JP4776116B2 - 画像形成装置及び該装置におけるプログラム更新方法 - Google Patents

画像形成装置及び該装置におけるプログラム更新方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターフェースを介して連結される複数の画像形成装置において、画像形成装置が搭載している旧いプログラムを新しいプログラムに更新する画像形成装置のプログラム更新技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
市場に出荷され既に顧客のもとで使用されている画像形成装置に連結して使用するなどの目的のために同じモデルの画像形成装置を追加購入するケースがある。追加購入された新しい画像形成装置は、障害対策や機能追加などに対応した最新のプログラムがインストールされているが、既に顧客のもとで使用されていた画像形成装置は、旧バージョンのプログラムがインストールされたままの場合が多い。画像形成装置を連結して使用する場合、バージョンを合わせる必要があり、既に使用している画像形成装置のプログラムを新しいバージョンのプログラムにバージョンアップする必要が生じる。このとき新しいバージョンのプログラムをインストールするのに多くの時間と労力がかかっていた。特に連結使用される画像形成装置が複数存在する場合は、それに費やされる時間、労力は相当なものになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の実情に鑑みてなされたもので、画像形成装置が既に搭載している例えば旧いバージョンのプログラムを新しいバージョンのプログラムに更新するなど所定のバージョンのプログラムに更新する場合に、効率よくバージョンアップ作業ができる画像形成装置及び該装置におけるプログラムの更新方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、自機の画像メモリコントローラのデータバスと連結操作により自機との連結が確立された他の画像形成装置の画像メモリコントローラのデータバスとに接続され、接続された他の画像形成装置の画像メモリから自機の画像メモリへ画像情報を受信し、前記接続された他の画像形成装置の画像メモリ前記自機の画像メモリから画像情報を送信する通信部と、前記接続された他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンと自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンとのどちらが新しいかを、前記通信部とは異なる前記画像形成装置のプリンタコントローラに接続された通信部で通信した結果に基づいて判断する判断部と、を備え、前記判断の結果、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも新しい場合には、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記画像メモリに転送し、前記通信部が前記転送されたプログラムを前記画像メモリから前記他の画像形成装置に送信し、前記判断の結果、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも古い場合には、前記通信部が前記他の画像形成装置から送信されたプログラムを前記画像メモリに受信し、前記受信したプログラムは前記画像メモリコントローラにより前記自機の記憶部に記憶されることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2の発明は、自機の画像メモリコントローラのデータバスと連結操作により自機との連結が確立された他の画像形成装置の画像メモリコントローラのデータバスとに接続され、接続された他の画像形成装置の画像メモリから自機の画像メモリへ画像情報を受信し、前記接続された他の画像形成装置の画像メモリ前記自機の画像メモリから画像情報を送信する通信部と、前記接続された他の画像形成装置が複数ある場合、当該複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンと自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンの中で最新のバージョンのプログラムを記憶した画像形成装置を、前記通信部とは異なる前記画像形成装置のプリンタコントローラに接続された通信部で通信した結果に基づいて選択する選択部と、を備え、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの中で最新の場合には、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記画像メモリに転送し、前記通信部が前記転送されたプログラムを前記複数の他の画像形成装置に送信し、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの何れかよりも古い場合には、前記通信部が前記複数の他の画像形成装置のうち、最新のバージョンのプログラムが記憶された画像形成装置から送信されたプログラムを前記画像メモリに受信し、前記受信したプログラムは前記画像メモリコントローラにより前記自機の記憶部に記憶されることを特徴とする画像形成装置である。
請求項3の発明は、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも古い場合には、当該記憶部に記憶されたプログラムの中から、前記通信部による通信機能および前記自機の記憶部への記憶を行う機能のみを当該記憶部とは異なる他の記憶部に記憶して実行するモードになることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項4の発明は、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの何れかよりも古い場合には、当該記憶部に記憶されたプログラムの中から、前記通信部による通信機能および前記自機の記憶部への記憶を行う機能のみを当該記憶部とは異なる他の記憶部に記憶して実行するモードになることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項5の発明は、自機の画像メモリコントローラのデータバスと連結操作により自機との連結が確立された他の画像形成装置の画像メモリコントローラのデータバスとが接続されており