JP4793619B2 - 光沢感を付与するインク組成物及び光沢感の評価方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光沢感に優れた記録画像を形成することのできるインク組成物及び人の目視による光沢性の判断と略一致し、指標として優位性を有する、記録画像の光沢感の評価方法に関する。
従来から、インク組成物等により形成される記録画像、記録物の写像性や光沢性を向上させる技術が種々提案、開示されている。
例えば、特開2003−103898号公報では、記録媒体に対して、顔料インクを噴射して顔料画像を形成する工程と、該顔料画像のC値を60以上に調整する調整工程とを有するインクジェット記録方法、及び記録媒体に対して、顔料インクを噴射して得られるインクジェット顔料画像において、C値が60以上であるインクジェット顔料画像が開示されている(特許文献1)。尚、該文献にいうC値とは、JIS−K−7105に規定されている像鮮明度のうち、光学くし2mmを用い反射法により測定した値である。
この文献に記載の発明は、銀塩写真同等の光沢性を有し、ブロンジングがなく、耐水性、酸化ガス耐性に優れ、かつ商業用途、たとえばプリント出力サービスに対応できる高速、連続出力に対応できるインクジェット顔料画像とインクジェット記録方法を提供することを目的として提案されたものである。そして、かかる記録方法としては、調整工程が加熱定着する工程や、加圧する工程を含む実施形態として具体的に示されている。また、顔料画像については、中心線平均粗さRa、60度光沢、顔料粒子の平均粒径等の規定によって、その実施形態が具体的に示されている。
しかし、この技術では、顔料固形分が比較的少なく、また実際には加圧・加熱処理が必要であり、記録画像の充分な光沢性が未だ得られない。
更に、記録画像の光沢性については、従来その評価方法が画一的ではなく、実際に人の目視による光沢性の評価と客観的な数値データとしての評価にズレが生じていた。
特開2003−103898号公報
本発明が解決しようとする問題点は、前述した従来技術における問題点である。
従って、本発明の目的は、光沢感に優れた記録画像を形成することのできるインク組成物を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、人の目視による光沢性の判断と略一致し、指標として優位性を有する、記録画像の光沢感の評価方法を提供することにある。
本発明者は、鋭意研究した結果、アルカンジオール類を一定量以上で、有機アミンとともに用いたインク組成物が、前記目的を達成し得ることの知見を得た。更にその後、アルカンジオール類等を含む特定の非水溶剤と有機アミンとを用いたインク組成物が、前記目的を達成し得ることの知見も得た。
また、本発明者は、少なくとも所定の光沢度と所定の鮮映性から特定される光沢感を指標とした記録画像の光沢感の評価方法が、前記他の目的を達成し得ることの知見も得た。
本発明は、前記知見に基づきなされたもので、「1」インク組成物であって、顔料と、水に溶解して10重量%の水溶液とした際に表面張力が30mN/m以下となるアルカンジオールと、該インク組成物全重量に対して0.1重量%以上の有機アミンと、該インク組成物全重量に対して0.05〜0.5重量%のポリシロキサン系界面活性剤と、を少なくとも含有し、かつ、該インク組成物全重量に対する前記アルカンジオールの含有量が7〜25重量%であることを特徴とするインク組成物を提供するものである。
また、本発明は、下記発明をそれぞれ提供する。
」前記アルカンジオールが、置換基を有してもよい1,2−アルカンジオールである、記載のインク組成物。「前記顔料固形分が該インク組成物全重量に対して3.0重量%以上である、1又は2に記載のインク組成物。「4」前記顔料の含有量が、該インク組成物全重量に対して3.0重量%以上4.0重量%以下であり、前記アルカンジオールは、該インク組成物全重量に対して10〜20重量%含まれる1,2−ヘキサンジオール又は4−メチル−1,2−ペンタンジオールであり、前記有機アミンは、該インク組成物全重量に対して0.3〜1.0重量%含まれるトリエタノールアミンである、1〜3の何れかに記載のインク組成物。「5」インク組成物の調製方法であって、顔料と、水に溶解して10重量%の水溶液とした際に表面張力が30mN/m以下となり、かつ、該インク組成物全重量に対する含有量が7〜25重量%であるアルカンジオールと、該インク組成物全重量に対する含有量が0.1重量%以上である有機アミンと、0.1重量%濃度の水溶液とした場合に、静的接触角の経時変化が8度以上14度以下となるか、あるいは、動的表面張力の経時変化が10以上となり、かつ、該インク組成物全重量に対する含有量が0.05〜0.5重量%であるポリシロキサン系界面活性剤と、を混合することを含む、インク組成物の調製方法。
