JP4801977B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、温度検知回路、電圧発生回路及び半導体記憶装置に関し、例えば誘電体キャパシタを用いたメモリセルを備えた強誘電体メモリに使用されるものである。
従来、半導体記憶装置においては、センスアンプに供給され、センスアンプによりビット線電位を比較増幅するために用いられるセンスアンプ供給電圧と、ダミーキャパシタに供給され、ビット線電位を比較増幅する際に一方のビット線側に供給する参照電位を発生させるために用いられるダミーキャパシタ駆動電圧は全く独立に作られてきた。従って、センスアンプによりビット線電位を比較増幅するためのセンスアンプ供給電圧がリーク電流等により変動しても、参照電位発生のためのダミーキャパシタ駆動電圧はこれに追随して変動することはなかった。
しかしながら、センスアンプによりビット線電位を比較増幅するためのセンスアンプ供給電圧VSAの変動をΔVSAとし、ダミーキャパシタ駆動電圧VDCの変動をΔVDCとすると、
ΔVDC≒α×ΔVSA・・・(1)
という関係があり、ダミーキャパシタ駆動電圧をセンスアンプ供給電圧の変動に対して一定の比率の基に追随させる必要があったが、従来考慮されてこなかった。
ダミーキャパシタ駆動電圧VDCがセンスアンプ供給電圧VSA依存性を有することを、図36(a)及び図36(b)を用いて定性的に説明する。まず、図36(a)において“1”データである残留分極量PrSALを読み出す場合を考える。プレート線を駆動する電位をVPL、ビット線電位をVBL、センスアンプに供給する電圧をVSALとすると、プレートを駆動し、センスアンプを起動し、その後プレート線電位を戻した状態では、分極はA点にいることとなる。
また、図36(b)に示すように、センスアンプに供給する電圧をVSAS(VSAL>VSAS)とすると、プレート線を駆動し、センスアンプを起動し、その後プレート線電位を戻した状態では、分極はB点にいることとなる。即ち、センスアンプに供給する電圧が小さいと、分極は小さなヒステリシス上を動き、残留分極量PrSASも小さくなるため、読み出しの際の“1”信号電位も小さくなり、“0”信号電位の分布と“1”信号電位の分布との中点も小さくなり、ダミーキャパシタ駆動電圧VDCの電位も小さくなる。
また、従来技術としての温度検知回路は、ダイオードと抵抗Raと抵抗Rbを直列に接続した回路と、温度に依存しない基準電位VREFとオペアンプからなり、オペアンプの一方の入力端に基準電位VREFを入力し、他方の入力端に抵抗Raと抵抗Rbの接続点の電圧VTMPを入力する構成をとっていた。電圧VTMPは温度に依存する電位であるため、基準電位VREFを変化させれば温度に応じてオペアンプの出力が反転する基準電位VREFが変わる。このオペアンプの出力が変わる基準電位VREFをモニターしておけば、温度検知をすることができた。しかし、この方法ではオペアンプの動作点が変わるという問題があった。
また、前記ダイオードと抵抗Raと抵抗Rbを直列に接続した回路に供給する電圧を変え、この回路の出力電圧VTMPと基準電位VREFとをオペアンプで比較する回路においては、2種類の電位を供給しなければならず、オペアンプもこれら電位供給のために2系統必要になり、しきい値のばらつきの要因が増えることとなる。
なお、前記温度検知回路に関する従来技術として、電気特性が温度によって変化する少なくとも1つ以上の素子を備えその出力電圧が温度依存性を示すように構成された第1の回路と、電気特性が温度によって変化する少なくとも1つ以上の素子を備えその出力電圧が第1の回路の出力電圧の温度依存性とは反対の温度依存性を示すように構成された第2の回路と、第1の回路の出力電圧と第2の回路の出力電圧とを入力とする比較器とを備えた温度検出回路が提案されている(特許文献1参照)。
特開平6−347337号公報
この発明は、センスアンプに供給され、センスアンプによりビット線電位を比較増幅するために用いられるセンスアンプ供給電圧の電圧変動に追随して、センスアンプにて使用する参照電位を発生させるために用いられるダミーキャパシタ駆動電圧を変動可能な電圧発生回路を提供する。
また、この発明は、温度に依存する新たなバンドギャップリファレンス回路を付加せず、またオペアンプの動作点を変えず、かつ面積が小さく簡易に温度を検知することができる温度検知回路を提供する。
この発明の第1の態様によれば、情報を記憶するメモリセルと、前記メモリセルに接続された第1のビット線と、ダミーキャパシタを有するダミーセルと、前記ダミーセルに接続され、第1のビット線の電位と相補なる電位が供給される第2のビット線と、前記第1のビット線と前記第2のビット線とを比較増幅するセンスアンプと、前記センスアンプにて前記比較増幅に使用されるセンスアンプ供給電圧をセンスアンプに供給するセンスアンプ供給電圧発生回路と、前記センスアンプ供給電圧が供給され、前記第1のビット線にメモリセルからのデータが読み出された際に、前記センスアンプ供給電圧の変動と正の相関を持って変動する参照電位を、前記ダミーセルを介して前記第2のビット線に供給する参照電位発生回路とを具備する半導体記憶装置が提供される。