、接続された他の画像形成装置の画像メモリから自機の画像メモリへ画像情報を受信し、前記接続された他の画像形成装置の画像メモリへ前記自機の画像メモリから画像情報を送信する画像形成装置が行う、当該画像形成装置のプログラム更新方法であって、前記接続された他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンと自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンとのどちらが新しいかを、前記画像形成装置のプリンタコントローラに接続された通信部での通信で判断する判断工程と、前記判断の結果、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも新しい場合には、前記画像メモリを介して前記自機の記憶部に記憶されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記他の画像形成装置に送信する送信工程と、前記判断の結果、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも古い場合には、前記他の画像形成装置から送信されたプログラムを前記画像メモリに受信する受信工程と、前記受信したプログラムを前記画像メモリコントローラにより自機の記憶部に記憶する記憶工程と、を備えることを特徴とする画像形成装置のプログラム更新方法である。
請求項6の発明は、自機の画像メモリコントローラのデータバスと連結操作により自機との連結が確立された他の画像形成装置の画像メモリコントローラのデータバスとが接続されており、接続された他の画像形成装置の画像メモリから自機の画像メモリへ画像情報を受信し、前記接続された他の画像形成装置の画像メモリ前記自機の画像メモリから画像情報を送信する画像形成装置が行う、当該画像形成装置のプログラムの更新方法であって、前記接続された他の画像形成装置が複数ある場合、当該複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンと自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンとの中で最新のバージョンのプログラムを記憶した画像形成装置を、前記画像形成装置のプリンタコントローラに接続された通信部での通信で選択する選択工程と、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの中で最新の場合には、前記画像メモリを介して前記自機の記憶部に記憶されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記複数の他の画像形成装置に送信する送信工程と、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの何れかよりも古い場合には、前記複数の他の画像形成装置のうち、最新のバージョンのプログラムが記憶された画像形成装置から送信されたプログラムを前記画像メモリに受信する受信工程と、前記受信したプログラムを前記画像メモリコントローラにより自機の記憶部に記憶する記憶工程と、を備えることを特徴とする画像形成装置のプログラム更新方法である。
請求項7の発明は、自機の画像メモリコントローラのデータバスと連結操作により自機との連結が確立された他の画像形成装置の画像メモリコントローラのデータバスとに接続され、接続された他の画像形成装置の画像メモリから自機の画像メモリへ画像情報を受信し、前記接続された他の画像形成装置の画像メモリ前記自機の画像メモリから画像情報を送信する通信部を備える画像形成装置のコンピュータを、前記接続された他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンと自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンとのどちらが新しいかを、前記通信部とは異なる前記画像形成装置のプリンタコントローラに接続された通信部で通信した結果に基づいて判断する判断手段として機能させ、前記判断の結果、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも新しい場合には、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記画像メモリに転送させ、かつ前記通信部により前記転送されたプログラムを前記画像メモリから前記他の画像形成装置に送信させる手段として機能させ、前記判断の結果、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも古い場合には、前記通信部により、前記他の画像形成装置から送信されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記画像メモリに受信させる手段として、かつ前記受信したプログラムを前記自機の記憶部に記憶させる手段として機能させるためのプログラムである。
請求項8の発明は、自機の画像メモリコントローラのデータバスと連結操作により自機との連結が確立された他の画像形成装置の画像メモリコントローラのデータバスとに接続され、接続された他の画像形成装置の画像メモリから自機の画像メモリへ画像情報を受信し、前記接続された他の画像形成装置の画像メモリ前記自機の画像メモリから画像情報を送信する通信部を備える画像形成装置のコンピュータを、前記接続された他の画像形成装置が複数ある場合、当該複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンと自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンとの中で最新のバージョンのプログラムを記憶した画像形成装置を、前記通信部とは異なる前記画像形成装置のプリンタコントローラに接続された通信部で通信した結果に基づいて選択する選択手段として機能させ、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの中で最新の場合には、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記画像メモリに転送する手段として、かつ前記通信部により前記転送されたプログラムを前記画像メモリから前記複数の他の画像形成装置に送信させる手段として機能させ、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの何れかよりも古い場合には、前記通信部により、前記複数の他の画像形成装置のうち、最新のバージョンのプログラムが記憶された記憶部を備える画像形成装置から送信されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記画像メモリに受信させる手段として、かつ前記受信したプログラムを前記自機の記憶部に記憶させる手段として機能させるためのプログラムである。
