JP4819731B2 - オンライン伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、POS端末におけるオンライン伝送システムに関し、特に、リモート電源投入可能なオンライン伝送システムに関する。
従来、POS端末では、モデムのCI端子を利用して、モデム着信時に自動的にPOS端末の電源をONとし、数秒から十数秒で起動して、オンライン伝送を可能とするシステムが主流だった。
マイクロソフト・ウインドウズ(Microsoft Windows(登録商標))によるPC−POS端末の実用化後は、BIOS,OS、POSソフトウエアの起動時間の合計が数分となるため、この仕組みは現実的な方法として採用されなかった。結果的に、PC−POS(Windows(登録商標)をOSとするPOS)では、電源OFFとせず、ソフトウエアを起動したまま、オンライン伝送を待機する方式が一般的に定着した。
PC各部品(CPU、メモリ、HDD)の性能向上、OS(Windows(登録商標))の起動時間短縮、サスペンド/休止状態のサポートなどにより、PCの電源投入後の起動時間は年々高速化している。
現在では、従来型のPOS端末が搭載していたオンライン伝送時にモデムやルータ等への着信を検出して起動後でも実用的な時間で伝送処理を完結できる環境が整ってきたと考えられる。
しかし、その間にオンライン伝送のインフラとなる通信環境の劇的変化により、アナログ回線/モデム通信は、ISDN回線あるいはブロードバンド接続/ルータを利用するオンライン伝送が主流となった。POS端末とモデムのRS232C接続は、ルータとのイーサネット(登録商標)LAN接続へと変更されている。このため、RS232C接続のCI端子が利用できなくなり、代替の手段とシステムが検討されてきた。
PC-POS端末がイーサネット(登録商標)LANで接続されている場合、WOL(Wake On Lan)の仕組みを利用して、オンライン伝送の着信を検出することは可能であるが、MACアドレスの管理も含め運用面の複雑さから実用化に至っていない。
これに関連する技術として、特開2002−49970号公報(特許文献1)、特開2005−20567号公報(特許文献2)及び特開2006−86703号公報(特許文献3)がある。
特許文献1には、複数のPOS端末が設置され、各POS端末を通信ラインで接続し、各POS端末で入力された注文情報は当該POS端末に格納するようにした情報分散格納型のPOSシステムが開示されている。
特許文献2には、POSシステムが停止している状況でも、オンライン決済ができるシステムが開示されている。
特許文献3には、起動要求端末に新たな機能を追加することなく端末装置を遠隔地から起動するシステムが開示されている。
特開2002−49970号公報 特開2005−20567号公報 特開2006−86703号公報
上記従来技術では、PC−POSにマイクロソフト・ウインドウズを搭載して以降、オンライン伝送において電源投入ができず、POS端末を利用していなくても常にPCは電源を投入していなくてはならないという資源の浪費があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、PC−POS端末の夜間オンライン伝送時などに、センターシステムからの着信(通信)を検出して自動的に電源投入を可能とするオンライン伝送システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、POS端末と、POS端末にLAN接続されたルータと、ルータに接続されたホストとを有するオンライン伝送システムであって、
ルータは、IPアドレスとMACアドレスの組み合わせを学習する学習手段と、WOL機能を実現するためのマジックパケットを送信するマジックパケット送信手段とを有し、
学習手段で作成したMACアドレスをマジックパケットにセットしてマジックパケット送信手段によりPOS端末に送信し、マジックパケットを受信したPOS端末は、WOL機能により電源を自動的に投入することを特徴とする。
ここで、前記学習手段で作成したMACアドレスを前記ルータのルーティング動作時のタイミングと連動させて、前記マジックパケット送信手段により前記POS端末に送信することが好ましい。
また、前記ルータはダイヤルアップルータであり、前記学習手段で作成したMACアドレスをダイヤルアップルータの着信時のタイミングと連動させて、前記マジックパケット送信手段により前記POS端末に送信することが好ましい。
また、好ましくは、前記学習手段は、前記IPアドレスと前記MACアドレスとの組み合わせを記憶する内部メモリと、この内部メモリを参照して前記IPアドレスを前記MACアドレスに変換する変換手段とを有し、
