JP4780227B2 - 換気ダンパ - Google Patents

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本発明は、事務所ビル、集合住宅、戸建住宅、倉庫等の室内と室外との通気のために、これらの壁等に取り付けて通気の程度を制御する換気ダンパに関する。
通常、この種の換気ダンパでは、通路を規定するフレーム内にフィンが回動自在に配され、フィンの回動により通路の開度を決定して、通路を介する通気の程度を制御するようにしている。
斯かる換気ダンパにおいて、通路開放状態で室外において一定以上の風速の風が吹く等して室内外に大きな気圧差が生じると、通路を介して室内に対して必要以上に空気が導出入されて、室内に不快な空気流が生じると共に、室外の塵埃を室内に持ち込み、更には、室内を所定に温度設定した状態が大きく乱されて、これを補正するために空調消費電力の増大を招来する等の好ましくない事態が生じ得る。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、室内外に大きな気圧差が生じて通路に一定以上の流速の空気流が生じる際には、この空気流を利用して自然に通路閉塞を行い得、而して、室内に不快な空気流が生じないようにできると共に室外の塵埃の室内への持ち込みをなくし得、しかも、空調消費電力の低減を図り得る換気ダンパを提供することにある。
本発明の第一の態様の換気ダンパは、入口孔及び出口孔を有する通路を内部に有したフレームと、回動により通路を開閉するようにフレーム内に回動自在に配されたフィンと、このフィンによる通路開閉を行わせるべくフィンを回動させる回動手段とを具備しており、斯かる換気ダンパにおいて、回動手段は、回動力発生手段と、この回動力発生手段により発生された回動力をフィンに伝達する伝達手段とを具備しており、伝達手段は、フィンが通路開放位置に回動された際に、通路閉塞位置に向かうフィンの自由回動を許容するようになっており、フィンは、軸部と、この軸部から径方向に伸びた一対のフィン本体部とを具備していると共に、通路開放位置に向かって回動されるように常時付勢されており、フィン本体部の先端部は、通路を通過する空気流により通路閉塞位置に向かう回転モーメントをフィンに生じさせるように湾曲している。
第一の態様の換気ダンパによれば、フィンが、通路開放位置に回動された際に、通路閉塞位置に向かうフィンの自由回動を許容するようになっていると共に、フィン本体部の先端部が、通路を通過する空気流により通路閉塞位置に向かう回転モーメントをフィンに生じさせるように湾曲しているために、フィンを通路開放位置に向かって常時回動付勢させる付勢力を適宜設定することにより、室内外に大きな気圧差が生じて通路に一定以上の流速の空気流、例えば3m/sec以上の空気流が生じる際に、この空気流を利用して自然に通路閉塞を行い得、而して、強風等により通路を介して室内に対して必要以上に空気が導出入されて、室内に不快な空気流が生じることをなくし得ると共に、室外の塵埃を室内に持ち込むようなことをなくし得、しかも、室内の空調状態が大きく乱されることがなく、空調消費電力の低減を図り得る。
本発明の換気ダンパにおいて、好ましくは、第二の態様の換気ダンパのように、先端部及びその近傍でのフィン本体部の一方の面は、凸面となるように湾曲しており、その他方の面は、凹面となるように湾曲している。
本発明の第三の態様の換気ダンパでは、第一又は第二の態様の換気ダンパにおいて、通路閉塞位置に向かうフィンの自由回動に抗する弾性手段を更に具備しており、フィンは、この弾性手段により通路開放位置に向かって回動されるように常時付勢されている。
第三の態様の換気ダンパによれば、通路開放位置に向かうフィンの回動付勢を弾性手段により行うために、弾性手段の弾性力を適宜設定することにより、空気流を利用する自然な通路閉塞を確実に行うことができる。
