JP4796016B2 - バックライト装置および液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は液晶表示装置に関し、特に液晶表示装置に用いられる直下型のバックライト装置に関する。
アクティブマトリクス型の液晶表示装置は、画素ごとに光の透過を制御する液晶表示パネル、液晶表示パネルの画素を駆動するドライバ、および液晶表示パネルに光を照射するバックライト装置などを備えている。このような液晶表示装置は、バックライト装置から照射された光の輝度を液晶表示パネルによって画素ごとに制御することによって、多階調のドット画像を提供している。
従来、バックライト装置には冷陰極蛍光管が用いられることが多かったが、青色発光ダイオード(LED;light emitting diode)の発明に伴い、LEDを用いたバックライト装置が実用化されている。LEDを用いたバックライト装置は、従来の冷陰極蛍光管のものに比べると、発光時間の制御が容易である、電極寿命が10万時間程度と長い、消費電力が少ない、などの様々な利点を有しており、有望視されている。
LEDを用いてバックライト装置を構成する場合、多数のLEDが基板上にマトリクス状に配置される。さらに、LEDを駆動するためのLEDドライバなども基板上に設けられる。このLEDドライバには、LEDの発光量などを規定する制御信号が制御ユニットから供給される。
特許文献1には、LEDを用いた直下型のバックライト装置が開示されている。図17に示すように、この従来のバックライト装置100は、発光部プリント基板150と、発光部プリント基板150に実装される複数の発光ダイオード120と、発光ダイオード120を駆動させる複数の発光ダイオード駆動素子180と、発光部プリント基板150に接続されて各発光ダイオード駆動素子180を制御する制御部プリント基板170とを含んでいる。
そして、パルス幅変調信号が制御部プリント基板170から各発光ダイオード駆動素子180に伝送され、各発光ダイオード120の電流がデューティ制御される。この構成では、それぞれの発光ダイオードを独立駆動することにより、分割領域ごとに輝度の制御が可能となる。
特開2006−128125号公報(平成18年5月18日公開)
しかしながら、上述した従来の発光ダイオードバックライト装置100を用いて液晶表示装置を製造した場合、発光ダイオードバックライト装置100の制御部プリント基板170があるために、液晶表示装置の額縁部(表示領域の周囲の枠部分)が広くなってしまうという問題がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、液晶表示装置の額縁部を狭くすることのできるバックライト装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係るバックライト装置は、平面状に配列された複数の発光素子と該発光素子を駆動する駆動素子とが配置された発光基板と、上記駆動素子に制御信号を供給することにより該駆動素子を制御する制御素子が配置された制御基板とを備え、液晶表示装置の光源として用いられるバックライト装置であって、上記制御基板の少なくとも一部が、上記発光基板の2つの面のうち、上記発光素子の配置された発光面と反対の面である背面と対向していることを特徴とする。
上記構成によれば、制御基板の少なくとも一部が発光基板と重なっているため、制御基板が発光基板と全く重なっていない場合と比較して、2つの基板によって占有される面積に対する発光領域の面積の割合を高くすることができる。それゆえ、このバックライト装置を用いて液晶表示装置を構成すれば、液晶表示装置の額縁部を狭くすることができる。なお、制御基板は発光基板の背面側に配置されているため、発光基板と重なっていても発光素子からの光が遮られることはない。
なお、制御基板と発光基板とが「対向している」状態において、制御基板と発光基板とは接触していてもよいし、接触していなくてもよい。
また、上記発光基板は、長方形形状の部分基板がその短手方向に複数並設されたものであることが好ましい。
大面積の一枚基板を製造するのは困難であるが、上記構成によれば、発光基板が複数の部分基板によって構成されているので、大面積の一枚基板を作成することなく、発光基板全体の面積を大きくすることができる。
また、それぞれの上記部分基板には、互いにカスケード接続された複数の上記駆動素子が該部分基板の長手方向に沿って配置され、上記制御素子は、各部分基板の上記駆動素子に対して制御信号を供給し、上記発光素子の発光量は、該発光素子の配置された領域ごとに制御可能であることが好ましい。
上記構成によれば、各部分基板には、発光素子を駆動する駆動素子が複数設けられ、これらが互いにカスケード接続されている。そして、部分基板ごとに別々の制御信号が供給されることにより、発光素子の発光量を領域ごとに制御することができるようになっている。
また、上記制御基板は、長方形形状であるとともに、その長辺が複数の上記部分基板を横断するように配置されていることが好ましい。
駆動素子がカスケード接続されている場合には、信号の劣化をなるべく抑制した状態で最初の駆動素子に制御信号を供給することが好ましい。この信号の劣化には、制御基板と部分基板とを接続する電気配線の長さが大きな影響を与える。
上記構成によれば、長方形形状の制御基板が複数の部分基板を横断するように配置されているので、制御基板から、制御基板の長手方向における両端に配置された部分基板までの距離が短くなり、両基板間の電気配線の長さを短くすることができる。それゆえ、端に配置された部分基板上の駆動素子に対しても劣化の少ない制御信号を供給することができる。
上記制御基板は、その長手方向の長さが上記部分基板の短手方向における上記発光基板の長さよりも短く、該制御基板の長手方向が上記部分基板の長手方向と直交し、上記制御基板は、上記部分基板の短手方向における上記発光基板の中央に配置されていてもよい。
