JP4793108B2 - 筒内直接噴射式内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、特に均質燃焼を意図する筒内直接噴射式内燃機関に関する。
従来、火花点火燃焼を行う内燃機関において、燃料噴射弁から筒内に燃料を直接噴射する筒内直接噴射式内燃機関が公知である。このような筒内直接噴射式内燃機関においては、燃焼形態として、主に吸気行程中(特に吸気行程前半)に燃料噴射を行うことでストイキ運転(理論空燃比運転)を実現する均質燃焼がある。このとき、燃料噴射開始時期および燃料噴射期間はエンジン回転速度および目標トルクなどから決まる。
特許第3161204号公報
しかし、燃焼室内における燃料と空気の混合気の均質化は、燃焼室内の諸条件によって決まり、燃焼の安定性を高めるためにさらに混合気の均質化を促進することが望まれている。
そこで、本発明は筒内直接噴射式内燃機関の均質燃焼において、燃料分布の均質化を促進可能な筒内直接噴射式内燃機関を提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、内燃機関のピストンによって画成される燃焼室内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁(14)と、前記燃焼室内のガス流動強さを予測する予測手段(S103、S104)と、燃焼室内のガス流動強さに応じて前記燃料噴射弁の燃料噴射時期を制御する燃料噴射制御手段(S106、S107)と、を備える。
本発明は、内燃機関のピストンによって画成される燃焼室内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と、前記燃焼室内のガス流動強さとして、機関回転数及び吸気弁リフト量に基づいて吸気弁近傍のガス流動強さを予測し、機関回転数に基づいてピストン挙動によるガス流動強さを予測する予測手段と前記予測手段によって予測した吸気弁近傍のガス流動強さとピストン挙動によるガス流動強さとに応じて前記燃料噴射弁の燃料噴射時期を制御する燃料噴射制御手段と、を備える。
(第1実施形態)
以下、図面に基づき本発明の第一実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態におけるエンジンの構成図であり、1はエンジン、2はシリンダブロックである。
シリンダブロック2には、複数のシリンダ3が直列に配置されており、その上面を覆うように、シリンダヘッド4が固定されている。シリンダ3内には、ピストン5が摺動可能に嵌合しており、このピストン5の上方に燃焼室6が形成されている。
シリンダヘッド4には、燃焼室6に開口する吸気ポート7および排気ポート8が形成されているとともに、各ポート7、8を開閉する吸気弁9および排気弁10が設けられている。吸気弁9は吸気弁用カム11によって開閉駆動され、排気弁10は排気弁用カム12によって開閉駆動される。
シリンダヘッド4には、その先端が燃焼室6内に臨むようにして点火プラグ13がシリンダ3の略中央に対峙に配置される。
また、電磁式の燃料噴射弁14が吸気ポート7の直ぐ下側に、その中心軸が斜め下方へ向かった姿勢で配置されており、燃焼室6内に直接燃料を噴射するように、その先端部が燃焼室6内に臨んでいる。
さらに、エンジン1は、吸気弁9の作動角および作動角の位相を可変的に制御可能な可変動弁機構16と、ピストン5のストローク特性を変化させて圧縮比を変更可能な可変圧縮比機構17とを備える。
点火プラグ13、燃料噴射弁14、可変動弁機構16、可変圧縮比機構17は、エンジンコントロールユニット15(以下、「ECU15」と称す)によって制御される。ECU15は、エンジン回転速度や負荷等に応じて、要求燃料噴射量及び噴射時期を計算し、図示しない燃料ポンプに要求する燃圧を発生させ、噴射弁駆動信号を出力して燃料噴射を制御するとともに、エンジン回転速度や負荷等に応じて点火信号を出力して図示しない点火コイルを駆動制御し、点火プラグ13を放電させて点火を制御する。
可変圧縮比機構17の構成図である図2に基づいて、その構成および動作を説明する。