【0010】
以下、本発明について説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置の概略構成図であり、自動原稿送り装置(以下、ADFと略称する)1の原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30(図2)上のプリントキー34が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3及び給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。画像形成装置は原稿枚数のカウント機能を有しており、1枚の原稿が給送完了するごとに原稿枚数をカウントアップする。コンタクトガラス6上に給送された原稿は、読み取りユニット50によって原稿画像データが読み取られ、読み取りが終了後、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セット検知センサ7にて原稿台2に次の原稿があることが検知された場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は搬送モータ26(図4)によって駆動される。
【0011】
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザ光によって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって排紙トレイ19に排出される。
【0012】
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ19側に導かないで、両面入紙搬送路113に搬送し、反転ユニット112でスイッチバック反転し両面搬送ユニット111に送る。両面搬送ユニットに送られた用紙は再度縦搬送ユニット14に送られて裏面に画像を印刷された後に排紙される。また、転写紙を反転して排出する場合は、反転ユニット112でスイッチバック反転した用紙を両面ユニットに送らずに反転排紙搬送路114に送り出して排紙する。
【0013】
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモータ25(図4)によって駆動され、各給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24(図4)によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動される。
【0014】
図2は、操作部30を示す図であり、操作部30には、液晶タッチパネル(ディスプレイ)31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー34、モードクリアキー35、初期設定キー38が設けられている。液晶タッチパネル31は、機能キー37を有し、また画像形成装置の状態を示すメッセージが表示される。
【0015】
図3は、液晶タッチパネル(ディスプレイ)31を示す図である。図3において、オペレータが液晶タッチパネルに表示されたキーにタッチすると、選択された機能を示すキーが黒く反転する。例えば、用紙のA4横を選択した場合、このキーが黒く反転する。このパネルでは、コピー部数の表示場面のほか、自動又は手動濃度設定、用紙の自動又は手動選択、変倍率設定、ソート及びステープルの要否、フォーマット原稿、両面又は集約コピーの要否の選択キー、さらに、後述する他の接続された画像形成装置と情報の送受信を行うか否かを設定するための連結キーを有する。そして、液晶タッチパネル31は、ドット表示方式を使用しているので、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
【0016】
ここで、前記構成になる画像形成装置における画像読み取り手段及び画像を読み取って感光体の記録面上に潜像を形成するまでの動作について説明する。
【0017】
先ず、読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成され、光学走査系は、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54、第2ミラー55及び第3ミラー56などからなっている。露光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取る際には、光路長が変わらないように第1キャリッジと第2キャリッジとは2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
【0018】
書き込みユニット57はレーザ出力ユニット58、結像レンズ59及びミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が設けられている。
【0019】
レーザ出力ユニット58から出射されるレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーによって偏向され、結像レンズ59を通ってミラー60で折り返され、感光体15面上に集光されて結像する。偏向されたレーザ光は、感光体が回転する方向と直交する所謂主走査方向に露光走査され、後述する画像処理部のセレクタ64によって出力された画像信号のライン単位の記録を行う。そして、感光体の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって感光体上に画像、すなわち静電潜像が形成される。
【0020】
このように書き込みユニット57から出力されるレーザ光は、画像作像系の感光体15に照射されるが、図示しない感光体15の一端近傍のレーザビームが照射される位置には、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。このためビームセンサから出力される主走査同期信号に基づいて主走査方向の画像記録タイミングの制御及び後述する画像信号の入出力用の制御信号の生成が行われる。
