JP4820432B2 - プリンタドライバ、記録媒体、情報処理装置、印刷システム、及びプリンタドライバの設定方法 - Google Patents

プリンタドライバ、記録媒体、情報処理装置、印刷システム、及びプリンタドライバの設定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4820432B2
JP4820432B2 JP2009106431A JP2009106431A JP4820432B2 JP 4820432 B2 JP4820432 B2 JP 4820432B2 JP 2009106431 A JP2009106431 A JP 2009106431A JP 2009106431 A JP2009106431 A JP 2009106431A JP 4820432 B2 JP4820432 B2 JP 4820432B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting value
initial setting
printer driver
storage device
external storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009106431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010257219A (ja
Inventor
くみ子 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2009106431A priority Critical patent/JP4820432B2/ja
Priority to US12/753,218 priority patent/US8493596B2/en
Priority to CN201010159092.XA priority patent/CN101872291B/zh
Publication of JP2010257219A publication Critical patent/JP2010257219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4820432B2 publication Critical patent/JP4820432B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1202Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/1203Improving or facilitating administration, e.g. print management
    • G06F3/1205Improving or facilitating administration, e.g. print management resulting in increased flexibility in print job configuration, e.g. job settings, print requirements, job tickets
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
    • G06F3/1253Configuration of print job parameters, e.g. using UI at the client
    • G06F3/1257Configuration of print job parameters, e.g. using UI at the client by using pre-stored settings, e.g. job templates, presets, print styles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

本発明は、プリンタドライバ、記録媒体、情報処理装置、印刷システム、及びプリンタドライバの設定方法に関し、より詳細には、プリンタドライバの起動時に初期設定値を更新可能とするためのプリンタドライバ、記録媒体、情報処理装置、印刷システム、及びプリンタドライバの設定方法に関する。
近年、環境問題の対応として、CO2排出量を削減する活動が普及し、印刷量を減少させるために電子メール等を用いた電子ファイルによる配信や、電子ファイリングが増加しているが、企業等において記録紙への印刷をゼロにすることは現実的に難しい。そこで、企業等においては、印刷する記録紙の枚数を減少させる所謂エコ印刷を行うことで、記録紙、トナー、及び印刷時の消費電力などを低減させる努力が行われている。具体的には、例えば、カラー印刷、片面印刷、記録紙1枚に1頁を印刷する1in1(1−up)を、それぞれ白黒印刷、両面印刷、記録紙1枚に複数頁を集約印刷するNin1(N−up:Nは2以上)に切り換えることで、上記のようなエコ印刷を行うことができる。
例えば、プリンタ機能、コピー機能を備えたMFP(デジタル複合機)等でコピーを行う場合には、システム管理者等が、Nin1コピーや両面コピーなどの環境に配慮したコピー条件を初期設定値として予め設定しておけば、ユーザがコピーの度に意図的にコピー条件を変更しない限り、初期設定値のコピー条件でコピーを実行させることができる。このためエコ印刷を比較的容易に行うことができる。
しかし、ユーザが使用するPC(パーソナルコンピュータ)などから、MFPに印刷データを送信し、MFPで印刷を行う場合には、PCにインストールされたプリンタドライバの印刷条件を、エコ印刷の条件に設定変更する必要があるが、複数のPCがネットワークを介してMFPに接続されている場合には、複数のPCそれぞれのプリンタドライバの印刷条件を変更しなければならず、変更処理に手間がかかるという問題があった。
また、PCへのプリンタドライバのインストールはユーザによって随時行われるため、MFPの管理者であっても、プリンタドライバがインストールされた全てのPCを把握することは難しく、全てのPCのプリンタドライバの印刷条件をエコ印刷に変更することは困難であった。
これに対して、例えば、特許文献1には、管理者等により予め印刷条件が設定されたプリンタドライバの初期設定値をWeb機能によってダウンロードしてプリンタドライバに組み込めるようにし、複数のPC間でプリンタドライバの印刷条件を共有できるようにした印刷設定共有化支援装置が記載されている。また、特許文献2には、多数のユーザの初期設定値を、インストール後に管理者が設定した条件にすることができるプリンタドライバが記載されている。これによれば、インストールされたプリンタドライバが起動されたときに、プリンタドライバが、フラグにより管理者が設定した初期化を行っていないと判定した場合、プリンタから初期化ファイルを取得し初期化を行うようにしている。
特開2005−332100号公報 特開2006−48433号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術の場合、プリンタドライバの初期設定値(印刷条件)を取得するために、ユーザのPCから印刷設定共有化支援装置にアクセスし、この印刷設定共有化支援装置に登録されている複数の印刷設定の中から、ユーザが所望の印刷設定を選択してダウンロードしなければならない。従って、どの印刷設定をダウンロードするかはユーザの判断に委ねられることになるため、複数のPC間でプリンタドライバの印刷設定を常に共有できるとは限らない。
また、複数のPC間でプリンタドライバの初期設定値を共有させるために、この初期設定値をネットワーク経由で送信することも考えられるが、PCが通電状態でない場合や、ノートPCのように外出時に持ち出されている場合などには、プリンタドライバの初期設定値を変更することができない。このため、プリンタの管理者は、この初期設定値が各PCで受信されるまで繰り返し送信する必要があり、余計な手間がかかるという問題がある。
また、上記特許文献2に記載の技術は、インストールされたプリンタドライバが最初に起動したときのみ、プリンタドライバがプリンタから初期化ファイルを取得するものであり、一旦初期化ファイルを取得してしまうと、初期化ファイルの更新は実行されない。例えば、管理者が、エコ印刷のために印刷条件を変更した場合や、両面印刷機構や大容量トレイ(LCC:Large Capacity Cassette)などのオプション(ハードウェア)構成を変更した場合には、プリンタに記憶されたプリンタドライバの初期設定値が変更される。そして、これに伴い各PCは自身のプリンタドライバの初期設定値を変更する必要があるが、上記のように初期化ファイルを取得した後では、この変更を反映させることができないという問題がある。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、プリンタドライバを起動させる度に、管理者が設定した最新の初期設定値を取得可能とし、エコ印刷等による印刷条件の変更や、大容量トレイ等のオプション構成の変更などの設定変更を迅速且つ確実に反映できるようにしたプリンタドライバ、記録媒体、情報処理装置、印刷システム、及びプリンタドライバの設定方法を提供すること、を目的とする。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、情報処理装置にインストール可能なプリンタドライバであって、該プリンタドライバは、起動する度に、該プリンタドライバの初期設定値を記憶する外部記憶装置にアクセスするアクセス手段と、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較する設定値比較手段と、比較結果に基づいて、前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかを選択する設定値選択手段とを備え、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、前記設定値選択手段は、該項目の前記プリンタドライバの初期設定値及び前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のうち、より省エネ効果の高い初期設定値を選択することを特徴としたものである。
