JP4796926B2 - 電子機器用筐体及び電子機器 - Google Patents

電子機器用筐体及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4796926B2
JP4796926B2 JP2006256432A JP2006256432A JP4796926B2 JP 4796926 B2 JP4796926 B2 JP 4796926B2 JP 2006256432 A JP2006256432 A JP 2006256432A JP 2006256432 A JP2006256432 A JP 2006256432A JP 4796926 B2 JP4796926 B2 JP 4796926B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
outer plate
lid member
rib
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006256432A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008077437A (ja
Inventor
貴行 古坊
亮一 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
Sony Interactive Entertainment Inc
Sony Computer Entertainment Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Interactive Entertainment Inc, Sony Computer Entertainment Inc filed Critical Sony Interactive Entertainment Inc
Priority to JP2006256432A priority Critical patent/JP4796926B2/ja
Publication of JP2008077437A publication Critical patent/JP2008077437A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4796926B2 publication Critical patent/JP4796926B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、電子機器用筐体及びこの電子機器用筐体を備えた電子機器に関する。
従来、電子機器として、CPU(Central Processing Unit)等の集積回路を備えた情報処理装置が知られている。このような情報処理装置として、所定の演算処理を実行するパーソナルコンピュータ(Personal Computer,PC)や、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blue-ray Disc;登録商標)等の光ディスクなどの記録媒体、及び、半導体メモリカードやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体に記録または記憶された画像及び音声情報を再生するディスク再生装置が知られている。
このような情報処理装置は、一般的に、使用者の操作に応じて所定の処理を行う機器本体と、この機器本体を収納する筐体とで構成されている。このような情報処理装置に用いられる筐体として、筐体に形成された開口を筐体の外側で覆う蓋部材を備え、この蓋部材が筐体に回動自在に取り付けられた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の筐体では、蓋部材は、アッパーケースに形成された開口を覆う蓋部分と、この蓋部分を支持し、筐体に回動自在に取り付けられる支持部分とが、一体成形されている。このうちの支持部分は、筐体を構成するアッパーケースに回動自在に取り付けられており、蓋部材は、蓋部材及びアッパーケース間に設けられたコイルバネの付勢力を利用して開く構造になっている。
特開2001−320181号公報
しかしながら、特許文献1に記載の筐体では、蓋部材の蓋部分と支持部分とが一体成形されているため、構造上それ以上の回動が規制される角度を越えて蓋部材を回動させようとする力が作用した場合に、蓋部材が無理やり折り曲げられて、損傷していしまうおそれがある。このような場合には、蓋部材を交換する必要性が生じるが、蓋部材の蓋部分と支持部分とが一体成形されているので、蓋部材の一部のみが損傷した場合でも、蓋部材全体を交換しなければならない。この際、蓋部材を筐体から取り外すために、筐体を分解したり、蓋部材を付勢するコイルバネを外したりしなければならないため、蓋部材の交換が煩雑であるという問題がある。特に、支持部分が筐体内部に設けられている場合には、蓋部材を容易に交換できないため、さらに煩雑になるという問題がある。
本発明の目的は、筐体に取付けられた蓋部材の損傷を抑制できる電子機器用筐体及び電子機器を提供することにある。
前記した目的を達成するために、本発明の電子機器用筐体は、所定の処理を実行する機器本体を内部に収納する電子機器用筐体であって、前記機器本体を内部に収納する筐体と、前記筐体に回動自在に取り付けられ、前記筐体に形成された開口を前記筐体の外側で覆う蓋部材とを備え、前記蓋部材は、前記開口を閉塞する外板部材と、前記外板部材を着脱自在に支持する支持部材とを備え、前記外板部材は、前記支持部材側で前記蓋部材の回動軸の方向に沿ってそれぞれ突出する第一リブ及び第二リブを有し、前記第二リブは、前記第一リブに対して前記回動軸に近い位置に形成され、前記支持部材には、前記第一リブ及び前記第二リブの間に嵌合される嵌合部と、前記筐体内に挿入されるアームが設けられ、前記筐体には、前記筐体の内外を連通し、前記アームが挿入される挿入口が形成され、前記筐体内には、前記アームを回動自在に支持する回動軸部が設けられ、前記第一リブは、前記嵌合部に対向する面に第一突起を有し、前記嵌合部は、前記第一リブに対向する面に前記第一突起が挿入される第一穴と、前記第二リブに対向する面に第二突起とを有し、前記第二リブは、前記嵌合部に対向する面に前記第二突起が挿入される第二穴を有することを特徴とする。
本発明によれば、機器本体を収納する筐体に取り付けられる蓋部材は、筐体に形成された開口を筐体の外側で閉塞する外板部材と、外板部材を着脱自在に支持する支持部材とを備えており、外板部材と支持部材とが別部材で構成されている。
このため、回動軸部を支点に支持部材が回動されて蓋部材が開いた状態で、外板部材に対してさらに回動させる力が作用した場合に、外板部材が支持部材から外れることで、当該作用する力を逃がすことができる。したがって、支持部材が損傷することを防止できる。
また、支持部材には、筐体の挿入口に挿入されるアームが設けられ、筐体内には、当該アームを回動自在に支持する回動軸部が設けられているため、蓋部材は、筐体内で回動自在に支持される。このように蓋部材が筐体内部で支持されている構成であっても、前述のように、蓋部材の外板部材と支持部材とは別部材で構成されているため、たとえ外板部材が損傷した場合でも、外板部材を支持部材から取り外すことができる。このため、筐体を分解することなく、外板部材を容易に交換することができる。
さらには、蓋部材が筐体内部で支持されており、筐体外部から回動軸部は見えないため、筐体の美観を向上させることができる。
本発明では、前記外板部材に、第一突起が形成され、前記支持部材には、当該第一突起が挿入される第一穴が形成されている。
本発明によれば、第一突起が、外板部材に形成され、当該第一突起が挿入される第一穴が、支持部材に形成されているため、外板部材を支持部材に取り付けた際には、第一突起が第一穴に挿入されて、外板部材が支持部材に係止される。このため、第一突起を第一穴に挿入するだけで外板部材を支持部材に係止させることができるので、簡単に外板部材を支持部材に取り付けることができる。したがって、外板部材の交換を容易に行うことができる。
