JP4790545B2 - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、及び画像処理方法に関する。
従来より、入力画像を分割し、分割された画像毎に処理を行い、処理された画像を出力する技術がある。例えば、特許文献1には、入力画像データを処理する際に、使用する内蔵メモリの記憶容量を低減するために、画像を分割することで得られたデータ量の少ない画像に対して処理する技術が開示されている。また、特許文献2には、分割した画像の入出力制御において、外部メモリアドレスのオフセットを制御する技術が開示されている。
このような従来技術におけるハードウェア構成の例は、図15に示されるようなCPU(Central Processing Unit)、DMAC(Direct Memory Access Controller)、SDRAM(Synchronous DRAM)、内蔵バッファ、及び信号処理回路からなる構成となっている。この構成において、SDRAMから内蔵バッファにデータを転送する場合、従来の技術では、図16に示されるように、SDRAMに記憶されている画像データが示す画像を水平方向に矩形状(短冊状)に分割した画像(以下、短冊と記す)の分割幅(以下、短冊幅と記す)が決定された後、DMACがSDRAMにおけるアドレッシングを行っている。
この場合、CPUは、DMACに対して種々の設定を行う必要がある。まず、入出力の短冊幅での1行における転送回数(バースト幅とブロック列バースト数)を設定する。次に、1行の転送が終了した後にジャンプするためのアドレス幅(行オフセット)を設定する。さらに、短冊の垂直方向の分割数を示すブロック数と、ブロック内の行数を示すブロック行数を設定する。また、所定のブロック行数の転送が終了した後にジャンプするためのアドレス幅(ブロックオフセット)を設定する。そして、1短冊の転送が完了した際にジャンプするアドレス幅(ラインオフセット)を設定する。
特開2002−304624号公報 特開2004−220584号公報
このように、画像を分割して処理する際の画像データを転送する従来の技術では、CPUが行う設定は複雑なものであった。
本発明は上記問題点に鑑み、CPUが行う設定を簡略化した画像処理装置、画像処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、入力画像データ及び出力画像データを記憶可能な作業領域として機能するとともに、前記入力画像データ及び前記出力画像データが示す2次元画像をXY平面上の画像とし、該XY平面における座標と、前記作業領域におけるメモリ空間でのアドレスとが1対1で対応づけられた第1の記憶手段と、前記入力画像データ予め定められた信号処理を施す際に用いられる第2の記憶手段と、前記入力画像データが示す2次元画像を前記作業領域においてX方向に複数の2次元画像に分割する分割手段と、前記分割して得られた2次元分割画像の画像データの画素に対応した前記作業領域における位置を示す第1の位置座標を設定する第1の設定手段と、前記作業領域の第1の先頭アドレス、前記2次元分割画像のX方向の幅サイズ、前記2次元分割画像の画像データにおける1画素分の画素サイズ、及び前記2次元分割画像の先頭座標に基づき、前記設定された第1の位置座標に対応する前記メモリ空間でのアドレスを生成する第1のアドレス生成手段と、前記第1のアドレス生成手段で生成されたアドレスにしたがって、前記第1の記憶手段に記憶された前記入力画像データを前記2次元分割画像毎に前記第2の記憶手段に転送する第1の転送手段と、前記第2の記憶手段に転送された前記2次元分割画像の画像データに対して前記信号処理を施す信号処理手段と、前記信号処理が施された画像データの画素に対応した前記作業領域における位置を示す第2の位置座標を設定する第2の設定手段と、前記作業領域の第2の先頭アドレス、前記信号処理が施された画像データが示す2次元画像のX方向の幅サイズ、前記信号処理が施された画像データにおける1画素分の画素サイズ、及び前記信号処理が施された画像データが示す2次元画像の先頭座標に基づき、前記設定された第2の位置座標に対応する前記メモリ空間でのアドレスを生成する第2のアドレス生成手段と、前記第2のアドレス生成手段で生成されたアドレスにしたがって、前記信号処理が施された画像データを前記出力画像データとして前記第2の記憶手段から前記第1の記憶手段に転送するとともに、該転送の際、前記第2の記憶手段に転送された最後の入力画像データの次に該第2の記憶手段に転送される入力画像データと、前記信号処理が施され前記第1の記憶手段に転送される出力画像データとが前記作業領域において重ならないよう、該次に転送される入力画像データを前記作業領域においてX方向にずらし、該ずらした跡領域に該信号処理が施された出力画像データを上書きする第2の転送手段と、を有する。
