JP4781235B2 - 真空断熱材と冷蔵庫 - Google Patents

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Description

この発明は、真空断熱材と、それを用いた冷蔵庫に関する。
冷蔵庫、保冷庫、保温庫等、各種食品等を加温、冷却してその温度を保つことを目的として使用される箱体には、種々の構造・性能を有する断熱材が使用されている。特に、真空断熱材は非常に優れた断熱性を実現することができるため、多くの用途に使用されている。
真空断熱材は、一般的に、芯材を外包材に充填した後密閉し、外包材の内部を減圧し、外包材内部の減圧状態を維持することで断熱性能を発揮するものである。
従来、冷蔵庫において、樹脂フィルムと金属箔を積層したラミネートフィルムや、樹脂フィルムと金属材料または無機材料の蒸着層を有するフィルムを積層したラミネートフィルムを外包材とした真空断熱材が多く使用されている。
例えば、特開2001−336691号公報(特許文献1)と特開2003−293256号公報(特許文献2)には、折り曲げて加工をすることが可能な真空断熱材が記載されている。
特開2001−336691号公報 特開2003−293256号公報
しかしながら、真空断熱材の外包材を金属または樹脂成型体とした場合、商品モデル展開における真空断熱材の形状変更の都度、成型体の成型金型が必要となるなど汎用性に乏しいという問題がある。
また、現在市販されているラミネートフィルムの幅は1600mm以下であることから、上記の真空断熱材をはじめとして、大判の真空断熱材は作製されていない。そのため、冷蔵庫本体のような大きな機器全体の断熱性能を向上させるためには、複数枚の真空断熱材を冷蔵庫本体等の各面に合わせて貼り付ける必要があった。真空断熱材の外周部、すなわち余剰な外包材の処理部にはきれいな辺を形成することが難しいため、このように複数枚の真空断熱材を貼り付けて断熱箱体を形成すると、各真空断熱材の隣接部には少なからず隙間が生じる。そのため、隣接する真空断熱材の境界での熱漏洩量が多くなる。
さらに、特開2001−336691号公報(特許文献1)と特開2003−293256号公報(特許文献2)に記載の真空断熱材を折り曲げて形成される箱体は、2つの開口面が対向した筒状となり、1面のみを開口面とする箱体を形成するためには、2つの開口面のうちのどちらか一方を、別の真空断熱材で覆う必要がある。また、特開2001−336691号公報(特許文献1)と特開2003−293256号公報(特許文献2)に記載の真空断熱材を利用して、例えば冷蔵庫等の大きな機器の天面、底面、両側面を覆うためには、長尺の真空断熱材を形成する必要があるとともに、このような長尺の真空断熱材の折り曲げ加工においては、折り曲げによる真空断熱材の立上げ面の長さが長くなるために、加工装置および加工スペースの大型化が余儀なくされる。
そこで、本発明の目的は、市販のラミネートフィルムを用いて、大型の加工装置や加工スペースを必要とすることなく、断熱箱体を一体的に形成することができる大判の真空断熱材を提供することである。
この発明に従った真空断熱材は、芯材と、芯材の両面に配置されて芯材を覆うガスバリヤ性の外包材とを備え、芯材は、一面が開口している箱体の展開図として、底面を中心として底面の周囲に側面が延在する形状を有し、外包材は、芯材の一方の面に配置される第一の外包材と第二の外包材と、芯材の他方の面に配置される第三の外包材と第四の外包材とを含み、第一の外包材の端部と第二の外包材の端部とが熱溶着によって接合されて第一の接合面が形成され、第三の外包材の端部と第四の外包材の端部とが熱溶着によって接合されて第二の接合面が形成され、熱溶着された第一の接合面と第二の接合面とは、それぞれ外包材の表面に沿うように折り畳まれて外包材の表面に接着され、外包材の表面に接着された第一の接合面は、外包材の表面に接着された第二の接合面と対向しないように配置され、外包材で覆われた芯材には、圧縮成型によって凹部が形成されている。