また、蓋部材が開いた状態で、外板部材に対してさらに回動させる力が作用した場合に、この力の作用方向に第一突起が突出しているので、外板部材を支持部材から外れ易くすることができる。このため、外板部材に作用する力を逃がすことができるので、支持部材が損傷することを効果的に防止できる。
本発明では、前記外板部材は、前記支持部材側で前記蓋部材の回動軸の方向に沿ってそれぞれ突出し、当該回動軸から離れた位置に形成される第一リブ、及び、当該第一リブに対して前記回動軸に近い位置に形成される第二リブを有し、前記支持部材は、前記第一リブ及び第二リブの間に嵌合される嵌合部を有し前記第一リブは、前記嵌合部に対向する面に第一突起を有し、前記嵌合部は、前記第一リブに対向する面に前記第一突起が挿入される第一穴を有する
本発明によれば、支持部材の嵌合部を外板部材の2つのリブ(第一リブ及び第二リブ)の間に嵌合させることで、第一突起が第一穴に挿入される。このため、嵌合部を2つのリブの間に嵌合させるだけで、外板部材を簡単に支持部材に係止させることができる。したがって、支持部材が確実に外板部材を支持できる他、外板部材の交換をさらに容易に行うことができる。
本発明では、前記嵌合部は、前記第二リブに対向する面に第二突起を有し、前記第二リブは、前記嵌合部に対向する面に前記第二突起が挿入される第二穴を有する
本発明によれば、嵌合部を第一リブ及び第二リブの間に嵌合させた際には、第二突起が第二穴に挿入されるので、第一突起及び第一穴間の嵌合と、第二突起及び第二穴間の嵌合とで、外板部材を支持部材に係止させることができる。したがって、外板部材を支持部材に確実に係止することができる。
本発明では、前記筐体は、角部を有する箱状に形成され、前記角部には、前記筐体の内側に向かって没入した凹部が形成され、前記開口及び前記挿入口は、前記凹部に対応する領域内に形成され、前記外板部材は、前記凹部に応じた形状を有することが好ましい。
本発明によれば、開口及び挿入口は、筐体の内側に向かって没入した凹部に対応する領域内に形成され、外板部材は、凹部に応じた形状を有するため、蓋部材を筐体の外形に沿った形状に形成することができる。このため、筐体の美観を一層向上させることができる。
本発明では、前記アームは、前記支持部材における前記蓋部材の回動軸に沿った方向の両端にそれぞれ設けられていることが好ましい。
本発明によれば、アームは、支持部材における蓋部材の回動軸に沿った方向の両端にそれぞれ設けられているため、支持部材に対するアームの取り付け間隔を、回動軸方向に大きく取ることができる。これにより、支持部材の回動時に、アームに対するねじれの発生が低減されるので、支持部材を回動軸部に安定して取り付けることができるとともに、支持部材の損傷を防止できる。
また、アームは、支持部材における蓋部材の回動軸に沿った方向の両端にそれぞれ設けられているため、アームが、支持部材の回動範囲における中央部分を横切ることがない。このため、蓋部材で覆われる空間スペースを有効に利用することができる。
本発明では、前記回動軸部は、前記蓋部材の回動軸方向に沿った軸方向を有する略円柱状に形成され、前記アームは、前記回動軸方向から見て前記回動軸に直角方向に延出する略U字状に形成され、かつ、当該略U字形状の一端が前記支持部材に接続され、他端には、前記回動軸部が挿入される穴が形成されていることが好ましい。
本発明によれば、支持部材のアームは、回動軸方向から見て回動軸に直角方向に延出する略U字状に形成され、かつ、当該略U字形状の一端が支持部材に接続され、他端には、筐体内の回動軸部が挿入される穴が形成されているため、支持部材は、回動軸に直角方向に延出する略U字状のアームで、筐体に支持される。このため、アームが挿入される挿入口からは、支持部材の支持部分を見えづらくすることができる。したがって、筐体の美観をより向上させることができる。
また、回動軸部と支持部材との係合を容易にでき、筐体の組立工程を簡略化できる。
本発明では、前記蓋部材の回動範囲の所定の位置から一方向への回動時に、当該蓋部材を当該一方向に付勢し、前記所定の位置から他方向への回動時に、当該蓋部材を当該他方向に付勢する付勢手段が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、付勢手段は、蓋部材の回動範囲の所定の位置から一方向への回動時に、当該蓋部材を当該一方向に付勢し、所定の位置から他方向への回動時に、当該蓋部材を当該他方向に付勢するため、蓋部材の開閉に要する力が低減される。したがって、大きな力を必要とせずに、簡単に蓋部材を開閉することができる。
本発明の電子機器は、所定の処理を実行する機器本体と、前記機器本体を内部に収納する前述した本発明の電子機器用筐体とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、前述した本発明の電子機器用筐体を備えているため、前述した効果を奏する電子機器が得られる。すなわち、蓋部材が開いた状態で、外板部材にさらに回動させる力が作用した場合に、外板部材が支持部材から外れることで、当該作用する力を逃がすことができるので、支持部材が損傷することを防止できる。
また、蓋部材の外板部材と支持部材とは別部材で構成されているため、たとえ外板部材が損傷した場合でも、外板部材を支持部材から取り外すことができる。このため、筐体を分解することなく、外板部材を容易に交換することができる。
さらには、蓋部材が筐体内部で支持されており、筐体外部から回動軸部は見えないため、筐体の美観を向上させることができる。
本発明では、前記開口は、所定の情報を記憶した半導体メモリカードを挿抜するための開口であり、前記機器本体は、前記開口を介して挿入された前記半導体メモリカードに対して情報の読取及び書込の少なくともいずれかを実行することが好ましい。
このような本発明によれば、半導体メモリカードを挿抜するための開口が、蓋部材により閉塞されるため、この開口から埃やゴミが入り込むのを防止することができ、機器本体において、半導体メモリカードの情報の読取不良や書込不良が発生することを防止できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
(1)情報処理装置1の構成
図1は、本実施形態に係る情報処理装置1を正面側から見た斜視図であり、図2は、蓋部材23を開放した状態の情報処理装置1を正面側から見た斜視図である。
本実施形態の情報処理装置1は、使用者が操作するコントローラ(図示略)からの指示に応じて、あるいは自動で、CD、DVD及びBD等の光ディスク等の記録媒体や、各種半導体メモリカード及びHDD等の記憶媒体に記録または記憶された情報、並びに、接続されたネットワークから情報を取得し、当該取得情報に含まれる画像情報及び音声情報を再生するほか、当該取得情報に含まれるプログラムを実行する電子機器である。また、この情報処理装置1は、使用する光ディスクの種類によっては、当該光ディスクに対する情報の記録を行うことができるほか、装着された半導体メモリカード及びHDD等の記憶媒体への情報の記録を行うことができるように構成されている。このような情報処理装置1は、図示を省略するが、テレビジョン受像機等の画像表示装置と電気的に接続されており、コントローラを使用者が操作することにより、使用者の操作に応じた所定の処理を行い、当該処理結果から画像信号及び音声信号を当該画像表示装置に出力する。
この情報処理装置1は、電子機器用筐体としての外装筐体2(図1〜図7)と、当該外装筐体2内に収納される機器本体としての装置本体3(図8)とを備えて構成されている。
(2)外装筐体2の構成
外装筐体2は、図1及び図2に示すように、全体略楕円柱状を有している。このような外装筐体2は、蓋部材23及び化粧板24が取り付けられる上部筐体21と、下部筐体22とから構成されている。
(2-1)上部筐体21の構成
上部筐体21は、円弧状の湾曲部分及び角部を有する箱型形状に形成され、下部筐体22と組み合わされてねじ固定される。この上部筐体21には、正面部211(図1、図2及び図4)、上面部212(図3及び図4)、側面部213(図1、図2及び図4),214(図3)、及び内面部215(図5)が形成され、上部筐体21の内面部215側には、装置本体3の一部を収納するための開口216(図5)が形成されている。