クランクシャフト21は、複数のジャーナル21aとクランクピン21bとを備えている。ジャーナル21aは、シリンダブロック2の図示しない主軸受に回転自在に支持されている。クランクピン21bはジャーナル21aから所定量偏心しており、ここに第2リンクとなるロアーリンク22の中央部が回転自在に連結されている。
ロアーリンク22は、左右の2部材に分割可能に構成されているとともに、略中央の連結孔にクランクピン21bが嵌合している。
第1リンクとなるアッパーリンク23は、下端側が第1連結ピン24によりロアーリンク22の一端に回動可能に連結され、上端側がピストンピン25によりピストン5に回動可能に連結されている。ピストン5は燃焼圧力を受け、シリンダブロック2のシリンダ3内を往復運動する。
第3リンクとなるコントロールリンク26は、上端側が第2連結ピン27によりロアーリンク22の他端に回動可能に連結され、下端側がコントロールシャフト28を介して機関本体の一部となるシリンダブロック2の下部に回動可能に連結されている。
コントロールリンク26の下端側には偏心スリーブ軸受(図示省略)が設けられており、この偏心スリーブ軸受にコントロールシャフト28の偏心軸部29が回転可能に挿入されている。コントロールシャフト28は、モータ付アクチュエータ30によって回転させられる。
コントロールシャフト28がモータ付アクチュエータ30によって回動されると、偏心軸部29の中心位置が変化し、機関本体に対する相対位置が変化する。これにより、コントロールリンク26の下端の揺動支持位置が変化する。
そして、コントロールリンク26の揺動支持位置が変化すると、ピストン5の行程が変化し、ピストン上死点におけるピストン5の位置が高くなったり、低くなったりする(図3参照)。これにより、機関圧縮比を変えることが可能となる。
高圧縮比制御時は、図3(イ)に示すように、コントロールリンク26は偏心軸部29によって下方向へ下げられ、これによってロアーリンク22は時計回りに移動し、第1連結ピン24が上げられるので、ピストン5の上死点の位置が上昇する。
低圧縮比制御時は、図3(ロ)に示すように、コントロールリンク26は偏心軸部29によって上方向へ上げられ、これによってロアーリンク22は反時計回りに移動し、第2連結ピン24が下げられるので、ピストン5の上死点の位置が下降する。
なお、図3(イ)、図3(ロ)は、高圧縮比状態と低圧縮比状態とを代表的に示しているが、可変圧縮比機構17は、これらの間で圧縮比を連続的に変化可能である。
図4は、可変圧縮比機構におけるピストン特性である。上記のような複リンク式ピストン・クランク機構を用いた可変圧縮比機構17においてのピストン5の挙動は、図4に示すように、通常リンク機構の場合と比較した場合、通常リンク機構のピストン速度が最大になるのが上死点後80度付近になるのに対し、可変圧縮比機構17のピストン速度が最大となる時期は,やや遅角側で上死点後100〜120度付近となる。
可変動弁機構16の構成を示す図5に基づいて、その構成および動作を説明する。
可変動弁機構16は、吸気バルブリフト特性を連続的に変更可能な可変動弁機構として、制御軸41の回転角度を変更することにより、吸気弁9のバルブリフト量および作動角を連続的に変更可能な第1可変動弁機構42と、吸気弁9の作動角の中心位相を進角側および遅角側へ連続的に変更可能な第2可変動弁機構43と、を有している。
吸気カムシャフト44は、プーリ又はスプロケット53を介してクランクシャフト21から回転動力が伝達され、クランクシャフト21の回転に連動して自身の軸回りに回転する。
吸気カムシャフト44には、吸気弁9のバルブリフタ45の上方に、吸気弁10を開閉する揺動カム46が揺動自在に外嵌、支持されている。
第1可変動弁機構42は、吸気カムシャフト44に偏心して固定又は一体形成された円形の偏心カム47と、吸気カムシャフト44と平行に気筒列方向へ延びる制御軸41と、この制御軸41に偏心して固定又は一体形成された円形の制御カム48と、この制御カム48に揺動可能に外嵌して取り付けられるロッカーアーム49と、このロッカーアーム49の一端と偏心カム47とを連携するリング状の第1リンク50と、ロッカーアーム49の他端と揺動カム46の先端とを連携するロッド状の第2リンク51と、制御軸41の回転角度を変更する第1アクチュエータ52と、を有している。
