JP4794415B2 - ナビゲーション装置及びその情報表示方法 - Google Patents
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Description
一方、道路名を指定し、その道路に沿った施設情報等の検索を行う施設検索機能がある。しかし、かかる施設検索機能を用いてユーザーが検索を行うには、ユーザーが該当する道路名を知っていることが前提となる。しかし、土地勘のない場所を走行しているとき、ユーザーが道路名を知っているということは殆どなく、特定道路に沿った施設検索機能はユーザーにとって使い勝手が悪い。また、特定道路に沿った施設検索機能は、周辺施設検索と同様に所望の施設を特定するまで複数の操作が必要であり、操作が面倒となる問題がある。
従来技術文献として、周辺施設と自車位置の位置関係を一目で認識できるようにしたものがある(特許文献1参照)。この従来技術では、周辺施設検索で検索した所定ジャンルの施設を示すマークをスクリーンの地図上の施設所在位置に自車位置マークと共に表示する。しかし、この従来技術は上記周辺検索や特定道路に沿った施設検索の問題点を解決することはできない。
本発明の目的は、指示された鉄道路線の駅のうち自車位置に近い駅を中心にして路線駅名リストを表示し、指定された駅までの経路案内することである。
本発明目的は、駅までの距離、所要時間、急行や特急の停車/通過の別、乗換可能駅等を表示することである。
本発明の目的は、指定された駅周辺の駐車場表示や指定された駅から目的駅までの乗換案内を行なえるようにすることである。
本発明の目的は、駐車場から駅までの歩行経路や指定された駅から目的駅までの乗換案内情報をユーザーの携帯情報端末に送信できるようにすることである。
本発明の目的は、複数の鉄道が並行していれば、それぞれの路線駅名リストを表示できるようにすることである。
本発明の目的は、地図の縮尺に応じた路線駅名リストを表示することである。
することである。
本発明の目的は、指示された高速道路のインターチェンジ(IC)、サービスエリア(SA),パーキングエリア(PA)等の施設のうち自車位置に近い施設を中心にして施設名リストを表示し、指定された施設までの経路案内することである。
本発明目的は、施設までの距離、所要時間等を表示することである。
本発明の第1の情報表示方法では、ディスプレイ画面に表示された地図上の少なくとも2点を所定時間以内にタッチし、あるいは地図上をなぞって着目する対象物を特定し、該特定された対象物が鉄道であれば、該特定された鉄道の路線駅のうち、自車位置から近い2つの駅と、該2つの駅のうち自車位置に最も近い駅を、鉄道路線データベースを用いて求め、該最も近い駅の駅名を中間に有する路線駅名リストを通過駅順に作成して表示すると共に、前記路線駅名リストにおける駅名であって、前記自車位置から近い2つの駅の駅名の間に自車位置が存在することを明記する。
本発明の第2の情報表示方法では、ディスプレイ画面に表示された地図上の少なくとも2点を所定時間以内にタッチし、あるいは地図上をなぞって着目する対象物を特定し、該特定された対象物が高速道路であれば、該特定された高速道路のインターチェンジ(IC)、サービスエリア(SA),パーキングエリア(PA)の施設のうち、自車位置から近い2つの施設と、該2つの施設のうち自動車位置に最も近い施設を、高速道路データベースを用いて求め、該最も近い施設の施設名を中間に有する施設名リストを通過施設順に作成して表示すると共に、前記施設名リストにおける施設名であって、前記自車位置から近い2つの施設の施設名の間に自車位置が存在することを明記する。