正面部211は、図1及び図2において示す手前側の部分であり、当該正面部211の略中央及び左端には、面外方向に突出する突出部2111,2112が設けられている。これら突出部2111,2112に挟まれた領域には、上部筐体21の内側に向かって没入した凹部としてのカードスロット部2113が形成されており、当該カードスロット部2113には、図2に示すように、各種半導体メモリカード(以下、「メモリカード」と略す場合がある)を挿抜可能な3つの開口21131が形成されている。これら開口21131を介して、外装筐体2内に設けられた後述するリーダライタ351(図8)の各種メモリカードに対応する挿入部が露出する。
突出部2111,2112及びカードスロット部2113が形成された領域には、当該突出部2111,2112及びカードスロット部2113を覆う蓋部材23が回動自在に設けられている。詳細については後で説明するが、蓋部材23は、正面部211の長手方向に沿った回動軸を中心として上方に回動することにより、カードスロット部2113を開放し、下方に回動することにより、カードスロット部2113を閉塞する。この蓋部材23は、上部筐体21の内面部215(図5)側で軸支されるため、カードスロット部2113における長手方向の両端側には、蓋部材23を支持するアーム2312,2313を挿入可能な挿入口21132が形成されている。
正面部211の右側には、直径12cmの光ディスクに対応したディスク挿入口2114が正面部211の長手方向に沿って形成されている。このディスク挿入口2114に挿入された光ディスクは、後述する装置本体3を構成するディスクユニット33(図8)に挿入される。
図3は、化粧板24をずらした状態の情報処理装置1を背面側から見た斜視図であり、図4は、化粧板24を外した状態の情報処理装置1を正面側から見た斜視図である。
上部筐体21の上面部212には、図3に示すように、当該上面部212を覆う化粧板24が摺動自在に取り付けられている。この化粧板24は、上面部212の湾曲形状に沿うように形成され、当該上面部212の長手方向に沿って摺動させることにより、上面部212に取り付けられる。
このような化粧板24を取り外すと、図4に示すように、上面部212に形成された一対の溝部2121、複数の係合部2122及び複数のねじ挿入口2123が露出する。
このうち、溝部2121は、上面部212の短手方向の両端において、当該上面部212の長手方向に沿って形成され、化粧板24の上面部212に沿った摺動を案内する。係合部2122は、化粧板24の裏面(上面部212と対向する面)に突設され、かつ、略鉤状を有する係止部(図示省略)と係合して、上面部212から化粧板24が外れることを防止する。ねじ挿入口2123には、上部筐体21と装置本体3とを固定するねじが挿入される。
また、側面部214の長手方向両端には、図3に示すように、ゴム等により形成された脚部2141が設けられている。
図5は、上部筐体21の内面部215を示す斜視図であり、図6は、図5の部分拡大図である。
上部筐体21の内面部215には、図5及び図6に示すように、カードスロット部2113(図2)の内側に対応する部分に、内面部215から面外方向に突出した突出部2151と、蓋部材23(図1及び図2)を回動自在に支持する回動軸部2152と、蓋部材23及び内面部215間の干渉を防止するための凹部2153とが形成されている。また、側面部214の内側に対応する部分には、付勢手段としてのねじりばね23Aを固定するばね固定部2154が設けられている。なお、ねじりばね23Aの詳細については、後で説明する。
突出部2151は、図5及び図6に示すように、内面部215におけるカードスロット部2113(図2)の内側に対応する部分で、カードスロット部2113の長手方向の両端に設けられた挿入口21132に対応して形成されている。具体的に、突出部2151は、側面視略半円状に形成され、径方向がカードスロット部2113の長手方向に直角になるように内面部215に突設されている。そして、これら突出部2151には、回動軸部2152が形成されている。
回動軸部2152は、略円柱状に形成され、突出部2151の互いに対向する側面に垂直に設けられている。すなわち、回動軸部2152の突出方向は、カードスロット部2113の長手方向に沿う方向となっている。これら回動軸部2152に、蓋部材23が回動自在に支持される。
凹部2153は、回動軸部2152に対応するように内面部215に没入して形成され、蓋部材23の回動時における蓋部材23及び内面部215間の干渉を防止する。
ばね固定部2154は、図6に示すように、側面部214(図3)の内側に対応する部分で、開口216の端縁2161寄りの位置に突設されており、それぞれ側面視略L字状の鉤形状に形成された第一鉤状部21541と第二鉤状部21542とを備えている。
第一鉤状部21541は、鉤形状の先端が開口216の深さ方向と反対側に向いた状態で、内面部215に突設されている。
一方、第二鉤状部21542は、第一鉤状部21541に較べて小さい幅寸法を有して形成され、鉤形状の先端が開口216の深さ方向に向いた状態で、第一鉤状部21541の突出方向と同じ方向に突出して、第一鉤状部21541に形成されている。
(2-2)下部筐体22の構成
下部筐体22は、図1及び図2に示すように、直方体と半円柱とを組み合わせた形状を有し、半円柱状部分を向い合わせるように前述の上部筐体21と組み合わさる。
この下部筐体22には、正面部221(図1及び図2)、側面部222(図1及び図2),223(図3)、背面部224(図3)、及び底面部225(図7)が形成されている。
正面部221(図1及び図2における手前側の部分)の左側には、4つの略矩形状を有する開口2211が形成されている。これら開口2211を介して、装置本体3を構成する制御基板5(図8)に設けられ、かつ、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したA端子を接続可能な端子がそれぞれ露出する。
側面部223の両端には、図3に示すように、ゴム等により形成された脚部2231が形成されている。この側面部223に形成された脚部2231、及び、上部筐体21の側面部214に形成された脚部2141を設置面に当接させるように配置することで、情報処理装置1の縦置きが可能となっている。
また、側面部223の略中央には、略矩形状の開口2232が形成されており、当該開口2232を介して、図示しないHDDユニットが取り付けられる。この開口2232は、当該開口2232に応じた形状を有する蓋部材25により閉塞されている。
背面部224には、図3に示すように、外装筐体2内部に収納された制御基板5に設けられた各種端子が露出する開口2241〜2244が、当該背面部224の長手方向に沿って形成されている。
具体的に、開口2241には、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子を接続可能な端子が露出し、開口2242には、IEEE802.3iに準拠し、10Base−T及び100Base−TX等のLAN(Local Area Network)ケーブルが接続可能な端子が露出する。また、開口2243には、USB規格に準拠したB端子が接続可能な端子が露出し、開口2244には、一端側に映像用の1本の端子及び音声用の2本の端子が設けられた同軸ケーブルの他端側が接続可能な端子が露出する。
さらに、背面部224における右端には、主電源をオン/オフする電源スイッチ2245が設けられ、当該電源スイッチ2245の下方に、電源ケーブル(図示省略)が接続されるインレットコネクタ2247が露出する開口2246が形成されている。
図7は、情報処理装置1を下方から見た斜視図である。
下部筐体22の底面部225は、下部筐体22における上部筐体21とは反対側の直方体部分の底面に対応する部分である。この底面部225の四隅には、ゴムにより形成された複数の脚部2251が設けられている。これら脚部2251を設置面に当接させるようにして情報処理装置1を配置することで、当該情報処理装置1の横置きが可能となっている。
(3)装置本体3の構成
図8は、装置本体3を示す分解斜視図である。
