JP4810986B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、通信ネットワークを介して情報公開装置に記憶された公開情報を取得する情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
通信ネットワークを介して他の情報処理装置から種々のデータを取得できる、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置がある。これらの情報処理装置は、通信ネットワークを介して、例えばインターネットに接続されたウェブサーバや、公共の場所に設置されて情報を提供する電子掲示板などの情報公開装置から、公開情報を取得することができる。このような場合において、情報処理装置は、取得した公開情報の一部若しくは全部、公開情報のタイトル、又は公開情報を再度参照するためのURLなどの参照情報を記憶する機能を備えることが一般的である(いわゆるブックマークなど)。情報処理装置のユーザは、このような参照情報を用いて、一度見たり聞いたりした公開情報の一部又は全部を、ある程度時間が経過した後に再び参照することができる。
国際公開99/017229号パンフレット
しかしながら、上記従来例の技術において、例えば様々な場所に設置された電子掲示板から取得した多くの参照情報の中から、後に必要な情報を探そうとすると、必要な情報を見つけるのに手間取る場合がある。
このような問題に対して、例えばユーザが記憶している公開情報の内容を頼りに、情報処理装置が保持する公開情報のタイトルなどの参照情報を検索することにより、必要な参照情報を発見することが考えられる。また、公開情報がウェブページである場合、ウェブページの縮小画像情報をウェブページのアドレス情報と対応づけて保持し、後に縮小画像を選択することで参照情報を選択する技術がある(特許文献1参照)。しかしながら、これらの方法においては、選択する際に用いることのできる情報は、いずれも公開情報の内容のみに基づいて決定した情報であるため、公開情報に関するユーザの記憶が曖昧である場合には、選択に用いる情報としては十分ではなく、利便性が低い。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的の一つは、通信ネットワークを介して情報公開装置に記憶された公開情報を取得し、取得した情報を参照する場合に、利便性を向上できる情報処理装置、その制御方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明に係る情報処理装置は、通信ネットワークを介して情報公開装置に記憶された公開情報を取得する情報処理装置であって、前記公開情報を参照するための参照情報を記憶する参照情報記憶手段と、前記公開情報と関係なく定められる連想キー情報を取得する連想キー情報取得手段と、前記取得した連想キー情報を、前記参照情報に対応づけて記憶する連想キー情報記憶手段と、を含み、前記連想キー情報は、前記参照情報の選択に供されることを特徴とする。
これにより、公開情報と関係なく定められる連想キー情報により参照情報の選択が可能となり、ユーザにとって参照情報を発見しやすくすることができ、利便性を向上できる。
ここで、前記連想キー情報は、前記情報処理装置が前記参照情報を記憶した場所を表す情報を含むこととしてもよい。これにより、ユーザは参照情報を情報処理装置に記憶させた場所に基づいて参照情報を選択することができ、利便性を向上できる。
さらに、前記連想キー情報は、前記情報処理装置が前記参照情報を記憶した際に、前記情報処理装置から所定の範囲内に存在する他の情報処理装置に関する情報を含むこととしてもよい。これにより、ユーザは参照情報を情報処理装置に記憶させた際に同行した人物等に基づいて参照情報を選択することができ、利便性を向上できる。
また、上記情報処理装置は、前記情報処理装置の所有者の行動予定に関する予定情報と、日時の情報と、を対応づける予定テーブルを参照する予定テーブル参照手段をさらに含み、前記連想キー情報は、前記情報処理装置が前記参照情報を記憶した時刻に基づいて、前記予定テーブルから選択された予定情報を含むこととしてもよい。これにより、ユーザは参照情報を情報処理装置に記憶させた際の行動予定に関する情報に基づいて参照情報を選択することができ、利便性を向上できる。