本発明の換気ダンパにおいて、伝達手段を、本発明の第四の態様の換気ダンパのように、フィンの軸方向の一端に配された円板状の鍔体に一端が取付けられた連結部材と、この連結部材の他端がフィンの回動方向に関して遊びをもって係合した円弧スリットを有していると共に回動力発生手段に連結された回転自在部材とを有して構成しても、本発明の第五の態様の換気ダンパのように、回動力発生手段に連結された回転自在部材と、円板状の鍔体に設けられた円弧スリットと、一端が回転自在部材に固着され、他端がフィンの回動方向に関して遊びをもって円弧スリットに係合した連結部材とを具備して構成してもよい。なお、第四又は第五の態様の換気ダンパのように伝達手段を構成すると共に第三の態様の弾性手段を設ける場合、当該弾性手段を、一端がフレームに、他端が円板状の鍔体に連結されたコイルばねを具備して構成するとよい。
本発明の第六の態様の換気ダンパでは、第一から第五のいずれかの態様の換気ダンパにおいて、一方のフィン本体部は他方のフィン本体部よりも重く、フィンは、この一対のフィン本体部の重量の差違により通路開放位置に向かって回転されるように常時付勢されている。
第六の態様の換気ダンパのように、通路開放位置に向かうフィンの回動付勢を一対のフィン本体部の重量の差違により行ってもよく、斯かる一対のフィン本体部の重量の差違を得るために、一対のフィン本体部を軸部に対して軸対称に形成すると共に、一方のフィン本体部を中実にして、他方のフィン本体部に空洞を設けるか、一方のフィン本体部に重りを付加するかし、更には、一対のフィン本体部が軸部に対して非対称になるように、一方のフィン本体部を他方のフィン本体部よりも長く形成してもよい。
本発明によれば、室内外に大きな気圧差が生じて通路に一定以上の流速の空気流が生じる際には、この空気流を利用して自然に通路閉塞を行い得、而して、室内に不快な空気流が生じないようにできると共に室外の塵埃の室内への持ち込みをなくし得、しかも、空調消費電力の低減を図り得る換気ダンパを提供することができる。
図1は、本発明の好ましい実施の形態の例の通路閉鎖状態の縦断面図である。 図2は、図1に示す例の通路開放状態の縦断面図である。 図3は、図1に示す例のフィンを省いた縦断面図である。 図4は、図1に示す例の室内部からの説明図である。 図5は、図1に示す例の室内部からの拡大説明図である。 図6は、フィンによる通路閉塞状態での図4に示すVI−VI線矢視断面図である。 図7は、フィンによる通路閉塞状態での図4に示すVII−VII線矢視断面図である。 図8は、フィンによる通路開放状態での図4に示すVI−VI線矢視断面図である。 図9は、フィンによる通路開放状態での図4に示すVII−VII線矢視断面図である。
次に本発明及びその実施の形態を、図に示す好ましい例を参照して更に詳細に説明する。なお、本発明はこの例に何等限定されないのである。
図1から図7において、本例の換気ダンパ1は、入口孔2及び出口孔3を有する通路4を内部に有したフレーム5と、回動により通路4を開閉するようにフレーム5内に回動自在に配されたフィン6と、フィン6による通路4の開閉を行わせるべくフィン6を回動させる回動手段7と、フィン6の軸方向の両端に配された円板状の鍔体8及び9と、鍔体8及び9の夫々の外周面10及び11に常時接触すると共に、回動手段7によりフィン6が通路閉塞位置(図1に示す位置)に回動された際に、フィン6の軸方向の両縁部12及び13に接触するように、軸方向において通路4側に突出してフレーム5の両側に取付けられたゴム等の弾性体からなる一対の側部閉塞部材14及び15と、一対の側部閉塞部材14及び15を橋絡して、回動手段7によりフィン6が通路閉塞位置に回動された際に、フィン6の先端部16及び17に接触するように、フレーム5に取付けられたゴム等の弾性体からなる先端部閉塞部材18及び19とを具備している。
