JP4820097B2 - 窒化アルミニウム系焼結体およびその製造方法 - Google Patents

窒化アルミニウム系焼結体およびその製造方法 Download PDF

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本発明は、窒化アルミニウム系焼結体およびその製造方法に関する。本発明の窒化アルミニウム系焼結体は、窒化アルミニウムとZr化合物との混合物を焼結体原料とすることで、高密度、高強度の焼結体として得られる。
近年、電子材料の高集積化、高出力化に伴い、これまで使用されてきたアルミナ基板に代わる高放熱性(高熱伝導性)基板に対するニーズが高まりつつある。ベリリア、ベリリアを焼結助剤とする炭化珪素、窒化アルミニウムなどは上記ニーズに適合する材料と言われている。とりわけ窒化アルミニウムは、低毒性、高絶縁性などの特徴を有するため、高熱伝導性基板(放熱基板)材料として最も注目を集めている。
さらに最近では、高熱伝導性基板の用途は自動車関連などの民生用にまで拡がり、それと共に、高熱伝導性基板の主原料である窒化アルミニウム系焼結体にも、熱伝導率のみならずその信頼性(強靭性)の一層の向上が求められる。
窒化アルミニウム系焼結体の機械的強度ひいては靭性を向上させるために、窒化アルミニウムに他の無機材料を微量添加した複合材料の研究がなされている。該複合材料としては、たとえば、AlN−TiN系、AlN−BN系、AlN-SiC系などが挙げられる(たとえば、非特許文献1〜3参照)。しかしながら、これらの複合材料における機械的強度の向上は満足できる水準にはない。また、AlN−ZrN系複合材料については、Zr含有量が比較的多い領域での検討がなされている(たとえば、非特許文献4参照)。しかしながら、該複合材料の機械的強度(曲げ強度)は490MPa程度に過ぎず、やはり機械的強度の充分な向上は認められない。
S.Burkhardt et al,J.Eur.Ceram.Soc.,17,pp.3,(1997) K.S.Mazdiyasn et al,Am.Ceram.Soc.Bull.,64,pp.1149,(1985) J.-L.Huang et al,J.Mater.Res.,10,pp.651,(1995) C.Toy and E.Savrun,J.Eur.Ceram.Soc.,18,pp.23,(1998)
本発明の目的は、高熱伝導性、高密度および高機械的強度を併せ持ち、高熱伝導性材料として有用な窒化アルミニウム系焼結体ならびに該窒化アルミニウム系焼結体を簡便な方法でかつ安価に製造する方法を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、窒化アルミニウムとそのZr化合物を物理的に混合したものを焼結体原料とすることによって、1)窒化アルミニウムの焼結性が高まり、焼結温度を極めて低くすることができること、2)焼結時のグレイン径の粗大化を抑制できること、および3)得られる窒化アルミニウム系焼結体が高熱伝導性、高密度および高機械的強度を併せ持つことを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明は、ZrNと窒化アルミニウムとからなり、
ZrNをZr換算で1〜10重量%含みかつ残部が窒化アルミニウムである窒化アルミニウム系焼結体であって、グレイン径が0.1〜1μm、密度が理論値の98%以上であり、4点曲げ法(JIS R 1601準拠)による機械強度が540〜550MPa(パスカル)であることを特徴とする窒化アルミニウム系焼結体である。
また本発明は、(i)焼結時の加熱により窒化されてZrNを生成するZr化合物と1次粒子径0.1〜0.8μmである窒化アルミニウム粉末とを物理的方法により混合する工程であって、前記ZrNを生成するZr化合物をZr換算で窒化アルミニウム系焼結体全量の1〜10重量%になる量用いる工程と、
(ii)(i)で得られる混合物を1400℃以上、1700℃以下の温度で焼結する工程とを含むことを特徴とするZr化合物と窒化アルミニウムとからなるグレイン径が0.1〜1μm、密度が理論値の98%以上であり、4点曲げ法(JIS R 1601準拠)による機械強度が540〜550MPa(パスカル)である窒化アルミニウム系焼結体の製造方法である。
