JP4774930B2 - 紡機における繊維束集束装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紡機における繊維束集束装置に係り、詳しくは例えば精紡機のドラフト装置(ドラフトパート)の下流に配置され、ドラフト装置でドラフトされた繊維束を集束する繊維束集束装置に関するものである。
ドラフトされた繊維束を撚り掛けの前に予め集束し、毛羽の低減等の糸品質の向上を目的とした繊維束集束装置が種々提案されている。そして、基本の機能となる繊維束の集束・移送用としてエンドレスの多孔ベルトが用いられる。多孔ベルトは、ポリアミドマルチフィラメントヤーンを使用した織物で形成されている。
また、繊維束集束装置で使用する搬送ベルト(多孔ベルト)として、不織布シートを使用することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この不織布シートは、図6に示すように、熱可塑性フィラメント製の縦糸(経糸)51と横糸(緯糸)52を交差して重ね合わせた後、加熱溶融処理を施して、双方の糸の交点部分で互いに溶着・固定することにより、縦糸51と横糸52とによって格子状領域53が形成されている。
特開2004−346472号公報(段落番号[0021]〜[0023]、図1,図3)
ところが、エンドレスの多孔ベルトを織物で形成した場合、紡出時に多孔ベルトを形成する織物の糸の切断あるいは多孔ベルトの端部のほつれが発生すると、切断された糸端やほつれた糸の糸端が紡出中の繊維束に絡まったり、繊維の集束に悪影響を与え、糸切れ、糸品質不良を引き起こす場合があるという問題がある。また、ほつれが始まると早期に多孔ベルトが使用不可能な状態にまで達するおそれもある。
特許文献1の搬送ベルトは、縦糸51及び横糸52を重ね合わせて加熱処理を施すことにより、縦糸51と横糸52とが全ての交点部分で互いに溶着・固定されている。従って、搬送ベルト(多孔ベルト)を構成する縦糸51あるいは横糸52が切断しても、切断した糸端が紡出される繊維束に絡まることが抑制される。また、ほつれが発生してもほつれが大きくなることが抑制される。
しかし、特許文献1の搬送ベルトのように、搬送ベルトを構成する縦糸51と横糸52とが全ての交点部分で互いに溶着・固定された構成では、搬送ベルトのしなやかさが低下する。その結果、搬送ベルトが繊維束集束装置のガイド部の外形に馴染んだ状態で円滑に移動することが難しくなる。
本発明は前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、繊維束の集束・移送機能を低下させることなく、多孔ベルトを構成する糸の交差部への紡出繊維の挟まり・付着を抑制して紡出性を向上させるとともに、多孔ベルトの耐久性を向上させることができる紡機における繊維束集束装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ドラフトパートでドラフトされた繊維束を集束する紡機における繊維束集束装置である。そして、前記ドラフトパートの最終送出ローラ対の下流側に設けられるとともにニップローラを備えた送出部と、該送出部のニップ点を挟んで繊維束の移動方向の少なくとも上流側に吸引孔を備えた案内面を有する吸引部と、前記案内面を摺動する状態で回転される多孔ベルトとを備える。前記多孔ベルトは、織物、編み物のように芯鞘構造の熱融着糸が交差部を有するように構成されたシート状体で形成され、鞘部が融着された交差部が隣接する融着領域と、鞘部が融着されない交差部が隣接する非融着領域とが前記多孔ベルトの長手方向及び幅方向に交互に存在するように全ての前記熱融着糸について前記交差部が部分的に融着されている。
ここで「シート状体」とは、平織り、綾織り等で織成された織物や編み物の他に、一方向に配列された糸で構成された糸層を糸の配列方向が交差する状態で2層積層して各糸の交差部を融着したものも含む。また、「融着領域」は、融着された隣接する交差部だけでなくその交差部に対応する開口も領域内に含み、「非融着領域」は、融着されていない隣接する交差部だけでなくその交差部に対応する開口も領域内に含む。
