JP4793448B2 - 弾性境界波装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば共振子や帯域フィルタとして用いられる弾性境界波装置に関し、より詳細には、圧電体と、圧電体の上面に金属を埋め込むことにより形成された電極と、圧電体及び電極を覆うように設けられた誘電体とを有する弾性境界波装置に関する。
移動体通信システムに用いられるデュプクレサ(DPX)やRFフィルタでは、広帯域かつ良好な温度特性の双方が満たされることが求められている。従来、DPXやRFフィルタに使用されてきた弾性表面波装置では、36°〜50°回転Y板X伝搬LiTaO3からなる圧電基板が用いられている。この圧電基板は、周波数温度係数が−45〜−35ppm/℃程度であった。温度特性を改善するために、圧電基板上においてIDT電極を被覆するように、正の周波数温度係数を有するSiO2膜を成膜する方法が知られている。
しかしながら、SiO2膜がIDT電極を被覆するように形成された構造では、IDT電極の電極指が存在する部分と存在しないところにおいて段差が生じていた。すなわち、IDT電極が存在する部分と、存在しない部分とで、SiO2膜の表面の高さが異ならざるを得なかった。そのため、上記SiO2膜表面の凹凸により、挿入損失が劣化するという問題があった。
また、IDT電極の膜厚が大きくなるにつれて、上記凹凸が大きくならざるを得なかった。従って、IDT電極の膜厚を厚くすることができなかった。
近年、弾性表面波フィルタ装置に代えて、パッケージの小型化を図り得るため、弾性境界波装置が注目されている。下記の非特許文献1には、LiNbO基板上に、IDT電極及び誘電体としてのSiO膜をこの順序で形成してなる弾性境界波フィルタ装置が開示されている。ここでは、IDT電極の膜厚を厚くすることにより、LiNbO基板とSiO膜との境界を伝搬するSH型弾性境界波の音速をSiO膜の遅い横波よりも低くし、SH型境界波が非漏洩とされている。SH型境界波が非漏洩となるIDT電極の厚みは、この非特許文献1のFig.3より、AlからなるIDT電極の場合には、0.15λ以上、Cu、AgまたはAuからなるIDT電極の場合には、0.04λ以上とされている。なお、λは、SH型境界波の波長を示す。
「弾性境界波を用いたRFフィルタ」(Proc.Symp.Ultrason.Electron.,Vol.26,pp.25−26(2005/11))
しかしながら、非特許文献1に記載の弾性境界波フィルタ装置のように、AuからなるIDT電極を0.04λ以上の厚みとなるように形成した場合、電極の厚みばらつきにより、弾性境界波フィルタの周波数特性が大きくばらつきがちであった。そのため、良好な周波数特性を有する弾性境界波装置を安定に製造することが困難であった。
本発明の目的は、上述した従来技術の現状に鑑み、電極の厚みを薄くした場合であっても、SH型の弾性境界波を効果的に圧電体と誘電体との境界に閉じ込めることができ、かつ低損失の弾性境界波装置を提供することにある。
本願の第1の発明によれば、複数本の溝が上面に形成された、オイラー角(0°,θ,−45°〜+45°)のLiNbO基板と、前記溝に金属材料が充填されて形成されている電極と、前記LiNbO基板及び電極を覆うように形成されている誘電体層とを備え、該誘電体層の上面が平坦とされており、前記電極を形成する金属材料がAl、Ti、Ni、Cr、Cu、W、Ta、Pt、Ag及びAuから選択された1種の金属材料であり、前記Al及びTiを第1のグループ、Ni及びCrを第2のグループ、Cu、W、Ta、Pt、Ag及びAuを第3のグループとし、各グループに属する金属材料からなる電極の厚みと、前記LiNbO基板のオイラー角のθと、前記誘電体層の厚みとが、下記の表1に示されているいずれかの範囲にあることを特徴とする、弾性境界波装置が提供される。
Figure 0004793448
第1の発明の弾性境界波装置では、好ましくは、前記電極の厚み、前記LiNbO基板のオイラー角のθ及び前記誘電体層の厚みが、下記の表2に示されているいずれかの範囲内とされている。
Figure 0004793448