の技術手段は、第の技術手段において、該プリンタドライバの少なくとも1つの項目の初期設定値が、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値に更新された場合に、その旨をユーザに通知するためのメッセージを、前記情報処理装置の表示部に表示可能としたことを特徴としたものである。
の技術手段は、情報処理装置にインストール可能なプリンタドライバであって、該プリンタドライバは、起動する度に、該プリンタドライバの初期設定値を記憶する外部記憶装置にアクセスするアクセス手段と、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較する設定値比較手段と、比較結果に基づいて、前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかを選択する設定値選択手段とを備え、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、前記設定値選択手段は、該項目の前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかをユーザに選択させるための選択画面を前記情報処理装置の表示部に表示可能としたことを特徴としたものである。
の技術手段は、第の技術手段において、前記選択画面上で前記外部記憶装置に記憶された初期設定値への更新を行うか否かをユーザにより選択可能とし、該ユーザにより初期設定値の更新が選択されなかった場合、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値の更新日時又はバージョン情報が更新されるまで、前記選択画面の表示を行わないことを特徴としたものである。
の技術手段は、第1又は技術手段において、前記設定値選択手段により前記外部記憶装置に記憶された初期設定値が選択された場合、該選択された初期設定値により前記プリンタドライバに設定された初期設定値を更新することを特徴としたものである。
の技術手段は、第のいずれか1の技術手段において、前記設定値比較手段は、前記プリンタドライバに設定された初期設定値の更新日時と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値の更新日時とを比較することにより、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なるか否かを判定することを特徴としたものである。
の技術手段は、第のいずれか1の技術手段において、前記設定値比較手段は、前記プリンタドライバに設定された初期設定値のバージョン情報と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のバージョン情報とを比較することにより、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なるか否かを判定することを特徴としたものである。
の技術手段は、第1〜のいずれか1の技術手段において、前記情報処理装置が備えるアプリケーションの印刷アイコンがユーザにより選択指示された場合、前記アクセス手段は、前記選択指示された印刷ジョブを一時的にホールドした後に、前記外部記憶装置にアクセスすることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1〜のいずれか1の技術手段におけるプリンタドライバを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
10の技術手段は、第1〜のいずれか1の技術手段におけるプリンタドライバがインストールされた情報処理装置である。
11の技術手段は、プリンタドライバがインストールされた情報処理装置と、該プリンタドライバの初期設定値を記憶する外部記憶装置とがネットワークを介して接続された印刷システムであって、前記情報処理装置は、前記プリンタドライバが起動する度に、前記外部記憶装置にアクセスするアクセス手段と、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較する設定値比較手段と、比較結果に基づいて、前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかを選択する設定値選択手段とを備え、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、前記設定値選択手段は、該項目の前記プリンタドライバの初期設定値及び前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のうち、より省エネ効果の高い初期設定値を選択することを特徴としたものである。
12の技術手段は、プリンタドライバがインストールされた情報処理装置と、該プリンタドライバの初期設定値を記憶する外部記憶装置とがネットワークを介して接続された印刷システムであって、前記情報処理装置は、前記プリンタドライバが起動する度に、前記外部記憶装置にアクセスするアクセス手段と、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較する設定値比較手段と、比較結果に基づいて、前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかを選択する設定値選択手段とを備え、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、前記設定値選択手段は、該項目の前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかをユーザに選択させるための選択画面を前記情報処理装置の表示部に表示可能としたことを特徴としたものである。
13の技術手段は、第11又は12の技術手段において、前記外部記憶装置は、印刷装置あるいはサーバ装置であることを特徴としたものである。
14の技術手段は、プリンタドライバがインストールされた情報処理装置と、該プリンタドライバの初期設定値を記憶する外部記憶装置とがネットワークを介して接続された印刷システムによるプリンタドライバの設定方法であって、前記情報処理装置が、前記プリンタドライバが起動する度に、前記外部記憶装置にアクセスするステップと、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較する設定値比較ステップと、比較結果に基づいて、前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかを選択する設定値選択ステップとを備え、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、前記設定値選択ステップは、該項目の前記プリンタドライバの初期設定値及び前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のうち、より省エネ効果の高い初期設定値を選択することを特徴としたものである。
15の技術手段は、プリンタドライバがインストールされた情報処理装置と、該プリンタドライバの初期設定値を記憶する外部記憶装置とがネットワークを介して接続された印刷システムによるプリンタドライバの設定方法であって、前記情報処理装置が、前記プリンタドライバが起動する度に、前記外部記憶装置にアクセスするステップと、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較する設定値比較ステップと、比較結果に基づいて、前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかを選択する設定値選択ステップとを備え、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、前記設定値選択ステップは、該項目の前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかをユーザに選択させるための選択画面を前記情報処理装置の表示部に表示することを特徴としたものである。
本発明によれば、プリンタドライバを起動させる度に、管理者が設定した最新の初期設定値を取得することができるため、エコ印刷等による印刷条件の変更や、大容量トレイ等のオプション構成の変更などの設定変更を迅速且つ確実に反映させることができる。