この発明によれば、センスアンプに供給され、センスアンプによりビット線電位を比較増幅するために用いられるセンスアンプ供給電圧の電圧変動に追随して、センスアンプにて使用する参照電位を発生させるために用いられるダミーキャパシタ駆動電圧を変動可能な電圧発生回路を提供できる。また、この発明は、温度に依存する新たなバンドギャップリファレンス回路を付加せず、またオペアンプの動作点を変えず、かつ面積が小さく簡易に温度を検知することができる温度検知回路を提供できる。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態について説明する。説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[第1の実施形態]
まず、この発明の第1の実施形態の電圧発生回路を含む半導体記憶装置について説明する。ここでは、半導体記憶装置として、メモリセルに強誘電体キャパシタを含む強誘電体メモリを例に取る。
図1は、第1の実施形態の半導体記憶装置の構成を示すブロック図であり、強誘電体メモリの主要部を示している。
図1に示すように、強誘電体メモリは、メモリセルアレイ11、ダミーセルアレイ12、センスアンプ(S/A)13、センスアンプ供給電圧発生回路14、プレート線駆動回路15、ダミーキャパシタ駆動電圧発生回路16、ダミーキャパシタ駆動回路17、DQ線センスアンプ(DQ S/A)18、及びDQ線センスアンプ用の参照電位供給回路19を含む。
メモリセルアレイ11は、行列状に複数配列されたメモリセルを有する。メモリセルは、強誘電体キャパシタC0の一方の電極がスイッチングトランジスタTR0のソースに接続され、強誘電体キャパシタC0の他方の電極がプレート線PL0に接続され、スイッチングトランジスタTR0のゲートがワード線WL0に接続され、さらにスイッチングトランジスタTR0のドレインがビット線に接続された構成を持つ。
前記ダミーセルアレイ12は、ダミーキャパシタCAの両電極をそれぞれMOSトランジスタTRAのソースとプレート線PLAに接続し、MOSトランジスタTRAのゲートをワード線WLAに接続し、さらにMOSトランジスタTRAのドレインをビット線に接続したダミーセルを複数有する。
前記センスアンプ13は、ビット線対(ビット線とこれと相補なる/ビット線)の電位を比較増幅する。センスアンプ供給電圧発生回路14は、センスアンプにおいてビット線対の電位を比較増幅するために用いられるセンスアンプ供給電圧VSAをセンスアンプに供給する。センスアンプ供給電圧発生回路14は、またセンスアンプ供給電圧VSAをダミーキャパシタ駆動電圧発生回路16に供給する。
前記ダミーキャパシタ駆動電圧発生回路16は、ビット線と/ビット線とを比較増幅する際に、/ビット線側に供給する参照電位を発生させるために用いられるダミーキャパシタ駆動電圧VDCをダミーキャパシタ駆動回路17に供給する。ダミーキャパシタ駆動回路17は、プレート線PLAを介してダミーキャパシタ駆動電圧VDCをダミーキャパシタCAに供給する。ダミーキャパシタ駆動電圧発生回路16及びダミーキャパシタ駆動回路17は、ダミーキャパシタを持つダミーセルを介して/ビット線に参照電位を供給する参照電位発生回路として働く。
さらに、プレート線駆動回路15は、プレート線PL0を介して強誘電体キャパシタC0に電圧を供給する。また、DQ線センスアンプ(DQ S/A)18は、ビット線から転送されたDQ線対(DQ線とこれと相補なる/DQ線)の電位を比較増幅し、DQ線センスアンプ用の参照電位供給回路19は、/DQ線に参照電位を供給する。
また、図2は第1の実施形態の半導体記憶装置の他の構成例を示すブロック図であり、メモリセルに強誘電体キャパシタを含む強誘電体メモリの主要部を示している。この強誘電体メモリは、メモリセルアレイ20、及びブロックセレクタ21を除いて、図1に示した強誘電体メモリの構成と同様の構成を有する。ブロックセレクタ21は、メモリセルアレイ20に含まれる、直列接続された複数のメモリセルからなるメモリセルブロックの選択を行う。
前記メモリセルアレイ20は複数配列されたメモリセルブロックを有し、メモリセルブロックは直列接続された複数のメモリセルを含む。メモリセルは、強誘電体キャパシタC0及びスイッチングトランジスタTR0を有し、強誘電体キャパシタC0の一方の電極がスイッチングトランジスタTR0のソースに接続され、強誘電体キャパシタC0の他方の電極がスイッチングトランジスタTR0のドレインに接続され、このスイッチングトランジスタTR0のゲートがワード線WL0に接続された構成を持つ。メモリセルブロックは、直列接続された複数のメモリセル、ブロック選択用のMOSトランジスタBS0、及びプレート線PL0を有し、直列接続された複数のメモリセルの一方の端にはプレート線PL0が接続され、他方の端にはブロック選択用のMOSトランジスタBS0を介してビット線が接続された構成を持つ。
次に、図1、図2に示した第1の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路について説明する。
図3は、前記半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の構成を示す回路図である。この電圧発生回路では、センスアンプに供給するセンスアンプ供給電圧VSAと接地電位VSS間を結んだ抵抗列の途中から基準電圧VREFDCを取り出すことにより、センスアンプ供給電圧VSAの変動に、基準電圧VREFDCを追随させ、さらにダミーキャパシタ駆動電圧VDCを追随させようとするものである。