本願の第2の発明によれば、複数本の溝が上面に形成された、オイラー角(0°,θ,−45°〜+45°)のLiTaO基板と、前記溝に金属材料が充填されて形成されている電極と、前記LiTaO基板及び電極を覆うように形成されている誘電体層とを備え、該誘電体層の上面が平坦とされており、前記電極を形成する金属材料がAl、Cu、Au、Ta、及びPtの内1種の金属材料であり、前記電極の厚み、前記LiTaO基板のオイラー角のθ及び誘電体層の厚みが下記の表3に示されているいずれかの範囲にあることを特徴とする、弾性境界波装置が提供される。
Figure 0004793448
第2の発明に係る弾性境界波装置では、前記電極の厚み、前記LiTaO基板のオイラー角のθ及び前記誘電体層の厚みが、下記の表4に示すいずれかの範囲内とされている。
Figure 0004793448
本発明に係る弾性境界波装置では、好ましくは、誘電体層は酸化ケイ素からなる。酸化ケイ素の周波数温度係数TCFは正の値であり、LiNbO及びLiTaOの周波数温度係数TCFは負の値であるため、周波数温度係数の絶対値が小さく、温度特性が良好な弾性境界波装置を提供することができる。
(発明の効果)
第1の発明に係る弾性境界波装置では、LiNbO基板の上面に形成された溝に金属材料が充填されて電極がされており、該LiNbO基板及び電極を覆うように誘電体層が形成されているので、溝の深さを調整することにより、電極の厚みを調整することができる。従って、電極が存在する部分と電極が存在しない部分との段差が生じ難いため、誘電体層の上面を容易に平坦化することができ、挿入損失の低減を図ることができる。
加えて、上記電極を形成する金属材料は、第1のグループ、第2のグループ及び第3のグループの各金属材料の内の1種からなり、LiNbO基板のオイラー角のθと、誘電体層の厚みと、電極の厚みとが表1に示されているいずれかの範囲内とされているので、後述の具体的な実験例から明らかなように、電極の厚みを薄くした場合であっても、SH型境界波を非漏洩とすることができ、それによって、SH型境界波を利用した低損失の弾性境界波装置を提供することが可能となる。
また、電極の厚み、オイラー角のθ及び誘電体層の厚みが前述した表2に示されているいずれとされている場合には、弾性境界波装置の損失をより一層小さくすることができる。
第2の発明によれば、LiTaO基板の上面に形成された溝に金属材料が充填されて電極が形成されており、LiTaO基板及び電極を覆うように誘電体層が形成されているので、電極存在部分と、電極が存在しない部分との間の段差が生じ難いので、誘電体層の上面が平坦とされ、それによって挿入損失の低減を果たすことができる。加えて、電極形成材料が、Al、Cu、Au、Ta、及びPtの内の金属材料の内の1種の金属材料であり、電極の厚み、LiTaO基板のオイラー角のθ及び誘電体層の厚みが表2に示されているいずれかの範囲とされているので、電極の厚みを薄くした場合であっても、SH型境界波を非漏洩とすることができ、それによって、SH型境界波を利用した低損失の弾性境界波装置を提供することが可能となる。
特に、電極の厚み、オイラー角のθ及び誘電体層の厚みが表4に示すいずれかの範囲内とされている場合には、弾性境界波装置の損失をより一層小さくすることができる。
図1(a)〜(f)は、本発明の一実施形態に係る弾性境界波装置の製造方法及び構造を説明するための各正面断面図である。 図2は、図1に示した実施形態の弾性境界波装置の電極構造を模式的に示す平面図である。 図3は、本実施形態の弾性境界波装置において、オイラー角(0°,103°,0°)のLiNbO基板上に溝を形成し、溝にAlまたはTiを充填して電極を形成した構造の弾性境界波装置の電極の規格化膜厚H/λと、減衰定数αとの関係を示す図である。 図4は、本実施形態の弾性境界波装置において、オイラー角(0°,103°,0°)のLiNbO基板上に溝を形成し、溝にNiまたはCrを充填して電極を形成した構造の弾性境界波装置の電極の規格化膜厚H/λと、減衰定数αとの関係を示す図である。 図5は、本実施形態の弾性境界波装置において、オイラー角(0°,103°,0°)のLiNbO基板上に溝を形成し、溝に第3のグループの各金属材料を充填して電極を形成した構造の弾性境界波装置の電極の規格化膜厚H/λと、減衰定数αとの関係を示す図である。 