また、上記情報処理装置は、前記公開情報と対応づけて前記情報公開装置に記憶された検索情報を取得する検索情報取得手段と、前記取得した検索情報を前記参照情報に対応づけて記憶する検索情報記憶手段と、をさらに含み、前記検索情報は、前記連想キー情報とともに、前記参照情報の選択に供されることとしてもよい。これにより、ユーザは情報処理装置が情報公開装置から取得した検索情報と連想キー情報との組み合わせにより参照情報を選択することができ、利便性を向上できる。
また、本発明に係る別の情報処理装置は、通信ネットワークを介して情報公開装置に記憶された公開情報を取得する情報処理装置であって、前記公開情報を参照するための参照情報を取得する参照情報取得手段と、前記参照情報取得手段が前記参照情報を取得した状況に関する情報を取得する状況取得手段と、前記状況取得手段によって取得された状況に関する情報を前記参照情報を選択するに際して提供する情報提供手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、通信ネットワークを介して情報公開装置に記憶された公開情報を取得する情報処理装置の制御方法であって、前記公開情報を参照するための参照情報を記憶するステップと、前記公開情報と関係なく定められる連想キー情報を取得するステップと、前記取得した連想キー情報を、前記参照情報に対応づけて記憶するステップと、を含み、前記連想キー情報は、前記参照情報の選択に供されることを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、通信ネットワークを介して情報公開装置に記憶された公開情報を取得するプログラムであって、前記公開情報を参照するための参照情報を記憶する参照情報記憶手段、前記公開情報と関係なく定められる連想キー情報を取得する連想キー情報取得手段、及び前記取得した連想キー情報を、前記参照情報に対応づけて記憶する連想キー情報記憶手段、としてコンピュータを機能させ、前記連想キー情報は、前記参照情報の選択に供されることを特徴とする。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置を含んだ情報処理システムの一例を表す図である。この情報処理システムは、図1に示すように、通信ネットワーク30によってデータの送受信が可能な情報端末10及び情報公開装置20を含んで構成されている。
情報端末10は、例えば携帯電話やPHS(Personal Handy-phone System)端末、PDA、パーソナルコンピュータ等であって、本発明における情報処理装置に相当する。情報端末10は、図1に示すように、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14及び通信部15を含んで構成されている。
ここで、制御部11は、例えばCPU等であり、記憶部12に格納されているプログラムに従って動作する。特に本実施の形態においては、制御部11は連想キー情報を取得し、参照情報とともに記憶部12に記憶する処理を行う。制御部11が実行する処理の内容については、後に詳しく述べる。
記憶部12は、RAMやROM等のメモリ素子とディスクデバイス等との少なくとも一方を含んで構成されている。この記憶部12には、制御部11によって実行されるプログラムや制御部11が取得する参照情報及び連想キー情報が格納される。また、記憶部12は、制御部11のワークメモリとしても動作する。
操作部13は、例えばキーボードやマウス等であり、ユーザの指示操作を受け付けて、当該指示操作の内容を制御部11に出力する。表示部14は、例えばディスプレイ等であり、制御部11からの指示に従って、情報の表示を行う。
通信部15は、例えばネットワークカードやモデム等であり、制御部11からの指示に従って、通信ネットワーク30を介して情報を送信する。また、通信部15は、通信ネットワーク30を介して到来する情報を受信して制御部11に出力する。
