JP4881205B2

JP4881205B2 - ブックマーク管理装置、ブックマーク管理方法及びコンピュータプログラム

Info

Publication number: JP4881205B2
Application number: JP2007087665A
Authority: JP
Inventors: 美帆藤井; 秀人湯澤
Original assignee: Yahoo Japan Corp
Current assignee: Yahoo Japan Corp
Priority date: 2007-03-29
Filing date: 2007-03-29
Publication date: 2012-02-22
Anticipated expiration: 2027-03-29
Also published as: JP2008250404A

Description

この発明は、ウェブ（Ｗｅｂ）ページのＵＲＬ（ＵｎｉｆｏｒｍＲｅｓｏｕｒｃｅＬｏｃａｔｏｒ）をブックマーク（Ｂｏｏｋｍａｒｋ）として登録し、管理するブックマーク管理装置、ブックマーク管理方法及びコンピュータプログラムに関する。

従来、お気に入りのウェブサイトのタイトルやＵＲＬをブックマークとして保存しておくために、ブラウザのブックマーク機能が使用されている。しかし、個々のパソコン等の端末のブラウザのブックマーク機能では、使用する端末が異なると登録しておいたブックマークを確認することができない。このため、最近では、個々の端末と通信可能なサーバにブックマークを登録する方式である、サーバサイドブックマークが利用されている。これにより、今までは個々の端末のブラウザで保存していたブックマークをサーバで保存することができるから、ユーザがどの端末を使用するかにかかわらず、サーバと通信可能なネットワークにアクセスできる環境であれば、登録したブックマークを利用することができる。また、公開・非公開の設定が可能なサービスも存在し、自分のブックマークを他人に公開し、有用なブックマーク情報を共有する動きも広まっている。

ブックマークは通常、登録した順に表示され、また、ジャンル分けできる場合には、カテゴリを作成して保存している。しかし、登録件数が多くなるとブックマークの中から所望のウェブサイトを迅速に検索することが困難になる。

これに対して、携帯端末でブックマークを登録する際に、ウェブサイトのメタ情報とＧＰＳ（ＧｌｏｂａｌＰｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇＳｙｓｔｅｍ）を利用して測位した位置を基に保存するディレクトリを決定し、ブックマークを読み出す際には、アクセス時に取得したＧＰＳの位置情報に基づいて、該当するディレクトリを優先表示する技術が提案されている（例えば、特許文献１）。また、携帯端末でブックマークを登録する際に、ＧＰＳを利用して測位した位置、時刻及び曜日を示す情報を取得して、ウェブサイトのタイトル及びＵＲＬと共に保存し、ブックマークを確認する際に、アクセス時に取得した付属情報とウェブサイトのブックマークの付属情報を比較し、利用場面が近いものをソートして表示する技術が提案されている（例えば、特許文献２）。
特開２００６−１９０１０３号公報特開２００４−２７２３２９号公報

しかし、ＧＰＳを利用した測位には、ある程度の時間が必要であるから、ブックマーク登録時にＧＰＳを利用して測位をすると、ブックマーク登録が迅速にできないという問題がある。また、端末の画面上に表示される地図において位置を指定する方式では、位置精度が低いという問題がある。

そこで、本発明は、迅速に精度の高い位置情報と共にＵＲＬを登録することができるブックマーク管理装置、ブックマーク管理方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。

（１）ブックマークを管理するブックマーク管理装置であって、前記ブックマーク管理装置と通信可能な端末装置から、ユーザを識別するための識別情報と、前記ユーザがブックマークの登録を希望するウェブページである対象ウェブページのＵＲＬである対象ＵＲＬを受信するＵＲＬ受信手段と、前記ＵＲＬを使用して前記対象ウェブページにアクセスし、前記対象ウェブページから住所情報を抽出する住所情報抽出手段と、前記住所情報を緯度及び経度を含む登録座標情報に変換する位置変換手段と、前記対象ＵＲＬと前記登録座標情報を関連付けてブックマークとして登録するブックマーク登録手段と、前記端末装置による前記ブックマークの呼び出しの際に、前記端末装置から呼出座標情報を受信する座標情報受信手段と、前記呼出座標情報に示される座標と前記登録座標情報に示される座標との距離の近さを優先条件として、前記ブックマークを示す情報を前記端末装置に送信するブックマーク送信手段と、
を有することを特徴とするブックマーク管理装置。

（１）の発明によれば、ブックマーク管理装置は、対象ウェブページから住所情報を抽出するから、ＧＰＳを使用して測位する必要がない。このため、迅速に位置情報と共にブックマークを登録することができる。また、対象ウェブページには、正確な住所情報が記載されていると期待でき、対象ウェブページにもともと記載されている住所情報を抽出するから、その位置精度は高い。そして、ブックマークの呼出の際には、端末装置の座標に近いことを優先条件として、ブックマークを示す情報を端末装置に送信することができる。

（２）前記住所情報抽出手段は、電話番号に基づいて電話帳データベースを参照し、前記電話番号に対応する前記住所情報を抽出する構成となっていることを特徴とする（１）に記載のブックマーク管理装置。

（２）の構成によれば、対象ウェブページに住所が記載されていない場合であっても、電話番号の記載があれば、電話帳データベースを参照して住所情報を抽出することができる。

（３）前記座標情報受信手段は、前記端末装置から概略位置を取得し、続いて、前記端末装置からＧＰＳを使用して測位した測位位置を受信するように構成されており、
前記ブックマーク送信手段は、前記概略位置に基づいて前記ブックマークを示す情報を送信し、続いて、前記測位位置に基づいて前記ブックマークを示す情報を送信するように構成されていることを特徴とする（１）または（２）のいずれかに記載のブックマーク管理装置。

