JP4799169B2 - 継手アッセンブリーおよびこれを備えたアクスルモジュール - Google Patents

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本発明は、一対の等速自在継手と、これら等速自在継手に連結されたドライブシャフトとからなる継手アッセンブリー、および一対の等速自在継手のうちアウトボード側の等速自在継手と車輪用軸受とがユニット化された車輪用軸受アッセンブリー(以下、アクスルモジュールと言う)に関する。
自動車等の車両のエンジン動力を車輪に伝達する動力伝達装置は、エンジンから車輪へ動力を伝達すると共に、悪路走行時における車両のバウンドや車両の旋回時に生じる車輪からの径方向や軸方向変位、およびモーメント変位を許容する必要があるため、例えば、図7に示すように、エンジン側と駆動車輪側との間に介装されるドライブシャフト100の一端を、摺動型等速自在継手101を介してディファレンシャル102に連結し、他端を、固定型等速自在継手103を含む駆動車輪用軸受装置104を介して車輪105に連結している。
このような駆動車輪用軸受装置104は、第3世代と呼称される車輪用軸受106と、この車輪用軸受106に着脱自在に連結された固定型等速自在継手103とからなる。近年、この駆動車輪用軸受装置104は、さらに軽量・コンパクト化を狙って、車輪用軸受106と固定型等速自在継手103とをユニット化する、所謂第4世代の構造に移行する傾向にある。
このような第4世代構造の駆動車輪用軸受装置と、この駆動車輪用軸受装置を構成する等速自在継手と、この等速自在継手を含む一対の等速自在継手に連結されたドライブシャフトとがユニット化されたアクスルモジュールにおいて、車両への組立作業性を向上させると共に、組立・運搬中に等速自在継手のブーツを保護するユニットカバーが装着されたものが知られている。このアクスルモジュールは、図8に示すように、外周にナックルNに取り付けられるための車体取付フランジ50bと、ナックルNに内嵌される嵌合面50cとが一体に形成され、内周に複列の外側転走面50a、50aが形成された外方部材50と、この外方部材50に複列のボール51、51を介して内挿され、一端部に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ52を有し、外周に複列の外側転走面50a、50aに対向する一方の内側転走面53aが形成されたハブ輪53、およびこのハブ輪53に内嵌され、外周に複列の外側転走面50a、50aに対向する他方の内側転走面54aが形成された外側継手部材54からなる内方部材55で構成された駆動車輪用軸受、およびこの駆動車輪用軸受に連結された継手アッセンブリーJAを備え、嵌合面50cの外径Daが等速自在継手56の最大外径Dbよりも大径に形成されると共に、継手アッセンブリーJAの外周部を覆うように円筒状に形成され、両端部に縮径部57a、57bを有するエラストマー製のユニットカバー57が装着されている。ここで、継手アッセンブリーJAは、等速自在継手56を含む一対の等速自在継手56、58と、これらの等速自在継手56、58に連結されたドライブシャフト59とで構成されている。
このように、継手アッセンブリーJAの外周部をユニットカバー57で覆うことにより、継手アッセンブリーJAを保護すると共に、運搬等の取扱いが一段と楽になる。また、ユニットカバー57の端部に縮径部57a、57bが形成されているので、等速自在継手56の外側継手部材54にワンタッチで弾性的に装着することができ、ユニットカバー57の脱落を防止することができる。したがって、車両への組立作業性を向上させると共に、装置の品質を安定させるアクスルモジュールを提供することができる。
特開2005−256938号公報
然しながら、このようなアクスルモジュールでは、等速自在継手56、58が自重で傾き角度が付いてしまうため、このようなユニットカバー57では等速自在継手56、58が傾斜してナックルNに組み込み難い。また、梱包時や運搬中に等速自在継手56、58の姿勢が安定せず、取扱いが難しくなる問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、一対の等速自在継手およびそのブーツを保護すると共に、等速自在継手が自重で傾斜するのを防止した継手アッセンブリーを提供することを目的としている。