ここで本発明では、第2の記憶手段から第1の記憶手段に転送する際、第2の記憶手段に転送された信号処理前の最後の画像データの次に第2の記憶手段に転送される入力画像データと、信号処理が施されて第1の記憶手段に転送される出力画像データとが、作業領域において重ならないよう、上記次に転送される入力画像データを作業領域においてX方向にずらし、そのようにずらした跡領域に、信号処理が施された出力画像データを上書きするので、画像データのDMA転送において使用するメモリ領域を大幅に削減することができる画像処理装置を提供することができる。
一方、上記目的を達成するために、請求項の発明は、入力画像データ及び出力画像データを記憶可能な作業領域として機能するとともに、前記入力画像データ及び前記出力画像データが示す2次元画像をXY平面上の画像とし、該XY平面における座標と、前記作業領域におけるメモリ空間でのアドレスとが1対1で対応づけられた第1の記憶手段を準備する段階と、前記入力画像データ予め定められた信号処理を施す際に用いられる第2の記憶手段を準備する段階と、前記入力画像データが示す2次元画像を前記作業領域においてX方向に複数の2次元画像に分割する分割段階と、前記分割して得られた2次元分割画像の画像データの画素に対応した前記作業領域における位置を示す第1の位置座標を設定する第1の設定段階と、前記作業領域の第1の先頭アドレス、前記2次元分割画像のX方向の幅サイズ、前記2次元分割画像の画像データにおける1画素分の画素サイズ、及び前記2次元分割画像の先頭座標に基づき、前記設定された第1の位置座標に対応する前記メモリ空間でのアドレスを生成する第1のアドレス生成段階と、前記第1のアドレス生成段階で生成されたアドレスにしたがって、前記第1の記憶手段に記憶された前記入力画像データを前記2次元分割画像毎に前記第2の記憶手段に転送する第1の転送段階と、前記第2の記憶手段に転送された前記2次元分割画像の画像データに対して前記信号処理を施す信号処理段階と、前記信号処理が施された画像データの画素に対応した前記作業領域における位置を示す第2の位置座標を設定する第2の設定段階と、前記作業領域の第2の先頭アドレス、前記信号処理が施された画像データが示す2次元画像のX方向の幅サイズ、前記信号処理が施された画像データにおける1画素分の画素サイズ、及び前記信号処理が施された画像データが示す2次元画像の先頭座標に基づき、前記設定された第2の位置座標に対応する前記メモリ空間でのアドレスを生成する第2のアドレス生成段階と、前記第2のアドレス生成段階で生成されたアドレスにしたがって、前記信号処理が施された画像データを前記出力画像データとして前記第2の記憶手段から前記第1の記憶手段に転送するとともに、該転送の際、前記第2の記憶手段に転送された最後の入力画像データの次に該第2の記憶手段に転送される入力画像データと、前記信号処理が施され前記第1の記憶手段に転送される出力画像データとが前記作業領域において重ならないよう、該次に転送される入力画像データを前記作業領域においてX方向にずらし、該ずらした跡領域に該信号処理が施された出力画像データを上書きする第2の転送段階と、を有する。
ここで、請求項の発明も、請求項1の発明と同様に作用するので、請求項1の発明と同様な効果が得られる。
本発明によれば、CPUが行う設定を簡略化した画像処理装置、画像処理方法を提供することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本実施の形態に係る画像処理装置は、例えばデジタルカメラなど、画像データを扱う機器に搭載されるものを想定している。
図1は、本実施の形態における画像処理装置のハードウェア構成を示す図である。同図に示される画像処理装置は、アドレス生成回路10、内蔵バッファ12、DMAC14、SDRAM16、信号処理回路18、及びCPU20を有する。CPU20、DMAC14、SDRAM16、アドレス生成回路10、内蔵バッファ12はそれぞれバスを介して電気的に接続されている。また、信号処理回路18は、内蔵バッファ12に電気的に接続されており、これにより信号処理が施される画像データ(以下、入力データと記す)、及び信号処理が施された画像データである処理済み画像データ(以下、出力データと記す)のSDRAM16と内蔵バッファ12間でのやり取りが可能となっている。なお、以下の説明で用いられる入出力データとは、入力データ及び出力データを示すこととする。
次に、入出力データの流れについて説明する。本実施の形態に係る画像処理装置は、SDRAM16に記憶された入力データを、DMAC14が内蔵バッファ12に転送し、信号処理回路18は、入力データに画像処理を施し、画像処理された出力データは、再びDMAC14によりSDRAM16に転送され記憶される。
次に、上記構成における個々の詳細について説明する。まず、SDRAM16は上述したように入出力データが記憶されるが、これら入出力データのSDRAM上での位置は、アドレスに対応した座標を用いて表現することが可能となっている。