」下記式で得られる算出値を光沢感として指標することを特徴とする記録画像の光沢感の評価方法。
(光沢感)=(1〜4の何れかに記載のインク組成物又は5記載の調製方法により調製されたインク組成物によって形成された記録画像の光沢の程度を示す光沢度)/(鮮映性)2
(式中、光沢度は、光源に12V50Wのハロゲンランプ、フィルターにND−10を用い、感度500、煽り角度0度において、入射角45度で幅1mmのスリットから入射光を記録画像に対して照射したときに、該画像により反射されて幅1.5mmのスリットから放出された反射光について、反射角度42度から48度の範囲で、標準板の光沢度が42.5となるように光源に印加する電圧を調整したとき、相対値として測定される反射光強度各値のうちの最高値である。鮮映性は、前記光沢度(反射光強度の最高値)を得る際に測定される反射光強度各値全体の中から、その値が0.6以上となる反射角度の幅である。この条件において標準板の鮮映性は1.3以上1.5以下である。)
」下記式で得られる算出値を光沢感として自動的に計算され、出力されることを特徴とする記録画像の光沢感の測定装置。
(光沢感)=(請求項1〜4の何れかに記載のインク組成物又は請求項5記載の調製方法により調製されたインク組成物によって形成された記録画像の光沢の程度を示す光沢度)/(鮮映性)2
(式中、光沢度は、光源に12V50Wのハロゲンランプ、フィルターにND−10を用い、感度500、煽り角度0度において、入射角45度で幅1mmのスリットから入射光を記録画像に対して照射したときに、該画像により反射されて幅1.5mmのスリットから放出された反射光について、反射角度42度から48度の範囲で、標準板の光沢度が42.5となるように光源に印加する電圧を調整したとき、相対値として測定される反射光強度各値のうちの最高値である。鮮映性は、前記光沢度(反射光強度の最高値)を得る際に測定される反射光強度各値全体の中から、その値が0.6以上となる反射角度の幅である。この条件において標準板の鮮映性は1.3以上1.5以下である。)
本発明のインク組成物によれば、光沢感に優れた記録画像を形成することができ、また、本発明に係る記録画像の光沢感の評価方法によれば、人の目視による光沢性の判断と略一致し、指標として優位性を有する評価が可能となる。
インク組成物
以下、本発明のインク組成物について、その好ましい実施形態に基づき詳細に説明する。
本発明のインク組成物は、既述の通り、水に溶解して10重量%の水溶液とした際に表面張力が30mN/m以下となる非水溶剤と、0.1重量%以上の有機アミンとを少なくとも含有することを特徴とする。
本発明は、上記の構成からなるため、光沢感に優れた記録画像(記録物)を形成することが可能となる。尚、本発明において、「光沢感」とは、後述する評価方法において算出される光沢感を意味する。
本発明に用いられる非水溶剤は、水に溶解して10重量%の水溶液とした際に表面張力が30mN/m以下となる、水以外の溶剤である。
非水溶剤としては、上記特性を備える限り特に制限されるものではないが、記録画像を形成する際に記録媒体等の被記録面への濡れ性を高めてインクの浸透性を高めることができる点で、1又は2以上の親水基を有する有機化合物、例えば、アルカンジオール等が好ましい。アルカンジオールとしては、1,2−アルカンジオール(置換基を有するものも含む。)等が好ましく挙げられる。更に好ましくは1,2−C(炭素数)4〜8 アルカンジオールであり、より好ましくは1,2−C4〜6 アルカンジオールであり、最も好ましくは1,2−ヘキサンジオール又は4−メチル−1,2−ペンタンジオールである。
1,2−ヘキサンジオールを使用する場合には、1,2−ヘキサンジオールを水に溶解して10重量%の溶剤水溶液(表面張力は26.6mN/m)として、インク組成物に配合することができる。
また、4−メチル−1,2−ペンタンジオールを使用する場合には、4−メチル−1,2−ペンタンジオールを水に溶解して10重量%の溶剤水溶液(表面張力は25.2mN/m)として、インク組成物に配合することができる。
なお、この表面張力は、自動動的表面張力計CBVP−Z(協和界面科学社製)を用いて、白金プレートで測定した。