（３）の構成によれば、ブックマーク管理装置は、第１に端末装置の概略位置に基づいてブックマークを示す情報を送信するから、端末装置から測位位置を受信する前に、ブックマークを示す情報を送信することができる。そして、ブックマーク管理装置は、測位位置を受信するとその測位位置に基づいてブックマークを示す情報を送信するから、端末装置に対して概略位置よりも精度がよい測位位置に基づいて、ブックマークを示す情報を送信することができる。

（４）前記ブックマーク登録手段は、複数のユーザについての前記ブックマークを登録する構成となっており、前記ブックマーク送信手段は、複数人が登録した前記ブックマークの中から、前記呼出座標情報に示される座標と前記登録座標情報に示される座標との距離の近さを優先条件として前記ブックマークを抽出し、抽出した前記ブックマークを示す情報を前記端末装置に送信する構成となっていることを特徴とする（１）〜（３）のいずれかに記載のブックマーク管理装置。

（４）の発明によれば、ブックマーク管理装置は、現にアクセスしているユーザが登録したブックマークが少なくても、他人が登録したブックマークも送信するから、より多くのブックマークを示す情報を現にアクセスしているユーザに送信することができる。

（５）送信指定範囲と関連付けて広告情報を記録する広告情報記録手段と、各ユーザごとに前記登録座標情報に示される座標の偏りを判断する偏り判断手段と、前記偏り判断手段によって判断された座標を前記送信指定範囲に含む前記広告情報を前記各ユーザの前記端末装置に送信する広告情報送信手段と、を有することを特徴とするブックマーク管理装置。

（５）の構成によれば、各ユーザが頻繁に利用する地域に対応する広告を送信することができる。

（６）ブックマークを管理するブックマーク管理装置が、前記ブックマーク管理装置と通信可能な端末装置から、ユーザを識別するための識別情報と、前記ユーザがブックマークの登録を希望するウェブページである対象ウェブページのＵＲＬである対象ＵＲＬを受信するＵＲＬ受信ステップと、前記ブックマーク管理装置が、前記ＵＲＬを使用して前記対象ウェブページにアクセスし、前記対象ウェブページから住所情報を抽出する住所情報抽出ステップと、前記ブックマーク管理装置が、前記住所情報を緯度及び経度を含む登録座標情報に変換する位置変換ステップと、前記ブックマーク管理装置が、前記対象ＵＲＬと前記登録座標情報を関連付けてブックマークとして登録するブックマーク登録ステップと、前記ブックマーク管理装置が、前記端末装置による前記ブックマークの呼び出しの際に、前記端末装置から呼出座標情報を受信する座標情報受信ステップと、前記ブックマーク管理装置が、前記呼出座標情報に示される座標と前記登録座標情報に示される座標との距離の近さを優先条件として、前記ブックマークを示す情報を前記端末装置に送信するブックマーク送信ステップと、を有することを特徴とするブックマーク管理方法。

（６）の発明によれば、（１）の発明と同様に、迅速に位置情報と共にブックマークを登録することができる。そして、ブックマークの呼出の際には、端末装置の座標に近いことを優先条件として、ブックマークを示す情報を端末装置に送信することができる。

（７）コンピュータに、ブックマークを管理するブックマーク管理装置が、前記ブックマーク管理装置と通信可能な端末装置から、ユーザを識別するための識別情報と、前記ユーザがブックマークの登録を希望するウェブページである対象ウェブページのＵＲＬである対象ＵＲＬを受信するＵＲＬ受信ステップと、前記ブックマーク管理装置が、前記ＵＲＬを使用して前記対象ウェブページにアクセスし、前記対象ウェブページから住所情報を抽出する住所情報抽出ステップと、前記ブックマーク管理装置が、前記住所情報を緯度及び経度を含む登録座標情報に変換する位置変換ステップと、前記ブックマーク管理装置が、前記対象ＵＲＬと前記登録座標情報を関連付けてブックマークとして登録するブックマーク登録ステップと、前記ブックマーク管理装置が、前記端末装置による前記ブックマークの呼び出しの際に、前記端末装置から呼出座標情報を受信する座標情報受信ステップと、前記ブックマーク管理装置が、前記呼出座標情報に示される座標と前記登録座標情報に示される座標との距離の近さを優先条件として、前記ブックマークを示す情報を前記端末装置に送信するブックマーク送信ステップと、を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。

（７）の発明によれば、（１）の発明と同様に、迅速に位置情報と共にブックマークを登録することができる。そして、ブックマークの呼出の際には、端末装置の座標に近いことを優先条件として、ブックマークを示す情報を端末装置に送信することができる。

本発明によれば、迅速に精度の高い位置情報と共にＵＲＬを登録することができる。

本発明に係る好適な実施形態の一例について、図面に基づいて以下に説明する。

［第１実施形態］
［システムの概要］
図１は、本発明の第１実施形態の一例に係るブックマーク登録システム１０（以下、「システム１０」と呼ぶ）を示す概略図である。

図１に示すように、システム１０は、端末２０Ａ，２０Ｂ，２０Ｃを有する。端末２０Ａ等は、多数のユーザに対応して多数存在するが、図１においては３つのみを示す。端末２０Ａ等は、端末装置の一例である。端末２０Ａ等は、通信回線４０に接続可能な機器であり、例えば、端末２０Ａはパーソナルコンピュータ（ＰＣ）であり、端末２０ＢはＰＤＡ（ＰｅｒｓｏｎａｌＤｉｇｉｔａｌＡｓｓｉｓｔａｎｔ）であり、端末２０Ｃは携帯電話機である。

システム１０は、また、ブックマーク管理サーバ５０（以下、「サーバ５０」と呼ぶ）を有する。サーバ５０は、ブックマークを管理するブックマーク管理装置の一例である。上述の端末２０Ａ等は、通信回線４０を介してサーバ５０と通信可能になっている。通信回線４０は、例えば、インターネットである。