また、アドレス生成回路10は、DMAC14に通知する入出力データのアドレスを生成する。具体的にアドレス生成回路10は、DMAC14が内蔵バッファ12に転送する入力データの位置を示す座標から、その座標に対応するSDRAM16におけるアドレスを生成する。同様に、アドレス生成回路10は、DMAC14が出力データを記憶するSDRAM16におけるアドレスを生成する。従って、アドレス生成回路10に設けられた後述するアドレス出力回路は、入出力データ毎に設けられている。このアドレス生成回路10におけるアドレス生成方法の詳細については後述する。
内蔵バッファ12は、上記入出力データを一時的に記憶すると共に、DMAC14とのやり取り行うための機能を有する。
DMAC14は、SDRAM16から内蔵バッファ12に入力データを転送し、内蔵バッファ12からSDRAMに出力データを転送する。
次に、アドレス生成方法について図2を用いて説明する。アドレス生成回路10は、同図に示されるように、水平画像サイズ、1画素データサイズ、座標(x、y)、及び画像先頭アドレスが入力されると、座標(x、y)に対応するアドレスを出力するアドレス出力回路を含む。ここで、本実施の形態における座標は、XY平面上での座標であり、図3に示されるように、画像データが示す2次元画像をXY平面上の画像として表現するためのものである。この座標は、SDRAM16における画像データの位置を示す座標でもあり、通常のXY座標とはY軸の向きが逆の座標である。なお、この座標は、入出力データ共通で用いられる。すなわち、入出力データはいずれもSDRAM16上に記憶されるため、同一の座標上で表現することが可能である。
そのため、上記座標(x、y)とは、DMAC14が入力データを内蔵バッファ12へ転送するSDRAM16上の位置を示す座標、及びDMAC14が内蔵バッファ12から出力データを転送するSDRAM16上の位置を示す座標である。また、水平画像サイズとは、図3に示されるように、画像のX軸方向のサイズをバイト単位で示したものである。
また、1画素データサイズとは、1画素のサイズをバイト単位(Byte Per Pixel)で示したものである。この1画素データサイズは、入出力データで値が異なる場合もある。また、画像先頭アドレスとは、図3に示されるように、入出力データの先頭アドレスを示している。
なお、上記アドレス出力回路は、乗算器11a、11bと、加算器13a、13bとで構成される。乗算器11aは、水平画像サイズとyとを乗算し、求まった値を加算器13aに出力する。加算器13aは、乗算器11aから出力された値とxとを加算し、これによって求められた値を乗算器11bに出力する。乗算器11bは、加算器13aから出力された値と1画素データサイズとを乗算し、これによって求められた値を加算器13bに出力する。加算器13bは、乗算器11bから出力された値と画像先頭アドレスとを加算し、これによって求められた値を座標(x、y)に対応するアドレスとして出力する。
従って、水平画像サイズをL、1画素データサイズをM、画像先頭アドレスをAとしたとき、上記アドレス出力回路は、アドレス(Ly+x)M+Aを求める回路となっている。
また、入出力データの転送は、図3に示されるように画像を水平方向に分割した短冊ごとに行われる。入出力データは、上記アドレス出力回路の出力に基づき転送されるので、図4に示されるように、短冊1の先頭であるstart1から1行ずつ折り返しながらend1まで転送し、その後、短冊2の先頭であるstart2からend2まで同様に転送するというように、分割した短冊ごとに転送が行われる。この場合の水平画像サイズLは、各短冊の水平幅のサイズ(バイト数)を示している。
上述した転送処理の詳細について、図5のフローチャートを用いて説明する。図5に示される処理は、CPU20及びアドレス生成回路10で実行される処理である。
まず、ステップ101で、CPU20は、画像情報をDMAC14に設定する。ここでの画像情報とは、入出力データの先頭アドレス、入出力データにおける短冊の水平幅のサイズ、及び入出力データでの1画素データサイズである。さらにCPU20は、ステップ102で、入出力データの短冊先頭座標(x、y)をアドレス生成回路10に設定する。
次のステップ103で、アドレス生成回路10は、短冊先頭座標(x、y)、水平画像サイズ、及び1画素データサイズに基づき、図2を参照して説明したアドレス出力回路による演算により、内蔵バッファ12にSDRAM16から転送する入力データの座標(x、y)に対応する転送元アドレスと、内蔵バッファ12から出力データをSDRAM16に記憶する座標(x、y)に対応する転送先アドレスとを求める。
次にアドレス生成回路10は、ステップ104で、入出力データの先頭アドレスをDMAC14に通知することで、ステップ105でDMA転送が行われる。
ここで、内蔵バッファ12及びアドレス生成回路10におけるDMAC14とのハンドシェイクは、図6に示されるように、まずアドレス生成回路10が上述したアドレスをDMAC14に通知し、その後内蔵バッファ12がデータ要求を行い、内蔵バッファ12がDMAC14から画像データを受信するようになっている。