非水溶剤のインク組成物全重量に対する含有量は、光沢感に優れる記録画像を形成するという本発明の効果を達成し得る範囲内である限り、特に制限されない。
アルカンジオールを使用する場合のインク組成物全重量に対する含有量は、記録画像を形成する際に記録媒体等の被記録面への濡れ性を高めてインクの浸透性を高めることができ、かつ、インクの吐出安定性と保存安定性の観点から、好ましくは7重量%以上、特に7〜25重量%、更に好ましくは10〜20重量%である。
本発明に用いられる有機アミンとしては、記録画像を形成する際に記録媒体等の被記録面への濡れ性を高めてインクの浸透性を高めることができ、かつ、インク組成物のpHを容易に好適な範囲に調整することができる点で、三級アミン等が好ましく挙げられる。三級アミンとしては、例えば、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン等が挙げられる。尚、本発明のインク組成物は、そのpHが8〜12、特に8〜10であることが好ましい。pHがかかる範囲内にあると、インクと接触する部材の劣化を防止することができる。
有機アミンのインク組成物全重量に対する含有量は、0.1重量%以上であるが、記録画像を形成する際に記録媒体等の被記録面への濡れ性を高めてインクの浸透性を高めることができ、かつ、インクの吐出安定性と保存安定性の観点から、好ましくは0.1〜2.0重量%、更に好ましくは0.3〜1.0重量%である。
本発明のインク組成物は、記録画像を形成する際に記録媒体等の被記録面への濡れ性を高めてインクの浸透性を高めることができる点で、ポリシロキサン系界面活性剤を含有することが好ましい。
ポリシロキサン系界面活性剤としては、例えば、静的接触角の経時変化が8度以上14度以下で、かつ動的表面張力の経時変化が10以上のもの等が挙げられ、特に、難水性のものが好ましい。
ここで、上述の静的接触角の経時変化は、写真用紙<光沢>(セイコーエプソン株式会社製)に0.1重量%濃度の上記界面活性剤水溶液を23℃で滴下し、該紙に液滴が接触してから0.3秒後の接触角と30秒後の接触角との差をいう。
また、動的表面張力の経時変化は、動的表面張力計(KRUSS社製バブルプレッシャー動的表面張力計BP2型)を使用し、0.1重量%濃度の上記界面活性剤水溶液の動的表面張力を23℃で測定し、10Hz(10個の泡/1秒)で測定したときと1Hz(1個の泡/1秒)で測定したときとの動的表面張力の差をいう。
尚、難水性であるかは、上記界面活性剤を23℃で1000倍重量希釈(0.1%重量濃度)した場合の白濁度で判断できる。
また、ポリシロキサン系界面活性剤としては、市販されているものを利用することもでき、例えば、BYKUV3510、BYK−347、BYK−348等(ビックケミー・ジャパン株式会社製)が挙げられる。中でも、難水性で、アクリル基を有さず、記録画像の摩擦係数が低下し、光沢感を向上できる点で、BYKUV3510が好適である。
更に、本発明のインク組成物には、その他の界面活性剤、具体的には、アセチレングリコール系界面活性剤、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、および両性界面活性剤からなる群から選択される1種以上の界面活性剤を使用することもできる。
これらのうち、アセチレングリコール系界面活性剤としては、例えば、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、3,6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオール、または3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3オール、2,4−ジメチル−5−ヘキシン−3−オールなどが挙げられる。また、アセチレングリコール系界面活性剤は市販品も利用することができ、例えば、オルフィンE1010、STG、Y(商品名、日信化学社製)、サーフィノール61、104,82,465,485あるいはTG(商品名、Air Products and Chmicals Inc.製)が挙げられる。
界面活性剤の含有量は、インク組成物の全重量に対して、好ましくは0.01〜5重量%、更に好ましくは0.05〜0.5重量%である。
本発明のインク組成物に使用される色材としては、特に制限されず、顔料でも染料でも用いることが可能であるが、特に顔料を用いることが好ましい。