図6は、LiNbO基板のオイラー角のθと、Alからなる電極の規格化膜厚を変化させた場合の減衰定数αの変化を示す図である。 図7は、LiNbO基板のオイラー角のθと、Niからなる電極の規格化膜厚を変化させた場合の減衰定数αの変化を示す図である。 図8は、LiNbO基板のオイラー角のθと、Cuからなる電極の規格化膜厚を変化させた場合の減衰定数αの変化を示す図である。 図9は、オイラー角(0°,103°,0°)のLiNbO基板に設けられた溝にAlからなるIDT電極を形成し、SiO膜を誘電体層として積層した構造において、Alからなる電極の膜厚と、SiO膜の膜厚を変化させた場合の電気機械結合係数kの変化を示す図である。 図10は、オイラー角(0°,103°,0°)のLiNbO基板に設けられた溝にNiからなるIDT電極を形成し、SiO膜を誘電体層として積層した構造において、Niからなる電極の膜厚と、SiO膜の膜厚を変化させた場合の電気機械結合係数kの変化を示す図である。 図11は、オイラー角(0°,103°,0°)のLiNbO基板に設けられた溝にCuからなるIDT電極を形成し、SiO膜を誘電体層として積層した構造において、Cuからなる電極の膜厚と、SiO膜の膜厚を変化させた場合の電気機械結合係数kの変化を示す図である。 図12は、SiO/埋め込みIDT電極/LiNbOの積層構造におけるSiO膜の規格化膜厚H/λが0.8未満の場合の弾性波のエネルギー分布を模式的に示す模式図である。 図13は、SiO/埋め込みIDT電極/LiNbOの積層構造におけるSiO膜の規格化膜厚H/λが0.8以上の場合の弾性波のエネルギー分布を模式的に示す模式図である。 図14は、第1の実施形態の弾性境界波装置及び埋め込み型ではないIDT電極を有する比較例の弾性境界波装置において、SiOからなる誘電体層の膜厚を1λまたは2λとした場合の周波数温度係数TCFをそれぞれ示す図である。 図15は、オイラー角(0°,θ,0°)のLiTaOを用いた場合のオイラー角のθと、IDT電極を構成しているAlの膜厚と、弾性境界波装置の減衰定数αとの関係を示す図である。 図16は、オイラー角(0°,θ,0°)のLiTaOを用いた場合のオイラー角のθと、IDT電極を構成しているCuの膜厚と、弾性境界波装置の減衰定数αとの関係を示す図である。 図17は、オイラー角(0°,θ,0°)のLiTaOを用いた場合のオイラー角のθと、IDT電極を構成しているAuの膜厚と、弾性境界波装置の減衰定数αとの関係を示す図である。 図18は、オイラー角(0°,θ,0°)のLiTaOを用いた場合のオイラー角のθと、IDT電極を構成しているTaの膜厚と、弾性境界波装置の減衰定数αとの関係を示す図である。 図19は、オイラー角(0°,θ,0°)のLiTaOを用いた場合のオイラー角のθと、IDT電極を構成しているPtの膜厚と、弾性境界波装置の減衰定数αとの関係を示す図である。 図20は、オイラー角(0°,126°,0°)のLiTaOに、Alからなる埋め込み型の電極を形成し、SiOを積層した構造におけるSiOの規格化膜厚H/λと、Alの規格化膜厚と、電気機械結合係数kとの関係を示す図である。 図21は、オイラー角(0°,126°,0°)のLiTaOに、Auからなる埋め込み型の電極を形成し、SiOを積層した構造におけるSiOの規格化膜厚H/λと、Auの規格化膜厚と、電気機械結合係数kとの関係を示す図である。 図22は、オイラー角(0°,126°,0°)のLiTaOに、Cuからなる埋め込み型の電極を形成し、SiOを積層した構造におけるSiOの規格化膜厚H/λと、Cuの規格化膜厚と、電気機械結合係数kとの関係を示す図である。 図23は、オイラー角(0°,126°,0°)のLiTaOに、Taからなる埋め込み型の電極を形成し、SiOを積層した構造におけるSiOの規格化膜厚H/λと、Taの規格化膜厚と、電気機械結合係数kとの関係を示す図である。 図24は、オイラー角(0°,126°,0°)のLiTaOに、Ptからなる埋め込み型の電極を形成し、SiOを積層した構造におけるSiOの規格化膜厚H/λと、Ptの規格化膜厚と、電気機械結合係数kとの関係を示す図である。
