JP4789643B2 - エアゾール容器の残留内容物排出装置 - Google Patents

エアゾール容器の残留内容物排出装置 Download PDF

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Description

本発明は、エアゾール製品を廃棄する際に、残留内容物を全量排出するための、エアゾール容器の残留内容排出装置に関するものである。
従来、エアゾール容器内に充填された内容物の使用後にエアゾール製品を廃棄する場合、エアゾール容器内に内容物を残留させたまま廃棄すると、噴射ガスの膨張による爆発事故を引き起こすなどの問題を生じるおそれがあった。そこで、特許文献1に示す如く、エアゾール容器内に残留した内容物を全量排出するための残留内容物排出装置が、従来より提案されている。
特許文献1に記載の残留内容物排出装置は、内容物を排出する際にステムに接続している押釦を取り外し、この押釦のステム嵌合孔を、オーバーキャップの内面中央に突出した係止棒に嵌合させて固定配置する。そして、オーバーキャップをエアゾール容器の上端に接続すると、上記の如くオーバーキャップの内面に配置した押釦の天面がステムに当接してステムを押圧し、このステムの押圧状態を維持して残留内容物を排出するものである。
特開平9−40045号公報
しかしながら、特許文献1に記載の残留内容物排出装置は、小型の押釦をオーバーキャップの内面奥に形成した係止棒に、ステム嵌合孔を介して固定する場合に、ステム嵌合孔と係止棒との嵌合位置を目視により確認しながら固定作業を行うことは困難であり、ほとんど手探りでステム嵌合孔を係止棒に嵌合させなければならなかった。また、内径が小さなオーバーキャップの場合には、指先を狭いオーバーキャップの内面奥まで挿入しなければならないため、押釦の固定作業には困難を伴うものとなっていた。
そこで、本発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、通常噴射と残留内容物を排出するための噴射との切り替えを、簡易なものにしようとするものである。
本発明は上述の如き課題を解決するため、エアゾール容器に下端を取り外し可能に接続した外周壁の内方に、上部壁を介して上記外周壁と一体に内周壁を連結したワンタッチキャップと、このワンタッチキャップの内周壁内に配置した押釦とから成るものに於いて、上記ワンタッチキャップは、外周壁及び内周壁に、押釦の噴射口と連通可能な外側開口及び内側開口をそれぞれ貫通形成するとともに、内周壁の下端から上部壁方向にスリットを形成し、このスリットに摺動可能に係合する係合突部を、押釦の外周のステム連結側に突設したものであって、通常噴射時には、押釦の係合突部を内周壁のスリットに係合させた状態で押釦をワンタッチキャップに装着し、ワンタッチキャップの下端をエアゾール容器に接続するとともに押釦を押圧して押釦とステムとを連結し、この押釦の天面をステムの付勢力に抗して押圧することにより、押釦の噴射口から上記内側開口及び外側開口を介して内容物を外部に噴射可能とするとともに、残留内容物の排出時には、ワンタッチキャップを押釦とともにエアゾール容器から取り外し、このワンタッチキャップ内の押釦を抜き出して天面をステム側に配置するとともに、押釦の係合突部を内周壁のスリットに係合させてワンタッチキャップに再び装着し、このワンタッチキャップの下端をエアゾール容器に接続することにより、押釦の係合突部が内周壁のスリットの底部に係止した状態で、押釦の天面がステムを押圧して内容物の噴射状態を維持し、残留内容物を排出可能としたものである。
また、内容物は、噴射剤として使用される液化石油ガス、ジメチルエーテル、窒素、二酸化炭素、イソペンタンのうち、少なくとも1種類を含有するものであっても良い。
本発明は上述の如く構成したものであって、ワンタッチキャップと押釦とを備え、通常噴射時には、押釦を指などで押圧することにより、ワンタッチキャップを介して内容物を外部に噴射可能としている。そして、残留内容物の排出時に、押釦の天面がステム側に位置するよう、ワンタッチキャップに押釦を配置し、このワンタッチキャップをエアゾール容器に接続することにより、内容物の噴射状態を維持し、内容物を全量排出することが可能となる。そのため、使用者が通常噴射時に誤って全量噴射を行うことがなく、内容物の全量排出を確実に行うことが可能なワンタッチキャップを装着したエアゾール容器を、簡易な構成且つ廉価な費用で得ることができる。