顔料としては、無機顔料及び有機顔料を使用することができ、それぞれ単独又は複数種混合して用いることができる。前記無機顔料としては、例えば、酸化チタン及び酸化鉄の他に、コンタクト法、ファーネス法、サーマル法等の公知の方法によって製造されたカーボンブラック等が使用できる。また、前記有機顔料としては、アゾ顔料(アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料等を含む)、多環式顔料(例えば、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料イソインドリノン顔料、キノフラロン顔料等)、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレート等)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラック等が使用できる。具体的には、以下に説明するように、各色インクに応じて所望の顔料が用いられる。尚、以下では、本発明のインク組成物が、ブラックインク、イエローインク、マゼンタインク、ライトマゼンタインク、シアンインク又はライトシアンインクとして適用される場合を例としている。また、顔料は、これらの例示に限定されるものではない。
ブラックインクに使用される顔料としては、カーボンブラックが挙げられ、例えば、三菱化学(株)製のNo.2300,No.900,HCF88,No.33,No.40,No.45,No.52,MA7,MA8,MA100,No2200B等が、コロンビア社製のRaven5750,Raven5250,Raven5000,Raven3500,Raven1255,Raven700等が、キャボット社製のRegal400R,Regal330R,Regal660R,Mogul L,Monarch700,Monarch800,Monarch880,Monarch900,Monarch1000,Monarch1100,Monarch1300,Monarch1400等が、デグッサ社製のColor Black FW1,Color Black FW2,Color Black FW2V,Color Black FW18,Color Black FW200,Color Black S150,Color Black S160,Color Black S170,Printex 35,Printex U,Printex V,Printex 140U,Special Black 6,Special Black 5,Special Black 4A,Special Black 4等が挙げられる。
イエローインクに使用される顔料としては、C.I.Pigment Yellow 1、2、3、12、13、14C、16、17、73、74、75、83、93、95、97、98、114、128、129、151、154等が挙げられる。
マゼンタインク及びライトマゼンタインクに使用される顔料としては、C.I.Pigment Red 5、7、12、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、112、123、168、184、202、C.I.Pigment Violet 19等が挙げられる。
シアンインク及びライトシアンインクに使用される顔料としては、C.I.Pigment Blue 1、2、3、15:3、15:34、16、22、60、C.I.Vat Blue 4、60等が挙げられる。
顔料の含有量(顔料固形分)は、普通紙での発色という点で、インク組成物の全重量に対して、3.0重量%以上であることが好ましい。該顔料の含有量は、3.0重量%以上10.0重量%以下、特に3.0重量%以上4.0重量%以下であることが更に好ましい。
本発明のインク組成物は、既述の顔料を使用するとともに、該顔料を分散するための分散剤を含有するものが好ましい。分散剤としては、この種の顔料インクにおけるものと同様のものを特に制限なく用いることができ、例えば、カチオン性分散剤、アニオン性分散剤、ノニオン性分散剤や界面活性剤等が挙げられる。アニオン性分散剤の例としては、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、アクリル酸−アクリロニトリル共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−α−メチルスチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−α−メチルスチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合体、酢酸ビニル−エチレン共重合体、酢酸ビニル−脂肪酸ビニルエチレン共重合体、酢酸ビニル−マレイン酸エステル共重合体、酢酸ビニル−クロトン酸共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸共重合体等が挙げられる。