本発明の一実施形態に係る印刷システムの構成例を示す図である。 図1に示したクライアントPC及びMFPの構成例を示すブロック図である。 MFPに記憶された初期設定値一覧テーブルの一例を示す図である。 初期設定値優先順位テーブルの一例を示す図である。 本発明によるプリンタドライバの設定方法の一例を説明するためのフロー図である。 プリンタドライバの印刷条件設定画面の一例を示す図である。 本発明によるプリンタドライバの設定方法の他の例を説明するためのフロー図である。 クライアントPCの表示部に表示される初期設定値選択画面の一例を示す図である。 クライアントPCの表示部に表示される初期設定値選択画面の他の例を示す図である。 本発明によるプリンタドライバの設定方法の他の例を説明するためのフロー図である。 管理者PCからMFPにプリンタドライバの初期設定値を設定する画面のトップページの一例を示す図である。 印刷設定/解除ページの一例を示す図である。 印刷設定の入力ページの一例を示す図である。 図13に示した印刷設定の入力ページでウォーターマークタブを選択したときに表示される画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明のプリンタドライバ、記録媒体、情報処理装置、印刷システム、及びプリンタドライバの設定方法に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷システムの構成例を示す図で、図中、1〜5は情報処理装置の一例であるクライアントPC(パーソナルコンピュータ)、6はプリンタ、7はデジタル複合機(以下、MFPという)、8は管理者PC、9はLAN(Local Area Network)等のネットワークを示す。クライアントPC1〜5、管理者PC8、プリンタ6、及びMFP7は、ネットワーク9を介して相互に接続されており、プリンタ6及びMFP7は、クライアントPC1〜5または管理者PC8からの印刷指示に基づいて印刷を実行する。
クライアントPC1〜5及び管理者PC8は、汎用的なコンピュータで構成され、プリンタ6またはMFP7で印刷を行うために必要なプリンタドライバが予めインストールされている。このプリンタドライバにはデフォルトとなる初期設定値が設定されており、ユーザはクライアントPC1〜5から印刷を行う際に、プリンタドライバの初期設定値をそのまま使用して、あるいは、印刷条件に応じて初期設定値を変更して印刷を行うことができる。
プリンタ6またはMFP7は、外部記憶装置の一例であり、プリンタドライバの初期設定値を記憶している。管理者PC8は、プリンタ6またはMFP7に管理者権限によりアクセスし、各プリンタドライバの初期設定値を更新することができる。なお、ここでいう初期設定値とは、デフォルト設定値のことをいうものとする。
図2は、図1に示したクライアントPC及びMFPの構成例を示すブロック図である。ここではクライアントPC1の構成を代表例として説明するが、他のクライアントPC2〜5,管理者PC8についても基本的に同様の構成とする。また、外部記憶装置の一例としてMFP7を例示して説明するが、この例に限定されず、プリンタドライバの初期設定値を記憶した単機能なプリンタ6(図1)や、プリンタドライバの初期設定値を記憶したサーバ装置(図示せず)などであってもよい。
MFP7は、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能などの複数の機能を備えた複合機として構成される。MFP7は、データの印刷処理を行う画像形成部71と、MFP7が備える各機能を制御する機器制御部72と、MFP7の制御情報や設定情報などを記憶するメモリである管理部73と、ネットワーク9を介してクライアントPC1〜5や管理者PC8と通信する通信部74と、データを記憶するためのHDD(ハードディスクドライブ)75と、HDD75に記憶されたデータを消去する消去部76と、データに対して各種画像処理を施すための画像処理部77と、ユーザによる操作入力を受け付ける操作部78と、を備える。
また、画像形成部71は、LSU(Laser Scanning Unit:レーザ走査ユニット)などの印字部71aと、画像処理部77で画像処理されたデータを一時的に保持する揮発性メモリ71bとを備えている。
また、操作部78は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)などの表示部78aと、タッチパネルを介してユーザからの操作入力を受け付けるタッチパネル部78bと、各種操作キーやテンキーなどの入力キー群で構成される入力キー78cとを備えており、ユーザは操作部78を操作することにより、MFP7に対して操作の入力や、各種設定の入力を行うことができる。
本実施形態に係るMFP7をプリンタとして利用する場合には、通信部74から受信したデータが揮発性メモリ71bなどを介して画像形成部71から出力される。すなわち、通信部74は、有線あるいは無線を利用してネットワーク9と接続されており、ネットワーク9上に接続された外部機器であるクライアントPC1,管理者PC8からデータを受信する。このように受信されたデータは、出力するデータとしてページ単位に揮発性メモリ71bに送られ、必要に応じて一旦HDD75へ記憶される。そして、データは、再びHDD75から揮発性メモリ71bに送られ、印字部71aへと転送される。
本実施形態に係るMFP7の各構成部は、機器制御部72により制御され、操作部78に設けられた入力キー群などの入力キー78cからの操作指示を監視すると共に、表示部78aを介してMFP7の状態に関する情報などのユーザに通知すべき情報を的確に案内表示する。また、管理部73には、機器制御部72により制御されている各構成部に関する情報が管理されており、これら情報をもとに、機器制御部72がMFP7全体の動作を制御する。
図2において、クライアントPC1は、例えば、汎用的なコンピュータで構成され、クライアントPC1の動作を制御するCPU11と、制御プログラムなどの実行領域となるRAM12と、制御プログラムやデータなどを格納するROM13と、HDDなどで構成される記憶部14と、マウスやキーボードなどのポインティングデバイスで構成される入力部15と、LCDなどの表示部16と、ネットワーク9に接続する通信インタフェースである通信部17と、プリンタなどの外部機器にデータを出力する出力部18と、これら各部を相互に接続するシステムバス19とで構成される。MFP7で印刷を実行するために必要なプリンタドライバ14aは、例えば記憶部14に記憶されており、印刷実行時にCPU11がRAM12に読み出して実行する。
本発明の主たる特徴部分は、プリンタドライバを起動させる度に、管理者が設定した最新の初期設定値を取得可能とし、エコ印刷等による印刷条件の変更や、大容量トレイ等のオプション構成の変更などの設定変更を迅速且つ確実に反映できるようにすることである。このための構成として、プリンタドライバ14aは、起動する度に、MFP7にアクセスするアクセス手段と、プリンタドライバ14aに設定された初期設定値とMFP7に記憶された初期設定値とを比較する設定値比較手段と、比較結果に基づいて、プリンタドライバ14aの初期設定値又はMFP7の初期設定値のいずれかを選択する設定値選択手段とを備える。これらのアクセス手段、設定値比較手段、及び設定値選択手段はプリンタドライバ14aが備える機能の一部として実現され、プリンタドライバ14aはクライアントPC1により実行可能にインストールされているものとする。
図3は、MFP7に記憶された初期設定値一覧テーブルの一例を示す図である。本例の場合、MFP7は、部数、片面/両面印刷、N−up印刷(集約印刷)、カラーモード、用紙サイズなどの各項目について、管理者が設定した最新の初期設定値を記憶している。MFP7に記憶された初期設定値を更新する処理の一例として、例えば、管理者等の特定ユーザが、管理者PC8でMFP7のプリンタドライバを起動させ、他のユーザが使用する各クライアントPCに設定させたい初期設定値を入力し、この初期設定値をMFP7にネットワーク9を介して送信する方法が考えられる。MFP7では、通信部74,機器制御部72を介して、管理者PC8から受信した初期設定値をメモリ71bまたはHDD75に記憶する。このようにして、管理者は、印刷システムを構成する複数のクライアントPCで共通して使用させたい印刷条件を任意のタイミングで更新することができる。
各クライアントPC1のプリンタドライバ14aには、デフォルトとして初期設定値が設定されているものとする。そして、プリンタドライバ14aあるいはプリンタドライバ14aがインストールされたクライアントPC1は、MFP7と同様に、図3に示すような初期設定値一覧テーブルを記憶しておくことができる。これにより、初期設定値一覧テーブルに含まれる各項目について、MFP7の初期設定値と、プリンタドライバ14aの初期設定値とを比較することにより、両者が異なっているか否かを判定することができる。
また、初期設定値が異なっているか否かを判定する別の方法として、プリンタドライバ14aに設定された初期設定値の更新日時と、MFP7に記憶された初期設定値の更新日時とを比較するようにしてもよく、あるいは、バージョン情報を比較するようにしてもよい。管理者により少なくとも1つの項目の初期設定値が更新された場合、更新日時、バージョン情報が更新されるため、これらを比較することで初期設定値の差異を簡単に判定することが可能となる。なお、更新日時あるいはバージョン情報により初期設定値が異なっていると判定された場合、どの項目について初期設定値が変更されたかを特定する必要がある。このための1つの方法として、更新日時,バージョン情報と共に、例えば、“x月x日(またはバージョンxx),項目「xx」を更新”、などといった更新履歴を保持している場合には、この更新履歴によりどの項目が変更されたかを特定することができる。