上記構成によれば、長方形形状の制御基板の長手方向が部分基板の長手方向と直交するように制御基板が配置されるので、制御基板は、最も多くの部分基板を横断することになる。これにより、制御基板から、両端に配置された部分基板までの距離が短くなり、両基板間の電気配線の長さを短くすることができる。
さらに、制御基板が発光基板の中央に配置されているので、制御基板から最も遠い部分基板と制御基板との間の距離が短くなる。それゆえ、両基板間の電気配線の長さを短くすることができる。
以上のように電気配線を短くすることができるので、端に配置された部分基板上の駆動素子に対しても劣化の少ない制御信号を供給することができる。
また、上記発光基板の背面には、複数の上記駆動素子が配置され、上記制御素子は、上記制御基板の2つの面のうち、上記発光基板と対向する面に配置され、上記制御素子の少なくとも一部が、隣接する2つの上記駆動素子の間に嵌り込んでいることが好ましい。
「制御素子の少なくとも一部が、隣接する2つの駆動素子の間に嵌り込む」とは、2つの駆動素子の頂上を通る平面と駆動素子が設けられている発光基板の基板面とによって挟まれる空間に、制御素子の少なくとも一部が含まれている状態をいう。このとき、駆動素子と制御素子とが接触している必要はない。
上記構成によれば、制御基板と発光基板との間の空間に制御素子と駆動素子とが配置されるとともに、制御素子が駆動素子の間に嵌り込むように配置されるので、バックライト装置を薄くすることができる。従って、このバックライト装置を用いて液晶表示装置を構成すれば、液晶表示装置も薄くすることができる。
また、上記制御基板は、上記部分基板の長手方向における上記発光基板の両端の上記駆動素子よりも内側に配置され、上記制御素子は、上記部分基板の長手方向における上記制御基板の両側に配置された上記駆動素子に対して別々の制御信号を供給することが好ましい。
上記構成によれば、制御基板が、部分基板の長手方向における発光基板の両端の駆動素子よりも内側に配置され、制御基板の両側にある駆動素子に対して別々の制御信号が供給されるので、制御基板から最も遠い駆動素子までの制御信号の伝送距離を短くすることができる。従って、部分基板の端に配置された駆動素子に対して、劣化の少ない制御信号を供給することができる。
また、上記制御基板は、上記部分基板の長手方向における上記発光基板の中央に配置されていることが好ましい。
上記構成によれば、制御基板が発光基板の中央に配置されているので、制御基板から最も遠い駆動素子までの制御信号の伝送距離を短くすることができる。従って、部分基板の端に配置された駆動素子に対して、劣化の少ない制御信号を供給することができる。
また、上記制御基板は、長方形形状の小基板がその長手方向に複数並設されたものであることが好ましい。
制御基板と各部分基板とを接続する電気配線を短くする観点から、制御基板はなるべく多くの部分基板を横断していることが好ましい。このためには、制御基板が十分な長さを有していることが望まれる。しかしながら、一定以上の長さの一枚基板を製造するのは困難である。
上記構成によれば、複数の小基板を長手方向に組み合わせて制御基板を構成することにより、制御基板を十分な長さにすることができる。従って、大面積の発光領域を得られるよう発光基板が大きい場合であっても、制御基板と両端の部分基板とを接続する電気配線を短くすることができ、両端に配置された部分基板の駆動素子に対して劣化の少ない制御信号を供給することができる。
また、上記発光基板は、上記部分基板がその長手方向にも複数並設されたものであり、上記制御基板は、上記部分基板の短手方向と平行な上記部分基板の継ぎ目と対向するように配置され、上記制御素子は、上記部分基板の長手方向における上記制御基板の両側に配置された上記部分基板の上記駆動素子に対して別々の制御信号を供給することが好ましい。
長い一枚基板を製造するのは困難であるが、上記構成によれば、発光基板が複数の部分基板によって構成されているので、長い一枚基板を作成することなく、発光基板を長くすることができる。このように発光基板を長くすると、発光基板の端に配置された駆動素子までの信号の伝送距離が長くなるため、信号の劣化が問題になりやすい。
しかしながら、上記構成によれば、制御基板が部分基板の継ぎ目に配置され、制御基板の両側にある部分基板に対して別々の制御信号が供給されるので、制御基板から最も遠い駆動素子までの制御信号の伝送距離を短くすることができる。従って、発光基板の端に配置された駆動素子に対して、劣化の少ない制御信号を供給することができる。
また、上記制御基板は、上記部分基板の短手方向と平行な上記継ぎ目のうち、上記部分基板の長手方向における上記発光基板の中央に最も近い継ぎ目と対向するように配置されることが好ましい。
上記構成によれば、発光基板の中央に最も近い継ぎ目と対向するように制御基板が配置されるので、制御素子から発光基板の端の駆動素子までの制御信号の伝送距離が短くなる。従って、発光基板の端に配置された駆動素子に対して、より劣化の少ない制御信号を供給することができる。
また、本発明に係る液晶表示装置は、上述したバックライト装置を備えていることを特徴とする。
上記構成によれば、上述したバックライト装置を備えているので、額縁部の狭い液晶表示装置を実現することができる。
以上のように、本発明に係るバックライト装置は、制御基板の少なくとも一部が発光基板の背面と対向しているので、上述したように、液晶表示装置の額縁部を狭くすることができるという効果を奏する。
〔第1の実施形態〕
本発明に係るバックライト装置の第1の実施形態について図1から図7に基づいて説明すると以下の通りである。本実施形態のバックライト装置1は、液晶表示装置の光源として用いられる直下型(液晶表示パネルと対向配置されるタイプ)のものである。