［端末２０Ａの主なハードウェア構成］
図２は、端末２０Ａの主なハードウェア構成を示す概略図である。端末２０Ｂ等の主なハードウェア構成は端末２０Ａと共通であるから、説明を省略する。端末２０Ａは、コンピュータであり、バス２２を有する。バス２２には、ＣＰＵ（ＣｅｎｔｒａｌＰｒｏｃｅｓｓｉｎｇＵｎｉｔ）２４、ＲＡＭ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）２６、ＲＯＭ（ＲｅａｄＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）２８、入力装置３０、通信装置３２及び表示装置３４が接続されている。ＣＰＵ２４は、ＲＯＭ２８に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、各ハードウェアと協働し、各種機能を実現している。ＲＡＭ２６は、プログラムの実行に使用するローカルメモリである。入力装置３０は、ユーザによる入力の受付を行うものであり、キーボード、ポインティング・デバイス等を含んでよい。表示装置３４は、ユーザにデータの入力を受け付ける画面を表示したり、当該コンピュータによる演算処理結果の画面を表示するものであり、ブラウン管表示装置（ＣＲＴ）、液晶表示装置（ＬＣＤ）等のディスプレイ装置を含む。

［サーバ５０の主なハードウェア構成］
図３は、サーバ５０の主なハードウェア構成を示す概略図である。サーバ５０は、コンピュータであり、バス５２を有する。バス５２には、ＣＰＵ５４、ＲＡＭ５６、ＲＯＭ５８、入力装置６０、通信装置６２、表示装置６４及びＨＤＤ（ＨａｒｄＤｉｓｋＤｒｉｖｅ）６６が接続されている。ＣＰＵ５４は、ＲＯＭ５８やＨＤＤ６６に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述のハードウェアと協働し、各種機能を実現している。なお、ＨＤＤ６６は、外部記憶装置の一例であり、外部記憶装置としては、ＨＤＤのほかに、大容量のバルクメモリ、及び当該バルクメモリの検索を効率的に行うために使用するキャッシュメモリや、光ディスク等が含まれる。

［端末２０Ａの主なソフトウェア構成］
図４は、端末２０Ａの主なソフトウェア構成を示す概略図である。図４に示すように、端末２０Ａは、ウェブページ表示部１００及びブックマーク登録部１１０を有する。ブックマーク登録部１１０は、ＵＲＬ送信部１１２、画面情報受信部１１４、画面情報表示部１１６、補正情報受付部１１８、補正情報送信部１２０、指定位置受付部１２２、ブックマーク受信部１２４、及び、ブックマーク表示部１２６を有する。上述の各部は、ＣＰＵ２４とＲＯＭ２８に格納された各種プログラムによって実現される。

ウェブページ表示部１００は、ブラウザを起動し、ユーザが指定するウェブページ（以下、「対象ウェブページ」と呼ぶ）を表示するための構成である。対象ウェブページは、ユーザがブックマークの登録を希望するウェブページである。なお、対象ウェブページのＵＲＬを、「対象ＵＲＬ」と呼ぶ。

ＵＲＬ送信部１１２は、端末２０Ａのユーザを識別するための識別情報（ユーザＩＤ）と、対象ＵＲＬをサーバ５０に送信するための構成である。画面情報受信部１１４は、サーバ５０から、後述の登録画面を表示するための画面情報を受信するための構成である。画面情報表示部１１６は、画面情報に基づいて、表示装置３４に登録画面を表示するための構成である。補正情報受付部１１８は、ユーザから、登録画面に表示された情報に対して、不足している情報や、修正するための情報（以下、「補正情報」と呼ぶ）を受け付けるための構成である。補正情報送信部１２０は、サーバ５０に対して、補正情報を送信するための構成である。指定位置受付部１２２は、ユーザから位置の入力を受け付けるための構成である。ブックマーク受信部１２４は、サーバ５０から、ブックマークを表示するための情報を受信するための構成である。ブックマーク表示部１２６は、表示装置３４にブックマークを表示するための構成である。

［サーバ５０の主なソフトウェア構成］
図５は、サーバ５０の主なソフトウェア構成を示す概略図である。サーバ５０が端末２０Ａと通信するという前提で、以下の説明をする。図５に示すように、サーバ５０は、端末２０ＡからユーザＩＤと、対象ＵＲＬを受信するＵＲＬ受信部２００、対象ウェブページから地域属性情報を抽出する地域属性情報抽出部２０２を含む。ＵＲＬ受信部２００はＵＲＬ受信手段の一例である。地域属性情報抽出部２０２は住所情報抽出手段の一例である。地域属性情報抽出部２０２は、対象ウェブページが、サーバ５０が管理するシステム内のウェブページであれば、規定ルールに従って、タイトル、住所、電話番号等の地域属性情報を抽出する。これに対して、対象ウェブページが、サーバ５０が管理するシステム内のウェブページではない場合には、その対象ウェブページ内のテキストデータから、数値の並び方に基づいて、郵便番号と電話番号を抽出する。そして、郵便番号と電話番号を使用して、電話帳ＤＢ３００（図６参照）から住所情報を抽出するようになっている。

例えば、日本国の郵便番号は、「○○○‐○○○○」というように、前半の３つの数字組と後半の４つの数字組がハイフン（‐）によって結合された並び方をしているという特徴（以下、「郵便番号の並び方」と呼ぶ）がある。このため、テキストデータから、郵便番号の並び方を抽出すると、それは対象ウェブページが示す目的物（例えば、レストラン）の郵便番号を示している。また、日本国の電話番号は、「○○○○‐○○‐○○○○」というように、３つの数字組が２つのハイフン（‐）によって結合されている。そして、１つめの数字組は２つ、３つまたは４つの数字で構成される。２つめの数値組は２つまたは３つまたは４つの数字で構成される。この２つめの数値組の前または後にかっこ（（））がつく場合もある。そして、３つめの数字組は４つの数字で構成される。日本国の電話番号はこのような特徴（以下、「電話番号の並び方」と呼ぶ）がある。このため、テキストデータから、電話番号の並び方を抽出すると、それは対象ウェブページが示す目的物（例えば、レストラン）の電話番号を示している。

