JP4823852B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、複合機などの画像形成装置に関し、とりわけ画像形成装置に取り付けるメモリユニットに関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、複合機などの画像形成装置では、使用者のニーズに応えるために、例えば画像形成速度等の機能が異なった複数のバージョンの画像形成装置を提供する場合がある。
これによって、使用者は、廉価で標準機能を有するバージョンや高価で多機能を有するバージョン等を選択して購入することができる。
このようなバージョンが異なる画像形成装置では、バージョンごとに機能が異なっているため、バージョンごとに異なる制御を行う必要がある。このため、従来の画像形成装置では、そのバージョンの制御パラメータやソフト等を記憶した専用のメモリを実装するメモリ基板等のメモリユニットをバージョンごとに用意して搭載させている。例えば、特許文献1には、異なる種類(バージョン)の作像ユニットを、各々の補正データ(制御パラメータ)を格納したメモリを搭載することによって、個別に制御する画像形成装置が記載されている。
特開2002−251120号公報
しかしながら、上述のようにバージョンごとに異なるメモリを用いる場合には、メモリやメモリを実装した基板(メモリユニット)を、バージョンごとに個別に別個のアイテムとして管理する必要が生じる。また、バージョンごとに異なるソフトを用いている場合には、各ソフトの管理及び開発を別途行う必要が生じる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、異なるバージョン間におけるメモリ及びソフトの共通化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、複数種類の装置の制御パラメータを前記装置の種類ごと所定のアドレスに格納するメモリと、前記メモリの前記アドレスを選択的に指定するための選択部と、指定された前記アドレスに格納された前記制御パラメータに基づいて装置全体の制御を行う制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置においては、前記選択部が、途中部位に形成された開放部が開けられた状態にて前記メモリの端子に電源電圧を印加するとともに前記開放部が閉じられた状態にて前記メモリの端子にグランド電圧を印加する接続部と、前記開放部の開閉状態を選択するスイッチ部とを備えるという構成を採用することができる。
また、本発明の画像形成装置においては、前記選択部によって選択された前記アドレスを固定する固定手段を備えるという構成を採用することができる。
また、本発明の画像形成装置においては、前記選択部が、途中部位に形成された開放部が開けられた状態にて前記メモリの端子に電源電圧を印加するとともに前記開放部が閉じられた状態にて前記メモリの端子にグランド電圧を印加する接続部と、前記開放部の開閉状態を選択するスイッチ部とを備える場合に、前記固定手段が、前記開放部が形成され、かつ、前記メモリが実装される基板本体から切り離しが可能な基板の一部によって構成されるという構成を採用することができる。
また、本発明の画像形成装置においては、前記メモリが実装される基板本体に設置されかつ前記選択部によって指定されたアドレスに応じた位置に取り付けられる取付部材と、前記基板本体の設置箇所に形成され、自らの装置の種類に応じた位置に形成される前記取付部材の受部とを備えるという構成を採用することができる。
次に、本発明のメモリユニットは、複数種類の装置の制御パラメータを前記装置の種類ごと所定のアドレスに格納するメモリと、前記メモリの前記アドレスを選択的に指定するための選択部とを備えることを特徴とする。
また、本発明のメモリユニットにおいては、前記選択部が、途中部位に形成された開放部が開けられた状態にて前記メモリの端子に電源電圧を印加するとともに前記開放部が閉じられた状態にて前記メモリの端子にグランド電圧を印加する接続部と、前記開放部の開閉状態を選択するスイッチ部とを備えるという構成を採用することができる。
また、本発明のメモリユニットにおいては、前記選択部によって選択された前記アドレスを固定する固定手段を備えるという構成を採用することができる。
また、本発明のメモリユニットにおいては、前記選択部が、途中部位に形成された開放部が開けられた状態にて前記メモリの端子に電源電圧を印加するとともに前記開放部が閉じられた状態にて前記メモリの端子にグランド電圧を印加する接続部と、前記開放部の開閉状態を選択するスイッチ部とを備える場合に、前記固定手段が、前記開放部が形成され、かつ、前記メモリが実装される基板本体から切り離しが可能な基板の一部によって構成されるという構成を採用することができる。
本発明によれば、メモリに全ての種類(バージョン)の制御パラメータが記憶されており、選択部によってメモリのアドレスを選択することによって、各種類の制御パラメータを読み出すことが可能となっている。このため、種類ごとにメモリを用意する必要がなくなり、メモリの共通化を図れる。また、各種類の制御パラメータを装置側が備える制御手段のソフトに応じたものにすることによって、各種類に応じてソフトを用意する必要もなくなる。
よって、本発明によれば、異なるバージョン間におけるメモリ及びソフトの共通化を図ることが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る画像形成装置及びメモリユニットの一実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、画像形成装置の一例として、複写機を挙げて説明する。また、以下の図面においては、各部材の認識可能な大きさとするために、その縮尺を適宜変更している。
図1に示すように、本実施形態の複写機Aは、操作部1、表示部2、画像読取部3、ハードディスク4、画像処理部5、印刷部6、メモリ基板7(メモリユニット)及び制御部8(制御手段)を備えている。
操作部1は、操作者による各種の操作指示を受け付け、当該操作指示を制御部8に出力するものであり、テンキー、ファンクションキー、タッチパネル等から構成されている。
表示部2は、上記タッチパネルとして機能する液晶ディスプレイであり、制御部8から入力された表示指示に基づいて文字や図形等で各種情報を表示すると共に、操作者が表示面に触れることによって入力された操作指示を制御部8に出力する。
画像読取部3は、原稿自動送り装置(ADF:Auto Document Feeder)3aと、スキャナ部3bとを備えている。このような画像読取部3は、制御部8による制御の下に、原稿自動送り装置3aから供給された原稿の画像をスキャナ部3bで順次読み取り、原稿画像の色彩を示すカラー画像データをハードディスク4に出力する。
原稿自動送り装置3aは、原稿台に載置された原稿を1枚ずつスキャナ部3bに供給するものであり、スキャナ部3bは、このような原稿自動送り装置3aから供給された原稿の原稿画像をライン状に読み取ってカラー画像データを出力するカラーラインセンサと、当該カラーラインセンサのライン状の読取位置を順次移動させる走査部とから構成されている。カラーラインセンサは、周知のように各々に画素を構成すると共に3原色(R,G,B)に対応する複数の光学センサ(例えばCCDセンサ)が直線状に配置されたものである。このようなカラーラインセンサから出力されるカラー画像データは、原稿画像の各部位の色彩を3原色(R,G,B)に分解したRGB画素データ群である。
なお、原稿自動送り装置3a及びスキャナ部3bの機構及び光学構成については、周知事項であり、説明を省略する。
ハードディスク4は、上記画像読取部3から入力された原稿画像のカラー画像データを記憶する。このハードディスク4は、制御部8による制御の下に、上記原稿画像のカラー画像データの書き込みが行われると共に当該カラー画像データを読み出して画像処理部5に出力する。すなわち、制御部8によって、ハードディスク4へのカラー画像データの書き込み及びハードディスク4に記憶されたカラー画像データの読み出しが制御される。
画像処理部5は、ハードディスク4から入力されたカラー画像データを印刷用のカラー画像データに画像変換して印刷部6に出力する。印刷部6は、制御部8による制御の下に、印刷紙を搬送しつつ当該印刷紙にトナーを付着させることにより上記カラー画像データに基づいて原稿画像を印刷紙上に印刷(形成)する中間転写方式の印刷手段であり、周知の給紙装置、感光ドラム、露光装置、転写ベルト及び定着装置等を備えている。
メモリ基板7は、板状の基板と、この基板に実装されるメモリ72とを備えている。ここで、図2〜図6を参照してメモリ基板7について詳説する。
図2は、メモリ72の模式図である。メモリ72は、本実施形態の複写機Aを含む複数のバージョンの制御パラメータを別個のアドレスに格納するものであり、本実施形態ではシリアルEEPROMが用いられている。
図2に示すように、メモリ72は、SCL端子307、SDA端子308、WP端子309、VDD端子310及びVSS端子311を備えている。SCL端子307及びSDA端子308は、2本の信号線によって制御部8と電気的に接続されている。そして、SCL端子307にはクロックが与えられ、SDA端子308にはスレーブデバイスのアドレスやデバイス内部のアドレス、データが与えられる。
メモリ72には、これらの端子307〜311のほか、A0端子312、A1端子313、A2端子314を備えている。これらの端子312〜314はデバイスのアドレスを指定するための端子であり、各端子312〜314は電源電圧VDDかグランドVSSに接続される。そして、3つの端子312〜314にそれぞれ電源電圧かグランドを与えることにより、最大8個のアドレスを設定することができる。なお、本実施形態においては、メモリ72に、本実施形態の複写機Aのバージョン(バージョン1)の制御パラメータがアドレスFG1に格納され、他の3つのバージョン(バージョン2〜4)の制御パラメータが各々アドレスFG2,FG3,FG4に格納されているものとする。
図3は、メモリ72に対するアドレス設定の一例を説明するための図である。この図表は、アドレスFG1〜FG4と、端子312〜314(A0端子312、A1端子313、A2端子314)の値との関係を示す。なお、図中「Low」はグランドに対応し、「Hi」は電源電圧に対応している。そして、図3から分かるように、本実施形態では、A0端子312に「Low」すなわちグランド、A1端子313に「Hi」すなわち電源電圧、A2端子314に「Hi」すなわち電源電圧を与えることによって、アドレスFG1に格納されたバージョン1の制御パラメータを取り出すことが可能となっている。