本発明の第2のナビゲーション装置は、地図データを保存する地図データ保存部、高速道路名に対応させて、高速道路を構成するインターチェンジ(IC)、サービスエリア(SA),パーキングエリア(PA)の施設の名称、施設位置を保持する高速道路データベース、自車位置を検出する位置検出部、地図や路線施設名リストを表示するタッチパネル式ディスプレイ部、ディスプレイ画面に表示された地図上の少なくとも2点が所定時間以内にタッチされ、あるいは地図がなぞられたことを検出するタッチ検出部、自車位置周辺あるいは特定された地点周辺の地図画像を発生してディスプレイ画面に表示すると共に、前記タッチ操作により指示された対象物を識別し、該指示された対象物が高速道路であれば、該指示された高速道路の施設のうち、自車位置から近い2つの施設と、該2つの施設のうち自動車位置に最も近い施設を、前記高速道路データベースを用いて求め、該最も近い施設の施設名を中間に有する施設名リストを通過施設順に作成して地図に重ねて表示すると共に、前記施設名リストにおける施設名であって、前記自車位置から近い2つの施設の施設名の間に自車位置が存在することを明記する制御を行う制御部、を備えている。
本発明によれば、指示された鉄道路線の駅のうち自車位置に近い駅を中心にして駅名リストを表示し、指定された駅までの経路案内することができる。
本発明によれば、駅までの距離、所要時間、急行や特急の停車/通過の別、乗換可能駅等を表示することができるため、ユーザーはどの駅へ行ったらよいか容易に判断することができる。
本発明によれば、指定された駅周辺の駐車場表示や指定された駅から目的駅までの乗換案内を行なうことができる。
本発明によれば、駐車場から駅までの歩行経路や指定された駅から目的駅までの乗換案内情報をユーザーの携帯情報端末に送信できるため、ユーザーは車から降りた後でも駅まで、あるいは目的駅まで間違いなく行くことができる。
本発明によれば、複数の鉄道が並行していれば、選択によりそれぞれの路線駅名リストを表示することができる。
本発明によれば、縮尺率が大きいときには特急や急行の停車駅名を表示し、縮尺率が小さいときには普通車両の停車駅を表示するようにしたから、地図の縮尺に応じた見やすい駅名リストの表示をすることができる。
本発明によれば、指示された高速道路のインターチェンジ(IC)、サービスエリア(SA),パーキングエリア(PA)等の施設のうち自車位置に近い施設を中心にして施設名リストを表示し、指定された施設までの経路案内することができる。
本発明によれば、施設までの距離、所要時間等を表示できるため、ユーザーはどの施設へ行ったらよいか容易に判断することができる。
図1は本発明の概略説明図であり、タッチパネル式ディスプレイ装置1にはJR中央線2の吉祥寺駅近くの五日市街道(一般道路)3を自車CRが走行しているときの地図MPが表示されている。ここでJR中央線2上を指4で例えば左方向から右方向になぞると、ナビゲーション装置のタッチ検出部(図示せず)がディスプレイ画面に表示された地図上の少なくとも2点が所定時間以内にタッチされたこと、あるいは地図がなぞられたことを検出し、検出座標とタッチ方向を制御部に入力する。制御部は、このタッチ操作により指示された対象物が鉄道であるか、高速道路であるか、一般道路であるか識別する(例では鉄道が指示された)。タッチ操作で指示された対象物が鉄道であれば、制御部は該指示された鉄道(JR中央線)の路線駅名のうち、自車位置から最も近い駅(吉祥寺駅)を鉄道路線データベースを用いて求め、該駅名(吉祥時)を中間に有する路線駅名リスト5をタッチ方向の通過駅順に作成し、地図MPに重ねて表示する。
この路線駅名リスト5の表示に際して、自車位置から近い2つの駅(吉祥寺駅と西荻窪駅)を求め、前記路線駅名リスト5の該2つの駅名の間に「自車位置」6を表示し、かつ、該路線駅名リスト上に前記タッチした方向を示す矢印7を表示する。
また、図示しないが、路線駅名リスト5の表示に際して、各駅までの距離及び所要時間を表示する。また、この路線駅名リスト表示に際して、急行、特急停車駅及び乗換可能駅を識別可能に表示する。また、この路線駅名リスト表示に際して、複数の鉄道が並行していれば、それぞれの路線駅名リストを選択により表示する。更に、この路線駅名リスト表示に際して、地図の縮尺が大きいとき、急行停車駅、特急停車駅を表示し、地図の縮尺が小さいとき、普通列車の停車駅を表示する。