ドラフトパートでドラフトされた繊維束は、多孔ベルトの回動に伴って送出部を通過する。その際、吸引孔の吸引作用が多孔ベルトを通して繊維束に作用し、繊維束が吸引孔と対応する位置に集束される。多孔ベルトが糸の交差部に融着処理の施されていないシート状体で形成されている場合は、シート状体を構成する糸が切断した場合、糸端が紡出される繊維束に絡まる等により糸切れや糸品質不良を引き起こしたり、紡出中の繊維束の繊維がシート状体を構成する糸の交差部に挟まり、紡出に悪影響を及ぼしたりする。
しかし、この発明の多孔ベルトは、シート状体を構成する全ての芯鞘構造の熱融着糸について交差部が部分的に融着され、鞘部が融着された交差部が隣接する融着領域と、鞘部が融着されない交差部が隣接する非融着領域とが前記多孔ベルトの長手方向及び幅方向に交互に存在する。従って、シート状体を構成する糸が切断しても、切断した糸端が紡出される繊維束に絡まることが抑制されるとともに、紡出中の繊維束の繊維が糸の交差部に挟まることも抑制されて多孔ベルトの耐久性が向上する。また、交差部全てが融着された場合と異なり、多孔ベルトのしなやかさが確保されて、多孔ベルトは繊維束集束装置のガイド部の外形に馴染んだ状態で円滑に移動するため、繊維束の集束・移送機能が低下することが回避される。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記融着領域の総面積が前記多孔ベルトの総面積に占める割合は50〜95%である。従って、この発明では、多孔ベルトのしなやかさを確保し、かつ耐久性が向上する。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項に記載の発明において、前記多孔ベルトを構成する糸はポリアミド製である。従って、この発明では、多孔ベルトを薄くするために糸の太さを0.1mm程度としても必要な強度を確保できる。また、ポリアミドは綿と相性が良く、紡出が円滑に行われる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の発明において、前記多孔ベルトは幅方向における端部側の融着領域の面積割合が、中央部側の融着領域の面積割合より高くなるように形成されている。ここで、「幅方向における端部側」とは幅方向における端部から1/4〜1/3の範囲を意味し、中央部側とは残りの1/2〜1/3の範囲を意味する。また、「融着領域の面積割合」とは、融着領域の面積と非融着領域の面積との合計に対する融着領域の面積の割合を意味する。この発明では、多孔ベルト全体としての融着領域の割合が同じ場合、融着領域が多孔ベルト全体にほぼ均一に分布する場合に比較して、繊維束に対する吸引作用が良好になる。
本発明によれば、繊維束の集束・移送機能を低下させることなく、多孔ベルトを構成する糸の交差部への紡出繊維の挟まり・付着を抑制して紡出性を向上させるとともに、多孔ベルトの耐久性を向上させることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を精紡機に装備される繊維束集束装置に具体化した一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
繊維束集束装置は本願出願人が出願した繊維束集束装置(特開2003−113450号公報)と基本的に同じ構成である。図1(a)に示すように、繊維束集束装置11は、ドラフトパートとしてのドラフト装置12の最終送出ローラ対13の下流側に設けられている。最終送出ローラ対13は、フロントボトムローラ14及びフロントトップローラ15により構成されている。
繊維束集束装置11は送出部としてのニップローラ対16、吸引部17及び多孔ベルト18を備えている。ニップローラ対16はフロントボトムローラ14と平行に配設された回転軸19に形成された駆動ローラ部としてのボトムニップローラ19aと、ボトムニップローラ19aに多孔ベルト18を介して押圧されるトップニップローラ20とで構成されている。トップニップローラ20はドラフト装置12のフロントトップローラ15と同様に2錘毎に、支持部材21を介してウエイティングアーム(図示せず)に支持されている。支持部材21はフロントトップローラ15の支持部材と一体に形成されている。
