JP4807737B2 - ガス器具の表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テーブルコンロ等のガス器具において、そのON作動状態を表示するために設けられる表示装置に関する。
例えばテーブルコンロでは、器体の正面に操作部材としてバーナ点火用の操作ボタンが設けられる。この操作ボタンを押し込み操作することで、バーナへのガス供給路に設けられた弁が開き、コントローラがバーナの点火制御を行ってON作動状態となる。
このON作動状態をユーザーが容易に視認可能とするために、テーブルコンロには表示装置が設けられている。この表示装置としては、例えば特許文献1に示すように、操作ボタンの裏側に発光ユニットを設けて操作ボタンに設けた窓に近接させ、バーナの燃焼中は制御回路によって発光ユニットを発光させるようにしたものが知られている。
特開平9−178179号公報
この表示装置においては、操作ボタンに窓を形成する必要があるため、バリ取り等の余計な工程が増えることになる。また、構造によっては塵埃や噴きこぼれ等による異物の侵入防止のためにシール手段も必要となり、部品点数や組み付けの手間がさらに増加してコストアップにも繋がってしまう。
さらに、前後動する操作ボタンに発光ユニットが設けられるため、電気コードの引き回しに注意を要し、耐久性低下のおそれは解消できない。
そこで、本発明は、製造工程や構造を簡略化でき、耐久性も好適に維持できるガス器具の表示装置を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、操作部材を、第一の位置で前面がガス器具の器体の前面と面一となる平面部と、その平面部の下方にあって前方へ膨出する押圧部とからなる逆L字状で、第二の位置では器体の内部側に後退する押しボタンとして、器体内で押しボタンの上方に、ON作動状態で発光し、押しボタンの第二の位置で器体内から押しボタンの押圧部の上面に光を直接照射可能な発光体を、下向きに配置したことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、発光体の光を押しボタンの表面へ照射することで、押しボタンに窓等の加工やシールが不要となる。よって、余計な製造工程や部品が省略でき、製造コストの低減にも繋がる。また、器体のフラット感が高まって見栄えがよくなり、デザイン的にも優れたものとなる。
そして、発光体を押しボタン側に設けないため、押しボタンの動作に関係なく電気コードの引き回しが容易となる上、電気コードの耐久性も好適に維持可能となる。
加えて、第二の位置で押しボタンの前方へ自然に生じる空間を利用して発光体の光を押しボタンの表面へ簡単に照射することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、ガス器具としてのテーブルコンロにおける表示装置の一例を示す説明図で、1は、テーブルコンロの器体前面に設けられた正面パネル、2は正面パネル1の開口部3に設けられた操作部材としての押しボタンである。押しボタン2は、平面部4と、その平面部4の下方にあって前方へ膨出する押圧部5とからなる逆L字状に形成されて、正面パネル1の裏側上方で左右方向に支持された回転軸6の両端から垂下する左右のアーム7,7により、回転軸6を中心に、平面部4の前面が正面パネル1の前面と面一となる同図(A)の前方位置(第一の位置)と、押圧部5が正面パネル1の前面よりも後退する同図(B)の後方位置(第二の位置)との間で前後へ揺動可能に支持されている。
押しボタン2の奥側には、ガス管が接続されてコンロバーナへのガス供給路を有する周知の点滅器(図示せず)が設けられて、ガス供給路を開閉するメイン弁が設けられたスピンドルが、閉弁方向となる前方側に付勢されている。押しボタン2は、テーブルコンロ内で図示しない連結部材を介してスピンドル側と連結されており、常態では前方位置へ付勢されるようになっている。ここから押しボタン2を押し込み操作すると、スピンドルが後退してメイン弁が開き、コンロバーナへ燃料ガスが供給されると共に、押し込み操作をマイクロスイッチで検知したコントローラがコンロバーナの点火制御を行い、コンロバーナを燃焼させる。押しボタン2は、連結部材が点滅器との間に設けられた図示しないカム機構によってスピンドルの押し込み位置で保持されることから、同様に後方位置で保持される。