符号の説明
1…LiNbO基板
1a…上面
1b…溝
2…フォトレジスト層
2A…フォトレジストパターン
3…電極膜
4…誘電体層
11…弾性境界波装置
12,13…反射器
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
(第1の実験例)
先ず、図1(a)〜(f)を参照して、本発明の一実施形態に係る弾性境界波装置の製造方法を説明することにより、弾性境界波装置の構造を明らかにする。
図1(a)及び(b)に示すように、先ず、圧電基板として、LiNbO3基板を用意する。
次に、LiNbO3基板1の上面1a上に、全面にフォトレジスト層2を形成する。フォトレジスト層2としては、後で行われる反応性イオンエッチング(RIE)に耐えられる適宜のフォトレジスト材料を用いることができる。本実施例では、クリアラントジャパン社製、ポジレジスト、品番:AZ−1500を用いた。また、本実施例では、上記フォトレジスト層2の厚みを2μmとした。
次に、フォトレジスト層を感光し、現像することにより、図1(b)に示すように、フォトレジスト層2をパターニングし、フォトレジストパターン2Aを形成した。このフォトレジストパターン2Aでは、後でIDT電極が形成される部分においてフォトレジスト層が除去されている。
しかる後、反応性イオンエッチングを行い、図1(c)に示すように、LiNbO3基板1の上面1aに所望の深さの複数本の溝1bを形成した。この所望の深さは、後で形成されるIDT電極の膜厚と同一の寸法である。もっとも、このエッチングの深さは、IDT電極の膜厚の寸法よりも若干大きくともよく、小さくともよい。
次に、蒸着またはスパッタリングにより、Al膜を成膜した。その結果、図1(d)に示すように、溝1b内に、Al膜すなわち、電極膜3が充填された。なお、Al膜は、残存しているフォトレジストパターン2Aの上面にも成膜されている。
しかる後、LiNbO3基板をアセトン等の剥離溶液に浸漬し、上記フォトレジストパターン2A及びフォトレジストパターン2A上のAl膜を除去した。このようにして、図1(e)に示すように、電極膜3が溝1bに充填されており、上面がほぼ面一であるLiNbO3基板1を得た。
しかる後、図1(f)に示すように、上面に誘電体層として、SiO2膜4を成膜し、弾性境界波装置5を得た。SiO2膜4の表面は、平坦化されている。これは、下地となるLiNbO3基板1の上面1aと電極膜3の上面とがほぼ面一であり、ほぼ平坦化されているため、通常の成膜方法でSiO2膜4を成膜すると、SiO2膜4の表面が確実に平坦化され得るからである。
なお、SiO2膜4の成膜方法は、特に限定されず、印刷法、蒸着またはスパッタリングなどの適宜の方法により行われ得る。
なお、図1(a)〜(f)では、電極部分のみを代表して説明することにより、本実施形態の弾性境界波装置5の製造方法を説明したが、より具体的には、上記電極膜3により、IDT電極を含む電極構造が形成される。この電極構造は、特に限定されず、例えば、図2に平面図で示す1ポート型の弾性境界波共振子11を構成してもよい。この場合には、IDT電極を構成している電極膜3の弾性境界波伝搬両側に、同じく電極膜により反射器12,13が形成されることになる。
本実施例では、上記のように、電極存在部分と電極存在しない部分との段差が生じ難いので、誘電体層としてのSiO膜4の上面を容易に平坦化することができ、それによって挿入損失の低減を図ることができる。
のみならず、電極膜3の厚みを厚くせずとも、低損失の弾性境界波装置を提供することができる。すなわち、電極膜3を形成する金属材料が、Al、Ti、Ni、Cr、Cu、W、Ta、Pt、Ag及びAuから選択された1種の金属材料により構成されている。そして、Al及びTiを第1のグループ、Ni及びCrを第2のグループ、Cu、W、Ta、Pt、Ag及びAuを第3のグループとして、各グループに属する金属材料からなる電極膜の厚みと、LiNbO基板1のオイラー角θと誘電体層の厚みとが、下記の表5に示されているいずれかの範囲内とされているので、電極膜の厚みが薄いにも関わらず、低損失の弾性境界波装置を提供することができる。これを具体的な実施例に基づき説明する。