図1に示すように、路線駅名リスト5が表示されている状態で、該路線駅名リストの所定の駅が指示されると、制御部は該駅までの経路を探索して地図MP上に識別可能に表示する。また、路線駅名リスト5の所定の駅が指示されたとき、制御部は該駅周辺の拡大図を表示すると共に、駐車場探索のメニューを表示し、メニュー選択により駐車場探索が指示されたとき、前記指示された駅周辺の駐車場位置に駐車場アイコンを表示し、所定の駐車場が指示されたとき、該駐車場から前記駅までの歩行経路を表示する。また、路線駅名リスト5の所定の駅が指示されたとき、制御部は乗換のメニューを表示し、メニュー選択により乗換が指示されたとき、目的駅設定画面を表示し、目的駅が設定されたとき、前記指示された出発駅から目的駅までの乗換案内を探索して表示する。
図2は本発明のナビゲーション装置の構成図である。地図記憶媒体11は例えばDVDであり、地図情報を記憶し、DVD制御部12はDVD11から地図情報を読み取って制御部に入力し、位置測定装置13は自立航法センサー及びGPS受信機により車両現在位置を測定する。地図情報メモリ14はDVD11から読み出した車両位置周辺の地図情報を記憶する。図3に示すように自車位置に応じた図葉(MP05)と周辺図葉の合計9つの図葉MP01〜MP09を少なくとも保持し、走行に応じて地図をスクロール表示できるようになっている。
データベース記憶部15は鉄道路線データベースRLDB、高速道路データベースHWDB、周辺施設データベースPOIDBなど種々のデータベースを保存する。周辺施設データベースPOIDBは、図4に示すように図葉毎に該図葉に応じたエリアに存在するPOI(店、施設等)の名称、位置(経緯度)、ジャンル、その他の情報(周辺施設データべース)を保存するようになっている。
音声案内部16は自車が交差点に接近したとき、交差点接近中を報知するメッセージや右左折方向を報知するメッセージを音声で出力する。リモコン17はリモコンインターフェース18を介してメニュー選択による各種設定、指示を行なう。制御部(CPU)19はナビゲーション装置全体を制御するすると共に、後述する路線駅名リストの作成表示制御、高速道路に沿った施設名リストの作成表示制御、一般道路に沿った施設名リストの作成表示制御を行う。
タッチ検出部27はディスプレイ画面に表示された地図上の少なくとも2点をユーザーが所定時間以内にタッチし、あるいは地図上をなぞったことを検出し、タッチ位置座標及びタッチ方向を制御部に入力するであり、電話インターフェース部28は、例えばブルーツースにより制御部19が作成した駐車場から駅までの歩行経路情報や目的駅までの乗換案内情報をユーザー所有の携帯移動端末や携帯電話機30に送信する。
図6は高速道路データベースHWDBの説明図であり、高速道路データベースHWDBは高速道路名に対応させて、(1)該高速道路を構成するインターチェンジ(IC)、サービスエリア(SA),パーキングエリア(PA)等の施設名称POINMと、(2)施設の位置(経緯度)POSと、(3)施設の種別TYPなどを記憶するもので、施設名は最初の施設から最後の施設まで通過順にリストされている。
図7はタッチ検出部27の説明図であり、多点タッチ検出部27aはタッチパネル26bより出力されるタッチ位置信号XS,YSに基づいてタッチパネル面上の異なる2以上のポイントが所定時間内にタッチされたこと(多点タッチといい、なぞられた場合を含む)を検出する。タッチ点座標検出部27bはタッチパネルより出力される位置信号XS,YSに基づいてタッチ点のX座標値、Y座標値(x、y)を求め、信号出力部27cは多点タッチ時にタッチ方向を求め、該タッチ方向および例えば最初のタッチ点の座標(x、y)を出力する。信号出力部27cは多点タッチでなければタッチ点の座標(x、y)のみを出力する。
図8は本発明の情報表示制御のおおまかな処理フローである。