図4は、本実施形態における基板71を模式的に示した概略構成図である。この図に示すように、基板71には、メモリ72の他、コネクタ101や、プルアップ抵抗102〜104、フレームグランド部(FG部)105〜108が配置されている。
コネクタ101は、制御部8とメモリ72とを接続したりメモリ72に電源電圧VDDを与えたりするためのものである。
また、メモリ72のA0端子312、A1端子313、A2端子314は、プルアップ抵抗102〜104を介して電源電圧VDDに接続される。
FG部105〜108は、基板71の一部であり、基板本体711から突出して形成されている。各FG部105〜108と基板本体711との境界部分には、ミシン目200が形成されており、各FG105〜108を基板本体711に対して折り曲げることによって、各FG105〜108を切り取ることが可能となっている。
また、各FG部105〜108は、その表面が1つまたは複数の導電面109として構成されている。また、各FG部105〜108及び基板本体711には、後述するアース板を取り付けるための取付孔300が形成されている。
図5は、メモリ基板7の等価回路図である。この図に示すように、A0端子312はFG部105の導電面109及びFG部107の一方の導電面109と接続され、A1端子313はFG部106の導電面109及びFG部107の他方の導電面109と接続され、A2端子314はFG部108の導電面109と接続されている。また、A0端子312は接点701を介してグランドと接続されており、A1端子313は接点702及び接点703を介してグランドと接続されており、A2端子314は接点704を介してグランドと接続されている。
そして、本実施形態の複写機Aにおいては、これらの各接点701〜704を選択的に閉じることによって、メモリ72のアドレスを指定することが可能とされている。例えば、接点701を閉じた場合には、A0端子312にグランド電圧が印加されることでレベルが「Low」になり、A1端子313及びA2端子314に電源電圧が印加されることによってレベルが「Hi」になり、アドレスFG1が指定される。また、接点702を閉じた場合には、A1端子313にグランド電圧が印加されることでレベルが「Low」になり、A0端子312及びA2端子314に電源電圧が印加されることによってレベルが「Hi」になり、アドレスFG2が指定される。また、接点703を閉じた場合には、A0端子312及びA1端子313にグランド電圧が印加されることでレベルが「Low」になり、A2端子314に電源電圧が印加されることによってレベルが「Hi」になり、アドレスFG3が指定される。また、接点704を閉じた場合には、A2端子314にグランド電圧が印加されることでレベルが「Low」になり、A0端子312及びA1端子313に電源電圧が印加されることによってレベルが「Hi」になり、アドレスFG4が指定される。
すなわち、本実施形態においては、A0端子312、A1端子313、A2端子314に電源電圧あるいはグランド電圧を印加し、かつ、接点701〜704(開放部)が途中部位に形成された配線700が、本発明の接続部として機能している。
なお、各接点701〜704は各FG部105〜108に対応している。そして、各接点701〜704を閉じる場合には、対応するFG部105〜108と基板本体711の配線とをアース板(スイッチ部)によって導通することによって行う。
ここで、本実施形態の複写機Aにおいては、制御パラメータがメモリ72のアドレスFG1に格納されているため、図6に示すように、FG部105と基板本体711とをアース板400によって導通する。このアース板400は、形成された貫通孔401を介して取付孔300に螺合されるスクリュー500によって基板71に固定されている。なお、図6において、スクリュー500は、取り外した状態でかつ正面から図示している。
なお、メモリ基板7が他のバージョンの複写機に搭載される場合には、その複写機の制御パラメータを格納するメモリのアドレスが指定されるように、FG部106〜108を選択して基板本体711の配線と導通させる。例えば、アドレスFG2に制御パラメータが格納された複写機にメモリ基板7を搭載する場合には、アース板によってFG部106と基板本体711の配線とを導通させる。また、アドレスFG3に制御パラメータが格納された複写機にメモリ基板7を搭載する場合には、アース板によってFG部107と基板本体711の配線とを導通させる。また、アドレスFG4に制御パラメータが格納された複写機にメモリ基板7を搭載する場合には、アース板によってFG部108と基板本体711の配線とを導通させる。
つまり、アース板によって配線700の開閉状態が選択される。そして、本実施形態においては、配線700及びアース板400によって、本発明の選択部が構成されている。
また、メモリ基板7を複写機に組み込む際には、使用されるFG部(アース板が設置されるFG部)以外のFG部が基板本体711から切り取られた状態で組み込まれる。このため、本実施形態の複写機Aでは、FG部105以外のFG部106〜108は、図6に示すように、基板本体711から切り離されている。