一方、繊維束集束装置11のボトム側は、図2に示すように、ドラフト装置12のローラスタンド22間に配置される錘の半分、この実施形態では4錘分を1ユニットとして構成されている。機台長手方向に所定間隔で配設されたローラスタンド22の中間位置には、バックボトムローラ(図示せず)より後側において機台長手方向に延設された支持ビーム(図示せず)に、基端側が支持された状態で支持アーム23が配設され、ローラスタンド22と支持アーム23との間に回転軸19が支持されている。
回転軸19は複数錘(この実施形態では4錘)と対応する所定長さに形成され、その両端に固定された軸受(図示せず)がエンドプラグ25に嵌合されている。そして、エンドプラグ25が嵌合部25aにおいてローラスタンド22及び支持アーム23に設けられた支持部22a,23aに支持されることにより、回転軸19はローラスタンド22と支持アーム23との間に回転可能に支持されている。支持部22a,23aは、エンドプラグ25を2個支持可能に形成され、隣接する回転軸19の端部に取り付けられたエンドプラグ25を支持可能になっている。
回転軸19には長手方向の中央に、駆動源の回転力が伝達される回転力伝達部としてのギヤ26が設けられている。ギヤ26は回転軸19と一体形成されている。この実施形態では回転軸19の駆動源としてフロントボトムローラ14が使用され、フロントボトムローラ14にはギヤ26と対向する位置にギヤ部14a(図1(a)に図示)が形成されている。そして、前記支持アーム23と同様に、基端側が支持ビームに固定された支持アーム27に中間ギヤ28が回転可能に支持され、中間ギヤ28はギヤ部14a及びギヤ26に噛合している。即ち、フロントボトムローラ14の回転力は、ギヤ部14a、中間ギヤ28及びギヤ26を介して回転軸19に伝達される。
精紡機機台にはその長手方向(図1(a)の紙面と垂直方向)に延びるように吸引ダクト(図示せず)が配設されている。吸引部17は、回転軸19と平行に延びる吸引パイプ29,30と、吸引ダクトに連結されて負圧を吸引パイプ29,30に作用させる接続管31とを備えている。接続管31は一部がギヤ26及び中間ギヤ28のカバーの役割を果たすように、ギヤ26の前側に配置され、基端側において蛇腹状の連結管32を介して吸引ダクトに接続されている。吸引パイプ29,30は第1端部が接続管31の先端部の左右両側に形成された嵌合孔に嵌合され、第2端部がエンドプラグ25に嵌合されている。
図1(a)及び図2に示すように、吸引パイプ29は、ニップローラ対16のニップ点を挟んで繊維束(フリース)Fの移動方向の上流側に延びる吸引孔29aが形成された案内面29bを有する。吸引パイプ30は、下流側に延びる吸引孔30aが形成された案内面30bを有する。そして、吸引パイプ29はボトムニップローラ19aのニップ点より繊維束Fの移動方向上流側に、吸引パイプ30は下流側に位置するように配設されている。
図1(a)に示すように、吸引パイプ30の下方近傍には、糸切れ時にドラフト装置12から送出される繊維束Fを吸引する作用をなすシングルタイプのニューマ装置の吸引ノズル33の先端がそれぞれ配設されている。吸引ノズル33の基端は吸引ダクト(図示せず)に接続されている。
図1(a)に示すように、多孔ベルト18は一部が吸引パイプ29,30に、一部がボトムニップローラ19aに接触するように巻掛けられ、ボトムニップローラ19aの回転に伴って案内面29b,30bに沿って摺動しつつ回転されるようになっている。
多孔ベルト18は、平織りの織物により、継ぎ目のないループ状に形成されている。この実施形態では、筒状に織成された織物が融着処理を施された後、所定幅に切断されることにより形成されている。図1(d)に示すように、織物を構成する糸には芯鞘構成の熱融着糸34が使用されている。そして、熱融着糸34は、織物を構成する糸の交差部35で鞘部34aが融着されている。この実施形態では熱融着糸34は芯部34b及び鞘部34aがそれぞれポリアミド製であり、芯部34bには融点が260℃のポリアミドが、鞘部34aには融点が220℃のポリアミドがそれぞれ使用されている。また、この実施形態では芯部34bはモノフィラメントで構成されている。
織物は径(太さ)が0.05〜0.15mmの熱融着糸34で織成されている。糸が細い方が紡出中の繊維束Fに対する吸引作用は好ましいが、多孔ベルト18の強度が不十分となるため、前記の範囲の太さが好ましい。また、開口率が25〜40%に形成されている。ここで、開口率とは、図1(e)に示すように、隣接する2本の経糸36a及び2本の緯糸36bの中心線(破線で図示)により囲まれる部分の面積をA1、2本の経糸36a及び2本の緯糸36bにより囲まれる斜線を付した部分(開口部)の面積をA2としたとき、(A2/A1)×100(%)で定義される。
多孔ベルト18は、織物を構成する糸の交差部35の全てで融着されるのではなく、融着された交差部35が隣接する融着領域37と、融着されない交差部35が隣接する非融着領域38とが少なくとも多孔ベルト18の長手方向において交互に存在するように交差部35が部分的に融着されている。この実施形態では、融着領域37と非融着領域38とは多孔ベルト18の幅方向においても交互に存在するように設けられている。詳述すると、図1(c)に示すように、融着処理が施されていない多孔ベルト18は全体が均一な円筒織物であるが、融着処理が施された多孔ベルト18は、図1(b)に示すように、円形の融着領域37が多孔ベルト18の全体にほぼ均一に分布するように形成され、残りの領域が非融着領域38になる。なお、図1(b)においては経糸36a及び緯糸36bの図示を省略している。
交差部35が融着される際に、熱融着糸34が交差部35の近傍においても溶融するため、融着領域37における開口率は非融着領域38における開口率より低くなる。そして、融着領域37と非融着領域38とは見た目においても異なり、図1(b)に示すように、融着領域37が非融着領域38と区別された状態に見える。
融着領域37の総面積が多孔ベルト18の総面積、即ち融着領域37の総面積と非融着領域38の総面積との和に占める割合である融着領域割合は、50〜95%が好ましく、70〜90%がより好ましい。融着領域割合が50%未満だと多孔ベルト18の耐久性が不十分となり易く、融着領域割合が95%を超えると多孔ベルト18のしなやかさが不十分になり易い。また、一つの融着領域37の大きさは、多孔ベルト18の幅の大きさにもよるが、融着領域37が円形の場合は直径が多孔ベルト18の幅の半分以下が好ましく、面積では100mm以下が好ましい。
次に多孔ベルト18の製造方法を説明する。多孔ベルト18を最初から、最終製品の幅に形成した後、融着処理を施して製造するのは生産性が低いため、先ず最終製品の幅の複数倍(例えば、十数倍)の長さの円筒織物を用意する。多孔ベルト18の幅は15〜25mm程度のため、数百mmの長さの円筒織物を用意する。そして、図3に示すように、円筒織物39の内径とほぼ同じ外形の円筒体40aに複数の孔40bが形成された融着処理部40を備えた装置を使用して融着処理を行う。円筒体40aは、円筒織物39より長く形成されるとともに、円筒織物39の長さ以上の範囲に孔40bが形成されている。孔40bは、多孔ベルト18の融着領域37に対応した大きさで、融着領域37の分布状態と対応する位置に形成されている。
円筒織物39を融着処理部40の円筒体40aに外嵌した状態で円筒体40a内に、熱融着糸34の鞘部34aが溶融可能な高温の気体(例えば空気)を供給する。円筒体40a内に供給された高温の気体は孔40bから円筒体40aの外に吹き出す。そして、円筒織物39の孔40bと対応する部分の領域における熱融着糸34の交差部35において鞘部34aが融着されて融着領域37が形成される。円筒体40aへの高温の気体の供給を所定時間行った後、円筒体40aを冷却する。冷却後、円筒織物39を円筒体40aから取り外す。その後、円筒織物39を所定幅に切断すると多孔ベルト18が完成する。
円筒体40aに形成された孔40bの大きさ、数、分布状態を変更することにより、所望の状態で融着領域37が形成された多孔ベルト18を製造することができる。
次に前記のように構成された繊維束集束装置11の作用を説明する。
精紡機が運転されると、繊維束Fはドラフト装置12でドラフトされた後、最終送出ローラ対13から繊維束集束装置11へ案内される。ニップローラ対16は最終送出ローラ対13の表面速度より若干速く回転され、繊維束Fは適度な緊張状態でニップローラ対16のニップ点を過ぎた後、転向して撚り掛けを受けながら下流側へ移動する。