フレーム5は、上部壁部31、上部壁部31に対して下方に対向して配された下部壁部32並びに互いに軸方向において対向する側壁部33及び34を一体的に具備しており、これら上部壁部31、下部壁部32並びに側壁部33及び34に囲まれて形成された入口孔2及び出口孔3を含む通路4が室外部35及び室内部36の夫々に、雨水侵入防止兼防鳥板37及び防塵網38の夫々を介して開口している。
複数の庇及び開口を有した雨水侵入防止兼防鳥板37は、フレーム5が取付けられる横サッシ39及び40間に配されており、防塵網38は、フレーム5に取付けられている。
フィン6は、中空の軸部41と、軸部41から径方向に且つ軸対称に一体的に伸びて形成された一対のフィン本体部42及び43とを具備しており、フィン本体部42及び43の夫々は、その先端部16及び17並びにその近傍で湾曲している。
先端部16及びその近傍でのフィン本体部42の一方の面101は、後述の湾曲面83に向かって凸となるように、すなわち凸面となるように湾曲しており、その他方の面102は、面101に相補的な凹面となるように湾曲しており、同じく、先端部17及びその近傍でのフィン本体部43の一方の面103は、後述の湾曲面84に向かって凸となるように、すなわち凸面となるように湾曲しており、その他方の面104は、面103に相補的な凹面となるように湾曲している。斯かる先端部16及び17並びにその近傍でのフィン本体部42及び43の湾曲形状は、フィン6による通路4の開放状態(図2に示す位置)で通路4に空気流Aが生じる際に、フィン本体部42には湾曲面83に向かう揚力を、フィン本体部43には湾曲面84に向かう揚力を夫々生じさせ、この揚力に基づく回転モーメントでフィン6を通路閉塞位置に向かわせるように回転させることになる。
フィン本体部42及び43の端面には、一体的に鍔体8及び9が固着されており、鍔体8及び9は、軸部41及び一対のフィン本体部42及び43の夫々の対応の端面に密に接触している。鍔体8は、小径鍔部44と、大径鍔部53とを一体に有しており、鍔部9も、小径鍔部45と、大径鍔部54とを一体に有している。大径鍔部54には回転軸52の一端が固着されており、大径鍔部53には一体的に軸方向に伸びた筒部46が形成されている。
回動手段7は、回動力発生手段としての可逆電動モータ61と、可逆電動モータ61により発生された回動力をフィン6に伝達する伝達手段62とを具備している。可逆電動モータ61は、フレーム5に連接された基台63に取付けられており、伝達手段62は、基台63に取付けられて、可逆電動モータ61の出力回転軸の回転を減速する減速歯車機構64と、減速歯車機構64の出力軸に連結されており、基台63に軸受65を介して回転自在に支持された回転自在軸51と、回転自在軸51に固着された円盤状の回転自在部材47と、回転自在部材47に形成された一対の円弧スリット48及び49の夫々に、夫々の一端がフィン6の回転方向に関して遊びをもって係合し、夫々の他端が大径鍔部53に一体に取付けられた連結部材としての一対の円柱状のピン50及び55と、フィン6が通路開放位置に回動された際に、当該通路閉塞位置に向かうフィン6の自由回動に抗する弾性手段20とを具備している。円弧スリット48及び49は、軸対称に回転自在部材47に形成されており、ピン50及び55もまた、軸対称に大径鍔部53に植設されている。
弾性手段20は、一端56が鍔体8の大径鍔部53に、他端57が連結金具58を介してフレーム5の側壁部33に連結されて、筒部46の周りに配された捩じりコイルばね59を具備しており、連結金具58は、一端がねじ60を介して側壁部33に固着されており、他端にコイルばね59の他端57が掛け止めされており、コイルばね59は、通路4の開放位置に向かってフィン6を回動させるように、鍔体8の大径鍔部53を常時弾性的に付勢している。而して、フィン6は、コイルばね59により通路4の開放位置に向かって回動されるように常時付勢されている。
回動手段7は、可逆電動モータ61の作動により減速歯車機構64、回転自在軸51を介して回転自在部材47を回転させ、回転自在部材47の回転で、円弧スリット48及び49の夫々に、夫々の一端が係合する円柱状のピン50及び55を介して大径鍔部53を回転させて、これにより通路4を開閉するようにフィン6を回動させるようになっている。