この発明に従った真空断熱材は、芯材と、芯材の両面に配置されて芯材を覆うガスバリヤ性の外包材とを備え、芯材は、一面が開口している箱体の展開図として、底面を中心として底面の周囲に側面が延在する形状を有し、外包材は、芯材の一方の面の一部および一方の面に対向する他方の面の一部に配置される第一の外包材と、一方の面の他の一部および他方の面の他の一部に配置される第二の外包材とを少なくとも含み、第一の外包材の一の端部と第二の外包材の一の端部とは、一方の面に配置され、且つ、第一の外包材の他の端部と第二の外包材の他の端部とは、他方の面に配置され、第一の外包材の一の端部と第二の外包材の一の端部とが熱溶着によって接合されて第一の接合面が形成され、第二の外包材の他の端部と第一の外包材の他の端部とが熱溶着によって接合されて第二の接合面が形成され、熱溶着された第一の接合面と第二の接合面とは、それぞれ外包材の表面に沿うように折り畳まれて外包材の表面に接着され、外包材の表面に接着された第一の接合面は、外包材の表面に接着された第二の接合面と対向しないように配置され、外包材で覆われた芯材には、圧縮成型によって凹部が形成されている。
このようにすることにより、市販のラミネートフィルムを用いて、大判の真空断熱材を作製することができる。大判の真空断熱材を用いることによって、断熱性能及び省エネルギーに優れた冷蔵庫等の機器を提供することができる。また、凹部で折り曲げることができるので、一枚の真空断熱材で断熱箱体を形成することができる。
また、芯材は、一面が開口している箱体の展開図として、底面を中心として底面の周囲に側面が延在する形状を有するので、折り曲げによる真空断熱材の立ち上げ面の長さを短くすることができる。このため、市販のラミネートフィルムを用いて、大型の加工装置や加工スペースを必要とすることなく、断熱箱体を一体的に形成することができる大判の真空断熱材を提供することができる。
この発明に従った冷蔵庫は、凹部に沿って折られて箱状に形成された上記のいずれかの真空断熱材を備え、外包材において熱溶着された部分は、芯材が存在しない部分を含み、芯材が存在しない外包材の熱溶着部分の一部に孔が形成されていることが好ましい。
上記のいずれかの真空断熱材を用いて形成した断熱箱体を冷蔵庫に利用することにより、断熱性能の良い真空断熱材が覆う面積を従来より大幅に向上することができる。
このようにすることにより、ドレンパイプや電気配線の配置が容易で、断熱性能と省エネルギーに優れた冷蔵庫を提供することができる。
以上のように、この発明によれば、市販のラミネートフィルムを用いて、大型の加工装置や加工スペースを必要とすることなく、断熱箱体を一体的に形成することができる大判の真空断熱材を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の第一の実施の形態として、真空断熱材の全体を示す平面図である。
図1に示すように、真空断熱材100は、芯材10と、芯材10の両面に配置されて芯材10を覆うガスバリヤ性の外包材20を備える。芯材10は、一面が開口している箱体の展開図として、底面11を中心として底面11の周囲に側面12が延在する形状を有する。外包材20は、芯材10の一方の面に配置される第一の外包材20aと第二の外包材20bと、芯材10の他方の面に配置される第三の外包材と第四の外包材とを含む。第一の接合面として第一のシール部22aは、第一の外包材20aの端部と第二の外包材20bの端部とが熱溶着によって接合されて形成され、外包材20の表面に沿うように折り畳んで、外包材20の表面に接着されている。第二の接合面として第二のシール部22bは、第三の外包材の端部と第四の外包材の端部とが熱溶着によって接合されて形成され、外包材20の表面に沿うように折り畳んで、外包材20の表面に接着されている。シール部21は、外包材20の周囲であって芯材10が存在しない部分において、芯材10の両面に配置された外包材20が熱溶着されて形成されている。真空断熱材100は、減圧密封されている。
芯材10は、グラスウールなどの無機繊維あるいは有機繊維といった繊維材料、または発泡ウレタンなどの発泡材料を単独若しくは複合して用いられるものである。芯材10の側面12には、凹部として折り曲げ部13が形成されている。折り曲げ部13は、減圧密封した真空断熱材100を圧縮成型することによって形成される。真空断熱材100を折り曲げ部13で折り曲げて断熱箱体を作製することができる。
外包材20を形成するガスバリヤ性フィルムは、ガスバリヤ層、熱溶着のための熱融着層、傷などを防ぐための保護層を有し、長期にわたり外包材20内を減圧状態に保つことが可能なものである。外包材20は、このような特性を持つフィルムを複数積層して形成されてもよい。具体的な外包材20の構成例としては、最外層をポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂とし、中間層にアルミニウム蒸着層を有するエチレン‐ビニルアルコール共重合体樹脂を用い、最内層に高密度ポリエチレン樹脂からなるガスバリヤ性フィルムを用いる。また外包材20の別の構成例としては、最外層をナイロンとし、中間層をアルミニウム箔、最内層に高密度ポリエチレン樹脂からなるガスバリヤ性フィルムを用いる等が挙げられる。上記の特性が得られる構成であれば、外包材20の構成は特に限定されるものではないが、アルミニウム箔を使用しないフィルムを外包材の最外層である上面および下面とすることにより、ヒートブリッジの影響を抑制することができる。