図1は、本実施形態のバックライト装置1の概要構成を示す背面図である。なお、図中の矢印は、制御信号の伝送方向を示している。図2は、本実施形態のバックライト装置1の概要構成を示す正面図である。図1に示すように、バックライト装置1は主として、プリント回路基板である発光基板10および制御基板30によって構成されている。
図2に示すように、発光基板10の一方の面上には、多数の発光素子22が基板の全面に渡って実装されている。つまり、発光素子22は、発光基板10上において平面状(詳細にはマトリクス状)に配列されている。以下では、発光基板10の2つの面のうち、発光素子22が配置されている面のことを発光面という。
図1に示すように、発光基板10の他方の面上には、発光素子22を駆動するための複数の駆動素子21が基板の全面に渡って実装されている。つまり、この駆動素子21も平面状(詳細にはマトリクス状)に配列されている。以下では、発光基板10の2つの面のうち、駆動素子21が配置されている面のことを背面という。
本実施形態では、駆動素子21の数が発光素子22の数よりも少なく、発光基板10の背面に配置された1つの駆動素子21が、その近傍にある複数(図の例では8個)の発光素子22を駆動する。図示しないが、駆動素子21とそれによって駆動される発光素子22とは、発光基板20を挟んで貫通接続されている。
図1および図2に示すように、発光基板10は、細長い長方形形状のユニット基板(部分基板)20が、その短手方向(長方形形状のユニット基板20の短辺と平行な方向)に複数枚(図の例では6枚)並設されることによって構成されている。つまり、それぞれのユニット基板20が個別に製造され、組み合わされている。例えば一辺の長さが60cmを超えるような大面積の一枚基板を製造することは容易ではないが、個別に製造された互いに同一の複数のユニット基板20を組み合わせることにより、大画面の液晶表示装置のためのバックライト装置を容易に製造することができる。なお、これらのユニット基板20は隙間が生じないように敷き詰められている。
図3は、ユニット基板20の発光面の概要構成を示す平面図である。図3の例では、ユニット基板20の発光面には、発光素子22がユニット基板の長手方向に沿って16個、短手方向に沿って2個の計32個配置されている。1つの発光素子22は、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色のLED22R・22G・22Bからなり、これら3種類のLEDの発光量が個別に制御されることによって、発光素子22が様々な色相の光を様々な強度で照射することができるようになっている。また、発光素子22の輝度および色相は、発光素子ごとに個別に制御可能になっている。
つまり、本実施形態のバックライト装置1は、照射する光の輝度および色相を領域ごとに制御可能なエリアアクティブ駆動システムを採用している。エリアアクティブ駆動システムでは、バックライト装置1から照射される光の輝度および色相が、液晶表示装置に表示される映像を規定する映像信号に応じて領域ごとに調節されるので、液晶表示装置においてコントラストの向上および消費電力の削減が達成される。
図4は、ユニット基板20の背面の概要構成を示す平面図である。図4に示すように、ユニット基板20の背面には、ユニット基板20の長手方向に沿って駆動素子21が複数(図の例では4個)配置されている。つまり、駆動素子21は、ユニット基板20において直線状に配列されている。そして、ユニット基板20上の複数の駆動素子21は、制御信号が一端の駆動素子21から他端の駆動素子21へと順次伝送されていくように、互いにカスケード状に接続(カスケード接続)されている。以下では、互いに接続された駆動素子21をまとめて駆動素子列という。
図1に示すように、制御基板30は、発光基板10の背面と対向するように配置されている。特に本実施形態では、制御基板30の面全体が発光基板10と対向している。それゆえ、制御基板30が発光基板10の外部に設けられる図18の構成に比べて、バックライト装置1を小面積化することができる。このことは、バックライト装置1が発光領域以外の余分な領域を周囲に有していないことを意味する。従って、このバックライト装置1を用いて液晶表示装置を構成すれば、表示領域以外の領域である額縁部を狭くすることができる。
なお、「対向している」状態において、対向する2つのものは、互いに接触している状態であってもよいし、接触していない状態であってもよい。
制御基板30の一方の面上には、発光基板10上の駆動素子21に対して制御信号を供給する制御素子31が実装されている。本実施形態では、制御基板30の2つの面のうち、発光基板10と対向しない面上に制御素子31が配置されているが、本発明では特に限定されない。
本実施形態では、図1中の矢印によって示すように、制御基板30上の制御素子31が、それぞれのユニット基板上の駆動素子列に対してパラレルに制御信号を供給する。つまり、制御素子31から各駆動素子列への接続配線が駆動素子列ごとに個別に設けられ、制御素子31から各駆動素子列へ個別に制御信号が供給される。そのため、制御基板30には、ユニット基板の数に応じて接点が設けられている。制御基板30上の個々の接点は、個別に制御素子31へ電気的に通じている。一方、それぞれのユニット基板20にも接点が設けられている。ユニット基板に設けられた接点は、駆動素子列の末端の駆動素子21へ電気的に通じている。そして、制御基板の接点と対応するユニット基板の接点とがケーブルによって接続されている。
本実施形態では、制御基板30が、ユニット基板20の長手方向における発光基板10の端部付近に配置されている。そして、制御信号は、制御素子31から駆動素子列の一方の末端の駆動素子21へ供給され、その後、他方の末端の駆動素子21へ向けて伝送される。