図3に示すように、演算増幅回路(以下、オペアンプと記す)OP1の負(−)入力端には、抵抗Rと抵抗Rとの間のノードが接続され、基準電圧VREFDCが供給されている。オペアンプOP1の正(+)入力端には、抵抗Raと抵抗Rbとの間のノードが接続されている。オペアンプOP1の出力端には、pチャネルMOSトランジスタPT1のゲートが接続され、pチャネルMOSトランジスタPT1のドレインには、nチャネルMOSトランジスタNT1のドレイン及びゲート、nチャネルMOSトランジスタNT2のゲートが接続されている。
抵抗Rの一端と抵抗Rの一端とが接続されており、抵抗Rの他端にはセンスアンプ供給電圧VSAが供給され、抵抗Rの他端には、例えば接地電位VSSが供給されている。また、pチャネルMOSトランジスタPT1のソースには電源電圧VDDが供給されている。抵抗Raの一端と抵抗Rbの一端とが接続されており、抵抗Raの他端にはnチャネルMOSトランジスタNT1のソースが接続され、また抵抗Rbの他端には接地電位VSSが供給されている。さらに、nチャネルMOSトランジスタNT2のドレインには電源電圧VDDが供給され、このトランジスタNT2のソースからはダミーキャパシタ駆動電圧VDCが出力されている。
センスアンプ供給電圧VSAは、センスアンプに供給される電源電圧であり、センスアンプにてビット線対(ビット線とこれと相補なる/ビット線)の電位を比較増幅するために用いられる。ダミーキャパシタ駆動電圧VDCは、プレート線を介してダミーキャパシタに供給される電圧であり、ビット線と/ビット線とを比較増幅する際に、/ビット線側に供給する参照電位を発生させるために用いられる。
このような構成を有する電圧発生回路には、
REFDC=VSA×R/(R+R)・・・(2)
ΔVREFDC=ΔVSA×R/(R+R)・・・(3)
ΔVDC=ΔVSA×R/(R+R)×VDC/VREFDC・・・(4)
ΔVDC=ΔVSA×VDC/VSA・・・(5)
の関係がある。ここで式(1)におけるαは、
α=VDC/VSA・・・(6)
となり、この割合αでダミーキャパシタ駆動電圧VDCをセンスアンプ供給電圧VSAの変動に追随させることができる。これにより、センスアンプにて使用する参照電位をセンスアンプ供給電圧VSAの変動に追随させることができるため、センスアンプおいて十分なセンスマージンを確保することができる。また、センスアンプ供給電圧VSAを、降圧トランジスタを用いて生成する場合には、抵抗Rと抵抗Rの絶対値を適当に選ぶことにより、抵抗R及び抵抗Rに一定電流を流し続けるブリーダー回路としても兼用させることができるため、低消費電力化が図れる。
[第2の実施形態]
次に、この発明の第2の実施形態の電圧発生回路を含む半導体記憶装置について説明する。半導体記憶装置の構成は、図1、図2に示した第1の実施形態と同様であり、その説明は省略する。
図4は、第2の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の構成を示す回路図である。この電圧発生回路では、図3に示した電圧発生回路において、直列接続された抵抗R、Rの両端にダイオードD1を並列に接続し、その両端にさらに抵抗Rまたは抵抗Rをそれぞれ接続している。詳述すると、ダイオードD1のアノード(p型半導体領域)に抵抗Rが接続され、ダイオードD1のカソード(n型半導体領域)に抵抗Rが接続されている。さらに、抵抗Rにはセンスアンプ供給電圧VSAが供給され、抵抗Rには接地電位VSSが供給されている。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
ここで、抵抗Rと抵抗Rの間のノードからオペアンプOP1の負入力端に出力される電圧を、基準電圧VREFDCとする。また、ダイオードD1に流れる電流をIdio、これと並列接続された抵抗R、Rに流れる電流をIR12とし、この時のダイオードD1の両端の電圧をVdioとする。すると、基準電圧VREFDCは、
REFDC={VSA-(Idio+IR12)×(R3+R4)}×R2/(R1+R2)+(Idio+IR12)×R4・・・(7)
となる。また、センスアンプ供給電圧VSAがリーク電流等でΔVSAだけ変動したとすると、基準電圧VREFDCの変動は、
ΔVREFDC=ΔVSA×R/(R+R)・・・(8)
となる。よって、ダミーキャパシタ駆動電圧VDCの変動は、
ΔVDC=ΔVSA×R/(R+R)×VDC/VREFDC・・・(9)
となる。よって、式(1)に規定するセンスアンプ供給電圧VSAの変動幅とダミーキャパシタ駆動電圧VDCの変動幅の比αは、
α=R/(R+R)×VDC/VREFDC・・・(10)
となる。抵抗Rと抵抗Rの抵抗値を調節することにより、ダミーキャパシタ駆動電圧VDCをセンスアンプ供給電圧VSAの実際の変動幅に追随させることができる。これにより、センスアンプにて使用する参照電位をセンスアンプ供給電圧VSAの変動に追随させることができるため、センスアンプおいて十分なセンスマージンを確保することができる。また、センスアンプ供給電圧VSAを、降圧トランジスタを用いて生成する場合には、抵抗Rと抵抗Rの絶対値を適当に選ぶことにより、抵抗R及び抵抗Rに一定電流を流し続けるブリーダー回路としても兼用させることができるため、低消費電力化が図れる。
[第3の実施形態]