また、ダクトの吸引作用が接続管31を介して吸引パイプ29,30に及び、案内面29b,30bに形成された吸引孔29a,30aの吸引作用が多孔ベルト18を介して繊維束Fに及ぶ。そして、繊維束Fが吸引孔29a,30aと対応する位置に吸引集束された状態で移動する。従って、繊維束集束装置11の装備されない紡機に比較して、毛羽の発生や落綿が抑制されて糸質が改善される。
この実施形態は以下の効果を有する。
(1)繊維束集束装置11を構成する吸引パイプ29,30の案内面29b,30bに接触する状態で回転される多孔ベルト18は、その素材となるシート状体である織物を構成する糸(熱融着糸34)が交差部35で部分的に融着されている。従って、織物を構成する糸が切断しても、切断した糸端が紡出される繊維束Fに絡まることが抑制されるとともに、紡出中の繊維束Fの繊維が糸の交差部35に挟まることも抑制される。その結果、繊維束Fの集束・移送機能の低下が抑制されるとともに、多孔ベルト18を構成する糸の交差部35への紡出繊維の挟まり・付着を抑制して紡出性を向上させることができる。
(2)融着された交差部35が隣接する融着領域37と、融着されない交差部35が隣接する非融着領域38とが多孔ベルト18の少なくとも長手方向において交互に存在するように構成されている。従って、交差部35が全て融着された構成の多孔ベルトと異なり、多孔ベルト18のしなやかさが確保されて、多孔ベルト18は繊維束集束装置11のガイド部である吸引パイプ29,30の外形(案内面29b,30b)に馴染んだ状態で円滑に移動するため、繊維束Fの集束・移送機能が低下することを回避できる。
(3)融着領域37と非融着領域38とは多孔ベルト18の幅方向においても交互に存在するように設けられているため、多孔ベルト18の幅方向におけるしなやかさも向上する。
(4)融着領域37の総面積が多孔ベルト18の総面積に占める割合は50〜95%である。従って、多孔ベルト18のしなやかさが確保されるとともに、耐久性が向上する。また、前記割合を70〜90%とすれば、多孔ベルト18のしなやかさと耐久性においてより好ましい。
(5)多孔ベルト18を構成する糸はポリアミド製である。従って、多孔ベルト18を薄くするために糸の太さを0.1mm程度としても必要な強度を確保できる。また、ポリアミドは綿と相性が良く、紡出を円滑に行うことができる。
(6)多孔ベルト18の素材となる織物(シート状体)を構成する糸に芯鞘構成の熱融着糸34が使用されている。従って、織物を構成する糸をその交差部35で容易に融着することができる。
(7)多孔ベルト18の素材の織物は経糸36a及び緯糸36bの両方に熱融着糸34が使用されているため、一方のみが熱融着糸34の場合に比較して、糸の交差部35の融着を容易に行うことができる。
(8)多孔ベルト18は0.1mm程度の細い糸で織り目が小さく織成されているため、繊維束Fに対する吸引作用が効率よくなされる。
(9)多孔ベルト18は継ぎ目のないループ状に形成されているため、繊維束Fの移送が円滑に行われるとともに、継ぎ目の所から疲労が進み易くなるのを回避できる。
(10)多孔ベルト18を形成する織物はフィラメント糸で織成されているため、同じ太さにおいてステープル糸に比較して強度が強くなるとともに、通気性が向上する。
(11)多孔ベルト18の製造に必要な融着処理方法として、孔40bが形成された円筒体40aに円筒織物39を外嵌した状態で孔40bから高温の気体を吹き出す方法が採用されている。従って、形成すべき融着領域37の大きさ及び分布に対応した状態に孔40bが形成された円筒体40aを使用することにより、所望の融着領域37を備えた多孔ベルト18を容易に生産性の高い状態で製造することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
○ 多孔ベルト18は、融着領域37が多孔ベルト18全体に均一に分布している構成に限らず、幅方向における端部側の融着領域37の面積割合が、中央部側の融着領域37の面積割合より高くなるように形成してもよい。ここで、「幅方向における端部側」とは幅方向における端部から1/4〜1/3の範囲を意味し、中央部側とは残りの1/2〜1/3の範囲を意味する。また、「融着領域37の面積割合」とは、融着領域37の面積と非融着領域38の面積との合計に対する融着領域37の面積の割合を意味する。端部側の融着領域37の面積割合を高くする方法として、同じ大きさの融着領域37の密度を変える方法や、大きさの異なる融着領域37を形成するとともに密度を変える方法がある。中央部側の融着領域37の面積割合が小さくなれば、開口率が大きくなるため、多孔ベルト18全体としての融着領域37の割合が同じ場合、融着領域37が多孔ベルト18全体にほぼ均一に分布する場合に比較して、繊維束Fに対する吸引作用が良好になる。
○ 端部側と中央部側とで大きさの異なる融着領域37を設ける構成で、端部側の面積割合を高くする場合は、例えば、図4(a)に示すように端部側に面積の大きな融着領域37が形成され、中央部側に面積の小さな融着領域37が形成される構成の方が好ましい。この場合、吸引孔29a,30aからの吸引作用が繊維束Fに対して均一に作用し易くなる。
○ 多孔ベルト18の幅方向に配置される融着領域37の数が各列で同じになるように配置してもよい。また、大きさの異なる融着領域37が混在するように配置してもよい。
○ 融着領域37の形は円形に限らず、三角形、四角形等の多角形や楕円等適宜変更してもよい。
○ 図4(b)に示すように、多孔ベルト18の両端に、周方向に沿って断続的に延びる融着領域37を形成してもよい。この場合、融着領域37の間の非融着領域38の存在によって多孔ベルト18のしなやかさが確保されるとともに、多孔ベルト18の端部がよりほつれ難くなる。
○ 多孔ベルト18を製造する際における交差部35の融着処理は、円筒体40aの孔40bから吹き出す高温の気体を使用する方法に限らない。例えば、円筒織物39をローラに外嵌させるとともに、融着領域37の形状に形成された凸部を有する別のローラを円筒織物39に押圧した状態でローラを加熱しながら回転させる方法を採用してもよい。しかし、高温の気体を使用する方法の方が容易である。
○ 最終製品における多孔ベルト18の幅に形成した円筒織物39に融着処理を行うようにしてもよい。
○ 多孔ベルト18は平織りの織物で形成されるものに限らず、綾織り等他の織り方で織られた織物を使用してもよい。
○ 多孔ベルト18は織物で形成されるものに限らず、編み物(編み地)で形成されてもよい。この場合、編み物の伸縮性により、テンション装置を特に設けなくても多孔ベルト18が適度な張力状態で回転される。
○ 多孔ベルト18は織物や編み物に限らず、特許文献1の不織布のように、一方向に配列された糸(熱融着糸34)で構成された糸層を熱融着糸34の配列方向が交差する状態(例えば、直交状態)で2層積層して各熱融着糸34の交差部35を部分的に融着したシート状体で形成してもよい。
○ 多孔ベルト18はエンドレスに織られたあるいは編まれた織物あるいは編み物で形成された継ぎ目の無いループ状に限らず、帯状の織物あるいは編み物等の両端を固着した継ぎ目のあるループ状であってもよい。
○ 多孔ベルト18を形成する織物は全ての糸を熱融着糸で構成する代わりに、経糸のみあるいは緯糸のみを熱融着糸で構成してもよい。
○ 熱融着糸34は鞘部34a及び芯部34bがともにポリアミド製のものに限らない。例えば、鞘部34a及び芯部34bともポリエステル製のものや、鞘部34aをポリエステル製、芯部34bをポリアミド製のものを使用してもよい。
○ 多孔ベルト18は帯電防止機能を備えていてもよい。
○ 回転軸19及び吸引パイプ29,30は4錘を1ユニットとする構成に限らず、ローラスタンド22間の錘数(例えば8錘)を1ユニットとしたり、2錘を1ユニットとした構成としてもよい。また、必ずしも全ユニットを同じ錘数とせずに、ローラスタンド22間の錘数を異なる数に分けて(例えば6錘と2錘)それに対応して2種のユニットを設けてもよい。
○ 繊維束Fのニップ点を挟んで上流側及び下流側に吸引孔29a,30aを設ける構成に限らず、ニップ点を挟んで上流側にのみ吸引孔29aを備えた吸引パイプ29を有する構成としてもよい。その場合、吸引パイプ30に代えて吸引パイプ30と同じ外形で、吸引孔30aを形成しないパイプあるいはバーを使用すれば製造方法や組み付けを前記実施形態とほぼ同じにすることができる。また、吸引パイプ30を無くして多孔ベルト18を吸引パイプ29とボトムニップローラ19aとの間に巻き掛けた構成としてもよい。
○ 繊維束集束装置11の送出部はニップローラ対16を装備する構成に限らない。例えば、図5に示すように、断面略卵形の吸引パイプ44を設け、吸引パイプ44の所定位置に吸引孔44aを形成する。そして、吸引パイプ44及びテンションローラ45の外周に沿って多孔ベルト18を摺動可能に巻き掛ける。また、ギヤ46を介してフロントトップローラ15の回転をトップニップローラ20に伝達し、トップニップローラ20を多孔ベルト18に圧接しながら駆動することで多孔ベルト18を駆動するようにしてもよい。
○ ボトムニップローラ19aが形成される回転軸19を全錘共通のシャフトとして、ドラフト装置12のフロントボトムローラ14と同様に機台のギヤエンドに設けられたギヤ列を介してモータにより駆動される構成としてもよい。
○ 多孔ベルト18をトップ側に設ける構成としてもよい。
○ 精紡機のドラフト装置に限らず、他の紡機のドラフト装置に適用してもよい。
前記実施形態から把握される発明(技術的思想)について、以下に記載する。
(1)織物、編み物のように糸が交差部を有するように、かつ円筒状に構成されたシート状体を熱融着糸で形成し、前記シート状体を一端が閉塞されるとともに複数の孔を備える円筒体に外嵌した状態で前記円筒体に前記熱融着糸の融点以上の温度の気体を供給するとともに前記孔から吹き出させて、前記孔と対応する前記交差部の融着処理を行う多孔ベルトの製造方法。
(2)前記技術的思想(1)に記載の発明において、前記シート状体は、多孔ベルト複数分の長さを有し、前記交差部の融着処理が完了した後、所定の大きさに切断されて多孔ベルトが形成される。
(3)請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の多孔ベルト。
(4)請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の繊維束集束装置を備えたリング精紡機。
(a)は一実施形態の繊維束集束装置の一部破断概略側面図、(b)は融着処理が施された多孔ベルトの模式斜視図、(c)は融着処理が施されていない多孔ベルトの模式斜視図、(d)は多孔ベルトにおける糸の交差部の模式図、(e)は開口率を説明するための模式図。 吸引部とボトムニップローラとの関係を示す部分概略図。 多孔ベルトの融着方法を説明する模式斜視図。 (a),(b)は別の実施形態における多孔ベルトの構成を示す部分模式図。 別の実施形態の繊維束集束装置を示す概略側面図。 従来技術の搬送ベルトの部分概略斜視図。
符号の説明
F…繊維束、11…繊維束集束装置、12…ドラフトパートとしてのドラフト装置、13…最終送出ローラ対、16…送出部としてのニップローラ対、17…吸引部、18…多孔ベルト、29a,30a,44a…吸引孔、29b,30b…案内面、34…熱融着糸、35…交差部、37…融着領域、38…非融着領域。

Claims (4)

  1. ドラフトパートでドラフトされた繊維束を集束する紡機における繊維束集束装置であって、
    前記ドラフトパートの最終送出ローラ対の下流側に設けられるとともにニップローラを備えた送出部と、該送出部のニップ点を挟んで繊維束の移動方向の少なくとも上流側に吸引孔を備えた案内面を有する吸引部と、前記案内面を摺動する状態で回転される多孔ベルトとを備え、前記多孔ベルトは、織物、編み物のように芯鞘構造の熱融着糸が交差部を有するように構成されたシート状体で形成され、鞘部が融着された交差部が隣接する融着領域と、鞘部が融着されない交差部が隣接する非融着領域とが前記多孔ベルトの長手方向及び幅方向に交互に存在するように全ての前記熱融着糸について前記交差部が部分的に融着されている紡機における繊維束集束装置。
  2. 前記融着領域の総面積が前記多孔ベルトの総面積に占める割合は50〜95%である請求項1に記載の紡機における繊維束集束装置。
  3. 前記多孔ベルトを構成する糸はポリアミド製である請求項1又は請求項2に記載の紡機における繊維束集束装置。
  4. 前記多孔ベルトは幅方向における端部側の融着領域の面積割合が、中央部側の融着領域の面積割合より高くなるように形成されている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の紡機における繊維束集束装置。
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