図7は、メモリ基板7を取り付ける本体の部位の構成を簡易的に説明するための図である。本実施形態においては、図7(a)に示すように、複写機本体1000のメモリ基板7の設置箇所1001に、メモリ基板7の設置を規制する規制部1002が形成されている。この規制部1002は、複写機Aのバージョンごとに異なる位置に形成された受穴(受部)であり、上述のスクリュー500の一端側を挿入可能なものである。
ここで、本実施形態においては、複写機Aの制御パラメータがメモリ72のアドレスFG1に格納されているため、スクリュー500が螺合されたFG部105に対応する箇所に規制部1002が形成されている。なお、本実施形態においては、スクリュー500は、2本用いられるため、規制部1002は、奥行き方向に2つ形成されている。
よって、メモリ基板7を複写機本体1000に取り付ける際において、FG部105にスクリュー500が螺合されている場合のみ、図7(b)に示すように、スクリュー500の一端側が規制部1002に挿入され、これによってメモリ基板7が設置可能とされる。一方、FG部105以外のFG部106〜108にスクリュー500が螺合されている場合には、図7(c)に示すように、スクリュー500の一端側が複写機本体100と干渉し、メモリ基板7を設置することができない。
すなわち、本実施形態においては、スクリュー500が、メモリ72の指定されたアドレスに応じた位置に取り付けられる取付部材として機能し、規制部1002が、メモリ基板7の設置箇所に形成され、複写機Aのバージョンに応じた位置に形成される受部によって構成されている。
図1に戻り、制御部8は、上記操作部1あるいは表示部2から入力される操作指示、内部メモリに記憶された制御プログラム(ソフト)及び各種制御用データ等に基づいて複写機Aの全体動作を制御するものである。すなわち、制御部8は、上記制御プログラム、操作指示及び各種制御用データ等に基づいて制御演算を行うCPU(Central Processing Unit)及び他の各部(つまり操作部1、表示部2、画像読取部3、ハードディスク4、画像処理部5、印刷部6及びメモリ基板7)とのデータ授受を行う各種入出力インターフェース回路等から構成されており、上記他の各部を統括的に制御することによって画像読取部3が読み取った原稿画像を印刷部6で複写印刷させる。
そして、本実施形態の複写機Aでは、メモリ72のアドレスFG1が指定されているため、制御部8は、アドレスFG1に格納された制御パラメータを用いて複写機Aの全体動作を制御する。
このように構成された本実施形態の複写機Aでは、制御部8の制御の下に、画像読取部3によって原稿の画像が読み取られ、読み取られたデータがカラー画像データとしてハードディスク4に記憶される。そして、ハードディスク4に記憶されたカラー画像データを画像処理部5によって印刷用のカラー画像データに変換し、この変換したカラー画像データに基づいて印刷部6が印刷紙に画像を形成する。
以上のような本実施形態の複写機Aによれば、メモリ72に全てのバージョンの複写機の制御パラメータが記憶されており、FG部105〜108をアース板400によって選択的に基板本体711の配線とを導通させることによって、メモリ72のアドレスが指定され、メモリ72に記憶された制御パラメータのうち、搭載される複写機に応じた制御パラメータを読み出すことが可能となる。このため、従来の複写機のように、バージョンごとに異なるメモリを用意する必要がなくなり、メモリの共通化を図ることが可能となる。
また、メモリ72に記憶させる各バージョンの制御パラメータを、制御部8において用いられる制御プログラムに対応したものとすることによって、全てのバージョンにおいて用いる制御プログラムを共通化することができる。
したがって、複数のバージョンの複写機が提供される場合であっても、メモリ及びメモリ基板を共通化することができ、管理コストや開発コスト等を低減させることが可能となる。
また、本実施形態の複写機Aにおいては、FG部105〜108が基板本体711に対して切り離し可能とされており、使用しないFG部106〜108を基板本体711から切り離すことによって、指定されるメモリ72のアドレスを変更不能とし、固定した。これによって、メモリ72の他の制御パラメータを取り出すことができなくなるため、改造等によって不正に複写機の機能が変更されることを抑止することが可能となる。
また、本実施形態の複写機Aにおいては、スクリュー500が螺合されるFG部105に対応する箇所に規制部1002が形成されている。このため、他のFG部にスクリュー500が螺合されたメモリ基板、すなわちアドレスFG1以外のアドレスFG2〜4が選択されたメモリ基板を設置することができない。したがって、メモリ基板7の誤装着を防止することができる。
また、本実施形態の複写機Aにおいては、スクリュー500をメモリ72の指定されたアドレスに応じた位置に取り付けられる取付部材として兼用されている。このため、別途取付部材を用意する必要がなくなる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳説したが、具体的な構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において設計変更等が可能である。
