JP4803243B2 - 画像処理装置および画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置および画像処理プログラムに関する。
画像処理技術において、画像比較に必要なメモリを削減する技術が存在する。
特許文献1では、紙に出力した画像をスキャナで読み取り、読み取った画像と元画像とを比較して出力画像の適否を判断する際に、従来はページ単位で画像比較していたことを、ページをいくつかの領域に分けて比較することで、メモリの削減と処理速度の向上を実現する画像形成装置が提案されている。
特開2006−06076号公報
この発明は、パターンマッチングに必要なラインメモリをパターン検出に関係の低い個所は低い解像度で保存するようにしてラインメモリのメモリ容量を減らす画像処理装置および画像処理プログラムを提案することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1の画像処理装置は、判定対象画像の画像データを入力して該判定対象画像の画像データをライン単位で順次シフトして記憶する第1の複数のラインメモリを有し、前記判定対象画像の注目画素を含む第1の領域の画像データを第1の解像度で蓄積する第1のラインメモリと、前記第1の複数のラインメモリの最終複数ラインメモリに記憶された画像データの論理和を入力してライン単位で順次シフトして記憶する第2の複数のラインメモリを有し、前記判定画像の前記第1のラインメモリに蓄積された画像データに対応する画像を除く第2の領域の画像を前記第1の解像度より低い第2の解像度で蓄積する第2のラインメモリと、前記第1のラインメモリに蓄積された画像データから前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定するための第1の判定領域を生成する第1の判定領域生成手段と、前記第1のラインメモリに蓄積された画像データおよび前記第2のラインメモリに蓄積された画像データから前記注目画素の周辺画素に基づき該注目画素が地紋を構成するか否かを判定するための第2の判定領域を生成する第2の判定領域生成手段と、前記第1の判定領域生成手段により生成された前記第1の領域の画像データを予め記憶した参照画像データと照合して前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定する第1の判定手段と、前記第2の判定領域生成手段により生成された前記第2の領域の画像データのうちの前記注目画素から所定の距離にある画素の画像データを参照して前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段および前記第2の判定手段がどちらも前記注目画素が地紋を構成すると判定したか否かの判定結果によって前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定する判定手段とを具備するように構成される。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記第2の判定手段は、前記第2の判定領域生成手段により生成された前記第2の領域の画像データのうちの前記注目画素からの相対位置が所定の角度の配置にある画素の画像データを参照して前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定するように構成される。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記第1の判定領域生成手段は、前記第1の複数のラインメモリに蓄積された各画素の画像データから前記第1の判定領域を生成し、前記第2の判定領域生成手段は、前記第1の複数のラインメモリおよび前記第2の複数のラインメモリに蓄積された各画素の画像データから前記第2の判定領域を生成するように構成される。
また、請求項4の発明の画像処理プログラムは、コンピュータを、判定対象画像の画像データを入力して該判定対象画像の画像データをライン単位で順次シフトして記憶する第1の複数のラインメモリを有する第1のラインメモリに、前記判定対象画像の注目画素を含む第1の領域の画像データを第1の解像度で蓄積する手段、前記第1の複数のラインメモリの最終複数ラインメモリに記憶された画像データの論理和を入力してライン単位で順次シフトして記憶する第2の複数のラインメモリを有する第2のラインメモリに、前記判定画像の前記第1のラインメモリに蓄積された画像データに対応する画像を除く第2の領域の画像を前記第1の解像度より低い第2の解像度で蓄積する手段、前記第1のラインメモリに蓄積された画像データから前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定するための第1の判定領域を生成する第1の判定領域生成手段、前記第1のラインメモリに蓄積された画像データおよび前記第2のラインメモリに蓄積された画像データから前記注目画素の周辺画素に基づき該注目画素が地紋を構成するか否かを判定するための第2の判定領域を生成する第2の判定領域生成手段、前記第1の判定領域生成手段により生成された前記第1の領域の画像データを予め記憶した参照画像データと照合して前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定する第1の判定手段、前記第2の判定領域生成手段により生成された前記第2の領域の画像データのうちの前記注目画素から所定の距離にあり前記注目画素からの相対位置が所定の角度の配置にある画素の画像データを参照して前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定する第2の判定手段、前記第1の判定手段および前記第2の判定手段がどちらも前記注目画素が地紋を構成すると判定したか否かの判定結果によって前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定する判定手段として機能させる。