次に、この発明の第3の実施形態の電圧発生回路を含む半導体記憶装置について説明する。半導体記憶装置の構成は、図1、図2に示した第1の実施形態と同様であり、その説明は省略する。
図5は、第3の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の構成を示す回路図である。前述した第2の実施形態においては温度依存性を考慮しなかったが、以下に示す第3の実施形態においては、基準電圧VREFDCが温度依存性を有しないようにする場合をまず考える。基準電圧VREFDCが温度依存性を有しないようにするためには、以下の条件が加わる。
/R=R/R・・・(11)
また、図5において示すように、特に、
=R・・・(12)
=R・・・(13)
であれば、
REFDC=1/2*VSA・・・(14)
となる。
また、式(10)に式(12)、(13)を代入することにより、
α=VDC/VSA・・・(15)
となり、この割合αでダミーキャパシタ駆動電圧VDCをセンスアンプ供給電圧VSAの変動に追随させることができる。これにより、センスアンプにて使用する参照電位をセンスアンプ供給電圧VSAの変動に追随させることができるため、センスアンプおいて十分なセンスマージンを確保することができる。また、センスアンプ供給電圧VSAを、降圧トランジスタを用いて生成する場合には、抵抗Rから抵抗Rの絶対値を適当に選ぶことにより、抵抗R及び抵抗Rに一定電流を流し続けるブリーダー回路としても兼用させることができるため、低消費電力化が図れる。
[第4の実施形態]
次に、この発明の第4の実施形態の電圧発生回路を含む半導体記憶装置について説明する。半導体記憶装置の構成は、図1、図2に示した第1の実施形態と同様であり、その説明は省略する。
図6は、第4の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の構成を示す回路図である。前述した第3の実施形態は、温度依存性を有しない場合であり、抵抗R〜Rの抵抗値を式(12)、(13)に示すように、抵抗Rと抵抗R、及び抵抗Rと抵抗Rを同一に設定することで、基準電圧VREFDCの値を式(14)に示すようにセンスアンプ供給電圧VSAの半分にする場合を示した。この第4の実施形態では、図6において示すように、特に、
=1/2×R・・・(16)
=1/2×R・・・(17)
であれば、
REFDC=2/3×VSA・・・(18)
となる。
また、式(10)に式(17)、(18)を代入することにより、
α=VDC/VSA・・・(19)
となり、この割合αでダミーキャパシタ駆動電圧VDCをセンスアンプ供給電圧VSAの変動に追随させることができる。これにより、センスアンプにて使用する参照電位をセンスアンプ供給電圧VSAの変動に追随させることができるため、センスアンプおいて十分なセンスマージンを確保することができる。また、センスアンプ供給電圧VSAを、降圧トランジスタを用いて生成する場合には、抵抗Rから抵抗Rの絶対値を適当に選ぶことにより、抵抗R及び抵抗Rに一定電流を流し続けるブリーダー回路としても兼用させることができるため、低消費電力化が図れる。
[第5の実施形態]
次に、この発明の第5の実施形態の電圧発生回路を含む半導体記憶装置について説明する。半導体記憶装置の構成は、図1、図2に示した第1の実施形態と同様であり、その説明は省略する。
図7は、第5の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の構成を示す回路図である。前述した第4の実施形態は、温度依存性を有しない場合であり、抵抗R〜Rの抵抗値を式(16)、(17)に示すように、R:R及びR:Rを1:2の比に設定することで、基準電圧VREFDCの値を式(18)に示すように、センスアンプ供給電圧VSAの2/3にする場合を示した。
この第5の実施形態では、図7において示すように、特に、
=2×R・・・(20)
=2×R・・・(21)
であれば、
REFDC=1/3×VSA・・・(22)
となる。また、式(10)に式(21)、(22)を代入することにより、
α=VDC/VSA・・・(23)
となり、この割合αでダミーキャパシタ駆動電圧VDCをセンスアンプ供給電圧VSAの変動に追随させることができる。これにより、センスアンプにて使用する参照電位をセンスアンプ供給電圧VSAの変動に追随させることができるため、センスアンプおいて十分なセンスマージンを確保することができる。また、センスアンプ供給電圧VSAを、降圧トランジスタを用いて生成する場合には、抵抗Rから抵抗Rの絶対値を適当に選ぶことにより、抵抗R及び抵抗Rに一定電流を流し続けるブリーダー回路としても兼用させることができるため、低消費電力化が図れる。
[第6の実施形態]
次に、この発明の第6の実施形態の電圧発生回路を含む半導体記憶装置について説明する。半導体記憶装置の構成は、図1、図2に示した第1の実施形態と同様であり、その説明は省略する。
前述した第3、4、5の実施形態では、基準電圧VREFDCに温度依存性を持たせない場合、すなわちダミーキャパシタ駆動電圧VDCに温度依存性を持たせない場合を説明したが、この第6の実施形態では、ダミーキャパシタ駆動電圧VDCに温度依存性をも持たせる場合を説明する。
図8は、実験により得られたダミーキャパシタ駆動電圧VDCの温度依存性を示す図であり、横軸に温度、縦軸にダミーキャパシタ駆動電圧VDCの値をプロットしたものである。この図8によれば、温度が上昇するにつれてダミーキャパシタ駆動電圧VDCの値も上昇していることがわかる。