真空断熱材100の作製方法としては、まず、上記の構成の外包材20を作製し、外包材20の対向する2辺または外包材20の3辺について、熱溶着によって2方シールまたは3方シールを施し、外包材20を袋状とする。次に、予め準備しておいた箱体の展開形状をなす芯材10を袋状にした外包材20内に挿入する。このとき、外包材20上に芯材10を乗せた状態で2方シールまたは3方シールを施しても良い。このように芯材10を外包材20で覆ったものを真空チャンバー内に配置して減圧し、外包材20の開口している辺を熱溶着でシールすることによって、真空断熱材100を作製する。
なお、真空断熱材100の初期断熱性能及び経時断熱性能を保持するために、真空断熱材100内にガス吸着剤、水分吸着剤等のゲッター剤を配置することが好ましい。
真空断熱材100の作製方法は以上に述べた方法に特に限定されるものではなく、上記の構成の外包材20で箱体の展開図の形状の芯材10を覆い、減圧密閉して作製される方法であればよい。
図2は、この発明の一つの実施の形態として、図1の真空断熱材をII−II線の方向から見た断面図(A)と、外包材を別の配置にしたときの図1のII−II線の方向から見た断面図(B)である。折り曲げ部は図示を省略している。
図2(A)に示すように、シール部22aは、第一の外包材20aの端部と第二の外包材20bの端部とが熱溶着によって接合されて形成され、外包材20の表面に沿うように、図中の矢印の方向に折り畳んで、外包材20の表面に接着される。シール部22bは、第三の外包材20cの端部と第四の外包材20dの端部とが熱溶着によって接合されて形成され、外包材20の表面に沿うように、図中の矢印の方向に折り畳んで、外包材20の表面に接着される。外包材20の周囲であって芯材10が存在しない部分において、芯材10の両面に配置された外包材20が熱溶着されて、シール部21が形成されている。
図2(B)に示すように、真空断熱材100の外包材は、図1に示す配置とは別の配置をされてもよく、第一の外包材として外包材20eの端部と第二の外包材として外包材20fの端部とが熱溶着されて第一の接合面として第一のシール部22cを形成し、また、第一の外包材として外包材20gの端部と第二の外包材として外包材20fの端部とが熱溶着されて第一の接合面として第一のシール部22dを形成し、第三の外包材として外包材20eの端部と第四の外包材として外包材20gの端部が熱溶着されて第二の接合面として第二のシール部22eを形成している。シール部22c、シール部22d、シール部22eは、それぞれ、図中の矢印の方向に折り畳まれて外包材20の表面に接着される。
このように、外包材であるガスバリヤ性フィルムの枚数は、作製する真空断熱材の大きさに合わせて変更されるものであり、上記例に限定されるものではない。
シール部(22a〜22e)は、いずれも、外包材20の表面に沿うように折り畳まれて、外包材20の表面にテープや接着剤などで接着されて固定される。
以上のように、真空断熱材100は、芯材10と、芯材10の両面に配置されて芯材10を覆うガスバリヤ性の外包材20とを備え、芯材10は、一面が開口している箱体の展開図として、底面11を中心として底面11の周囲に側面12が延在する形状を有し、外包材20は、芯材10の一方の面に配置される第一の外包材20aと第二の外包材20bと、芯材10の他方の面に配置される第三の外包材20cと第四の外包材20dとを含み、第一の外包材20aの端部と第二の外包材20bの端部とが熱溶着によって接合されて第一のシール部22aが形成され、第三の外包材20cの端部と前記第四の外包材20dの端部とが熱溶着によって接合されて第二のシール部22bが形成され、外包材20で覆われた芯材10には、圧縮成型によって折り曲げ部13が形成されている。
このようにすることにより、市販のラミネートフィルムを用いて、大判の真空断熱材100を作製することができる。大判の真空断熱材100を用いることによって、断熱性能及び省エネルギーに優れた冷蔵庫等の機器を提供することができる。また、折り曲げ部13で折り曲げることができるので、一枚の真空断熱材100で断熱箱体を形成することができる。