図5のフローチャートに戻り、入出力データの転送が終了すると、アドレス生成回路10は、次の入出力データを転送するために、ステップ106で、入出力データにおけるX座標を1つ増分する。次に、アドレス生成回路10は、ステップ107で、増分したX座標が次の短冊の先頭のX座標から1を減算した値に一致するかどうか判断する。この判断は、短冊の右端まで転送が終了したか否かを判断するためのものである。
ステップ107で、アドレス生成回路10が否定判断した場合、再びステップ104の処理が実行される。アドレス生成回路10が肯定判断した場合、アドレス生成回路10は、ステップ108で入出力データにおけるY座標を1つ増分し、ステップ109でX座標を短冊の先頭のX座標とする。
次に、アドレス生成回路10は、ステップ110で、SDRAM16に転送された出力データのY座標が垂直画像サイズに一致したか否か判断する。ここで、垂直画像サイズとは、短冊のY軸方向のサイズをバイト単位で示したものである。ステップ110で、アドレス生成回路10が否定判断した場合、再びステップ103の処理が実行される。アドレス生成回路10が肯定判断した場合、CPU20は、ステップ111で全ての短冊での処理が終了したかどうか判断する。ステップ111で、CPU20が否定判断した場合、ステップ112で転送する対象を入力データにおける次の短冊へと移動し、再びステップ102の処理が実行される。CPU20が肯定判断した場合、処理が終了する。
なお、デジタルカメラにおいては、図7に示される画像データ24が入力データであり、その入力データから斜線が引かれた領域(所謂のりしろ)を除く画像データ26を出力データとすることが多い。この場合、同図に示されるように、入力データと出力データとでは短冊のX軸方向のサイズ(以下、短冊幅と記す)が異なる。なお、こののりしろは、信号処理回路18で短冊のエッジ部分(外周部分)の画素に対してその周辺画素を用いた画像処理を行うために用いられるものである。
以上説明した図5のフローチャートに示される処理が基本的な処理であるが、この処理をワークエリアに対応させた処理について説明する。ワークエリアに対応させた処理とは、図8に示されるように、ワークエリア30内に入力データである画像データ32が記憶されており、ワークエリアの先頭アドレスを原点とする座標でアドレスを求める処理である。
この場合のアドレス生成方法について、図9を用いて説明する。アドレス生成回路10は、同図に示されるように、ワークエリア水平サイズ、1画素データサイズ、座標(x、y)、画像データ先頭座標(p、q)、及びワークエリア先頭アドレスが入力されると、座標(x、y)に対応するアドレスを出力するアドレス出力回路を含む。
なお、上記座標(x、y)とは、図8に示された座標において、DMAC14が入力データを内蔵バッファ12へ転送するSDRAM16上の位置を示す座標、及びDMAC14が内蔵バッファ12から出力データを転送するSDRAM16上の位置を示す座標である。また、ワークエリア水平サイズとは、図8に示されるように、ワークエリアのX軸方向のサイズをバイト単位で示したものである。また、ワークエリア先頭アドレスとは、図8に示されるように、ワークエリアの先頭アドレス(図8では、0x002A0000:16進表記)を示している。
なお、上記アドレス出力回路は、加算器15a、15b、15c、14dと、乗算器17a、17bとで構成される。加算器15aは、qとyとを加算し、これにより求められた値を乗算器17aに出力する。乗算器17aは、加算器15aから出力された値とワークエリア水平サイズとを乗算し、これにより求められた値を加算器15cに出力する。
一方、加算器15bは、pとxとを加算し、これにより求められた値を加算器15cに出力する。加算器15cは、乗算器17aから出力された値と加算器15bから出力された値とを加算し、これにより求められた値を乗算器17bに出力する。加算器15dは、乗算器17bから出力された値とワークエリア先頭アドレスとを加算し、これにより求められた値を座標(x、y)に対応するアドレスとして出力する。
従って、ワークエリア水平サイズをK、1画素データサイズをM、画像先頭アドレスをAとしたとき、アドレス生成回路10は、図9に示されるように、アドレス(K(y+q)+x+p)M+Aを求める回路である。求まった値は座標(x、y)に対応するアドレスを示している。
このようにワークエリアに対応させることで、図10に示されるようにSDRAM16を効率的に用いることができる。図10には、出力データ34、入力データ36、及び短冊38、40が示されている。図に示されるように、出力データ34と入力データ36とが重なっているが、これは出力データ34の短冊38が、次に転送される入力データ36の短冊40に重ならないために上書きが可能となっている。実際、図10に示されるように、出力データ34の各短冊は、次に転送される入力データ36の各短冊には重なっていない。