【0021】
図4は、メインコントローラを中心とする制御装置を示す図である。同図において、メインコントローラ20は画像形成装置全体を制御するもので、メインコントローラ20には、オペレータに対する表示、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)49、原稿自動送り装置(ADF)1、連結I/F48などの分散制御装置が接続されている。また、紙搬送等に必要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24も接続されている。
【0022】
各分散制御装置とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状態、動作指令のやりとりを行っている。連結I/F48は、接続された画像形成装置の情報を取得し、動作を設定することにより連結動作の制御を行う、もしくは接続された他の画像形成装置からの要求を取得し自機の動作の制御を行うことを特徴とする。
【0023】
次に図5を参照して画像信号の処理を画像処理ユニット(IPU)49の構成とともに説明する。露光ランプ51(図1)から出射された光は原稿面に照射され、原稿面で反射する。その反射光は図示しない結像レンズによって結像され、CCDイメージセンサ54の受光面に入射して光電変換され、A/Dコンバータ61によってデジタル信号に変換される。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正部62でシェーディング補正がなされた後、画像処理部63にてMTF補正、γ補正等が行われ、変倍部72で変倍率に合せて拡大又は縮小処理され、セレクタ64に入力される。セレクタ64では、画像信号の送り先を、書き込みγ補正ユニット71または、画像メモリコントローラ65への切り替えが行われる。書き込みγ補正ユニット71に入力された画像信号は作像条件に合わせて書き込みγが補正され、書き込みユニット57に送られる。画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。
【0024】
画像処理ユニット49には、画像メモリコントローラ65などへの設定や、読み取り部50及び書き込み部57の制御を行うCPU68や、CPU68のプログラムやデータを格納するROM69及びRAM70が備えられている。CPU68は、画像メモリコントローラ65を介して画像メモリ66のデータの書き込み、読み出しを行うことができる。また、I/Oポート67を介して外部と操作部30の指示により画像データ73のやり取りを行う。
【0025】
連結I/F48は、画像情報の送受信のため画像メモリコントローラ65のデータバスに接続され、データの入出力が可能な構成になっている。画像情報の出力の際には、画像形成装置間のデータ転送速度に応じて、画像情報は画像メモリ66を介して転送される。すなわち、画像出力時には画像メモリコントローラ65から画像メモリ66に画像データを格納した後、画像形成装置間のデータ転送速度に応じて順次画像メモリ66からデータを読み出して連結I/F48にデータを転送する。また画像情報の入力の際には、連結I/F48より転送される画像データを画像メモリ66に格納し、その後、画像メモリ66から画像メモリコントローラ65により装置内部に読み出し画像データの処理を行う。前述の構成により、画像形成装置の機能の制約を受けることなく連結動作の実現が可能となる。更に、プログラムの画像形成装置間の転送についても画像データと同様に行われる。
【0026】
原稿画像で画像メモリコントローラ65へ送られた画像は、色々に処理される。例えば、画像メモリコントローラ内にある画像圧縮装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ66に送られる。最大画像サイズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ66に書き込むこともできるが、1枚の原稿画像で画像メモリを多く使用することになるので、画像圧縮により限られた画像メモリを有効に利用することを可能にしている。また、一度に多くの原稿画像データを記憶することができるため、ソート機能として、貯えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力することができる。画像を出力する際は、画像メモリ66のデータをメモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長しながら出力こと(電子ソート)を行う。
【0027】
又、画像メモリの機能を利用して、複数枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙一枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むことも可能となる。例えば4枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙一枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことで、4枚の原稿が一枚の転写紙イメージに合成され集約されたコピー出力を得ること(集約コピー)が可能となる。
【0028】
更に画像メモリ66の画像は、CPU68からアクセス可能な構成となっている。このため画像メモリの内容を加工することが可能であり、例えば画像の間引き処理、画像の切り出し処理等を行うことができる。加工には、画像メモリコントローラ65のレジスタにデータを書き込むことにより画像メモリの処理を行うことができる。加工された画像は再度画像メモリに保持される。また、画像メモリ66の内容をCPU68が読みだし、I/Oポート67を経て、画像データ73として操作部30に転送することが可能な構成となっている。なお、操作部30の画面表示解像度は低いため画像メモリ66の原画像は画像間引きが行われ操作部30に送られる。
【0029】
画像メモリ66は多くの画像データを収納するためハードディスクが用いられることがある。ハードディスクを用いることにより外部電源が不要となり永久的に画像を保持できる。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持するためにはこのハードディスクが用いられのが一般的である。
【0030】