さらに本発明の窒化アルミニウム系焼結体の製造方法は、物理的方法よる混合が、焼結時の加熱により窒化されてZrNを生成するZr化合物と1次粒子径0.1〜0.8μmである窒化アルミニウム粉末とを解砕することにより行われることを特徴とする。
さらに本発明の窒化アルミニウム系焼結体の製造方法は、焼結時の加熱により窒化されてZrNを生成するZr化合物と1次粒子径0.1〜0.8μmである窒化アルミニウム粉末との解砕が不活性雰囲気下に行われることを特徴とする。
本発明によれば、従来の窒化アルミニウムの焼結温度よりも200〜300℃も低い温度で窒化アルミニウムを焼結することができるので、焼結に要するエネルギーコストの著しい低減が可能であり、また焼結炉としてもカーボン炉などの特殊な電気炉を用いる必要がないので、窒化アルミニウム系焼結体を安価に製造できる。
しかも、得られる窒化アルミニウム系焼結体は、高熱伝導性、高密度および高機械的強度を併せ持ち、グレイン径が非常に小さいため、高熱伝導性基板の材料として好適に使用できる。
したがって、本発明の窒化アルミニウム系焼結体およびその製造方法は、産業に資する事きわめて大である。
(窒化アルミニウム系焼結体)
本発明の窒化アルミニウム系焼結体は、ZrNと窒化アルミニウムとからなり、ZrNをZr換算で1〜10重量%含みかつ残部が窒化アルミニウムである。
ZrNの含有量は、Zr換算で、窒化アルミニウム系焼結体全量の1〜10重量%である。1重量%未満では、Zr化合物の添加効果が不充分になり、窒化アルミニウム焼結体のグレイン径の粗大化を招き、所望の機械的強度が得られない。一方、10重量%を超えると、窒化アルミニウムが本来有する高熱伝導性が低下する。
なお、本発明の窒化アルミニウム系焼結体は、ZrNと窒化アルミニウムとからなるものであるが、微量成分として、酸素、炭素、ケイ素、鉄などを含むことがある。これらの微量成分は、原料窒化アルミニウム粉末および取扱い雰囲気ガス由来のものである。
また本発明の窒化アルミニウム系焼結体は、グレイン径が0.1〜1μmであり、密度が理論値の98%以上である。グレイン径がこの範囲にあることで、結晶粒界の総面積が大きくなることにより、硬度および引張り強度の大きい焼結体となる。ここでの密度の理論値とは、窒化アルミニウムおよびZrNの密度の加重平均値である。密度がこの範囲以下では焼結が不充分であり、所望の強度を得ることができない。
(窒化アルミニウム系焼結体の製造方法)
本発明の窒化アルミニウム系焼結体は、焼結時の加熱により窒化されてZrNを生成するZr化合物と窒化アルミニウムとを物理的に混合し、得られる混合物を焼結することにより製造できる。
ここで使用するZr化合物は、焼結時の加熱により窒化されてZrNを生成するもの(以下、単にZr化合物という)であり、たとえば、ZrO2などが挙げられる。Zr化合物は1種を使用できまたは2種以上を併用できる。Zr化合物は、得られる窒化アルミニウム系焼結体におけるZr化合物含有量が、Zr換算で焼結体全量の1〜10重量%になるように使用される。
窒化アルミニウムとしては、1次粒子径が0.1〜0.8μmの窒化アルミニウム粉末を使用する。得られる窒化アルミニウム系焼結体のグレイン径は原料である窒化アルミニウム粉末の1次粒子径に依存する。すなわち、窒化アルミニウム粉末の粒子径が0.8μmを超えると、本発明の窒化アルミニウム系焼結体が得られない。逆に1次粒子径が0.1μm未満になると、焼結時の雰囲気中に酸素が存在する場合に、酸素によって酸化されやすくなり、熱伝導率が低下する恐れがあるので好ましくない。この窒化アルミニウム粉末の製造方法は特に制限されないが、原料としてアルキルアルミニウムとアンモニアとを用い、気相合成法により合成を行うと、所望の窒化アルミニウム粉末が得やすいので好適である。
物理的な混合とは、混合機、粉砕機、解砕機などを用いて機械的に混合することである。これらの中でも、ボールミルなどの解砕機を用い、解砕しながら混合するのが好ましい。解砕機による混合は、Zr化合物と窒化アルミニウム粉末との緊密混合性を充分に高める目的で採用される。物理的な混合には、粉末の凝集を低減し、成型性、焼結性を向上させるという副次的な効果がある。解砕に使用される解砕機としては特に制限されず、セラミックス粉末の解砕に使用される一般的な解砕機をいずれも使用できる。その中でも、3mm以下の微粒をボールメディアとして用いて湿式解砕を行い得る解砕機が好ましい。湿式混合に用いる分散媒としては特に制限されず、無機粉末の湿式解砕に常用されるものをいずれも使用でき、たとえば、メタノール、トルエンなどが挙げられる。解砕条件は、熱処理粉末の特性、解砕機の機種等により異なるため一概に規定することはできないが、緊密に混合することで比重差の大きい両者を窒化アルミニウム粉末とZr化合物とが分離しないような条件を選択する必要がある。