この処理により、図11に示される重ね書きしない場合のメモリマップと比較して分かるように、SDRAM16の使用量を大幅に削減することが可能となる。
以上説明したワークエリアに対応した処理は、図5で説明したフローチャートにおいて、ステップ101で設定する画像情報を、ワークエリア先頭アドレス、ワークエリア水平サイズ、入出力データの先頭アドレス、入出力データにおける1短冊のサイズ、及び入出力データでの1画素データサイズとし、ステップ103でのアドレス生成処理に、図9で説明したアドレス生成回路10を用いた処理となる。
次に、高速処理を実現するための構成について説明する。図12は、図1で説明した画像処理装置の構成に更に出力幅カウンタ42が加わった構成を示している。この出力幅カウンタ42は、アドレス生成回路10と一体化しており、アドレス生成回路10に設定される短冊先頭座標などの情報は出力幅カウンタ42でも参照できる。
また、出力幅カウンタ42は、アドレス生成回路10に対して入出力データの短冊先頭座標のうちのX座標を出力するものである。この出力幅カウンタ42の構成を、図13を用いて説明する。
出力幅カウンタ42は、同図に示されるように、出力データの先頭座標のX座標であるX1、入力データの先頭座標のX座標であるX2、出力データの短冊幅である出力短冊幅、出力データのX軸方向の長さをバイト単位で示した出力データ水平幅、及び入力ずらし量が入力され、入力データ及び出力データの短冊先頭座標のうちのX座標を出力する。
この出力幅カウンタ42は、セレクタ41a、41b、加算器43a、43b、及び比較器45で構成される。セレクタ41aは、X1又は加算器43aの出力のいずれか一方を出力するもので、最初にX1を出力した後は加算器43aから入力された値を出力する。
加算器43aは、セレクタ41aからの出力と、出力データにおける出力短冊幅とを加算し、アドレス生成回路10及び比較器45に出力する。比較器45は、出力データ水平幅と加算器43aからの出力を比較し、加算器43aから出力された値が出力水平幅以上の場合、処理が終了したことを示す信号を出力する。
一方、セレクタ41bは、X2又は加算器43bの出力のいずれか一方を出力するもので、最初にX2を出力した後は加算器43bから入力された値を出力する。
加算器43bは、セレクタ41bからの出力と、入力データにおける入力ずらし量とを加算し、アドレス生成回路10に出力する。
上述した出力幅カウンタ42を用いた転送処理の詳細について、図14のフローチャートを用いて説明する。図14に示される処理は、CPU20、アドレス生成回路10、及び出力幅カウンタ42で実行される処理である。
まず、ステップ201で、CPU20は、DMAC14に画像情報を設定する。ここでの画像情報とは、ワークエリア先頭アドレス、入出力データの先頭座標、入出力データにおける短冊の水平幅のサイズ、入出力データでの1画素データサイズ、入力ずらし幅、及び出力データの短冊幅である。
さらにCPU20は、ステップ202で、短冊先頭座標(x、y)をアドレス生成回路10に設定する。次のステップ203で、アドレス生成回路10は、設定内容に基づき、図13を参照して説明したで説明したアドレス出力回路による演算により、入力データの座標(x、y)に対応する転送元アドレスと、出力データを記憶する座標(x、y)に対応する転送先アドレスとを求める。次にアドレス生成回路10は、ステップ204で、入出力データの先頭アドレスをDMAC14に通知することで、ステップ205でDMA転送が行われる。
入出力データの転送が終了すると、次の入力データを転送するために、ステップ206で、アドレス生成回路10は、入出力データにおけるX座標を1つ増分する。次に、アドレス生成回路10は、ステップ207で、増分したX座標が次の短冊の先頭のX座標から1を減算した値に一致するか否か判断する。この判断は、短冊の右端まで転送が終了したか否かを判断するためのものである。
ステップ207で、アドレス生成回路10が否定判断した場合、再びステップ204の処理が実行される。アドレス生成回路10が肯定判断した場合、アドレス生成回路10は、ステップ208で入出力データにおけるY座標を1つ増分し、ステップ209でX座標を短冊の先頭のX座標とする。
次に、アドレス生成回路10は、ステップ210で、SDRAM16に転送された出力データのY座標が垂直画像サイズに一致したかどうか判断する。ステップ210で、アドレス生成回路10が否定判断した場合、再びステップ203の処理が実行される。アドレス生成回路10が肯定判断した場合、出力幅カウンタ42は、ステップ211でX1に出力短冊幅を加えたものを改めてX1とし、X2に入力ずらし幅を加えたものを改めてX2とする。
次に、出力幅カウンタ42は、ステップ212で出力データのサイズが出力データ水平幅サイズに一致したか否か判断する。この判断は、上述した比較器45により行われるもので、全ての出力データがSDRAM16に記憶されたかどうかの判断である。比較器45は、ステップ212で肯定判断するとCPU20に信号を出力するので、処理が終了する。
