JP4799079B2 - 液体タンク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体タンク装置(以下、「タンク装置」という)に関し、特に、互いに連通した複数のタンクを含んで構成されるタンク装置に関する。
燃料等の液体を貯留するタンク装置として、複数のタンクを含んで構成されるものが知られている。(特許文献1)このものでは、第1のタンクと第2のタンクとが、互いに同じ高さで車両に搭載されるとともに、連通管を介して互いの下部が連通されている。第1のタンクには、サクションパイプが挿入され、その先端に形成された吸込口から第1のタンク内の液体が外部の機器に供給される。また、第1のタンクには、その内部に貯留されている液体の水位を検出するためのフロートが設けられている。
特開2001−260668号公報(図1)
しかしながら、このように複数のタンクを有するタンク装置において、単に各タンクの下部同士を連通させただけでは、連通管を介した液体の流通によって、水位が所定高さとなってからタンクが空となるまでに供給可能な液体の量が、複数のタンクを備えるものと1つのタンクのみ備えるものとで一致しなくなる。
したがって、水位が所定高さ以下であるか否かを検出する水位検出器が設置された第1のタンクを備えたタンク装置に対して、その容量を増加させるために、第2のタンクを増設した場合には、この増設後のタンク装置と増設前のタンク装置とで、水位が所定高さとなってから供給可能な液体の量が一致しなくなってしまう。このように一致しなくなると、例えば、タンク装置内の液体の残量が所定量以下であるときに警報を発生させる残量警報装置に、この水位検出器による検出信号が用いられた場合に、運転者による液体の補給タイミングの誤認を引き起こしてしまう。これに対して、水位検出器の交換または再配置による対応が考えられるが、これは手間と費用の面から常に許容されるものではない。
更に、車両の走行用エンジンの排気浄化装置に用いられる還元剤の貯留タンクとしてこのタンク装置を用いた場合では、増設前に技術指針(国自環第105号の4「注意喚起及び警告」(1)−2項)に基づいて水位検出器が設定されると、増設後においてこの技術指針に適合できなくなる虞がある。
そこで、本発明は、第1のタンク内の液体の水位が所定高さより低いときの、第1のタンクと第2のタンクとの間の液体の流通を不能として、水位が所定高さとなってから排出可能な液体の量が、第1のタンク及び第2のタンクのうち第1のタンクのみ備えた(増設前の)ものと一致するタンク装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1記載の発明は、内部に液体を貯留するとともに、液体の吸込口が設けられた既設タンクと、内部に前記液体を貯留する増設タンクと、既設タンク増設タンクとの間に接続され、各タンクの内部を連通する連通管と、既設タンク内の液体の水位がその内底面から所定高さ以下であるか否かを検出する検出器と、を含んで構成され、連通管の増設タンク側の開口部は、前記所定高さと同一の水平面に開口したことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、連通管の既設タンク側の開口部の位置は、前記所定高さより低い位置に設定されたことを特徴とする。
請求項3記載の発明では、連通管の増設タンク側の開口部の位置は、増設タンクの水平方向の中央に設定されたことを特徴とする。
請求項4記載の発明では、連通管の既設タンク側の開口部の位置は、前記所定高さと同じ高さに設定されたことを特徴とする。
請求項5記載の発明では、連通管の既設タンク側の開口部は、既設タンクの側壁に接続される一方、連通管の増設タンク側の開口部は、増設タンクの側壁に接続されることを特徴とする。
請求項6記載の発明では、連通管の両端の開口部の位置は、各タンクの水平方向の中央に設定されたことを特徴とする。
請求項7記載の発明では、増設タンクの底壁の位置は、前記所定高さと同一の水平面に設定されたことを特徴とする。
請求項8記載の発明では、前記液体は、エンジンの排気を浄化する排気浄化装置に用いられる液体還元剤であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、連通管の増設タンク側の開口部がその内底面からの所定高さと同一の水平面に開口するので、既設タンク内の液体の水位が所定高さより低くなると、既設タンク増設タンクとの間での液体の流通が行われなくなる。これにより、既設タンク内の水位が所定高さになってから供給可能な液体の量を、既設タンク及び増設タンクのうち双方を備えたものと、一方のみを備えたものとで一致させることができる。
請求項2記載の発明によれば、連通管の既設タンク側の開口部の位置が所定高さより低いので、増設タンクの水位が所定高さと同一の水平面に達するまでは、連通管を介する既設タンク増設タンクとの間での液体の流通が保たれる。これにより、増設タンクから得られる液体の量を最大限確保できる。