セレクタ64における1ページ分の画像信号について図6を参照して説明する。図6において、/FGATEは、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表している。/LSYNCは、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで画像信号が有効となる。主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号が、/LGATEである。これらの信号は画素クロックVCLKに同期しており、VCLKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)のデータが送られてくる。なお、画像データは255に近いほど白画像になる。画像処理ユニット49は画像入力、画像出力それぞれに対して別個の/FGATE,/LSYNC,/LGARE,VCLKの発生機構を有し、様々な画像入出力の組み合わせが可能になっている。
【0031】
図7は、新バージョンのプログラムをダウンロードする場合の処理フローを示す図である。図5と同じ構成部品には同じ参照番号を付し説明を省略する。
プログラムを搭載したICカード81を画像形成装置の図示しないカードコネクタに装着し、液晶タッチパネル(ディスプレイ)31の特定のキーを押しながら電源を入れると、CPU68はICカード81から自動的にプログラムを読み出し、Flash ROM82にダウンロードする(図7の(1)のフロー)。この間操作部30の表示はダウンロード中の表示(非図示)に変わる。なお、プログラムデータはFlash ROM82へのダウンロードのみで画像メモリ66には転送されない。
【0032】
図8は、画像形成装置の画像形成動作のフローを示す図である。図8において、画像形成装置は電源が投入されると初期化処理が行われる(S11)。初期化処理の例は、各種フラグのリセット、各種カウンタのクリア、画像メモリのクリア、画像形成モード(変倍、ソート、ステープル、両面など)のリセットなどである。
初期化処理が終了すると、キー操作入力又は画像形成制御エンジンからのイベントのチェック、つまりキー操作入力又は画像形成制御エンジンからの変化要因のチェック状態に入り、CPU68はイベントがあったか否かをチェックする(S12)。イベントがない場合は(S12,NO)、前記チェックを継続し、イベントがあった場合においては(S12,YES)、イベントの種類を判定する(S13)。ユーザが何等かのキー操作を行うと、操作部30よりキー入力イベントとして通知され、また例えばADFに原稿をセットすると原稿セット検知センサ7の信号変化がエンジンイベントとして通知されるので、この通知を判定し、エンジンイベント処理(S14)又はキー入力イベント処理(S15)が呼び出され、この処理を行う。そして再びチェック状態(S12)にリターンする。
【0033】
図9は、キー入力イベント処理(図8のS15)のフロー図である。図9を参照してこの処理フローについて説明する。
キー入力イベント処理が呼び出されると、CPU68はプリントスタートの入力か否かをチェックし(S21)、プリントスタートの入力である場合においては(S21,YES)、コピー処理を行わせる(S28)。プリントスタートの入力でない場合には(S21,NO)、テンキーの入力か否かをチェックする(S22)。テンキーの入力である場合においては(S22,YES)、テンキーの処理を行わせる(S29)。テンキーの入力でない場合には(S22,NO)、クリアストップキーの入力か否かをチェックに遷移する(S23)。クリアストップキーの入力である場合においては(S23,YES)、クリア又はストップ処理を行わせる(S30)。クリアストップキーの入力でない場合には(S23,NO)、印字設定キーの入力か否かをチェックし(S24)、印字設定キーの入力である場合においては(S24,YES)、印字設定処理を行わせる(S31)。印字設定キーの入力でない場合には(S24,NO)、両面設定キーの入力か否かをチェックする(S25)。両面設定キーの入力である場合においては(S25,YES)、両面設定処理を行わせる(S32)。両面設定キーの入力でない場合には(S25,NO)、フォーマット設定キーの入力か否かをチェックする(S26)。フォーマット設定キーの入力である場合においては(S26,YES)、フォーマット設定処理を行わせる(S33)。フォーマット設定キーの入力でない場合には(S26,NO)、前記キー以外のキー、つまりその他のキー入力があったか否かをチェックする(S27)。その他のキーの入力である場合においては(S27,YES)、その他のキー処理を行わせる(S34)。前記各処理が実行された場合及びその他のキー入力がなかった場合には(S27,NO)、イベントチェック状態(図8のS12)にリターンする。
【0034】
ここでは詳細説明を省略しているが、エンジンイベント処理についてもキー入力イベント処理と同じ形態で各処理が実行される。
【0035】
ここで、本発明の実施形態に係るプログラムの更新処理について説明する。
連結キー(図3)をタッチすると、接続されている画像形成装置の連結動作の設定が選択され、連結I/F48を介して当該画像形成装置がマスター機となり、当該装置以外の画像形成装置をスレーブ機として動作する連結機能がセットアップされる。このセットアップによりマスター機からの指示により画像メモリ66に記憶される画像情報を連結I/F48を介してやり取りする。本発明の一実施形態は、この連結機能を利用してマスター機とスレーブ機との間でプログラムの更新処理を行うことを特徴とする。
【0036】
図10は、当該画像形成装置をマスター機(最新バージョン機)、他の画像形成装置をスレーブ機(旧バージョン機)としてプログラムを更新する手順を説明する図であり、図10を参照してマスター機とスレーブ機間のプログラム更新処理のフローを説明する。
当該画像形成装置(以下、自機という)及び当該画像形成装置以外の画像形成装置(以下、他機という)の電源がオンされ、自機の連結キー(図3)が操作されると、両機間で連結機能がセットアップされ、CPU68はプログラム情報を書き換えるための初期動作、即ち自機と他機間で機種名などの固有情報が同一か否かなどのネゴシエーション動作に入る(S41,S51)。固有情報は、図示しないEPROMに記憶されており、機種名(コード)、仕向地、シリアルナンバー、バージョンなどで構成されている。このネゴシエーションにより、機種名が同一であることが判断されると、更にお互いどちらが最新バージョンのプログラムかの判断がなされ、自機が最新バージョン機であり(S41,OK)、他機が旧バージョン機である(S51,OK)と判断された場合においては、自機から他機に対してプログラム情報の転送を行いたい旨の通知を行い、他機は自機にプログラム情報受信可能の通知を行う。これらの通知は、メインコントローラ20の図示しないプリンタコントローラに接続されたパラレルI/Fコントローラを通して行われる。