また、芯材10は、一面が開口している箱体の展開図として、底面11を中心として底面11の周囲に側面12が延在する形状を有するので、折り曲げによる真空断熱材100の立ち上げ面の長さを短くすることができる。このため、市販のラミネートフィルムを用いて、大型の加工装置や加工スペースを必要とすることなく、断熱箱体を一体的に形成することができる大判の真空断熱材100を提供することができる。
図3は、この発明の一つの実施の形態として、図1に示す真空断熱材をIII−III線の方向から見た断面図である。
図3に示すように、外包材20の表面に沿うように折り畳まれて外包材20の表面に接着されている第一のシール部22aと第二のシール部22bは、互いに対向しないように配置されている。このとき、外包材と外包材との間には、空隙23が形成される。
図4は、第一のシール部と第二のシール部が対向するように配置したときの図1のIII−III線の方向から見た断面図である。
図4に示すように、外包材20上において第一のシール部22aと第二のシール部22bが対向するように配置すると、空隙23が大きくなるため、真空断熱材について、ヒーターなどの熱溶着機による熱溶着性および信頼性に問題が生じる。また、シール部が対向している部分では、部分的にガスバリヤ性フィルムが厚くなるため、その部分では真空断熱材の剛性が高くなり、柔軟性が悪くなる。そのため、後述の圧縮成型による均一な凹部の形成、箱体を作製するための折り曲げ加工および外包材の余剰部分の折畳み加工において、真空断熱材の加工性が悪くなる。
そこで、真空断熱材100においては、熱溶着された第一のシール部22aと第二のシール部22bのそれぞれは、外包材20の表面に沿うように折り畳まれて外包材20の表面に接着され、外包材20の表面に接着された第一のシール部22aは、外包材20の表面に接着された第二のシール部22bと対向しないように配置されていることが好ましい。
このようにすることにより、熱溶着部を含む辺の熱溶着性と真空断熱材100の加工性を向上させることができる。
図5と図6は、シール部の配置が異なる真空断熱材を示す図である。
図5に示すように、真空断熱材101においては、芯材10の折り曲げ部13にシール部22aとシール部22bが重ならないように配置されている。このようにすることにより、真空断熱材101を折り曲げ部13で折り曲げて断熱箱体を作製する場合に、加工しやすい。
図6に示すように、真空断熱材102においては、第一のシール部22aと第二のシール部22bがそれぞれ複数、芯材10の短辺方向に形成されている。この場合にも、芯材10の折り曲げ部13にシール部22aとシール部22bが重ならないように配置されることが好ましい。このようにすることにより、幅の短い市販のラミネートフィルムを用いても大判の真空断熱材を作製することができる。
図7は、折り曲げ部を形成された真空断熱材の断面を示す図である。シール部は図示を省略している。
図7(A)に示すように、折り曲げ部13は、真空断熱材100の一方の面にのみ形成されてもよく、図7(B)に示すように真空断熱材100の両面に形成されてもよい。また、図7(C)に示すように、真空断熱材100の一方の面に、複数の凹部によって一つの折り曲げ部13が形成されてもよい。
このような折り曲げ部13の数と形状は、芯材10の材質や厚みによって最適化されるものであるため、使用する芯材10によっては特に折り曲げ部13を形成する必要がない。例えば、芯材10として厚さ12mmのグラスウールを用いる場合には、芯材10の両面に3本ずつの折り曲げ部13を形成することが望ましく、一方、芯材10を厚さ3mmのポリエステル繊維とした場合は、折り曲げ部13を形成する必要ない。
図8から図10には、この発明のもう一つの実施の形態として、この発明に従った真空断熱材を用いた断熱箱体の作製方法の各段階を示す。
図8は、この発明のもう一つの実施の形態として、断熱箱体の作製の第一工程を示す図である。
図8に示すように、真空断熱材100の外包材20において、芯材10の周囲で熱溶着される部分が最短となるように、芯材10の頂点と頂点とを結ぶようにシール部21aを形成する。シール部21aを熱溶着して外包材20を製袋した後、真空断熱材100を、図中の二点鎖線に沿って切断し、芯材10が存在しない部分の外包材20を切り落とす。