請求項1の発明によれば、本発明を構成しない場合と比較してより少ない記憶容量のラインメモリで、地紋を構成するか否かの判定を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項2の発明によれば、本発明を構成しない場合と比較してより少ない記憶容量のラインメモリで、地紋を構成するか否かの判定を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項3の発明によれば、本発明を構成しない場合と比較してより少ない記憶容量のラインメモリで、地紋を構成するか否かの判定を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項4の発明によれば、本発明を構成しない場合と比較してより少ない記憶容量のラインメモリで、地紋を構成するか否かの判定を行うことができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明に関わる画像処理装置1について図1を参照して説明する。
画像処理装置1は、原稿に印刷された地紋を読み取って各種処理を行う装置である。
図1に示すように、画像処理装置1は、スキャナ部2、表示/操作部3、ページメモリ4、ROM(Read Only Memory)5、RAM(Random Access Memory)6、制御部7、プリントエンジン8、画像処理ASIC(Application Specific Integrated Circuit)9を有する。
スキャナ部2は、紙である原稿を光学的に読み取り、原稿の画像データを取得する。
表示/操作部3は、液晶のタッチパネルで構成され、ユーザインタフェースの機能を司る。
ページメモリ4は、スキャナ部2で取得された原稿の画像データを一時記憶する。
ROM5は、書き換え不可能な不揮発性メモリであり、画像処理装置1を動作させるファームウェア等を記憶し、画像処理ASIC9を動作させる画像処理プログラムも記憶する。
制御部7は、中央演算処理装置で構成され、画像処理装置1を統括的に制御し、スキャナ部2にセットされる原稿に印刷されている地紋に埋め込まれた内容に応じた印刷制御を行う。
スキャナ部2にセットされる原稿には電子透かし技術として地紋が印刷されており、その地紋には原稿を印刷した印刷者のID、印刷日時といった原稿の属性情報が埋め込まれている。
制御部7は、地紋に埋め込まれた印刷者のID、印刷日時といった属性情報を読み取り、その地紋が印刷されている原稿の複写制御や情報源追跡などの処理を行う。
画像処理ASIC9は、原稿より地紋を検知するパターン検知モジュール10を備え、検知した地紋に基づき地紋画像の作成を行う。
また、画像データ中の地紋を検知するパターン検知モジュール10は、ラインメモリA11、ラインメモリB12、ウィンドウ生成部13、地紋検知部14を有する。
ラインメモリA11は、FIFO(First-In First-Out)メモリであり、16のラインを有するラインメモリである。
ラインメモリA11は、ラインメモリA11に入力される画像データを600dpiの解像度で表現できるように記憶するラインメモリである。
ラインメモリB12は、FIFOメモリであり、ラインメモリB12に入力される画像データを300dpiの解像度で表現できる記憶するラインメモリである。その為、ラインメモリB12はラインメモリA11より記憶容量が少なくて済む。
また、ラインメモリB12は、OR演算子15を備える。
OR演算子15は、600dpiの解像度で表現されるラインメモリA11から送られる画像データを300dpiの解像度で表現されるラインメモリB12で表現されるように、ラインメモリA11の2ラインの画像データを論理和により1ラインの画像データにする。
ウィンドウ生成部13は、複数のフリップフロップ回路で構成され、ラインメモリA11、ラインメモリB12に記憶される画像データを基に、原稿上の画像データの一部分を切り取った画像データをウィンドウとして生成する。
地紋検知部14は、ウィンドウ生成部13によって生成された画像データに基づき、そのウィンドウ内の所定の位置の画素の画像データが地紋で形成されているか否かの検知を行う。
このように構成される画像処理装置1では、地紋が原稿画像に重畳的に印刷された原稿がスキャナ部1にセットされて読み取られると、読み取られた原稿の画像データが画像処理ASIC9に送られ、ASIC9で地紋の検知が行われる。
原稿の画像データから地紋を検知する処理は、画像処理ASIC9に含まれるパターン検知モジュール10によって、パターンマッチングの処理により行われる。