さらに、本発明の他の目的は、車両への組立作業性を向上させると共に、組立・運搬の簡便化を図ったアクスルモジュールを提供することである。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、一対の等速自在継手と、これら等速自在継手に連結されたドライブシャフトとを備えた継手アッセンブリーであって、前記一対の等速自在継手のうち一方の等速自在継手が、内周に曲線部を有する軸方向に延びる複数のトラック溝が形成された外側継手部材と、外周に前記トラック溝に対向するトラック溝が形成された継手内輪と、前記両トラック溝によって形成されるボールトラックにそれぞれ収容されたトルク伝達ボールと、このトルク伝達ボールを転動自在に保持するケージと、前記継手内輪に一端が連結されたドライブシャフトと、このドライブシャフトと前記外側継手部材の開口側外周部に装着されたブーツとを備えた固定型の等速自在継手で構成されると共に、前記一対の等速自在継手のうち他方の等速自在継手が、前記ドライブシャフトの他端に連結された摺動型の等速自在継手で構成された継手アッセンブリーにおいて、エラストマーを射出成形により形成されると共に、内周面が前記一対の等速自在継手とブーツの外郭形状に倣った形状に形成され、これらの等速自在継手とブーツの外周面を覆うように円筒状のユニットカバーが装着されている。
このように、一対の等速自在継手と、これら等速自在継手に連結されたドライブシャフトとを備えた継手アッセンブリーにおいて、エラストマーを射出成形により形成されると共に、内周面が一対の等速自在継手とブーツの外郭形状に倣った形状に形成され、これらの等速自在継手とブーツの外周面を覆うように円筒状のユニットカバーが装着されているので、継手アッセンブリーを保護すると共に、等速自在継手が自重で傾斜するのを防止することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記ユニットカバーが径方向に分割して形成されていれば、ユニットカバーの組立を簡便化できる。
さらに好ましくは、請求項3に記載の発明のように、前記ユニットカバーの外周面が、軸方向中央部が凹んだ流線型をなす形状に形成されていれば、さらにアクスルモジュールのナックルへの組立性が向上すると共に、軽量・コンパクト化を図ることができ、作業性が一段と向上する。
また、本発明のうち請求項4に記載の発明は、外周に懸架装置を構成するナックルに取り付けられる車体取付フランジと嵌合面とが形成され、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に嵌合され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された内輪または前記等速自在継手の外側継手部材からなる内方部材と、この内方部材と前記外方部材との間に転動自在に収容された複数の転動体とを備えた車輪用軸受と、前記ハブ輪にトルク伝達可能に連結された固定型の等速自在継手と、この等速自在継手に一端が連結されたドライブシャフトと、このドライブシャフトの他端に連結された摺動型の等速自在継手とからなる継手アッセンブリーを備えたアクスルモジュールにおいて、エラストマーを射出成形により形成されると共に、内周面が前記一対の等速自在継手とブーツの外郭形状に倣った形状に形成され、これらの等速自在継手とブーツの外周面を覆うように円筒状のユニットカバーが装着されると共に、前記外方部材の嵌合面の外径が前記ユニットカバーの外径よりも大径に形成されている。
このように、車輪を回転自在に支承する車輪用軸受と、この車輪用軸受に連結された継手アッセンブリーを備えたアクスルモジュールにおいて、エラストマーを射出成形により形成されると共に、内周面が前記一対の等速自在継手とブーツの外郭形状に倣った形状に形成され、これらの等速自在継手とブーツの外周面を覆うように円筒状のユニットカバーが装着されると共に、外方部材の嵌合面の外径がユニットカバーの外径よりも大径に形成されているので、組立・運搬時等の取扱いが一段と楽になり、車両への組立作業性を向上させると共に、組立・運搬の簡便化を図ったアクスルモジュールを提供することができる。
また、請求項5に記載の発明は、前記内方部材が、前記ハブ輪と、このハブ輪に内嵌される中空状の軸部を一体に有する外側継手部材からなり、前記ハブ輪の内径に硬化した凹凸部が形成されると共に、前記軸部を拡径させてこの凹凸部に食い込ませることにより、前記ハブ輪と外側継手部材とが一体に塑性結合されているので、従来のようにナット等で強固に緊締して予圧量を管理する必要がないため、軽量・コンパクト化を図ることができると共に、ハブ輪の強度・耐久性を向上させ、かつ長期間その予圧量を維持することができる。さらに、車両への組込性を一層簡便にすることができる。