地図表示されている状態において、制御部19はタッチパネル面がタッチされたか監視しており(ステップ101)、タッチされると多点タッチであるかチェックする(ステップ102)。多点タッチでなければ、すなわち、タッチ方向が入力されてなければ、タッチ座標に基づいて所定の動作を実行する(ステップ103)。一方、多点タッチであれば、タッチ座標と地図データを用いて、タッチされた対象物が鉄道であるか、高速道路であるか、一般道路であるか識別し、タッチされた対象物に応じて、路線駅名リスト、あるいは高速道路施設名リスト、あるいは一般道路施設名リストをタッチ方向の通過順に作成して地図に重ねて表示する(ステップ104)。
図9は図8のステップ104の詳細処理フローである。
制御部19は多点タッチされたとき、タッチされた対象物が鉄道であるか、高速道路であるか、一般道路であるかをタッチ座標と地図データを参照して識別する(ステップ201)。タッチされた対象物が鉄道であれば、該鉄道の路線名を求め、鉄道路線データベースRLDB を参照して該鉄道の路線駅名リスト5(図1参照)を作成して表示する(ステップ202)。路線駅名リスト5は、タッチ操作で特定された鉄道の路線駅のうち、自車位置から最も近い駅を求め、該駅の名称を中間に配置し、タッチ方向に通過順に駅名を配列したものである。以後、ユーザーの要求により所定の情報を検索して表示する。例えば、路線駅名リストの所定の駅が指示されたとき、該駅までの経路を探索して表示する(ステップ203)。
一方、ステップ201において、タッチされた対象物が高速道路であれば、制御部19は高速道路データベースHWDBを参照して高速道路に沿って存在する施設の施設名リストを作成して表示する(ステップ204)。例えば、タッチ操作により指示された高速道路のインターチェンジ(IC)、サービスエリア(SA),パーキングエリア(PA)等の施設のうち自車位置に近い施設を中心にして施設名を配列して施設名リストを作成して表示する。以後、ユーザーの要求により所定の情報を検索して表示する。例えば、施設名リストの所定の施設が指示されたとき、該施設までの経路を探索して表示する(ステップ205)。
また、ステップ201において、タッチされた対象物が一般道路であれば、制御部19はジャンル選択画面を表示し、ユーザーにどの施設を表示するか入力させる(ステップ206)。ジャンルが入力されれば、タッチ操作により指示された一般道路に沿って存在し、かつ、指示されたジャンルの施設を、周辺施設データベースPOIDBを参照して求め、該施設の施設名リストを作成して表示する(ステップ207)。以後、ユーザーの要求により所定の情報を検索して表示する。例えば、施設名リストの所定の施設が指示されたとき、該施設までの経路を探索して表示する(ステップ208)。
図10〜図17は路線駅情報表示の実施例説明図である。
図10にはJR吉祥寺駅付近の地図が表示されており、JR中央線51の吉祥寺駅近くの五日市街道52を自車CRが走行している。
鉄道の路線駅名リストを表示するために、ユーザーは図10の地図MPに表示されているJR中央線51上を指で例えば左方向から右方向になぞる。タッチ検出部27は多点タッチされたことを検出し、検出座標とタッチ方向を制御部19に入力する。制御部19は、このタッチ操作により指示された対象物が鉄道であるか、高速道路であるか、一般道路であるか識別する。
タッチ操作で指示された対象物は鉄道でるから、制御部19は指示された鉄道(JR中央線)51の路線駅名のうち、自車位置から最も近い駅(吉祥寺駅)を鉄道路線データベースRLDBを用いて求め、図11に示すように該駅名(吉祥時)を中間に有する路線駅名リスト54をタッチ方向の通過駅順に作成し、地図MPに重ねて表示する。この路線駅名リスト54の表示に際して、制御部19は自車位置から近い2つの駅(吉祥寺駅と西荻窪駅)を求め、路線駅名リスト54の該2つの駅名の間に自車位置マーク55を表示する。また、タッチ方向が上になるように、図では新宿/東京方面が上になるようにリスト表示する。なお、タッチ方向を図1に示すように矢印で表示することもできる。
また、路線駅名リスト54の表示に際して、制御部19は各駅までの距離D及び所要時間Tを計算して表示する。