また、情報公開装置20は、例えば一般的なサーバコンピュータにより構成されたウェブサーバなどであって、通信ネットワーク30を介してウェブページデータなどの公開情報を情報端末10に対して送信する。あるいは、情報公開装置20は、例えば公共施設やショッピングセンターなど特定の場所に設置された電子掲示板であってもよい。この電子掲示板は、設置場所に関する情報などの公開情報をディスプレイ等に表示させるとともに、通信ネットワーク30を介して情報端末10に対して送信することができる。
通信ネットワーク30は、例えばインターネットやローカルエリアネットワーク、無線通信ネットワーク等であって、情報端末10と情報公開装置20との間でデータの送受信を行う。
情報端末10は、機能的には、図2に示すように、参照情報記憶部41、連想キー情報取得部42、連想キー情報記憶部43、参照情報選択部44及び公開情報出力部45を含んで構成されている。
参照情報記憶部41は、公開情報を参照するための参照情報を取得し、記憶部12に記憶する。ここで、参照情報は、公開情報の内容や、公開情報の保持されるネットワーク上の場所を表す情報などであって、具体的には、公開情報のうち最初の所定の文字数などの公開情報の一部や、予め定められた公開情報のタイトル、あるいは公開情報の保持されたウェブサーバなどを表すURL(Uniform Resource Locator)、IPアドレスなどである。また、各々の公開情報のデータ量が比較的少ない電子掲示板などの場合においては、参照情報は公開情報の全部であってもよい。
具体的に、参照情報記憶部41は、通信ネットワーク30を介して情報公開装置20から公開情報の一部又は全部を取得することにより、参照情報を取得する。あるいは、参照情報がURLなどの公開情報の保持されるネットワーク上の位置を表す情報である場合、ユーザが操作部13から入力するデータなどに基づいて参照情報を取得することもできる。
また、参照情報記憶部41は、参照情報とともに、情報公開装置20から検索情報を取得して、記憶することとしてもよい。ここで、検索情報は、公開情報に対応づけて情報公開装置20に記憶されている、検索用の情報である。具体的には、例えば公開情報装置20が電子掲示板であって、当該電子掲示板の設置されている施設で予定されているイベント等の情報を公開するものである場合、情報公開装置20は当該予定されているイベント等の予定日時を検索情報として公開情報に対応づけて記憶することとする。このような検索情報を参照情報記憶部41が情報公開装置20から取得し、参照情報に対応づけて記憶部12に記憶することにより、後にユーザは例えばイベント等の予定日時の情報などを用いて参照情報を選択することができる。
連想キー情報取得部42は、参照情報記憶部41による参照情報の記憶に応じて、連想キー情報を取得する。連想キー情報は、例えば情報端末10の現在の状態などにより公開情報とは関係なく定められる情報であって、後にユーザが参照情報を選択するために用いられる情報であり、例えば参照情報記憶部41が参照情報を取得した状況に関する情報などである。具体的に、連想キー情報に含めることのできる情報は、例えば情報端末10が参照情報を記憶した際の情報端末10の場所を表す情報、情報端末10が参照情報を記憶した際に情報端末10の周囲に存在する情報処理装置に関する情報、情報端末10が参照情報を記憶した時刻に基づいて決定されるユーザの行動予定に関する情報などである。連想キー情報に含まれる情報の具体的な内容については、後に詳しく説明する。
連想キー情報記憶部43は、連想キー情報取得部42が取得した連想キー情報を、参照情報記憶部41が記憶した参照情報に対応づけて記憶部12に記憶する。これにより、ユーザは後に連想キー情報を用いて参照情報を選択することが可能となる。参照情報記憶部41が記憶する参照情報及び連想キー情報記憶部43が記憶する連想キー情報は、例えば図3に示すような参照情報テーブルに表されるものになる。