Figure 0004793448
前述した非特許文献1には、SiO/電極/YカットX伝搬のLiNbOの積層構造では、SH型弾性境界波の漏洩が生じなくなるのは、Alからなる電極の場合には、厚みが0.16λ以上であり、Au、CuまたはAgからなる電極の場合には、厚みが0.04λ以上であるとされていた。
しかしながら、本願発明者の実験によれば、上記実施形態の弾性境界波装置5のように、電極膜3を溝1bに金属材料を埋め込んで形成した場合には、より薄い膜厚でSH型弾性境界波を非漏洩とし得ることがわかった。これを、図3〜図5を参照して説明する。
図3は、オイラー角(0°,103°,0°)のLiNbO基板を用い、上記第1のグループの金属材料により電極膜3を形成した場合の電極膜の膜厚と、弾性境界波装置5の減衰定数αとの関係を示す図である。また、図4及び図5は、第2のグループ及び第3のグループの金属材料を用いて電極膜3を形成した場合の電極膜の厚みと、弾性境界波装置5の減衰定数αとの関係を示す図である。なお、実験にあたっては、電極膜3は、図3に示した1ポート型弾性境界波共振子を構成する電極構造とした。
図3〜図5から、伝搬損失αが0.1dB/λ以下及びほぼ0となる第1〜第3のグループの金属材料を用いた電極膜の厚みとオイラー角のθと、SiO膜との組み合わせは、以下の表6〜表11の範囲内となることがわかる。
Figure 0004793448
Figure 0004793448
Figure 0004793448
Figure 0004793448
Figure 0004793448
Figure 0004793448
図3〜図5から明らかなように、電極膜3が金属材料を溝1bに埋め込んで形成した場合には、AlまたはTiからなる電極膜3を形成した場合には、厚みが0.03λ以上、第2のグループ、すなわちNiまたはCrからなるIDT電極を形成した場合には、0.01λ以上の厚みとすることにより、さらに、第3のグループに属する金属材料、すなわちCu、W、Ta、Pt、AgまたはAuによりIDT電極を形成した場合には、膜厚を0.005λ以上とすれば、SH型の境界波の減衰定数αが0.1dB/λ以下となり、SH型弾性境界波が非漏洩となることがわかる。
さらに、上記弾性境界波装置5において、LiNbO基板のオイラー角(0°,θ,0°)のθを種々変化させ、第1〜第3のグループの金属材料により、IDT電極をそれぞれ形成した場合のオイラー角θと、減衰定数αとの関係を図6〜図8に示す。
図6〜図8から明らかなように、第1〜第3のグループの金属材料により、それぞれIDT電極を形成し、オイラー角θ及び電極の膜厚を変化させた場合、特定の範囲では、減衰定数αが非常に小さくなり、弾性境界波が非漏洩となることがわかる。
次に、上記弾性境界波装置5において、誘電体層をSiO膜4により形成し、オイラー角(0°,103°,0°)のLiNbO基板を用い、SiO膜4からなる誘電体層の波長を規格化膜厚H/λと、SH型規格化の電気機械結合係数kとの関係を求めた。結果を図9〜図11に示す。図9〜図11から明らかなように、SiO膜4の膜厚が厚くなるにつれて、SH型境界波の電気機械結合係数kが小さくなる傾向のあることがわかる。もっとも、用途に応じて、電気機械結合係数kの大きさを選択すればよいため、図9〜図11に示す範囲で、SH型弾性境界波の電気機械結合係数kに求められる範囲に応じた膜厚のSiO膜4からなる誘電体層を選択すればよいことがわかる。
結果を、図9〜図11では、Al、Ni及びCuからなる電極膜3についての結果をそれぞれ示したが、Tiの場合には、Alとほぼ同じ値を示し、CrはNiとほぼ同じ値を示し、Cu、W、Ta、PtまたはAgはAuとほぼ近い値を示すことが確かめられている。
他方、図12及び図13は、LiNbO-基板1上に、溝1bを形成してIDT電極を埋め込みにより形成し、誘電体層としてSiO膜4を積層した構造において、SiO膜4からなる誘電体層の規格化膜厚H/λが0.8未満の場合及び0.8以上の場合の弾性波のエネルギー分布を示す各模式図である。