装置本体3は、使用者の操作に応じた所定の処理を実行する本体部分であり、外装筐体2内に収納されている。この装置本体3は、図8に示すように、制御ユニット31、冷却ユニット32、ディスクユニット33、電源ユニット34、リーダライタユニット35、及び板ばね36を備えて構成されている。そして、装置本体3は、これら各ユニット31〜35及び板ばね36が互いにねじ等により固定され、一体的に組み合わさっている。
制御ユニット31は、装置本体3、ひいては、情報処理装置1の駆動を制御するユニットである。この制御ユニット31は、図8に示すように、メインフレーム4と、制御基板5と、サブフレーム6とを備えて構成されており、制御基板5及びサブフレーム6は、メインフレーム4に対して位置決めされる。
このうち、メインフレーム4は、後述するサブフレーム6とともに制御基板5を挟持し、後述する冷却ユニット32に接続されるフレーム部材である。このメインフレーム4は、平面視略長方形状を有する平板状に形成され、放熱及びEMI(Electro Magnetic Interference、電磁干渉)を考慮してアルミ等の金属により形成されている。
制御基板5は、装置本体3、ひいては、情報処理装置1全体を制御するものであり、詳しい図示を省略したが、集積回路であるCPU及びGPU(Graphics Processing Unit)のほか、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び、チップセット等の各種IC(Integrated Circuit)チップ等が実装された回路基板として構成されている。そして、制御基板5は、CPU及びGPUを含めた各種ICチップが実装される面、すなわち、各ICチップのケーシングが配置される下面を、メインフレーム4に対向させ、かつ、抵抗等の素子の端子が露出する上面を、サブフレーム6に対向させるようにして配置される。
サブフレーム6は、メインフレーム4とともに制御基板5を支持するとともに、後述するディスクユニット33、電源ユニット34及びリーダライタユニット35を支持するフレーム部材である。このサブフレーム6は、メインフレーム4と同様に、放熱及びEMIを考慮してアルミ等の金属により形成され、図8に示すように、平面視略長方形状の平板状に形成されている。
冷却ユニット32は、板ばね36により、制御ユニット31と一体となり、当該制御ユニット31を構成する制御基板5を冷却するほか、外装筐体2外部から冷却空気を導入する過程で、当該冷却空気の流路上に位置する電源ユニット34等を冷却する冷却手段である。
ディスクユニット33は、制御ユニット31による制御下で、挿入された前述の各種光ディスクに記録された画像、映像及びプログラム等の情報を読出し、当該情報を、制御ユニット31を構成する制御基板5に出力する。また、ディスクユニット33は、挿入された光ディスクに対し、前述のような情報の記録を行う。
このディスクユニット33は、詳しい図示を省略するが、ユニット本体331と、当該ユニット本体331を内部に収納する金属製の筐体332とを備えて構成されている。このうち、筐体332の正面には、直径12cmの光ディスクが挿抜される開口3321が形成されている。
電源ユニット34は、装置本体3に駆動電力を供給するものである。具体的に、電源ユニット34は、外装筐体2に設けられたインレットコネクタ2247(図3)に入力した商用交流電流を直流変換し、装置本体3を構成する各電子部品に応じた電圧に昇圧及び減圧して、当該各電子部品に供給する。この電源ユニット34は、制御ユニット31を構成する制御基板5に設けられた図示しない電源ピンと接続され、当該制御基板5を介して、各電子部品に駆動電力を供給する。
リーダライタユニット35は、制御基板5による制御下で、前述の上部筐体21のカードスロット部2113に形成された各開口21131(図2)を介して挿入された各種メモリカードに対する情報の読取及び書込を実行する。このリーダライタユニット35は、メモリカードが挿抜されるリーダライタ351と、当該リーダライタ351の動作を制御する基板352とを備えて構成されている。このうち、基板352には、制御基板5から制御信号が入力し、当該制御信号に応じた動作をリーダライタ351に実行させる。このようなリーダライタユニット35は、後述する制御ユニット31を構成するサブフレーム6上に支持固定される。
(4)蓋部材23の構成
図9は、蓋部材23(図1及び図2)を構成する支持部材231を示す斜視図であり、図10は、支持部材231を図10とは反対側から見た斜視図である。また、図11は、支持部材231とともに蓋部材23を構成する外板部材232を示す斜視図である。
蓋部材23は、前述のように、上部筐体21の内面部215に回動自在に取り付けられてカードスロット部2113を閉塞する部材であり、支持部材231と外板部材232とを備えて構成される。
(4-1)支持部材231の構成
支持部材231は、図9及び図10に示すように、上部筐体21の内面部215(図5)に回動自在に取り付けられる部材であり、外板部材232(図11)が取り付けられる嵌合部としての外板部材取付部2311と、外板部材取付部2311の長手方向の両端に設けられたアーム2312,2313とを備えている。
外板部材取付部2311は、平面視長方形の平板状に形成されている。この外板部材取付部2311の長手方向に沿った一方の端縁には、長手方向に垂直な方向に突出する第二突起としての突起23111が中央側に2箇所、両端側に1箇所づつ計4箇所に形成されている。また、他方の端縁には、第一穴としての穴23112が、長手方向の中央及び両端部分の計3箇所に形成されている。
このように、突起23111と穴23112とは、互いに支持部材231を挟んで複数形成され、それぞれの並び方向が略平行となるように形成されている。つまり、突起23111と穴23112とは、それぞれの並び方向が支持部材231の回動軸に平行になるように、外板部材取付部2311に形成されている。
また、突起23111と穴23112とを較べた場合に、穴23112の深さ寸法は、突起23111の突出量に比べて小さく、また、穴23112の数は、突起23111の数よりも少なく形成されている。
アーム2312,2313は、側面視略U字状に形成されている。具体的に、アーム2312,2313は、側面視した場合に、外板部材取付部2311の短手方向、つまり外板部材取付部2311の回動軸に直角方向に延出する略U字状に形成され、U字形状の一端が、外板部材取付部2311に接続されている。このアーム2312,2313には、溝23121,23131が、U字形状の内側部分に沿ってそれぞれ形成され、アーム2312,2313の他端には、孔23122,23132が、外板部材取付部2311の長手方向に互いに対向して形成されている。この孔23122,23132には、それぞれ上部筐体21の回動軸部2152が挿入され、これにより、支持部材231が回動軸部2152に回動自在に支持される。
このようなアーム2312,2313のうち、側面部214(図3)側の挿入口21132に挿入されるアーム2312には、ねじりばね23A(図12)を取り付けるためのばね取付孔23123が、支持部材231の回動軸に平行に形成されている。
(4-2)外板部材232の構成
外板部材232は、図11に示すように、支持部材231(図9及び図10)に取り付けられてカードスロット部2113(図2)を覆う部材であり、上部筐体21(図1及び図2)の上面部212(図3及び図4)の曲面に沿った形状に形成されている。具体的に、外板部材232は、カードスロット部2113の両側に形成された突出部2111,2112の側面形状に沿うように、側面視略L字状に形成されている。そして、外板部材232の支持部材231に対応する面には、当該外板部材232を支持部材231に係止させる際の位置決めに用いるリブ2321と、このリブ2321に対して互いに平行に形成されたリブ2322とが形成されている。
リブ2321は、外板部材232の短手方向の一端側で、かつ外板部材232の長手方向に沿って形成され、左右対称の位置にそれぞれ形成されている。このリブ2321の長手方向の両端部分には、リブ2321を貫通する第二穴としての孔23211が形成されている。
一方、リブ2322は、リブ2321に対して外板部材232の短手方向の中央寄りで、かつ外板部材232の長手方向に沿って形成されている。このリブ2322におけるリブ2321と対向する側の面には、当該リブ2321に近接する方向に突出した第一突起としての突起23221が、リブ2322の長手方向の中央部分及び両端部分にそれぞれ形成されている。