請求項3記載の発明によれば、既設タンク内の水位が所定高さより低くなった後で液体タンク装置が傾斜しても、連通管の増設タンク側の開口部における液体の水位の変動が抑制されるので、連通管の増設タンク側の開口部が接続された増設タンクから既設タンク側の開口部が接続された既設タンクへの液体の流入を抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、連通管の既設タンク側の開口部の位置が所定高さに設定されるので、既設タンク内の水位が所定高さより低くなった後で液体タンク装置が傾斜し、既設タンク及び増設タンクが相対的に上下方向に移動しても、上方のタンクから下方のタンクへの液体の流入を抑制することができる。
請求項5記載の発明によれば、既設タンク及び増設タンクの下方に液体タンク装置の設置台等の構造物がある場合に、この構造物が邪魔にならずに連通管を容易に設置することができる。
請求項6記載の発明によれば、既設タンク内の水位が所定高さより低くなった後で、液体タンク装置が水平方向に傾斜しても、連通管の両端の開口部における液体の水位の変動が抑制されるので、既設タンク増設タンクとの間でいずれの方向にも液体の流通を抑制することができる。
請求項7記載の発明によれば、既設タンク内の水位が所定高さより低くなると、増設タンク内の液体がなくなるので、増設タンクから既設タンクへの液体流入を抑制することができる。
請求項8記載の発明によれば、既設タンク内の水位が所定高さになってから排出可能な液体還元剤の量を、既設タンク及び増設タンクのうち既設タンクのみ備えたものと一致させることができる。
以下、添付された図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るエンジンの排気浄化装置の構成図である。
バス等の車両に搭載されたエンジン1の排気通路2には、排気中のNOxを還元浄化する還元触媒3が介装されている。還元触媒3の排気上流には、液体還元剤としての尿素水溶液を噴射する噴射ノズル4が設けられている。噴射ノズル4には、タンク装置5から、エンジン1の運転状態に応じた量の尿素水溶液が、供給管6を介して供給される。タンク装置5は、連通管7により互いに連通する第1のタンク8と第2のタンク9とを含んで構成され、第1のタンク8を備えたタンク装置に第2のタンク9を増設して構成される。
図2は、本実施形態に係るタンク装置のレイアウト説明図である。
第1のタンク8及び第2のタンク9は、シャシーフレーム(フレームレスボディを利用した車両では、ボディをいう。)10に固定されたベース11に載置されている。第1のタンク8及び第2のタンク9は、互いに同じ形状であって直方体に形成されており、車両の左右の一側で、前後方向に並べて配置されている。
図3は、本実施形態に係るタンク装置5の構成図である。図4は、タンク(本実施形態では第2のタンク9)と連通管7との接続部の構造を示す詳細図である。
第1のタンク8には、供給管6が挿入されている。供給管6の先端6aは第1のタンク8の底部まで伸びており、先端6aに尿素水溶液の吸込口20が形成されている。
第1のタンク8には、濃度検出器21と静電容量方式の水位検出器22(例えば、日本特殊陶業株式会社製尿素水レベルセンサーを使用する)とが設置されている。濃度検出器21は、その検出部21aに図示しないヒータと温度センサとを内蔵しており、ヒータによって加熱した液体の温度変化から濃度を検出する。(例えば、三井金属鉱業株式会社製尿素水識別センサを使用する)検出部21aは、吸込口20の若干上方に位置するように配置されている。濃度検出器21は、尿素水溶液の水位が検出部21aの上下位置Heより下方であるか否か、即ち第1のタンク8が空であるか否かを検出する空検知機能を兼ね備えている。濃度検出器21により尿素水溶液の水位が上下位置Heより下方であることが検出されたときには、図示しない走行制限装置により車両の走行が制限される。
水位検出器22は、内部に貯留されている尿素水溶液の水位が所定高さHp以下であるか否かを検出する。所定高さHpは、検出部21aの上方に位置し、水位が所定高さHpから上下位置Heになるまでの第1のタンク8内の容量が、車両が300km走行するのに必要な量となるように設定される。水位検出器22により第1タンク8内の水位が所定高さHp以下であることが検出されたときには、図示しない警告灯により警告が行われる。
連通管7の一端7aは、第1のタンク8の底壁8aを貫通している。連通管7の他端7bは、第2のタンク9の底壁9aを貫通している。更に、連通管7の他端7bには、配管コネクタ23が接続されている。配管コネクタ23の先端には、開口部23aが形成されている。配管コネクタ23は、開口部23aの位置が所定高さHpと同じ高さになるように設定されている。