図12から明らかなように、SiO膜4の規格化膜厚H/λが0.8未満の場合には、弾性波のエネルギーがSiO膜4からなる誘電体層の上面にも分布しており、従って、弾性境界波装置として用いることができないことがわかる。これに対して、図13に示すように、SiO膜4からなる誘電体層の規格化膜厚H/λが0.8以上の場合には、弾性波のエネルギー分布は、内部に閉じ込められ、従って、弾性境界波装置として利用し得ることがわかる。
よって、上述した図3〜図5、図6〜図8、図9〜図11及び図12,図13の結果から、弾性境界波として利用する最適な電極材料の種類、電極の規格化膜厚H/λ、SiOからなる誘電体層の規格化膜厚とオイラー角θとの関係は、前述した表5に示したいずれかの範囲とすればよいことがわかる。なお、前述した表5において、オイラー角は、(0°,θ,−45°〜+45°)と表現されており、上記実験例は、ψ=0であるのに対し、ψが−45°〜45°の範囲とされていた。これは、LiNbO基板のオイラー角において、θが上記特定の範囲であれば、ψは0°だけでなく−45°〜45°の範囲において、上記と同様に小さな伝搬損失を示すことによる。また、LiNbOだけでなく、後述の第2の実験例に用いたLiTaOにおいても、オイラー角(0°,θ,ψ)の範囲におけるψは、−45°〜+45°の範囲内であれば、ψ=0°の場合と同様の結果を示す。
より好ましくは、下記の表12に示すいずれかの範囲内とすることにより、伝搬損失をより一層低減することができる。
Figure 0004793448
なお、本実施形態の弾性境界波装置5では、上記のようにLiNbO基板1の上面に設けられた溝1bに金属材料を充填することにより、IDT電極を含む電極膜3が形成されていた。この構造によれば、溝に金属材料を充填するのではなく、LiNbO基板上にIDT電極を形成した比較例に比べて、周波数温度係数TCFの絶対値をより小さくでき、周波数温度特性を改善することができる。これを、図14に示す。図14は、オイラー角(0°,103°,0°)のLiNbO基板上に、溝を形成し、溝にAuを充填することにより、0.04λの厚みのIDT電極を形成し、1λまたは2λのSiO膜を積層した上記実施形態の弾性境界波装置の周波数温度係数TCFを示す。比較のために、同じLiNbO基板上に、溝を形成せずに、同じ膜厚のAuからなるIDT電極を形成し、SiO膜を上記実施形態と同様に1λまたは2λとなるように形成して得られた弾性境界波装置の周波数温度係数TCFを図14に示す。
図14から明らかなように、SiOからなる誘電体層の規格化膜厚H/λが1λまたは2λのいずれにおいても、上記実施形態によれば、周波数温度係数TCFの絶対値を小さくすることができ、5ppm/℃程度比較例に比べて改善し得ることがわかる。
なお、本実験例では、誘電体層はSiO膜4により形成されていたが、SiO以外の酸化ケイ素により形成してもよい。
(第2の実験例)
第1の実験例では、圧電基板として、LiNbO基板を用いたが、第2の実験例では、LiTaO基板を用いた。LiTaO基板の上面に、図1に示した場合と同様に、複数本の溝1bを形成し、様々な金属材料を充填して電極膜3を形成し、さらに誘電体層としてSiO膜を積層した。図15〜図19は、このようにして得られた弾性境界波装置におけるLiTaO基板のオイラー角(0°,θ,0°)のθと電極膜の膜厚と、弾性境界波装置の減衰定数αとの関係を示す図である。
図15は、電極材料として、Alを用いた場合を示し、図16は、電極材料としてCuを用いた場合の結果を示し、図17は、電極を構成する金属材料としてAuを用いた場合の結果を示す。
また、LiTaO基板として、オイラー角(0°,126°,0°)のLiTaOを用い、電極を構成している金属材料の膜厚及び種類を変化させ、電気機械結合係数を求めた。結果を図20〜図24に示す。図20〜図24は、電極を構成する金属材料として、それぞれ、Al、Au、Cu、Ta及びPtを用いた場合の結果を示す。
図20〜図24から明らかなように、LiTaO基板を用いた場合においても、SiO膜の膜厚が厚くなるにつれて、電気機械結合係数kが小さくなることがわかる。もっとも、用途に応じた電気機械結合係数kを得るように、SiO膜の膜厚を選択すればよい。