本発明に係る継手アッセンブリーは、一対の等速自在継手と、これら等速自在継手に連結されたドライブシャフトとを備えた継手アッセンブリーであって、前記一対の等速自在継手のうち一方の等速自在継手が、内周に曲線部を有する軸方向に延びる複数のトラック溝が形成された外側継手部材と、外周に前記トラック溝に対向するトラック溝が形成された継手内輪と、前記両トラック溝によって形成されるボールトラックにそれぞれ収容されたトルク伝達ボールと、このトルク伝達ボールを転動自在に保持するケージと、前記継手内輪に一端が連結されたドライブシャフトと、このドライブシャフトと前記外側継手部材の開口側外周部に装着されたブーツとを備えた固定型の等速自在継手で構成されると共に、前記一対の等速自在継手のうち他方の等速自在継手が、前記ドライブシャフトの他端に連結された摺動型の等速自在継手で構成された継手アッセンブリーにおいて、エラストマーを射出成形により形成されると共に、内周面が前記一対の等速自在継手とブーツの外郭形状に倣った形状に形成され、これらの等速自在継手とブーツの外周面を覆うように円筒状のユニットカバーが装着されているので、継手アッセンブリーを保護すると共に、等速自在継手が自重で傾斜するのを防止することができる。
また、本発明に係るアクスルモジュールは、外周に懸架装置を構成するナックルに取り付けられる車体取付フランジと嵌合面とが形成され、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に嵌合され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された内輪または前記等速自在継手の外側継手部材かならなる内方部材と、この内方部材と前記外方部材との間に転動自在に収容された複数の転動体とを備えた車輪用軸受と、前記ハブ輪にトルク伝達可能に連結された固定型の等速自在継手と、この等速自在継手に一端が連結されたドライブシャフトと、このドライブシャフトの他端に連結された摺動型の等速自在継手とからなる継手アッセンブリーとを備えたアクスルモジュールにおいて、エラストマーを射出成形により形成されると共に、内周面が前記一対の等速自在継手とブーツの外郭形状に倣った形状に形成され、これらの等速自在継手とブーツの外周面を覆うように円筒状のユニットカバーが装着されると共に、前記外方部材の嵌合面の外径が前記ユニットカバーの外径よりも大径に形成されているので、組立・運搬時等の取扱いが一段と楽になり、車両への組立作業性を向上させると共に、組立・運搬の簡便化を図ったアクスルモジュールを提供することができる。
外周に懸架装置を構成するナックルに取り付けられる車体取付フランジと嵌合面とが形成され、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に嵌合され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された内輪または前記等速自在継手の外側継手部材かならなる内方部材と、この内方部材と前記外方部材との間に転動自在に収容された複数の転動体とを備えた車輪用軸受と、前記ハブ輪にトルク伝達可能に連結された固定型の等速自在継手と、この等速自在継手に一端が連結されたドライブシャフトと、このドライブシャフトの他端に連結された摺動型の等速自在継手とからなる継手アッセンブリーを備えたアクスルモジュールにおいて、エラストマーを射出成形により形成されると共に、内周面が前記一対の等速自在継手とブーツの外郭形状に倣った形状に、かつ径方向に分割して形成され、前記一対の等速自在継手とブーツの外周面を覆うように円筒状のユニットカバーが装着されると共に、前記外方部材の嵌合面の外径が前記ユニットカバーの外径よりも大径に形成されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るアクスルモジュールの一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1の要部拡大図、図3は、図1のユニットカバーの組立方法を示す説明図、図4は、他のユニットカバーを示す縦断面図、図5は、図1のアクスルモジュールとナックルとの組立方法を示す説明図、図6は、同じく他の組立方法を示す説明図である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウトボード側(図面左側)、中央寄り側をインボード側(図面右側)という。
このアクスルモジュールは、図1に示すように、一対の等速自在継手1、2と、これら一対の等速自在継手1、2のうちアウトボード側の等速自在継手1と車輪(図示せず)を回転自在に支承する複列の転がり軸受3とがユニット化された車輪用軸受装置と、一対の等速自在継手1、2に連結されたドライブシャフト4と、一対の等速自在継手1、2およびドライブシャフト4とを保護するユニットカバー5とを備えている。
