JP4825751B2 - 表示情報出力装置 - Google Patents

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本発明は、複数の表示機に表示情報を出力する表示情報出力装置に関するものである。
船舶のプレジャー、商船市場においてカラーLCDを用いた製品、例えば、魚群探知機、レーダ、プロッタなど、が多数開発されており、近年ではこれらの製品を1つのシステムとして統合し、船内に設けられたLAN等を介して情報の相互利用が図られている。このような統合システムでは、ネットワーク内に複数の表示機が存在し、表示情報出力装置から出力された情報が各表示機で表示される。
特開2000−10539号公報
同一ネットワーク上に複数の表示機が存在する場合、各表示機の表示画面に表示された画像の解像度や色や輝度などの表示状態は、同じであることが望ましい。しかしながら、各表示機には表示状態に関するデフォルト値の設定はあっても、その出力設定がシステム全体として適したものになっているとは限らない。つまり、従来の装置では、接続されている表示機間での連携が考えられていなかった。そのため、接続された表示機によっては、表示情報出力装置から出力された情報を適切に表示できないといった問題が発生していた。
また、表示情報出力装置に接続された表示機のガンマ値や輝度が異なる場合には、表示情報出力装置から同じ情報を出力したとしても、各表示機では異なった色や輝度で表示されてしまうという問題がある。
特に、魚群探知機やレーダでは、受信信号の信号強度に応じて色や輝度を変化させて表示する。そのため、同じ情報が表示機毎に異なった色や輝度で表示されると、表示情報出力装置から出力された情報信号が同じ信号であるか否かの判断ができず、表示機を併設した場合などにおいては、画面上に表示された情報の相関を知ることが困難であった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、同一ネットワーク上に設けられた複数の表示機に表示情報出力装置から表示情報を出力する際に、システム全体として最適な表示情報を出力し、各表示機での表示状態を均整化することができる表示情報出力装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、表示情報を生成する生成部と、接続された表示機の表示仕様を取得する情報取得部と、外部機器に接続された表示機の表示仕様を受信する通信部と、前記情報取得部で取得した表示機の表示仕様と前記通信部を介して取得した表示機の表示仕様とに基づいて前記表示情報を変換する変換部と、前記変換部で変換された表示情報を自機に接続された表示機に出力する出力部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、表示情報を生成する生成部と、接続された表示機の表示仕様を取得する情報取得部と、外部機器に接続された表示機の表示仕様を受信するとともに、自機に接続された表示機の表示仕様を外部機器に送信する通信部と、前記情報取得部で取得した表示機の表示仕様と前記通信部を介して取得した表示機の表示仕様とに基づいて前記表示情報を変換する変換部と、前記変換部で変換された表示情報を自機に接続された表示機に出力する出力部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、表示情報を生成する生成部と、接続された表示機の識別IDを取得する取得部と、表示機の表示仕様と前記識別IDとを対にして保持するデータテーブルと、外部機器に接続された表示機の表示仕様を受信する通信部と、前記取得部で取得した識別IDに対応する表示仕様と前記通信部を介して取得した表示機の表示仕様とに基づいて前記表示情報を変換する変換部と、前記変換部で変換された表示情報を自機に接続された表示機に出力する出力部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、表示情報を生成する生成部と、接続された表示機の識別IDを取得する取得部と、表示機の表示仕様と前記識別IDとを対にして保持するデータテーブルと、外部機器に接続された表示機の表示仕様を受信するとともに、自機に接続された表示機の表示仕様を外部機器に送信する通信部と、前記取得部で取得した識別IDに対応する表示仕様と前記通信部を介して取得した表示機の表示仕様とに基づいて前記表示情報を変換する変換部と、前記変換部で変換された表示情報を自機に接続された表示機に出力する出力部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記表示仕様が表示機の解像度を少なくとも含み、前記変換部は、前記生成部で生成された表示情報を特定の解像度を有する表示情報に変換することを特徴とする。