図5は、制御素子31から駆動素子列へ供給される制御信号の例を説明する図である。ユニット基板20上のそれぞれの発光素子22に対して図5の上側のように符号を割り当てた場合、制御素子31から伝送される制御信号は、例えばタイプ1またはタイプ2のようになる。タイプ1は、LEDの発光を規定するデータがAラインとBラインとで個別に伝送される場合の例であり、タイプ2は、AラインおよびBラインのLEDの発光を規定するデータが混在して伝送される場合の例である。ただし、これらは一例にすぎず、制御信号に含まれるデータのフォーマットは、駆動素子21の種類に応じて様々に変更可能である。同様に、RGBのデータの順番も、LEDの配線形態に応じて様々に変更可能である。
制御素子31から各駆動素子21へ供給される制御信号はディジタル信号であり、制御信号内の個々のLED用のデータブロックには、LEDに投入する電流の大きさ(mA)を規定する電流制御データと、LEDの輝度を調節するためのデューティ比を規定するPWM制御データとが含まれる。なお、制御信号には、LEDのオープンなどの異常を検出するための信号がさらに含まれていてもよい。制御信号は、図5に示すように個々のLED用の制御データがLEDの配置に対応した順序で配列されることによって構成されており、自己転送方式で各駆動素子21に供給される。
駆動素子21は、自分の前を流れていく制御信号をデータ取り込み信号(xlat:ラッチ信号)の入力タイミングに基づいて取り込み、取り込んだ信号中の電流制御データおよびPWM制御データに基づき、それぞれのLEDに流れる電流のデューティ比を制御する。これにより、発光素子22が見かけ上制御信号に基づいた輝度で発光する。
ところで、大型のバックライト装置を製造する場合、発光領域の拡張に伴ってLEDの数が増加するため、制御信号に含まれるデータの量も多くなる。それゆえ、制御信号の周波数を上げる必要がある。このような制御信号の周波数としては、例えば5MHzまたは30MHzなどが想定される。このように高周波数の制御信号を基板の全面に渡って配置された駆動素子21に供給する場合、信号の劣化(鈍り)について考慮しなければならない。
一般に信号の劣化は、基板上にプリントされた配線よりも基板同士を接続するケーブルにおいて起こりやすい。つまり、本実施形態のバックライト装置1では、発光基板10または制御基板30上よりも、各ユニット基板20と制御基板30とを接続するケーブルにおいて信号の劣化が生じる傾向にある。従って、このケーブルはなるべく短いことが好ましい。
そのため、本実施形態のバックライト装置1では、図1に示すように、長方形形状の制御基板30が複数のユニット基板20を横断するように配置されている。より詳細には、制御基板30の長手方向の長さは、ユニット基板20の短手方向における発光基板10の長さと略等しく、制御基板30の長手方向の辺が全てのユニット基板20と交差するようになっている。また、制御基板30の長手方向とユニット基板20の長手方向とは直交している。そして、ケーブルが接続される制御基板30上の複数の接点は、制御基板30の長手方向に沿って配置されている。
このように、制御基板30は、なるべく多くのユニット基板20と交差するように配置されている。制御基板30の配置によっては、両端(上端および下端)に配置されたユニット基板20へのケーブルが長くなることもあるが、上記の配置によれば、制御基板30とユニット基板20とを接続するためのケーブルを短くすることができるので、両端に配置されたユニット基板20上の駆動素子列に対して劣化の少ない制御信号を供給することができる。従って、本実施形態のバックライト装置1は、大画面の液晶表示装置に好適である。
本実施形態のバックライト装置1を液晶表示パネルおよびそのドライバなどとともにフレームに固定することによって、液晶表示装置を製造することができる。この液晶表示装置に備わるバックライト装置1は、上述した利点を有しているため、液額縁部が狭く、バックライトの輝度を領域ごとに調節できる大画面の液晶表示装置を実現することができる。
本実施形態では、図1に示すように制御基板30が発光基板10の左端付近に配置されているが、本発明はこれに限定されず、図6に示すように制御基板30が発光基板10の右端付近に配置されていてもよい。
また、本実施形態では、ユニット基板20がその短手方向にのみ並設されることによって発光基板10が構成されているが、発光基板10は、図7に示すように、ユニット基板20がその短手方向および長手方向に並設されることによって構成されていてもよい。なお、図中のアローヘッドはユニット基板20の継ぎ目を示している。この場合、ユニット基板20の長手方向に隣接する2つのユニット基板20上の駆動素子列同士が互いにカスケード状に接続され、制御信号は、制御基板30と対向するユニット基板20上の駆動素子列を経由して、他方のユニット基板20上の駆動素子列へと伝送される。
また、本実施形態では、制御素子31が駆動素子21へ制御信号を供給するために、制御基板30と各ユニット基板20とがケーブルによって接続されているが、基板同士の接続方法はこれに限定されない。制御基板30と各ユニット基板20とは、ケーブルの代わりに、嵌合コネクタなどによってボード・トゥ・ボードで接続されていてもよい。
また、本実施形態では、ユニット基板20が横長で、制御信号が横方向に伝送されるが、本発明はこれに限定されず、ユニット基板が縦長で、制御信号が縦方向に伝送されてもよい。すなわち、図1に示す構成を紙面内で90°回転させた構成も本発明に含まれる。
〔第2の実施形態〕
本発明に係るバックライト装置の第2の実施形態について図8および図9に基づいて説明すると以下の通りである。なお、上述した第1の実施形態と同一の部材については同一の符号を付し、説明を省略する。