一方、ステップ212で、比較器45が否定判断した場合、再びステップ202の処理が実行される。
以上説明した図14における処理と、上述した図5で説明した処理とを比較すると、図5のステップ111及びステップ112はCPU20が処理しているが、これらの処理は、図14ではハードウェアであるアドレス生成回路10及び出力幅カウンタ42が実行するため、高速に処理を実行することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態では、画像データが示す2次元画像をXY平面上の画像とし、該XY平面における座標と、前記画像データを記憶可能な第1の記憶手段(SDRAM16)におけるメモリ空間でのアドレスとが1対1で対応づけられており、前記画像データの前記第1の記憶手段における先頭アドレスである第1の先頭アドレス、前記XY平面上での前記2次元画像の前記X軸方向に対するサイズである第1の幅サイズ、及び前記画像データにおける1画素分のサイズである第1の画素サイズの設定値に基づき、設定された座標から該座標に対応する前記メモリ空間でのアドレスを生成する第1のアドレス生成手段(アドレス生成回路10)と、前記第1の先頭アドレス、前記第1の幅サイズ、及び前記第1の画素サイズを前記第1のアドレス生成手段に対して設定する設定手段(CPU20)と、前記XY平面上で前記2次元画像が存在する座標を前記第1のアドレス生成手段に対して設定する座標設定手段(CPU20)と、前記第1のアドレス生成手段で生成されたアドレスから前記第1の画素サイズだけ前記第1の記憶手段に記憶された前記画像データを予め定められた信号処理を施す際に用いられる第2の記憶手段(内蔵バッファ12)に転送する転送手段(DMAC14)と、を有する。
また、本実施の形態では、前記信号処理が施された画像データである処理済み画像データを前記第2の記憶手段(内蔵バッファ12)から前記第1の記憶手段(SDRAM16)に転送する際に、転送された前記処理済み画像データが記憶される前記第1の記憶手段における先頭アドレスである第2の先頭アドレス、前記XY平面上で前記処理済み画像データが示す2次元画像の前記X軸方向に対するサイズである第2の幅サイズ、及び前記処理済み画像データにおける1画素分のサイズである第2の画素サイズの設定値に基づき、設定された座標から該座標に対応する前記メモリ空間でのアドレスを生成する第2のアドレス生成手段(アドレス生成回路10)を更に有し、前記設定手段(CPU20)は、前記第2の先頭アドレス、前記第2の幅サイズ、及び前記第2の画素サイズを前記第2のアドレス生成手段に対して更に設定し、前記座標設定手段(CPU20)は、前記XY平面上で前記処理済み画像データが示す2次元画像が存在する座標を前記第2のアドレス生成手段に対して設定し、前記転送手段(DMAC14)は、前記第2のアドレス生成手段で生成されたアドレスから前記第2の画素サイズだけ前記第2の記憶手段に記憶された前記処理済み画像データを前記第1の記憶手段に転送する。
また、本実施の形態では、前記2次元画像をY軸と平行な線分により分割して得られた画像である分割画像(短冊)毎に前記画像データを前記第1の記憶手段(SDRAM16)から前記第2の記憶手段(内蔵バッファ12)に転送する場合、前記設定手段(CPU20)は、前記第1のアドレス生成手段に設定する前記第1の幅サイズを、前記分割画像の前記X軸方向に対するサイズとする一方、前記座標設定手段(CPU20又は出力幅カウンタ42)は、次に転送すべき分割画像が存在する場合、当該分割画像が存在する前記XY平面上の座標を前記第1のアドレス生成手段(アドレス生成回路10)に設定する。
更に、本実施の形態では、前記2次元画像をY軸と平行な線分により分割して得られた画像である分割画像(短冊)毎に前記処理済み画像データを前記第2の記憶手段(内蔵バッファ12)から前記第1の記憶手段(SDRAM16)に転送する場合、前記設定手段(CPU20)は、前記第2のアドレス生成手段に設定する前記第2の幅サイズを、前記分割画像の前記X軸方向に対するサイズとする一方、前記座標設定手段(CPU20又は出力幅カウンタ42)は、次に転送すべき分割画像が存在する場合、当該分割画像が存在する前記XY座標平面上の座標を前記第2のアドレス生成手段(アドレス生成回路10)に設定する。