物理的な混合は、不活性ガス雰囲気中で行うのが好ましい。これによって、混合の過程において窒化アルミニウムの酸化が実質的に起こらず、ひいては所望の窒化アルミニウム系焼結体が得られる。
物理的な混合により得られるZr化合物と窒化アルミニウムとの緊密混合体を、必要に応じて冷間静水圧法(CIP)その他の任意の粉体成型方法により成型した後、焼成することにより、所望の形状を有する本発明の窒化アルミニウム系焼結体が得られる。
焼成には、たとえば、シリコニット発熱体を用いる電気炉などの一般的な高温度用の焼成炉を使用できる。また、製造コストを使用しなければ、高周波炉なども使用できる。
焼成温度は、1400℃〜1700℃、好ましくは1500℃〜1650℃である。この範囲の温度で焼成することによって、充分に高い焼結体密度および機械的強度を有する窒化アルミニウム系焼結体が得られる。1400℃未満では、焼結が不十分になり、所望の機械的強度を有する窒化アルミニウム系焼結体が得られない場合がある。また、焼成温度が1800℃を超えると、グレインの粗大化を招き、所望の機械的強度を有する窒化アルミニウム系焼結体が得られないおそれがある。また、高周波炉や、カーボン炉といった高価な炉の使用を必須とし、エネルギーの損失が大きくなるばかりでなく、地球温暖化の原因とも言われているCOを間接的に多く排出することになり好ましくない。
焼成時間は、焼成温度、焼結助剤の種類、使用量などに応じて広い範囲から適宜選択できるが、1400〜1700℃の範囲における任意の温度に達してから、同温度を保持しながら通常1〜10時間程度焼成すればよい。
焼成時の雰囲気は、酸素との接触を避けるのが良いので、不活性ガス雰囲気とするのが好ましい。不活性ガス雰囲気としては、たとえば、ヘリウム、アルゴン、窒素などが挙げられる。
このようにして得られる本発明の窒化アルミニウム系焼結体は、従来から窒化アルミニウムが用いられる全ての用途に好適に使用できる。
以下に実施例および比較例を示し、本発明を具体的に説明する。以下の実施例は本発明の有効性を示すことに資するためのものであり、本発明を制約するものではない。なお、焼結体の評価は以下の方法によった。
機械的特性は焼結体を3×4×30mmの寸法で切り出した試験片にて評価を行った。強度はスパン距離30mm、クロスヘッドスピード0.5mm/分の条件で4点曲げ法(JIS R 1601準拠)により測定した。微細組織の観察には透過型電子顕微鏡(TEM)を使用した。相対密度はアルキメデス法により実質密度を測定し理論密度より算出した
(実施例1)
純度98%以上であり、実質的にZr元素を含有しない、1次粒子径0.5μmの窒化アルミニウム粉末100gおよびZrO粉末(商品名:OZC−3YFA、住友大阪セメント(株)製)9gにエタノールを分散媒として加え、ボールミル(商品名:スーパーアペックスミル、コトブキ技研工業(株)製)を用いて0.5時間湿式混合した。粉砕メディアとしては0.1mmφのジルコニア製ボールを用いた。得られたスラリーを乾燥したのち比表面積を測定したところ70m/gであった。またレーザー回折法(商品名:SALDA2000、(株)島津製作所製)で測定した平均粒子径は0.15μmであった。
この湿式混合物を8MPa(パスカル)の圧力で1軸成型し、さらに150MPa(パスカル)の圧力で120秒間CIP成型し、10φ×4mmの成形体を得た。この成形体を窒素気流下にて1500℃で6時間保持した。得られた窒化アルミニウム系焼結体について、アルキメデス法による密度測定およびレーザーフラッシュ法による熱伝導率の測定を行った。焼結体の密度は3.53g/cm3(相対密度98.0)、熱伝導率は61W/mKであった。また、別途大型の焼結体を作成して4点曲げ強度を測定したところ、その強度は540MPa(パスカル)であった。さらに、焼結体中のZr分はZr換算で9.1重量%であった。グレイン径は約0.2μmであった