第1リンク50の一端は偏心カム47に回転可能に外嵌して取り付けられている。
クランクシャフト21に連動して吸気カムシャフト44が回転すると、偏心カム47に嵌合する第1リンク50の一端が吸気カムシャフト44の軸心に対して回転変位して、この第1リンク50が全体としてほぼ並進作動し、この第1リンク50に連携するロッカーアーム49及び第2リンク51を介して揺動カム46が所定の揺動角度範囲内で揺動する。
揺動カム46がバルブリフタ45を押し下すことにより吸気弁9が開閉する。
そして、第1アクチュエータ52により制御軸41の回転角度を変更すると、ロッカーアーム49の揺動中心となる制御カム48の中心が制御軸41の軸心に対して回転変位し、リンク50,51を介して揺動カム46の初期姿勢(揺動範囲の中心位相)が変化する。
これにより、クランク角に対する吸気弁9の作動中心角の位相が略一定のままで、吸気弁10の作動角及びバルブリフト量が連続的に変化する。
第2可変動弁機構43は、クランクシャフト3と連動して回転するスプロケット(又はカムプーリ)を含む外部回転体53と、この外部回転体53の内部に収容され、吸気カムシャフト44と一体的に回転する内部回転体(図示省略)と、を有し、油圧によって両回転体を相対回動することにより、クランク角に対する吸気弁9の作動中心角(吸気中心角)の位相、すなわち吸気弁9のバルブタイミングを進角・遅角するものである。
図6は、本発明における吸気弁9および排気弁10のリフト量である。図6に示すように、可変動弁機構16を備えた吸気弁9は、エンジン1の運転状態によってリフト量が変更される。すなわち、エンジン1が低負荷の場合は、特性62に示すようにリフト量を小さくするとともに、閉弁時期を下死点よりも大きく進角させる。これにより、吸気弁9において吸気量を制限できるので、スロットル開度を開くことができ、ポンプロスを低減できる。
可変動弁機構16は、負荷の上昇とともに吸気弁リフト量を大きくし、閉弁時期を遅角させる。例えば、図6において、エンジン1が中負荷の場合は特性63に示すように低負荷の特性62よりもリフト量が大きく、閉弁時期が遅角され、全負荷の場合は特性64に示すように、中負荷よりもさらにリフト量が大きく、閉弁時期が遅角されるように設定される。
一方、可変動弁機構を有さない排気弁10のリフト量は特性61に示すように、負荷に関わらず、クランク角度に対して一意に決まる。
図7は、エンジン1の燃焼室6内のガス流動強さと燃料噴射弁14による燃料噴射期間の関係を示したグラフである。図7に基づいて、本発明の概念について説明する。
図7のグラフは、横軸がクランク角度、縦軸がガス流動強さによって構成されている。ガス流動強さは、ガス流速×ガス流量で表される。
可変動弁機構16および可変圧縮比機構17を有するエンジン1において、燃焼室6内のガス流動を支配する最大因子は、吸気弁9またはピストン5の挙動である。すなわち、図8に示すように、燃焼室6内には、吸気弁9が開いている際に吸気ポート7から燃焼室6に流れ込む空気による吸気弁9近傍のガス流動Aと、シリンダ3内を上下運動するピストン5の冠面近傍に発生するピストン挙動によるガス流動Bの2つの主ガス流動が発生している。吸気弁9近傍のガス流動Aは、燃料噴射弁14付近のガス流動強さよりも点火プラグ13付近のガス流動強さの方が大きい。
本発明の要旨は、これらのガス流動強さに応じて燃料噴射時期を制御することにより、燃焼室6内における燃料分布の均質化の促進を図ることにある。
図7(イ)は、通常バルブリフト量、すなわち、可変動弁機構16が作動していない場合のガス流量強さと燃料噴射期間を示すグラフである。図6の特性64に示した通り、全負荷などにおいては吸気弁9のリフト量が最大に設定されるので、燃焼室6内においては、ピストン挙動によるガス流動よりも吸気弁近傍のガス流動が支配的となる。そこで、燃料噴射期間を吸気弁近傍のガス流動強さが大きくなる時期に合わせ、燃料噴射期間の略中心を吸気弁近傍のガス流動強さの最大付近に設定する。