【0037】
このとき他機は、プログラム情報の受信可能の通知を行うとともに特殊モードに入る。このモードは、最新バージョンのプログラム情報を受信するために、旧バージョンのプログラムが動作しないようにするためのモードである。特殊モードに入るとアップデート対象の旧バージョンのプログラムの中から連結データ通信機能及びROM69へのダウンロード機能のみをRAM70領域に展開し(S52)プログラムカウンタをRAM70に移してRAM70を実行するようにする(S53)。この段階でROM69(図7,11,12のFlash ROM82に相当)はフリーとなり、最新バージョンのプログラムが受信可能になる。
【0038】
一方、自機は、他機からプログラム情報受信可能の通知を受信すると、自機のFlash ROM82に記憶している最新バージョンのプログラム情報を画像メモリ66に転送する(S42)。そして画像メモリ66から連結I/F48を介して他機に転送する(S43)。図11は、最新バージョンのプログラムを送信する際のプログラムの流れを示す図であり、Flash ROM82に記憶された最新バージョンのプログラムは画像メモリ66に転送され(図11の(1))、更に画像メモリ66から(図11の(2))連結I/F48を介して他機に転送される。
【0039】
他方、他機は、RAM70に展開されているプログラムのダウンロード機能により、自己の連結I/F48を介して最新バージョンのプログラム情報を受信し、画像メモリ66に記憶し、記憶したプログラム情報を自己のFlash ROM82に記憶する。図12は、前記最新バージョンのプログラムを受信する際のプログラムの流れを示す図であり、相手機(自機)のFlash ROM82に記憶された最新バージョンのプログラムを連結I/F48を介して画像メモリ66に受信し(図12の(3))、更に画像メモリ66から(図12の(4))Flash ROM82にダウンロードする。これらの送受信が終了後、電源がオフされる。
なお、ネゴシエーションの結果、機種が同一でないなどの場合においては(S41,NG及びS51,NG)、それぞれ通常の動作を行う(S44及びS55)。
【0040】
前記実施形態は、自機と他機の2台の画像形成装置間でプログラムの更新処理について述べたが、本発明の他の実施形態である3台以上の画像形成装置間でプログラムを更新する場合は次のようになる。
例えば画像形成装置がネットワーク上の接続されている場合、任意の1台が連結キーの操作により他の各画像形成装置間で連結を確立すると、これら各画像形成装置とネゴシエーションを開始し、最新バージョンのプログラムを有する画像形成装置を選択する。選択した画像形成装置が当該画像形成装置であるとき、当該画像形成装置の最新バージョンのプログラムを他の画像形成装置に送信する。選択した画像形成装置が他の画像形成装置であるとき、他の画像形成装置から最新バージョンのプログラムを受信し、これを選択した画像形成装置以外の他の画像形成装置に送信する。また当該画像形成装置は最新バージョンのプログラムによって自己のプログラムを更新する。この処理によって連結される全ての画像形成装置のプログラムが効率的に最新バージョンのものに更新される。
【0041】
更に、本実施形態において使用する連結I/F48の具体例について述べる。
本実施形態においては、連結I/F48としてIEEE1394(I/F)を使用する。IEEE1394-1995(1995年、IEEEで物理層(Physical Layer,PHY)・リンク層(Link Layer,LINK)を中心に規格化された高速シリアルバス標準)は、100Mbps/200Mbps及び400Mbpsでデータ転送するためのハードウェア及びソフトウェアの標準である。将来的には800Mbps,1.6Gbps,3.2Gbpsが検討されている。IEEE1394は、プラグ&プレイやマルチメディアデータ転送のための特徴的な機能を備えており、ビデオや音声などのデータを転送するための帯域を確保し、リアルタイム転送を可能にする機能(アイソクロナス・データ転送Isochronous)を持つ。
【0042】
IEEE1394上のデータ転送方式は、アイソクロナス転送と、アシンクロナス転送の2つに分類することができる。アイソクロナス転送の長所は、データ転送の速度が保証される点にある。具体的には、チャネル当たり125μsecごとに少なくとも1パケットを送ることができること、ノード当たり64チャンネルまでのトーカとリスナが設定できること、そして100Mbps,200Mbps又は400Mbpsのデータ転送速度によって最大のパケットサイズが決定されることである。また、アシンクロナス転送は、すべてのアイソクロナス転送が終了した後でないと転送を行うことができない。アイソクロナス転送がチャンネルの概念を持ち、トーカとリスナが定義されているブロードキャストに幾分似ているのに対し、アシンクロナス転送は点から点へのものである。各トランザクションはそれに関連する送信元と送信先のIDを持っている。
【0043】
以上、画像形成装置のプログラムを更新する実施形態について説明したが、プログラムを更新する方法を実行するための一連の手順をコンピュータプログラムとして記述し、かつ、このプログラムをフレキシブルディスク、CD−ROM、DVD-ROM、MO等の任意の記録媒体に記録し、これを連結使用される画像形成装置にダウンロードすることで連結使用される画像形成装置において最新バージョンのプログラムに更新する本発明の方法を容易に実施することができる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、画像形成装置の連結機能を利用してプログラム更新に費やす時間、労力を少なくしプログラムを効率よく更新することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の概略構成図である。
【図2】図1の画像形成装置の操作部を示す図である。
【図3】図1の画像形成装置の液晶タッチパネルを示す図である。
【図4】図1の画像形成装置の制御装置を示す図である。
【図5】図4の画像処理ユニットの構成を示す図である。