図8は、本実施形態のバックライト装置2の概要構成を示す背面図である。なお、図中の矢印は、制御信号の伝送方向を示している。本実施形態のバックライト装置2では、制御素子31が実装された制御基板40の長手方向の長さが、第1の実施形態のものに比べて短くなっている。換言すれば、制御基板40の長手方向の長さは、ユニット基板20の短手方向における発光基板10の長さよりも短い。
バックライト装置の発光領域を拡張すると、ユニット基板20の短手方向における発光基板10の長さも長くなる。その結果、発光基板10と略等しい長さを有する制御基板40を低コストで製造することが困難になることがある。本実施形態のバックライト装置2は、このような状況を想定したものである。
本実施形態でも、上述した第1の実施形態と同様に、制御基板40は、その長手方向がユニット基板20の長手方向と直交するように配置されている。この配置により、制御基板40によって横断されるユニット基板20の数が最大となる。その結果、制御基板40から各ユニット基板20への距離が短くなるので、必要なケーブルの長さが短くて済み、各駆動素子21へ劣化の少ない制御信号を供給することができる。
さらに本実施形態では、制御基板40がユニット基板20の短手方向における発光基板10の中央に配置されている。これにより、制御基板40から、両端(上端および下端)に配置されたユニット基板20への距離が略等しくなる。
仮に制御基板40が発光基板10の中央よりも下寄りに配置されている場合、制御基板40から上端のユニット基板20までのケーブルの長さは、制御基板40が発光基板10の中央に配置されている場合に比べて長くなる。一方、仮に制御基板40が発光基板10の中央よりも上寄りに配置されている場合は、制御基板40から下端のユニット基板20までのケーブルの長さが、制御基板40が発光基板10の中央に配置されている場合に比べて長くなる。
このように、制御基板40が発光基板10の中央に配置されていることにより、制御基板40から最も遠いユニット基板20と制御基板40との間の距離が最短になる。それゆえ、基板間のケーブルの最大長さを短くすることができ、両端(上端および下端)に配置されたユニット基板20上の駆動素子列に対して劣化の少ない制御信号を供給することができる。従って、本実施形態のバックライト装置2は、大画面の液晶表示装置に好適である。
なお、本実施形態では、図8に示すように制御基板40が発光基板10の左端付近に配置されているが、本発明はこれに限定されず、図9に示すように制御基板40が発光基板10の右端付近に配置されていてもよい。
〔第3の実施形態〕
本発明に係るバックライト装置の第3の実施形態について図10および図11に基づいて説明すると以下の通りである。なお、上述した第1の実施形態と同一の部材については同一の符号を付し、説明を省略する。図10は、本実施形態のバックライト装置3の概要構成を示す背面図である。また、図11は、図10のA−A線断面図である。
図10に示すように、本実施形態のバックライト装置3では、制御基板30の表裏が第1の実施形態と逆になっている。つまり、制御基板30の2つの面のうち、発光基板10と対向する面上に制御素子31が配置されている。これにより、発光基板10の基板面と制御基板30の基板面とによって挟まれる空間に、駆動素子21および制御素子31が配置されている。
さらに本実施形態では、制御基板30が、ユニット基板20の長手方向における発光基板10の端部付近よりも内側に配置されている。より詳細には、制御基板30は、駆動素子列の末端の駆動素子21よりも内側に配置されている。そして、図11に示すように、制御基板30の制御素子31が、横方向に隣接する2つの駆動素子21の間に嵌り込んでいる。これにより、バックライト装置3が第1の実施形態よりも薄くなっている。
なお、隣接する2つの駆動素子21の間に制御素子31全体が嵌り込んでいる必要はなく、制御素子31の少なくとも一部が嵌り込んでいればよい。ここで、「制御素子31の少なくとも一部が、隣接する2つの駆動素子21の間に嵌り込む」とは、2つの駆動素子21の頂上を通る平面と駆動素子21が設けられている発光基板10の基板面とによって挟まれる空間に、制御素子31の少なくとも一部が含まれている状態をいう。このとき、駆動素子21と制御素子31とが接触している必要はない。
また、「隣接する2つの駆動素子21」とは、一の駆動素子21とそれに最も近い駆動素子21との組に限定されない。2つの駆動素子21の間に他の駆動素子21が挟まれていない場合、該2つの駆動素子21は、「隣接する2つの駆動素子21」とみなすことができる。
本実施形態では、横方向に隣接する2つの駆動素子21の間に制御素子31が嵌り込んでいるが、本発明はこれに限定されず、縦方向に隣接する2つの駆動素子21の間に制御素子31が嵌り込んでいてもよいし、斜め方向に隣接する2つの駆動素子21の間に制御素子31が嵌り込んでいてもよい。これらの構成であっても、バックライト装置3が薄くなるという効果を得ることができる。
〔第4の実施形態〕
本発明に係るバックライト装置の第4の実施形態について図12および図13に基づいて説明すると以下の通りである。なお、上述した第1の実施形態と同一の部材については同一の符号を付し、説明を省略する。図12は、本実施形態のバックライト装置4の概要構成を示す背面図である。なお、図中の矢印は、制御信号の伝送方向を示している。
図12に示すように、本実施形態のバックライト装置4では、制御基板30が、ユニット基板20の長手方向における発光基板10の端部付近よりも内側に配置されている。すなわち、制御基板30は、駆動素子列の末端の駆動素子21よりも内側に配置されている。そして、特に好ましい態様として、本実施形態では、制御基板30が、ユニット基板20の長手方向における発光基板10の中央に配置されている。