一方、正面パネル1の裏側で開口部3の上端際には、発光体となるLED8が下向きに設置されている。このLED8は、コントローラに接続されて、ON作動状態となるコンロバーナの燃焼中はコントローラによって通電が維持されて点灯するようになっている。よって、LED8からの光は下向きに照射されることになるが、コンロバーナの燃焼中は押しボタン2は後方位置にあって平面部4がLED8の下方から後方へ退避していることから、図1(B)に示すようにLED8からの光は、押しボタン2の前方空間を通って押圧部5の上面に照射されることになる。なお、9はLED8の下方で開口部3の上端縁へ水平に固着される案内板で、LED8の真下に当たる位置に形成された透孔10により、LED8の光を押圧部5の上面に案内している。
以上の如く構成された表示装置においては、押圧部5により押しボタン2を押し込んでコンロバーナを燃焼させると、図2に示すように正面パネル1裏側のLED8が点灯して、押しボタン2の押圧部5上に円形の発光部Lを形成する。よって、ユーザーは、発光部LによってテーブルコンロのON作動状態を容易に視認可能となる。
このように上記形態のテーブルコンロの表示装置によれば、テーブルコンロの器体内に、ON作動状態で発光し、押しボタン2の後退位置で器体内から押しボタン2の表面に光を照射可能なLED8を配置したことで、押しボタン2に窓等の加工やシールが不要となるため、余計な製造工程や部品が省略でき、製造コストの低減にも繋がる。また、正面パネル1全体のフラット感が高まって見栄えがよくなり、デザイン的にも優れたものとなる。
そして、LED8を押しボタン2側に設けないため、押しボタン2の揺動に関係なく電気コードの引き回しが容易となる上、電気コードの耐久性も好適に維持可能となる。
特に、操作部材を、器体の前面側に突出する第一の位置から、器体の内部側に後退する第二の位置へ移動操作される押しボタン2としたことで、後退位置で押しボタン2の前方へ自然に生じる空間を利用してLED8の光を押しボタン2の表面へ簡単に照射することができる。
以下、変更例について説明する。
まず、案内板9に代えて、図3に示すように、例えば魚の形状等の所定の形状の窓12を有する透過板11を用いることもできる。この場合、押しボタン2の表面に形成される発光部Lが魚形となり、グリルバーナの押しボタンに採用すればコンロ用のものと容易に区別できる。勿論魚形以外の他の形状でも差し支えない。
また、案内板や透過板を用いなくても、蛍光インクや燐光インク等の特殊インクを用いて操作部材の表面に円形や魚形等を印刷しておき、ブラックライトやUV光、赤外線光等の光を照射することにより印刷部分を発光させることも考えられる。この場合、より発光部が明確となって視認性が高まる。
そして、押しボタンも、上記形態では揺動によって前後する構造となっているが、回転軸を押しボタンに直接設ける等、揺動構造は上記形態に限定するものではない。
一方、発光体の発光も、押しボタンの操作時点からバーナの点火動作までの間と、バーナの燃焼中とで発光状態(明るさや点灯、点滅)を代えたり、発光体を複数設けて色や照射位置を代えたりしてON作動状態の段階に応じてパターンの変更を図ってもよい。
その他、ガス器具としてはテーブルコンロに限らず、グリルやオーブン等であっても本発明は採用可能である。
表示装置の一例を示す説明図で、(A)がOFF作動状態、(B)がON作動状態を夫々示す。 ON作動状態の表示装置の斜視図である。 表示装置の変更例を示す斜視図である。
符号の説明
1・・正面パネル、2・・押しボタン、3・・開口部、4・・平面部、5・・押圧部、8・・LED、11・・透過板。

Claims (1)

  1. 作動状態がOFFとなる第一の位置から、作動状態をONさせる第二の位置へ移動操作可能な操作部材を有するガス器具において、そのON作動状態を表示するための表示装置であって、
    前記操作部材を、前記第一の位置で前面が前記ガス器具の器体の前面と面一となる平面部と、その平面部の下方にあって前方へ膨出する押圧部とからなる逆L字状で、前記第二の位置では前記器体の内部側に後退する押しボタンとして、
    前記器体内で前記押しボタンの上方に、ON作動状態で発光し、前記押しボタンの第二の位置で前記器体内から前記押しボタンの押圧部の上面に光を直接照射可能な発光体を、下向きに配置したことを特徴とするガス器具の表示装置。
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