また、押釦をワンタッチキャップの内周壁内に装着して使用するよう構成することにより、ワンタッチキャップへの押釦の装着、及びワンタッチキャップからの押釦の取り外し作業を容易なものとしている。そのため、通常噴射と残留内容物を排出するための噴射との切り替えを簡易に行うことができる。
以下、本発明の一実施例を図1〜5に於いて説明すれば、(1)はワンタッチキャップであって、円筒状の外周壁(2)の内面下端付近に突条(3)を設けている。そして、この突条(3)を、図3に示す如くエアゾール容器(4)のマウンティングカップ(5)の外周に係合することにより、ワンタッチキャップ(1)をエアゾール容器(4)に接続可能なものとしている。
尚、本実施例では上記の如く、ワンタッチキャップ(1)をマウンティングカップ(5)の外周に係合しているが、他の異なる実施例では、ワンタッチキャップ(1)の突条(3)を、エアゾール容器(4)を構成する目金部と胴部との間の巻き締め部(図示せず)の外周に係合したり、エアゾール容器(4)を構成する肩カバーに係合することも可能である。また、上記外周壁(2)の内方には円筒状の内周壁(6)を、上部壁(7)を介して外周壁(2)と一体に連結している。
また、図2に示す如く、外周壁(2)には円形の外側開口(8)を貫通形成するとともに、内周壁(6)には、上記外側開口(8)に対応する位置に円形の内側開口(10)を貫通形成している。また、内周壁(6)の内側開口(10)の両側には、内周壁(6)の下端から上部壁(7)方向に略長方形状のスリット(11)をそれぞれ形成している。また、このワンタッチキャップ(1)の、外側開口(8)及び内側開口(10)の形成側とは反対側には、図3に示す如く、上端から下方に向けて指架け凹部(12)を凹設し、内周壁(6)の内面と連通している。また、図2に示す如く、内周壁(6)の内面下端には、一対の下端突部(13)を対向位置に突設している。
また、図3に示す如く、上記の如く形成したワンタッチキャップ(1)の内周壁(6)内には、外径を内周壁(6)の内径よりも小径とした略円筒形の押釦(14)を配置している。この押釦(14)は、外周に内容物の噴射口(16)を形成するとともに、この噴射口(16)を連通筒(18)を介してエアゾール容器(4)のステム(17)に連通可能なものとしている。
また、ワンタッチキャップ(1)に押釦(14)を装着してエアゾール容器(4)に接続した場合に、押釦(14)を押圧することにより、図3に示す如く、押釦(14)の連通筒(18)がエアゾール容器(4)のステム(17)に接続するとともに、押釦(14)の噴射口(16)がワンタッチキャップ(1)の外側開口(8)及び内側開口(10)と連通するよう、押釦(14)の連通筒(18)及び噴射口(16)の形成位置をそれぞれ調整している。また、この押釦(14)の上端には天板(20)を設けるとともに、図2に示す如く、側壁(15)の、ステム(17)の連結側である下端方向には、ワンタッチキャップ(1)のスリット(11)に摺動可能に係合する係合突部(21)を、両スリット(11)に対応する位置にそれぞれ突設し、スリット(11)に係合している。
上記の如く構成したものにおいて、通常噴射時には、図3に示す如く、押釦(14)の天板(20)をワンタッチキャップ(1)の上部壁(7)側に配置するとともに、この押釦(14)の噴射口(16)を外側開口(8)及び内側開口(10)側に配置した状態で、押釦(14)をワンタッチキャップ(1)の内周壁(6)の下端側から内周壁(6)内に配置する。
上記の如く押釦(14)をワンタッチキャップ(1)に配置することにより、押釦(14)の係合突部(21)が内周壁(6)のスリット(11)に係合するとともに、押釦(14)の下端がワンタッチキャップ(1)の下端突部(13)において当接可能となるため、押釦(14)はワンタッチキャップ(1)内において抜け落ち困難に配置され、押釦(14)をワンタッチキャップ(1)に装着した状態での保存、運搬、エアゾール容器(4)への接続が可能となる。
そして、上記の如く押釦(14)を装着したワンタッチキャップ(1)をエアゾール容器(4)に接続することにより、図3に示す如く、ワンタッチキャップ(1)の内面下端に設けた突条(3)がエアゾール容器(4)のマウンティングカップ(5)の外周に係合し、ワンタッチキャップ(1)がエアゾール容器(4)に取り外し可能な状態で固定される。
また、ワンタッチキャップ(1)に装着した押釦(14)を押圧することにより、押釦(14)の連通筒(18)がエアゾール容器(4)のステム(17)に連結するとともに、押釦(14)の噴射口(16)がワンタッチキャップ(1)の外側開口(8)及び内側開口(10)と連通した状態で配置される。また、図4に示す如く、押釦(14)の係合突部(21)は、ワンタッチキャップ(1)のスリット(11)内で上下方向に摺動可能な状態となっている。