一方、本実施の形態では、画像データが示す2次元画像をXY平面上の画像とし、該XY平面における座標と、前記画像データを記憶可能な第1の記憶手段(SDRAM16)におけるメモリ空間でのアドレスとが1対1で対応づけられており、前記画像データの前記第1の記憶手段における先頭アドレスである第1の先頭アドレス、前記XY平面上での前記2次元画像の前記X軸方向に対するサイズである第1の幅サイズ、及び前記画像データにおける1画素分のサイズである第1の画素サイズの設定値に基づき、設定された座標から該座標に対応する前記メモリ空間でのアドレスを生成する第1のアドレス生成手段(アドレス生成回路10)に対して、前記第1の先頭アドレス、前記第1の幅サイズ、及び前記第1の画素サイズを設定する設定段階(ステップ101)と、前記XY平面上で前記2次元画像が存在する座標を前記第1のアドレス生成手段に対して設定する座標設定段階(ステップ102)と、前記第1のアドレス生成手段で生成されたアドレスから前記第1の画素サイズだけ前記第1の記憶手段に記憶された前記画像データを予め定められた信号処理を施す際に用いられる第2の記憶手段に転送する転送段階(ステップ105)と、を有する。
また、本実施の形態では、前記信号処理が施された画像データである処理済み画像データを前記第2の記憶手段(内蔵バッファ12)から前記第1の記憶手段(SDRAM16)に転送する際に、転送された前記処理済み画像データが記憶される前記第1の記憶手段における先頭アドレスである第2の先頭アドレス、前記XY平面上で前記処理済み画像データが示す2次元画像の前記X軸方向に対するサイズである第2の幅サイズ、及び前記処理済み画像データにおける1画素分のサイズである第2の画素サイズの設定値に基づき、設定された座標から該座標に対応する前記メモリ空間でのアドレスを生成する第2のアドレス生成手段(アドレス生成回路10)に対して、前記設定段階(ステップ101)では、前記第2の先頭アドレス、前記第2の幅サイズ、及び前記第2の画素サイズを更に設定し、前記座標設定段階(ステップ102)では、前記XY平面上で前記処理済み画像データが示す2次元画像が存在する座標を前記XY平面における座標として前記第2のアドレス生成手段に対して更に設定し、前記転送段階(ステップ105)では、前記第2のアドレス生成手段で生成されたアドレスから前記第2の画素サイズだけ前記第2の記憶手段に記憶された前記処理済み画像データを前記第1の記憶手段に転送する。
また、請求項7の発明は、前記2次元画像をY軸と平行な線分により分割して得られた画像である分割画像(短冊)毎に前記画像データを前記第1の記憶手段(SDRAM16)から前記第2の記憶手段(内蔵バッファ12)に転送する場合、前記設定段階(ステップ101)では、前記第1のアドレス生成手段に設定する前記第1の幅サイズを、前記分割画像の前記X軸方向に対するサイズとし、前記座標設定段階(ステップ102)では、次に転送すべき分割画像が存在する場合、当該分割画像が存在する前記XY平面上の座標を前記第1のアドレス生成手段に設定する。
更に、本実施の形態では、前記2次元画像をY軸と平行な線分により分割して得られた画像である分割画像(短冊)毎に前記処理済み画像データを前記第2の記憶手段(内蔵バッファ)から前記第1の記憶手段(SDRAM16)に転送する場合、前記設定段階(ステップ101)では、前記第2のアドレス生成手段(アドレス生成回路10)に設定する前記第2の幅サイズを、前記分割画像の前記X軸方向に対するサイズとし、前記座標設定段階(ステップ102)では、次に転送すべき分割画像が存在する場合、当該分割画像が存在する前記XY座標平面上の座標を前記第2のアドレス生成手段に設定する。
実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成(その1)を示す図である。 アドレス出力回路(その1)を示す図である。 実施の形態に係るXY座標を示す図である。 画像データの転送を分割した短冊ごとに行う様子を示す図である。 転送処理を示すフローチャート(その1)である。 アドレス生成回路、DMAC、及び内蔵バッファにより行われるハンドシェイクを示す図である。 のりしろを示す図である。 ワークエリアを用いた場合の座標における画像を示す図である。 アドレス出力回路(その2)を示す図である。 出力データを転送が終了した入力データに上書きする場合のメモリマップを示す図である。 出力データを入力データに上書きしない場合のメモリマップを示す図である。 実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成(その2)を示す図である。 出力幅カウンタを示す図である。 転送処理を示すフローチャート(その2)である。 従来技術におけるデータ転送に係るハードウェア構成の一例を示す図である。 従来技術における短冊毎に画像データを転送する様子を示す図である。
符号の説明
10 アドレス生成回路
12 内蔵バッファ
14 DMAC
18 信号処理回路
20 CPU
30 ワークエリア
42 出力幅カウンタ

Claims (2)

  1. 入力画像データ及び出力画像データを記憶可能な作業領域として機能するとともに、前記入力画像データ及び前記出力画像データが示す2次元画像をXY平面上の画像とし、該XY平面における座標と、前記作業領域におけるメモリ空間でのアドレスとが1対1で対応づけられた第1の記憶手段と、
    前記入力画像データ予め定められた信号処理を施す際に用いられる第2の記憶手段と、