このように、真空断熱材100においては、外包材20は、芯材10の周囲において周の長さが最短になるように熱溶着されて製袋されていることにより、真空断熱材100の加工性を向上させることができる。
また、芯材10の各辺に平行にシール部21aを形成し、シール部21aに沿って平行に外包材20を切り落としてもよい。
このように、真空断熱材100においては、外包材20は、芯材10の形状に沿って熱溶着されて製袋されることにより、真空断熱材100の加工性を向上させることができる。
図9は、この発明のもう一つの実施の形態として、断熱箱体の作製の第二工程を示す図である。
図9に示すように、真空断熱材100には、外包材20には、芯材10が存在しない部分である耳部24が残っている。図中に示す二点鎖線に沿って、耳部24を外包材20の表面に沿うように折り畳み、外包材20上にテープや接着剤などで固定する。
図10は、この発明のもう一つの実施の形態として、断熱箱体の作製の第三工程を示す図である。図10(A)〜(C)には、真空断熱材において、耳部の処理方法を概略的に示す。図10(C)には、図10(A)の真空断熱材を図10(A)の右下方向から見た図を示す。図10(B)には、外包材のみを図示している。
図10(A)と(B)に示すように、真空断熱材100を折り曲げ部13に沿って所定の箱体形状に折り曲げた後、二重に重なっている耳部24を図中の二点斜線に沿って矢印の方向に折畳み、外包材20上に接着剤等で固定する。
次に、図10(C)に示すように、耳部24を芯材10の形状に沿って折り畳み、外包材20上に接着剤等で固定する。このようにして、すべての耳部24が芯材10の存在する部分に固定される。耳部24の処理方法は特に限定されるものではなく、すべての耳部24が外包材20上において芯材10の存在する部分に固定される方法であれば、他の方法でもよい。
このようにして、本発明の真空断熱材を用いた断熱箱体が作製される。
図11は、この発明の真空断熱材を用いた断熱箱体の組み立て方を概略的に示す図である。外包材は図示を省略している。この真空断熱材の外包材とシール部の配置は、図1に示す真空断熱材と同様である。
図11(A)に示すように、真空断熱材100は、一面が開口している箱体の展開図として、底面11を中心として底面11の周囲に側面12が延在する形状を有する。側面12と底面11との境界には、圧縮成型によって折り曲げ部13が形成されている。図11(B)に示すように、側面12を、底面11の周りに、折り曲げ部13に沿って折り曲げることによって、真空断熱材100で一面が開口している断熱箱体200を作成することができる。加工の際には、真空断熱材100を立ち上げる高さは、高さh1となり、これは、作製される断熱箱体200の高さに等しい。
図12は、従来の真空断熱材を用いた断熱箱体の組み立て方を概略的に示す図である。
図12(A)に示すように、真空断熱材110は、対向する二面が開口している箱体の展開図として、面12a、面12b、面12c、面12dが一列に並べられた形状を有する。
図12(B)に示すように、面12bを底面として、面12aを折り曲げ部13aで折って立ち上げ、面12cを折り曲げ部13bで折って立ち上げる。このとき、面12cとともに面12dが立ち上げられる。最後に、図12(C)に示すように、折り曲げ部13cで面12dを折って、断熱箱体210が作製される。
従来の真空断熱材110を用いて断熱箱体を形成するとき、加工の際に真空断熱材110を立ち上げる高さは、高さh2となる。高さh2は、最終的に作製される断熱箱体210の高さh1よりも高い。これに対して、この発明の真空断熱材100を用いて断熱箱体を形成するとき、加工の際に真空断熱材100を立ち上げる高さは、高さh1となる。したがって、この発明の真空断熱材100を用いて断熱箱体200を作製するときには、従来の真空断熱材110を用いて断熱箱体210を作製する場合と比べて、大型の加工装置や加工スペースを必要としない。
このように、真空断熱材100は、芯材10と、芯材10の両面に配置されて芯材10を覆うガスバリヤ性の外包材20とを備え、芯材10は、一面が開口している箱体の展開図として、底面11を中心として底面11の周囲に側面12が延在する形状を有し、外包材20は、芯材10の一方の面に配置される第一の外包材20aと第二の外包材20bと、芯材10の他方の面に配置される第三の外包材20cと第四の外包材20dとを含み、第一の外包材20aの端部と第二の外包材20bの端部とが熱溶着によって接合されて第一のシール部22aが形成され、第三の外包材20cの端部と前記第四の外包材20dの端部とが熱溶着によって接合されて第二のシール部22bが形成され、外包材20で覆われた芯材10には、圧縮成型によって折り曲げ部13が形成されている。