前記ルータは、前記ホストからTCP−SYNパケットを受信後、TCP−SYNパケットのIPアドレスを検査し、前記内部メモリから前記変換手段を介して前記MACアドレスを読み出し、前記MACアドレスをセットした前記マジックパケットを前記POS端末に送信し、前記マジックパケットを受信したPOS端末は前記WOL機能を利用して電源を自動的に投入する。
好ましくは、前記POS端末の電源OFF以前に、前記POS端末はMACアドレス登録処理を実行して前記ルータにMACアドレスを送信し、
前記ルータは、このMACアドレスの着信時に自動的に送信するマジックパケットにセットされるMACアドレスを更新して内部メモリに記憶しておき、PPPセッション確立後に正常着信と判断し後、自動的に内部メモリからMACアドレスを読出してマジックパケットにセットして前記POS端末に送信する。
好ましくは、前記ホストは、前記POS端末へのオンライン伝送処理スケジュールが起動した時点で、データベースに記憶しているPOS端末のMACアドレスを読み出し、ISDN回線を実現するための所定の手順における情報メッセージにMACアドレスをセットして前記ルータに送信することにより発呼処理を実現し、
前記ルータは、この情報メッセージを受信して、情報メッセージからMACアドレスを獲得し、このMACアドレスをマジックパケットにセットして前記POS端末に送信する。ここで、前記所定の手順は、X.25−LAPD手順である。
また、前記POS端末が故障し、他のPOS端末に交換された場合に、交換されたPOS端末は前記ホストへテスト通信を行い、
TCPパケットを受信した前記ルータは、前記ホストへTCPパケットを転送する際に、IPフレームからIPアドレスを抽出すると共にMACヘッダーからMACアドレスを抽出して、内部メモリ内の情報と比較し、比較した結果、内部メモリ内の情報と異なる場合は、MACアドレスを更新するようにすることが好ましい。
ここで、例えば、前記ルータと前記ホストとは、ISDNを介して接続されており、前記ルータはダイヤルアップルータである。あるいは、前記ルータと前記ホストとは、ADSL又は光接続を介して接続されており、前記ルータはブロードバンドルータである。
上述のように、本発明では、(1)ルータにIPアドレスとMACアドレスの組み合わせを学習する学習機能を搭載し、(2)ルータにWOLを実現するマジックパケット送信機能を搭載する。本発明では、この学習機能とマジックパケット送信機能とを利用して、学習機能で作成した情報をルータのルーティング動作時あるいはダイヤルアップルータの着信時のタイミングと連動させてマジックパケット送信することで、WOL対応のPC−PO端末への電源の自動的投入を可能とする。
このように、本発明では、ホストからの着信を検出して、閉店処理後の電源OFFによりWOL待機中のPOS端末の電源を自動的に投入するようにした。
本発明によれば、PC−POS端末の夜間オンライン伝送時などに、センターシステムからの着信(通信)を検出して自動的に電源投入を可能とする。
これにより、PC-POSにマイクロソフト・ウインドウズを搭載して以降、オンライン伝送における電源投入ができず、POS端末を利用していなくてもPCは常に電源を投入していなくてはならないという資源の浪費を改善する。閉店処理後の電源OFFから電源投入後の電源OFFまでの時間は、数十秒〜数分であるので、POS設置店舗における閉店時の消費電力を低減することができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
(システムの構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るISDN回線に接続されたオンライン伝送システムを示す図である。
POS端末101(以下、POS101という)は、ダイヤルアップルータ102(以下、ルータ102という)とイーサネット(登録商標)LAN104で接続されている。ルータ102は、ISDN回線105を収容し、ISDN交換機網を介してセンターホストシステム103(以下、ホスト103という)に接続されている。オンライン伝送処理では、ホスト103はISDN回線で発呼しルータ102へ回線接続を行う。
ルータ102は着信するとBch回線交換接続を確立し、TCP/IPパケットを転送することで、POS101とホスト103とのTCP/IPセッションが確立しデータ通信を可能とする。一般的に、オンライン伝送処理の目的は日毎の売上げデータなどをホスト103に集約することである。
(システムの動作)
図2は、図1で示されたPOS101−ホスト103間のオンライン伝送の動作を示すフローチャートである。