大径鍔部53及び54の夫々は、側壁部33及び34の夫々に回転自在に支持されており、大径鍔部53及び54の夫々の外周面と当該大径鍔部53及び54が配される円孔を規定する側壁部33及び34の夫々の内周面との間には、Oリング71及び73が配されている。
大径鍔部54に固着されている回転自在軸52は、フレーム5に連接された基台75に軸受76を介して回転自在に支持されている。
軸部41に関して対称に配されて側壁部33に固着された一対の側部閉塞部材14の夫々は、鍔体8の小径鍔部44の外周面10に常時接触する円弧面77及び78を有していると共に、フィン6が通路閉塞位置に回動された際に、フィン6の軸方向の縁部12であるフィン本体部42及び43の夫々の軸方向の縁部に接触する平面81及び82並びに当該平面81及び82に連接した湾曲面83及び84を有している。
軸部41に関して対称に配されて側壁部34に固着された一対の側部閉塞部材15の夫々もまた、一対の側部閉塞部材14の夫々と同様に、鍔体9の小径鍔部45の外周面11に常時接触する円弧面(図示せず)を有していると共に、フィン6が通路閉塞位置に回動された際に、フィン6の軸方向の縁部13であるフィン本体部42及び43の夫々の軸方向の縁部に接触する平面(図示せず)並びに当該平面に連接した湾曲面(図示せず)を有している。
先端部閉塞部材18は、上部壁部31側の側部閉塞部材14と15との間では、上部壁部31に嵌着されており、その両端部では、上部壁部31側の側部閉塞部材14及び15に夫々嵌着されており、先端部閉塞部材19は、下部壁部32側の側部閉塞部材14と15との間では、下部壁部32に嵌着されており、その両端部では、下部壁部32側の側部閉塞部材14及び15に嵌着されている。
換気ダンパ1は、フィン6が通路4を閉塞した状態(図1、図6及び図7に示す位置)から通路4を開放した状態(図2、図8及び図9に示す位置)までの当該フィン6の位置を夫々検出する検出器(図示せず)を更に具備しており、可逆電動モータ61は、これら検出器からの検出信号に基づいて、その作動が制御されてフィン6による通路4の開度を所定の値にするようになっている。
以上の換気ダンパ1では、図2、図8及び図9に示す通路4の全開位置で、可逆電動モータ61が作動されてその出力回転軸が正転されると、フィン6は、円弧スリット48及び49の夫々とピン50及び55の夫々との係合を介して、回動されて、図1に示すようにその両縁部12及び13が側部閉塞部材14及び15に夫々接触し、その先端部16及び17が先端部閉塞部材18及び19に夫々接触して、通路4を閉塞する状態に配される。この状態では、通路4を介しての空気の流通はフィン6により阻止されることになる。
図1、図6及び図7に示すフィン6の状態から、可逆電動モータ61が作動されてその出力回転軸26が逆転されると、コイルばね59の弾性力に付勢されて、フィン6は回動されて、図2、図8及び図9に示す通路4を全開する状態に配される。この状態では、通路4を介して室外部35及び室内部36の空気は、流通されることになる。
換気ダンパ1では、図2、図8及び図9に示すように、フィン6が通路開放位置に回動された際に、通路閉塞位置に向かうフィン6の自由回動を許容するようになっていると共に、コイルばね59が通路閉塞位置に向かうフィン6の自由回動に抗するようになっているために、コイルばね59の弾性力を適宜設定することにより、室内外36及び35の大きな気圧差に基づいて室外35から室内36への又は室内36から室外35への一定以上の流速の空気流A、例えば3m/sec以上の空気流Aが通路4に生じる際には、通路閉塞位置に向かう方向にフィン6を自然に回動させることができ、而して、室外35の強風等に起因する室内外36及び35の大きな気圧差により通路4を介して室内36に対して必要以上に空気が導出入されて、室内36に不快な空気流Aが生じることをなくし得ると共に、室外35の塵埃を室内36に持ち込むようなことをなくし得、しかも、空調電力低減を図り得る。更に、換気ダンパ1では、先端部16及び17並びにその近傍でフィン本体部42及び43が上述のように湾曲しているために、通路4での空気流Aにより一定方向の回転モーメントがフィン6に生じる結果、一定以上の流速の空気流A、例えば3m/sec以上の空気流Aで確実に通路4を閉塞できることになる。