図7(ロ)は、吸気弁のリフト量を中リフトとし、かつ、開閉弁時期を進角させた場合のガス流量強さと燃料噴射期間を示すグラフである。図6の特性63に示した通り、全負荷より負荷が低い高負荷領域や中負荷などにおいては、吸気弁のリフト量は通常バルブリフト量よりも小さく設定され、かつ、開閉弁時期が進角されるので、吸気弁9から流入するガス流動強さのピークも進角側に移動する。また、この場合でも、燃焼室6内においては、ピストン挙動により生成されるガス流動よりも吸気弁近傍のガス流動が支配的なので、全負荷より負荷が低い高負荷流域や中負荷などにおいては、燃料噴射期間を吸気弁近傍のガス流動強さが大きくなる時期に合わせ、燃料噴射期間の略中心を吸気弁近傍のガス流動強さの最大付近に設定する。
図7(ハ)は、吸気弁のリフト量を小リフト量とし、かつ開閉弁時期が進角させた場合のガス流量強さと燃料噴射期間を示すグラフである。図6の特性62に示した通り、低負荷などにおいては、吸気弁9のリフト量は、中負荷のときよりもさらに小さく設定され、開閉弁時期は進角される。したがって、吸気弁9より吸入されるガス流動強さは小さくなり、ピストン挙動が生成するガス流動が支配的になる。よって、低負荷などにおいては、燃料噴射期間をピストン挙動によるガス流動強さが大きくなる時期に合わせ、燃料噴射期間の略中心をピストン挙動によるガス流動強さの最大付近に設定する。
図9、図10は、本実施形態における制御のフローチャートおよび制御に用いるマップである。
図9は、ECU15にて一定の微少時間毎に実施される制御フローである。以下、図9に基づいて、本実施形態における制御について説明する。
まず、ステップS101において、機関回転数および負荷を読み込む。また、ステップS102において吸気弁開閉時期およびリフト量を読み込む。なお、可変動弁機構16により回転並びに負荷に応じて、吸気弁開閉時期およびリフト量は決定されている。
ステップS103において、吸気弁近傍のガス流動強さを予測する。図10(イ)は、吸気弁近傍のガス流動強さの予測に使用するマップである。吸気弁近傍のガス流動強さは、機関回転数および吸気弁リフト量により予測が可能であり、図10(イ)のマップは、横軸が回転数、縦軸が吸気弁リフト量から構成されている。図10(イ)に示すように、吸気弁近傍のガス流動強さは、機関回転数が高いほど、また、吸気弁リフト量が大きいほど強くなる。
次に、ステップS104において、ピストン挙動によるガス流動強さを予測する。図10(ロ)は、ピストン挙動によるガス流動強さの予測に使用するマップである。ピストン挙動によるガス流動強さは、機関回転数から予測が可能であり、図10(ロ)のマップは、横軸が機関回転数、縦軸がピストン挙動によるガス流動強さから構成されている。図10(ロ)に示すように、ピストン挙動によるガス流動強さは、機関回転数が高いほど強くなる。
続いて、ステップS105において、ステップS103で予測した吸気弁近傍のガス流動強さと、ステップS104で予測したピストン挙動によるガス流動強さを比較し、吸気弁近傍のガス流動強さがピストン挙動によるガス流動強さよりも大きいか否かを判定する。吸気弁近傍のガス流動強さがピストン挙動によるガス流動強さよりも大きい場合は、ステップS106に進む。
ステップS106では、燃料噴射期間の中心を吸気弁近傍のガス流動強さが最大となる付近、すなわち、吸気弁最大リフト付近に設定し、本フローを終了する。
一方、ステップS105において、吸気弁近傍のガス流動強さがピストン挙動によるガス流動強さよりも小さい場合は、ステップS107に進み、燃料噴射期間の中心をピストン挙動によるガス流動強さが最大となる付近、すなわち、ピストン速度が最大となる時期付近に設定し、ステップS108に進む。
ステップS108では、燃料噴射弁14の燃料噴射圧力を、吸気弁近傍のガス流動強さがピストン挙動によるガス流動強さよりも大きい場合に比べて高く設定し、本フローを終了する。
上記したように本実施形態によれば、燃焼室6内の最も支配的なガス流動強さに応じて燃料噴射時期を決めているので、強いガス流動場へ燃料が供給され、燃料の気化が促進されて、燃料分布が均質化される。
さらに、燃焼室6内の最も支配的なガス流動強さが最大となる時期に燃料噴射時期の中心を設定するので、最も強いガス流動場へ燃料が供給され、燃料の気化がより促進されて、燃料分布が均質化される。