図６は、電話帳ＤＢ３００の一例を示す図である。図６に示すように、電話帳ＤＢ３００には、郵便番号、電話番号、住所及び施設名が関連付けられて格納されている。このため、郵便番号及び電話番号が判明すれば、住所及び施設名を特定できる。郵便番号でサーチすることで、ある程度の数に絞りこみ、さらに電話番号でサーチすることで、効率的に住所及び施設名を特定することができる。なお、本実施形態とは異なり、電話番号だけで電話帳ＤＢをサーチして、住所及び施設名を特定するようにしてもよい。

なお、本実施形態とは異なり、氏名・名称と、電話番号に基づいて、住所を抽出するようにしてもよい。すなわち、氏名・名称の文字列（以下、「名称文字列」と呼ぶ）を抽出し、その名称文字列に対応する電話番号を特定し、その電話番号に対応する住所を特定するようにしてもよい。

サーバ５０は、また、住所情報変換部２０４を有する。住所情報変換部２０４は、住所情報を、緯度及び経度で構成される座標情報に変換するための構成である。住所情報変換部２０４は位置変換手段の一例である。住所情報変換部２０４は、座標データベース（ＤＢ）３０２（図７参照）を参照し、住所情報を座標情報に変換する。

図７は、座標ＤＢ３０２の一例を示す図である。図７に示すように、座標ＤＢ３０２には、座標、住所、郵便番号、電話番号及び施設名が関連付けられて格納されている。このため、住所が判明すれば、座標を特定することができる。

サーバ５０は、また、サムネイル生成部２０６を有する。サムネイル生成部２０６は、例えば、ウェブページにおいて、画像（イメージ）を示すタグである例えば、「ｉｍｇ」が存在する場合に起動し、その画像の縮小画像（サムネイル）を生成するための構成である。サーバ５０は、対象ＵＲＬに対応する対象ウェブページにアクセスし、表示装置６４（図３参照）のモニター領域すべてを画像として保存し、保存したその画像（スクリーンショット）のサイズを小さくする処理を行う。

サーバ５０は、また、登録画面情報送信部２０８を有する。登録画面情報送信部２０８は、端末２０Ａに対して、登録画面（図８参照）を表示するための登録画面情報を送信するための構成である。

図８は、端末２０Ａの表示装置３４に表示される登録画面の一例を示す図である。登録画面は、ブックマークを登録するための画面である。図８に示すように、登録画面には、対象ウェブページのＵＲＬ、対象ウェブページに掲載されている画像のサムネイル、対象ウェページに示される目的物（図８では「Ａレストラン」）の座標を示す地図が表示される。また、登録画面には、目的物のタイトル、住所、電話番号（ＴＥＬ）、コメント入力欄、共通表示選択アイコン、及び登録決定アイコンが表示される。このうち、サムネイル、地図、タイトル、住所及び電話番号は、サーバ５０が対象ウェブページから抽出し、電話帳ＤＢ３００及び座標ＤＢ３０２を参照して取得したデータが予め記載されている。

コメント入力欄には、端末２０Ａのユーザがキーボード等で入力するようになっている。なお、本実施形態とは異なり、サーバ５０の登録画面情報送信部２０８が、対象ウェブページの目的物（図８では「Ａレストラン」）についての紹介文を抽出し、その紹介文を予めコメント欄に入力した上で登録画面情報を送信し、端末２０Ａのユーザが必要に応じて追記、変更することができるようにしてもよい。

共通表示選択アイコンは、端末２０のＡユーザが、今回登録するブックマークを公表するか否かを選択するためのアイコンである。登録アイコンは、ブックマークの登録を決定するためのアイコンである。

サーバ５０は、また、補正情報受信部２１０を有する。補正情報受信部２１０は、端末２０Ａから、補正情報を受信するための構成である。図８の登録画面に記載された情報は、ユーザによって補正可能である。例えば、タイトルが空欄の場合に、ユーザによって、「Ａレストラン」という名称がタイトルとして入力された場合には、タイトルとしての「Ａレストラン」が補正情報である。また、例えば、タイトルとして「ＡＡレストラン」という誤った名称が記載されていた場合に、ユーザによって、「Ａレストラン」という正しい名称に修正された場合には、正しい名称である「Ａレストラン」が補正情報である。端末２０Ａのユーザによって、登録アイコンがクリックされると、これらの補正情報を含む総合情報がサーバ５０に送信される。総合情報には、例えば、端末２０ＡのユーザＩＤ、目的物のタイトル、住所、電話番号、コメント、共通表示するか否かを示す情報を含む。サーバ５０は、総合情報を受信するようになっている。

サーバ５０は、また、ブックマーク登録部２１２を有する。ブックマーク登録部２１２は、端末２０Ａから総合情報を受信し、ブックマークデータベース（ＤＢ）３０４に端末２０Ａの識別番号（ＩＤ）と、対象ＵＲＬと座標情報等とを関連付けて登録するための構成である。ブックマーク登録部２１２は、ブックマーク登録手段の一例である。

図９は、ブックマークＤＢ３０４の一例を示す図である。図９に示すように、ブックマークＤＢ３０４には、ユーザＩＤ、座標、住所、郵便番号、電話番号、施設名、サムネイル、公開・非公開を示す情報、及び、コメントが関連付けられて格納されている。サムネイルは、フォルダに格納されている。ブックマークＤＢ３０４には、複数のユーザについてのブックマークが登録されている。

サーバ５０は、また、ブックマーク抽出部２１４を有する。ブックマーク抽出部２１４は、端末２０Ａからの要求に応じて、端末２０Ａに対して、住所入力用の表示画面（図１０参照）を表示するための情報を送信する。