ここで、リブ2321に形成された孔23211と、リブ2322に形成された突起23221とを較べた場合に、突起23221の突出量は、孔23211の深さ寸法に比べて小さく、また、突起23221の数は、孔23211の数よりも少なく形成されている。
(4-3)蓋部材23の組立工程
以下、蓋部材23の組立工程について、具体的に説明する。
先ず、支持部材231の突起23111側の端縁を外板部材232のリブ2321に当接させて、支持部材231の突起23111が外板部材232のリブ2321の孔23211に嵌まり込むようする。この際、突起23111が孔23211に嵌合することで、外板部材232が支持部材231に仮位置決めされる。
次に、支持部材231の突起23111側の端縁を外板部材232のリブ2321に当接させたまま、リブ2321の長手方向を軸として、外板部材232に向けて支持部材231を回動させる。
この結果、外板部材232の突起23221が、支持部材231の穴23112に嵌合し、外板部材232が支持部材231に係止される。
図12は、蓋部材23(図1及び図2)が取り付けられた状態で上部筐体21の内面部215を部分拡大して示す斜視図である。
蓋部材23は、図12に示すように、アーム2312,2313に形成された孔23122,23132(図10及び図11)に、上部筐体21の回動軸部2152を挿入して、上部筐体21の内面部215側に取り付けられる。
(5)ねじりばね23Aの構成
図13は、ねじりばね23Aを示す平面図及び側面図である。
ねじりばね23Aは、図13に示すように、付勢力を生じさせる第一巻線部23A1を中心に平面視略ハの字形状に形成され、第一巻線部23A1の他に、ハの字形状の一端側に設けられた第二巻線部23A2と、他端側で曲折された曲折部23A3とを備えている。このうち、第一巻線部23A1と第二巻線部23A2とは、ねじりばね23Aを形成する線部材を挟んで、互いの軸線が反対に位置するように設けられ、曲折部23A3は、第一巻線部23A1及び第二巻線部23A2の軸線方向と平行に形成されている。
このようなねじりばね23Aは、図12に示すように、第二巻線部23A2が、上部筐体21のばね固定部2154に掛止されており、曲折部23A3が、蓋部材23のアーム2312に形成されたばね取付孔23123に挿入されている。
(6)蓋部材23の開閉動作
次に、蓋部材23の開閉動作について、具体的に説明する。
図14は、情報処理装置1を側面側から見た部分断面図である。図15は、図14において蓋部材を開けた状態を示す部分断面図であり、図16は、図15において蓋部材をさらに開けた状態を示す部分断面図である。
図14に示すように、蓋部材23が上部筐体21の開口21131(図2)を閉塞した状態で、外板部材232は、カードスロット部2113の両側に形成された突出部2111,2112の側面形状に沿うように、側面視略L字状に形成されている。このため、カードスロット部2113が形成された領域は、外板部材232と突出部2111,2112とによって、全体が覆われている。
また、蓋部材23が上部筐体21の開口21131を閉塞した状態で、外板部材232は、上部筐体21の上面部212の曲面に沿った形状に形成されている。これにより、外装筐体2の美観を向上させている。
この際、ねじりばね23Aは、図13(A)において実線で示す自由角度の状態から角度θ1だけねじられている。つまり、ねじりばね23Aは、蓋部材23を閉方向に付勢した状態で、ばね固定部2154及びばね取付孔23123に掛止されている。これによって、ねじりばね23Aが上部筐体21及び支持部材231から外れることを防止している。
次に、蓋部材23を、図15に示すように、ねじりばね23Aの付勢力に逆らって開方向(矢印Aの方向)に回動させる。この際、挿入口21132は、上部筐体21を上面部212側から見た場合には、外板部材232によって覆われ、上部筐体21を正面部211側から見た場合には、アーム2312,2313によって遮蔽されている。このため、上部筐体の内部は、挿入口21132から見ることができない。
ここで、蓋部材23を、図15に示す位置まで回動した場合には、上部筐体21の回動軸部2152、ばね固定部2154、及び蓋部材23のばね取付孔23123は、略一直線上に並ぶため、ばね固定部2154とばね取付孔23123とは、蓋部材23の回動範囲中で最も近付くことになる。つまり、ねじりばね23Aは、図15に示す蓋部材23の位置を境として蓋部材23に対する付勢方向が変化し、蓋部材23が図15に示す位置よりも開方向にある場合には開方向に、図15に示す位置よりも閉方向にある場合には閉方向に、蓋部材23を付勢する。この際、ねじりばね23Aは、図13(A)に示すように、実線で示す自由角度の状態から角度θ2だけねじられている。
さらに、蓋部材23を、図15に示す所定の位置を越えるように開方向に回動させると、蓋部材23は、ねじりばね23Aにより開方向に付勢される。この際、ねじりばね23は、図13(A)に示すねじれ角θ2の状態から、ねじれ角θ1の状態へと向かうため、ねじりばね23による付勢力は徐々に低下していく。蓋部材23は、低下していく付勢力で付勢されて、図16に示すように、挿入口21132の端縁部分にアーム2312,2313が当接する。これにより、蓋部材23は、回動が規制されて停止し、開いた状態を維持する。この際も、挿入口21132は、アーム2312,2313により遮蔽されており、上部筐体の内部は、挿入口21132から見ることができない。
また、蓋部材23は、図15に示す位置を越えてから、ばね23Aによって開方向に付勢されるため、大きな力を必要とせずに簡単に開けることができる。また、蓋部材23は、ねじりばね23Aによって開方向に付勢されるため、自重で閉じてしまうことが防止される。
このような状態で、蓋部材23の外板部材232にさらに開方向の力が作用した場合には、支持部材231は開方向の回動が規制されているので、外板部材232には、外板部材232のリブ2321(図11)と支持部材231の外板部材取付部2311との当接部分を軸として、開方向に回動させる力が作用する。
ここで、リブ2321に対向するリブ2322の各突起23221(図11)と支持部材231の各穴23112(図10)とは、それぞれが回動軸に平行に配置された状態で嵌合しており、また、突起23111(図9)及び孔23211(図11)に較べて小さくかつ少ない数だけ形成されている。このため、リブ2322及び外板部材取付部2311間の摩擦力は、リブ2321及び外板部材取付部2311間の摩擦力に比べて小さく、外板部材232は支持部材231から容易に外れることができる。これによれば、外板部材232に作用する力を逃がすことができるので、蓋部材23が損傷することを防止できる。
なお、外れた外板部材232は、前述した組立工程で支持部材231に組み立てることができる。
一方、蓋部材23を閉じる場合には、蓋部材23を、ねじりばね23Aの付勢力に逆らって、図15に示す所定の位置を越えるように閉方向に回動させると、蓋部材23は、図15に示す位置を越えてから、ねじりばね23Aにより閉方向に付勢される。蓋部材23は、ねじりばね23Aによりさらに閉方向に付勢され、カードスロット部2113が形成された領域は、図14に示すように、完全に閉じられる。この際、蓋部材23は、ねじりばね23Aによって閉方向に付勢されるため、簡単に閉めることができる。
(7)実施形態の効果
以上のような本実施形態の情報処理装置1によれば、以下の効果を奏することができる。
すなわち、情報処理装置1において、装置本体3を収納する外装筐体2に取り付けられる蓋部材23は、上部筐体21に形成された開口21131を外装筐体2の外側で閉塞する外板部材232と、外板部材232を着脱自在に支持する支持部材231とから構成され、外板部材232と支持部材231とが別部材となっている。
このため、上部筐体21の回動軸部2152を支点に支持部材231が回動され、蓋部材23が開いた状態で、外板部材232にさらに開方向への力が作用した場合に、外板部材232が支持部材231から外れることで、この力を逃がすことができる。したがって、蓋部材23が損傷することを防止できる。