また、アニオン性界面活性剤の例としては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートのアンモニウム塩等が挙げられ、ノニオン性界面活性剤の例としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミド等が挙げられ、これらの1種又は2種以上が用いられる。特に、顔料の分散安定性を高める観点から、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体を用いることが好ましい。
また、本発明においては、前記分散剤を含んでいても含んでいなくてもよいが、分散剤を用いず(0重量%)に、自己分散型の顔料を用いることも可能である。尚、自己分散型の顔料は、顔料の表面に−COOH、−CHO、−OH、−SO3H及びこれらの塩からなる群より選ばれる1種又は2種以上等の官能基(分散性付与基)を有するように処理された顔料であって、分散剤を別途配合せずとも、水系のインク中で均一に分散し得るものである。ここでいう「分散」とは、自己分散型の顔料が分散剤なしに水中に安定に存在している状態をいい、分散している状態のもののみならず、溶解している状態のものも含むものとする。
本発明のインク組成物の全重量に対する分散剤の含有量は、固形分換算で好ましくは0.1〜10重量%、更に好ましくは0.3〜6重量%である。
また、分散剤は、顔料の重量を基準とすれば、固形分換算で、通常140重量%以下、好ましくは15〜60重量%で含まれる。
本発明のインク組成物は、インクジェット用に用いた場合に、インクの乾燥を防いでインクジェットプリンタのヘッドでの目詰まりを防止する観点から、多価アルコール類を含むことが好ましい。
多価アルコール類としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、チオグリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン等が挙げられる。
多価アルコール類の含有量は、インク組成物の全重量に対して、好ましくは0.1〜30重量%、更に好ましくは0.5〜20重量%である。
本発明のインク組成物は、難水性の界面活性剤の溶解性を高める観点から、グリコールエーテル類を含むこともできる。
グリコールエーテル類としては、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル等のような多価アルコールの低級アルキルエーテルを挙げることができる。特に、トリエチレングリコールモノブチルエーテルを用いると良好な記録品質を得ることができる。
このグリコールエーテル類の含有量は、インク組成物の全重量に対して、好ましくは0.1〜25.0重量%、更に好ましくは0.1〜7.0重量%である。
また、本発明のインク組成物には、その他の浸透促進作用を有する物質、例えば、メタノール、エタノール、iso−プロピルアルコール等の低級アルコール類等を含有させることもできる。
本発明のインク組成物は、その用途に特に制限されないが、インクジェットプリンタを用いたインクジェット記録や、インクジェット法を応用した各種機能素子への吐出システム等のインクジェット用であることが好ましい。
本発明のインク組成物は、特定の非水溶剤及び有機アミン、並びに前述したその他の各種添加剤を含有するとともに、通常、溶媒として水を含有する。水は、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水又は超純水を用いることが好ましい。特に、これらの水を、紫外線照射又は過酸化水素添加等により滅菌処理した水は、長期間に亘ってカビやバクテリアの発生が防止されるので好ましい。
本発明のインク組成物には、更に必要に応じて、水溶性ロジン類等の定着剤、安息香酸ナトリウム等の防黴剤・防腐剤、アロハネート類等の酸化防止剤・紫外線吸収剤、キレート剤、酸素吸収剤等の他の添加剤を含有させることができ、これらの1種又は2種以上が用いられる。