そして、エアゾール内容物の通常噴射を行うには、ワンタッチキャップ(1)の指架け凹部(12)に手指を架けて、押釦(14)をステム(17)の付勢力に抗して押圧すると、ステム(17)が押し下げられてエアゾール容器(4)内のバルブ機構(図示せず)が開弁する。そして、エアゾール容器(4)内に収納した内容物がステム(17)及び押釦(14)の連通筒(18)を通過し、噴射口(16)、内側開口(10)及び外側開口(8)を介して外部に噴射される。尚、上記押釦(14)の押圧に伴って押釦(14)の噴射口(16)がエアゾール容器(4)側に摺動するが、摺動後も依然としてワンタッチキャップ(1)の内側開口(10)及び外側開口(8)と連通状態を保つよう、予め位置調整されている。
そして、上記押釦(14)の押圧を解除すると、ステム(17)が元の位置に復元してバルブ機構が閉弁し、内容物の噴射が停止する。このように、通常噴射時には押釦(14)を押圧し続けなければ内容物を継続して噴射することができず、押釦(14)の押圧を解除することにより噴射を確実に停止することができる。そのため、押釦(14)の押圧解除後も噴射状態が維持される事態は生じない。
次に、上記通常噴射時における内容物の噴射が終了し、エアゾール容器(4)を廃棄する際の残留内容物の排出について以下に説明すると、まずワンタッチキャップ(1)を押釦(14)とともにエアゾール容器(4)から取り外し、ワンタッチキャップ(1)内に装着していた押釦(14)を内周壁(6)内から抜き出す。この抜き出しは、内周壁(6)を外方に少し押し広げ、下端突部(13)と押釦(14)との係合を解除して行う。
そして、図1及び図5に示す如く、押釦(14)の向きを通常噴射時とは上下逆にして、下端をワンタッチキャップ(1)の上部壁(7)側に向けるとともに、押釦(14)の係合突部(21)をワンタッチキャップ(1)の内周壁(6)のスリット(11)に係合させて、押釦(14)を内周壁(6)内に再び装着する。
上記の如く、ワンタッチキャップ(1)を内周壁(6)内に挿入配置する場合に、直径の小さなワンタッチキャップ(1)内に手指を挿入することなくワンタッチキャップ(1)の外部に手指を配置したまま、押釦(14)をワンタッチキャップ(1)に容易に装着することができるとともに、内周壁(6)内に装着した押釦(14)を、内周壁(6)を外方に押し広げることによって容易に取り外すことができるため、通常噴射と残留内容物の排出のための噴射との切り替え作業を簡易なものとすることができる。
上記の如く押釦(14)をワンタッチキャップ(1)に装着することにより、押釦(14)の天面(22)がワンタッチキャップ(1)の下端側に位置するものとなる。そして、上記ワンタッチキャップ(1)の下端をエアゾール容器(4)のマウンティングカップ(5)に近付けると、ワンタッチキャップ(1)の下端側に位置している押釦(14)の天面(22)がエアゾール容器(4)のステム(17)に当接するとともに、押釦(14)がワンタッチキャップ(1)の内周壁(6)に沿って上部壁(7)方向に摺動する。そして、図1に示す如く、押釦(14)の係合突部(21)がスリット(11)の底部(23)において係止する。
そして更にワンタッチキャップ(1)をマウンティングカップ(5)に近付けると、押釦(14)の係合突部(21)がスリット(11)の底部(23)に係止した状態で、押釦(14)の天面(22)がステム(17)を付勢力に抗して押圧する。このステム(17)の押圧により、バルブ機構が開弁して残留内容物がステム(17)から噴出し、内周壁(6)、内側開口(10)及び外側開口(8)を介して外部に排出される。このような状態において、図1及び図5に示す如く、ワンタッチキャップ(1)の突条(3)をエアゾール容器(4)のマウンティングカップ(5)の上端に係合する。
これにより、ワンタッチキャップ(1)がエアゾール容器(4)のマウンティングカップ(5)に接続固定されるため、押釦(14)によるステム(17)の押圧状態が継続されるものとなる。従って、内容物の噴射状態が維持され、エアゾール容器(4)内の残留内容物を確実に全量排出することが可能となる。以上のように、確実な全量噴射を可能とすることにより、エアゾール製品の廃棄時に起こり得るエアゾール容器(4)の爆発事故等を防止することが可能となる。
また、上記の如く、ワンタッチキャップ(1)を備えるとともに残留内容物の全量排出を容易に行うことができるエアゾール製品を、簡易な構成且つ廉価な費用で得ることが可能となる。また、上記の如くワンタッチキャップ(1)への押釦(14)の装着、及びワンタッチキャップ(1)からの押釦(14)の取り外し作業が容易であるため、通常噴射と残留内容物を排出するための噴射との切り替えを簡易に行うことができる。