【図6】図5のセレクタにおける画像信号のタイミング図である。
【図7】図1の画像形成装置におけるプログラムのダウンロード処理のフローである。
【図8】図1の画像形成装置の画像形成動作のフロー図である。
【図9】図1の画像形成装置のキー入力イベント処理のフロー図である。
【図10】本発明の実施形態に係る最新バージョン機と旧バージョン機間でプログラムを更新する手順説明図である。
【図11】本発明の実施形態に係るプログラムを転送する際の流れを示す図である。
【図12】本発明の実施形態に係るプログラムを転送する際の流れを示す図である。
【符号の説明】
1・・自動原稿送り装置(ADF)、2・・原稿台、3・・給送ローラ、4・・給送ベルト、5・・排送ローラ、6・・コンタクトガラス、7・・原稿セット検知センサ、8・・第1トレイ、9・・第2トレイ、10・・第3トレイ、50・・読み取りユニット、57・・書き込みユニット、111・・両面搬送ユニット、112・・反転ユニット、113・・両面入紙搬送路、114・・反転排紙搬送路

Claims (8)

  1. 自機の画像メモリコントローラのデータバスと連結操作により自機との連結が確立された他の画像形成装置の画像メモリコントローラのデータバスとに接続され、接続された他の画像形成装置の画像メモリから自機の画像メモリへ画像情報を受信し、前記接続された他の画像形成装置の画像メモリ前記自機の画像メモリから画像情報を送信する通信部と、
    前記接続された他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンと自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンとのどちらが新しいかを、前記通信部とは異なる前記画像形成装置のプリンタコントローラに接続された通信部で通信した結果に基づいて判断する判断部と、を備え、
    前記判断の結果、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも新しい場合には、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記画像メモリに転送し、前記通信部が前記転送されたプログラムを前記画像メモリから前記他の画像形成装置に送信し、
    前記判断の結果、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも古い場合には、前記通信部が前記他の画像形成装置から送信されたプログラムを前記画像メモリに受信し、前記受信したプログラムは前記画像メモリコントローラにより前記自機の記憶部に記憶されること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 自機の画像メモリコントローラのデータバスと連結操作により自機との連結が確立された他の画像形成装置の画像メモリコントローラのデータバスとに接続され、接続された他の画像形成装置の画像メモリから自機の画像メモリへ画像情報を受信し、前記接続された他の画像形成装置の画像メモリ前記自機の画像メモリから画像情報を送信する通信部と、
    前記接続された他の画像形成装置が複数ある場合、当該複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンと自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンの中で最新のバージョンのプログラムを記憶した画像形成装置を、前記通信部とは異なる前記画像形成装置のプリンタコントローラに接続された通信部で通信した結果に基づいて選択する選択部と、
    を備え、
    前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの中で最新の場合には、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記画像メモリに転送し、前記通信部が前記転送されたプログラムを前記複数の他の画像形成装置に送信し、
    前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの何れかよりも古い場合には、前記通信部が前記複数の他の画像形成装置のうち、最新のバージョンのプログラムが記憶された画像形成装置から送信されたプログラムを前記画像メモリに受信し、前記受信したプログラムは前記画像メモリコントローラにより前記自機の記憶部に記憶されること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも古い場合には、当該記憶部に記憶されたプログラムの中から、前記通信部による通信機能および前記自機の記憶部への記憶を行う機能のみを当該記憶部とは異なる他の記憶部に記憶して実行するモードになること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの何れかよりも古い場合には、当該記憶部に記憶されたプログラムの中から、前記通信部による通信機能および前記自機の記憶部への記憶を行う機能のみを当該記憶部とは異なる他の記憶部に記憶して実行するモードになること
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 自機の画像メモリコントローラのデータバスと連結操作により自機との連結が確立された他の画像形成装置の画像メモリコントローラのデータバスとが接続されており、接続された他の画像形成装置の画像メモリから自機の画像メモリへ画像情報を受信し、前記接続された他の画像形成装置の画像メモリ前記自機の画像メモリから画像情報を送信する画像形成装置が行う、当該画像形成装置のプログラム更新方法であって、
    前記接続された他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンと自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンとのどちらが新しいかを、前記画像形成装置のプリンタコントローラに接続された通信部での通信で判断する判断工程と、
    前記判断の結果、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも新しい場合には、前記画像メモリを介して前記自機の記憶部に記憶されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記他の画像形成装置に送信する送信工程と、