図9〜図12は、第6の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の構成を示す回路図であり、ダミーキャパシタ駆動電圧VDCに温度依存性を持たせた場合を示す。
ここで、図5に示した第3の実施形態における電流値は27℃での値とする。図5の回路において温度依存性を有さない場合の各抵抗に比して、図9の回路における各抵抗値は、
’=R−ΔR
’=R+ΔR
’=R+ΔR×(Idio+IR12)/IR12
’=R−ΔR×(Idio+IR12)/IR12
ΔR=1/4×R
である。同様に図10、図11、図12に示した各場合においては、それぞれ
ΔR=2/4×R
ΔR=3/4×R
ΔR=4/4×R
である。図5→図9→図10→図11→図12と推移して行った場合のダミーキャパシタ駆動電圧VDCの温度依存性を図13に示す。これより、ΔRを調節することで、ダミーキャパシタ駆動電圧VDCの温度依存性を変更できることがわかる。
したがって、図9〜図12に示したダミーキャパシタ駆動電圧発生回路を用いることにより、ダミーキャパシタ駆動電圧VDCをセンスアンプ供給電圧VSAの変動に追随させることができると共に、ダミーキャパシタ駆動電圧VDCに最適な温度依存性を持たせることができる。これにより、センスアンプにて使用する参照電位をセンスアンプ供給電圧VSAの変動に追随させることができると共に、参照電位に最適な温度依存性を持たせることができるため、温度が変動しても、センスアンプおいて十分なセンスマージンを確保することができる。
また、センスアンプ供給電圧VSAを、降圧トランジスタを用いて生成する場合には、抵抗Rから抵抗Rの絶対値を適当に選ぶことにより、図9〜図12に示した電圧発生回路をブリーダー回路としても兼用させることができるため、低消費電力化が図れる。
[第7の実施形態]
次に、この発明の第7の実施形態の温度検知回路について説明する。この第7の実施形態の温度検知回路は、前述した電圧発生回路の一部を温度検知に用いたものである。
図14は、第7の実施形態の温度検知回路の基本構成を示す回路図である。
この温度検知回路は、第1の回路21、第2の回路22、及びオペアンプOP1を含む。第1の回路21は、ダイオードD1’、抵抗R’、R’、R’を有し、以下のように接続されている。ダイオードD1’と抵抗R’とを並列に接続し、その両端にさらに抵抗R’、R’をそれぞれ直列に接続する。詳述すると、ダイオードD1’のアノード(p型半導体領域)に抵抗R’が接続され、ダイオードD1’のカソード(n型半導体領域)に抵抗R’が接続されている。また、抵抗R’に電圧VINTが供給され、抵抗R’に、例えば接地電位VSSが供給される。そして、抵抗R’と抵抗R’との間のノードから出力される電圧VがオペアンプOP1の負入力端に入力される。電圧VINTは、例えば、半導体記憶装置中のセンスアンプに供給される電源電圧であり、温度によらず一定電位となる。
また、第2の回路22は、ダイオードD1”、抵抗R”、R”、R”を有し、以下のように接続されている。ダイオードD1”と抵抗R”とを並列に接続し、その両端にさらに抵抗R”、R”をそれぞれ直列に接続する。詳述すると、ダイオードD1”のアノード(p型半導体領域)に抵抗R”が接続され、ダイオードD1”のカソード(n型半導体領域)に抵抗R”が接続されている。また、抵抗R”に電圧VINTが供給され、抵抗R”に、例えば接地電位VSSが供給される。さらに、抵抗R”と抵抗R”との間のノードから出力される電圧VがオペアンプOP1の負入力端に入力される。そして、オペアンプOP1は、入力された電圧V、と電圧Vの電圧差に応じた出力電圧VOUTを出力する。
以下に、図14に示した温度検知回路内の第1、第2の回路21、22について説明する。第1、第2の回路21、22は、出力電圧V、Vが温度によって変化する温度依存性を持つ回路である。
図15は、第7の実施形態の温度検知回路内の第1、第2の回路の基本構成を示す回路図である。直列接続された抵抗R、RとダイオードD1とを並列に接続し、その両端にさらに抵抗R、Rをそれぞれ直列に接続する。詳述すると、ダイオードD1のアノード(p型半導体領域)に抵抗Rが接続され、ダイオードD1のカソード(n型半導体領域)に抵抗Rが接続されている。また、抵抗Rに電圧VINTが供給され、抵抗Rに、例えば接地電位VSSが供給される。そして、抵抗Rと抵抗Rとの間のノードから出力される電圧をVTMPとする。電圧VINTは、例えば、半導体記憶装置中のセンスアンプに供給される電源電圧であり、温度によらず一定電位となる。また、抵抗R〜Rの抵抗値はスイッチングにより調整可能であり、抵抗値を変更した抵抗を前述及び後述にてR’〜R’及びR”〜R”にて示している。
ここで、ダイオードD1に流れる電流をIdio、これと並列接続された抵抗R、Rに流れる電流をIR12、このときのダイオードD1の両端の電圧をVdioとすると、電圧VTMPは、
TMP={VINT-(Idio+IR12)×(R+R)}×R/(R+R)+(Idio+IR12)×R…(24)
と表せる。ここで、電圧VTMPが温度依存性を有しないようにする場合をまず考える。電圧VTMPが温度依存性を有しないようにするためには以下の条件が加わる。
/R=R/R・・・(25)
また、図15において示すように、特に、