(実施例2)
ZrO2粉末の添加量を5gにする以外は実施例1と同様の方法で窒化アルミニウム系焼結体を得た。該焼結体の密度は3.43g/cm3(相対密度99.4%)、熱伝導率は85W/mKであった。また、別途大型の焼結体を作成して4点曲げ強度を測定したところ、その強度は550MPa(パスカル)であった。また、該焼結体中のZr分はZr換算で5.1重量%であった。グレイン径は約0.2μmであった。図1に得られた窒化アルミニウム系焼結体の透過型電子顕微鏡写真を示す。図2に得られた窒化アルミニウム系焼結体のX線回折パターンを示す。
(比較例1)
実施例で用いた窒化アルミニウム粉末を、樹脂製ポットおよび鉄芯入ナイロンボール(10mmφ)を用い、エタノールを分散媒として40時間ボールミルで解砕した。この解砕粉末を用いて、焼成温度を1800℃として3時間焼成し、窒化アルミニウム系焼結体を得た。該焼結体の密度は3.27g/cm(相対密度100%)、グレイン径は8μmであった。また4点曲げ強度は410MPa(パスカル)であった。
(比較例2)
焼成を1500℃、6時間で行った以外は比較例1と同様の方法で窒化アルミニウム系焼結体を得た。該焼結体の密度は2.45g/cm(相対密度71%)であった。焼結体は脆く焼結が不十分と認められたので機械強度他は測定を行わなかった。
(比較例3)
窒化アルミニウム粉末として、純度98%以上であり、実質的にZr元素を含有しない1次粒子径1.2μmのものを用い、また焼成を1800℃、3時間とする以外は実施例2と同様の方法で窒化アルミニウム系焼結体を得た。該焼結体の密度は3.43g/cm(相対密度99.4%)、熱伝導率は170W/mKであった。また、別途大型の焼結体を作成して4点曲げ強度を測定したところ、その強度は420MPa(パスカル)であった。目視観察によるグレイン径は約3μmであった。また、焼結体中のZr分はZr換算で4.9重量%であった。
(比較例4)
ZrO粉末の添加量を15gにする以外は実施例1と同様の方法で窒化アルミニウム系焼結体を得た。該焼結体の密度は3.57g/cm(相対密度94.2%)、熱伝導率は34W/mKであった。またその強度は460MPa(パスカル)であった。また、焼結体中のZr分はZr換算で14.1重量%であった。
実施例2で得られた窒化アルミニウム系焼結体の透過型電子顕微鏡写真である。 実施例2で得られた窒化アルミニウム系焼結体のX線回折スペクトルである。

Claims (4)

  1. ZrNと窒化アルミニウムとからなり、
    ZrNをZr換算で1〜10重量%含みかつ残部が窒化アルミニウムである窒化アルミニウム系焼結体であって、グレイン径が0.1〜1μm、密度が理論値の98%以上であり、4点曲げ法(JIS R 1601準拠)による機械強度が540〜550MPa(パスカル)であることを特徴とする窒化アルミニウム系焼結体。
  2. (i)焼結時の加熱により窒化されてZrNを生成するZr化合物と1次粒子径0.1〜0.8μmである窒化アルミニウム粉末とを物理的方法により混合する工程であって、前記ZrNを生成するZr化合物をZr換算で窒化アルミニウム系焼結体全量の1〜10重量%になる量用いる工程と、
    (ii)(i)で得られる混合物を1400℃以上、1700℃以下の温度で焼結する工程とを含むことを特徴とするZr化合物と窒化アルミニウムとからなるグレイン径が0.1〜1μm、密度が理論値の98%以上であり、4点曲げ法(JIS R 1601準拠)による機械強度が540〜550MPa(パスカル)である窒化アルミニウム系焼結体の製造方法。
  3. 物理的方法よる混合が、焼結時の加熱により窒化されてZrNを生成するZr化合物と1次粒子径0.1〜0.8μmである窒化アルミニウム粉末とを解砕することにより行われることを特徴とする請求項記載の窒化アルミニウム系焼結体の製造方法。
  4. 焼結時の加熱により窒化されてZrNを生成するZr化合物と1次粒子径0.1〜0.8μmである窒化アルミニウム粉末との解砕が不活性雰囲気下に行われることを特徴とする請求項記載の窒化アルミニウム系焼結体の製造方法。
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