原稿の画像データ上の検知される1つの画素の周囲に予め記憶される地紋特有の配置パターンがあるか否かなどの処理によって、その画素が地紋であるか否かが判断される。
次に、画像処理装置1において原稿がスキャンされて原稿上の地紋が読み取られる処理について図2を参照して説明を行う。
図2は、画像処理装置1で行われる処理を簡単に説明した模式図である。
まず、原稿がスキャナ部2に配置されて、スキャナ部2により原稿の画像データが読み取られる。
取得された原稿の画像データは画像処理ASIC9に送られて、パターン検知モジュール10により、原稿に重畳的に印刷された地紋が検知される。
パターン検知モジュール10に送られた画像データは、図3に示すように、ラインメモリA11の1ライン分の38画素毎、ラインメモリA11に次々と入力される。
FIFOメモリであるラインメモリA11から出力される画像データはFIFOメモリであるラインメモリB12に入力される。
そして、ラインメモリA11とラインメモリB12にそのつど記憶される画像データを基にウィンドウ生成部13で原稿の一部分が切り取られた画像データとしてのウィンドウが生成され、地紋検知部14によりウィンドウ内の所定の画素の地紋判断が行われる。
そして、スキャナ部2で取得された原稿の画像データの全ての画素について、地紋判断が行われた後、検知された全ての地紋が合成された地紋画像が画像処理ASIC9で生成されて制御部7に送られる。
制御部7では、画像処理ASIC9より送られた地紋画像より、その地紋画像に埋め込まれた印刷者ID、印刷日時といった情報を読み取り、読み取った情報に基づいてスキャナ部2にセットされた原稿についての複写制御等の処理を行う。例えば、原稿の地紋画像に埋め込まれた印刷者IDに基づいて、その印刷者の印刷物の複写は画像処理装置1では許可しない等の処理である。
次に、パターン検知モジュール10の構成について図4を参照して説明を行う。
図4は、パターン検知モジュール10の構成を示した模式図である。
図4に示すように、パターン検知モジュール10は、ラインメモリA11、ラインメモリB12、ウィンドウ生成部13、地紋検知部14を有する。
原稿38画素1ライン分の画像データがラインメモリA11の最も下のラインに新たに入力されると、それまで蓄えていた画像データを順次1つ上のライン(次のライン)へ送る処理がラインメモリA11内で行われる。
それとは別に、ラインメモリA11の最上部の2つのラインからは、記憶していた画像データがラインメモリB12に送られる処理が行われる。
ラインメモリB12では、ラインメモリA11の一番上のラインとその1つ下のラインから送られた画像データが、OR演算子15に通されて300dpi表現のラインメモリB12での1ラインの画像データに調整された後、ラインに記憶される。
ラインメモリB12でもラインに新しい画像データが記憶される毎に、ラインに記憶されていた画像データが順次上の(次の)ラインに移動されるFIFOメモリ特有の処理が行われる。
ラインメモリA11とラインメモリB12に記憶される画像データは、順次上のラインへ移動される前に、ウィンドウ生成の為にウィンドウ生成部13に送られる。
次に、ウィンドウ生成部13によって生成される地紋検知の為のウィンドウについて図5を参照して説明を行う。
図5は、ウィンドウ生成部13によって生成されるウィンドウを示す模式図である。
ウィンドウ生成部13によって生成されるウィンドウは、ラインメモリA11より送られた画像データ(参照番号502)とラインメモリB12より送られた画像データ(参照番号503)とによって構成される。
ラインメモリA11より送られる画像データによって生成されるウィンドウは600dpiの解像度によって表現されるが(参照番号502)、ラインメモリB12より送られる画像データによって生成されるウィンドウは300dpiの解像度によって表現される(参照番号503)。
そして、ウィンドウ生成部13によって生成されたウィンドウ中の所定の位置(所定の位置のフリップフロップ回路)に入力された画像データについて(図5に示す例では参照番号501)注目され、その所定の位置の画素について地紋か否かの判断が行われる(特許請求の範囲における注目画素の地紋判断)。
地紋か否かの判断はパターンマッチング等によって行われる。
まず、ラインメモリA11より送られた画像データからウィンドウ生成部13によって生成されたウィンドウ(参照番号502)で、予め記憶される地紋とのパターンマッチングが行われる。
ラインメモリA11より送られた画像データからウィンドウ生成部13によって生成されたウィンドウ(参照番号502)で行われる予め記憶される地紋とのパターンマッチングは、地紋か否かが判断される注目画素の周囲の画像データ(参照番号504)と予め記憶される地紋の画像データとの照合によるパターンマッチングである。
そして、ラインメモリA11とラインメモリB12とから送られた画像データからウィンドウ生成部13によって生成されたウィンドウ(参照番号505)で、注目画素から周囲12画素離れた距離(図6(a)参照)に90度の配置(図6(b)参照)で地紋とされる画像データが配置されているか否かが判断される。
注目画素(参照番号501)から12画素離れた距離に地紋とされる画像データが存在していた場合には、注目画素からの相対位置(相対角度)が90度の配置か否かが判断される。