プリンタドライバ14aの設定方法に係る第1の形態について説明する。例えば、ユーザは、MFP7へ印刷指示する際に、クライアントPC1のプリンタドライバ14aを起動させる。起動したプリンタドライバ14aは、MFP7にアクセスし、プリンタドライバ14aに設定された初期設定値と、MFP7に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、その項目についてMFP7の初期設定値を選択する。そして、選択した初期設定値でプリンタドライバ14aの初期設定値を自動的に更新する。例えば、N−up印刷の項目について、MFP7の初期設定値が「2up」であり、プリンタドライバ14aの初期設定値が「1up」であれば、両者は異なっているため、プリンタドライバ14aの初期設定値を、MFP7の初期設定値に自動的に更新する。なお、初期設定値が異なる項目が複数ある場合には、異なる初期設定値が全て更新される。
ここで、両面印刷機構や大容量トレイなどのオプション構成が新規に追加された場合について説明する。プリンタドライバ14aは、MFP7にオプションが装着されていない状態では、このオプションに対応する項目をグレーアウト表示するなど設定不可能な状態にしている。しかし、上記のようにMFP7にオプションが追加され、管理者がMFP7の初期設定値を更新すると、これに応じて、各クライアントPCのプリンタドライバ14aも、このオプションに対応する項目を設定可能な状態にして更新する。
また、プリンタドライバ14aの設定方法に係る第2の形態として、プリンタドライバ14aは、MFP7にアクセスし、プリンタドライバ14aに設定された初期設定値と、MFP7に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、その項目についてプリンタドライバ14aの初期設定値及びMFP7の初期設定値のうち、より省エネ効果の高い初期設定値を選択するようにしてもよい。例えば、プリンタドライバ14aあるいはプリンタドライバ14aがインストールされたクライアントPC1は、図4に示すような初期設定値優先順位テーブルを記憶する。
この初期設定値優先順位テーブルは、各項目について記録紙及び/又はトナーの使用量が少ない順(すなわち、省エネ効果の高い順)に初期設定値を並べたものである。例えば、N−up印刷では、Nが大きいほど記録紙及びトナーの使用量が少なくなるため、より省エネ効果の高い、環境に配慮した設定といえる。同様に、片面/両面印刷では、両面印刷のほうが記録紙の使用量が少なくなる。また、カラーモードでは、白黒印刷のほうがカラートナーを使用せずに済み、より省エネ効果が高いといえる。この初期設定値優先順位テーブルはプリンタドライバ14aにより参照される。
プリンタドライバ14aは、例えば、N−up印刷の項目について、MFP7の初期設定値が「4up」であり、プリンタドライバ14aの初期設定値が「1up」であった場合に、図4の初期設定値優先順位テーブルを参照し、より環境に優しい設定であるMFP7の初期設定値「4up」を選択し、これをプリンタドライバ14aに設定する。また、逆に、MFP7の初期設定値が「1up」であり、プリンタドライバ14aの初期設定値が「4up」であった場合に、図4の初期設定値優先順位テーブルを参照し、より環境に優しい設定であるプリンタドライバ14aの初期設定値「4up」を選択する。この場合、プリンタドライバ14aの初期設定値「4up」は元々設定されているため、そのまま使用される。
上記の第1,第2の形態において、プリンタドライバ14aは、クライアントPC1の表示部16に、プリンタドライバ14aの初期設定値が更新されたことをユーザに通知するためのメッセージを表示させ、このまま印刷を続行してもよいか否かをユーザに確認させてもよい。例えば、グラフィック関連の資料などカラー印刷を行いたいユーザに対して、初期設定値が白黒印刷に更新されてしまうと、具合が悪い場合がある。このような場合、ユーザは上記メッセージによりカラー印刷から白黒印刷に設定変更されたことが分かり、具合が悪ければ、元のカラー印刷に設定を戻すことができる。
また、プリンタドライバ14aの設定方法に係る第3の形態として、プリンタドライバ14aは、MFP7にアクセスし、プリンタドライバ14aに設定された初期設定値と、MFP7に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、その項目についてプリンタドライバ14aの初期設定値又はMFP7の初期設定値のいずれかをユーザに選択させるための選択画面をクライアントPC1の表示部16に表示するようにしてもよい。この選択画面の一例を後述の図8,図9に示す。
この第3の形態は、プリンタドライバ14aの初期設定値を更新する前の時点で、選択画面による更新確認を行うようにしたものである。上述したように、例えば、グラフィック関連の資料などカラー印刷を行いたいユーザに対して、初期設定値を白黒印刷に更新してしまうと、具合が悪いため、ユーザは選択画面上で更新してもよい項目についてMFP7の初期設定値を選択し、また、更新したくない項目についてプリンタドライバ14aの初期設定値を選択するようにすればよい。
このように、印刷システムを構成する全てのクラインアントPCに対して、印刷を行う際に、管理者が設定した最新の初期設定値をMFPあるいはサーバ装置から取得することができるため、例えば、環境に配慮したエコ印刷(白黒印刷,N−up印刷,両面印刷,トナー節約印刷など)への設定変更や、両面印刷機構や大容量トレイなどのオプション構成の設定変更などを迅速且つ確実に反映させることができる。
図5は、本発明によるプリンタドライバ14aの設定方法の一例を説明するためのフロー図である。なお、図5,図7,図10のフローにおいては、管理者等の特定ユーザが、管理者PC8でMFP7のプリンタドライバを起動させ、初期設定値を入力し、この初期設定値をMFP7にネットワーク9を介して送信することにより、MFP7の初期設定値を任意のタイミングで更新しているものとする。
まず、ユーザは、クライアントPC1からMFP7へ印刷指示を行うと、プリンタドライバ14aが起動し、クライアントPC1の表示部16に、図6に示すプリンタドライバ14aの印刷条件設定画面が表示される(ステップS1)。
図6は、プリンタドライバ14aの印刷条件設定画面の一例を示す図で、図中、10は印刷条件設定画面を示す。この印刷条件設定画面10には、プリンタドライバ14aに設定された初期設定値10aと、MFP7に印刷実行を指示するための印刷実行ボタン10bと、印刷処理を中止するための中止ボタン10cとが選択可能に表示される。ユーザは、この印刷条件設定画面10上で所望の印刷条件を設定し、最後に印刷実行ボタン10bを押下することで、MFP7に印刷実行させることができる。
図5において、起動したプリンタドライバ14aは、図6の印刷条件設定画面10を表示させると共に、MFP7にアクセスし(ステップS2)、プリンタドライバ14aの初期設定値とMFP7の初期設定値とが異なるか否かを判定する(ステップS3)。
上記ステップS3の処理は、前述したように、図3に示した初期設定値一覧テーブルに含まれる各項目について、MFP7の初期設定値と、プリンタドライバ14aの初期設定値とを比較することで判定すればよい。また、プリンタドライバ14aに設定された初期設定値の更新日時と、MFP7に記憶された初期設定値の更新日時とを比較するようにしてもよく、あるいは、バージョン情報を比較するようにしてもよい。この場合、例えば、更新履歴により初期設定値が更新された項目を特定することができる。
プリンタドライバ14aは、ステップS3において、全ての初期設定値が同じと判定した場合(NOの場合)、設定変更なしをユーザに通知し(ステップS4)、ステップS8に移行する。また、ステップS3において、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なると判定した場合(YESの場合)、その異なる項目についてMFP7に記憶された初期設定値を選択し、これをMFP7から取得する(ステップS5)。
そして、プリンタドライバ14aは、MFP7から取得した初期設定値をプリンタドライバ14aに設定し(ステップS6)、設定変更されたことをユーザに通知する(ステップS7)。なお、ステップS6で、MFP7から取得した初期設定値がプリンタドライバ14aに設定されると、図6に示す印刷条件設定画面10の該当項目の初期設定値が自動的に変更される。そして、ユーザは、設定変更後の設定値で問題ないか否かを確認し、問題があれば適宜調整を行う。最後に、ユーザは、図6の印刷条件設定画面10の「印刷実行」ボタンを押下すると、クライアントPC1からMFP7に、上記のようにして設定された印刷条件による印刷指示が送信される(ステップS8)。
図7は、本発明によるプリンタドライバ14aの設定方法の他の例を説明するためのフロー図である。ステップS11〜S15の処理は、前述の図5のステップS1〜S5の処理と同様である。すなわち、ユーザは、クライアントPC1からMFP7へ印刷指示を行うと、プリンタドライバ14aが起動し、図6に示す印刷条件設定画面10が表示される(ステップS11)。そして、起動したプリンタドライバ14aはMFP7にアクセスし(ステップS12)、プリンタドライバ14aの初期設定値とMFP7の初期設定値とが異なるか否かを判定する(ステップS13)。
次に、プリンタドライバ14aは、ステップS13において、全ての初期設定値が同じと判定した場合(NOの場合)、設定変更なしをユーザに通知し(ステップS14)、ステップS18に移行する。また、ステップS13において、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なると判定した場合(YESの場合)、その異なる項目についてMFP7に記憶された初期設定値を選択し、これをMFP7から取得する(ステップS15)。