車輪用軸受装置を構成する複列の転がり軸受3は、図2に示すように、ハブ輪6と、等速自在継手1の外側継手部材7とからなる内方部材8と、この内方部材8に複列の転動体(ボール)9、9を介して外挿された外方部材10とからなり、所謂第4世代と呼称される構成を備えている。ハブ輪6は、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、アウトボード側の端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジ11を一体に有し、外周に一方(アウトボード側)の内側転走面6aと、この内側転走面6aから軸方向に延びる円筒状の小径段部6bが形成されると共に、内周には熱処理によって表面硬さを54〜64HRCの範囲に硬化処理した凹凸部12が形成されている。熱処理としては、局部加熱ができ、硬化層深さの設定が比較的容易にできる高周波誘導加熱による焼入れが好適である。なお、車輪取付フランジ11の円周等配位置にはハブボルト13が植設されている。
なお、凹凸部12はアヤメローレット状に形成され、旋削等により独立して形成された複数の環状溝と、ブローチ加工等により形成された複数の軸方向溝とを略直交させて構成した交叉溝、あるいは、互いに傾斜した螺旋溝で構成した交叉溝からなる。また、凹凸部12の凸部は良好な食い込み性を確保するために、その先端部が三角形状等の尖塔形状に形成されている。
外方部材10は、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、外周に懸架装置を構成するナックル(図示せず)に取り付けるための車体取付フランジ10bを一体に有し、内周には複列の外側転走面10a、10aが形成されている。そして、これら複列の外側転走面10a、10aが高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に所定の硬化層が形成されている。
等速自在継手1は、外側継手部材7と継手内輪14とケージ15およびトルク伝達ボール16とを備えている。この外側継手部材7は、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、開口側の外周に樹脂製のブーツ17が装着されたカップ状のマウス部18と、このマウス部18の底部をなし、外周に、他方(インボード側)の内側転走面7aが形成された肩部19と、この肩部19から軸方向に延びる中空の軸部20を一体に有している。この軸部20の外周には、前記ハブ輪6の小径段部6bに所定の径方向すきまを介して内嵌されるインロウ部20aと、このインロウ部20aから軸方向に延びる嵌合部20bが一体に形成されている。なお、ブーツ17および肩部19の内周に装着されたエンドキャップ21によってマウス部18内に封入されたグリースの漏洩と、外部から雨水やダスト等が継手内部に侵入するのを防止している。
また、マウス部18の内周には軸方向に延びる曲線状の8本のトラック溝18aが形成されると共に、このトラック溝18aに対向する8本のトラック溝14aが継手内輪14の外周に形成されている。そして、これら両トラック溝18a、14a間にトルク伝達ボール16が収容されている。外側継手部材7において、トラック溝18aと、肩部19および軸部20に表面硬さを58〜64HRCの範囲に所定の硬化層が形成されている。なお、軸部20の嵌合部20bは、未焼入れの生のままとされている。
内方部材8の複列の内側転走面6a、7aと、外方部材10の複列の外側転走面10a、10a間には複列の転動体9、9がそれぞれ収容され、保持器22、22によって転動自在に保持されている。外方部材10とハブ輪6および外側継手部材7との間に形成される環状空間の開口部にはシール23、24が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩と、外部からの雨水やダスト等が軸受内部に侵入するのを防止している。
ここで、ハブ輪6の小径段部6bに肩部19が衝合して突合せ状態になるまで外側継手部材7の軸部20をハブ輪6に内嵌すると共に、軸部20にマンドレル等の拡径治具(図示せず)を押し込んで嵌合部20bを拡径し、嵌合部20bをハブ輪6の凹凸部12に食い込ませて加締め、ハブ輪6と外側継手部材7とが一体に塑性結合される。これにより、従来のようにナット等で強固に緊締して予圧量を管理する必要がないため、軽量・コンパクト化を図ることができると共に、ハブ輪6の強度・耐久性を向上させ、かつ長期間その予圧量を維持することができる。さらに、車両への組込性を簡便にすることができるという特徴を有している。
ハブ輪6の外周において、アウトボード側のシール23のシールリップが摺接するシールランド部と内側転走面6a、および小径段部6bには高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に所定の硬化層が形成されている。これにより、シールランド部の耐摩耗性が向上するだけでなく、モーメント荷重等に対してハブ輪6自体の強度・耐久性が向上する。また、拡径される嵌合部20bは、鍛造後の素材表面硬さ24HRC以下の未焼入れ部とし、前記したハブ輪6の凹凸部12の表面硬さ54〜64HRCとの硬度差を30HRC以上に設定するのが好ましい。これにより、嵌合部20bが凹凸部12に容易に、かつ深く食い込み、凹凸部12の先端が潰れることなく強固に両者を塑性結合することができる。