また、路線駅名リスト54の表示に際して、制御部19は急行/特急停車駅や乗換可能駅を所定のマーク(急行マークEP、特急マークSEM、乗換マーク)で識別可能に表示する。マークに変えて駅名を色分け表示して急行/特急停車駅、乗換可能駅が分るようにすることもできる。
また、路線駅名リスト54の表示に際して、制御部19は、複数の鉄道が並行していれば、それぞれの路線駅名リストを選択により表示できるようにする。図10のJR中央線51には実際は総武線51′が並行しているから、それぞれの路線駅名リストを作成して重ね合わせて表示し、かつ、各リストにタブTB1,TB2を付し、該タブに鉄道名を付して表示し、所定のタブが指示されたとき、該タブの路線駅名リストを一番上に表示するように制御する。
また、路線駅名リスト54の表示に際して、制御部19は地図の縮尺が大きいとき、急行停車駅、特急停車駅名のみを表示し、地図の縮尺が小さいとき、普通列車の停車駅名を表示するようにすることができる。
図12において、目的地メニューボタンMB1を選択すると、制御部19は自車位置から選択駅(吉祥寺駅)までの経路を探索し、該経路RTを地図MP上に識別可能に表示する。
図12において、乗換メニューボタンMB3を選択すると、制御部19は図16に示すように下車駅入力画面を作成して表示する。この下車駅入力画面において、下車駅(目的駅)に加えて経由駅を選択的に入力できるようになっている。下車駅は、路線メニューLNMNを選択して表示された路線リストより路線を選択し、ついで、該路線の駅リストから駅を選択することにより特定する。あるいは地図メニューMPMNを選択して目的地の駅を表示して特定する。あるいは、駅名を直接入力することにより特定する。下車駅が特定されると、制御部19は出発駅から該下車駅までの乗換案内を、鉄道路線データベースRLDBを参照して探索し、図17に示すように表示する。また、画面転送メニューボタンMB5を選択すれば制御部19は図17の乗換案内情報を、電話インターフェース部28を介して携帯電話機30に送る。これにより、ユーザーは自車から降りた後は、携帯電話機30の表示画面に図17の画像を表示して目的駅まで行くことができる。
上記実施例は次のようなシーンにおいて効果的である。
(1)会議あるいはイベントに出席し、帰りに友人を最寄り駅まで送っていく場合、
(2)家族を、新幹線に乗せるために東京駅まで送っていく途中、道路が混んでおり、近くの駅に降ろす場合、
(3)花火大会などのイベントを見るために会場の最寄り駅から2つ手前の駅付近にある駐車場に車を止めて、そこから電車を利用して会場に向かう場合、
において効果的である。
図18〜図19は高速道路の施設情報表示の実施例説明図である。
図18には八王子郊外の地図が表示されており、中央本線(中央高速道路)61の近くの道路RDを自車CRが走行している。
高速道路の施設名リストを表示するために、ユーザーは図18の地図MPに表示されている中央高速道路61上を指で例えば左方向から右方向になぞる。タッチ検出部27(図2)は多点タッチされたことを検出し、検出座標とタッチ方向を制御部19に入力する。制御部19は、このタッチ操作により指示された対象物が鉄道であるか、高速道路であるか、一般道路であるか識別する。
タッチ操作で指示された対象物は高速道路であるから、制御部19は指示された高速道路61のインターチェンジ(IC)、サービスエリア(SA),パーキングエリア(PA)等の施設のうち、自車位置から最も近い施設 (石川PA)を、高速道路データベースHWDBを用いて求め、図19に示すように該施設名(石川PA)を中間に有する施設名リスト62をタッチ方向の通過施設順に作成し、地図MPに重ねて表示する。この施設名リスト62の表示に際して、制御部19は自車位置から近い2つの施設(石川PAと八王子IC)を求め、路線駅名リスト62の該2つの施設名の間に自車位置マーク63を表示する。また、タッチ方向が上になるように、図では下り方面が上になるようにリスト表示する。なお、タッチ方向を矢印で表示することもできる。また、施設名リスト62の表示に際して、制御部19は各施設までの距離D及び所要時間Tを計算して表示する。
