989-11-01 1991-06-25 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍装置
JPH07190604A (ja) * 1993-12-28 1995-07-28 Mitsubishi Electric Corp 低温ショーケース

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006234305A (ja) 2006-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6997008B2 (en) Defrost water draining unit for a refrigerator
JP6501149B2 (ja) 冷凍装置
JP4644580B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP5656619B2 (ja) 冷却ユニット
JP4827420B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP5952584B2 (ja) 冷却庫
JP2006275474A (ja) 冷却貯蔵庫
JP2003202176A (ja) 冷蔵庫
JP2001201241A (ja) 冷蔵ショーケース
JPH09243234A (ja) 冷却貯蔵庫における除霜排水蒸発装置
JP4504796B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP5441518B2 (ja) 冷却ユニット
JPS592461Y2 (ja) シヨ−ケ−ス
JPH0618146A (ja) 冷却貯蔵庫
JPH09243227A (ja) 冷却貯蔵庫
JP3679588B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP2005009779A (ja) 冷却装置のドレン水蒸発装置
JP5367553B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP2002048458A (ja) 冷却貯蔵庫
JP3550552B2 (ja) 冷蔵庫
JP3611021B2 (ja) 冷蔵庫
JP2008002734A (ja) 冷蔵庫
KR200184620Y1 (ko) 냉장고용 증발접시
JP5952585B2 (ja) 冷却庫
JP2023178729A (ja) 冷却貯蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070511

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080118

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091019

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100610

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110825

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110913

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees