JP4821580B2 - 画像処理システムおよび画像処理プログラム - Google Patents
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Description
また、例えば、特許文献2には、多種類の画像の混在する入力画像に対しても高精細な出力画像を得ることを目的とし、入力画像の原稿を複写して出力画像として出力するデジタル複写機の如き画像形成装置であって、走査、サンプリングによって読取られた入力画像情報におけるエッジの立ち上がり/立ち下がりにより画像の特徴を抽出し、その特徴量を予め設定された識別基準値と比較して網点領域か、文字領域か、中間調領域かの識別を行い、網点領域に対しては平滑化処理を、文字領域に対しては鮮鋭化処理を、中間調領域に対しては、適応化混合処理を行って画像情報を高画質化する高画質化画像処理部を有していることが開示されている。
また、例えば、特許文献3には、丸め誤差の影響を受けない画像校正方法を提供することを課題とし、画像校正方法は、中間調ビットマップ原画像を所定の色校正関数によって校正して、色校正された中間調ビットマップ画像を生成する方法であり、その方法は、中間調ビットマップ原画像を提供するステップと、一組の副画像ブロックにおける中間調ビットマップ原画像のドット面積率を推定するステップと、各々の副画像ブロックについて、所定の色校正関数に基づき、目標となるドット面積率を計算するステップと、その各々の副画像ブロックについて、オン状態又はオフ状態に変換する中間調ビットマップ画像の画素数(N)を計算するステップと、各々の副画像ブロックについて、中間調ビットマップ原画像におけるN個の画素を、それぞれ、オン又はオフ状態のいずれかに変換し、目標となるドット面積率を有する修正された中間調ビットマップ画像を生成するステップとを備えることが開示されている。
また、例えば、非特許文献1には、癌領域を同心円形孤立性陰影と仮定し、これを選択的に抽出するMorphologyフィルタ(非特許文献2)の一変形であるQuoit(輪投げ)フィルタを開発し、そのフィルタは、(1)入力画像として同心円でかつ中心から周辺に向かって単調減少するモデル画像を仮定した場合、フィルタ出力が解析的に表現できる特徴をもっている、(2)このフィルタを2回連続して適用すると、上記モデル画像を選択的に復元する能力を有することが開示されている。
本願請求項1記載の発明は、網点を含む画像を平滑化する平滑化手段と、前記平滑化手段によって平滑化された画像に対して、第1のモルフォロジカルフィルタによって、前記画像の画素毎の網点の強度を算出する網点強度算出手段と、前記網点強度算出手段によって算出された網点の強度に対して、前記第1のモルフォロジカルフィルタとは異なる第2のモルフォロジカルフィルタによって、網点領域としての網点の強度を算出する網点領域強度算出手段を具備することを特徴とする画像処理システムである。
図1は、第1の実施の形態の概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システムおよび方法の説明をも兼ねている。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散または並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続を含む。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。
画像受付モジュール11は、網点を含む画像(以下、網点画像ともいう)を受け付ける。例えば、画像としては、CMYK(Cyan Magenta Yellow blacK)各4色の高精細な2値データである。そして、受け付ける手段として、スキャナ、ファックス等による画像入力、ハードディスク等の記憶媒体からの読み出し、通信回線を介して画像を受け取る等がある。画像受付モジュール11は、受け付けた画像を多値化モジュール12へ渡す。
また、平滑化するのであればどのような手法でもよいが、単純平均平滑化が望ましい。これは、例えば、淡色領域の網点において、第1のモルフォロジカルフィルタの出力値がより高い値となるようにするためである。ここでいう、単純平均平滑化とは、例えば、注目画素とその周囲画素の平均をその注目画素の値とするものであり、具体的には各係数を1/9とした3×3のフィルタによるフィルタリング処理などのことである。
平滑化モジュール13は、平滑化した画像を網点強度算出モジュール14へ渡す。
ここでの第2のモルフォロジカルフィルタは、モルフォロジカルフィルタの基本演算であるクロージング(Closing)を利用する。クロージングは、多値画像の膨張を行った後に、その多値画像の縮退を行うものである。つまり、膨張は、近隣に位置する網点同士を結びつける働きを有し、縮退は、結びついたものをそのままの結合の状態で元に戻す働きを有している。したがって、多値の状態のまま、画素毎に算出されていた網点強度を、領域としての網点強度として、算出することができる。
ステップS21では、画像受付モジュール11が受け付けた2値データである網点画像(CMYKの4枚)を、多値化モジュール12が多値化画像に変換する。これによって、例えば、8ビットの深さ(階調値)を持つ画像が生成される。階調値を持つ画像とするのは、最終的に網点強度または網点領域強度を算出(網点強度算出モジュール14または網点領域強度算出モジュール15による処理)するためである。
ステップS22では、ステップS21で多値化された画像を、平滑化モジュール13が平滑化する。
ステップS23では、網点強度算出モジュール14が第1のモルフォロジカルフィルタを用いて、ステップS22で平滑化された画像の画素毎の網点の強度を算出する。第1のモルフォロジカルフィルタについては、図11から図15を用いて後に詳述する。
ステップS24では、網点領域強度算出モジュール15が第2のモルフォロジカルフィルタによって、ステップS23で網点の強度を算出された画像の網点領域としての網点の強度を算出する。つまり、ステップS23では、画素毎の網点強度を算出したが、ステップS24では、複数の画素による領域としての網点強度を算出する。この算出された網点強度は、どの領域が網点としての可能性が高いかを示すものである。
基本的な4つの処理の式を以下に示す。
Dilation:f'(x,y)=max(f(x−i,y−j)+g(i,j))
Erosion:f'(x,y)=min(f(x+i,y+j)−g(i,j))
Opening:Dilation(Erosion)
Closing:Erosion(Dilation)
ただし、f(x,y):入力信号
f'(x,y):出力信号
g(i,j):フィルタ
である。
Dilation処理とは、入力信号f(x,y)に対して、フィルタg(i,j)で、膨張(拡張、拡大ともいわれる)を行う処理のことである。
Erosion処理とは、入力画像f(x,y)に対して、フィルタg(i,j)で、縮退(縮小ともいわれる)を行う処理のことである。
そして、Closing処理とは、Dilation処理、Erosion処理を続けて行う処理のことである。
また、Opening処理とは、Erosion処理、Dilation処理を続けて行う処理のことである。
ステップS111、ステップS113では、Erosion処理を行う。
ステップS112、ステップS114では、Erosion処理された画像に対して、Dilation処理を行う。つまり、処理対象の画像に対して、ステップS111とステップS112による処理、ステップS113とステップS114による処理によって、それぞれOpening処理を行っている。
そして、ステップS115では、ステップS112の処理結果からステップS114の処理結果を差し引いた画像を生成する。
以上の処理(ステップS111〜ステップS115)が、第1のモルフォロジカルフィルタによる処理である。
図13(B)は、横幅9画素の平面状のフィルタ(Disk型フィルタ)を示している。図13(C)は、横幅9画素のリング状のフィルタ(Ring型フィルタ)を示している。図13(D)は、横幅9画素の網点を模式的に四角柱で近似して表したものである。
図13(A)の「フィルタ形状」のグラフは、それぞれ図13(B)の平面状のフィルタ、図13(C)のリング状のフィルタの一次元波形である(図11のステップS111、ステップS113の処理結果)。
図13(A)の「Min信号(Erosion)」のグラフは、それぞれのフィルタでErosion処理をしたものである。つまり、9画素の中央にのみ波形が立つ。図13(A)の「Min信号のMax信号(Opening)」のグラフは、それぞれのフィルタでOpening処理をしたものである(図11のステップS112、ステップS114の処理結果)。
図13(A)の「処理画像」のグラフは、図11のステップS115の処理結果である。つまり、第1のモルフォロジカルフィルタによる処理を行った結果である。
図14(A)、図15(A)は、それぞれ原画像を示している。
図14(B)、図15(B)は、それぞれ図11のステップS111の処理結果を示している。
図14(C)、図15(C)は、それぞれ図11のステップS112の処理結果を示している。
図14(D)、図15(D)は、それぞれ図11のステップS113の処理結果を示している。
図14(E)、図15(E)は、それぞれ図11のステップS114の処理結果を示している。
図14(F)、図15(F)は、それぞれ図11のステップS115の処理結果を示している。つまり、第1のモルフォロジカルフィルタによる処理によって、網点画像は抽出されており(図14(F))、文字画像は抽出されていないこと(図15(F))がわかる。
画像受付モジュール31は、第1の実施の形態の画像受付モジュール11と同様である。
多値化モジュール32は、その機能は第1の実施の形態の多値化モジュール12と同様であるが、多値化した画像を平滑化モジュール33の他に画像合成モジュール36へも渡す。
平滑化モジュール33は、その機能は第1の実施の形態の平滑化モジュール13と同様であるが、平滑化した画像を網点強度算出モジュール34の他に画像合成モジュール36へも渡す。
網点強度算出モジュール34は、第1の実施の形態の網点強度算出モジュール14と同様である。
網点領域強度算出モジュール35は、その機能は第1の実施の形態の網点領域強度算出モジュール15と同様であるが、網点領域の強度を算出した結果を画像合成モジュール36へ渡す。
ステップS41は、第1の実施の形態のステップS21と同様であるが、多値化した画像をステップS42の他にステップS45へも渡す。
ステップS42は、第1の実施の形態のステップS22と同様であるが、平滑化した画像をステップS43の他にステップS45へも渡す。
ステップS43は、第1の実施の形態のステップS23と同様である。
ステップS44は、第1の実施の形態のステップS24と同様であるが、網点領域の強度を算出した結果をステップS45へ渡す。
ステップS45では、画像合成モジュール36が、ステップS41で多値化された画像とステップS42で平滑化された画像とを、ステップS44で算出した網点領域強度に基づいて合成する。
画像受付モジュール51は、第1の実施の形態の画像受付モジュール11と同様である。
多値化モジュール52は、その機能は第1の実施の形態の多値化モジュール12と同様であるが、多値化した画像を第1の平滑化モジュール53の他に第2の平滑化モジュール56、画像合成モジュール57へも渡す。
第1の平滑化モジュール53は、第1の実施の形態の平滑化モジュール13と同様である。
網点強度算出モジュール54は、第1の実施の形態の網点強度算出モジュール14と同様である。
網点領域強度算出モジュール55は、第1の実施の形態の網点領域強度算出モジュール15と同様であるが網点領域の強度を算出した結果を画像合成モジュール57へ渡す。
つまり、第2の実施の形態では、画像合成モジュール36の画像合成に利用する信号として、網点強度算出に利用する平滑化信号(つまり平滑化モジュール33によって平滑化した画像)を利用していた。そして、モルフォロジカルフィルタの出力をできる限り利用するために、単純平均平滑化を行ったが、この信号では、画像合成後にプリンタ出力などを行うと、元画像では微小面積網点で構成されていたような淡色部分が、再度、プリンタ出力用に擬似中間調生成された場合に、網点が生成できない可能性がある。したがって、第3の実施の形態では、単純平均平滑化ではなく、元画像の網点特性を残すような平滑化を行う。つまり、フィルタ係数にガウス分布を用いて、コンボリューションを行い、平滑化を行う。図7に、フィルタの一例(サイズ5×5、分散0.5の場合)を示す。網点の特性を多少残すようなフィルタ係数(中央部分の重みが高くなるような係数)であれば、ガウス分布に限る必要はない。
画像合成モジュール57は、その機能は第2の実施の形態の画像合成モジュール36と同様であるが、多値化モジュール52により多値化した画像と、第2の平滑化モジュール56により平滑化した画像した画像とを合成する。
ステップS61は、第1の実施の形態のステップS21と同様であるが、多値化した画像をステップS62の他にステップS65、ステップS66へも渡す。
ステップS62は、第1の実施の形態のステップS22と同様である。
ステップS63は、第1の実施の形態のステップS23と同様である。
ステップS64は、第1の実施の形態のステップS24と同様であるが網点領域の強度を算出した結果をステップS66へも渡す。
ステップS65では、第2の平滑化モジュール56が、ステップS61で多値化された画像をその画像の網点特性を残すような平滑化を行う。
ステップS66では、第2の実施の形態のステップS45と同様であるが、ステップS61で多値化された画像とステップS65で平滑化された画像とを、ステップS64で算出した網点領域強度に基づいて合成する。
画像受付モジュール81は、第1の実施の形態の画像受付モジュール11と同様である。
多値化モジュール82は、第3の実施の形態の多値化モジュール52と同様である。
第1の平滑化モジュール83は、第1の実施の形態の平滑化モジュール13と同様である。
網点強度算出モジュール84は、第1の実施の形態の網点強度算出モジュール14と同様である。
網点領域強度算出モジュール85は、その機能は第1の実施の形態の網点領域強度算出モジュール15と同様であるが、網点領域の強度を算出した結果を画像合成モジュール87の他に第2の平滑化モジュール86へも渡す。
また、より適応的に平滑化するために、網点領域の強度に合わせて、フィルタの係数を変化させてもよい。例えば、第3の実施の形態のようにガウス分布を用いるのであれば、網点強度が大きい、つまり、より網点らしい、と判定された場合は、ガウス分布の分散値を大きくすれば、より網点をぼかすことも可能である。例えば、図7に示した5×5のガウス分布係数は分散0.5であるが、これを分散3.0にすると、図10のようなフィルタになる。
画像合成モジュール87は、第3の実施の形態の画像合成モジュール57と同様である。
ステップS91は、第3の実施の形態のステップS61と同様である。
ステップS92は、第1の実施の形態のステップS22と同様である。
ステップS93は、第1の実施の形態のステップS23と同様である。
ステップS94は、第3の実施の形態のステップS64と同様であるが、網点領域の強度を算出した結果をステップS95へも渡す。
ステップS95は、第3の実施の形態のステップS65と同様であるが、ステップS94による網点領域の強度に応じて、平滑化のフィルタを適応的に変化させて、その変化させたフィルタを用いて平滑化を行う。
ステップS96は、第3の実施の形態のステップS66と同様である。
そのために、網点画像の網点情報として、入力解像度と線数を取得した場合、網点の中心と網点の中心との距離は、入力解像度/線数で計算できる。例えば、入力解像度が2400dpiで線数が177線だった場合は、2400/177=13.559となり、網点の中心と網点の中心との距離は、約14画素程度と算出できる。したがって、第1の平滑化モジュール(53、83)のフィルタサイズは、スクリーン角が0度の場合は14×14のサイズとなる。しかし、スクリーン角は0度、15度、45度、75度等があるため、最適な形状やサイズも変わってくる。従って、隣接する網点との干渉を避けるためには、14より小さめの値、例えば、9×9や11×11などの値を設定した方が好ましい。また、平滑化することで、網点の形状をぼかすことができるため、次工程の網点強度算出モジュール(54、84)による処理に対して、値に幅を持たせることができる。また、フィルタの形状は特に規定しないが、スクリーンの形状を考慮すると、円形か四角の形状をもったフィルタを持つのが妥当である。
第2のモルフォロジカルフィルタのフィルタサイズも第1の平滑化モジュール(53、83)のフィルタサイズを、入力解像度と線数(網点情報)から取得したのと同様に算出できる。ただし、第1の平滑化モジュール(53、83)のフィルタサイズは、隣接する網点との干渉を避けるために、計算値よりも小さめに設定したが、第2のモルフォロジカルフィルタのフィルタサイズは逆に大きめに設定する。その理由は、第2のモルフォロジカルフィルタの用途が、画素単位で算出されている網点強度を、領域としての網点強度として算出するためであって、隣接する網点の強度が膨張して一体化するようにしているためである。従って、例えば、網点の中心と網点の中心との距離が約14画素と設定された場合は、14より大きめの値、例えば、17×17や19×19などの値を設定した方が好ましい。フィルタの形状は特に規定しないが、スクリーンの形状を考慮すると、円形か四角の形状をもったフィルタを持つのが妥当である。
同様に、より適応的に平滑化するために、網点領域の強度に合わせて、フィルタの係数を変化させてもよい。例えば、より網点をぼかすために、網点強度が大きければ、ガウス分布の分散値を大きくすることも可能である。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラムまたはその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
12…多値化モジュール
13…平滑化モジュール
14…網点強度算出モジュール
15…網点領域強度算出モジュール
31…画像受付モジュール
32…多値化モジュール
33…平滑化モジュール
34…網点強度算出モジュール
35…網点領域強度算出モジュール
36…画像合成モジュール
51…画像受付モジュール
52…多値化モジュール
53…第1の平滑化モジュール
54…網点強度算出モジュール
55…網点領域強度算出モジュール
56…第2の平滑化モジュール
57…画像合成モジュール
81…画像受付モジュール
82…多値化モジュール
83…第1の平滑化モジュール
84…網点強度算出モジュール
85…網点領域強度算出モジュール
86…第2の平滑化モジュール
87…画像合成モジュール
Claims (10)
- 網点を含む画像を平滑化する平滑化手段と、
前記平滑化手段によって平滑化された画像に対して、第1のモルフォロジカルフィルタによって、前記画像の画素毎の網点の強度を算出する網点強度算出手段と、
前記網点強度算出手段によって算出された網点の強度に対して、前記第1のモルフォロジカルフィルタとは異なる第2のモルフォロジカルフィルタによって、網点領域としての網点の強度を算出する網点領域強度算出手段
を具備することを特徴とする画像処理システム。 - 網点を含む画像を平滑化する平滑化手段と、
前記平滑化手段によって平滑化された画像に対して、第1のモルフォロジカルフィルタによって、前記画像の画素毎の網点の強度を算出する網点強度算出手段と、
前記網点強度算出手段によって算出された網点の強度に対して、前記第1のモルフォロジカルフィルタとは異なる第2のモルフォロジカルフィルタによって、網点領域としての網点の強度を算出する網点領域強度算出手段と、
前記網点領域強度算出手段によって算出された網点領域としての網点の強度を重みとして用いて、前記網点を含む画像と前記平滑化手段によって平滑化された画像を合成する画像合成手段
を具備することを特徴とする画像処理システム。 - 網点を含む画像を平滑化する第1の平滑化手段と、
前記網点を含む画像を、前記第1の平滑化手段とは異なる特性で平滑化する第2の平滑化手段と、
前記第1の平滑化手段によって平滑化された画像に対して、第1のモルフォロジカルフィルタによって、前記画像の画素毎の網点の強度を算出する網点強度算出手段と、
前記網点強度算出手段によって算出された網点の強度に対して、前記第1のモルフォロジカルフィルタとは異なる第2のモルフォロジカルフィルタによって、網点領域としての網点の強度を算出する網点領域強度算出手段と、
前記網点領域強度算出手段によって算出された網点領域としての網点の強度を重みとして用いて、前記網点を含む画像と前記第2の平滑化手段によって平滑化された画像を合成する画像合成手段
を具備することを特徴とする画像処理システム。 - 網点を含む画像を平滑化する第1の平滑化手段と、
前記第1の平滑化手段によって平滑化された画像に対して、第1のモルフォロジカルフィルタによって、前記画像の画素毎の網点の強度を算出する網点強度算出手段と、
前記網点強度算出手段によって算出された網点の強度に対して、前記第1のモルフォロジカルフィルタとは異なる第2のモルフォロジカルフィルタによって、網点領域としての網点の強度を算出する網点領域強度算出手段と、
前記網点領域強度算出手段によって算出された網点領域としての網点の強度に合わせて平滑化のフィルタサイズの大きさを変化させて又は該網点領域としての網点の強度に合わせて平滑化のフィルタの係数を変化させて、前記網点を含む画像を平滑化する第2の平滑化手段と、
前記網点領域強度算出手段によって算出された網点領域としての網点の強度を重みとして用いて、前記網点を含む画像と前記第2の平滑化手段によって平滑化された画像を合成する画像合成手段
を具備することを特徴とする画像処理システム。 - 前記第2のモルフォロジカルフィルタのフィルタサイズは、第1の平滑化手段および第1のモルフォロジカルフィルタのフィルタサイズよりも大きいフィルタによって、前記網点を含む画像を平滑化する
ことを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理システム。 - 画像処理システムに、
網点を含む画像を平滑化する平滑化機能と、
前記平滑化機能によって平滑化された画像に対して、第1のモルフォロジカルフィルタによって、前記画像の画素毎の網点の強度を算出する網点強度算出機能と、
前記網点強度算出機能によって算出された網点の強度に対して、前記第1のモルフォロジカルフィルタとは異なる第2のモルフォロジカルフィルタによって、網点領域としての網点の強度を算出する網点領域強度算出機能
を実現させることを特徴とする画像処理プログラム。 - 画像処理システムに、
網点を含む画像を平滑化する平滑化機能と、
前記平滑化機能によって平滑化された画像に対して、第1のモルフォロジカルフィルタによって、前記画像の画素毎の網点の強度を算出する網点強度算出機能と、
前記網点強度算出機能によって算出された網点の強度に対して、前記第1のモルフォロジカルフィルタとは異なる第2のモルフォロジカルフィルタによって、網点領域としての網点の強度を算出する網点領域強度算出機能と、
前記網点領域強度算出機能によって算出された網点領域としての網点の強度を重みとして用いて、前記網点を含む画像と前記平滑化機能によって平滑化された画像を合成する画像合成機能
を実現させることを特徴とする画像処理プログラム。 - 画像処理システムに、
網点を含む画像を平滑化する第1の平滑化機能と、
前記網点を含む画像を、前記第1の平滑化機能とは異なる特性で平滑化する第2の平滑化機能と、
前記第1の平滑化機能によって平滑化された画像に対して、第1のモルフォロジカルフィルタによって、前記画像の画素毎の網点の強度を算出する網点強度算出機能と、
前記網点強度算出機能によって算出された網点の強度に対して、前記第1のモルフォロジカルフィルタとは異なる第2のモルフォロジカルフィルタによって、網点領域としての網点の強度を算出する網点領域強度算出機能と、
前記網点領域強度算出機能によって算出された網点領域としての網点の強度を重みとして用いて、前記網点を含む画像と前記第2の平滑化機能によって平滑化された画像を合成する画像合成機能
を実現させることを特徴とする画像処理プログラム。 - 画像処理システムに、
網点を含む画像を平滑化する第1の平滑化機能と、
前記第1の平滑化機能によって平滑化された画像に対して、第1のモルフォロジカルフィルタによって、前記画像の画素毎の網点の強度を算出する網点強度算出機能と、
前記網点強度算出機能によって算出された網点の強度に対して、前記第1のモルフォロジカルフィルタとは異なる第2のモルフォロジカルフィルタによって、網点領域としての網点の強度を算出する網点領域強度算出機能と、
前記網点領域強度算出機能によって算出された網点領域としての網点の強度に合わせて平滑化のフィルタサイズの大きさを変化させて又は該網点領域としての網点の強度に合わせて平滑化のフィルタの係数を変化させて、前記網点を含む画像を平滑化する第2の平滑化機能と、
前記網点領域強度算出機能によって算出された網点領域としての網点の強度を重みとして用いて、前記網点を含む画像と前記第2の平滑化機能によって平滑化された画像を合成する画像合成機能
を実現させることを特徴とする画像処理プログラム。 - 前記第2のモルフォロジカルフィルタのフィルタサイズは、第1の平滑化機能および第1のモルフォロジカルフィルタのフィルタサイズよりも大きいフィルタによって、前記網点を含む画像を平滑化する
ことを特徴とする請求項8または9に記載の画像処理プログラム。
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