また、本発明は、前記表示仕様が表示機のガンマ値を少なくとも含み、前記変換部は同一情報の表示状態が各表示機間で略同一になるように前記生成部で生成された表示情報を変換することを特徴とする。
また、本発明は、前記表示仕様が表示機の輝度情報を少なくとも含み、前記変換部は同一情報の表示状態が各表示機間で略同一になるように前記生成部で生成された表示情報を変換することを特徴とする。
本発明によれば、表示情報出力装置に接続された複数の表示機の表示仕様に基づいて、システム全体で最も適した表示仕様を決定することができ、各表示機の各表示画面上で最適な表示を行うことが可能になる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1による表示情報出力装置について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1による表示情報出力装置の構成を示す図である。
図1に示すように、本発明の表示情報出力装置1は、取得部11と、生成部12と、変換部13と、出力部14とからなる。表示情報出力装置1は、出力ポート14a〜14cを介して表示機A〜Cに接続されている。
取得部11は、接続された複数の表示機の表示仕様を取得する。表示仕様とは、例えば、表示機の解像度、ガンマ値、輝度値、縦横比などの情報であり、表示機A〜Cで表示される画像の各表示機間の統一性或いは整合性を担保するために使用される情報をいう。なお、取得部11が取得する表示仕様は、表示機のスペックであってもよいし、表示機側で設定された解像度、ガンマ値、輝度値などの画面設定であってもよい。
生成部12は、表示情報を生成するものであり、外部操作手段からの指示情報に基づいて、表示機に表示するユーザ所望の情報を表示機毎に生成する。表示情報とは、表示画面上に表示される情報であり、例えば、魚探による探知画像やレーダ探知画像などがある。
なお、各表示機において同じ表示情報を表示する場合には、必ずしも表示機毎に表示情報を生成する必要はない。
変換部13は、取得部11が取得した表示仕様に基づいて生成部12が生成した表示情報を変換する。
出力部14は、生成部13で変換された表示情報を各表示機A〜Cに出力するものであり、取得部11が取得した表示仕様に応じた変換後の表示情報を各表示機A〜Cに出力する。なお、ここでは出力部14がそれぞれの表示機A〜Cに対応する出力ポート14a〜14cを備えた例を示している。
図2は、本発明の実施の形態1による表示情報出力装置の動作を説明するためのフローチャートである。
表示情報出力装置1は、電源投入時、或いは出力部14の出力ポート14a〜14cの何れかに新たな表示機が接続された際に、接続されている表示機A〜Cに対して表示機の表示仕様を送信するように要求する。
表示機A〜Cより送信された表示仕様は、取得部11により取得され(ステップS1)、取得した表示機A〜Cの表示仕様が変換部13に出力される。変換部13は、取得部11が取得した表示仕様に基づいて、生成部12が生成した表示情報を変換する(ステップS2)。この変換処理の詳細については、図3〜図7を用いて後述する。
変換部13により変換された表示情報は、出力部14に出力され、変換された表示情報が出力ポート14a〜14cを介して表示機A〜C毎に出力される(ステップS3)。
次に、変換部13による変換処理ついて説明する。なお、説明の簡単化のため、ここでは取得部11が取得する表示仕様が1種類である場合を例にあげて説明を行う。
[表示仕様が表示機A〜Cの解像度である場合]
図3は、表示仕様が解像度である場合の変換部13による変換処理を説明するためのフローチャートである。
図3において、取得部11が接続された複数の表示機A〜Cの解像度を取得すると、変換部13は、先ず、表示情報出力装置が異なる解像度で同じ表示情報を出力できるか否かの判断を行う(ステップS11)。
異なる解像度の表示情報を出力できる場合には、生成部12により生成された表示情報を、出力先の表示機A、B、Cにそれぞれ応じた解像度に変換(ステップS12)し、変換後の表示情報を出力部14を介して各表示機A〜Cに出力する。