=R・・・(26)
=R・・・(27)
であれば、
TMP=1/2×VINT・・・(28)
となる。
以上では電圧VTMPに温度依存性を持たせない場合を説明したが、次に電圧VTMPに温度依存性を持たせる場合を説明する。図16から図19に、電圧VTMPに正の温度依存性を持たせた場合を示す。
ここで、図15の回路において示した電流値は27℃での値とする。図15の回路における温度依存性を有さない場合の各抵抗に比して、図16の回路における各抵抗値は、
’=R−ΔR・・・(29)
’=R+ΔR・・・(30)
’=R+ΔR×(Idio+IR12)/IR12・・・(31)
’=R−ΔR×(Idio+IR12)/IR12・・・(32)
ΔR=1/4×R・・・(33)
である。同様に、図17、図18、図19に示す回路の各場合においては、それぞれ、
ΔR=2/4×R・・・(34)
ΔR=3/4×R・・・(35)
ΔR=4/4×R・・・(36)
である。図15→図16→図17→図18→図19と推移していった場合の電圧VTMPの温度依存性を図20に示す。これより、ΔRを調節することで温度依存性を変更できることがわかる。
上記には電圧VTMPに正の温度依存性を持たせる場合を示したが、負の温度依存性を持たせる場合を以下に示す。図15の回路における温度依存性を有さない場合の各抵抗に比して、
”=R−ΔR・・・(37)
”=R+ΔR・・・(38)
”=R+ΔR×(Idio+IR12)/IR12・・・(39)
”=R−ΔR×(Idio+IR12)/IR12・・・(40)
ΔR=−1/4×R・・・(41)
ΔR=−2/4×R・・・(42)
ΔR=−3/4×R・・・(43)
ΔR=−4/4×R・・・(44)
とすれば良い。前記式(41)から式(44)に対応する回路図を図21から図24に示す。また、図15→図21→図22→図23→図24と推移して行った場合の電圧VTMPの温度依存性を図25に示す。室温27℃において常に、
TMP=1/2×VINT とするには、
=R=Vdio(27℃)/(2×IR12)・・・(45)
=R={VINT−Vdio(27℃)}/(Idio+IR12)・・・(46)
として前記式(33)から式(44)に示すように抵抗値を調整すれば良い。
また、異なる温度(T℃)で常に、
TMP=1/2×VINT とするには、
=R=Vdio(T℃)/(2×IR12)・・・(47)
=R={VINT−Vdio(T℃)}/(Idio+IR12)・・・(48)
とすれば良い。
以上に説明した図19と図24に示した回路の出力、すなわち正と負の温度依存性を有する電圧VTMPをオペアンプOP1に入力した場合の温度検知回路を図26に示す。正の温度依存性を有する電圧VTMPをVとし、負の温度依存性を有する電圧VTMPをVとしている。ここで、式(47)及び式(48)においてあらかじめ電圧Vdioの温度依存性を調べておけば、抵抗R1から抵抗R4の抵抗値を調整することで、図27に示すように、幅広い温度範囲で、
TMP=1/2×VINT
を中心として電圧VTMP(V、V)に温度依存性を持たせることができる。
ここで、抵抗R〜Rの抵抗値をスイッチングトランジスタ等で調整し図26に示したように抵抗R’、R”、R”、R’を設定すれば、図28に示すように電圧V、Vが変化し、ある温度において、あるスイッチングアドレスで、オペアンプOP1の出力電圧VOUTが反転することになる。すなわち、温度によって、オペアンプOP1の出力電圧VOUTが反転するスイッチングトランジスタにおけるスイッチングアドレスが決まることになり、出力電圧VOUTが反転するスイッチングアドレス(反転アドレス)を求めれば、そのときの温度を検知することができる。
また、図29は第7の実施形態の変形例の温度検知回路の構成を示す図である。図26に示した第7の実施形態はダイオード1個と抵抗を並列に接続した例であるが、直列接続された複数個のダイオードと抵抗とを並列に接続した構成とすることもできる。例えば、図29に示すように、直列接続されたダイオードD1”、D2”と抵抗R”、またはダイオードD1’、D2’と抵抗R’を並列に接続した場合は、第7の実施形態の説明において電圧Vdioを2×Vdioとして条件を設定すれば良い。その他の構成及び効果については前述した第7の実施形態と同様である。
[第8の実施形態]
次に、この発明の第8の実施形態の温度検知回路について説明する。この第8の実施形態の温度検知回路は、第7の実施形態と同様に、前述した電圧発生回路の一部を温度検知に用いたものである。
図30は、第8の実施形態の温度検知回路の構成を示す回路図である。前述した第7の実施形態においては、オペアンプの入力端に正と負の温度依存性を有する電圧を入力させたが、この第8の実施形態においては、正入力端にはバンドギャップリファレンス(BGR)回路から出力される基準電圧VBGRを入力し、負入力端には図19に示した回路から正の温度依存性を有する電圧V(VTMP)を入力する。なお、バンドギャップリファレンス(BGR)回路から出力される基準電圧VBGRは、温度に依存しない一定の電圧である。