特に、吸気弁近傍のガス流動強さとピストン挙動によるガス流動強さを予測、比較し、いずれか強さが大きい方のガス流動強さに合わせて燃料を噴射するので、強いガス流動場へ燃料が供給され、燃料の気化が促進されて、燃料及び空気の混合がより一層均質化される。
また、吸気弁近傍のガス流動強さがピストン挙動によるガス流動強さよりも小さい場合は、吸気弁近傍のガス流動強さがピストン挙動によるガス流動強さよりも大きい場合に比べて燃料噴射圧力を高く設定するので、吸気弁近傍のガス流動強さが小さく、燃料分布の均質化を確保するのが困難な場合においても、噴霧の貫徹力が燃焼室6内のガス流動に伝わり、燃焼室6内のガス流動を強化して、燃料分布の均質化を図れる。
さらに、可変圧縮比機構17のような、ピストン挙動によるガス流動強さが最大となる時期が通常のピストン・クランク機構と比べて遅角され、吸気弁近傍のガス流動強さが最大となる時期とピストン挙動によるガス流動強さが最大となる時期がずれる複リンク式ピストン・クランク機構を備える内燃機関に本発明を適用したので、このようにガス流動強さが最大となる時期がずれる場合においても、燃料分布の均質化に好適な燃料噴射時期を決定することができ、燃料と空気の混合の均質化を促進させることができる。
また、複リンク式ピストン・クランク機構は、通常のピストン・クランク機構に比べてピストンの上死点付近滞在時間が長く、ガス流動強さが強くなるので、複リンク式ピストン・クランク機構を備える内燃機関に本発明を適用することによって、ガス流動強さを利用して燃料分布の均質化を図る本発明の効果をより得ることができる。
加えて、機関圧縮比が高い程、ピストンの上死点付近滞在時間が長くなるので、可変圧縮比機構を備える内燃機関に本発明を適用することによって、ガス流動強さを利用して燃料分布の均質化を図る本発明の効果をより得ることができる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態について図11に基づいて説明する。
本実施形態は、ECU15における燃料噴射時期および燃料噴射圧力の決定方法が前記第1の実施形態と相違している。機関構成は第1の実施形態と同じである。図11は、第2実施形態において燃料噴射時期を求めるための燃料噴射時期マップである。
図11の燃料噴射時期マップにおいては、横軸が機関負荷、縦軸が燃料噴射時期から構成されており、機関負荷に基づいて燃料噴射時期(期間)を求める。この燃料噴射時期マップでは、吸気弁近傍のガス流動強さとピストン挙動によるガス流動強さの大小が入れ替わる所定の負荷を予め求めておき、所定の負荷よりも低い負荷領域においては、ピストン挙動によるガス流動強さが吸気弁近傍のガス流動強さよりも大きいとして、ピストン挙動によるガス流動強さが最大になる時期に燃料噴射時期が合わさるようにマップを設定してある。
また、所定の負荷よりも高い負荷領域においては、吸気弁近傍のガス流動強さがピストン挙動によるガス流動強さよりも大きいとして、吸気弁付近のガス流動強さが最大になる時期に燃料噴射期間の略中心が合わさるようにマップを設定してある。
図12は、図11の燃料噴射時期マップで用いる吸気弁近傍のガス流動強さとピストン挙動によるガス流動強さの大小が入れ替わる所定の負荷と機関回転数の関係を示したグラフである。
吸気弁近傍のガス流動強さは機関回転数及び吸気弁9のリフト量によって決まり、機関回転数が高いほど、また、吸気弁9のリフト量が大きいほど吸気弁近傍のガス流動強さは大きくなる。吸気弁9のリフト量は機関負荷が高いほど大きく設定されるので、図12に示す通り所定の負荷は機関回転数が高くなるにつれて小さく設定され、ECU15は機関回転数に応じて複数の燃料噴射マップを有している。
燃料噴射圧力は図13の燃料噴射圧力マップに基づいて決める。この燃料噴射圧力マップは、横軸が機関回転数、縦軸が負荷から構成されている。
境界線72より低負荷領域では、ポンプロスを低減するために吸気弁9のリフト量変更制御が行われ、リフト量が小さくなるとともに閉弁時期が下死点よりも進角されるので、燃焼室6内のガス流動が弱く、燃焼安定性を確保するのが困難である。よって、機関回転数及び負荷が低いほど燃料噴射圧力を高く設定する。
詳しくは、境界線72と、図12に示した所定の負荷のグラフと全く同一である境界線73とに挟まれた領域では、吸気弁近傍のガス流動強さが支配的であるとみなされるので、燃料噴射圧力は中程度に設定する。また、境界線73より低負荷領域においては、ピストン挙動によるガス流動が支配的となり、吸気弁近傍のガス流動は弱いとみなされるので、燃料噴射圧力は設定可能な最大値とする。
一方、境界線72より高負荷領域では、吸気弁9のリフト量変更制御が行われず、リフト量が大きくて燃焼室6内のガス流動が強い。よって、燃焼安定性の確保が容易なため、燃料ポンプの駆動の機械損失を低減すべく、境界線72より低負荷領域に比べて同機関回転数においては燃料噴射圧力を下げる。しかし、境界線72より高負荷領域において機関回転数が高く、燃料噴射期間が十分に取れないような場合は、燃料噴射圧力を設定可能な最大値とし、燃料噴射期間が短くなるように設定する。
なお、図13では燃料噴射圧力を低、中、高の3段階で切り換えているが、連続的に切り換えてもよい。
本実施形態によれば、所定の負荷によって燃料噴射時期の制御を切り換えるので、吸気弁近傍のガス流動強さとピストン挙動によるガス流動強さを予測、比較する必要がなく、制御の切り換えが素早くでき、運転性が向上される。
また、吸気弁9のリフト量が小さく、ガス流動が弱く燃焼安定性を確保できない低負荷域において、機関回転数及び負荷が低いほど燃料噴圧力を高く設定するので、吸気弁近傍のガス流動強さが小さく、燃料分布の均質化を確保するのが困難な場合においても、噴霧の貫徹力が燃焼室6内のガス流動に伝わり、燃焼室6内のガス流動を強化して、燃料分布の均質化を図れる。
さらに、吸気弁9のリフト量が大きくて燃焼室6内のガス流動が強い高負荷領域では、低負荷領域に比べて燃料噴射圧力を低く設定するので、燃料ポンプ駆動の機械損失を低減できる。
加えて、機関回転数が高くなるにつれて所定の負荷を小さくするので、燃料噴射圧力を高く設定する範囲を必要最小限におさえることができる。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3実施形態について図14および図15に基づいて説明する。
本実施形態は、特に機関構成が第1および第2の実施形態と相違している。第1の実施形態においては、可変圧縮比機構17を有するエンジン1に本発明を適用しているが、可変圧縮比機構を持たない複リンク式ピストン・クランク機構内燃機関にも本発明は適用できる。
図14は、第3実施形態におけるピストンの図である。図14(イ)はショートスカートピストン71の斜視図であり、図14(ロ)は図14(イ)のB−B断面図であり、図14(ハ)は図14(イ)のC−C断面図である。
ショートスカートピストン71は、図14に示されているように、ピストンスカートが大幅に短縮されている。
このようなショートスカートピストン71を使用すれば、図15(イ)に示すように、カウンターウエイト62がピストンピン25の側方を通過できる。このためアッパーリンク23を最小限の長さとして、ショートスカートピストン71の下死点位置をクランクシャフト21に最接近させることで、その分のピストンストロークを拡大することができる。なお、このような構成にするためにはピストンスカート部の強度が課題となるが、図15(ロ)に示すように、複リンク式ピストン・クランク機構の特性を利用し、ショートスカートピストン71の上死点位置においてアッパーリンク23が略直立になるようにすることでショートスカートピストン71にかかる横方向荷重(スラスト荷重)を低減できる。これにより、ピストンスカート部の強度は確保される。
以上のような複リンク式ピストン-クランク機構内燃機関においても、そのピストン挙動は図4に示したように、通常リンクのピストン-クランク機構に比べて、ピストン速度が最大となる時期が遅角される。
本実施形態のような、ピストン挙動によるガス流動強さが最大となる時期が通常のピストン・クランク機構と比べて遅角され、吸気弁近傍のガス流動強さが最大となる時期とピストン挙動によるガス流動強さが最大となる時期がずれる複リンク式ピストン・クランク機構を有する内燃機関に本発明を適用したので、このようにガス流動強さが最大となる時期がずれる場合においても、燃料分布の均質化に好適な燃料噴射時期を決定することができ、燃料と空気の混合の均質化を促進させることができる。
また、複リンク式ピストン・クランク機構は、通常のピストン・クランク機構に比べてピストンの上死点付近滞在時間が長く、ガス流動強さが強くなるので、複リンク式ピストン・クランク機構に本発明を適用することによって、ガス流動強さを利用して燃料分布の均質化を図る本発明の効果をより得ることができる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明と均等であることは明白である。
例えば、本発明の実施形態では、可変動弁機構によって吸気弁近傍のガス流動強さが変化するエンジンに本発明を適用したが、可変動弁機構を有さず、スワールコントロールバルブを吸気ポート内に備えるエンジンに本発明を適用してもよい。この場合、スワールコントロールバルブの開閉度により、燃焼室内に流入する吸気の流動強さが変化し、吸気弁近傍のガス流動強さは、図16のマップを用いて予測できる。
第1実施形態におけるエンジンの構成図である。 第1実施形態における可変圧縮比機構の構成図である。 第1実施形態における可変圧縮比機構のリンク位置を示した概略図である。 第1実施形態における可変圧縮比機構のピストン特性図である。 第1実施形態における可変動弁機構の構成図である。 第1実施形態における吸気弁および排気弁のリフト量を示すグラフである。 第1実施形態における燃焼室内のガス流動強さと燃料噴射弁による燃料噴射期間の関係を示したグラフである。 第1実施形態における燃焼室内の吸気弁近傍のガス流動とピストン挙動によるガス流動を示す概略図である。 第1実施形態における制御フローチャートである。 同じくその制御に用いるマップである。 第2実施形態における燃料噴射時期を求めるための燃料噴射時期マップである。 第2実施形態における所定の負荷と機関回転数の関係を示すグラフである。 機関回転数と負荷から燃料噴射圧力を決めるための燃料噴射圧力マップである。 第3実施形態におけるショートスカートピストンの図である。 第3実施形態における複リンク式ピストン-クランク機構の構成図である。 スワールコントロールバルブを備えるエンジンにおける吸気弁近傍のガス流動強さを求めるマップである。
符号の説明
1 エンジン
2 シリンダブロック
3 シリンダ
4 シリンダヘッド
5 ピストン
6 燃焼室
7 吸気ポート
8 排気ポート
9 吸気弁
10 排気弁
11 吸気弁用カム
12 排気弁用カム
13 点火プラグ
14 燃料噴射弁
15 ECU
16 可変動弁機構
17 可変圧縮比機構
21 クランクシャフト
21a ジャーナル
21b クランクピン
22 ロアーリンク
23 アッパーリンク
24 第1連結ピン
25 ピストンピン
26 コントロールリンク
27 第2連結ピン
28 コントロールシャフト
29 偏心軸部
30 モータ付アクチュエータ
41 制御軸
42 第1可変動弁機構
43 第2可変動弁機構
44 吸気カムシャフト
45 バルブリフタ
46 揺動カム
47 偏心カム
48 制御カム
49 ロッカーアーム
50 第1リンク
51 第2リンク
52 第1アクチュエータ
53 外部回転体
71 ショートスカートピストン

Claims (15)

  1. 内燃機関のピストンによって画成される燃焼室内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と、
    前記燃焼室内のガス流動強さとして、機関回転数及び吸気弁リフト量に基づいて吸気弁近傍のガス流動強さを予測し、機関回転数に基づいてピストン挙動によるガス流動強さを予測する予測手段と、
    前記予測手段によって予測した吸気弁近傍のガス流動強さとピストン挙動によるガス流動強さとに応じて前記燃料噴射弁の燃料噴射時期を制御する燃料噴射制御手段と、
    を備えることを特徴とする筒内直接噴射式内燃機関。
  2. 記燃料噴射制御手段が、前記予測手段が予測した吸気弁近傍のガス流動強さとピストン挙動によるガス流動強さを比較し、いずれか強いと判定した方のガス流動強さに応じて前記燃料噴射弁の燃料噴射時期を制御する請求項1に記載の筒内直接噴射式内燃機関。