次に、プリンタドライバ14aは、図8または図9に示す初期設定値選択画面を、クライアントPC1の表示部16に表示する(ステップS16)。ユーザは、図8または図9の初期設定値選択画面において、MFP7から取得した初期設定値(この例では、両面印刷,N−up印刷の2項目が異なる)でよいかどうかを確認し、問題があれば、この選択画面上で調整する。
図8は、クライアントPC1の表示部16に表示される初期設定値選択画面の一例を示す図で、図中、10′は初期設定値選択画面を示す。この初期設定値選択画面10′は、図6に示した印刷条件設定画面10に、MFP7から取得した初期設定値10dを重畳させた状態で表示される。初期設定値選択画面10′は、図8に示すように、プリンタドライバ14aに設定された初期設定値10aと、MFP7から取得した初期設定値10dとを並べて表示させることで、ユーザが変更箇所を認識し易くすることができる。さらに、変更箇所を色付け等の強調表示することで、ユーザの視認性をより向上させることができる。
初期設定値10dは、MFP7で更新された初期設定値(すなわち、プリンタドライバ14aの初期設定値と異なる初期設定値)をまとめたものであり、この内容に問題があれば、ユーザは初期設定値選択画面10′上で初期設定値10dを適宜調整し、最後に「OK」ボタン10eを押下する。これにより、初期設定値10dが確定し、確定した初期設定値10dが、プリンタドライバ14aの初期設定値10aに反映される。また、「キャンセル」ボタン10fが押下された場合、MFP7から取得した初期設定値10dへの更新は実行されず、プリンタドライバ14aの初期設定値10aがそのまま使用される。
図9は、クライアントPC1の表示部16に表示される初期設定値選択画面の他の例を示す図である。この初期設定値選択画面10′は、上記図8の例と同様に、図6に示した印刷条件設定画面10に、MFP7から取得した初期設定値10dを重畳させた状態で表示されるが、初期設定値10a,10dの表示欄に、更新日時とバージョン情報からなる初期設定値情報10g,10hが含まれる点が異なる。前述したように、これらの更新日時,バージョン情報を比較することで、初期設定値が異なっているか否かを簡単に判定することができる。
ここで、例えば、ユーザが図9に示す「キャンセル」ボタン10fを押下した場合、少なくとも現在のバージョンの初期設定値については更新の意思がないものと考えられる。このような場合、ユーザからすると、プリンタドライバ14aが起動する度に、同じ内容の初期設定値選択画面10′を表示することは煩わしい。そこで、上記のように、初期設定値選択画面10′上でMFP7の初期設定値への更新を行うか否かをユーザにより選択可能とし、ユーザにより初期設定値の更新が選択されなかった場合、すなわち、ユーザが図9に示す「キャンセル」ボタン10fを押下した場合には、MFP7の初期設定値のバージョン情報が更新されるまで、初期設定値選択画面10′の表示を行わないようにしてもよい。
上記において、プリンタドライバ14aは、現在MFP7に記憶されている初期設定値のバージョン情報を記憶しておき、次回以降プリンタドライバ14aが起動し、MFP7にアクセスしたときに、MFP7の初期設定値のバージョン情報を確認する。この際、前回のバージョン情報から更新されていない場合には、図9の初期設定値選択画面10′を表示させずに、プリンタドライバ14aに設定されている初期設定値をそのまま使用する。また、前回のバージョン情報から更新されている場合には、図9の初期設定値選択画面10′を表示させ、ユーザに初期設定値を更新するか否かを選択させる。なお、ここではバージョン情報を例示したが、更新日時であっても同様の処理を行うことができる。
図7において、プリンタドライバ14aは、図8または図9に示す初期設定値選択画面10′上でユーザによりMFP7から取得した初期設定値が選択されたか否かを判定し(ステップS17)、MFP7から取得した初期設定値が選択されない場合、すなわち、図8または図9の「キャンセル」ボタン10fが押下された場合(NOの場合)、プリンタドライバ14aの初期設定値をそのまま使用する(ステップS18)。また、ステップS17において、MFP7から取得した初期設定値が選択された場合、すなわち、図8または図9の「OK」ボタン10eが押下された場合(YESの場合)、MFP7から取得した初期設定値をプリンタドライバ14aに設定する(ステップS19)。
最後に、ユーザが、図8または図9の初期設定値選択画面10′の「印刷実行」ボタン10bを押下すると、クライアントPC1からMFP7に、上記のようにして設定された印刷条件による印刷指示が送信される(ステップS20)。
図10は、本発明によるプリンタドライバ14aの設定方法の他の例を説明するためのフロー図である。例えば、ワープロソフトや表計算ソフトなどのアプリケーションには、通常印刷アイコンが表示されるが、この印刷アイコンから印刷を行うと、プリンタドライバ14aの印刷条件設定画面(図6)を表示させずに、MFP7に印刷指示を送信してしまう。
従って、印刷アイコンからの印刷指示の場合には印刷条件(初期設定値)の設定変更を行うことができない。このような問題を解決するために、本例では、クライアントPC1が備えるアプリケーションの印刷アイコンがユーザにより選択指示された場合に、プリンタドライバ14aが、選択指示された印刷ジョブを一時的にホールドした後に、MFP7にアクセスするように構成される。
図10において、まず、クライアントPC1において、ユーザによりアプリケーションの印刷アイコンが選択指示されると(ステップS21)、プリンタドライバ14aは、印刷ジョブをクライアントPC1の記憶部等に一時的にホールドした後に(ステップS22)、MFP7にアクセスし(ステップS23)、プリンタドライバ14aの初期設定値とMFP7の初期設定値とが異なるか否かを判定する(ステップS24)。
次に、プリンタドライバ14aは、ステップS24において、全ての初期設定値が同じと判定した場合(NOの場合)、プリンタドライバ14aの初期設定値を使用して、ホールド中の印刷ジョブの印刷指示を行い(ステップS25)、そのまま終了する。また、ステップS24において、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なると判定した場合(YESの場合)、その異なる項目についてMFP7に記憶された初期設定値を選択し、これをMFP7から取得する(ステップS26)。
次に、プリンタドライバ14aは、図8または図9に示す初期設定値選択画面を、クライアントPC1の表示部16に表示する(ステップS27)。ユーザは、図8または図9の初期設定値選択画面において、MFP7から取得した初期設定値でよいかどうかを確認し、問題があれば、この選択画面上で調整する。
そして、プリンタドライバ14aは、図8または図9に示す初期設定値選択画面10′上でユーザによりMFP7から取得した初期設定値が選択されたか否かを判定し(ステップS28)、MFP7から取得した初期設定値が選択されない場合、すなわち、図8または図9の「キャンセル」ボタン10fが押下された場合(NOの場合)、プリンタドライバ14aの初期設定値をそのまま使用する(ステップS29)。また、ステップS28において、MFP7から取得した初期設定値が選択された場合、すなわち、図8または図9の「OK」ボタン10eが押下された場合(YESの場合)、MFP7から取得した初期設定値をプリンタドライバ14aに設定する(ステップS30)。
最後に、ユーザが、図8または図9の初期設定値選択画面10′の「印刷実行」ボタン10bを押下すると、クライアントPC1からMFP7に、上記のようにして設定された印刷条件による印刷指示が送信される(ステップS31)。
これまでの説明では、プリンタドライバ14aがMFP7にアクセスして初期設定値の比較処理を実行していたが、この処理をMFP7またはサーバ装置(図示せず)で行わせるようにしてもよい。この場合、クライアントPC1は、プリンタドライブ14a起動する度に、プリンタドライバ14aに設定された初期設定値のバージョン情報をMFP7に送信するバージョン情報送信手段を備える。このバージョン情報送信手段は、図2において、クライアントPC1にインストールされたプリンタドライバ14a、通信部17、及びCPU11により実現される。
また、MFP7は、クライアントPC1から送信されたバージョン情報とMFP1に記憶されたバージョン情報とを比較し、バージョン情報が異なる場合、MFP7に記憶された初期設定値の中から更新された初期設定値を抽出する初期設定値抽出手段と、抽出した初期設定値をクライアントPC1に送信する初期設定値送信手段とを備える。これらの初期設定値抽出手段及び初期設定値送信手段は、図2において、MFP7の機器制御部72、通信部74により実現される。なお、更新された初期設定値の抽出は、バージョン情報に対応した更新履歴を参照することで行うことができる。
そして、クライアントPC1は、MFP7から送信された初期設定値を、プリンタドライバ14aの初期設定値として設定することができる。この際、プリンタドライバ14aに設定された初期設定値またはMFP7から送信された初期設定値の選択方法としては、前述したように、MFP7から送信された初期設定値を選択してもよく、あるいは、より省エネ効果の高い初期設定値を選択してもよい。この際、選択された初期設定値で印刷を実行してしまうと好ましくない場合には、ユーザが所望の設定値に調整できるようにしておけばよい。また、図8または図9に示したような初期設定値選択画面を表示させて、いずれかの初期設定値をユーザに選択させてもよい。