通常、表示機において、入力信号の解像度と表示機内部に使用しているLCDの解像度が1:1の場合には、文字のにじみや色のにじみが発生せず表示情報出力装置から出力された表示情報を最もきれいに表現することができる。そのため、表示情報出力装置に接続された各表示機A〜Cの解像度に応じて、それぞれ最適な解像度の表示情報を出力することが好ましい。
しかしながら、出力ポートを2ポート以上搭載しているような現在のグラフィックボード(例えば、図1に示す表示情報出力装置1)のほとんどは、異なった解像度の表示情報を出力できないのが現状であり、解像度の違う複数の表示機が接続された場合、何れかの表示機の解像度に出力する表示情報の解像度をあわせる必要がある。
そこで、本発明では、変換部13は出力部14から全く同じ表示出力が複数の表示機に出力されるように、生成部12で生成された表示情報を特定の解像度を有する表示情報に変換する。なお、ここでは、接続された表示機のうちで最も低い解像度にあわせる処理を行う場合を例にあげて説明する。
先ず、変換部13は、複数の表示機A〜Cから取得した解像度がすべて同じであるか否かの判断を行う(ステップS13)。
判断の結果、取得部11が取得した複数の表示機A〜Cの解像度がすべて同じ場合には、必要に応じて、生成部12により生成された表示情報を表示機A〜Cの解像度(同一値)に変換(ステップS14)し、変換後の表示情報を出力部14を介してすべての表示機A〜Cに出力する。なお、生成部12が生成した表示情報の解像度が表示機A〜Cの解像度と同じ場合には、変換部13による変換処理は必要ない。また、A〜Cの解像度がすべて同じ場合には、変換部13が取得した解像度情報を生成部12に出力し、生成部12が同解像度の表示情報を生成するようにしても良い。
一方で、取得した複数の表示機A〜Cの解像度がすべて同じでない場合には、取得部11が取得した解像度のうちで、最も低い解像度を検出する(ステップS15)。そして、生成部12により生成された表示情報を、ステップS15で検出した最低の解像度に変換し、変換後の表示情報を出力部14を介してすべての表示機A〜Cに出力する。
このように、低い解像度の表示機にあわせて表示情報の解像度を変換することにより、高い解像度を有する表示機では、文字のにじみや色のにじみが発生するものの、表示が1ドットで描画されたラインなどの情報を消滅させることはなく表示でき、表示されるべき情報が表示画面上に表示されないといった問題が発生しない。
[表示仕様が表示機A〜Cのガンマ値である場合]
表示機のEDIDデータに記載されている推奨ガンマ値は、メーカーや機種などによりまちまちである。このようなガンマ値が異なる表示機に同じ表示情報を出力すると、同じ画面を表示しているはずが、中間色などが異なった色合いとなってしまう。そこで、この問題を解決するため、システム全体として最適なガンマ値となるように各表示機に出力する表示情報を個別に変換することで、それぞれの表示機が有するガンマ値が異なっていても同じ表示状態の映像を提供することが可能になる。
図4は、表示仕様がガンマ値である場合の変換部13による変換処理を説明するためのフローチャートである。
変換部13は、先ず、複数の表示機A〜Cから取得したガンマ値がすべて同じであるか否かの判断を行う(ステップS21)。
判断の結果、取得部11が取得した複数の表示機A〜Cのガンマ値がすべて同じ場合には、生成部12により生成された表示情報をそのまま表示機A〜Cに出力する(ステップS22)。一方で、取得した複数の表示機A〜Cのガンマ値がすべて同じでない場合には、取得部11が取得した複数のガンマ値に基づいて、表示機A〜C側で表示される同一情報の表示状態が各表示機A〜C間で同一になるように、生成部12により生成された表示情報を表示機毎に個別に変換する。変換後の表示情報は、出力部14を介して各表示機A〜Cに対して出力される。なお、前述の表示状態とはRGBそれぞれの輝度強度を意味し、表示状態が各表示機間で同じとは、表示機に表示されるRGBそれぞれの輝度強度が同じであることを意味する。
図5は、異なるガンマ値を有する表示機が接続されたシステムで、最適なガンマ値を求める手法を説明する説明図である。図5において、縦軸は表示機の画面上に表示される輝度強度を、横軸は表示情報出力装置から出力される出力信号レベルを示す。なお、横軸は、出力信号レベルが8ビットのデジタル信号として表現された場合の例を示している。