  3. 前記予測手段が、機関回転数が高いほど、また、吸気弁リフト量が大きいほど吸気弁近傍のガス流動強さが強いと判定する請求項2に記載の筒内直接噴射式内燃機関。
  4. 前記予測手段が、機関回転数が高いほど、ピストン挙動によるガス流動強さが強いと判定する請求項2または3に記載の筒内直接噴射式内燃機関。
  5. 前記燃料噴射弁の燃料噴射時期がピストン挙動によるガス流動強さに応じて設定されている場合は、吸気弁近傍のガス流動強さに応じて設定されている場合よりも、前記燃料噴射制御手段が前記燃料噴射弁の燃料噴射圧力を高くする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の筒内直接噴射式内燃機関。
  6. 前記燃料噴射制御手段が、前記燃料噴射弁による燃料噴射時期を、
    内燃機関の負荷が所定値よりも低い場合はピストン挙動によるガス流動強さに応じて設定し、
    内燃機関の負荷が所定値よりも高い場合は吸気弁近傍のガス流動強さに応じて設定する請求項1に記載の筒内直接噴射式内燃機関。
  7. 前記燃料噴射制御手段が、機関回転数及び機関負荷に基づいて燃料噴射圧力を制御し、内燃機関の負荷が前記所定値よりも低い場合は、内燃機関の負荷が前記所定値よりも高い場合に比べて前記燃料噴射圧力を高くする請求項6に記載の筒内直接噴射式内燃機関。
  8. 前記燃料噴射制御手段が、前記所定値を機関回転数が高くなるにつれて小さく設定する請求項6または7に記載の筒内直接噴射式内燃機関。
  9. 前記ピストンに第1連結ピンを介して連結される第1リンクと、
    クランクシャフトのクランクピンに回転自由に装着されるとともに、前記第1リンクに第2連結ピンを介して連結される第2リンクと、
    前記第2リンクに第3連結ピンを介して連結され、シリンダブロックに設けられた支点を中心に揺動する第3リンクとから構成される、
    クランクとピストンとを締結する複リンク式ピストン・クランク機構を備える請求項1ないし8のいずれか一つに記載の筒内直接噴射式内燃機関。
  10. 前記複リンク式ピストン・クランク機構が、前記シリンダブロックに設けられた支点の位置を変更し、内燃機関の圧縮比を変更可能な可変圧縮比機構である請求項9に記載の筒内直接噴射式内燃機関。
  11. さらに、吸気弁の作動角および作動角の位相を可変とする可変動弁機構を備える、請求項1ないし10のいずれかに記載の筒内直接噴射式内燃機関。
  12. 前記燃料噴射制御手段が、前記燃料噴射弁の燃料噴射時期の略中心を前記燃焼室内のガス流動強さが最大となる時期に制御する請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の筒内直接噴射式内燃機関。
  13. 前記ガス流動強さが最大となる時期が、吸気弁近傍のガス流動強さにおいては吸気弁リフト量が最大となる時期であり、ピストン挙動によるガス流動強さにおいてはピストン速度が最大となる時期であるとする請求項12の筒内直接噴射式内燃機関。
  14. 内燃機関のピストンによって画成される燃焼室内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と、
    吸気ポート内に設けられ、前記燃焼室内に吸気スワールを生起するスワール生成手段と、
    前記燃焼室内のガス流動強さとして、機関回転数及び前記スワール生成手段の開度に基づいて吸気弁近傍のガス流動強さを予測し、機関回転数に基づいてピストン挙動によるガス流動強さを予測する予測手段と、
    前記予測手段によって予測した吸気弁近傍のガス流動強さとピストン挙動によるガス流動強さとに応じて前記燃料噴射弁の燃料噴射時期を制御する燃料噴射制御手段と、
    を備えることを特徴とする筒内直接噴射式内燃機関。
  15. 前記予測手段が、機関回転数が高いほど、また、前記スワール生成手段の開度が小さいほど吸気弁近傍のガス流動強さが強いと判定するとともに、機関回転数が高いほど、ピストン挙動によるガス流動強さが強いと判定する請求項14に記載の筒内直接噴射式内燃機関。
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