図１０は、住所入力用の表示画面の一例を示す図である。端末２０Ａのユーザが、住所の手入力や、地図による位置の指定を行って、「送信」アイコンをクリックすると、端末２０Ａから位置情報を受信することができるようになっている。なお、端末２０Ａから受信した位置情報に住所が示されていた場合には、上述の住所情報変換部２０４によって座標情報に変換する。地図による位置の指定の場合には、指定された座標をそのまま使用する。

ブックマーク抽出部２１４は、また、端末２０Ａから位置情報（以下、「受信位置情報」と呼ぶ）を受信し、その受信位置情報に基づいて、ブックマークＤＢからブックマークを抽出するための構成である。ブックマーク抽出部２１４は座標情報受信手段の一例である。受信位置情報に示される座標に近い座標を含むブックマークを優先的に抽出する。図５に示すように、サーバ５０は、ＳＮＳ（ＳｏｃｉａｌＮｅｔｏｗｏｒｋｉｎｇＳｅｒｖｉｃｅ）登録ＤＢ３０６を有する。ＳＮＳ登録ＤＢ３０６は、ブックマークを共有することができるユーザ（以下、「共有関係のユーザ」と呼ぶ）同士の関係を示す情報を格納している。例えば、端末２０Ａのユーザと端末２０Ｂのユーザがブックマークを共有するとすれば、双方のユーザＩＤが関連付けられて格納されている。上述のブックマーク抽出部２１４は、端末２０Ａのユーザよって登録されたブックマーク５００を示す情報だけではなくて、共有関係のユーザが登録したブックマーク５０４を示す情報を抽出する。

サーバ５０は、ブックマーク送信部２１６を有する。ブックマーク送信部２１６は、上述のブックマーク抽出部２１４によって抽出したブックマーク（図１１参照）を表示するための情報を端末２０Ａに送信するための構成である。ブックマーク送信部２１６はブックマーク送信手段の一例である。

図１１は、ブックマーク表示画面の一例を示す図である。図１１に示すように、端末２０Ａの表示装置３４には、端末２０Ａのユーザが登録したブックマーク５００と、端末２０Ａのユーザが指定した位置が示された地図５０２が表示される。また、端末２０Ａと共有関係にある他のユーザが登録したブックマーク５０４も表示される。

システム１０は、上述のように構成されている。以下、主に図１２、図１３、図１４及び図１５を使用して、システム１０の動作例を説明する。図１２〜図１５は、システム１０の動作例を示す概略フローチャートである。なお、端末２０Ａが、サーバ５０にアクセスするという前提で、以下の説明をする。

［ブックマーク登録処理］
まず、端末２０Ａが、特定のウェブページを表示する（図１２のステップＳ１）。続いて、端末２０Ａが、そのユーザのクリック等によって、ブックマーク登録部１１０（図４参照）の起動信号を受けると、ブックマーク登録部１１０を起動する（ステップＳ２）。続いて、表示中のウェブページのＵＲＬとユーザＩＤをサーバ５０に送信する（ステップＳ３）。

続いて、サーバ５０が、受信したＵＲＬに対応するウェブページにアクセスする（ステップＳ４）。続いて、サーバ５０が、対象ウェブページから、地域属性情報を抽出する（ステップＳ５）。

ステップＳ５の詳細を図１４を使用して説明する。まず、サーバ５０は、対象ウェブページのＵＲＬを参照し、サーバ５０が管理するウェブページ（以下、「システム内ウェブページ」と呼ぶ）か否かを判断する（図１４のステップＳ５１）。サーバ５０がシステム内ウェブページであると判断した場合には、規定ルールに従って、地域属性情報を抽出する（ステップＳ５２）。例えば、システム内ウェブページにおいては、タイトル、住所、電話番号等の記載位置が既知であるから、その記載位置に基づいて、地域属性情報を抽出することができる。これに対して、サーバ５０がシステム内ウェブページではないと判断した場合には、ウェブページ内のテキストデータから、郵便番号と電話番号を抽出し（ステップＳ５３）、その郵便番号と電話番号を使用して電話帳ＤＢ３００から、住所情報を抽出する（ステップＳ５４）。

続いて、サーバ５０が、地域属性情報に、座標情報が含まれているか否かを判断する（ステップＳ６）。地域属性情報に、座標情報が含まれていると判断した場合には、その座標をそのまま使用する。これに対して、地域属性情報に、座標情報が含まれていないと判断した場合には、座標ＤＢ３０２を参照し、住所情報を座標情報に変換する（ステップＳ７）。

続いて、サーバ５０が、対象ウェブページから、登録用のサムネイルを生成する（図１３のステップＳ８）。続いて、サーバ５０が、端末２０Ａに対して、ブックマーク登録画面を表示するための画面情報を送信する（ステップＳ９）。

続いて、端末２０Ａは、ブックマーク登録画面を表示する（ステップＳ１０）。続いて、端末２０Ａは、補正情報の入力を受け付ける（ステップＳ１１）。続いて、端末２０Ａが、補正情報の入力を受け付けた場合には、その補正情報をサーバ５０に送信する（ステップＳ１２）。このとき、端末２０ＡのユーザＩＤと、対象ウェブページのＵＲＬと、地域属性情報も送信される。地域属性情報は、補正情報によって補正されている場合がある。

続いて、サーバ５０は、ユーザＩＤと、対象ウェブページのＵＲＬと、地域属性情報及び座標を関連付けた総合情報をブックマークＤＢ３０４（図５参照）に登録する（ステップＳ１３）。

［ブックマーク表示処理］
続いて、登録したブックマークを表示する処理を説明する。
まず、端末２０Ａが、指定位置情報の入力を受ける（図１５のステップＳ２１）。続いて、サーバ５０に対して、指定位置情報を送信する（ステップＳ２２）。

続いて、サーバ５０が、指定位置情報に対応するブックマークをブックマークＤＢ３０４から抽出する（ステップＳ２３）。続いて、抽出したブックマークを端末２０Ａに送信する（ステップＳ２４）。