図5に示すように、例えば、表示情報出力装置から出力される表示情報の出力信号レベルが「128」の場合、ガンマ値2.2の表示機の輝度強度は「a」であるのに対し、ガンマ値3.0の表示機の輝度強度は「b」となる。このまま表示を行うと表示機上での輝度強度が異なり、同じ情報が異なった表示状態となってしまう。そこで、表示機側で表示される同一情報の表示状態が各表示機間で同一になるように、同じ出力信号レベルの情報が各表示機で同じ輝度強度で表示されるように表示情報を変換する。変換処理の具体的な手法としては、平均処理がある。
図5に示す点線が平均処理を行った際の最適ガンマ値となる。例えば、表示情報出力装置から出力される表示情報の出力信号レベルが「128」の場合、ガンマ値2.2の表示機の輝度強度が「a」、ガンマ値3.0の表示機の輝度強度が「b」となるため、
最適輝度強度「c」は、(輝度強度「a」+輝度強度「b」)/2となる。この要領で、各出力信号レベルに応じた輝度強度を算出することができ、図5に点線で示した最適ガンマ値を得ることができる。
表示情報出力装置の変換部13は、表示機側で同じ出力信号レベルの情報が同じ輝度強度で表示されるように、最適ガンマ値に基づいて生成部12により生成された表示情報を変換し、変換した表示情報を各表示機に対して個別に出力する。
なお、ここでは各表示機のガンマ値を平均して最適ガンマ値を求め、最適ガンマ値に基づいて変換部13による変換処理を行うものについて説明したが、変換部13による変換処理は、同じ出力信号レベルの情報が各表示機間で同じ表示状態で表示されるものであればよく、例えば、特定の表示機のガンマ値にあわせるように他の表示機の出力信号レベルを変更するようにしても良い。
[表示仕様が表示機A〜Cの輝度値である場合]
表示機に表示される色というのは、色度(RGB値)だけでなく輝度が異なっても大きく見え方が変わる。そこで、この問題を解決するため、各表示機の輝度値を予め取得し、システム全体として最適な輝度強度で表示情報が表示されるように、各表示機に出力する表示情報を個別に変換する。これにより、それぞれの表示機が有する輝度値が異なっていても同じ表示状態の映像を提供することが可能になる。
図6は、表示仕様が輝度値である場合の変換部13による変換処理を説明するためのフローチャートである。
変換部13は、先ず、複数の表示機A〜Cから取得した輝度値がすべて同じであるか否かの判断を行う(ステップS31)。
判断の結果、取得部11が取得した複数の表示機A〜Cの輝度値がすべて同じ場合には、生成部12により生成された表示情報をそのまま表示機A〜Cに出力する(ステップS32)。一方で、取得した複数の表示機A〜Cの輝度値がすべて同じでない場合には、取得部11が取得した複数の輝度値に基づいて、表示機A〜C側で表示される同一情報の表示状態が各表示機A〜C間で同一になるように、生成部12により生成された表示情報を個別に変換する。変換後の表示情報は、出力部14を介して各表示機A〜Cに出力される。なお、前述の表示状態とはRGBそれぞれの輝度強度を意味し、表示状態が各表示機間で同じとは、表示機に表示されるRGBそれぞれの輝度強度が同じであることを意味する。
図7は、異なる輝度値を有する表示機が接続されたシステムで、最適な輝度値を求める手法を説明する説明図である。図7において、縦軸は表示機の画面上に表示される輝度強度を、横軸は表示情報出力装置から出力される出力信号レベルを示す。なお、横軸は、出力信号レベルが8ビットのデジタル信号として表現された場合の例を示している。
図7に示すように、例えば、表示情報出力装置から出力される表示情報の出力信号レベルが「128」の場合、輝度値300cd/m2の表示機の輝度強度は「d」であるのに対し、輝度値250cd/m2の表示機の輝度強度は「e」となる。このまま表示を行うと表示機上での輝度強度が異なり、同じ情報が異なった表示状態となってしまう。そこで、表示機側で表示される同一情報の表示状態が各表示機間で同一になるように、同じ出力信号レベルの情報が各表示機で同じ輝度強度で表示されるようにする。変換処理の具体的な手法としては、輝度値の高い方のガンマカーブを輝度値の低い方のガンマカーブに合わせこむ手法がある。