このようにすることにより、市販のラミネートフィルムを用いて、大判の真空断熱材100を作製することができ、また、折り曲げ部13で折り曲げることができるので、一枚の真空断熱材100で断熱箱体200を形成することができる。
このようにすることにより、市販のラミネートフィルムを用いて、大型の加工装置や加工スペースを必要とすることなく、断熱箱体200を一体的に形成することができる大判の真空断熱材100を提供することができる。
図13は、この発明のさらにもう一つの実施の形態として、真空断熱材の全体を示す平面図である。
図13に示すように、真空断熱材103が図1に示す真空断熱材100と異なる点としては、芯材10の所定の箇所に芯材が存在しない部分として穴25が形成されている。真空断熱材103のその他の構成は、真空断熱材100と同様である。
図14は、真空断熱材の芯材に形成された穴の周囲を示す図である。
図14(A)に示すように、真空断熱材103を減圧処理すると、穴25においては、芯材10の上面および下面に配置されたそれぞれの外包材20が密着する。このように、外包材20が穴25において密着した状態で、穴25を覆う外包材20を熱溶着し、図中の二点鎖線に沿って、外包材20を切り抜く。このようにすることにより、図14(B)に示すように、芯材10が存在しない外包材20の熱溶着部分に形成された孔として貫通孔26が形成される。貫通孔26の大きさおよび形状は、その目的によって決定されるものであり特に限定されるものではない。
図15は、この発明のさらに別の実施の形態として、図13に示す真空断熱材を備える冷蔵庫の断面を概略的に示す図である。
図15に示すように、冷蔵庫300においては、本体310と、前扉320と、隔壁330とによって庫内空間301が形成されている。本体310は、外箱としてアウター312と、外箱312の内側に配置される内箱311を備え、外箱312と内箱311との間に空間を有する。外箱312と内箱311との間の空間には、真空断熱材103を折り曲げ部に沿って折り曲げて作製した断熱箱体203が備えられている。断熱箱体203は、断熱箱体203の両側にスペーサ材(図示しない)などを配して、インナー311とアウター312で形成される空間の略中心に配置される。断熱箱体203の貫通孔26を通して、電気配線(図示しない)やドレンパイプ340が付設され、発泡ウレタンなどの発泡材料が断熱箱体203の両側に注入されて、インナー311とアウター312の間の空間が充填されている。
このように、冷蔵庫300は、折り曲げ部13に沿って折られて箱状に形成された真空断熱材103を備え、外包材20において熱溶着された部分は、芯材10が存在しない部分25を含み、芯材10が存在しない外包材20の熱溶着部分の一部に貫通孔26が形成されている。
また、冷蔵庫300は、アウター312と、アウター312の内側に配置されるインナー311とを備え、アウター312とインナー311との間に空間を有し、空間内には、折り曲げ部13に沿って折られて箱状に形成された真空断熱材103が挿入されて、空間内には、発泡断熱材400が充填されている。
真空断熱材103を用いて形成した断熱箱体203を冷蔵庫300に利用することにより、断熱性能の良い真空断熱材103が覆う面積を従来より大幅に向上することができる。
このようにすることにより、ドレンパイプ340や電気配線の配置が容易で、断熱性能と省エネルギーに優れた冷蔵庫300を提供することができる。
冷蔵庫300は、アウター312と、アウター312の内側に配置されるインナー311とを備え、アウター312とインナー311との間に空間を有し、空間内には、折り曲げ部13に沿って折られて箱状に形成された真空断熱材103を備え、真空断熱材103は、発泡断熱材400によって覆われていてもよい。
このようにすることにより、断熱性能の良い真空断熱材が覆う面積を従来より大幅に向上することができ、断熱性能と省エネルギーに優れた冷蔵庫を提供することができる。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正と変形を含むものである。