ラインメモリA11より送られた画像データから生成されたウィンドウ(参照番号502)でのパターンマッチングの結果と、ラインメモリA11とラインメモリB12とから送られた画像データからウィンドウ生成部13によって生成されたウィンドウ(参照番号505)での判断結果を統合して、注目画素が地紋で構成されるか否かが判断される。
これら、ウィンドウ生成部13で生成された画像データより注目画素が地紋か否かの判断は、全て、地紋検知部14で行われる。
それで、ウィンドウ内の画像データは、パターン検出に関係の深い部分(参照番号502)が600dpiの解像度であれば、パターン検出に関係の低い他の部分(参照番号503)は300dpiの解像度で記憶されてもよい。
ウィンドウ生成部13が生成するウィンドウにラインメモリB12から送られる画像データが占める割合とその位置は、パターンマッチングされる地紋の形や配置に応じて任意に変更されてよい。要は、地紋のパターンマッチングに関係の薄い画像データをウィンドウ生成部13に送るラインメモリは他より低い解像度で画像データを記憶するメモリであってもよい。
次に、原稿の1ライン分の画像データが次々とラインメモリA11に入力されて、1ライン分の画像データが入力される毎にウィンドウ生成部13で生成されるウィンドウについて図7を参照して説明を行う。
図7は、ラインメモリA11に原稿の1ライン分の画像データが次々と入力されて、ウィンドウ生成部13でウィンドウが次々と生成される処理を示した模式図である。
図7(a)は、ラインメモリA11、ラインメモリB12に記憶される画像データによって地紋検知のためのウィンドウが生成される様子を示した模式図であり、図7(b)は図7(a)に示される状態からラインメモリA11に1ライン分の画像データが入力された後に作成されるウィンドウを示す模式図であり、図7(c)は図7(b)に示される状態からラインメモリA11に1ライン分の画像データが更に入力された後に作成されるウィンドウを示す模式図である。
図7(a)に示すように、ラインメモリA11に記憶される画像データからは600dpiの解像度による画像データがウィンドウ生成部13に送られてウィンドウが作成され、ラインメモリB12に記憶される画像データからは300dpiの解像度による画像データがウィンドウ生成部13に送られてウィンドウが生成される。
図7(a)に示すようなウィンドウが生成されると、ウィンドウの所定の位置に配置される画像データが地紋か否かが地紋検知部14によるパターンマッチングにより判断される。図7(a)に示す例では、地紋でないことが判断される。
その後原稿の1ライン分の画像データがラインメモリA11に入力されると、図7(b)に示すように、ラインメモリA11の内部で画像データがライン毎に1つ上の(次の)ラインへ順次移動される。
ラインメモリA11、ラインメモリB12に記憶される画像データの順次移動が終わると、移動後のラインメモリA11、ラインメモリB12に記憶される画像データがウィンドウ生成部13に送られて、図7(b)に示すように地紋検知の為のウィンドウが生成される。
そして、図7(b)に示すようにウィンドウ生成部13で新しく生成されたウィンドウの所定の位置に配置される画像データが地紋であるか否かの判断が地紋検知部14により行われる。図7(b)に示す例では、地紋であると判断される。
その後、原稿の1ライン分の画像データがラインメモリA11に入力され、図7(c)に示すように、ラインメモリA11の内部で画像データがライン毎に1つ上の(次の)ラインへ順次移動される。
ラインメモリA11、ラインメモリB12に記憶される画像データの順次移動が終わると、移動後のラインメモリA11、ラインメモリB12に記憶される画像データが再度ウィンドウ生成部13に送られて、図7(c)に示すように地面検知の為のウィンドウが生成される。
そして、図7(c)に示すように、ウィンドウ生成部13で新しく生成されたウィンドウの所定の位置に配置される画像データが地紋であるか否かの判断が地紋検知部14により行われる。図7(c)に示す例では、地紋であると判断される。
このように、ラインメモリA11、ラインメモリB12に記憶される画像データによって生成されるウィンドウによって、地紋検知が行われる。
尚、地紋検知部14で行われる地紋検知の処理は、上記説明した内容のパターンマッチングの処理に限定されず、他の処理によってウィンドウ内の所定の位置(参照番号501)の画像データが地紋であるか否かの判断が行われてもよい。
尚、画像処理装置1は、スキャナ部2で読み取った原稿の画像データを処理するだけでなく、通信回線を経由して受信した原稿の画像データを処理することもできる。その際には、図示しない通信IF部より受信した原稿の画像データが画像処理ASIC9に送られて処理される。
この発明は、画像処理装置および画像処理プログラムにおいて利用可能である。
本発明の画像処理プログラムを通信手段で提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に記録して提供することもできる。
画像処理装置1の構成図。 画像処理装置1で行われる処理を簡単に説明した模式図。 原稿の画像データがライン単位でラインメモリA11に入力される模式図。 パターン検知モジュール10に含まれる構成を示す模式図。 ウィンドウ生成部13が生成するウィンドウを示す模式図。 地紋配置の一例を示す模式図。 順次ウィンドウが生成される様子を示す模式図。