以上の構成により、第1のタンク8から供給管6を介して噴射ノズル4に尿素水溶液が供給されると、第1のタンク8内の水位が低下する。第1のタンク8と第2のタンク9とは下部で連通管7により連通しているので、第1のタンク8内の尿素水溶液の水位が所定高さHpより高いときには、第1のタンク8内の水位が低下すると、これに伴って連通管7を介して第2のタンク9から第1のタンク8に尿素水溶液が流入する。したがって、タンク装置5全体の容量を確保できる。
配管コネクタ23の開口部23aの位置は、所定高さHpと同じ高さに設定されているので、第2のタンク9内の水位が所定高さHpより低くなると、第2のタンク9から第1のタンク8に尿素水溶液が流入しなくなる。したがって、第1のタンク8内の水位が所定高さHpとなってから(警告灯が警告を開始した時点から)上下位置Heになるまでの、タンク装置5より供給可能な尿素水溶液の量を、第1のタンク8及び第2のタンク9のうち第1のタンク8のみ備えた増設前のものと一致させることができる。ここで、タンク装置5が、第1のタンク8を備えたタンク装置に第2のタンク9を増設して構成されたものであると、警告灯が警告を開始してから、タンク装置5より供給可能な尿素水溶液の量、即ち走行可能な距離が、第2のタンク9の増設前と増設後とで一致するので、作業者によるタンク装置5への尿素水溶液の補給タイミングの誤認を防止することができる。また、増設前及び増設後のいずれにおいても、技術指針(尿素水溶液の残量が少量(300km以上走行するために必要な量以下)となったことを検知して、警告灯により運転者に対して注意喚起する機能を備えること)に適合させることができる。
以下に、本願発明のその他の実施形態について説明する。これらの実施形態については、以下に述べる点を除き第1の実施形態のものと同じ構成である。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るタンク装置30の構成図である。
本実施形態に係るタンク装置30では、第1のタンク8の底壁8aを貫通する連通管7の一端7aに、配管コネクタ23が接続され、その先端に形成された開口部23bの位置が所定高さHpと同じ高さに設定されている。
このような構成により、本実施形態のものは、第1のタンク8内の水位が所定高さHpより低くなると、第2のタンク9から第1のタンク8に尿素水溶液が流入しなくなる。
また、本実施形態のように第1のタンク8側に配管コネクタ23を設けると、複数個の第2のタンク9を増設する場合に、複数個の第2のタンク9側に配管コネクタ23を夫々設けなくともよいので、部品点数の増加を抑制できる。
図6は、本発明の第3の実施形態に係るタンク装置40の構成図である。図7は、連通管7の構造を示す詳細図である。
本実施形態に係るタンク装置40では、連通管7の他端7bが、第2のタンク9の側壁9bを貫通し、所定高さHpと同じ高さで第2のタンク9と接続している。
このような構成により、本実施形態のものは、第2のタンク9内の水位が所定高さHpより低くなると、第2のタンク9から第1のタンク8に尿素水溶液が流入しなくなる。更に、連通管7の他端7bを、第2のタンク9の側壁9bに貫通させるので、ベース11の邪魔にならずに連通管7を設置することができ、第2のタンク9の増設時における作業性を確保することができる。
なお、本実施形態では、連通管7の他端7bが第2のタンク9の側壁9bに貫通し、所定高さHpと同じ高さで第2のタンク9と接続しているが、連通管7の一端7aを第1のタンク8の側壁8bに貫通させ、連通管7の一端7aを所定高さHpと同じ高さで第1のタンク8に接続させる一方、連通管7の他端7bを第2のタンク9の底壁9aに貫通させてもよい。
図8は、本発明の第4の実施形態に係るタンク装置50の構成図である。
本実施形態に係るタンク装置50では、第2のタンク51が、第1のタンク8と比較してその高さ方向の寸法が短くなっている。第2のタンク51の底壁51aの位置は、所定高さHpと同じ高さに設定されている。連通管7の他端7bは第2のタンク51の底壁51aを貫通している。
このような構成により、第1のタンク9内の水位が所定高さHpより低くなると、第2のタンク51内の尿素水溶液がなくなるので、第2のタンクから51から第1のタンク8に尿素水溶液が流入しなくなる。
図9は、本発明の第5の実施形態に係るタンク装置60の構成図である。
本実施形態に係るタンク装置60は、第3の実施形態のものに対して、更に、連通管7の一端7aが第1のタンク8の側壁8bに貫通し、所定高さHpと同じ高さで第1のタンク8に接続されている。即ち、連通管7の両端7a及び7bが、所定高さHpと同じ高さで、第1のタンク8または第2のタンク9に接続されている。
このような構成により、第1のタンク8内の水位が所定高さHp以下である場合には、ベース11が前後方向に傾斜して、第1のタンク8が第2のタンク9より上方に移動しても、第1のタンク8から第2のタンク9への尿素水溶液の流入を抑制することができる。