本発明のインク組成物は、従来公知の装置、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、バスケットミル、ロールミル等を使用して、従来の顔料インクと同様に調製することができる。調製に際しては、メンブレンフィルターやメッシュフィルター等を用いて粗大粒子を除去することが好ましい。
本発明のインク組成物は、前述した構成によって、光沢感に優れた記録画像を形成することができる。本発明のインク組成物によれば、Duty80%において光沢感が2.5以上の記録画像を形成することができる。特に、好適なインク組成物としては、Duty80%において光沢感が3.5以上の記録画像を形成するものである。
また、本発明のインク組成物によれば、2次色のDuty80%における光沢感が2.5以上の記録画像を形成することができる。
また、本発明のインク組成物によれば、Duty80%において光沢度が40以上で、鮮映性が4.0未満の記録画像を形成することができる。尚、本発明において、「光沢度」及び「鮮映性」とは、それぞれ後述する評価方法において定義される光沢度及び鮮映性を意味する。特に、好適なインク組成物としては、Duty80%において光沢度が50以上で、鮮映性が3.8以下の記録画像を形成するものである。
本発明のインク組成物は、また、次に示す各Dutyにおける記録画像の光沢感、光沢度、鮮鋭性を付与することも可能である。
Duty100%;光沢感2.8以上、好ましくは3.7以上、
光沢度40.0以上、好ましくは48.0以上、
鮮映性3.8以下、好ましくは3.6以下。
Duty60%;光沢感1.7以上、好ましくは2.4以上、
光沢度35.0以上、好ましくは45.0以上、
鮮映性4.5以下、好ましくは4.3以下。
本発明はまた、複数のインク組成物を備えてなるインクセットにおいて、前述したインク組成物を少なくとも備えることを特徴とするインクセットを提供することができる。本発明のインクセットによれば、光沢感に優れた複数色からなる記録画像を得ることができる。
本発明はまた、前述したインク組成物を少なくとも収容してなることを特徴とするインクカートリッジを提供することができる。本発明のインクカートリッジによれば、光沢感に優れた記録画像を得ることができるインクを容易に運搬等することが可能となる。
本発明はまた、前述したインク組成物により記録する記録方法、インクジェットプリンタ等の記録装置その他の記録システムを提供することができる。本発明の記録システムによれば、光沢感に優れた記録画像を得ることができる。
本発明はまた、前述したインク組成物により被記録面上に画像か形成されてなる記録物を提供することができる。本発明の記録物によれば、光沢感に優れた記録画像を備えた記録物を得ることができる。
記録画像の光沢感の評価方法
本発明の評価方法は、下記式で得られる算出値を光沢感として指標することを特徴とする。
(光沢感)=(光沢度)/(鮮映性)2
ここで、光沢度とは、前述したインク組成物等によって形成された記録画像の光沢の程度を示すものであって、光源に12V50Wのハロゲンランプ、フィルターにND−10を用い、感度500、煽り角度0度において、入射角45度で幅1mmのスリットから入射光を記録画像に対して照射したときに、該画像により反射されて幅1.5mmのスリットから放出された反射光について、反射角度42度から48度の範囲で、標準板の光沢度が42.5となるように光源に印加する電圧を調整したとき、相対値として測定される反射光強度各値のうちの最高値をいう。ここでいう標準板とは、屈折率1.519の黒色光学ガラスをいう。かかる光沢度は、図3に示すような測定方法によって測定される。尚、図3は、光沢度の測定法について説明するための概略図である。光沢度は、村上色彩技術研究所のGP−200型で、上記測定条件において得ることができる。
また、鮮映性とは、前述したインク組成物等によって形成された記録画像の鮮映の程度を示すもの(写像性ともいう)であって、前述の光沢度(反射光強度の最高値)を得る際に測定される反射光強度各値全体の中から、その値が0.6以上となる反射角度の幅をいう。詳細には、図4に示すグラフのうち矢印で示す部分が鮮映性を示す。尚、図4は、反射角度と光沢度との関係を示すグラフで、鮮映性について説明するための概略図である。鮮映性は、村上色彩技術研究所のGP−200型で、上記測定条件において得られたデータを解析することにより得ることができる。
本発明の評価方法によれば、人の目視による光沢性の判断と略一致し、記録画像の光沢感の指標として優位性を得ることができる。
光沢感の測定装置