符号の説明
1 画像処理装置
7 制御部
9 画像処理ASIC
10 パターン検知モジュール
11 ラインメモリA
12 ラインメモリB
13 ウィンドウ生成部
14 地紋検知部
15 OR演算子

Claims (4)

  1. 判定対象画像の画像データを入力して該判定対象画像の画像データをライン単位で順次シフトして記憶する第1の複数のラインメモリを有し、前記判定対象画像の注目画素を含む第1の領域の画像データを第1の解像度で蓄積する第1のラインメモリと、
    前記第1の複数のラインメモリの最終複数ラインメモリに記憶された画像データの論理和を入力してライン単位で順次シフトして記憶する第2の複数のラインメモリを有し、前記判定画像の前記第1のラインメモリに蓄積された画像データに対応する画像を除く第2の領域の画像を前記第1の解像度より低い第2の解像度で蓄積する第2のラインメモリと、
    前記第1のラインメモリに蓄積された画像データから前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定するための第1の判定領域を生成する第1の判定領域生成手段と、
    前記第1のラインメモリに蓄積された画像データおよび前記第2のラインメモリに蓄積された画像データから前記注目画素の周辺画素に基づき該注目画素が地紋を構成するか否かを判定するための第2の判定領域を生成する第2の判定領域生成手段と、
    前記第1の判定領域生成手段により生成された前記第1の領域の画像データを予め記憶した参照画像データと照合して前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第2の判定領域生成手段により生成された前記第2の領域の画像データのうちの前記注目画素から所定の距離にある画素の画像データを参照して前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第1の判定手段および前記第2の判定手段がどちらも前記注目画素が地紋を構成すると判定したか否かの判定結果によって前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定する判定手段と
    を具備する画像処理装置。
  2. 前記第2の判定手段は、
    前記第2の判定領域生成手段により生成された前記第2の領域の画像データのうちの前記注目画素からの相対位置が所定の角度の配置にある画素の画像データを参照して前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1の判定領域生成手段は、
    前記第1の複数のラインメモリに蓄積された各画素の画像データから前記第1の判定領域を生成し、
    前記第2の判定領域生成手段は、
    前記第1の複数のラインメモリおよび前記第2の複数のラインメモリに蓄積された各画素の画像データから前記第2の判定領域を生成する
    請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. コンピュータを、
    判定対象画像の画像データを入力して該判定対象画像の画像データをライン単位で順次シフトして記憶する第1の複数のラインメモリを有する第1のラインメモリに、前記判定対象画像の注目画素を含む第1の領域の画像データを第1の解像度で蓄積する手段、
    前記第1の複数のラインメモリの最終複数ラインメモリに記憶された画像データの論理和を入力してライン単位で順次シフトして記憶する第2の複数のラインメモリを有する第2のラインメモリに、前記判定画像の前記第1のラインメモリに蓄積された画像データに対応する画像を除く第2の領域の画像を前記第1の解像度より低い第2の解像度で蓄積する手段、
    前記第1のラインメモリに蓄積された画像データから前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定するための第1の判定領域を生成する第1の判定領域生成手段、
    前記第1のラインメモリに蓄積された画像データおよび前記第2のラインメモリに蓄積された画像データから前記注目画素の周辺画素に基づき該注目画素が地紋を構成するか否かを判定するための第2の判定領域を生成する第2の判定領域生成手段、
    前記第1の判定領域生成手段により生成された前記第1の領域の画像データを予め記憶した参照画像データと照合して前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定する第1の判定手段、
    前記第2の判定領域生成手段により生成された前記第2の領域の画像データのうちの前記注目画素から所定の距離にあり前記注目画素からの相対位置が所定の角度の配置にある画素の画像データを参照して前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定する第2の判定手段、
    前記第1の判定手段および前記第2の判定手段がどちらも前記注目画素が地紋を構成すると判定したか否かの判定結果によって前記注目画素が地紋を構成するか否かを判定する判定手段
    として機能させるための画像処理プログラム
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