かかる状態において、該施設名リストの所定施設(八王子IC)が指示されると、制御部19は自車位置から該施設(八王子IC)までの経路RTを探索し、該経路を地図MP上に識別可能に表示する。
図20〜図22は一般道路の施設情報表示の実施例説明図である。
図20には吉祥寺市内の八幡宮前周辺の地図が表示されており、道路RD1を自車CRが八幡宮前交差点方向に走行している。
道路RD2に沿って存在するコンビニエンスストアを表示するために、ユーザーは図20の地図MPに表示されている道路RD2上を指で例えば左上方向から右下方向になぞる。タッチ検出部27(図2)は多点タッチされたことを検出し、検出座標とタッチ方向を制御部19に入力する。制御部19は、このタッチ操作により指示された対象物が鉄道であるか、高速道路であるか、一般道路であるか識別する。
タッチ操作で指示された対象物は一般速道路であるから、制御部19は図21に示すように検索表示すべき施設のジャンルを設問する設問画面を表示する。ユーザーは該設問により例えばコンビニをスクロール表示して選択する。制御部19は、周辺施設データベースPOIDBを用いて、自車より前方で、かつタッチ方向の道路RD2に沿って存在するコンビニを探索して施設名リスト71を作成して図22に示すように表示する。この施設名リスト71の表示に際して、制御部19は各施設までの距離D及び所要時間Tを計算して表示する。かかる状態において、該施設名リストの所定施設が指示されると、制御部19は自車位置から該選択施設(コンビニ)までの経路を探索し、該経路を地図MP上に識別可能に表示する。
本発明によれば、指示された鉄道路線の駅のうち自車位置に近い駅を中心にして駅名リストを表示し、指定された駅までの経路案内、指定された駅周辺の駐車場、下車駅までの乗換案内を表示することができる。
本発明によれば、指示された高速道路のインターチェンジ(IC)、サービスエリア(SA),パーキングエリア(PA)等の施設のうち自車位置に近い施設を中心にして施設名リストを表示し、指定された施設までの経路案内をすることができる。
本発明によれば、指示された一般道路に沿って進行方向に存在する施設の施設名リストを表示し、指定された施設までの経路案内をすることができる。
2 鉄道(JR中央線)
3 五日市街道(一般道路)
4 指
5 路線駅名リスト
MP 地図
CR 自車位置マーク
Claims (8)
- タッチ操作により所望の情報を表示するナビゲーション装置の情報表示方法において、
ディスプレイ画面に表示された地図上の少なくとも2点を所定時間以内にタッチし、あるいは地図上をなぞって着目する対象物を特定し、
該特定された対象物が鉄道であれば、該特定された鉄道の路線駅のうち、自車位置から近い2つの駅と、該2つの駅のうち自車位置に最も近い駅を、鉄道路線データベースを用いて求め、
該最も近い駅の駅名を中間に有する路線駅名リストを通過駅順に作成して表示すると共に、
前記路線駅名リストにおける駅名であって、前記自車位置から近い2つの駅の駅名の間に自車位置が存在することを明記する、
ことを特徴とするナビゲーション装置の情報表示方法。 - 複数の鉄道が並行していれば、それぞれの路線駅名リストを作成して重ね合わせて表示すると共に、各リストにタブを付し、該タブに鉄道名を付して表示し、
所定のタブが指示されたとき、該タブの路線駅名リストを一番上に表示する、
ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置の情報表示方法。 - 地図の縮尺が大きいとき、前記路線リストは急行列車の停車駅、特急列車の停車駅名を表示し、地図の縮尺が小さいとき、普通列車の停車駅名を表示する、
ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置の情報表示方法。 - タッチ操作により所望の情報を表示するナビゲーション装置の情報表示方法において、