そして、図15〜図19及び図20〜図24の結果から、LiTaO基板を用いた場合には、オイラー角(0°,θ,−45°〜+45°)のLiTaO基板を用いた場合、オイラー角のθと、電極の厚みと、SiO膜の厚みとは下記の表13〜表22に示すいずれかの範囲とすれば、LiNbO基板の場合と同様に、SiO型弾性境界波を用い、低損失の弾性境界波装置の得られることがわかる。
Figure 0004793448
Figure 0004793448
Figure 0004793448
Figure 0004793448
Figure 0004793448
Figure 0004793448
Figure 0004793448
Figure 0004793448
Figure 0004793448
Figure 0004793448
上記表13〜表22の内容をまとめると、以下の表23及び表24に示すにいずれかの範囲にすれば、低下損失の弾性境界波装置の得られることがわかる。特に、好ましくは、下記の表24に示されているいずれかの範囲とすることにより、より一層損失を低減させ、好ましいことがわかる。
Figure 0004793448
Figure 0004793448
なお、第1,第2の実験例では、IDT電極は、AlやAuなどの単一の金属により構成されていたが、IDT電極は、これらの金属を主成分とする電極層以外に、他の金属材料からなる電極層を積層した多層構造を有していてもよい。
また、誘電体層は、電極よりも早い横波音速を有する材料であれば、他の誘電体により形成されていてもよい。このような誘電体としては、例えば、ガラス、Si、SiC、Alなどが挙げられる。これらの材料により、誘電体層を形成した場合、その最適な厚みは、SiOの横波音速と逆比例した膜厚とすればよい。

Claims (5)

  1. 複数本の溝が上面に形成された、オイラー角(0°,θ,−45°〜+45°)のLiNbO基板と、
    前記溝に金属材料が充填されて形成されている電極と、
    前記LiNbO基板及び電極を覆うように形成されている誘電体層とを備え、該誘電体層の上面が平坦とされており、
    前記電極を形成する金属材料がAl、Ti、Ni、Cr、Cu、W、Ta、Pt、Ag及びAuから選択された1種の金属材料であり、前記Al及びTiを第1のグループ、Ni及びCrを第2のグループ、Cu、W、Ta、Pt、Ag及びAuを第3のグループとし、各グループに属する金属材料からなる電極の厚みと、前記LiNbO基板のオイラー角のθと、前記誘電体層の厚みとが、下記の表1に示されているいずれかの範囲にあることを特徴とする、弾性境界波装置。
    Figure 0004793448
  2. 前記電極の厚み、前記LiNbO基板のオイラー角のθ及び前記誘電体層の厚みが、下記の表2に示されているいずれかの範囲にある、請求項1に記載の弾性境界波装置。
    Figure 0004793448
  3. 複数本の溝が上面に形成された、オイラー角(0°,θ,−45°〜+45°)のLiTaO基板と、
    前記溝に金属材料が充填されて形成されている電極と、
    前記LiTaO基板及び電極を覆うように形成されている誘電体層とを備え、該誘電体層の上面が平坦とされており、
    前記電極を形成する金属材料がAl、Cu、Au、Ta、及びPtの内1種の金属材料であり、
    前記電極の厚み、前記LiTaO基板のオイラー角のθ及び誘電体層の厚みが下記の表3に示されているいずれかの範囲にあることを特徴とする、弾性境界波装置。
    Figure 0004793448
  4. 前記電極の厚み、前記LiTaO基板のオイラー角のθ及び前記誘電体層の厚みが、下記の表4に示すいずれかの範囲にあることを特徴とする請求項3に記載の弾性境界波装置。
    Figure 0004793448
  5. 前記誘電体層が酸化ケイ素からなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾性境界波装置。
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