さらに、制御素子31は、ユニット基板20の長手方向における制御基板30の両側の駆動素子21に対して、制御信号を個別に供給する。つまり、本実施形態では、同一のユニット基板20上に配置された複数の駆動素子21のうち、制御基板30よりも左側にある駆動素子21と、制御基板30よりも右側にある駆動素子21とは、互いに接続されておらず、別々の制御信号が供給される。
図13は、制御素子31から各駆動素子列へ供給される制御信号の例を説明する図である。タイプ1は、LEDの発光を規定するデータがAラインとBラインとで個別に伝送される場合の例であり、タイプ2は、AラインおよびBラインのLEDの発光を規定するデータが混在して伝送される場合の例である。図13に示すように、発光基板10の背面側から見て制御基板30よりも左側にあるLED(A15,A14,A13,B15,B14など)を駆動する駆動素子21と、制御基板30よりも右側にあるLED(A1,A2,A3,B1,B2など)を駆動する駆動素子21とに対しては、異なる制御信号が送信される。
上述したように、高周波数の制御信号を基板の全面に渡って配置された駆動素子21に供給する場合、信号の劣化について考慮しなければならない。制御基板30から最も遠いところに配置されている駆動素子21に対して供給される制御信号は、伝送距離が最も長いことから、他の駆動素子21に供給される制御信号よりも劣化する。例えば、図1に示す第1の実施形態のバックライト装置1では、駆動素子列の右末端の駆動素子21に供給される制御信号は、他の駆動素子21に比べて最も劣化する傾向にある。
ここで、本実施形態のように、制御基板30を発光基板10の端部よりも内側に配置し、制御基板30の右側の駆動素子21と左側の駆動素子21とに対して、異なる制御信号を供給することにより、制御基板30から、これと最も遠い駆動素子21までの制御信号の伝送距離が短くなる。従って、ユニット基板20の末端に配置されている駆動素子21に対しても、劣化の少ない制御信号を供給することができる。
特に、制御基板30を発光基板10の中央に配置することにより、制御基板30から末端の駆動素子21までの伝送距離が、第1の実施形態の場合の半分程度になる。従って、本実施形態のバックライト装置4は、大画面の液晶表示装置に好適である。
なお、このような構成は、制御基板30が発光基板10と対向するように配置されていることにより、初めて可能となる。つまり、従来のバックライト装置では、制御基板が発光基板の外側に配置されているので、大型化したときに生じる制御信号の劣化の問題を解決することは困難であるが、本願発明のように、制御基板30と発光基板10とを対向配置させることにより、制御信号の劣化の問題を解決することが可能になる。
なお、本実施形態では、短手方向に並設された複数のユニット基板20によって発光基板10が構成されているが、発光基板10は、後述する第6の実施形態に示すように、ユニット基板20がその短手方向に加え、長手方向にも並設されたものであってもよい。このような構成であっても、同様の効果を得ることができる。
〔第5の実施形態〕
本発明に係るバックライト装置の第5の実施形態について図14に基づいて説明すると以下の通りである。なお、上述した第1の実施形態と同一の部材については同一の符号を付し、説明を省略する。図14は、本実施形態のバックライト装置5の概要構成を示す背面図である。なお、図中の矢印は、制御信号の伝送方向を示している。
図14に示すように、本実施形態のバックライト装置5では、制御基板45が複数の小基板によって構成されている。より具体的には、制御基板45が第1基板45aおよび第2基板45bの2つの基板によって構成されている。第1基板45aおよび第2基板45bは、ともに長方形形状である。制御基板45は、第1基板45aと第2基板45bとが、その長手方向に並設されたものとなっている。第1基板45aと第2基板45bとを繋げることにより、制御基板45の長手方向の長さは、ユニット基板20の短手方向における発光基板10の長さと略等しくなっている。
上述したように、バックライト装置の発光領域を拡張すると、ユニット基板20の短手方向における発光基板10の長さも長くなる。その結果、発光基板10と略等しい長さを有する制御基板45を一枚基板として低コストで製造することが困難になることがある。本実施形態のバックライト装置5は、このような状況を想定したものである。本実施形態では、個別に製造された複数の小基板を組み合わせているので、十分に長い制御基板45を容易に得ることができる。
制御素子31は、第1基板45aに実装されている。そして、制御基板45の長手方向に沿って、各ユニット基板20へ制御信号を伝送するためのケーブルを接続するための接点が複数設けられている。つまり、第1基板45aと対向するユニット基板20へ制御信号を伝送するための接点は第1基板45aに設けられ、第2基板45bと対向するユニット基板20へ制御信号を伝送するための接点は第2基板45bに設けられている。
そして、第1の実施形態と同様に、第1基板45aおよび第2基板45b上の個々の接点は、個別に制御素子31へ電気的に通じている。そのため、第1基板45aと第2基板45bとの境界近傍には、接続部32が設けられている。第2基板45bの接点は、この接続部32を経由して第1基板45a上の制御素子31に通じている。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、制御基板45の長手方向の辺が全てのユニット基板20と交差するようになっている。このように、制御基板30がなるべく多くのユニット基板20と交差するように配置されていることにより、制御基板30とユニット基板20とを接続するためのケーブルを短くすることができる。よって、両端に配置されたユニット基板20上の駆動素子列に対して劣化の少ない制御信号を供給することができる。従って、本実施形態のバックライト装置5は、大画面の液晶表示装置に好適である。