    前記判断の結果、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも古い場合には、前記他の画像形成装置から送信されたプログラムを前記画像メモリに受信する受信工程と、
    前記受信したプログラムを前記画像メモリコントローラにより自機の記憶部に記憶する記憶工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置のプログラム更新方法。
  6. 自機の画像メモリコントローラのデータバスと連結操作により自機との連結が確立された他の画像形成装置の画像メモリコントローラのデータバスとが接続されており、接続された他の画像形成装置の画像メモリから自機の画像メモリへ画像情報を受信し、前記接続された他の画像形成装置の画像メモリ前記自機の画像メモリから画像情報を送信する画像形成装置が行う、当該画像形成装置のプログラムの更新方法であって、
    前記接続された他の画像形成装置が複数ある場合、当該複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンと自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンとの中で最新のバージョンのプログラムを記憶した画像形成装置を、前記画像形成装置のプリンタコントローラに接続された通信部での通信で選択する選択工程と、
    前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの中で最新の場合には、前記画像メモリを介して前記自機の記憶部に記憶されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記複数の他の画像形成装置に送信する送信工程と、
    前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの何れかよりも古い場合には、前記複数の他の画像形成装置のうち、最新のバージョンのプログラムが記憶された画像形成装置から送信されたプログラムを前記画像メモリに受信する受信工程と、
    前記受信したプログラムを前記画像メモリコントローラにより自機の記憶部に記憶する記憶工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置のプログラム更新方法。
  7. 自機の画像メモリコントローラのデータバスと連結操作により自機との連結が確立された他の画像形成装置の画像メモリコントローラのデータバスとに接続され、接続された他の画像形成装置の画像メモリから自機の画像メモリへ画像情報を受信し、前記接続された他の画像形成装置の画像メモリ前記自機の画像メモリから画像情報を送信する通信部を備える画像形成装置のコンピュータを、
    前記接続された他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンと自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンとのどちらが新しいかを、前記通信部とは異なる前記画像形成装置のプリンタコントローラに接続された通信部で通信した結果に基づいて判断する判断手段として機能させ、
    前記判断の結果、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも新しい場合には、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記画像メモリに転送させ、かつ前記通信部により前記転送されたプログラムを前記画像メモリから前記他の画像形成装置に送信させる手段として機能させ、
    前記判断の結果、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記他の画像形成装置の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンよりも古い場合には、前記通信部により、前記他の画像形成装置から送信されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記画像メモリに受信させる手段として、かつ前記受信したプログラムを前記自機の記憶部に記憶させる手段
    として機能させるためのプログラム。
  8. 自機の画像メモリコントローラのデータバスと連結操作により自機との連結が確立された他の画像形成装置の画像メモリコントローラのデータバスとに接続され、接続された他の画像形成装置の画像メモリから自機の画像メモリへ画像情報を受信し、前記接続された他の画像形成装置の画像メモリ前記自機の画像メモリから画像情報を送信する通信部を備える画像形成装置のコンピュータを、
    前記接続された他の画像形成装置が複数ある場合、当該複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンと自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンとの中で最新のバージョンのプログラムを記憶した画像形成装置を、前記通信部とは異なる前記画像形成装置のプリンタコントローラに接続された通信部で通信した結果に基づいて選択する選択手段として機能させ、
    前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの中で最新の場合には、前記自機の記憶部に記憶されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記画像メモリに転送する手段として、かつ前記通信部により前記転送されたプログラムを前記画像メモリから前記複数の他の画像形成装置に送信させる手段として機能させ、
    前記自機の記憶部に記憶されたプログラムのバージョンが前記複数の他の画像形成装置の記憶部に記憶された複数のプログラムのバージョンの何れかよりも古い場合には、前記通信部により、前記複数の他の画像形成装置のうち、最新のバージョンのプログラムが記憶された記憶部を備える画像形成装置から送信されたプログラムを前記画像メモリコントローラにより前記画像メモリに受信させる手段として、かつ前記受信したプログラムを前記自機の記憶部に記憶させる手段
    として機能させるためのプログラム。
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