    前記入力画像データが示す2次元画像を前記作業領域においてX方向に複数の2次元画像に分割する分割手段と、
    前記分割して得られた2次元分割画像の画像データの画素に対応した前記作業領域における位置を示す第1の位置座標を設定する第1の設定手段と、
    前記作業領域の第1の先頭アドレス、前記2次元分割画像のX方向の幅サイズ、前記2次元分割画像の画像データにおける1画素分の画素サイズ、及び前記2次元分割画像の先頭座標に基づき、前記設定された第1の位置座標に対応する前記メモリ空間でのアドレスを生成する第1のアドレス生成手段と、
    前記第1のアドレス生成手段で生成されたアドレスにしたがって、前記第1の記憶手段に記憶された前記入力画像データを前記2次元分割画像毎に前記第2の記憶手段に転送する第1の転送手段と、
    前記第2の記憶手段に転送された前記2次元分割画像の画像データに対して前記信号処理を施す信号処理手段と、
    前記信号処理が施された画像データの画素に対応した前記作業領域における位置を示す第2の位置座標を設定する第2の設定手段と、
    前記作業領域の第2の先頭アドレス、前記信号処理が施された画像データが示す2次元画像のX方向の幅サイズ、前記信号処理が施された画像データにおける1画素分の画素サイズ、及び前記信号処理が施された画像データが示す2次元画像の先頭座標に基づき、前記設定された第2の位置座標に対応する前記メモリ空間でのアドレスを生成する第2のアドレス生成手段と、
    前記第2のアドレス生成手段で生成されたアドレスにしたがって、前記信号処理が施された画像データを前記出力画像データとして前記第2の記憶手段から前記第1の記憶手段に転送するとともに、該転送の際、前記第2の記憶手段に転送された最後の入力画像データの次に該第2の記憶手段に転送される入力画像データと、前記信号処理が施され前記第1の記憶手段に転送される出力画像データとが前記作業領域において重ならないよう、該次に転送される入力画像データを前記作業領域においてX方向にずらし、該ずらした跡領域に該信号処理が施された出力画像データを上書きする第2の転送手段と、
    を備える画像処理装置。
  2. 入力画像データ及び出力画像データを記憶可能な作業領域として機能するとともに、前記入力画像データ及び前記出力画像データが示す2次元画像をXY平面上の画像とし、該XY平面における座標と、前記作業領域におけるメモリ空間でのアドレスとが1対1で対応づけられた第1の記憶手段を準備する段階と、
    前記入力画像データ予め定められた信号処理を施す際に用いられる第2の記憶手段を準備する段階と、
    前記入力画像データが示す2次元画像を前記作業領域においてX方向に複数の2次元画像に分割する分割段階と、
    前記分割して得られた2次元分割画像の画像データの画素に対応した前記作業領域における位置を示す第1の位置座標を設定する第1の設定段階と、
    前記作業領域の第1の先頭アドレス、前記2次元分割画像のX方向の幅サイズ、前記2次元分割画像の画像データにおける1画素分の画素サイズ、及び前記2次元分割画像の先頭座標に基づき、前記設定された第1の位置座標に対応する前記メモリ空間でのアドレスを生成する第1のアドレス生成段階と、
    前記第1のアドレス生成段階で生成されたアドレスにしたがって、前記第1の記憶手段に記憶された前記入力画像データを前記2次元分割画像毎に前記第2の記憶手段に転送する第1の転送段階と、
    前記第2の記憶手段に転送された前記2次元分割画像の画像データに対して前記信号処理を施す信号処理段階と、
    前記信号処理が施された画像データの画素に対応した前記作業領域における位置を示す第2の位置座標を設定する第2の設定段階と、
    前記作業領域の第2の先頭アドレス、前記信号処理が施された画像データが示す2次元画像のX方向の幅サイズ、前記信号処理が施された画像データにおける1画素分の画素サイズ、及び前記信号処理が施された画像データが示す2次元画像の先頭座標に基づき、前記設定された第2の位置座標に対応する前記メモリ空間でのアドレスを生成する第2のアドレス生成段階と、
    前記第2のアドレス生成段階で生成されたアドレスにしたがって、前記信号処理が施された画像データを前記出力画像データとして前記第2の記憶手段から前記第1の記憶手段に転送するとともに、該転送の際、前記第2の記憶手段に転送された最後の入力画像データの次に該第2の記憶手段に転送される入力画像データと、前記信号処理が施され前記第1の記憶手段に転送される出力画像データとが前記作業領域において重ならないよう、該次に転送される入力画像データを前記作業領域においてX方向にずらし、該ずらした跡領域に該信号処理が施された出力画像データを上書きする第2の転送段階と、
    を備える画像処理方法。
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