〔第6の実施形態〕
本発明に係るバックライト装置の第6の実施形態について図15および図16に基づいて説明すると以下の通りである。なお、上述した第1の実施形態と同一の部材については同一の符号を付し、説明を省略する。図15は、本実施形態のバックライト装置6の概要構成を示す背面図である。なお、図中の矢印は、制御信号の伝送方向を示し、アローヘッドは、ユニット基板20の長手方向と垂直な継ぎ目の位置を示している。
図15に示すように、本実施形態のバックライト装置6では、ユニット基板20がその長手方向および短手方向に複数並設されることによって発光基板11が構成されている。図の例では、長手方向に4枚、短手方向に6枚の計24枚のユニット基板20によって発光基板11が構成されている。このように、ユニット基板20をその長手方向および短手方向に敷き詰めていくことによって、大面積の発光基板11を容易に得ることができる。
さらに、制御基板30は、その長手方向がユニット基板20の長手方向と直交するように、かつ、ユニット基板20の継ぎ目のうち、ユニット基板20の長手方向と垂直な継ぎ目と対向するように配置されている。そして、制御素子31は、第4の実施形態と同様に、ユニット基板20の長手方向における制御基板30の両側の駆動素子21に対して、制御信号を個別に供給する。つまり、本実施形態では、発光基板11上に配置された複数の駆動素子21のうち、制御基板30よりも左側にある駆動素子21と、制御基板30よりも右側にある駆動素子21とに対して、別々の制御信号が供給される。
ここで、ユニット基板20の長手方向に隣接する2つのユニット基板20上の駆動素子列同士は、互いにカスケード状に接続され、一方から他方へと制御信号が伝送される。ただし、制御基板30を挟んで隣接する2つのユニット基板20上の駆動素子列同士は、互いに接続されない。これにより、制御素子31からの制御信号は、制御基板30と隣接するユニット基板20上の駆動素子列を経由して、外側のユニット基板20上の駆動素子列に供給される。このため、制御信号の受け渡しが行われる2つの隣接するユニット基板20同士の継ぎ目部には、一方のユニット基板20から他方のユニット基板20へ制御信号を渡すための接続配線が設けられている。
ユニット基板20をその長手方向に並設する場合、発光基板11の端部の駆動素子21へ供給される制御信号の劣化が特に問題となるが、本実施形態では、制御基板30がユニット基板20の継ぎ目と対向するように配置され、制御基板30の両側のユニット基板20の駆動素子21に対して別々の制御信号が伝送されるので、発光基板11の端部の駆動素子21への制御信号の伝送距離が短くなる。それゆえ、発光基板11の端部に配置されている駆動素子21に対しても、劣化の少ない制御信号を供給することができる。
さらに、本実施形態では特に好ましい態様として、制御基板30が、ユニット基板20の長手方向における発光基板10の中央に最も近い継ぎ目と対向するように配置されている。図15の例では、ユニット基板20がその長手方向に4枚並設されているので、3つの継ぎ目のうち、真ん中の継ぎ目と対向するように制御基板30が配置されている。このことは、制御基板30がユニット基板20の長手方向における発光基板10の中央付近に配置されていることを意味する。よって、発光基板11の端部への制御信号の伝送距離は、発光基板11の端部付近に制御基板30を配置した場合の半分程度になる。従って、本実施形態のバックライト装置4は、大画面の液晶表示装置に好適である。
なお、図15には、ユニット基板20をその長手方向に偶数枚並設した例を示したが、ユニット基板の長手方向の並設枚数は、奇数枚であってもよい。図16は、本実施形態のバックライト装置6の変形例の概要構成を示す背面図である。なお、図中の矢印は、制御信号の伝送方向を示し、アローヘッドは、ユニット基板20の長手方向と垂直な継ぎ目の位置を示している。
図16に示すように、本変形例のバックライト装置6’では、長手方向に3枚、短手方向に6枚の計18枚のユニット基板20によって発光基板11が構成されている。本変形例においても、制御基板30は、ユニット基板20の長手方向における発光基板10の中央に最も近い継ぎ目と対向するように配置されていることが好ましい。この場合、制御基板30は、ユニット基板20の長手方向における発光基板10の中央付近から少しずれることになるが、それでも制御信号の伝送距離が短くなり、同様の効果を得ることができる。
また、制御基板30がユニット基板20の継ぎ目に配置されることによって、制御基板30とユニット基板20との接続が容易になるという効果も得られる。仮にユニット基板20の内側に制御基板30を配置した場合、ユニット基板の端部に設けられた駆動素子21に信号入力を行うために、制御基板30からの信号線をユニット基板20の端まで引き回す必要がある。そのため、配線長が長くなり、制御信号の鈍りの原因となりうる。これに対し、ユニット基板20を継ぎ目に配置すれば、信号配線の取り回しが容易で、制御信号への悪影響が起こりにくい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明によれば、額縁部の狭い液晶表示装置を実現することができるので、パーソナルコンピュータのモニタやテレビジョン受像機、携帯電話機などの用途に好適に利用することができる。