図11は、管理者PC8からMFP7にプリンタドライバの初期設定値を設定する画面のトップページの一例を示す図である。管理者は、管理者権限で管理者PC8からインターネット等を介してMFP7にアクセス・ログインし、このトップページを表示させる。トップページには、選択メニュー20が含まれ、選択メニュー20の項目の1つに印刷設定21が含まれる。さらに、印刷設定21の下には、図12に示す印刷設定の選択/解除22、印刷設定の入力23が階層化されている。ユーザがこのトップページの選択メニュー20から印刷設定21の印刷設定の選択/解除22を選択指示すると、図12に示す印刷設定/解除ページが表示される。
図12に示す例では、「標準設定1」、「標準設定2」の2つの初期設定値が登録されており、「印刷設定の選択」に項目に示された初期設定値の登録名のチェックボックスをマウス等でクリックし、「選択」ボタンを選択指示することにより、各クラインアントPCのプリンタドライバ14aに設定させる初期設定値が選択可能となっている。また、「印刷設定の削除」の項目に示された初期設定値の登録名のチェックボックスをマウス等でクリックし、「削除」ボタンを選択指示することで、不要となった初期設定値の登録ファイルを削除することができる。
また、ユーザが図11に示すトップページの選択メニュー20から印刷設定の入力23を選択指示すると、図13に示す印刷設定の入力ページ24が表示される。ここでは、初期設定値の入力や確認が可能となっている。本例では、「ユーザ設定」の選択により、既に登録された初期設定値を呼び出すこともできるし、新たな登録名を入力することで、新規な初期設定値を登録することもできる。また、初期設定値として入力される各項目は、印刷の際に各ユーザによって設定される印刷条件と同様であり、設定画面を同一のものにすることで、初期設定値の入力を容易に行うことができる。
このように、管理者がMFP7に対してプリンタドライバ14aの標準的な印刷条件を標準設定として設定しておくことで、クライアントPC1のユーザが不慣れで標準的な印刷条件がわからない場合であっても、プリンタドライバ14aの起動時に上記標準設定を取得して自動的に設定することが可能となる。このため、ユーザは印刷条件の設定に戸惑うことがなくなり、スムーズに印刷処理を行なうことができる。
図14は、図13に示した印刷設定の入力ページ24でウォーターマークタブを選択したときに表示される画面の一例を示す図である。印刷設定の入力ページ24は、ウォーターマークタブを切り替え可能に表示する。例えば、企業等のロゴや、部署名などが変更された場合に、管理者がウォーターマーク入力欄24aに変更したい部署名等を入力すると、この部署名を含むプレビュー24bが表示される。管理者はこのプレビュー24bを見ながら、用紙上での位置を調整し、「OK」ボタンをクリックすると、この設定が登録される。このようなウォーターマークの設定を含む初期設定値をMFP7に記憶しておくことで、クライアントPC1のプリンタドライバ14bに設定が反映され、以後ユーザがクライアントPC1からMFP7に印刷指示する印刷データには、このウォーターマークが付加されて印刷される。
このように、MFP7に接続された複数のクライアントPCに対して、印刷データに付加する企業等のロゴや、部署名の変更などを一括して行うことができるため、管理者の作業負担を大幅に軽減することができる。
以上の説明においては、プリンタドライバあるいはプリンタドライバがインストールされた情報処理装置の実施形態を中心に説明を行ったが、本発明はこれらに限定されるものではなく、情報処理装置と外部記憶装置とで構成される印刷システム、あるいは、印刷システムによるプリンタドライバの設定方法としての形態も、さらには、プリンタドライバが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体の形態としてもよい。
本発明によるプリンタドライバを記録した記録媒体の実施形態について説明する。記録媒体としては、具体的には、CD−ROM(−R/−RW)、光磁気ディスク、DVD−ROM(−R/−RW/−RAM)、FD、HD、フラッシュメモリ、メモリカードや、メモリスティック及びその他各種ROMやRAM等が想定できる。これら記録媒体にプリンタドライバを記録して流通させ、コンピュータ等の情報処理装置に上記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプリンタドライバを読み出すか、若しくは、情報処理装置が備えている記憶媒体に当該プリンタドライバを記憶させておき、必要に応じて読み出すようにすればよい。
1〜5…クライアントPC、6…プリンタ、7…MFP、8…管理者PC、9…ネットワーク、11…CPU、12…RAM、13…ROM、14…記憶部、14a…プリンタドライバ、15…入力部、16…表示部、17…通信部、18…出力部、19…システムバス、71…画像形成部、71a…印字部、71b…メモリ、72…機器制御部、73…管理部、74…通信部、75…HDD、76…消去部、77…画像処理部、78…操作部、78a…表示部、78b…タッチパネル部、78c…入力キー。

Claims (15)

  1. 情報処理装置にインストール可能なプリンタドライバであって、
    該プリンタドライバは、起動する度に、該プリンタドライバの初期設定値を記憶する外部記憶装置にアクセスするアクセス手段と、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較する設定値比較手段と、比較結果に基づいて、前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかを選択する設定値選択手段とを備え
    前記プリンタドライバに設定された初期設定値と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、前記設定値選択手段は、該項目の前記プリンタドライバの初期設定値及び前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のうち、より省エネ効果の高い初期設定値を選択することを特徴とするプリンタドライバ。
  2. 請求項に記載のプリンタドライバにおいて、該プリンタドライバの少なくとも1つの項目の初期設定値が、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値に更新された場合に、その旨をユーザに通知するためのメッセージを、前記情報処理装置の表示部に表示可能としたことを特徴とするプリンタドライバ。
  3. 情報処理装置にインストール可能なプリンタドライバであって、
    該プリンタドライバは、起動する度に、該プリンタドライバの初期設定値を記憶する外部記憶装置にアクセスするアクセス手段と、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較する設定値比較手段と、比較結果に基づいて、前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかを選択する設定値選択手段とを備え、
    前記プリンタドライバに設定された初期設定値と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、前記設定値選択手段は、該項目の前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかをユーザに選択させるための選択画面を前記情報処理装置の表示部に表示可能としたことを特徴とするプリンタドライバ。
  4. 請求項に記載のプリンタドライバにおいて、前記選択画面上で前記外部記憶装置に記憶された初期設定値への更新を行うか否かをユーザにより選択可能とし、該ユーザにより初期設定値の更新が選択されなかった場合、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値の更新日時又はバージョン情報が更新されるまで、前記選択画面の表示を行わないことを特徴とするプリンタドライバ。
  5. 請求項1又は記載のプリンタドライバにおいて、前記設定値選択手段により前記外部記憶装置に記憶された初期設定値が選択された場合、該選択された初期設定値により前記プリンタドライバに設定された初期設定値を更新することを特徴とするプリンタドライバ。
  6. 請求項のいずれか1項に記載のプリンタドライバにおいて、前記設定値比較手段は、前記プリンタドライバに設定された初期設定値の更新日時と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値の更新日時とを比較することにより、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なるか否かを判定することを特徴とするプリンタドライバ。
  7. 請求項のいずれか1項に記載のプリンタドライバにおいて、前記設定値比較手段は、前記プリンタドライバに設定された初期設定値のバージョン情報と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のバージョン情報とを比較することにより、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なるか否かを判定することを特徴とするプリンタドライバ。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載のプリンタドライバにおいて、前記情報処理装置が備えるアプリケーションの印刷アイコンがユーザにより選択指示された場合、前記アクセス手段は、前記選択指示された印刷ジョブを一時的にホールドした後に、前記外部記憶装置にアクセスすることを特徴とするプリンタドライバ。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載のプリンタドライバを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載のプリンタドライバがインストールされた情報処理装置。
  11. プリンタドライバがインストールされた情報処理装置と、該プリンタドライバの初期設定値を記憶する外部記憶装置とがネットワークを介して接続された印刷システムであって、
    前記情報処理装置は、前記プリンタドライバが起動する度に、前記外部記憶装置にアクセスするアクセス手段と、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較する設定値比較手段と、比較結果に基づいて、前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかを選択する設定値選択手段とを備え
    前記プリンタドライバに設定された初期設定値と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、前記設定値選択手段は、該項目の前記プリンタドライバの初期設定値及び前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のうち、より省エネ効果の高い初期設定値を選択することを特徴とする印刷システム。
  12. プリンタドライバがインストールされた情報処理装置と、該プリンタドライバの初期設定値を記憶する外部記憶装置とがネットワークを介して接続された印刷システムであって、
    前記情報処理装置は、前記プリンタドライバが起動する度に、前記外部記憶装置にアクセスするアクセス手段と、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較する設定値比較手段と、比較結果に基づいて、前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかを選択する設定値選択手段とを備え、
    前記プリンタドライバに設定された初期設定値と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、前記設定値選択手段は、該項目の前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかをユーザに選択させるための選択画面を前記情報処理装置の表示部に表示可能としたことを特徴とする印刷システム。
  13. 請求項11又は12に記載の印刷システムにおいて、前記外部記憶装置は、印刷装置あるいはサーバ装置であることを特徴とする印刷システム。
  14. プリンタドライバがインストールされた情報処理装置と、該プリンタドライバの初期設定値を記憶する外部記憶装置とがネットワークを介して接続された印刷システムによるプリンタドライバの設定方法であって、
    前記情報処理装置が、前記プリンタドライバが起動する度に、前記外部記憶装置にアクセスするステップと、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較する設定値比較ステップと、比較結果に基づいて、前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかを選択する設定値選択ステップとを備え
    前記プリンタドライバに設定された初期設定値と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、前記設定値選択ステップは、該項目の前記プリンタドライバの初期設定値及び前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のうち、より省エネ効果の高い初期設定値を選択することを特徴とするプリンタドライバの設定方法。
  15. プリンタドライバがインストールされた情報処理装置と、該プリンタドライバの初期設定値を記憶する外部記憶装置とがネットワークを介して接続された印刷システムによるプリンタドライバの設定方法であって、
    前記情報処理装置が、前記プリンタドライバが起動する度に、前記外部記憶装置にアクセスするステップと、前記プリンタドライバに設定された初期設定値と前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較する設定値比較ステップと、比較結果に基づいて、前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかを選択する設定値選択ステップとを備え、
    前記プリンタドライバに設定された初期設定値と、前記外部記憶装置に記憶された初期設定値とを比較した結果、少なくとも1つの項目の初期設定値が異なる場合に、前記設定値選択ステップは、該項目の前記プリンタドライバの初期設定値又は前記外部記憶装置に記憶された初期設定値のいずれかをユーザに選択させるための選択画面を前記情報処理装置の表示部に表示することを特徴とするプリンタドライバの設定方法。
JP2009106431A 2009-04-24 2009-04-24 プリンタドライバ、記録媒体、情報処理装置、印刷システム、及びプリンタドライバの設定方法 Active JP4820432B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009106431A JP4820432B2 (ja) 2009-04-24 2009-04-24 プリンタドライバ、記録媒体、情報処理装置、印刷システム、及びプリンタドライバの設定方法
US12/753,218 US8493596B2 (en) 2009-04-24 2010-04-02 Printer driver, recording medium, information processing apparatus, printing system, and printer driver setting method
CN201010159092.XA CN101872291B (zh) 2009-04-24 2010-04-23 信息处理装置、打印***、打印机驱动器的设定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009106431A JP4820432B2 (ja) 2009-04-24 2009-04-24 プリンタドライバ、記録媒体、情報処理装置、印刷システム、及びプリンタドライバの設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010257219A JP2010257219A (ja) 2010-11-11
JP4820432B2 true JP4820432B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=42991877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009106431A Active JP4820432B2 (ja) 2009-04-24 2009-04-24 プリンタドライバ、記録媒体、情報処理装置、印刷システム、及びプリンタドライバの設定方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8493596B2 (ja)
JP (1) JP4820432B2 (ja)
CN (1) CN101872291B (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011243004A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、印刷制御プログラム、記録媒体、印刷制御システム、及び画像形成装置
US8842334B2 (en) * 2010-06-30 2014-09-23 Konica Minolta Laboratory U.S.A., Inc. Maintaining print settings across multiple applications
US8891111B2 (en) * 2010-12-13 2014-11-18 Microsoft Corporation Adaptable printer driver
JP5764924B2 (ja) * 2010-12-24 2015-08-19 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、記憶媒体
JP5536686B2 (ja) * 2011-01-28 2014-07-02 株式会社沖データ 画像形成システムおよび情報処理装置
KR20120095242A (ko) * 2011-02-18 2012-08-28 삼성전자주식회사 인쇄 제어 단말장치 및 인쇄 제어 방법
JP2013105230A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Seiko Epson Corp プリンタードライバーの制御方法、プログラムおよびプリンタードライバー
JP2013172162A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP5792093B2 (ja) * 2012-02-22 2015-10-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置およびプリンタードライバー