また、支持部材231には、上部筐体21の挿入口21132に挿入されるアーム2312,2313が設けられ、外装筐体2内には、当該アーム2312,2313を回動自在に支持する回動軸部2152が設けられている。これにより、蓋部材23は、外装筐体2内で回動自在に支持される。このように蓋部材23が外装筐体2内部で支持されている構成であっても、蓋部材23の外板部材232と支持部材231とは別部材で構成されているため、たとえ外板部材232が損傷した場合でも、外板部材232を支持部材231から取り外すことができる。このため、外装筐体2を分解することなく、外板部材232を容易に交換することができる。
さらには、蓋部材23を支持する回動軸部2152が、外装筐体2の内部に設けられているため、外板部材232の形状を外装筐体2の外形に合わせた形状とすることができ、また、回動軸部2152を外装筐体2の外部から見えなくすることができる。このためため、外装筐体2の美観を向上させることができる。
情報処理装置1において、外装筐体2には、外装筐体2の内側に向かって没入したカードスロット部2113が形成され、開口21131及び挿入口21132は、このカードスロット部2113に対応する領域内に形成されている。また、外板部材232は、カードスロット部2113が形成された領域に応じた形状を有している。
このように、開口21131及び挿入口21132は、外装筐体2の内側に向かって没入したカードスロット部2113に形成され、外板部材232は、カードスロット部2113に応じた形状を有しているため、蓋部材23を外装筐体2の外形に沿った形状に形成することができる。このため、外装筐体2の美観を一層向上させることができる。
外装筐体2の蓋部材23において、アーム2312,2313は、支持部材231における蓋部材23の回動軸に沿った方向の両端に設けられている。
このため、支持部材231に対するアーム2312,2313の取り付け間隔を、回動軸方向に大きく取ることができる。これにより、支持部材231の回動時に、アーム2312,2313に対するねじれの発生が低減されるので、支持部材231を回動軸部2152に安定して取り付けることができるとともに、支持部材231の損傷を防止できる。
また、アーム2312,2313は、支持部材231における蓋部材23の回動軸に沿った方向の両端に設けられているため、アーム2312,2313ともが、支持部材231の回動範囲における中央部分を横切ることがない。このため、蓋部材23で覆われる空間スペースを有効に利用することができる。
外装筐体2の蓋部材23において、外板部材232には、蓋部材23の回動軸と略直角方向に突出する突起23221が形成され、支持部材231には、当該突起23221が挿入される穴23112が形成されている。
このため、外板部材232を支持部材231に取り付けた際には、突起23221が穴23112に挿入されて、外板部材232が支持部材231に係止される。これにより、突起23221を穴23112に挿入するだけで外板部材232を支持部材231に係止させることができるので、簡単に外板部材232を支持部材231に取り付けることができる。したがって、外板部材232の交換を容易に行うことができる。
また、蓋部材23が開いた状態で、外板部材232にさらに開方向の力が作用した場合に、この力の作用方向に突起23221が突出しているので、外板部材232を支持部材231から外れ易くすることができる。このため、外板部材232に作用する力を逃がすことができるので、蓋部材23が損傷することを効果的に防止できる。
外装筐体2の蓋部材23において、外板部材232には、支持部材231側で回動軸の方向に沿って突出する2つのリブ2321,2322が形成され、このうちのリブ2322には、リブ2321に対向する面に突起23221が形成されている。また、支持部材231には、リブ2321,2322の間に嵌合する外板部材取付部2311が形成され、突起23221に対向する面には、突起23221が挿入される穴23112が形成されている。
このため、支持部材231の外板部材取付部2311を外板部材232のリブ2321,2322の間に嵌合させることで、突起23221が穴23112に挿入される。したがって、外板部材取付部2311をリブ2321,2322の間に嵌合させるだけで、外板部材232を簡単に支持部材231に係止させることができるので、外板部材232の交換をさらに容易に行うことができる。
一方、リブ2321には、突起23221の突出方向に没入した孔23211が形成され、外板部材取付部2311における孔23211に対向する面には、面外方向に突出するとともに、孔23211に挿入される突起23111が設けられている。
このため、外板部材取付部2311をリブ2321,2322の間に嵌合させた際には、外板部材取付部2311の突起23111が、リブ2321の孔23211に挿入される。したがって、突起23221及び穴23112間の嵌合と、突起23111及び孔23211間の嵌合とで、外板部材232を支持部材231に係止させることができるので、外板部材232を支持部材231に確実に係止することができる。
外装筐体2において、回動軸部2152は、蓋部材23の回動軸方向に沿った軸方向を有する略円柱状に形成されている。また、蓋部材23のアーム2312,2313は、回動軸方向から見て回動軸に直角方向に延出する略U字状に形成されている。このような略U字形状のアーム2312,2313の一端は、支持部材231に接続されており、他端には、回動軸部2152が挿入される穴23112が形成されている。
これにより、支持部材231は、回動軸に直角方向に延出する略U字状のアーム2312,2313で、外装筐体2内に支持される。このため、アーム2312,2313が挿入される挿入口21132に対して、回動軸部2152を上面部212側に設けることができるので、支持部材231の支持部分を見えずらくすることができる。したがって、筐体の美観をより向上させることができる。
外装筐体2内には、ねじりばね23Aが設けられ、ねじりばね23Aは、第二巻線部23A2が、上部筐体21のばね固定部2154に固定されており、曲折部23A3が、蓋部材23のばね取付孔23123に挿入され固定されている。
このため、蓋部材23は、所定の位置からの開方向への回動時に開方向に付勢され、所定の位置から閉方向への回動時に閉方向に付勢される。これにより、蓋部材23は、大きな力を必要とせずに、簡単に開閉することができるようになる。
この際、ねじりばね23Aの付勢力は、蓋部材23が開いていくにしたがって、または、閉じていくにしたがって徐々に低下するため、蓋部材23が上部筐体21に当接する際のショックを和らげることができる。
また、蓋部材23は、所定の位置よりも開方向の位置では、ねじりね23Aによって開方向に付勢されるため、自重で閉じてしまうことが防止される。
外装筐体2において、カードスロット部2113の開口21131は、半導体メモリカードを挿抜するための開口であり、装置本体3は、開口21131を介して挿入された半導体メモリカードに対して情報の読取及び書込を実行する。
これによれば、半導体メモリカードを挿抜するための開口が、蓋部材23により閉塞されるため、この開口から埃やゴミが入り込むのを防止することができ、機器本体において、半導体メモリカードの情報の読取不良や書込不良が発生することを防止できる。
(8)実施形態の変形
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、蓋部材23は、上部筐体21に形成された開口21131を覆っていたがこれに限られず、蓋部材23が、外装筐体2の外側で外装筐体2の一部を覆うように構成されていればよい。
前記実施形態では、開口21131及び挿入口21132は、上部筐体21の内側に向かって没入した凹部としてのカードスロット部2113に形成されていたがこれに限られない。要は、外装筐体2に形成されていればよく、例えば、開口2232のように側面部223に形成された開口であってもよい。
前記実施形態では、アーム2312,2313は、支持部材231における蓋部材23の回転軸に沿った方向の両端に設けられていたがこれに限られず、例えば、支持部材231における回転軸に沿った方向の中央部に複数設けられていてもよい。また、いずれか1つのアームのみが、支持部材231に設けられていてもよい。