輝度値の高い方のガンマカーブを輝度値の低い方のガンマカーブに合わせこむ場合、輝度値が低い方の表示機に対する表示情報はそのままでよい。一方で、輝度値が高い方の表示機に出力する表示情報は、変換部13によって、表示機側で同じ出力信号レベルの情報が同じ輝度強度で表示されるように変換が行われる。例えば、表示情報出力装置から出力される表示情報の出力信号レベルが「128」の場合、輝度値300cd/m2の表示機の輝度強度「d」が輝度値250cd/m2の表示機の輝度強度「e」になるように表示情報の変換を行う。
また、ここでは変換部13による変換処理として、輝度値の高いガンマカーブを輝度値の低いガンマカーブに合わせる例について説明したが、変換部13による変換処理は、同じ出力信号レベルの情報が各表示機間で同じ表示状態で表示されるものであればよい。
また、本発明の実施の形態1では説明の簡単化のため、表示仕様が解像度の場合、ガンマ値の場合、輝度値の場合の例にあげて説明を行ったが、表示仕様として、解像度、ガンマ値、輝度値のうちの少なくとも2つ以上の情報を表示仕様として取得するような場合であっても、同様に本発明を適用することが可能である。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2による表示情報出力装置について図面を参照しながら説明する。
図8は本発明の実施の形態2による表示情報出力装置の構成を示す図である。
図8に示すように、本発明の表示情報出力装置2は、取得部21と、生成部12と、データテーブル22と、変換部23と、出力部14とからなる。表示情報出力装置2は、出力ポート14a〜14cを介して表示機A〜Cに接続されている。なお、図1を用いて説明した本発明の実施の形態1による表示情報出力装置と同様の構成要素については同一の符号を付し説明を省略する。
取得部21は、接続された複数の表示機の識別IDを取得する。識別IDとは、接続された表示機を識別するための情報であり、例えば型式名やシリアル番号などの情報が該当する。
データテーブル22は、表示機の表示仕様と識別IDとを対にして保持する記憶部である。
変換部23は、取得部11が取得した識別IDに対応する表示仕様をデータテーブル22から読み出し、読み出した表示仕様に基づいて生成部12が生成した表示情報を変換する。
以上のように、表示情報出力装置に表示機の表示仕様と識別IDとを対にして保持するデータテーブル22を設けることにより、接続された表示機の識別IDをもとに、各表示機に応じた表示情報を提供することが可能になる。また、データテーブル22で識別IDと表示仕様とを管理することにより、表示情報出力装置は、表示機の識別IDさえ取得できれば接続された表示機にあった表示情報を提供することができるため、表示機の仕様を選ばず汎用性が高くなる効果も得られる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3による表示情報出力装置について図面を参照しながら説明する。
図9は本発明の実施の形態3による表示情報出力装置の構成を示す図である。
図9に示すように、本発明の表示情報出力装置1a、1bは、それぞれ取得部11と、生成部12と、変換部32と、出力部14と、通信部31とからなる。なお、図1を用いて説明した本発明の実施の形態1による表示情報出力装置と同様の構成要素については同一の符号を付し説明を省略する。また、ここでは、1つの表示情報出力装置にそれぞれ3つの表示機が接続されている例を示すが、1つの表示情報出力装置に接続される表示機の数は少なくとも1つ以上であればよい。
通信部31は、同一ネットワーク上に存在する表示機の表示仕様を外部機器との間で送受信するためのものであり、自装置に接続された表示機の表示仕様を送信すると共に、他の装置に接続された表示機の表示仕様を受信する。
表示情報出力装置1aは表示機A〜Cの表示仕様を表示情報出力装置1bに送信し、表示情報出力装置1bは表示機D〜Fの表示仕様を表示情報出力装置1aに送信する。これにより、表示情報出力装置1a、1bは、ネットワーク上に接続されたすべての表示機A〜Fの表示仕様を得ることができる。
変換部32は、自装置に接続されている表示機の表示仕様と、通信部31を介して取得した表示仕様とに基づいて、生成部12で生成した表示情報を変換する。
このように、表示情報出力装置1a、1bが同一ネットワーク上に存在する全ての表示機A〜Fの表示仕様を取得し、取得した表示仕様をもとに表示情報の変換を行うことにより、システム全体として最適な表示情報を出力することが可能になる。
なお、本発明は、本発明の各実施の形態で説明した発明の本旨を逸しない範囲で自由に設計変更可能であり、本発明の各実施の形態で説明した内容に限定されるものではない。
本発明の実施の形態1による表示情報出力装置の構成を示す図 本発明の実施の形態1による表示情報出力装置の動作を説明するためのフローチャート 表示仕様が解像度である場合の変換部による変換処理を説明するためのフローチャート 表示仕様がガンマ値である場合の変換部による変換処理を説明するためのフローチャート 最適なガンマ値を求める手法を説明する説明図 表示仕様が輝度値である場合の変換部による変換処理を説明するためのフローチャート 最適な輝度値を求める手法を説明する説明図 本発明の実施の形態2による表示情報出力装置の構成を示す図 本発明の実施の形態3による表示情報出力装置の構成を示す図
符号の説明
11、21 取得部
12 生成部
13、23、32 変換部
14 出力部
14a、14b、14c 出力ポート
22 データテーブル
31 通信部

Claims (7)

  1. 表示情報を生成する生成部と、
    接続された表示機の表示仕様を取得する情報取得部と、
    外部機器に接続された表示機の表示仕様を受信する通信部と、
    前記情報取得部で取得した表示機の表示仕様と前記通信部を介して取得した表示機の表示仕様とに基づいて前記表示情報を変換する変換部と、
    前記変換部で変換された表示情報を自機に接続された表示機に出力する出力部とを備えることを特徴とする表示情報出力装置。
  2. 表示情報を生成する生成部と、
    接続された表示機の表示仕様を取得する情報取得部と、
    外部機器に接続された表示機の表示仕様を受信するとともに、自機に接続された表示機の表示仕様を外部機器に送信する通信部と、
    前記情報取得部で取得した表示機の表示仕様と前記通信部を介して取得した表示機の表示仕様とに基づいて前記表示情報を変換する変換部と、
    前記変換部で変換された表示情報を自機に接続された表示機に出力する出力部とを備えることを特徴とする表示情報出力装置。
  3. 表示情報を生成する生成部と、
    接続された表示機の識別IDを取得する取得部と、
    表示機の表示仕様と前記識別IDとを対にして保持するデータテーブルと、
    外部機器に接続された表示機の表示仕様を受信する通信部と、
    前記取得部で取得した識別IDに対応する表示仕様と前記通信部を介して取得した表示機の表示仕様とに基づいて前記表示情報を変換する変換部と、
    前記変換部で変換された表示情報を自機に接続された表示機に出力する出力部とを備えることを特徴とする表示情報出力装置。
  4. 表示情報を生成する生成部と、
    接続された表示機の識別IDを取得する取得部と、
    表示機の表示仕様と前記識別IDとを対にして保持するデータテーブルと、
    外部機器に接続された表示機の表示仕様を受信するとともに、自機に接続された表示機の表示仕様を外部機器に送信する通信部と、
    前記取得部で取得した識別IDに対応する表示仕様と前記通信部を介して取得した表示機の表示仕様とに基づいて前記表示情報を変換する変換部と、
    前記変換部で変換された表示情報を自機に接続された表示機に出力する出力部とを備えることを特徴とする表示情報出力装置。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の表示情報出力装置において、
    前記表示仕様は、表示機の解像度を少なくとも含み、
    前記変換部は、前記生成部で生成された表示情報のすべてを特定の解像度を有する表示情報に変換することを特徴とする表示情報出力装置。
  6. 請求項1から4の何れかに記載の表示情報出力装置において、
    前記表示仕様は、表示機のガンマ値を少なくとも含み、
    前記変換部は、同一情報の表示状態が各表示機間で略同一になるように前記生成部で生成された表示情報を変換することを特徴とする表示情報出力装置。
  7. 請求項1から4の何れかに記載の表示情報出力装置において、
    前記表示仕様は、表示機の輝度情報を少なくとも含み、
    前記変換部は同一情報の表示状態が各表示機間で略同一になるように前記生成部で生成された表示情報を変換することを特徴とする表示情報出力装置。
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