また、換気ダンパ1においては、フィン6の軸方向の両端面をフレーム5の側壁部33及び34に隙間なしに配置しなくても、通路4を完全閉塞できると共に、フィン6若しくはフレーム5の熱膨張又はそれらの多少の変形、変位でも、通路開閉のためのフィン6の回動を滑らかに行い得て、騒音等が生じたりする虞がない。
更に、換気ダンパ1の側部閉塞部材14及び15並びに先端部閉塞部材18及び19が弾性体からなるために、フィン6の両縁部12及び13と先端部16及び17とをこれらに弾性反力をもってぴったりと押し付けることができるために、より完全に通路4を閉塞することができる。加えて、換気ダンパ1の側部閉塞部材14及び15と対応の鍔体8及び9の外周面10及び11とが円弧面接触するために、側部閉塞部材14及び15と鍔体8及び9の外周面10及び11とを介する空気洩れを完全になくすことができる。
その上、換気ダンパ1では、側部閉塞部材14及び15とフィン6との夫々が湾曲面を有して、この湾曲面同士で互いに接触するために、接触面積が広くなり、通路閉塞をより完全に達成できる。
なお、換気ダンパ1では、電動によりフィン6を回動させると共に、通路4を傾斜させ、そして入口孔2及び出口孔3を夫々水平方向に開口させたが、本発明はこれらに限定されず、例えば、手動でフィン6を回動させるようにし、また、通路4を水平に伸びるようにしてもよく、更に、出口孔3を垂直方向に開口させてもよい。
1 換気ダンパ
2 入口孔
3 出口孔
4 通路
5 フレーム
6 フィン
7 回動手段
20 弾性手段
48、49 円弧スリット
50、55 ピン
62 伝達手段

Claims (4)

  1. 入口孔及び出口孔を有する通路を内部に有したフレームと、回動により通路を開閉するようにフレーム内に回動自在に配されたフィンと、このフィンによる通路開閉を行わせるべくフィンを回動させる回動手段とを具備しており、回動手段は、回動力発生手段と、この回動力発生手段により発生された回動力をフィンに伝達すると共にフィンが通路開放位置に回動された際に、通路閉塞位置に向かうフィンの自由回動を許容するようになっている伝達手段とを具備しており、伝達手段は、回動力発生手段に連結された回転自在部材と、フィンの軸方向の一端に配された円板状の鍔体に設けられた円弧スリットと、一端が回転自在部材に固着され、他端がフィンの回動方向に関して遊びをもって円弧スリットに係合した連結部材とを具備しており、フィンは、軸部と、この軸部から径方向に伸びた一対のフィン本体部とを具備していると共に、通路開放位置に向かって回動されるように常時付勢されており、フィン本体部の先端部は、通路を通過する空気流により通路閉塞位置に向かう回転モーメントをフィンに生じさせるように湾曲している換気ダンパ。
  2. 先端部及びその近傍でのフィン本体部の一方の面は、凸面となるように湾曲しており、その他方の面は、凹面となるように湾曲している請求項1に記載の換気ダンパ。
  3. 通路閉塞位置に向かうフィンの自由回動に抗する弾性手段を更に具備しており、フィンは、この弾性手段により通路開放位置に向かって回動されるように常時付勢されている請求項1又は2に記載の換気ダンパ。
  4. 一方のフィン本体部は他方のフィン本体部よりも重く、フィンは、この一対のフィン本体部の重量の差違により通路開放位置に向かって回転されるように常時付勢されている請求項1から3のいずれか一項に記載の換気ダンパ。
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