POS101は営業終了(閉店処理:S201)後、夜間に電源OFF(S202)しWOL(Wake On Lan)待機中(S203)となる。
ホスト103はあらかじめ決められたスケジュールでPOS101へオンライン伝送処理を起動する(S204)。ISDN回線の場合、発呼処理(S205)後にルータ102とISDN回線接続を行う(S206)。そして、ル−タ102とホスト103との間でPPPネゴシエーション(S207)を実行後、PPP(Point−to−Pointプロトコル)セッションを確立(S208)する。
ホスト103はPPPセッション確立(S208)後に,TCPセッションを確立するために、TCP−SYNパケットをルータ102に送信する(S209)。ルータ102は、TCP−SYNパケット受信後、通常ならば内部のイーサネット(登録商標)LANにTCPパケットを転送(ルーティング)する。しかし、本実施の形態では、TCP−SYNパケットのIPアドレスを検査し、内部メモリ102−1からイーサネット(登録商標)MACアドレスを読み出す。このようにして、IPアドレスをMACアドレスに変換する(S210)。その後、MACアドレスをセットしたマジックパケットをイーサネット(登録商標)LAN104上に送信する(S211)。
マジックパケットを受信したPOS101は、WOL機能を利用して電源を投入する(S212)。その後、パーソナルコンピューター(以下、PCという)としての機能であるBIOS起動処理(S213)、ウインドウズ(Windows(登録商標))起動処理(S214)を行って、POSソフトウエアを起動する(S215)。
ルータ102はホスト103から受信したTCP−SYNパケットを起動後のPOS101に転送(S216)する。そして、POS101は、ホスト103にTCP−ACK−SYNパケットを送信(S217)すると共に,ホスト103からTCP−ACKを受信する(S218)。このようにして、POS101とホスト103間で、TCPセッションが確立される(S219)。
その後、オンライン伝送処理を実施(S220)し、TCPセッションは切断される(S221)。
最終的に、オンライン伝送処理が終了したPOS101は電源OFF(S222)し、マジックパケット受信可能となるWOL待機中(S223)となる。また、ルータ102はホスト103に対して開放処理を行い(S224)、ルータ102とホスト103間のISDN回線を切断する(S225)。
このように、本実施の形態によれば、図2に示すとおり、S202の電源OFFからS222の電源OFFまでの時間は数十秒〜数分であるので、POS設置店舗における閉店時の消費電力を低減することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態をブロードバンドへ応用したものである。
(システムの構成)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るブロードバンド対応のオンライン伝送システムを示す図である。
図1に示したオンライン伝送システムと異なる点は、(1)ルータとしてブロードバンド対応のブロードバンドルータ107を使用したことと、(2)ルータ107とホスト103との間の接続をISDN接続からADSLまたは光ケーブルを利用した接続106に変更されている点である。このように、ルータ107とホスト103との間の接続をADSLまたは光ケーブルを利用した接続106に変更することにより、さらなる高速通信が可能となる。
この際、接続106には適宜ADSLモデムやONUなどのネットワーク機器(図示せず)が挿入される。上述のように、ルータ107はブロードバンド対応のブロードバンドルータに変更される。その他の構成は、図1に示したオンライン伝送システムと同様であるのでその説明は省略する。
(システムの動作)
次に、図3に示したオンライン伝送システムの動作を図4により説明する。
図4では、ルータ102がブロードバンド対応のブロードバンドルータルータ107(以下、ルータ107という)に変更されている。また、ISDN回線接続(図2:S206)およびISDN切断処理(図2:S225)やPPPセッション確立(図2:S208)などが省略されていることを除いて、図2の示した動作手順とほぼ同様の動作手順となる。従って、図2に示された処理と同じ処理には同じ参照番号が付されている。
具体的には、POS101は営業終了(閉店処理:S201)後、夜間に電源OFF(S202)しWOL待機中(S203)となる。