続いて、端末２０Ａが、ブックマークを表示する（ステップＳ２５）。

サーバ５０は、ウェブページから住所情報を抽出するから、ＧＰＳを使用して測位する必要がない。このため、迅速に位置情報と共にブックマークを登録することができる。また、ウェブページにもともと記載されている住所情報を抽出するから、例えば、表示画面上の地図上で指定する場合の位置よりも位置精度が高い。そして、ブックマークの呼出の際には、端末２０Ａ等の座標に近いことを優先条件として、ブックマークを示す情報を端末２０Ａ等に送信することができる。なお、例えば、レストランのウェブページは、顧客にそのレストランに来てもらう目的を有するから、その位置情報は正確に記載されているはずである。このため、一般に、ウェブページには、正確な住所情報が記載されていると期待することができる。

また、サーバ５０は、ウェブページに住所が記載されていない場合であっても、電話番号の記載があれば、電話帳ＤＢ３００を参照して住所情報を抽出することができる。

サーバ５０は、現にアクセスしているユーザが登録したブックマークが少なくても、他人が登録したブックマークも送信するから、より多くのブックマークを示す情報を現にアクセスしているユーザに送信することができる。

［第２実施例］
次に、第２実施例について、第１実施例との相違を中心に説明する。

図１６は、ブックマーク登録システム１０Ａ（以下、「システム１０Ａ」と呼ぶ）を示す概略図である。図１６に示すように、システム１０Ａにおいては、ユーザ甲が携帯端末２１を保持して道路１１に位置する。そして、ＧＰＳ衛星１２ａ，１２ｂ，１２ｃ及び１２ｄから信号を受信し、現在位置を測位するようになっている。また、携帯端末２１は、無線通信によってインターネット回線４０を介してサーバ５０と通信可能になっている。

［携帯端末の主なハードウェア構成］
図１７は、端末（携帯電話機）２１の主なハードウェア構成を示す概略図である。端末２１は、端末２０Ａ（図２参照）とは異なり、ＧＰＳ装置３６を有する。ＧＰＳ装置３６は、ＧＰＳ衛星１２ａ等からの信号を使用して、現在位置を測位するための構成である。ブックマークの表示の際に、指定位置受付部１２２Ａは、表示装置３４に表示される地図等による位置や前回の測位位置（概略位置）を取得し、続いて、現在の測位によって取得した座標を受信するようになっている。後述のように、測位には一定の時間が必要であるから、携帯端末２１は、現在の測位によって測位位置を算出するまでの間において、現時点での測位を必要とすることなく取得することができる概略位置を利用するようになっている。言い換えれば、概略位置の取得と現在の測位位置の取得との間に時間のずれがあるが、即位位置の取得を待つことなく、処理を進行することができるようになっている。

［端末の主なソフトウェア構成］
図１８は、端末２１の主なソフトウェア構成を示す概略図である。端末２１は、端末２０Ａ（図４参照）とは異なり、測位部１２８を有する。測位部１２８は、ＧＰＳ装置３６に対応する構成である。ブックマークの表示の際に、指定位置受付部１２２Ａは、概略位置に続いて、測位によって取得した座標の入力を受けるようになっている。

図１９は、表示画面の一例を示す図である。図１９に示すように、表示画面には、地図が表示され、端末２１の概略位置の指定を受けることができるようになっている。なお、概略位置は、前回のＧＰＳ測位による測位位置でもよい。また、ＧＰＳ測位開始のアイコンが表示され、このアイコンがクリックされると、端末２１は測位を開始するようになっている。

［サーバ５０Ａの主なソフトウェア構成］
ブックマーク抽出部２１４Ａは端末２１から概略位置を受信し、その概略位置に基づいてブックマークＤＢ３０４からブックマークを抽出する。そして、ブックマーク送信部２１６Ａがそのブックマークを示す情報を端末２１に送信する。続いて、ブックマーク抽出部２１４Ａは端末２１から測位位置を受信し、その測位位置に基づいてブックマークＤＢ３０４からブックマークを抽出する。そして、ブックマーク送信部２１６Ａがそのブックマークを示す情報を端末２１に送信する。

図２０は、サーバ５０Ａの主なソフトウェア構成を示す概略図である。住所情報変換部２０４は、サーバ５０Ａがシステム内ウェブページではない場合に、そのウェブページ内のテキストデータからＨＴＭＬタグを除去し、文字列を抽出する。そして、その文字列について形態素解析を行い、住所の表示の特徴に基づいて、住所を特定する。住所の表示の特徴とは、地域名称が連続した後に、数値が連続する表示である。例えば、地域が連続している部分（例、「東京都」「中央区」「日本橋」）をキーとして抽出する。そして、その部分に続く数値部分（例「１−３−１」）を抽出する。これにより、住所を特定する。

また、サーバ５０Ａは、統計処理部２１８を有する。統計処理部２１８は、各ユーザごとに登録したブックマークについて、地域の偏りがないか否か、及び、カテゴリ（グルメ、クーポン、学校、病院、ショー等）の偏りがないか否かを判断するための構成である。地域の偏りがある状態とは、例えば、各ブックマークの座標が属する市町村内を特定し、各ユーザごとのすべてのブックマーク数に対して５０パーセント（％）以上を有する市町村が存在する場合に、その市町村に座標が偏っていると定義する。カテゴリの偏りがある状態とは、例えば、各ユーザごとのすべてのブックマークの数に対して、５０パーセント（％）以上の割合を占めるカテゴリが存在する場合に、そのカテゴリに偏っていると定義する。

また、サーバ５０Ａは、広告送信部２２０及び広告データベース（ＤＢ）３０８を有する。

図２１は、広告ＤＢ３０８の一例を示す図である。図２１に示すように、広告ＤＢ３０８には、広告の識別情報である広告ＩＤと、広告主の識別情報である広告主ＩＤと、指定
地域と、指定カテゴリと、広告本文と、画像と、ＵＲＬとが関連付けられて格納されている。広告主は、その広告が送信されるための、地域範囲を指定地域（送信指定範囲）として指定して、サーバ５０Ａに対して広告の登録を要求できるようになっている。また、広告ＤＢ３０８には、その広告が送信されるためのカテゴリを指定することもできる。