この発明の第一の実施の形態として、真空断熱材の全体を示す平面図である。 この発明の一つの実施の形態として、図1の真空断熱材をII−II線の方向から見た断面図(A)と、外包材を別の配置にしたときの図1のII−II線の方向から見た断面図(B)である。 この発明の一つの実施の形態として、図1に示す真空断熱材をIII−III線の方向から見た断面図である。 第一のシール部と第二のシール部が対向するように配置したときの図1のIII−III線の方向から見た断面図である。 シール部の配置が異なる真空断熱材を示す図である。 シール部の配置が異なる真空断熱材を示す図である。 折り曲げ部を形成された真空断熱材の断面を示す図である。 この発明のもう一つの実施の形態として、断熱箱体の作製の第一工程を示す図である。 この発明のもう一つの実施の形態として、断熱箱体の作製の第二工程を示す図である。 この発明のもう一つの実施の形態として、断熱箱体の作製の第三工程を示す図である。 この発明の真空断熱材を用いた断熱箱体の組み立て方を概略的に示す図である。 従来の真空断熱材を用いた断熱箱体の組み立て方を概略的に示す図である。 この発明のさらにもう一つの実施の形態として、真空断熱材の全体を示す平面図である。 真空断熱材の芯材に形成された穴の周囲を示す図である。 この発明のさらに別の実施の形態として、図13に示す真空断熱材を備える冷蔵庫の断面を概略的に示す図である。
符号の説明
10:芯材、11:底面、12:側面、13:折り曲げ部、20:外包材、20a:第一の外包材、20b:第二の外包材、20c:第三の外包材、20d:第四の外包材、21,22a,22b:シール部、24:貫通孔、30〜34:凹部、100〜103:真空断熱材、200:断熱箱体、300:冷蔵庫、311:内箱、312:外箱、400:発泡材料。

Claims (3)

  1. 芯材と、
    前記芯材の両面に配置されて前記芯材を覆うガスバリヤ性の外包材とを備え、
    前記芯材は、一面が開口している箱体の展開図として、底面を中心として底面の周囲に側面が延在する形状を有し、
    前記外包材は、前記芯材の一方の面に配置される第一の外包材と第二の外包材と、前記芯材の他方の面に配置される第三の外包材と第四の外包材とを含み、
    前記第一の外包材の端部と前記第二の外包材の端部とが熱溶着によって接合されて第一の接合面が形成され、前記第三の外包材の端部と前記第四の外包材の端部とが熱溶着によって接合されて第二の接合面が形成され、
    熱溶着された前記第一の接合面と前記第二の接合面とは、それぞれ前記外包材の表面に沿うように折り畳まれて前記外包材の表面に接着され、
    前記外包材の表面に接着された前記第一の接合面は、前記外包材の表面に接着された前記第二の接合面と対向しないように配置され、
    前記外包材で覆われた前記芯材には、圧縮成型によって凹部が形成されている、真空断熱材。
  2. 芯材と、
    前記芯材の両面に配置されて前記芯材を覆うガスバリヤ性の外包材とを備え、
    前記芯材は、一面が開口している箱体の展開図として、底面を中心として底面の周囲に側面が延在する形状を有し、
    前記外包材は、前記芯材の一方の面の一部および前記一方の面に対向する他方の面の一部に配置される第一の外包材と、前記一方の面の他の一部および前記他方の面の他の一部に配置される第二の外包材とを少なくとも含み、
    前記第一の外包材の一の端部と前記第二の外包材の一の端部とは、前記一方の面に配置され、且つ、前記第一の外包材の他の端部と前記第二の外包材の他の端部とは、前記他方の面に配置され、
    前記第一の外包材の前記一の端部と前記第二の外包材の前記一の端部とが熱溶着によって接合されて第一の接合面が形成され、前記第二の外包材の前記他の端部と前記第一の外包材の前記他の端部とが熱溶着によって接合されて第二の接合面が形成され、

    熱溶着された前記第一の接合面と前記第二の接合面とは、それぞれ前記外包材の表面に沿うように折り畳まれて前記外包材の表面に接着され、
    前記外包材の表面に接着された前記第一の接合面は、前記外包材の表面に接着された前記第二の接合面と対向しないように配置され
    前記外包材で覆われた前記芯材には、圧縮成型によって凹部が形成されている、真空断熱材。
  3. 前記凹部に沿って折られて箱状に形成された請求項1または請求項2に記載の真空断熱材を備え、前記外包材において熱溶着された部分は、前記芯材が存在しない部分を含み、前記芯材が存在しない前記外包材の熱溶着部分の一部に孔が形成されている、冷蔵庫。
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