本発明の第1の実施形態を示すものであり、バックライト装置の概要構成を示す背面図である。 本発明の第1の実施形態を示すものであり、バックライト装置の概要構成を示す正面図である。 本発明の一実施形態を示すものであり、ユニット基板の発光面の概要構成を示す平面図である。 本発明の一実施形態を示すものであり、ユニット基板の背面の概要構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態を示すものであり、制御素子から駆動素子列へ供給される制御信号の例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態の変形例を示すものであり、バックライト装置の概要構成を示す背面図である。 本発明の第1の実施形態のさらなる変形例を示すものであり、バックライト装置の概要構成を示す背面図である。 本発明の第2の実施形態を示すものであり、バックライト装置の概要構成を示す背面図である。 本発明の第2の実施形態の変形例を示すものであり、バックライト装置の概要構成を示す背面図である。 本発明の第3の実施形態を示すものであり、バックライト装置の概要構成を示す背面図である。 図10のA−A線断面図である。 本発明の第4の実施形態を示すものであり、バックライト装置の概要構成を示す背面図である。 本発明の第4の実施形態を示すものであり、制御素子31から各駆動素子列へ供給される制御信号の例を説明する図である。 本発明の第5の実施形態を示すものであり、バックライト装置の概要構成を示す背面図である。 本発明の第6の実施形態を示すものであり、バックライト装置の概要構成を示す背面図である。 本発明の第6の実施形態の変形例を示すものであり、バックライト装置の概要構成を示す背面図である。 参考形態を示すものであり、バックライト装置の概要構成を示す背面図である。 従来の技術を示すものであり、発光ダイオードバックライト装置の概要構成を示す図である。
符号の説明
1・2・3・4・5・6・6’ バックライト装置
10・11 発光基板
20 ユニット基板(部分基板)
21 駆動素子
22 発光素子
30・40・45 制御基板
31 制御素子
45a 第1基板(小基板)
45b 第2基板(小基板)

Claims (12)

  1. 平面状に配列された複数の発光素子と該発光素子を駆動する駆動素子とが配置された発光基板と、上記駆動素子に制御信号を供給することにより該駆動素子を制御する制御素子が配置された制御基板とを備え、液晶表示装置の光源として用いられるバックライト装置であって、
    上記制御基板の少なくとも一部が、上記発光基板の2つの面のうち、上記発光素子の配置された発光面と反対の面である背面と対向していることを特徴とするバックライト装置。
  2. 上記発光基板は、長方形形状の部分基板がその短手方向に複数並設されたものであることを特徴とする、請求項1に記載のバックライト装置。
  3. それぞれの上記部分基板には、互いにカスケード接続された複数の上記駆動素子が該部分基板の長手方向に沿って配置され、
    上記制御素子は、各部分基板の上記駆動素子に対して制御信号を供給し、
    上記発光素子の発光量は、該発光素子の配置された領域ごとに制御可能であることを特徴とする、請求項2に記載のバックライト装置。
  4. 上記制御基板は、長方形形状であるとともに、その長辺が複数の上記部分基板を横断するように配置されていることを特徴とする、請求項3に記載のバックライト装置。
  5. 上記制御基板は、その長手方向の長さが上記部分基板の短手方向における上記発光基板の長さよりも短く、該制御基板の長手方向が上記部分基板の長手方向と直交し、
    上記制御基板は、上記部分基板の短手方向における上記発光基板の中央に配置されていることを特徴とする、請求項4に記載のバックライト装置。
  6. 上記発光基板の背面には、複数の上記駆動素子が配置され、
    上記制御素子は、上記制御基板の2つの面のうち、上記発光基板と対向する面に配置され、
    上記制御素子の少なくとも一部が、隣接する2つの上記駆動素子の間に嵌り込んでいることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  7. 上記制御基板は、上記部分基板の長手方向における上記発光基板の両端の上記駆動素子よりも内側に配置され、
    上記制御素子は、上記部分基板の長手方向における上記制御基板の両側に配置された上記駆動素子に対して別々の制御信号を供給することを特徴とする、請求項3から5のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  8. 上記制御基板は、上記部分基板の長手方向における上記発光基板の中央に配置されていることを特徴とする、請求項7に記載のバックライト装置。
  9. 上記制御基板は、長方形形状の小基板がその長手方向に複数並設されたものであることを特徴とする、請求項3,4,5,7,8のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  10. 上記発光基板は、上記部分基板がその長手方向にも複数並設されたものであり、
    上記制御基板は、上記部分基板の短手方向と平行な上記部分基板の継ぎ目と対向するように配置され、
    上記制御素子は、上記部分基板の長手方向における上記制御基板の両側に配置された上記部分基板の上記駆動素子に対して別々の制御信号を供給することを特徴とする、請求項3,4,5,7,8,9のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  11. 上記制御基板は、上記部分基板の短手方向と平行な上記継ぎ目のうち、上記部分基板の長手方向における上記発光基板の中央に最も近い継ぎ目と対向するように配置されることを特徴とする、請求項10に記載のバックライト装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載のバックライト装置を備えていることを特徴とする液晶表示装置。
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