JP4824725B2 - 即席食品用包装容器の食後の容器と食べ残しの分別処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、容器本体内に湯を注いで即席食品(即席麺等)を可食状態にして食するために使用する即席食品用包装容器の食後の容器と食べ残しの分別処理方法に関し、特に食後の食べ残しである容器本体内に残る食品内容物を、簡便な方法で固体物と液体物とに分離し、合わせて可燃ごみと不燃ごみとの分別処理をし易くした即席食品用包装容器の食後の容器と食べ残しの分別処理方法に関する。
即席食品は、保存性・携帯性・利便性に優れる等、種々の利点を有する。代表的な即席食品の一つであるカップ麺は、容器本体内に湯を注いで可食状態にして食する。しかし、食後の食べ残し(麺や具等の固体物、スープ等の液体物)が生じた場合、その分別処理に困ることがある。自宅で食する場合には台所の流し台の水切かごや水切ネット等に流して、それら固体物と液体物とを分離して分別処理することができるが、特に屋外で食する場合にはそれができないため、分別処理に困る事態が生じる。
即席食品用包装容器のうち、食後に容器本体内に食べ残した食品の固体物と液体物を分離できるようにした蓋の構造が知られている(特許文献1)。
これは、蓋が外蓋と内蓋の二重構造からなるとともに、内蓋が***の開いた部分と***の開いていない部分とで2つに分離される構成をしており、外蓋を大きく開けると、***の開いていない内蓋部分が外蓋に張り付いて同時に剥がれ、***の開いた内蓋部分のみが容器本体側に張り付き残る構造となっている。食後は容器を傾け、容器本体側に張り付き残る内蓋部分側に食べ残しを集め、液体物を濾過させて、固体物と分離する。
特開2002−211621号公報
しかし、上記の構造は、固体物を分離できるものの、可燃ごみと不燃ごみに分別処理するためには、容器本体側に分離した固体物を今度は容器本体と分離する必要があり(容器本体は通常ポリスチレン等の合成樹脂から成り、不燃ごみとして処理される。)、依然として分別処理に手間がかかる。
また、蓋の周縁部に湯切り用の穴を複数設ける構造も知られているが(特許文献2)、この穴を容器本体内に残る食品内容物の分離に利用できたとしても、分離後に容器本体側に残る固体物をさらに容器本体と分離する必要が生じる点では、上記の従来構造と同じである。
特開2002−145352号公報
本発明は、食後の食べ残しである容器本体内に残った食品内容物を、簡便な方法で固体物と液体物とに分離することができ、しかも、その後の容器本体と食べ残しの固形物との分別処理を容易にすることのできる即席食品用包装容器の食後の容器と食べ残しの分別処理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、湯を注いで可食状態とする即席食品が収納されるプラスチック製の容器本体と、この容器本体の上面開口部を覆う紙製の蓋とを備えてなる即席食品用包装容器の食後の容器と食べ残しの分別処理方法であって、前記蓋体の裏面には食後の食べ残しを固体物と液体物とに分離するための数の小孔からなる前記蓋体の面積の半分を占める半円形の紙製のフィルタ部を備え、かつフィルタ部の円弧部の周縁と前記蓋体の周縁部とが貼着されてなり、湯を注いで可食状態となった即席食品を食するため容器から分離された蓋体とフィルタ部を、食後、前記蓋体とフィルタ部との間に凹みができるよう蓋体フィルタ部を折りにして開き、その開いた凹みに上方から容器本体内に残った食品内容物を注いで固物と液体物とに分離し、しかる後分離された固体物を蓋体とフィルタ部とで包んでそれらを可燃ごみとして、またプラスチック製の容器本体を不燃ごみとして分別処理するようにしている。
なお、固体物と分離された食べ残しの液体物は、専用の容器などに収容し、固体物とは別に処理する。
前記容器本体は、ポリスチレン(PS)樹脂、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などの単独素材または複合素材の組み合わせからなる。このような材質からなるプラスチック製の容器本体は、不燃ごみとして分別処理されるものである。
前記蓋体の材質は、紙を主要素材としており、紙の種類としては、片面アート紙、両面アート紙の他、コート紙、上質紙などがある。紙の表面および裏面に副素材としてアルミ箔(ガスバリア層)や、ポリエチレンフィルム(シーラント層)などが積層されていてもよい。このような材質からなる紙製の蓋体は、可燃ごみとして分別処理されるものである。
前記フィルタ部の小孔の各孔の直径は1.0mm〜7.0mmであることが望ましい。直径が1.0mm未満であると分離に時間がかかる。7.0mmを越えると、麺、具、かやく等の固体物がフィルタ部の小孔から漏れるおそれがある。これら小孔は、同一径の小孔から構成してもよいが、異なる径(大、中、小)の小孔を混在させることが望ましい。後者によれば分離効率の一層の向上を期待することができる。
前記フィルタ部の小孔の数は25個以上150個以下であることが望ましい。25個未満であると分離に時間がかかる。150個を超えると、コストがアップするだけで分離の効率はそれほど変わらない。また、これらの小孔群は、規則的に配置してもよいが、不規則的に配置するようにしてもよい。