次に、システム１０Ａの動作例の要部を主に図２２及び図２３を使用して説明する。図２２及び図２３は、システム１０Ａの動作例の要部を示す概略フローチャートである。ステップＳ５１において、サーバ５０Ａ自身が管理するウェブページではないと判断すると、そのウェブページ内のテキストデータからＨＴＭＬタグを除去し、文字列を抽出する（図２２のステップＳ１０１）。続いて、サーバ５０Ａは、その文字列について、形態素解析を行う（ステップＳ１０２）。ここでは、地域が連続している部分をキーとし、さらにその部分に続く数値部分を抽出する。

続いて、郵便番号と電話番号を使用して、電話帳ＤＢ３００から住所情報を抽出する（ステップＳ１０３）。なお、本実施形態とは異なり、電話番号のみを使用してもよい。

［広告配信］
まず、サーバ５０Ａは、各ユーザごとのブックマーク登録に地域の偏りがあるか否かを判断する（図２３のステップＳ２０１）。各ユーザごとのブックマーク登録に地域の偏りがあると判断した場合には、各ユーザごとのブックマーク登録にカテゴリの偏りがあるか否かを判断する（ステップＳ２０２）。ステップＳ２０２において、各ユーザごとのブックマーク登録にカテゴリの偏りがあると判断した場合には、広告ＤＢ３０８から偏り地域を指定地域とし、かつ、偏りカテゴリを指定カテゴリとする広告を抽出する（ステップＳ２０３）。そして、端末２１に、偏り地域を送信指定範囲とし、かつ、偏りカテゴリを指定のカテゴリとする広告を送信する（ステップＳ２０４）。

これに対して、上述のステップＳ２０１において、ブックマーク登録に地域の偏りがないと判断した場合には、カテゴリの偏りがあるか否かを判断する（ステップＳ２０２Ａ）。このステップＳ２０２Ａでカテゴリの偏りがないと判断すると、広告を送信しない。これに対して、ステップＳ２０２Ａでカテゴリの偏りがあると判断すると、携帯端末２１に偏りカテゴリを指定カテゴリとする広告を送信する（ステップ２０４Ａ）。

これに対して、上述のステップＳ２０２において、カテゴリの偏りがないと判断した場合いは、広告ＤＢ３０８から偏り地域の広告を抽出し（ステップＳ２０３Ｂ）、携帯端末２１に偏り地域を指定地域とする広告を送信する（ステップＳ２０４Ｂ）。

サーバ５０Ａは、第１に端末２１の概略位置に基づいてブックマークを示す情報を送信するから、端末２１から測位位置を受信する前に、ブックマークを示す情報を送信することができる。そして、サーバ５０Ａは、測位位置を受信するとその測位位置に基づいてブックマークを示す情報を送信するから、端末２１に対して概略位置よりも精度が良い測位位置に基づいて、ブックマークを示す情報を送信することができる。

また、サーバ５０Ａは、偏り地域を指定地域とする広告を端末２１に送信するから、各ユーザが頻繁に利用する地域に対応する広告を送信することができる。そして、偏り地域は、各ユーザの住所地と一致するとは限らないから、住所地に基づいて送信するよりも有効に広告を送信することができる。

以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。

本発明の第１実施形態の一例に係るブックマーク登録システムを示す概略図である。端末の主なハードウェア構成を示す概略図である。サーバの主なハードウェア構成を示す概略図である。端末の主なソフトウェア構成を示す概略図である。サーバの主なソフトウェア構成を示す概略図である。電話帳ＤＢの一例を示す図である。座標ＤＢの一例を示す図である。端末の表示装置に表示される登録画面の一例を示す図である。ブックマークＤＢの一例を示す図である。住所入力用の表示画面の一例を示す図である。ブックマーク表示画面の一例を示す図である。システムの動作例を示す概略フローチャートである。システムの動作例を示す概略フローチャートである。システムの動作例を示す概略フローチャートである。システムの動作例を示す概略フローチャートである。ブックマーク登録システムを示す概略図である。携帯端末の主なハードウェア構成を示す概略図である。携帯端末の主なソフトウェア構成を示す概略図である。表示画面の一例を示す図である。サーバの主なソフトウェア構成を示す概略図である。広告ＤＢの一例を示す図である。システムの動作例の要部を示す概略フローチャートである。システムの動作例の要部を示す概略フローチャートである。

符号の説明

１０，１０Ａ・・・ブックマーク登録システム、２０Ａ，２０Ｂ，２０Ｃ・・・端末、２１・・・携帯端末、４０・・・インターネット網、５０・・・サーバ、１００・・・ウェブページ表示部、１１０・・・ブックマーク登録部、１１２・・・ＵＲＬ送信部、１１４・・・画面情報受信部、１１６・・・画面情報表示部、１１８・・・補正情報受付部、１２０・・・補正情報送信部、１２２・・・指定位置受付部、１２４・・・ブックマーク受信部、１２６・・・ブックマーク表示部、１２８・・・測位部、２００・・・ＵＲＬ受信部、２０２・・・地域属性情報抽出部、２０４・・・住所情報変換部、２０６・・・サムネイル生成部、２０８・・・登録画面情報送信部、２１０・・・補正情報受信部、２１２・・・ブックマーク登録部、２１４・・・ブックマーク抽出部、２１６・・・ブックマーク送信部、２１８・・・統計処理部、２２０・・・広告送信部、３００・・・電話帳ＤＢ、３０２・・・座標ＤＢ、３０４・・・ブックマークＤＢ、３０６・・・ＳＮＳ登録ＤＢ