前記電圧Vを出力する回路は、第7の実施形態で述べた構成と同様である。基準電圧VBGRを出力するバンドギャップリファレンス(BGR)回路は、オペアンプOP2、ダイオードD3、D4、抵抗R5、R6、R7から構成され、これらが以下のように接続されている。オペアンプOP2の正(+)入力端が、直列接続された抵抗R5、ダイオードD3を介して接地電位VSSに接続され、また正(+)入力端が抵抗R6を介してオペアンプOP2の出力端に接続されている。オペアンプOP2の負(−)入力端がダイオードD4を介して接地電位VSSに接続され、また負(−)入力端が抵抗R7を介してオペアンプOP2の出力端と抵抗R6との接続点に接続されている。このような構成を有するバンドギャップリファレンス回路は、前述したように温度に依存しない基準電圧VBGRを発生する。
前記温度に依存しない基準電圧が、VBGR=1/2×VINT であるとする。ここで、抵抗R〜Rの抵抗値をスイッチングトランジスタ等で調整し図30に示したように抵抗R’、R’を設定すれば、図31に示すように電圧VBGR、Vが変化し、温度に応じたスイッチングアドレスにおいてオペアンプOP1の出力電圧VOUTが反転することになる。したがって、出力電圧VOUTが反転するスイッチングアドレス(反転アドレス)を求めることにより、そのときの温度を検知することができる。
また、図32は第8の実施形態の変形例の温度検知回路の構成を示す図である。図30に示した第8の実施形態における電圧Vを出力する回路はダイオード1個と抵抗を並列に接続した例であるが、直列接続された複数個のダイオードと抵抗とを並列に接続した構成とすることもできる。例えば、図32に示すように、直列接続されたダイオードD1’、D2’と抵抗R’を並列に接続した場合は、第8の実施形態において電圧Vdioを2×Vdioとして条件を設定すれば良い。その他の構成及び効果については前述した第8の実施形態と同様である。
[第9の実施形態]
次に、この発明の第9の実施形態の温度検知回路について説明する。この第9の実施形態の温度検知回路は、第7の実施形態と同様に、前述した電圧発生回路の一部を温度検知に用いたものである。
図33は、第9の実施形態の温度検知回路の構成を示す回路図である。前述した第7の実施形態においては、オペアンプの入力端に正と負の温度依存性を有する電圧を入力させたが、この第9の実施形態においては、正入力端には図24に示した回路から負の温度依存性を有する電圧V(VTMP)を入力し、負入力端にはバンドギャップリファレンス(BGR)回路から出力される基準電圧VBGRを入力する。なお、このバンドギャップリファレンス(BGR)回路の構成は図30に示したものと同様であり、基準電圧VBGRは、温度に依存しない一定の電圧である。また、電圧Vを出力する回路は、第7の実施形態で述べた構成と同様である。
前記温度に依存しない基準電位が、VBGR=1/2*VINT であるとする。ここで、抵抗R〜Rの抵抗値をスイッチングトランジスタ等で調整し図33に示したように抵抗R”、R”を設定すれば、図34に示すように電圧V、VBGRが変化し、温度に応じたスイッチングアドレスにおいてオペアンプOP1の出力電圧VOUTが反転することになる。したがって、出力電圧VOUTが反転するスイッチングアドレス(反転アドレス)を求めることにより、そのときの温度を検知することができる。
また、図35は第9の実施形態の変形例の温度検知回路の構成を示す図である。図33に示した第9の実施形態における電圧Vを出力する回路はダイオード1個と抵抗を並列に接続した例であるが、直列接続された複数個のダイオードと抵抗とを並列に接続した構成とすることもできる。例えば、図35に示すように、直列接続されたダイオードD1”、D2”と抵抗R”を並列に接続した場合は、第9の実施形態において電圧Vdioを2×Vdioとして条件を設定すれば良い。その他の構成及び効果については前述した第9の実施形態と同様である。
以上説明したように第7〜第9の実施形態によれば、温度に依存する新たなバンドギャップリファレンス回路を付加せず、またオペアンプの動作点を変えず、かつ面積が小さく簡易にスイッチングトランジスタ等の切り換えにより、温度を検知することができる。
また、前述した各実施形態はそれぞれ単独で実施できるばかりでなく、適宜組み合わせて実施することも可能である。さらに、前述した各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、各実施形態において開示した複数の構成要件の適宜な組み合わせにより、種々の段階の発明を抽出することも可能である。
この発明の第1の実施形態の半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。 前記第1の実施形態の半導体記憶装置の他の構成を示すブロック図である。 前記第1の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の構成を示す回路図である。 この発明の第2の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の構成を示す回路図である。 この発明の第3の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の構成を示す回路図である。 この発明の第4の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の構成を示す回路図である。 この発明の第5の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の構成を示す回路図である。 