前記実施形態では、支持部材231には、突起23111及び穴23112がそれぞれ形成され、外板部材232には、孔23211及び突起23221がそれぞれ形成されていたがこれに限られず、例えば、支持部材231には、穴23112のみが形成され、外板部材232には、孔23211のみが形成されていてもよい。この場合であっても、支持部材231が外板部材232から容易には外れない程度に、リブ2321,2322間の寸法を小さくしたり、リブ2321における支持部材231と当接する側の面の摩擦係数が高くなるように、リブ2321を加工したりすることで、支持部材231に外板部材232を係止させることができる。
また、このように支持部材231の突起23111と外板部材232の孔23211が形成されていない場合であれば、外板部材232のリブ2322を側面視略L字形状に形成して、略L字形状の先端部を外板部材取付部2311におけるアーム2323,2313が設けられた側とは反対側の面に当接させ、外板部材232が支持部材231に係止されるようにしてもよい。
さらには、支持部材231と外板部材232には、突起23111,23221、穴23112、及び孔23211が形成されていなくてもよく、例えば、外板部材取付部2311の長手方向に沿った一方の両端縁に、アーム2312,2313と反対側に向うに従って外側に傾斜するテーパを形成し、このテーパに対応したテーパを、リブ2321,2322の外板部材取付部2311と当接する側に形成してもよい。この場合にも、突起23111,23221、穴23112、及び孔23211が形成された場合と同様の効果を奏することができる。
前記実施形態では、回動軸部2152は、上部筐体21内の突出部2151に形成されていたがこれに限られない。要は、回動軸部2152が、外装筐体2内に設けられていればよく、例えば、上部筐体21の内面部215に没入して形成された凹部2153の側面部分に形成されてもよい。
また、前記実施形態では、回動軸部2152が略円柱状に形成され、アーム2312,2313に孔23122,23132が形成されていたがこれに限られず、例えば、アーム2312,2313に略円柱状のピンが形成され、このビンを支持する穴を外装筐体2内に形成してもよい。つまり、蓋部材23が外装筐体2内に支持されていればよく、そのための構成は限定されない。
前記実施形態では、開口21131は、半導体メモリカードを挿抜するための開口でなくてもよく、例えば、ディスク挿入口2114であってもよい。
さらに、前記実施形態では、電子機器として情報処理装置1が用いられていたが、他の電子機器であってもよい。例えば、PC等において、USB端子等の開口を覆う蓋部材を有する筐体に対しても、本発明を好適に利用できる。
本発明は、情報処理装置に利用できる他、蓋部材を有する筐体を備えたあらゆる電子機器に適用することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置を正面側から見た斜視図。 図1において蓋部材を開放した情報処理装置を正面側から見た斜視図。 前記実施形態における化粧板をずらした状態の情報処理装置を背面側から見た斜視図。 前記実施形態における化粧板を外した状態の情報処理装置を正面側から見た斜視図。 前記実施形態における上部筐体の内面部を示す斜視図。 図5の部分拡大図。 前記実施形態における情報処理装置を下方から見た斜視図。 前記実施形態における装置本体を示す分解斜視図。 前記実施形態における蓋部材の支持部材を示す斜視図。 前記実施形態における支持部材をアーム側から見た斜視図。 前記実施形態における蓋部材の外板部材を示す斜視図。 前記実施形態における蓋部材が取り付けられた状態で上部筐体の内面部を部分拡大して示す斜視図。 前記実施形態におけるねじりばねを示す図。 前記実施形態における情報処理装置を側面側から見た部分断面図。 図14において蓋部材を開けた状態を示す部分断面図。 図15において蓋部材をさらに開けた状態を示す部分断面図。
符号の説明
1…情報処理装置(電子機器)、2…外装筐体(電子機器用筐体、筐体)、3…装置本体(機器本体)、21…上部筐体(電子機器用筐体、筐体)、22…下部筐体(電子機器用筐体、筐体)、23…蓋部材、23A…ねじりばね(付勢手段)、231…支持部材、232…外板部材、2113…カードスロット部(凹部)、2152…回動軸部、2311…外板部材取付部(嵌合部)、2312…アーム、2313…アーム、2321…リブ、2322…リブ、21131…開口、21132…挿入口、23111…突起(第二突起)、23112…穴(第一穴)、23211…孔(第二穴)、23221…突起(第一突起)。

Claims (7)

  1. 所定の処理を実行する機器本体を内部に収納する電子機器用筐体であって、
    前記機器本体を内部に収納する筐体と、
    前記筐体に回動自在に取り付けられ、前記筐体に形成された開口を前記筐体の外側で覆う蓋部材とを備え、
    前記蓋部材は、
    前記開口を閉塞する外板部材と、
    前記外板部材を着脱自在に支持する支持部材とを備え、
    前記外板部材は、前記支持部材側で前記蓋部材の回動軸の方向に沿ってそれぞれ突出する第一リブ及び第二リブを有し、
    前記第二リブは、前記第一リブに対して前記回動軸に近い位置に形成され、
    前記支持部材には、
    前記第一リブ及び前記第二リブの間に嵌合される嵌合部と、
    前記筐体内に挿入されるアームが設けられ、
    前記筐体には、前記筐体の内外を連通し、前記アームが挿入される挿入口が形成され、
    前記筐体内には、前記アームを回動自在に支持する回動軸部が設けられ
    前記第一リブは、前記嵌合部に対向する面に第一突起を有し、
    前記嵌合部は、
    前記第一リブに対向する面に前記第一突起が挿入される第一穴と、
    前記第二リブに対向する面に第二突起とを有し、
    前記第二リブは、前記嵌合部に対向する面に前記第二突起が挿入される第二穴を有することを特徴とする電子機器用筐体。
  2. 請求項1に記載の電子機器用筐体において、
    前記筐体は、角部を有する箱状に形成され、
    前記角部には、前記筐体の内側に向かって没入した凹部が形成され、
    前記開口及び前記挿入口は、前記凹部に対応する領域内に形成され、
    前記外板部材は、前記凹部に応じた形状を有することを特徴とする電子機器用筐体。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子機器用筐体において、
    前記アームは、前記支持部材における前記蓋部材の回動軸に沿った方向の両端にそれぞれ設けられていることを特徴とする電子機器用筐体。
  4. 請求項1から請求項のいずれかに記載の電子機器用筐体において、
    前記回動軸部は、前記蓋部材の回動軸方向に沿った軸方向を有する略円柱状に形成され、
    前記アームは、前記回動軸方向から見て前記回動軸に直角方向に延出する略U字状に形成され、かつ、当該略U字形状の一端が前記支持部材に接続され、他端には、前記回動軸部が挿入される穴が形成されていることを特徴とする電子機器用筐体。
  5. 請求項1から請求項のいずれかに記載の電子機器用筐体において、
    前記蓋部材の回動範囲の所定の位置から一方向への回動時に、当該蓋部材を当該一方向に付勢し、前記所定の位置から他方向への回動時に、当該蓋部材を当該他方向に付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする電子機器用筐体。
  6. 所定の処理を実行する機器本体と、前記機器本体を内部に収納する請求項1から請求項のいずれかに記載の電子機器用筐体とを備えていることを特徴とする電子機器。
  7. 請求項に記載の電子機器において、
    前記開口は、所定の情報を記憶した半導体メモリカードを挿抜するための開口であり、
    前記機器本体は、前記開口を介して挿入された前記半導体メモリカードに対して情報の読取及び書込の少なくともいずれかを実行することを特徴とする電子機器。