尚、本実施例で使用するエアゾール容器(4)内の内容物は、噴射剤として液化石油ガスを含有している。
また、本発明のエアゾール容器(4)の残留内容物排出装置は、頭髪用品、化粧品、消臭・制汗剤、その他の人体用品、殺虫剤、コーティング剤、クリーナー、その他の家庭用品、工業用品、自動車用品、食品等のエアゾール製品に用いることができる。そして、頭髪用品として、ヘアースプレー、ヘアートリートメント、ヘアースタイリングフォーム、ヘアーシャンプー・リンス、酸性染毛剤、酸化型2剤タイプ永久染毛剤、カラースプレー・脱色剤、パーマ剤、育毛剤、ヘアートニック、寝癖直しスプレー、髪用フレグランス等に用いることができる。
また、化粧品として、シェービングフォーム、アフターシェーブローション、香水・オーデコロン、洗顔料、日焼け止め、ファンデーション、脱毛・脱色剤、浴用剤等に用いることができる。
また、消臭・制汗剤としては、制汗剤、消臭剤、ボディシャンプー等に用いることができる。また、その他の人体用品としては、筋肉消炎剤、皮膚疾患予防剤、皮膚疾患治療剤、水虫薬、害虫忌避剤、清拭剤、口腔清涼剤、口腔歯磨き剤、傷薬、やけど治療剤等に用いることができる。
また、殺虫剤としては、空間殺虫剤、ゴキブリ殺虫剤、園芸用殺虫剤、殺ダニ剤、不快害虫剤等に用いることができる。また、コーティング剤としては、家庭用塗料、自動車用塗料、アンダーコーティング等に用いることができる。
また、クリーナーとしては、ガラスクリーナー、硬質表面洗浄剤、浴用クリーナー、床・家具艶出しクリーナー、靴・皮革クリーナー、ワックス艶出し剤等に用いることができる。また、その他の家庭用品としては、室内消臭剤、トイレ用消臭剤、防水剤、洗濯糊、除草剤、衣類用防虫剤、防炎剤、除菌剤等に用いることができる。
また、工業用としては、潤滑防錆剤、接着剤、金属探傷剤、離型剤、コーキング剤等に用いることができる。また、自動車用としては、防曇剤、解氷剤、エンジンクリーナー等に用いることができる。その他、動物用品、趣味娯楽用品、食品、例えば、コーヒー、ジュース、クリーム、チーズ等に用いることができる。
本発明の一実施例を示す残留内容物排出状態を示す正面側の断面図。 押釦とマウンティングカップの分解斜視図。 通常噴射時の側面側の断面図。 通常噴射時における正面側の断面図。 残留内容物の排出時における側面側の断面図。
符号の説明
1 ワンタッチキャップ
2 外周壁
4 エアゾール容器
6 内周壁
7 上部壁
8 外側開口
10 内側開口
11 スリット
14 押釦
15 側壁
16 噴射口
17 ステム
21 係合突部
22 天面
23 底部

Claims (2)

  1. エアゾール容器に下端を取り外し可能に接続した外周壁の内方に、上部壁を介して上記外周壁と一体に内周壁を連結したワンタッチキャップと、このワンタッチキャップの内周壁内に配置した押釦とから成るものに於いて、上記ワンタッチキャップは、外周壁及び内周壁に、押釦の噴射口と連通可能な外側開口及び内側開口をそれぞれ貫通形成するとともに、内周壁の下端から上部壁方向にスリットを形成し、このスリットに摺動可能に係合する係合突部を、押釦の外周のステム連結側に突設したものであって、通常噴射時には、押釦の係合突部を内周壁のスリットに係合させた状態で押釦をワンタッチキャップに装着し、ワンタッチキャップの下端をエアゾール容器に接続するとともに押釦を押圧して押釦とステムとを連結し、この押釦の天面をステムの付勢力に抗して押圧することにより、押釦の噴射口から上記内側開口及び外側開口を介して内容物を外部に噴射可能とするとともに、残留内容物の排出時には、ワンタッチキャップを押釦とともにエアゾール容器から取り外し、このワンタッチキャップ内の押釦を抜き出して天面をステム側に配置するとともに、押釦の係合突部を内周壁のスリットに係合させてワンタッチキャップに再び装着し、このワンタッチキャップの下端をエアゾール容器に接続することにより、押釦の係合突部が内周壁のスリットの底部に係止した状態で、押釦の天面がステムを押圧して内容物の噴射状態を維持し、残留内容物を排出可能としたことを特徴とするエアゾール容器の残留内容物排出装置。
  2. 内容物は、噴射剤として使用される液化石油ガス、ジメチルエーテル、窒素、二酸化炭素、イソペンタンのうち、少なくとも1種類を含有することを特徴とする請求項1のエアゾール容器の残留内容物排出装置。
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