ホスト103はあらかじめ決められたスケジュールでPOS101へオンライン伝送処理を起動する(S204)。ホスト103はTCPセッションを確立するために、TCP−SYNパケットをルータ107に送信する(S209)。ルータ107は、TCP−SYNパケットのIPアドレスを検査し、内部メモリ107−1からイーサネット(登録商標)MACアドレスを読み出す。このようにして、IPアドレスをMACアドレスに変換する(S210)。その後、MACアドレスをセットしたマジックパケットをイーサネット(登録商標)LAN104上に送信する(S211)。
マジックパケットを受信したPOS101は、WOL機能を利用して電源を投入する(S212)。その後、PCとしての機能であるBIOS起動処理(S213)、ウインドウズ(Windows(登録商標))起動処理(S214)を行って、POSソフトウエアを起動する(S215)。
ルータ107はホスト103から受信したTCP−SYNパケットを起動後のPOS101に転送(S216)する。そして、POS101は、ホスト103にTCP−ACK−SYNパケットを送信(S217)すると共に,ホスト103からTCP−ACKを受信する(S218)。このようにして、POS101とホスト103間で、TCPセッションが確立される(S219)。
その後、オンライン伝送処理を実施(S220)し、TCPセッションは切断される(S221)。
最終的に、オンライン伝送処理が終了したPOS101は電源OFF(S222)し、マジックパケット受信可能となるWOL待機中(S223)となる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態は、ルータへのMACアドレスの登録処理を変更することにより、第1の実施の形態を改良したものである。第3の実施の形態のシステム構成は、図1に示されたシステム構成と同じである。
図5は、第3の実施の形態におけるPOS101−ホスト103間のオンライン伝送の動作を示すフローチャートである。
図2あるいは図4に示すフローチャートでは、IPアドレスから自己の記憶モジュール(メモリ102−1、107−1)を利用してMACアドレスを特定している。本実施の形態では、これを直接ルータ102に設定し、着信時は自動的に定義されたMACアドレスを設定してマジックパケットを送信する。
このため、図5では、図2の電源OFF(S202)以前にMACアドレス登録処理(S501)が追加されている。これによって、ルータ102において着信時に自動的に送信するマジックパケットに設定されるMACアドレスを更新している(S503)。ルータ102はPPPセッション確立(S208)後に正常着信と判断し、自動的にメモリ102−2からMACアドレスを読出し、マジックパケットを送信している(S211)。
図5を参照して、本実施の形態に係るオンライン伝送システムの動作をより詳細に説明する。図5の動作では、新たな処理S501,S502,S503,S504が追加され、S210が削除されている点を除いて、図2の示した動作手順とほぼ同様の動作手順となる。従って、図2に示された処理と同じ処理には同じ参照番号が付されている。
具体的には、POS101は営業終了(閉店処理:S201)後に、MACアドレス登録処理(S501)を行い、設定の送信(MACアドレス)をルータ102に対して行う(S502)。その後、ルータ102は、着信時設定MACアドレスを更新し(S503)、メモリ102−2に登録する。その後、POS端末101は、夜間に電源OFF(S202)しWOL待機中(S203)となる。
ホスト103はあらかじめ決められたスケジュールでPOS101へオンライン伝送処理を起動する(S204)。ISDN回線の場合、発呼処理(S205)後にルータ102とISDN回線接続を行う(S206)。そして、ル−タ102とホスト103との間でPPPネゴシエーション(S207)を実行後、PPP(Point−to−Pointプロトコル)セッションを確立(S208)する。
ルータ102はPPPセッション確立(S208)後に正常着信と判断し、自動的にメモリ102−2からMACアドレスを読出して、着信時設定MACアドレスを取得し(S504),マジックパケットを送信する(S211)。
ホスト103はPPPセッション確立(S208)後に,TCPセッションを確立するために、TCP−SYNパケットをルータ102に送信する(S209)。
マジックパケットを受信したPOS101は、WOL機能を利用して電源を投入する(S212)。その後、PCとしての機能であるBIOS起動処理(S213)、ウインドウズ(Windows(登録商標))起動処理(S214)を行って、POSソフトウエアを起動する(S215)。
ルータ102はホスト103から受信したTCP−SYNパケットを起動後のPOS101に転送(S216)する。そして、POS101は、ホスト103にTCP−ACK−SYNパケットを送信(S217)すると共に,ホスト103からTCP−ACKを受信する(S218)。このようにして、POS101とホスト103間で、TCPセッションが確立される(S219)。
その後、オンライン伝送処理を実施(S220)し、TCPセッションは切断される(S221)。
最終的に、オンライン伝送処理が終了したPOS101は電源OFF(S222)し、マジックパケット受信可能となるWOL待機中(S223)となる。また、ルータ102はホスト103に対して開放処理を行い(S224)、ルータ102とホスト103間のISN回線を切断する(S225)。
このように、第3の実施の形態では、自動的にIPアドレスMACアドレスの対応を更新する。
図2のフローチャートでは、IPアドレスをMACアドレスに変換している。IPアドレスとMACアドレスの組み合わせはルータ102の内部メモリ102−1に格納されているが、POS101が故障等で交換された場合、ルータ102の設定を変更して、メモリ102−1の内容を更新する必要がある。
図5では、この部分をPOS101からのMACアドレス登録処理(S501)で自動化している。ルータ102が事前に設定されたIPアドレスに対するMACアドレス自動的に更新する機能を有することで、IPアドレスとMACアドレスの組み合わせを登録することなくシステムが実現できる。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態は、ISDN着信時のSetupメッセージのユーザー情報にMACアドレスを設定することにより、第1の実施の形態を改良したものである。第4の実施の形態のシステム構成は、図1に示されたシステム構成と同じである。
図6は、第4の実施の形態におけるPOS101−ホスト103間のオンライン伝送の動作を示すフローチャートである。
図6は、図1のシステムにおけるホスト103のスケジュール起動(S204)からルータ102がマジックパケットを送信する(S211)までを示している。また、図6では、図2に示された処理と同じ処理には同じ参照番号が付されている。
ホスト103では、POS101へのオンライン伝送処理スケジュールが起動(S204)した時点で、データベース103−1に記憶しているPOS101のMACアドレスを読み出す。つまり、発呼先POSのMACアドレスを検索する(S601)。ISDN回線を実現するX.25−LAPD手順における、Q.931情報メッセージ(Setup)を作成して送信する(S602)ことで、ルータ102の店舗へ発呼処理を実現している(S603)。このQ.931情報メッセージ(Setup)には、UUI(User−Usser−Information:ユーザー/ユーザー間情報)に任意のデータをセットすることが可能である。ここでは、MACアドレスを設定して送信している(S603)。
ISDN交換機網を経由して、着呼側ルータ102へはQ.931情報メッセージ(UI−Setup)として受信される。ルータ102はUUIからMACアドレスを獲得(S604)する。その後、ISDN回線接続を行う(S206)。そして、ルータ102とホスト103との間でPPPネゴシエーション(S207)を実行後、PPP(Point−To−Pointプロトコル)セッションを確立(S208)する。
ルータ102はPPPセッション確立(S208)後に、マジックパケットにUUIで取得したMACアドレスをセットして(S605)、マジックパケット送信する(S211)。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
図7は、第5の実施の形態におけるPOS101−ホスト103間のオンライン伝送の動作を示すフローチャートである。図7では、POS101が故障し、POS201に交換するときの処理手順を示す。
IPアドレスが固定で運用されている場合、POS101が故障(S701)した場合、POS端末を交換する(S702)。交換後のPOS201のIPアドレスはPOS101に設定されていたIPアドレスを設定する必要がある(S703)。
一般的に、交換後POS201の動作確認が必要となるので、ホスト103へテスト通信を行う(S704)。このとき送信されるTCPパケットを受信したルータ102はホスト103へTCPパケットを転送するが、IPフレームからIPアドレス、MACヘッダーからMACアドレスを抽出し、メモリ102−2内の情報と比較する。もし比較した結果がメモリ102−2内の情報と異なる場合は、メモリ102−2の内容を更新する(S705,S706,S707)。
本発明は、(1)小中規模店舗に導入されるPOS端末のオンライン伝送システム、(2)センターシステムから発信し、端末からの情報を集信するタイプのオンライン伝送システム、(3)通常電源が入っていない管理端末の遠隔操作時の電源投入、起動処理を自動的に行うシステムに適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るISDN回線に接続されたオンライン伝送システムを示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るPOS−ホスト間のオンライン伝送の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るブロードバンド対応のオンライン伝送システムを示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るPOS−ホスト間のオンライン伝送システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るPOS−ホスト間のオンライン伝送システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態におけるPOS−ホスト間のオンライン伝送の動作を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態におけるPOS−ホスト間のオンライン伝送の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
101 POS端末
102 ダイヤルアップルータ
103 センターホストシステム
104 イーサネット(登録商標)LAN
105 ISDN回線
106 ADSLまたは光接続
107 ブロードバンドルータ

Claims (6)

  1. POS端末と、POS端末にLAN接続されたルータと、ルータに接続されたホストとを有するオンライン伝送システムであって、
    POS端末は、閉店処理後、電源OFFしWOL待機中となっており、
    ルータは、IPアドレスとMACアドレスの組み合わせを学習する学習手段と、WOL機能を実現するためのマジックパケットを送信するマジックパケット送信手段とを有し、POS端末がWOL待機中に、学習手段で作成したMACアドレスをマジックパケットにセットしてマジックパケット送信手段によりPOS端末に送信し、
    マジックパケットを受信したPOS端末は、WOL機能により電源を自動的に投入し、
    ホストとオンライン伝送処理を行った後、電源OFFし、再度WOL待機中となり、
    前記POS端末の閉店処理後電源OFF以前に、前記POS端末はMACアドレス登録処理を実行して前記ルータにMACアドレスを送信し、
    前記ルータは、このMACアドレスの着信時に自動的に送信するマジックパケットにセットされるMACアドレスを更新して内部メモリに記憶しておき、
    PPPセッション確立後に正常着信と判断し後、自動的に内部メモリからMACアドレスを読出してマジックパケットにセットして前記POS端末に送信することを特徴とするオンライン伝送システム。
  2. 前記学習手段で作成したMACアドレスを前記ルータのルーティング動作時のタイミングと連動させて、前記マジックパケット送信手段により前記POS端末に送信することを特徴と請求項1に記載のオンライン伝送システム。
  3. 前記ルータはダイヤルアップルータであり、
    前記学習手段で作成したMACアドレスをダイヤルアップルータの着信時のタイミングと連動させて、前記マジックパケット送信手段により前記POS端末に送信することを特徴とする請求項1に記載のオンライン伝送システム。
  4. 前記学習手段は、前記IPアドレスと前記MACアドレスとの組み合わせを記憶する内部メモリと、この内部メモリを参照して前記IPアドレスを前記MACアドレスに変換する変換手段とを有し、
    前記ルータは、前記ホストからTCP−SYNパケットを受信後、TCP−SYNパケットのIPアドレスを検査し、前記内部メモリから前記変換手段を介して前記MACアドレスを読み出し、前記MACアドレスをセットした前記マジックパケットを前記POS端末に送信し、
    前記マジックパケットを受信したPOS端末は前記WOL機能を利用して電源を自動的に投入することを特徴とする請求項1に記載のオンライン伝送システム。
  5. 前記ルータと前記ホストとは、ISDNを介して接続されており、前記ルータはダイヤルアップルータであることを特徴と請求項1に記載のオンライン伝送システム。
  6. 前記ルータと前記ホストとは、ADSL又は光接続を介して接続されており、前記ルータはブロードバンドルータであることを特徴と請求項1に記載のオンライン伝送システム。
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