本発明の測定装置は、下記式で得られる算出値を光沢感として自動的に計算され、出力されるものである。
(光沢感)=(光沢度)/(鮮映性)2
式中の光沢感、光沢度及び鮮映性についての意義は、前述した評価方法で詳述した事項と同様である。
本発明の測定装置によれば、人の目視による光沢性の判断と略一致し、記録画像の光沢感の指標として優位性を得ることができる。
実施例
以下に、本発明の実施例及び試験例を挙げて、本発明をより具体的に説明するが、本発明は、かかる実施例により何等制限されるものではない。尚、特に断りのない限り、配合の割合(%、部)及び比は、それぞれ重量%、重量部及び重量比を示す。
(インク組成物の調製及び記録画像の作成)
表1に示す組成のインク組成物を調製し、該インク組成物をインクジェットプリンタMC2000(セイコーエプソン株式会社製)のインクカートリッジに充填し、該インクを、写真用紙<光沢>(セイコーエプソン株式会社製)に、Duty100%、80%、60%及び40%でベタ印刷(着色部分は7cm*19cm)した。なお、解像度は720*720dpiとした。
Figure 0004793619
(記録物の評価)
得られた記録物について以下の方法に従い耐擦性、光沢度、鮮映性、光沢感を評価した。
耐擦性:
JIS規格に用いられている、東洋精機製サウザランド・ラブテスタ試験機を用いて、記録物の記録部分(画像部分)を稼動部に巻きつけ、ステージ上には、セイコーエプソン株式会社製両面上質紙を取り付け、記録部分を両面上質紙と10回擦りつけた。尚、試験には、記録後24時間経過した記録物を用いた。
光沢度:
村上色彩技術研究所の自動変角光度計(GP−200型)を使用し、入射角45度(スリット幅:入射側φ1mm、反射側φ1.5mm)、感度500、煽り角度0度で、反射角42度〜48度の反射光強度を測定した。このとき、光源に12V50Wのハロゲンランプ、フィルターにND−10を用い、標準板の光沢度が42.5になるように、光源に印加する電圧を調整した。記録物の光沢度は、この測定条件下で測定される反射光強度各値のうちの最高値を言うものとする。なお、再現誤差は±2.0以下であった。また、各インク組成物により得られた記録物のDutyと光沢度との関係を図1に示す。
鮮映性:
前記条件下での反射光強度(各値全体)の測定結果から、反射光強度の値が0.6以上となる反射角度の幅を鮮映性として評価した。尚、再現誤差は±0.2以下であった。
光沢感:
前記の光沢度及び鮮映性の評価結果を用いて、下記式で得られる算出値を求めた。
(光沢感)=(光沢度)/(鮮映性)2
また、各インク組成物により得られた記録物のDutyと光沢感との関係を図2に示す。
また、記録物の光沢性の目視判定も行った。この判定試験者は、無作為に抽出した20代から40代の50名である。また、判定基準は、次の通りである。
光沢性の目視判定基準:
S:完全な鏡面と認識できるレベルの光沢性を感じる。
AA:光沢性を充分に感じる。
A:光沢性が若干、不充分に感じる。
B:光沢性が不充分に感じる。
C:光沢性がないことがはっきりとわかる。
以上の評価結果を表2に示す。
Figure 0004793619
表2と図1及び図2のグラフから明らかなように、Duty60%とDuty80%による記録画像において、目視では明らかな有意差があるにも拘らず、光沢度を指標とした場合は、数値的有意差は認められない。よって、光沢度は指標として不充分である。
また、Duty60%による記録画像において、実施例1〜で得られた記録画像と、比較例1〜で得られた記録画像とは、目視では明らかな有意差があるにも拘らず、鮮映性を指標とした場合は、再現誤差を考慮すると数値的優位性が小さい。
よって、本発明の評価方法に係る光沢感であれば、目視の光沢性の判定と極めて高く一致し、数値的優位性もあり、指標として充分である。
実施例4
実施例1のインク組成物中の1,2−ヘキサンジオールを、4−メチル−1,2−ペンタンジオールに代えた以外は、成分、配合量の全てを実施例1と同様にして調製し、同様の評価を行った。その結果、実施例4のインク組成物は、光沢感と光沢性の目視判定との相関について実施例1と同様の傾向が見られ、実施例1のインク組成物と同様の結果が得られた。
本発明は、光沢感に優れた記録画像を形成することのできるインク組成物、及び人の目視による光沢性の判断と略一致し、指標として優位性を有する、記録画像の光沢感の評価方法として、産業上の利用可能性を有する。