本発明の即席食品用包装容器の食後の容器と食べ残しの分別処理方法によれば、容器本体から分離した蓋体と、蓋体に貼着されたフィルタ部とを使って、食後の食べ残しである容器本体内に残る食品内容物を固体物と液体物に分離することができ、しかも、その後の容器本体と食べ残しの固形物との分別処理においても、蓋体とフィルタ部との間の凹みに残る固体物を蓋体とフィルタ部とで確実に包むことができるので、この食べ残しの固体物を紙製の蓋体及びフィルタ部と一緒にして可燃ごみとして分別処分し、容器本体を不燃ごみとして分別処理することができ、食べ残しの固体物と液体物の分離から可燃ごみと不燃ごみとの分別処理に至る作業が極めて簡便で、容易かつスムーズに行えるという効果を奏する。
以下、本発明の即席食品用包装容器の食後の容器と食べ残しの分別処理方法の実施の形態を図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本発明の即席食品用包装容器の食後の容器と食べ残しの分別処理方法で使用する即席食品用包装容器1の外観を示している。
前記即席食品用包装容器1は、図示しない即席麺が収容されるプラスチック製(発砲ポリスチレン樹脂製)の容器本体2と、容器本体2の上面開口部を覆う紙製の蓋体3とでなり、当該蓋体3の裏面には食後の食べ残しを固形物と液体物に分離するための数の小孔11からなる半円形の紙製のフィルタ部10がその円弧部10aの周縁を、当該蓋体の周縁部に沿って貼着されており、そして蓋体3は容器本体2の上面周縁2aに接着され、蓋体3の外周縁の一部には開封用のプルタブ4が設けられている。
フィルタ部10を蓋体3の裏面に装着することによって、即席食品用包装容器1の表側からはフィルタ部10が隠れるのでパッケージ状態の外観を損なうことがなく、簡単に蓋体3にフィルタ部10を追加することができる。
次に、上記の即席食品用包装容器1の食後の容器と食べ残しの分別処理方法を説明する。
図2に示すように裏面にフィルタ部10を装着してなる蓋体3を容器本体2から分離した後、図3に示すように、蓋体3とフィルタ部10の間に凹みができるように蓋体3とフィルタ部10を折りにし、蓋体3とフィルタ部10との間が開いた状態で、蓋体3の上部を掴み、その凹みに上方から食後の食べ残しである容器本体2内に残る食品内容物を注ぐ。すると食品内容物のうち液体物はフィルタ部10の各小孔11から排出され、麺や具、かやく等の固体物は蓋体3とフィルタ部10の間の凹みに残る。
後は、蓋体3とフィルタ部10とによって固体物を包み、これらを一緒にして可燃ごみとして、プラスチック製の容器本体1を不燃物ごみとして分別処理すればよい。また、フィルタ部10の各小孔11から排出される液体物は、専用容器に収容すればよい。
なお、紙製のフィルタ部10の代わりに、可燃ごみとして処理することのできる水切りネット(数の小孔が網目状に形成される)を蓋体3の裏面に装着して使うことも可能である。さらに、これらの紙製のフィルタ部10や水切りネットは、即席食品用包装容器1がパッケージの状態にある時には他のスープ等の収容袋とともに容器本体2内に収容しておき、使用時に取り出して蓋体3の裏面や表面に装着させる構成としておいてもよい。装着手段としては蓋体3、又は紙製のフィルタ部10のいずれか一方に接着部を設ければよい。
本発明の即席食品用包装容器の食後の容器と食べ残しの分別処理方法で使用する即席食品用容器の斜視図、 蓋体を裏側から見た平面図、 蓋体を利用して容器本体内に残る食品内容物を分離する方法を示す斜視図である。
符号の説明
1:即席食品用包装容器
2:容器本体
2a:上面周縁
3:蓋体
4:プルタブ
10:フィルタ部
10a:円弧部
11:小孔

Claims (3)

  1. 湯を注いで可食状態とする即席食品が収納されるプラスチック製の容器本体と、この容器本体の上面開口部を覆う紙製の蓋とを備えてなる即席食品用包装容器の食後の容器と食べ残しの分別処理方法であって、前記蓋体の裏面には食後の食べ残しを固体物と液体物とに分離するための数の小孔からなる前記蓋体の面積の半分を占める半円形の紙製のフィルタ部を備え、かつフィルタ部の円弧部の周縁と前記蓋体の周縁部とが貼着されてなり、湯を注いで可食状態となった即席食品を食するため容器から分離された蓋体とフィルタ部を、食後、前記蓋体とフィルタ部との間に凹みができるよう蓋体フィルタ部を折りにして開き、その開いた凹みに上方から容器本体内に残った食品内容物を注いで固物と液体物とに分離し、しかる後分離された固体物を蓋体とフィルタ部とで包んでそれらを可燃ごみとして、またプラスチック製の容器本体を不燃ごみとして分別処理することを特徴とする即席食品用包装容器の食後の容器と食べ残しの分別処理方法。
  2. 前記フィルタ部の小孔の各孔の直径が1.0mm〜7.0mmであることを特徴とする請求項1に記載の即席食品用包装容器の食後の容器と食べ残しの分別処理方法。
  3. 前記フィルタ部の小孔の数が25個以上150個以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の即席食品用包装容器の食後の容器と食べ残しの分別処理方法。
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