また、ナックルの内径に嵌合される外方部材10の嵌合面10cの外径をDaとし、後述する継手アッセンブリー32の最大外径、ここでは、ユニットカバー5の外径をDbとしたとき、Da≧Dbに設定されている。これにより、複列の転がり軸受3と等速自在継手1とを予め組み立ててからナックルに組み付けることが可能となり、車両への組立の作業性が一段と改善され、また、点検・補修等の作業性も向上する。
なお、ここでは、8個ボールを有するコンパクトタイプの等速自在継手1を例示したが、これに限らず、等速自在継手1に装着されたユニットカバー5の外径Dbが、外方部材10の嵌合面10cの外径Da以下に設定されていれば良く、等速自在継手は一般的な6個ボールからなる等速自在継手であっても良い。さらに、等速自在継手は固定型であれば良く、トラック溝が曲線状のものに限らず、直線部を有するトラック溝、所謂アンダーカットフリータイプのような等速自在継手であっても良い。
図1に示すように、ドライブシャフト4の一端は、アウトボード側の等速自在継手1の継手内輪14にセレーション14bを介して内嵌され、他端はディファレンシャル(図示せず)に連結された摺動型の等速自在継手2のトリポード部材26にセレーション26bを介して内嵌されている。
この摺動型となるインボード側の等速自在継手2は、外側継手部材25と、外周部に3本の脚軸26aが等配に突設されたトリポード部材26と、これらの脚軸26aに針状ころ軸受27を介して回転自在に外挿されたローラ28とを備えている。外側継手部材25は、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、外周が花形に形成された円筒状の外筒部29と、この外筒部29の底部から軸方向に延びる軸部30を有している。この軸部30の端部には、ディファレンシャルに内嵌されるセレーション30aが形成されている。
また、外筒部29の内周には軸方向に延びる直線状の3本のトラック溝29aが形成され、このトラック溝29a上を前記ローラ28が転動する。外側継手部材25において、トラック溝29aと軸部30には高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に所定の硬化層が形成されている。なお、外筒部29の開口側の外周には合成ゴム等からなるブーツ31が装着され、外筒部29内に封入されたグリースの漏洩と、外部から雨水やダスト等が継手内に侵入するのを防止している。なお、ここでは、インボード側の等速自在継手2にトリポード型を例示したが、これに限らず、摺動型の等速自在継手なら良く、他の構造のトリポード型をはじめ、例えば、ボールを使用したダブルオフセット型の等速自在継手(DOJ)であっても良い。
本実施形態では、一対の等速自在継手1、2のそれぞれの外側継手部材7、25には、等速自在継手1、2およびドライブシャフト4(以下、継手アッセンブリー32と呼ぶ)の外周部を覆う円筒状のユニットカバー5が装着されている。このユニットカバー5はPA(ポリアミド)66等のエラストマーを射出成形して形成され、図3に示すように、上部カバー5aおよび下部カバー5bとからなる二分割とされている。また、外周面はストレート状の円筒面に形成されると共に、内周面は、外側継手部材7、25およびブーツ17、31の外郭形状に倣った形状に形成されている。これにより、継手アッセンブリー32を保護すると共に、等速自在継手1、2が自重で傾斜するのを防止することができ、組立・運搬時等の取扱いが一段と楽になる。したがって、車両への組立作業性を向上させると共に、組立・運搬の簡便化を図ったアクスルモジュールを提供することができる。
なお、ここでは、ユニットカバー5が上下二分割されたものを例示したが、これに限らず、径方向に分割され、継手アッセンブリー32の外方から装着できる構成なら良く、例えば、三分割以上であっても良いし、二分割構造で一方の分割面にヒンジを設け、このヒンジを支点として分割面が開口自在な構成としても良い。また、ユニットカバー5として、前述したPA66以外にも、例えば、POM(ポリアセタール)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)等を例示することができるが、さらにこうした熱可塑性の合成樹脂に限らず、低コストで成形性の良い材料であれば良く、所定の剛性を有する合成ゴム等の弾性部材であっても良い。
さらに、ユニットカバー5は、その外周面の形状が円筒状に限らず、例えば、図4に示すような形状であっても良い。このユニットカバー33は、内周面が、前述したユニットカバー5と同様、外側継手部材7、25およびブーツ17、31の外郭形状に倣った形状に形成されると共に、外周面が、軸方向中央部が凹んだ流線型をなす形状に形成されている。こうした形状にすることにより、さらにアクスルモジュールのナックルへの組立性が向上するだけでなく、軽量・コンパクト化を図ることができ、作業性が一段と向上する。
図5は、継手アッセンブリー32を含む車輪用軸受装置からなるアクスルモジュールにナックルNを取り付ける方法を示す説明図であるが、継手アッセンブリー32に前述したユニットカバー5が装着されているため、等速自在継手1、2が自重で傾斜することなく角度が安定する。したがって、ナックルNをインボード側の等速自在継手2の外周部からこのユニットカバー5の外周面に沿って外方部材10の車体取付フランジ10bまで、矢印に示すように順次スムーズに外挿することができる。さらに、アクスルモジュールへのコンタミ付着や傷付きを防止することができると共に、そのまま足回りのコーナーモジュールや車両組立まで装着しておくこともできる。
次に、懸架装置にナックルNが固定された状態で、アクスルモジュールを組み立てる方法を図6を用いて説明する。この場合、ユニットカバー5は下部カバー5bだけを使用する。すなわち、継手アッセンブリー32に下部カバー5bを装着し、等速自在継手1、2が自重で傾斜するのを防止した状態でこの下部カバー5bをナックルNの内径部に接触させ、ナックルN上を滑らせながら矢印に示すようにアクスルモジュールをナックルNに内挿して行く。これにより、アクスルモジュール自体の重量が軽減できると共に、ナックルNとアクスルモジュールとの径方向スペースが大きくなり、組立作業性が一段と向上する。
本実施形態では、車輪用軸受装置が、ハブ輪6と複列の転がり軸受3と等速自在継手1をユニット化して構成した第4世代構造を例示したが、本発明に係るユニットカバー5は、継手アッセンブリー32の保護と、取扱い性を向上させるものであるから、車輪用軸受が、例えば、等速自在継手がセレーション等を介して着脱可能に連結されるような第3世代構造の車輪用軸受であっても良い。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係るユニットカバーは、自動車等の動力伝達装置を構成する等速自在継手、およびこれに連結されたドライブシャフトに装着され、等速自在継手の保護と取扱い性を向上させるものであって、等速自在継手およびこの等速自在継手に連結される車輪用軸受の構造・仕様に拘わらず、あらゆる動力伝達装置のユニットに適用することができる。
本発明に係るユニットカバーが装着されたアクスルモジュールの一実施形態を示す縦断面図である。 図1の要部拡大図である。 図1のユニットカバーの組立方法を示す説明図である。 他のユニットカバーを示す縦断面図である。 図1のアクスルモジュールとナックルとの組立方法を示す説明図である。 同上、他の組立方法を示す説明図である。 駆動車輪用軸受装置を組込んだ動力伝達装置の一例を示す縦断面図である。 従来のユニットカバーが装着されたアクスルモジュールを示す縦断面図である。
符号の説明
1、2・・・・・・・・・・・・・・等速自在継手
3・・・・・・・・・・・・・・・・複列の転がり軸受
4・・・・・・・・・・・・・・・・ドライブシャフト
5、33・・・・・・・・・・・・・ユニットカバー
5a・・・・・・・・・・・・・・・上部カバー
5b・・・・・・・・・・・・・・・下部カバー
6・・・・・・・・・・・・・・・・ハブ輪
6a、7a・・・・・・・・・・・・内側転走面
6b・・・・・・・・・・・・・・・小径段部
7、25・・・・・・・・・・・・・外側継手部材
8・・・・・・・・・・・・・・・・内方部材
9・・・・・・・・・・・・・・・・転動体
10・・・・・・・・・・・・・・・外方部材
10a・・・・・・・・・・・・・・外側転走面
10b・・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
10c・・・・・・・・・・・・・・嵌合面
11・・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
12・・・・・・・・・・・・・・・凹凸部
13・・・・・・・・・・・・・・・ハブボルト
14・・・・・・・・・・・・・・・継手内輪
14a、18a・・・・・・・・・・トラック溝
14b、26b・・・・・・・・・・セレーション
15・・・・・・・・・・・・・・・ケージ
16・・・・・・・・・・・・・・・トルク伝達ボール
17、31・・・・・・・・・・・・ブーツ
18・・・・・・・・・・・・・・・マウス部
19・・・・・・・・・・・・・・・肩部
20、30・・・・・・・・・・・・軸部
20a・・・・・・・・・・・・・・インロウ部
20b・・・・・・・・・・・・・・嵌合部
21・・・・・・・・・・・・・・・エンドキャップ
22・・・・・・・・・・・・・・・保持器
23、24・・・・・・・・・・・・シール
26・・・・・・・・・・・・・・・トリポード部材
26a・・・・・・・・・・・・・・脚軸
27・・・・・・・・・・・・・・・針状ころ軸受
28・・・・・・・・・・・・・・・ローラ
29・・・・・・・・・・・・・・・外筒部
32・・・・・・・・・・・・・・・継手アッセンブリー
50・・・・・・・・・・・・・・・外方部材
50a・・・・・・・・・・・・・・外側転走面
50b・・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
50c・・・・・・・・・・・・・・嵌合面
51・・・・・・・・・・・・・・・ボール
52・・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
53・・・・・・・・・・・・・・・ハブ輪
53a、54a・・・・・・・・・・内側転走面
54・・・・・・・・・・・・・・・外側継手部材
55・・・・・・・・・・・・・・・内方部材
56、58・・・・・・・・・・・・等速自在継手
57・・・・・・・・・・・・・・・ユニットカバー
57a、57b・・・・・・・・・・縮径部
59、100・・・・・・・・・・・ドライブシャフト
101・・・・・・・・・・・・・・摺動型等速自在継手
102・・・・・・・・・・・・・・ディファレンシャル
103・・・・・・・・・・・・・・固定型等速自在継手
104・・・・・・・・・・・・・・駆動車輪用軸受装置
105・・・・・・・・・・・・・・車輪
106・・・・・・・・・・・・・・車輪用軸受
Da・・・・・・・・・・・・・・・外方部材の嵌合面の外径
Db・・・・・・・・・・・・・・・継手アッセンブリーの最大外径
JA・・・・・・・・・・・・・・・継手アッセンブリー
N・・・・・・・・・・・・・・・・ナックル

Claims (5)

  1. 一対の等速自在継手と、これら等速自在継手に連結されたドライブシャフトとを備えた継手アッセンブリーであって、
    前記一対の等速自在継手のうち一方の等速自在継手が、内周に曲線部を有する軸方向に延びる複数のトラック溝が形成された外側継手部材と、
    外周に前記トラック溝に対向するトラック溝が形成された継手内輪と、
    前記両トラック溝によって形成されるボールトラックにそれぞれ収容されたトルク伝達ボールと、
    このトルク伝達ボールを転動自在に保持するケージと、
    前記継手内輪に一端が連結されたドライブシャフトと、
    このドライブシャフトと前記外側継手部材の開口側外周部に装着されたブーツとを備えた固定型の等速自在継手で構成されると共に、
    前記一対の等速自在継手のうち他方の等速自在継手が、前記ドライブシャフトの他端に連結された摺動型の等速自在継手で構成された継手アッセンブリーにおいて、
    エラストマーを射出成形により形成されると共に、内周面が前記一対の等速自在継手とブーツの外郭形状に倣った形状に形成され、これらの等速自在継手とブーツの外周面を覆うように円筒状のユニットカバーが装着されていることを特徴とする継手アッセンブリー。
  2. 前記ユニットカバーが径方向に分割して形成されている請求項1に記載の継手アッセンブリー。
  3. 前記ユニットカバーの外周面が、軸方向中央部が凹んだ流線型をなす形状に形成されている請求項1または2に記載の継手アッセンブリー。
  4. 外周に懸架装置を構成するナックルに取り付けられる車体取付フランジと嵌合面とが形成され、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、
    一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に嵌合され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された内輪または前記等速自在継手の外側継手部材からなる内方部材と、
    この内方部材と前記外方部材との間に転動自在に収容された複数の転動体とを備えた車輪用軸受と、
    前記ハブ輪にトルク伝達可能に連結された前記請求項1乃至3いずれかに記載の継手アッセンブリーを備えたアクスルモジュールにおいて、
    前記外方部材の嵌合面の外径が前記ユニットカバーの外径よりも大径に形成されていることを特徴とするアクスルモジュール。
  5. 前記内方部材が、前記ハブ輪と、このハブ輪に内嵌される中空状の軸部を一体に有する外側継手部材からなり、前記ハブ輪の内径に硬化した凹凸部が形成されると共に、前記軸部を拡径させてこの凹凸部に食い込ませることにより、前記ハブ輪と外側継手部材とが一体に塑性結合されている請求項4に記載のアクスルモジュール。
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