図1は、実施例に係る各インク組成物により得られた記録物のDutyと光沢度との関係を示すグラフである。 図2は、実施例に係る各インク組成物により得られた記録物のDutyと光沢感との関係を示すグラフである。 図3は、記録画像の光沢度の測定法について説明するための概略図である。 図4は、反射角度と光沢度との関係を示すグラフで、記録画像の鮮映性について説明するための概略図である。

Claims (7)

  1. インク組成物であって、
    顔料と、水に溶解して10重量%の水溶液とした際に表面張力が30mN/m以下となるアルカンジオールと、該インク組成物全重量に対して0.1重量%以上の有機アミンと、該インク組成物全重量に対して0.05〜0.5重量%のポリシロキサン系界面活性剤と、を少なくとも含有し、かつ、該インク組成物全重量に対する前記アルカンジオールの含有量が7〜25重量%であることを特徴とするインク組成物。
  2. 前記アルカンジオールが、置換基を有してもよい1,2−アルカンジオールである、請求項記載のインク組成物。
  3. 前記顔料固形分が該インク組成物全重量に対して3.0重量%以上である、請求項1又は2に記載のインク組成物。
  4. 前記顔料の含有量が、該インク組成物全重量に対して3.0重量%以上4.0重量%以下であり、
    前記アルカンジオールは、該インク組成物全重量に対して10〜20重量%含まれる1,2−ヘキサンジオール又は4−メチル−1,2−ペンタンジオールであり、
    前記有機アミンは、該インク組成物全重量に対して0.3〜1.0重量%含まれるトリエタノールアミンである、請求項1〜3の何れかに記載のインク組成物。
  5. インク組成物の調製方法であって、
    顔料と、
    水に溶解して10重量%の水溶液とした際に表面張力が30mN/m以下となり、かつ、該インク組成物全重量に対する含有量が7〜25重量%であるアルカンジオールと、
    該インク組成物全重量に対する含有量が0.1重量%以上である有機アミンと、
    0.1重量%濃度の水溶液とした場合に、静的接触角の経時変化が8度以上14度以下となるか、あるいは、動的表面張力の経時変化が10以上となり、かつ、該インク組成物全重量に対する含有量が0.05〜0.5重量%であるポリシロキサン系界面活性剤と、
    を混合することを含む、インク組成物の調製方法。
  6. 下記式で得られる算出値を光沢感として指標することを特徴とする記録画像の光沢感の評価方法。
    (光沢感)=(請求項1〜4の何れかに記載のインク組成物又は請求項5記載の調製方法により調製されたインク組成物によって形成された記録画像の光沢の程度を示す光沢度)/(鮮映性)2
    (式中、光沢度は、光源に12V50Wのハロゲンランプ、フィルターにND−10を用い、感度500、煽り角度0度において、入射角45度で幅1mmのスリットから入射光を記録画像に対して照射したときに、該画像により反射されて幅1.5mmのスリットから放出された反射光について、反射角度42度から48度の範囲で、標準板の光沢度が42.5となるように光源に印加する電圧を調整したとき、相対値として測定される反射光強度各値のうちの最高値である。鮮映性は、前記光沢度(反射光強度の最高値)を得る際に測定される反射光強度各値全体の中から、その値が0.6以上となる反射角度の幅である。この条件において標準板の鮮映性は1.3以上1.5以下である。)
  7. 下記式で得られる算出値を光沢感として自動的に計算され、出力されることを特徴とする記録画像の光沢感の測定装置。
    (光沢感)=(請求項1〜4の何れかに記載のインク組成物又は請求項5記載の調製方法により調製されたインク組成物によって形成された記録画像の光沢の程度を示す光沢度)/(鮮映性)2
    (式中、光沢度は、光源に12V50Wのハロゲンランプ、フィルターにND−10を用い、感度500、煽り角度0度において、入射角45度で幅1mmのスリットから入射光を記録画像に対して照射したときに、該画像により反射されて幅1.5mmのスリットから放出された反射光について、反射角度42度から48度の範囲で、標準板の光沢度が42.5となるように光源に印加する電圧を調整したとき、相対値として測定される反射光強度各値のうちの最高値である。鮮映性は、前記光沢度(反射光強度の最高値)を得る際に測定される反射光強度各値全体の中から、その値が0.6以上となる反射角度の幅である。この条件において標準板の鮮映性は1.3以上1.5以下である。)
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