この発明の実施形態におけるダミーキャパシタ駆動電圧発生回路が出力するダミーキャパシタ駆動電圧の温度依存性を示す図である。 この発明の第6の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の第1構成を示す回路図である。 前記第6の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の第2構成を示す回路図である。 前記第6の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の第3構成を示す回路図である。 前記第6の実施形態の半導体記憶装置が含むダミーキャパシタ駆動電圧発生回路の第4構成を示す回路図である。 前記第6の実施形態におけるダミーキャパシタ駆動電圧発生回路が出力するダミーキャパシタ駆動電圧の温度依存性を示す図である。 この発明の第7の実施形態の温度検知回路の基本構成を示す回路図である。 前記第7の実施形態の温度検知回路内の第1、第2の回路の基本構成を示す回路図である。 図15に示した回路に正の温度依存性を持たせた場合の第1構成を示す回路図である。 図15に示した回路に正の温度依存性を持たせた場合の第2構成を示す回路図である。 図15に示した回路に正の温度依存性を持たせた場合の第3構成を示す回路図である。 図15に示した回路に正の温度依存性を持たせた場合の第4構成を示す回路図である。 図15〜図19に示した回路が出力する電圧電圧VTMPの温度依存性を示す図である。 図15に示した回路に負の温度依存性を持たせた場合の第1構成を示す回路図である。 図15に示した回路に負の温度依存性を持たせた場合の第2構成を示す回路図である。 図15に示した回路に負の温度依存性を持たせた場合の第3構成を示す回路図である。 図15に示した回路に負の温度依存性を持たせた場合の第4構成を示す回路図である。 図21〜図24に示した回路が出力する電圧VTMPの温度依存性を示す図である。 前記第7の実施形態の温度検知回路の構成を示す回路図である。 図26に示した回路が出力する電圧V、Vの温度依存性を示す図である。 図26に示した回路が出力する電圧V、Vの抵抗値依存性を示す図である。 前記第7の実施形態の変形例の温度検知回路の構成を示す図である。 この発明の第8の実施形態の温度検知回路の構成を示す回路図である。 前記第8の実施形態の温度検知回路における電圧VBGR、Vの抵抗値依存性を示す図である。 前記第8の実施形態の変形例の温度検知回路の構成を示す図である。 この発明の第9の実施形態の温度検知回路の構成を示す回路図である。 前記第9の実施形態の温度検知回路における電圧V、VBGR、の抵抗値依存性を示す図である。 前記第9の実施形態の変形例の温度検知回路の構成を示す図である。 ダミーキャパシタ駆動電圧がセンスアンプ供給電圧依存性を有すること示すための図である。
符号の説明
11…メモリセルアレイ、12…ダミーセルアレイ、13…センスアンプ(S/A)、14…センスアンプ供給電圧発生回路、15…プレート線駆動回路、16…ダミーキャパシタ駆動電圧発生回路、17…ダミーキャパシタ駆動回路、18…DQ線センスアンプ(DQ S/A)、19…DQ線センスアンプ用の参照電位供給回路、20…メモリセルアレイ、21…ブロックセレクタ。

Claims (3)

  1. 情報を記憶するメモリセルと、
    前記メモリセルに接続された第1のビット線と、
    ダミーキャパシタを有するダミーセルと、
    前記ダミーセルに接続され、第1のビット線の電位と相補なる電位が供給される第2のビット線と、
    前記第1のビット線と前記第2のビット線とを比較増幅するセンスアンプと、
    前記センスアンプにて前記比較増幅に使用されるセンスアンプ供給電圧をセンスアンプに供給するセンスアンプ供給電圧発生回路と、
    前記センスアンプ供給電圧が供給され、前記第1のビット線にメモリセルからのデータが読み出された際に、前記センスアンプ供給電圧の変動と正の相関を持って変動する参照電位を、前記ダミーセルを介して前記第2のビット線に供給する参照電位発生回路と、
    を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記参照電位発生回路は、前記センスアンプ供給電圧と接地電位との間に抵抗を接続して、前記抵抗に一定電流を流し続けるブリーダー回路を有し、前記抵抗の途中のノードから前記参照電位を生成するための基準電圧を出力することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセルは強誘電体キャパシタとMOSトランジスタからなるトランスファゲートとを有し、前記強誘電体キャパシタの第1電極と第2電極をそれぞれプレート線と前記MOSトランジスタのソースに接続し、ドレインを前記第1のビット線に接続し、
    前記参照電位発生回路は、前記プレート線を介して前記ダミーキャパシタに供給されるダミーキャパシタ電圧を発生させるダミーキャパシタ電圧発生回路と、前記ダミーキャパシタ電圧にて前記ダミーキャパシタを駆動するダミーキャパシタ駆動回路とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
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