例えば、配線700に関する構成は、図5に示す構成に限られるものではなく、図8に示すように、FG107の導電面109を単一とし、接点703とA0端子312と、接点703とA1端子313との間の各々にダイオード901,902を設置する構成を採用することもできる。また、これらの例以外の配線構造を採用しても良く、接点の個数や接点に接続されるメモリの端子数も上記実施形態に限定されるものではない。
また、上記実施形態においては、スクリュー500によって、アース板400と基板71とを固定して導通を確保した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、アース板の一端を板バネ構造にしても良い。これによって、アース板の一端をスクリュー500にて螺合する必要がなくなる。
また、上記実施形態では、複写機Aについて説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものでなく、ファクシミリや複合機等の画像形成装置にも適用することができる。
また、例えば、画像読取部3を備えず、ネットワーク経由や端末からダイレクトで入力されるカラー画像データに基づいた画像を印刷する画像形成装置にも適用することができる。
また、上記実施形態においては、原稿に印刷された画像のカラー画像データを取得する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、原稿の印刷された画像の白黒画像データを取得する構成とすることもできる。
また、上記実施形態においては、本発明の画像印刷手段として中間転写方式の印刷部6を採用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、画像印刷手段として、インクジェットプリンタ等を採用することも可能である。
本発明の一実施形態である複写機の機能構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態である複写機が備えるメモリの模式図である。 本発明の一実施形態である複写機が備えるメモリに対するアドレス設定の一例を説明するための図表である。 本発明の一実施形態である複写機が備える基板の模式図である。 本発明の一実施形態である複写機が備えるメモリ基板の等価回路図である。 本発明の一実施形態である複写機が備えるメモリ基板を複写機に搭載する際の構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態である複写機が備えるメモリ基板を取り付ける本体の部位の構成を簡易的に説明するための図である。 本発明の一実施形態である複写機が備えるメモリ基板の変形例を示す等価回路図である。
符号の説明
A……複写機(画像形成装置)、7……メモリ基板(メモリユニット)、71……基板、72……メモリ、8……制御部(制御装置)、105〜108……FG部(固定手段)、312……A0端子、313……A1端子、314……A2端子、400……アース板、500……スクリュー(取付部材)、700……配線、701〜704……接点(開放部)、1002……規制部(受部)

Claims (4)

  1. 複数種類の装置の制御パラメータを前記装置の種類ごと所定のアドレスに格納するメモリと、
    前記メモリの前記アドレスを選択的に指定するための選択部と、
    指定された前記アドレスに格納された前記制御パラメータに基づいて装置全体の制御を行う制御手段と、
    前記メモリが実装される基板本体に設置されかつ前記選択部によって指定されたアドレスに応じた位置に取り付けられる取付部材と、
    前記基板本体の設置箇所に形成され、自らの装置の種類に応じた位置に形成される前記取付部材の受部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記選択部は、
    途中部位に形成された開放部が開けられた状態にて前記メモリの端子に電源電圧を印加するとともに前記開放部が閉じられた状態にて前記メモリの端子にグランド電圧を印加する接続部と、
    前記開放部の開閉状態を選択するスイッチ部と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記選択部によって選択された前記アドレスを固定する固定手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記選択部が、途中部位に形成された開放部が開けられた状態にて前記メモリの端子に電源電圧を印加するとともに前記開放部が閉じられた状態にて前記メモリの端子にグランド電圧を印加する接続部と、前記開放部の開閉状態を選択するスイッチ部とを備える場合に、
    前記固定手段は、前記開放部が形成され、かつ、前記メモリが実装される基板本体から切り離しが可能な基板の一部によって構成される
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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