参照情報選択部44は、ユーザの操作部13に対する指示操作により、記憶部12に記憶された参照情報の選択を行う。参照情報選択部44は、ユーザによる参照情報の選択に際して、連想キー情報取得部42が取得した、参照情報を取得した状況に関する情報などの連想キー情報を提供する。具体的に、例えばユーザが自分の記憶を頼りに、参照情報を記憶した場所や行動予定などに関する情報など、連想キー情報の少なくとも一部を指定することで、参照情報選択部44はこのような連想キー情報に対応づけられた参照情報を参照情報テーブルの中から検索する。そして、表示部14に表示させるなどの方法でユーザに提示して、ユーザに選択させる。あるいは、参照情報テーブルに含まれる参照情報を、予め定められた、又はユーザの指定した連想キー情報とともに表示部14に一覧表示させることにより、ユーザに選択させることとしてもよい。これにより、ユーザは連想キー情報を利用して自分が参照したい情報を見つけ出すことができる。
公開情報出力部45は、参照情報選択部44により選択された参照情報又はユーザの操作部13に対する指示操作による直接の指定に基づいて、公開情報を表示部14に表示させるなどの方法で出力する。具体的に、例えば参照情報がURLなどの公開情報が保持されるネットワーク上の位置を表す情報を含んでいる場合、当該参照情報に基づいて通信ネットワーク30を介して情報公開装置20から対応するウェブページデータなどの公開情報を取得し、表示部14に表示させる。あるいは、参照情報が公開情報そのものを含んでいる場合、当該公開情報を表示させてもよい。
次に、連想キー情報取得部42が取得する連想キー情報に含まれる情報の内容について、説明する。連想キー情報に含まれる情報としては、例えば情報端末10が参照情報を記憶又は取得した時点における情報端末10の周囲の環境に関する情報(環境情報)がある。環境情報には、参照情報を記憶した場所や天気など、周囲の物理的状況に関する情報(物的環境情報)や、周囲にいる人物の名前やユーザとの関係など、周囲の人物に関する情報(人的環境情報)などが含まれる。環境情報を連想キー情報として用いることにより、ユーザは、参照情報を記憶した際の周囲の状況に関する記憶を頼りに、情報端末10に記憶された参照情報を探すことができる。
また、連想キー情報に含まれる情報として、例えば情報端末10が参照情報を記憶又は取得した日時に応じて、所定の時間テーブルを参照して取得することのできる日時に関連する情報(日時関連情報)を用いることができる。ここで、時間テーブルは、任意の日時又は開始日時から終了日時までの時間範囲と、日時関連情報とを対応づけるテーブルである。具体的に、日時関連情報としては、ユーザの行動予定に関する情報や、ニュースなどの時事情報などを用いることができる。日時関連情報を連想キー情報として用いることにより、ユーザは、参照情報を記憶した日時を正確に覚えていない場合であっても、当該日時の前後の時間に関連した情報に関する記憶を頼りに、情報端末10に記憶された参照情報を探すことができる。
具体的に、連想キー情報に含まれる情報として場所に関する情報(場所関連情報)を用いる場合について、以下に説明する。連想キー情報取得部42は、例えば情報端末10が備えるGPS(Global Positioning System)装置などに基づいて現在位置の緯度、経度などの情報を取得する。あるいは、情報端末10が無線通信により基地局にアクセス可能なPHSなどである場合には、最寄りの基地局の情報などに基づいて場所関連情報を取得してもよい。さらに、連想キー情報取得部42は、これらの緯度、経度や基地局の情報を、予め用意されたデータベースにより地名や施設の名称などを表す情報に変換し、得られた地名などの情報を連想キー情報に含めることとしてもよい。
また、情報公開装置20が特定の場所に設置された電子掲示板などの場合には、情報公開装置20が設置場所の施設名や所在地などを表す場所関連情報を記憶することとしてもよい。この場合、情報端末10は、通信ネットワーク30を介して公開情報とは別に情報公開装置20から場所関連情報を取得する。
あるいは、特定の施設内で情報端末10を使用するなどの場合においては、連想キー情報取得部42は、情報端末10が備えるRFID(Radio Frequency Identification)タグを利用して場所関連情報を取得することとしてもよい。この場合、施設内の各所に設置された読み取り装置のいずれかが、情報端末10のRFIDタグに含まれる識別情報を無線通信により読み取ることで、情報端末10の位置を取得し、読み取った読み取り装置の位置に関する情報を情報端末10に無線通信などにより通知する。これにより、ユーザは例えばある施設内のどの部屋で参照情報を取得したか、などの情報を用いて参照情報の選択を行うことができる。