JP5994331B2 (ja) * 2012-03-29 2016-09-21 ブラザー工業株式会社 画像読取装置および画像読取方法
KR102193821B1 (ko) * 2012-08-29 2020-12-22 세이코 엡슨 가부시키가이샤 기록 장치 및 데이터 생성 방법
JP6115149B2 (ja) * 2013-01-24 2017-04-19 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理端末、プログラムおよび情報機器操作方法
JP5569638B1 (ja) * 2013-08-09 2014-08-13 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、処理装置及びプログラム
JP6508894B2 (ja) * 2014-07-28 2019-05-08 キヤノン株式会社 サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
JP6217669B2 (ja) 2015-02-27 2017-10-25 コニカミノルタ株式会社 プリンタードライバープログラム
JP6550835B2 (ja) * 2015-03-26 2019-07-31 セイコーエプソン株式会社 印刷制御装置及び印刷装置
US10044886B2 (en) * 2016-03-18 2018-08-07 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image forming system, and image forming method
JP7027092B2 (ja) * 2017-09-27 2022-03-01 株式会社東芝 画像形成装置
JP7341647B2 (ja) * 2018-10-05 2023-09-11 キヤノン株式会社 情報処理装置、制御方法及びプログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5580177A (en) * 1994-03-29 1996-12-03 Hewlett-Packard Company Printer/client network with centrally updated printer drivers and printer status monitoring
US20020067504A1 (en) * 2000-12-06 2002-06-06 Xerox Corporation Method and apparatus for automatic upgrade of a product's printer driver
JP4534426B2 (ja) * 2003-03-24 2010-09-01 富士ゼロックス株式会社 サーバ
JP2004302978A (ja) 2003-03-31 2004-10-28 Seiko Epson Corp プリンタ制御方法、プリンタドライバ、及びプリンタシステム
JP2005332100A (ja) 2004-05-19 2005-12-02 Seiko Epson Corp 印刷設定共有化支援装置
JP2006048433A (ja) 2004-08-05 2006-02-16 Ricoh Co Ltd プリンタドライバおよびプリンタシステム
US20060061789A1 (en) * 2004-09-20 2006-03-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and image forming method
JP2007102497A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Konica Minolta Business Technologies Inc データ処理プログラム、データ処理方法、およびデータ処理装置
JP4678276B2 (ja) * 2005-10-25 2011-04-27 富士ゼロックス株式会社 プリンタドライバの設定情報同期システム
JP2007140909A (ja) 2005-11-18 2007-06-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、クライアント装置、画像形成システム及び制御方法並びにドライバプログラム
JP2008176427A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Sharp Corp 設定装置、設定システム、設定方法、プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2008292826A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Seiko Epson Corp プリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
CN101872291A (zh) 2010-10-27
CN101872291B (zh) 2012-11-21
US8493596B2 (en) 2013-07-23
US20100271661A1 (en) 2010-10-28
JP2010257219A (ja) 2010-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4820432B2 (ja) プリンタドライバ、記録媒体、情報処理装置、印刷システム、及びプリンタドライバの設定方法
US8300240B2 (en) Apparatus and method for controlling changes to print settings
JP4544257B2 (ja) 印刷装置、印刷指令プログラム、及び印刷方法
US20090282417A1 (en) Workflow executing apparatus, workflow executing method, and storage medium
JP5953678B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム
US20100265541A1 (en) Output Instruction Apparatus and Output Instruction Program
JP2010251972A (ja) 印刷システム、データ処理方法およびプログラム
US8059289B2 (en) Printing apparatus, printing system and controlling method of printing apparatus
JP2009104261A (ja) 印刷システム、印刷装置、印刷設定方法及び印刷設定プログラム
JP4848025B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
US9386082B2 (en) Information processing apparatus, and control method and storage medium therefor
JP5011367B2 (ja) ジョブ管理システム、ジョブ管理プログラム、及びコンピュータ
JP2012034277A (ja) 画像処理システム、その制御方法およびプログラム
JP3832482B2 (ja) ジョブ実行システム及びこのシステムに用いられるジョブ実行装置並びに画像形成装置
JP4414943B2 (ja) 画像形成制御方法と画像形成制御用のプログラム
JP2011118474A (ja) ジョブ管理システム、ジョブ管理プログラム、禁則判定プログラム、コンピュータ、電気機器、及び画像形成装置
JP5076877B2 (ja) 文書操作システムおよび文書操作装置および文書操作プログラム
JP4905378B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
JP5636829B2 (ja) カスタマイズシステム、画像形成装置、情報処理装置及びカスタマイズプログラム
US9507554B2 (en) Display/input device, image forming apparatus, and method for controlling a display/input device
US20110179202A1 (en) Method of storing document in document box, and host apparatus and image forming apparatus to perform the method
WO2015182436A1 (ja) セキュリティ管理システム、セキュリティ管理装置、および画像処理装置
JP2009232316A (ja) 画像形成装置
US11579815B1 (en) Methods and system for implementing print options for a printing device using visual information
JP5309248B2 (ja) 電気機器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110902

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4820432

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150