Claims

ブックマークを管理するブックマーク管理装置であって、
前記ブックマーク管理装置と通信可能な端末装置から、ユーザを識別するための識別情報と、前記ユーザがブックマークの登録を希望するウェブページである対象ウェブページのＵＲＬである対象ＵＲＬを受信するＵＲＬ受信手段と、
前記ＵＲＬを使用して前記対象ウェブページにアクセスし、前記対象ウェブページ内から数字及び記号の組み合わせに基づいて住所情報となる電話番号を抽出する住所情報抽出手段と、
前記住所情報を緯度及び経度を含む登録座標情報に変換する位置変換手段と、
前記対象ＵＲＬと前記登録座標情報を関連付けてブックマークとして登録するブックマーク登録手段と、
前記端末装置による前記ブックマークの呼び出しの際に、前記端末装置から呼出座標情報を受信する座標情報受信手段と、
前記呼出座標情報に示される座標と前記登録座標情報に示される座標との距離の近さを優先条件として、前記ブックマークを示す情報を前記端末装置に送信するブックマーク送信手段と、
送信指定範囲と関連付けて広告情報を記録する広告情報記録手段と、
各ユーザごとに前記登録座標情報に示される座標の偏りを判断する偏り判断手段と、
前記偏り判断手段によって判断された座標を前記送信指定範囲に含む前記広告情報を前記各ユーザの前記端末装置に送信する広告情報送信手段と、
を有することを特徴とするブックマーク管理装置。
前記住所情報抽出手段は、電話帳データベースを参照することにより、前記電話番号に基づく住所情報を抽出することを特徴とする請求項１に記載のブックマーク管理装置。
前記座標情報受信手段は、前記端末装置から概略位置を取得し、続いて、前記端末装置からＧＰＳ（ＧｌｏｂａｌＰｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇＳｙｓｔｅｍ）を使用して測位した測位位置を受信するように構成されており、
前記ブックマーク送信手段は、前記概略位置に基づいて前記ブックマークを示す情報を送信し、続いて、前記測位位置に基づいて前記ブックマークを示す情報を送信するように構成されていることを特徴とする請求項１または請求項２のいずれかに記載のブックマーク管理装置。
前記ブックマーク登録手段は、複数のユーザについての前記ブックマークを登録する構成となっており、
前記ブックマーク送信手段は、複数人が登録した前記ブックマークの中から、前記呼出座標情報に示される座標と前記登録座標情報に示される座標との距離の近さを優先条件として前記ブックマークを抽出し、抽出した前記ブックマークを示す情報を前記端末装置に送信する構成となっていることを特徴とする請求項１〜請求項３のいずれかに記載のブックマーク管理装置。
ブックマークを管理するブックマーク管理装置が、前記ブックマーク管理装置と通信可能な端末装置から、ユーザを識別するための識別情報と、前記ユーザがブックマークの登録を希望するウェブページである対象ウェブページのＵＲＬである対象ＵＲＬを受信するＵＲＬ受信ステップと、
前記ブックマーク管理装置が、前記ＵＲＬを使用して前記対象ウェブページにアクセスし、前記対象ウェブページ内から数字及び記号の組み合わせに基づいて住所情報となる電話番号を抽出する住所情報抽出ステップと、
前記ブックマーク管理装置が、前記住所情報を緯度及び経度を含む登録座標情報に変換する位置変換ステップと、
前記ブックマーク管理装置が、前記対象ＵＲＬと前記登録座標情報を関連付けてブックマークとして登録するブックマーク登録ステップと、
前記ブックマーク管理装置が、前記端末装置による前記ブックマークの呼び出しの際に、前記端末装置から呼出座標情報を受信する座標情報受信ステップと、
前記ブックマーク管理装置が、前記呼出座標情報に示される座標と前記登録座標情報に示される座標との距離の近さを優先条件として、前記ブックマークを示す情報を前記端末装置に送信するブックマーク送信ステップと、
送信指定範囲と関連付けて広告情報を記録する広告情報記録ステップと、
各ユーザごとに前記登録座標情報に示される座標の偏りを判断する偏り判断ステップと、
前記偏り判断ステップによって判断された座標を前記送信指定範囲に含む前記広告情報を前記各ユーザの前記端末装置に送信する広告情報送信ステップと、
を有することを特徴とするブックマーク管理方法。
コンピュータに、
ブックマークを管理するブックマーク管理装置が、前記ブックマーク管理装置と通信可能な端末装置から、ユーザを識別するための識別情報と、前記ユーザがブックマークの登録を希望するウェブページである対象ウェブページのＵＲＬである対象ＵＲＬを受信するＵＲＬ受信ステップと、
前記ブックマーク管理装置が、前記ＵＲＬを使用して前記対象ウェブページにアクセスし、前記対象ウェブページ内から数字及び記号の組み合わせに基づいて住所情報となる電話番号を抽出する住所情報抽出ステップと、
前記ブックマーク管理装置が、前記住所情報を緯度及び経度を含む登録座標情報に変換する位置変換ステップと、
前記ブックマーク管理装置が、前記対象ＵＲＬと前記登録座標情報を関連付けてブックマークとして登録するブックマーク登録ステップと、
前記ブックマーク管理装置が、前記端末装置による前記ブックマークの呼び出しの際に、前記端末装置から呼出座標情報を受信する座標情報受信ステップと、
前記ブックマーク管理装置が、前記呼出座標情報に示される座標と前記登録座標情報に示される座標との距離の近さを優先条件として、前記ブックマークを示す情報を前記端末装置に送信するブックマーク送信ステップと、
送信指定範囲と関連付けて広告情報を記録する広告情報記録ステップと、
各ユーザごとに前記登録座標情報に示される座標の偏りを判断する偏り判断ステップと、
前記偏り判断ステップによって判断された座標を前記送信指定範囲に含む前記広告情報を前記各ユーザの前記端末装置に送信する広告情報送信ステップと、
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。