また、GPS装置などに基づいて得られた地域名などの場所関連情報と、参照情報を記憶した日時の情報とに基づいて、インターネット上で天気情報を配信するサーバなどに記憶された天気情報データベースを参照することにより、参照情報を記憶した時点の天気に関する情報を取得することもできる。これにより、ユーザは天気に関する記憶を頼りに参照情報の選択を行うことができる。
次に、連想キー情報に含まれる情報として人的環境情報を用いる場合の例について、説明する。連想キー情報取得部42は、例えば情報端末10の周囲に存在する情報処理装置に関する情報(周辺装置情報)を人的環境情報として用いることができる。具体的に、連想キー情報取得部42は、無線通信などにより、情報端末10の周囲の所定の範囲内にある他の情報処理装置にアクセスし、当該他の情報処理装置が保持している各情報処理装置の装置IDや、当該情報処理装置を使用するユーザのユーザIDなどを周辺装置情報として取得する。このとき、情報端末10の周囲に複数の情報処理装置が存在する場合には、複数の装置IDやユーザIDを取得することとしてもよい。ユーザは後にこの周辺装置情報を用いて、情報端末10が参照情報を記憶した際に同行していた人物などの情報により、参照情報を見つけることができる。さらに、連想キー情報取得部42は、これらの装置IDやユーザIDの情報を予め用意されたデータベースにより人物の名前や情報端末10の所有者と当該人物との関係を表す情報などに変換し、得られた人物名などを人的環境情報として連想キー情報に含めることとしてもよい。
あるいは、情報公開装置20が所定の場所に設置された電子掲示板などの場合には、連想キー情報取得部42は、通信ネットワーク30を介して情報公開装置20から周辺装置情報を取得してもよい。すなわち、情報公開装置20は、自分自身の周囲の所定の範囲内にある他の情報処理装置にアクセスし、当該他の情報処理装置が保持している各情報処理装置の装置IDやユーザIDを取得し、情報端末10に対して送信する。あるいは、情報公開装置20は、自分自身とデータの送受信を行った情報処理装置の情報に基づいて、周囲の他の情報処理装置に関する情報を情報端末10に対して送信してもよい。この場合、情報公開装置20は、自分自身とデータの送受信を行った情報処理装置の装置IDやユーザIDなどと、送受信を行った時刻とを対応づける履歴情報を保持し、情報端末10から情報送信要求があった場合に、その要求時刻に基づいて、当該履歴情報を参照して過去の所定の時間範囲内に情報公開装置20へアクセスした情報処理装置の装置IDやユーザIDなどの情報を情報端末10に対して送信する。この情報を受信することで、連想キー情報取得部42は、周辺装置情報を取得できる。
このように周辺装置情報を用いる場合、他のユーザは、連想キー情報を取得しようとする情報端末10の近くにいたり情報公開装置20にアクセスしたりするだけで、意図せずに自分の所持する情報処理装置の装置IDやユーザIDを他人に読み取られてしまう可能性がある。そこで、自分の所有する情報処理装置に対して、他の情報処理装置からの装置IDやユーザIDの読み取りを許可するか否かを判定するためのフラグ情報を設定できることとしてもよい。例えば、他のユーザが自身の情報処理装置に読み取りを許可しない旨のフラグ情報を設定し、記憶させている場合、情報端末10が周辺装置情報を取得しようとしても、当該フラグ情報の設定された情報処理装置の情報は読み取ることができない。
次に、連想キー情報に含まれる情報として日時関連情報を用いる場合の一例として、ユーザの行動予定に関する情報(行動予定情報)を用いる例について、以下に説明する。連想キー情報取得部42は、情報端末10が備える計時手段や、通信ネットワーク30に接続された他の情報処理装置などから取得した現在の日時の情報に基づいて、予定テーブルを参照し、現在の日時に応じた行動予定情報を取得する。ここで、予定テーブルは、情報端末10の所有者の行動予定に関する情報である行動予定情報と、日時の情報とを対応づけるデータベースであって、例えば図4に示すようなものである。予定テーブルは、情報端末10が保持してもよいし、通信ネットワーク30に接続されたスケジュール管理サーバなどの他の情報処理装置に保持されるものであってもよい。この場合には、情報端末10は、通信ネットワーク30を介してスケジュール管理サーバに現在日時の情報を送信し、スケジュール管理サーバから現在日時に対応する行動予定情報を受信する。
また、予定テーブルを参照することにより、人的環境情報でもある周囲の人物の情報を取得することもできる。具体的に、例えばスケジュール管理サーバにおいて、あるグループに属する複数のユーザのスケジュールを管理している場合、ある一つの予定に複数のユーザが参加者として対応づけられていることがある。このような場合に、連想キー情報取得部42は、現在日時に応じた行動予定情報として、当該日時の予定に参加者として対応づけられたユーザIDのうち、携帯端末10の所有者本人のユーザIDを除いた他のユーザのユーザIDを取得する。さらに、当該ユーザIDを、スケジュール管理サーバ又は情報端末10が予め用意されたデータベースにより人物の名前などを表す情報に変換し、得られた人物名などを連想キー情報に含めることとする。これにより、ユーザは、参照情報を記憶した際に同行する予定が登録されていた人物などの情報を用いて、参照情報の選択を行うことができる。
また、日時関連情報として行動予定情報以外の情報を用いる場合であっても、連想キー情報取得部42は、同様の処理により日時関連情報を取得することができる。すなわち、連想キー情報取得部42は、参照情報記憶部41が参照情報を記憶した記憶日時に応じて、日時と日時関連情報とを対応づけるテーブルから、記憶日時と一致する、又は記憶日時の前後の所定の時間範囲内に含まれる日時関連情報を取得する。これにより、ユーザは、参照情報を記憶した日時に関連した情報を用いて、参照情報の選択を行うことができる。
次に、本実施の形態に係る情報端末10を用いて参照情報及び連想キー情報を記憶する場合の処理の一例について、図5のフロー図に基づいて説明する。図5の例においては、具体的に、情報端末10はGPS装置を備えているものとし、情報公開装置20は、ある施設内に設置されて当該施設のイベント情報などを公開する電子掲示板であるとする。
まず、ユーザは操作部13に対する指示操作により、情報公開装置20が公開するイベント情報などの公開情報を情報端末10上に記憶するように、指示する(S1)。
S1の指示操作を受けて、参照情報記憶部41は、参照情報を取得し、記憶部12に記憶する(S2)。ここでは、参照情報として公開情報のタイトル及び公開情報の内容そのものを用いることとし、参照情報記憶部41は通信ネットワーク30を介して情報公開装置20から公開情報のデータを受信して、記憶する。
さらに、参照情報記憶部41は、S2で取得した公開情報に対応づけて情報公開装置20に記憶されている検索情報を取得し、参照情報に対応づけて記憶部12に記憶する(S3)。具体的には、例えば公開情報がイベント情報である場合、イベント開催日時の情報を検索情報として取得し、S2の処理で参照情報として取得した当該イベントに関する公開情報に対応づけて記憶する。
次に、連想キー情報取得部42が、連想キー情報を取得する(S4)。具体的に、ここではGPS装置により現在位置の緯度、経度に関する情報を取得し、当該緯度及び経度の情報を「○○市」などの地名に変換することで、場所関連情報を取得する。また、参照情報記憶部41が参照情報を記憶した記憶日時の情報に基づいて、情報端末10に記憶されている予定テーブルから現在日時に対応づけられた行動予定情報を取得する。さらに、情報端末10と同種の情報処理装置を所持するユーザAが同行している場合に、無線通信によりユーザAのユーザIDを当該情報処理装置から取得する。そして、記憶部12に保持されたユーザ名に関するデータベースを参照することにより、取得したユーザIDに対応づけられたユーザAの氏名を人的環境情報として取得する。
続いて、連想キー情報記憶部43が、S4の処理で取得した連想キー情報をS2の処理で記憶した参照情報に対応づけて記憶部12に記憶する(S5)。これにより、参照情報と検索情報及び連想キー情報とが対応づけられて、例えば図3に示す参照情報テーブルの例のように、記憶部12に記憶される。ユーザは、後に連想キー情報や検索情報、または両者の組み合わせを用いて、情報端末10が参照情報を記憶した際の状況などに関する記憶を頼りに、参照情報テーブルに含まれる参照情報を選択することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、公開情報と関係なく定められる連想キー情報による参照情報の選択を可能とすることで、ユーザにとって参照情報を発見しやすくすることができ、利便性を向上できる。
なお、情報端末10が、記憶部12に記憶された、又はスケジュール管理サーバなどに記憶された予定情報を更新可能な場合には、これらの予定情報を用いるスケジュール管理プログラムと連携することができる。例えば、参照情報記憶部41が参照情報を記憶した記憶日時を予定テーブルに追加することとする。これにより、スケジュール管理プログラムは、例えば予定テーブルに登録された予定情報を一覧表示する場合に、参照情報テーブルから参照情報を取得して、当該記憶日時に対応する位置に予定情報とともに表示させることができる。また、検索情報としてイベント等の日時に関する情報を取得した場合、このイベント等に関する参照情報を予定テーブルに追加することとしてもよい。これにより、スケジュール管理プログラムは、予定テーブルに登録された予定情報を一覧表示する場合に、併せてイベント等に関する参照情報を当該イベント等の日時に対応する位置に表示させることができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの概略の構成を表すブロック図である。 情報端末10の機能を表す機能ブロック図である。 記憶部12に記憶された参照情報テーブルの一例を表す図である。 情報端末10が参照する予定テーブルの一例を表す図である。 情報端末10によって実行される処理の一例を示すフロー図である。
符号の説明
10 情報端末、11 制御部、12 記憶部、13 操作部、14 表示部、15 通信部、20 情報公開装置、30 通信ネットワーク、41 参照情報記憶部、42 連想キー情報取得部、43 連想キー情報記憶部、44 参照情報選択部、45 公開情報出力部。

Claims (2)

  1. 通信ネットワークを介して情報公開装置が公開する公開情報を取得する情報処理装置であって、
    前記公開情報を前記情報公開装置から再度参照するための参照情報を記憶する参照情報記憶手段と、
    前記情報処理装置の所有者の行動予定に関する予定情報と、日時の情報と、当該行動予定への参加者のユーザIDを対応づけた予定テーブルから、前記情報処理装置が前記参照情報を記憶した時刻に対応づけられた予定情報に参加者として対応づけられたユーザIDのうち、前記所有者のユーザIDを除いたユーザIDを連想キー情報として取得する連想キー情報取得手段と、
    前記取得した連想キー情報を、前記参照情報に対応づけて記憶する連想キー情報記憶手段と
    記連想キー情報、前記参照情報の選択に際して表示させてユーザに提供する情報提供手段と、を含む
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 通信ネットワークを介して情報公開装置が公開する公開情報を取得するコンピュータを
    前記公開情報を前記情報公開装置から再度参照するための参照情報を記憶する参照情報記憶手段、
    前記情報処理装置の所有者の行動予定に関する予定情報と、日時の情報と、当該行動予定への参加者のユーザIDを対応づけた予定テーブルから、前記情報処理装置が前記参照情報を記憶した時刻に対応づけられた予定情報に参加者として対応づけられたユーザIDのうち、前記所有者のユーザIDを除いたユーザIDを連想キー情報として取得する連想キー情報取得手段
    記取得した連想キー情報を、前記参照情報に対応づけて記憶する連想キー情報記憶手段、及び、
    前記連想キー情報、前記参照情報の選択に際して表示させてユーザに提供する情報提供手段
    として機能させるためのプログラム。
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