図10は、本発明の第6の実施形態に係るタンク装置70の構成を示し、(A)はその構成図、(B)は傾斜時の液面の状態を示す説明図、(C)はその後、第1のタンク及び第2のタンクが水平に戻ったときの液面の状態を示す説明図である。
本実施形態に係るタンク装置70では、連通管7の他端7bだけでなく一端7aにも、配管コネクタ23が接続されている。その開口部23bの位置は、所定高さHpと同じ高さに設定されている。開口部23bは第1のタンク8の前後方向の中央に、開口部23aは第2のタンク9の前後方向の中央に配置されている。(図10A)
このような構成により、第1のタンク8内の水位が所定高さHp以下であるときに、第1のタンク8及び第2のタンク9が前後方向に傾斜しても、開口部23a及び23bの位置における水位の変化が抑制されるので、第1のタンク8と第2のタンク9との間での尿素水溶液の流通を低減することができる。(図10B)したがって、その後、第1のタンク8及び第2のタンク9が水平に戻ったときの、第1のタンク8内の水位は、傾斜前と比較して変化が少ない。(図10C)
なお、本実施形態では、開口部23bが第1のタンク8の前後方向の中央に、開口部23aが第2のタンク9の前後方向の中央に配置されているが、開口部23bを第1のタンク8の左右方向の中央に、開口部23aを第2のタンク9の左右方向の中央に配置してもよい。これにより、第1のタンク8及び第2のタンク9が左右方向に傾斜したときに、開口部23a及び23bの位置における水位の変化が抑制される。
本発明は、エンジンの燃料等の尿素水溶液以外の液体を貯留するタンク装置でも適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るエンジンの排気浄化装置の構成図 本発明の第1の実施形態に係るタンク装置のレイアウト説明図 本発明の第1の実施形態に係るタンク装置の構成図 タンクと連通管7との接続部の構造を示す詳細図 本発明の第2の実施形態に係るタンク装置の構成図 本発明の第3の実施形態に係るタンク装置の構成図 連通管の構造を示す詳細図 本発明の第4の実施形態に係るタンク装置の構成図 本発明の第5の実施形態に係るタンク装置の構成図 本発明の第6の実施形態に係るタンク装置の構成を示し、(A)はその構成図、(B)は傾斜時の液面の状態を示す説明図、(C)はその後、水平復帰後の液面の状態を示す説明図 本発明の第7の実施形態に係るタンク装置の構成図
符号の説明
7 連通管
8 第1のタンク
9、51 第2のタンク
5、30、40、50、60、70、80 タンク装置
22 水位検出器
23a、23b 開口部
20 吸込口

Claims (8)

  1. 内部に液体を貯留するとともに、前記液体の吸込口が設けられた既設タンクと、
    内部に前記液体を貯留する増設タンクと、
    前記既設タンクと前記増設タンクとの間に接続され、各タンクの内部を連通する連通管と、
    前記既設タンク内の液体の水位がその内底面から所定高さ以下であるか否かを検出する検出器と、
    を含んで構成され、
    前記連通管の前記増設タンク側の開口部は、前記所定高さと同一の水平面に開口したことを特徴とする液体タンク装置。
  2. 前記連通管の前記既設タンク側の開口部の位置は、前記所定高さより低い位置に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の液体タンク装置。
  3. 前記連通管の前記増設タンク側の開口部の位置は、前記増設タンクの水平方向の中央に設定されたことを特徴とする請求項2に記載の液体タンク装置。
  4. 前記連通管の前記既設タンク側の開口部の位置は、前記所定高さと同じ高さに設定されたことを特徴とする請求項1に記載の液体タンク装置。
  5. 前記連通管の前記既設タンク側の開口部は、前記既設タンクの側壁に接続される一方、前記連通管の前記増設タンク側の開口部は、前記増設タンクの側壁に接続されることを特徴とする請求項4に記載の液体タンク装置。
  6. 前記連通管の両端の開口部の位置は、各タンクの水平方向の中央に設定されたことを特徴とする請求項4に記載の液体タンク装置。
  7. 前記増設タンクの底壁の位置は、前記所定高さと同一の水平面に設定されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の液体タンク装置。
  8. 前記液体は、エンジンの排気を浄化する排気浄化装置に用いられる液体還元剤であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の液体タンク装置。
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