ディスプレイ画面に表示された地図上の少なくとも2点を所定時間以内にタッチし、あるいは地図上をなぞって着目する対象物を特定し、
該特定された対象物が高速道路であれば、該特定された高速道路のインターチェンジ(IC)、サービスエリア(SA),パーキングエリア(PA)の施設のうち、自車位置から近い2つの施設と、該2つの施設のうち自動車位置に最も近い施設を、高速道路データベースを用いて求め、
該最も近い施設の施設名を中間に有する施設名リストを通過施設順に作成して表示すると共に、
前記施設名リストにおける施設名であって、前記自車位置から近い2つの施設の施設名の間に自車位置が存在することを明記する、
ことを特徴とするナビゲーション装置の情報表示方法。 - タッチ操作により所望の情報を表示するナビゲーション装置において、
地図データを保存する地図データ保存部、
鉄道路線名に対応させて、鉄道路線を構成する駅の名称、駅位置、電車乗換駅及び乗換路線名を保持する鉄道データベース、
自車位置を検出する位置検出部、
地図や路線駅名リスト等を表示するタッチパネル式ディスプレイ部、
ディスプレイ画面に表示された地図上の少なくとも2点が所定時間以内にタッチされ、あるいは地図がなぞられたことを検出するタッチ検出部、
自車位置周辺あるいは特定された地点周辺の地図画像を発生してディスプレイ画面に表示すると共に、前記タッチ操作により指示された対象物を識別し、該指示された対象物が鉄道であれば、該指示された鉄道の路線駅のうち、自車位置から近い2つの駅と、該2つの駅のうち自車位置に最も近い駅を前記鉄道データベースを用いて求め、該最も近い駅の駅名を中間に有する路線駅名リストを通過駅順に作成して地図に重ねて表示すると共に、該路線駅名リストにおける駅名であって、前記自車位置から近い2つの駅の駅名の間に自車位置が存在することを明記する制御を行う制御部、
を有することを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記制御部は、複数の鉄道が並行していれば、それぞれの路線駅名リストを作成して重ね合わせて表示すると共に、各リストにタブを付し、該タブに鉄道名を付して表示し、所定のタブが指示されたとき、該タブの路線駅名リストを一番上に表示する、
ことを特徴とする請求項5記載のナビゲーション装置。 - 前記制御部は、地図の縮尺が大きいとき、前記路線リストで急行列車の停車駅あるいは特急列車の停車駅名を表示し、地図の縮尺が小さいとき、普通列車の停車駅名を表示する、
ことを特徴とする請求項5記載のナビゲーション装置。 - タッチ操作により所望の情報を表示するナビゲーション装置において、
地図データを保存する地図データ保存部、
高速道路名に対応させて、高速道路を構成するインターチェンジ(IC)、サービスエリア(SA),パーキングエリア(PA)の施設の名称、施設位置を保持する高速道路データベース、
自車位置を検出する位置検出部、
地図や路線施設名リストを表示するタッチパネル式ディスプレイ部、
ディスプレイ画面に表示された地図上の少なくとも2点が所定時間以内にタッチされ、あるいは地図がなぞられたことを検出するタッチ検出部、
自車位置周辺あるいは特定された地点周辺の地図画像を発生してディスプレイ画面に表示すると共に、前記タッチ操作により指示された対象物を識別し、該指示された対象物が高速道路であれば、該指示された高速道路の施設のうち、自車位置から近い2つの施設と、該2つの施設のうち自動車位置に最も近い施設を、前記高速道路データベースを用いて求め、該最も近い施設の施設名を中間に有する施設名リストを通過施設順に作成して地図に重ねて表示すると共に、前記施設名リストにおける施設名であって、前記自車位置から近い2つの施設の施設名の間に自車位置が存在することを明記する制御を行う制御部、
を有することを特徴とするナビゲーション装置。
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