JP2006256432A 2006-09-21 2006-09-21 電子機器用筐体及び電子機器 Expired - Fee Related JP4796926B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006256432A JP4796926B2 (ja) 2006-09-21 2006-09-21 電子機器用筐体及び電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006256432A JP4796926B2 (ja) 2006-09-21 2006-09-21 電子機器用筐体及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008077437A JP2008077437A (ja) 2008-04-03
JP4796926B2 true JP4796926B2 (ja) 2011-10-19

Family

ID=39349415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006256432A Expired - Fee Related JP4796926B2 (ja) 2006-09-21 2006-09-21 電子機器用筐体及び電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4796926B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2355526A3 (en) 2010-01-14 2012-10-31 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium having stored therein display control program, display control apparatus, display control system, and display control method
JP5898842B2 (ja) 2010-01-14 2016-04-06 任天堂株式会社 携帯型情報処理装置、携帯型ゲーム装置
JP5800501B2 (ja) 2010-03-12 2015-10-28 任天堂株式会社 表示制御プログラム、表示制御装置、表示制御システム、及び、表示制御方法
US8384770B2 (en) 2010-06-02 2013-02-26 Nintendo Co., Ltd. Image display system, image display apparatus, and image display method
US8633947B2 (en) 2010-06-02 2014-01-21 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium having stored therein information processing program, information processing apparatus, information processing system, and information processing method
EP2395769B1 (en) 2010-06-11 2015-03-04 Nintendo Co., Ltd. Image display program, image display system, and image display method
JP5647819B2 (ja) * 2010-06-11 2015-01-07 任天堂株式会社 携帯型電子機器
JP5739674B2 (ja) 2010-09-27 2015-06-24 任天堂株式会社 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム、および、情報処理方法
US8854356B2 (en) 2010-09-28 2014-10-07 Nintendo Co., Ltd. Storage medium having stored therein image processing program, image processing apparatus, image processing system, and image processing method

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH038482U (ja) * 1989-06-12 1991-01-28
JPH03121767A (ja) * 1989-09-30 1991-05-23 Kikukawa Tekkosho:Kk ワイドベルトサンダ
JP3327323B2 (ja) * 1997-01-14 2002-09-24 セイコーエプソン株式会社 プリンタカバー
JP2004079942A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Yazaki Corp 覆設部材の取り付け構造
JP2006093596A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Toshiba Corp 扉構造及びディスプレイ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008077437A (ja) 2008-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4796926B2 (ja) 電子機器用筐体及び電子機器
JP4699967B2 (ja) 情報処理装置
US8616900B1 (en) Disk drive having a top cover with an electrical connector latch
JP3114799U (ja) 暗号化取外し可能記憶システム
JP4950965B2 (ja) 情報処理装置
US7428742B2 (en) Mass storage cradle device
JP2006294170A (ja) ディスク装置
JP4759482B2 (ja) 電子機器の製造方法及び電子機器
US20090150914A1 (en) External optical disk drive
JP4229961B2 (ja) 電子機器及び保持部材
JP3131595U (ja) 2.5インチハードディスクを内蔵する3.5インチディスクアレイモジュール
JP4912235B2 (ja) 電子機器用筐体及び電子機器
US6717902B2 (en) Lock mechanism for optical disk drive assembly
JP2002042408A (ja) リムーバブルディスク装置
US7284252B2 (en) Locking mechanism for external optical disk drive
US20050034140A1 (en) Locking mechanism for external optical disk drive
EP2343622A2 (en) Electronic apparatus for displaying images
TWI721843B (zh) 伺服器裝置
JP2006221277A (ja) コンピュータ装置
JP4463542B2 (ja) 光ディスクドライブ
JP6994933B2 (ja) 再生装置
JP2009116995A (ja) 電子機器及びホルダ
JP2001229352A (ja) メモリーカードカートリッジ及びその装着装置並びにメモリーカード装着システム
KR20220085450A (ko) 광 디스크 장치
JP3773864B2 (ja) 外付け用ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090828

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20101125

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees