JP4773196B2 - 遊技店用管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機の設定値に関する不正に対応した遊技店用管理システムに関する。
パチンコホール等の遊技店では、例えばパチスロ機の出玉率(出メダル率)を調整するための設定値を不正に変更する不正行為が行われている。このような不正に対応するために、特許文献1のものでは、パチスロ機から設定値情報を出力する構成とすることにより不正行為を発見することが提案されている。
特許第3151685号公報
しかしながら、特許文献1が提案しているように設定値情報が出力されるパチスロ機が市場に出回れば不正検出を行なうことが容易となるものの、実際には設定値情報が出力されるパチスロ機は市場に出回っていない。このため、現状では、遊技店では、従業員等の操作により管理装置に設定値を入力し、その入力値に基づいてパチスロ機を管理すると同時に、実際のパチスロ機の設定値を変更するようにしている。
このような事情から、従業員が遊技店の経営者を欺くために管理装置への設定値は出玉率の低い低設定値とし、実際のパチスロ機の設定値は出玉率の高い高設定値とする不正や、従業員が不正者と仲間になり、高設定値のパチスロ機を不正者に教えるという不正が多発している。このような不正が行なわれたときは、差枚数が異常に高い数値となることから、このような場合は、不正が行なわれたと判断してパチスロ機の設定値を毎回確認する必要がある。このため、従業員の負担が大きくなるばかりか、不正を行なっていない遊技者の快適な遊技を妨げる虞もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技機から設定値情報を取得することなく不正行為に適切に対応することができる遊技店用管理システムを提供することにある。
請求項1の発明によれば、異常検出手段が異常検出した際に設定値情報を報知するので、管理者は、設定値情報を把握しつつ実際の遊技機の設定値を確認することが可能となり、管理装置の設定値と、実際の遊技機の設定値とが適合しているか否かの確認が容易となる。この場合、設定値が高設定値であれば、異常である可能性が低いことから、設定値を一々確認する必要がないので、不正行為を行なっていない遊技者に対しては、余分な干渉を与えなくなり、快適な遊技を継続して提供することが可能となる。また、管理者にのみ設定値情報を報知するので、遊技者に設定値情報が漏れることはない。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は、システム全体を概略的に示している。この図1において、パチスロ機(遊技機に相当)1に対応して台毎表示端末2及びメダル貸出機3及び呼出ランプユニット4が設置されている。2台の台毎表示端末2及びメダル貸出機3並びに呼出ランプユニット4に対応してIOインタフェース5が設置されており、管理装置(管理用設定値入力操作手段、設定値情報管理手段、遊技信号入力手段、異常検出手段、稼動状態判定手段、報知遅延手段、識別情報取得手段、遊技データ管理手段、異常報知手段に相当)6は、IOインタフェース5を介してパチスロ機1の稼動状態及びメダル貸出機3の売上状態を管理するようになっている。
パチスロ機1は、段階的に出玉率を設定可能であり、出玉率の設定は所定の遊技用設定値入力操作(例えばパチスロ機内部に設けられた設定スイッチの操作、或いはパチスロ機に対する送信操作を設定リモコン等で行い、この設定リモコンから出力される設定値信号をリモコン受光部にて入力すること等)により変更が可能である。パチスロ機1は、設定された設定値に基づいて入賞確率等が変更され、出玉率が調節される。設定値は2つ以上あれば幾つあってもよいが、本実施例のパチスロ機1では6段階の設定値を設け、設定値6が1番高い出玉率調整となり、設定値が小さくなる毎に段階的に出玉率が低くなり、設定値1が1番低い出玉率となる。
呼出ランプユニット4は、対応するパチスロ機1の稼働状態を収集して出力すると共に、パチスロ機1の稼働状態に応じて所定のランプを点灯或いは点滅したり、呼出ボタンに対する操作に応じて呼出ランプを点灯したりする。
図2は、台毎表示端末2の斜視図である。この図2において、台毎表示端末2には会員カード挿入口7が設けられている。会員カードは、会員登録された遊技者に対してIDカードとして発行されるもので、その会員カードを利用して遊技することにより、各種サービス(貯玉、再プレイ、情報提供)を受けることができる。液晶表示器8はタッチパネルを有しており、会員に対して現在遊技しているパチスロ機1の遊技データ或いは所望のパチスロ機1の遊技データを表示するもので、これらの遊技データに基づいてパチスロ機1を選択する目安としたり、現在遊技しているパチスロ機1の遊技を継続するかの判断を行ったりすることが可能となっている。
ここで、液晶表示器8の端部には撮像手段としての台毎カメラ9が設けられている。この台毎カメラ9は、パチスロ機1で遊技する遊技者を後述する所定タイミングで撮像するもので、その撮像画像を管理装置6へ送信するようになっている。
図1に戻って、音声出力装置(報知手段、設定値情報出力手段、設定値情報出力装置に相当)10は、管理装置6からの音声信号をインカム(報知手段、携帯式情報出力端末に相当)11に送信する。このインカム11は管理者となる従業員が携帯するもので、音声情報を無線により受信する受信部11aとイヤホン部11bとで構成され、受信部11aにて受信した音声情報をイヤホン部11bに出力する。尚、管理装置6が音声出力装置10の機能を兼ねるようにしてもよい。また、インカム11への出力方法として有線を用いるようにしてもよい。
次に上記構成の作用について説明する。
パチスロ機1を新規に導入したときは、パチスロ機1の設定値を管理装置6に新規に登録する。また、パチンコホールの営業終了したときは、各パチスロ機1の稼働状態に基づいて管理装置6に登録されているパチスロ機1の設定値を適宜変更する。
図3は、特定の機種Aの設定値情報を示している。この図3に示すように、設定値情報は、台番、設定値、管理装置6への入力者、パチスロ機1への設定値の入力者を登録する。つまり、管理装置6及びパチスロ機1に設定値を入力した従業員と設定値情報とを対応付けるのである。
管理装置6は、通常のパチスロ機1の稼働管理動作に加えて履歴作成動作を実行している。
図10は、管理装置6の履歴作成動作を示すフローチャートである。この図10において、管理装置6は、遊技信号入力処理(A1)と画像データ入力処理(A2)を繰返して実行するようになっている。
図11は、管理装置6の遊技信号入力処理を示している。この図11において、管理装置6は、パチスロ機1側からアウト信号が入力するか(B1)、セーフ信号が入力するか(B3)を判断している。アウト信号が入力したときは(B1:YES)、差枚数を減算する(B2)。また、セーフ信号が入力したときは(B3:YES)、差枚数に加算する(B4)。
さて、以上のような差枚数の演算の結果、差枚数が異常検出値(例えば3000)を上回った場合は(B5:YES)、異常の可能性があると判断して撮像信号を台毎表示端末2に送信する(B6)。
次に、管理装置6は、図11に示すように表示画面に不正データを設定値情報と共に表示し(B7)、さらに設定値情報を音声出力装置10へ出力する(B8)。
音声出力装置10は、管理装置6から設定値情報を入力すると、従業員が携帯するインカム11に対して音声情報を出力する。このとき、音声出力装置10は、管理装置6から入力した設定値情報が示す設定値が「1」〜「4」のような高設定ではない、中間設定値、或いは低設定値であったときは、不正の可能性が高いことから、設定値を確認する旨を付加する。このような音声情報の一例としては、「1番台にて差枚数が3000枚に達しました。設定値は「1」です。設定値を確認願います。」等である。また、設定値が「5」,「6」のように高設定値であったときは、不正の可能性が低いことから、遊技者を確認する旨を付加する。このような音声情報の一例としては、「51番台にて差枚数が3000枚に達しました。設定値は「6」です。遊技者を確認願います。」等である。
従って、従業員は、インカム11から発せられた音声に応じてパチスロ機1の設定値を確認したり、遊技者の様子を確認したりする。
一方、図13は、台毎表示端末2の動作を示すフローチャートである。この図13において、台毎表示端末2は、管理装置6から撮像信号を入力したときは(D1:YES)、遊技者を撮像し(D2)、その撮像した画像データを、遊技台番号を付加して管理装置6へ出力する(D3)。
図12は、管理装置6の画像データ入力処理を示している。この図12において、管理装置6は、台毎表示端末2から画像データを入力したときは(C1:YES)、異常履歴ファイルの該当レコードに画像データを対応付けする(C2)。
図4は、異常履歴ファイルの一例を示している。この図4に示すように、異常履歴ファイルは、発生番号、時刻、台番号、遊技者ID,累計検出回数、検出設定値、検出設定値での検出回数が設定されている。遊技者IDとは、後述するように該当レコードと台毎表示端末が撮像した遊技者の画像データとを関連付けるものである。累計検出回数とは今回検出された遊技者が検出された累計回数、検出設定値とは今回検出されたパチスロ機1の設定値であって、管理装置6において入力された設定値、検出設定値での検出回数とは今回検出された遊技者が検出設定値にて検出された累計回数のことである。
図4に示す例では、15時10分に51番台の遊技者が遊技するパチスロ機1の差枚数が異常検出値を上回り、この遊技者の遊技者IDが「303」、累計検出回数が10回、検出設定値が「6」、この検出設定値での検出回数が10回であることを示している。
また、16時に306番台の遊技者が遊技するパチスロ機1の差枚数が異常検出値を上回り、この遊技者の遊技者IDが「172」、累計検出回数が2回、検出設定値が「6」、この検出設定値での検出回数が2回であることを示している。
次に、管理装置6は、図12に示すように入力した画像データと記憶している画像データとを照合してから(C3)、一致する画像データが有るかを判断する(C4)。このとき、一致した画像データがないとき(C4:NO)、つまり、特定の遊技者による最初の異常の場合は、新規の遊技者IDを新規レコードに記憶する(C7)。一致した画像データがあったときは(C4:YES)、一致した画像データの遊技者IDを該当レコードに記憶してから(C5)、遊技者毎の検出回数を記憶する(C6)。
従業員は、上述したようにインカム11から設定値の確認を通知されたときは、管理装置6に対する操作により表示画面に所望の画面を表示することにより不正を確認することができる。
図5は、管理装置6の表示画面に表示された異常履歴画面を示しており、図4に示した異常履歴ファイルを表示するようになっている。この図5に示すように、表示画面には、日付入力部12、表示選択部13、データ表示部14が設定されている。日付入力部12には出力対象となる日付、或いは期間を直接入力する。表示選択部13としては、「異常履歴」、「要注意遊技者ランキング」、「設定値情報」の何れかを選択可能となっている。このとき、データ表示部14に表示されたデータのうち累計検出回数が所定数(例えば5回)以上である遊技者に関するデータについては反転表示する。
一方、管理装置6の表示画面には、上述した画面に対応して画像画面が表示される。
図8は、図5に示した異常履歴画面に対応した画像画面の一例を示している。この図8に示すように、画像画面には、発生番号、発生時刻、台番号、遊技者画像、累計検出回数、検出設定値、検出設定値での検出回数が表示されている。この場合、図8に示す異常履歴画面において反転表示されたファイルに対応したデータが反転表示される。従って、注意を要する遊技者が遊技している台番及び検出設定値等を確認することができるので、低設定値での検出が多い場合は、不正が行なわれていないかを確認する。図5に示す例では、台番号1の遊技者に関して、検出設定値「1」での検出回数が5回であることから、偶発的に検出されたのではなく、その遊技者により不正が行なわれている可能性が高いとして注意を払う必要がある。
尚、図5に示す異常履歴画面上の任意のレコード上にカーソルを位置すると、図8に示す当該レコードに対応した画像画面の画像に図示しない所定のマークが付けられるようになっており、注意人物の特定が容易となっている。また、異常履歴画面が次の画面に切替えられたときは、対応する画像画面も自動的に切替えられるようになっている。また、管理装置6の表示画面には、異常履歴画面と画像画面が同時に表示されるものの、一つのカーソルしか存在しない。尚、遊技者の設定値を確認した従業員のIDを確認時にリモコン等で入力し、対応付けて記憶するようにしてもよい。
さて、図5に示す異常履歴画面が表示された状態で、表示選択部13として「要注意遊技者ランキング」を選択すると、図6に示すように異常履歴画面が要注意順(累計検出回数順)に並び替えられる。同時に、図9に示すように画像画面が要注意順に並び替えられる。この要注意遊技者ランキングとは、累計検出回数の上位10名を表示するもので、日付入力部12にて入力された日付、或いはその日付から所定期間(例えば当日から3日間)以内に不正検出された遊技者は反転表示するようになっている。従って、画像画面を見ることにより要注意人物を容易に特定することができる。尚、例えば特定の設定値の検出回数でソート可能にしてもよい。
図7は、設定値情報画面の一例を示している。この図7に示すように要注意人物が遊技しているパチスロ機1の設定値、管理装置6への入力者、パチスロ機1への入力者を確認することができる。尚、遊技台データと一緒に表示してもよいし、パチスロ機1への入力を行なった従業員毎に不正検出が行なわれた件数を抽出するようにしてもよい。
このような実施例によれば、管理装置6に各パチスロ機1の設定値を予め登録しておき、パチスロ機1の差枚数が異常検出枚数を上回った場合は、従業員に対してインカム11で注意を促すと共に、管理装置6の表示画面に異常となったパチスロ機1の設定値を示す画面を表示可能としたので、異常となったパチスロ機1の設定値を確認することができる。従って、異常発生時にパチスロ機1の設定値を一々確認しなければない構成のものと違って、パチスロ機1の設定値が適切かを確認することにより、管理装置6の設定値と、実際のパチスロ機1の設定値とが適合しているか否かの確認が容易となる。この場合、設定値が高設定値であれば、異常である可能性が低いことから、設定値を一々確認する必要がないので、不正行為を行なっていない遊技者に対しては、余分な干渉を与えなくなり、快適な遊技を継続して提供することが可能となる。また、従業員にのみ設定値情報を報知するので、遊技者に設定値情報が漏れることはない。
しかも、管理装置6により異常履歴を管理するようにしたので、低設定値で不正した(多量の差玉数を得た)遊技者を特定すると共に、異常状況を把握でき、不正行為を行なっていると思われる遊技者を特定することができる。特に異常値の対象を出玉数としたときは、たまたま出玉を得ただけの可能性がある場合もあり、一度の検出だけで不正と判断するのは、遊技店にとっても危険であるため有効である。また、短期間に特定の遊技者が高設定値で複数回遊技している場合には、設定値情報が漏洩している可能性があり、注意することが可能となる。
また、遊技者を認識する手段として、台毎カメラ9による撮像画像を用いるようにしたので、例えば会員カードを用いて識別する構成に比較して、非会員の一般の遊技者も管理することができ、汎用性を高めることができる。また、遊技者の識別情報を登録する必要がないので、遊技者が煩わしさを感じず、使用勝手に優れている。そもそも会員カードを使用する場合は、不正者は、会員カードを挿入した状態で不正を行うことがない(身元を特定して不正を行うものはない)ことから、このような遊技環境では、台毎カメラ9を使用する最大のメリットがある。
さらに、台毎カメラ9の画像画面において、累計検出回数が多い遊技者を反転表示するようにしたので、注意を要する遊技者を容易に特定することができ、設定値に基づいて不正行為を確実に判断することができる。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
パチスロ機1の設定値を確認する際に、当該パチスロ機1が稼働中であると、不正を行なっていない遊技者に不快な思いをさせるので、異常検出時にすぐにはインカム11へ音声を流さず、非稼働(アウト信号等の遊技信号が所定時間入力されない状態等)になってから音声を流すようにしてもよい。
差枚数が所定値に達したことを台毎表示端末2で表示するようにしてもよい。この場合、不正者をその場で摘発するために、差枚数が所定値に達したら設定値を遊技者に確認させるというイベントを行い、不正を行なっていない遊技者に対して設定値を確認した場合であっても、不快な思いをさせないことが可能となる。この場合、設定値に基づいて、従業員への設定値報知を稼動中に報知するのか、非稼動になってから報知するのかを決めてもよい。例えば、上記イベントを、設定値5,6の場合のみ遊技者に設定値を確認させるイベントとし、設定値5,6の場合には、稼動中であっても設定値を従業員に報知する。設定値5,6であれば、遊技者も設定値を確認したいと考えるし、設定値の確認を不快と感じないためである。一方、設定値5,6以外であれば、非稼動になってから設定値を報知する。これは、設定値を報知したとしても遊技者は喜ばず、場合によっては、遊技を終了してしまう虞もあり、さらに、従業員のみが設定値を確認することを不快と感じる虞もあるためである。
設定値毎に異常値を設け、異常検出するようにしてもよい。例えば設定1は2000枚、設定6は5000枚等のように設定する。
全ての従業員に対して設定値を報告したくない場合もあるので、設定値を確認する特定の従業員のインカム11にのみ設定値情報を音声出力するようにしてもよい。また、出力する方法は、実施例以外に、携帯電話等にメールしたり、従業員が携帯する携帯出力端末にて表示したりしてもよい。さらに、携帯端末以外の端末装置、例えば景品交換用のPOS(point of sales)端末や、運用端末(カウンター内等に設けられる管理装置の遊技データを表示する簡易情報表示装置)等にて、表示或いは印字するようにしてもよい。つまり、遊技者に知られなければ、どのような端末装置にて出力してもよい。
また、異常が発生した遊技機が属する遊技機種の設定値の一覧等を出力し、それを入力した端末にて表示出力或いは音声出力等をしてもよい。設定値の一覧を出力すれば、異常が発生した遊技機を中心とした遊技機種内の設定値構成が把握できるので、管理用の設定値に偏った設定値配分があるかないかの確認も同時に可能となる。
遊技者を特定する手段としては、遊技者の指紋や眼球の虹彩等で特定するようにしてもよい。
差枚数「3000枚」等の値は例示的なものであり、例えば他の差枚数を設定したり、或いは大当たり回数や、「売上玉+セーフ(払出メダル)−アウト(打込メダル)により算出される「持玉数」等の他の遊技データを採用してもよい。
また、差枚数「3000枚」等、遊技データが所定値に達したときに、管理装置6に入力している設定値に基づいて異常検出するか否か(或いは異常検出した上で報知するか否か)を決定してもよい。例えば、設定値が5,6であれば異常検出しないと設定すれば、管理装置6とパチスロ機1の設定値の不一致の可能性が高い異常を特定して抽出できる。また、設定値が5,6以外は異常検出しないとすれば、設定値情報が遊技者に漏れている可能性が高い異常のみを特定して抽出可能となる。
本発明の遊技信号入力手段、異常検出手段、稼動状態判定手段、報知遅延手段の機能を管理装置6に備えるようにしてもよいし、IOインターフェイス5や呼出ランプユニット4等に備えるようしてもよい。このように本発明の各手段を管理装置6以外に設けた場合は、異常を検出後、管理装置6に異常を検出した旨を出力する構成とすればよい。
パチスロ機以外の確率を設定する設定値の概念が存在する遊技機に適用するようにしてもよい。
本発明の一実施例におけるシステムの概略図 台毎表示端末の斜視図 設定値情報を示す図 異常履歴ファイルを示す図 管理装置の異常履歴画面を示す図 管理装置のランキング画面を示す図 管理装置の設定情報画面を示す図 管理装置の画像画面を異常履歴に対応して示す図 管理装置の画像画面をランキングに対応して示す図 管理装置の履歴作成動作を示すフローチャート 管理装置の遊技信号入力処理を示すフローチャート 管理装置の画像データ入力処理を示すフローチャート 台毎表示端末の動作を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1はパチスロ機(遊技機)、2は台毎表示端末、6は管理装置(管理用設定値入力操作手段、設定値情報管理手段、遊技信号入力手段、異常検出手段、稼動状態判定手段、報知遅延手段、識別情報取得手段、遊技データ管理手段、異常報知手段)、9は台毎カメラ、10は音声出力装置(報知手段、設定値情報出力手段、設定値情報出力装置)、11はインカム(報知手段、携帯式情報出力端末)である。

Claims (3)

  1. 所定の遊技用設定値入力操作を受付け、当該遊技用設定値入力操作に基づいて入賞確率等に関わる遊技用設定値を段階的に設定可能な遊技機を管理する遊技店用管理システムであって、
    前記遊技用設定技値入力操作とは異なる入力操作であって所定の入力操作である管理用設定値入力操作を受付け、当該管理用設定値入力操作に基づいて前記遊技機に設定された遊技用設定値と同一の遊技用設定値、及び当該同一の遊技用設定値とは異なる遊技用設定値の内、任意に選択したいずれかの遊技用設定値を管理用設定値として入力可能な管理用設定値入力操作手段と、
    前記管理用設定値入力操作手段により入力された管理用設定値を遊技機毎に管理する設定値情報管理手段と、
    前記遊技機側から出力される遊技に関わる遊技信号を入力する遊技信号入力手段と、
    前記遊技信号入力手段が入力した遊技信号に基づいて異常を検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段の異常検出に応じて、前記遊技機に設定された前記遊技用設定値と前記設定値情報管理手段が管理する異常報知対象の遊技機の管理用設定値とが適合しているかを確認するために、当該異常報知対象の遊技機の管理用設定値を管理者に対して報知する報知手段とを備え
    前記異常検出手段による異常検出、或いはその異常検出を行った上での前記報知手段による報知を、その対象となる遊技機の管理用設定値に応じて行うか否かを決定することで、特定の管理用設定値が設定された遊技機を対象として、その管理用設定値を管理者に対して報知すること、又は前記報知手段による報知内容として遊技機の管理用設定値に応じて遊技者を確認する内容とするのか、前記遊技用設定値を確認する内容とするのかを決定することを特徴とする遊技店用管理システム。
  2. 所定の遊技用設定値入力操作を受付け、当該遊技用設定値入力操作に基づいて入賞確率等に関わる遊技用設定値を段階的に設定可能な遊技機を管理する遊技店用管理システムであって、
    前記遊技用設定技値入力操作とは異なる入力操作であって所定の入力操作である管理用設定値入力操作を受付け、当該管理用設定値入力操作に基づいて前記遊技機に設定された遊技用設定値と同一の遊技用設定値、及び当該同一の遊技用設定値とは異なる遊技用設定値の内、任意に選択したいずれかの遊技用設定値を管理用設定値として入力可能な管理用設定値入力操作手段と、
    前記管理用設定値入力操作手段により入力された管理用設定値を遊技機毎に管理する設定値情報管理手段と、
    前記遊技機側から出力される遊技に関わる遊技信号を入力する遊技信号入力手段と、
    前記遊技信号入力手段が入力した遊技信号に基づいて異常を検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段の異常検出に応じて、前記遊技機に設定された前記遊技用設定値と前記設定値情報管理手段が管理する異常報知対象の遊技機の管理用設定値とが適合しているかを確認するために、当該異常報知対象の遊技機の管理用設定値を管理者に対して報知する報知手段と、
    前記遊技信号入力手段が入力した遊技信号に基づいて、前記遊技機が稼動状態であるのか、或いは非稼動状態であるのかを遊技機毎に判定する稼動状態判定手段と、
    前記稼動状態判定手段の判定に基づき、前記異常報知対象の遊技機が稼動状態である場合に、前記報知手段の管理用設定値の報知を非稼動状態となるまで遅延する報知遅延手段とを備え、
    前記設定値情報管理手段は、前記入賞確率等が高い高設定値と、当該高設定値に比較して前記入賞確率等が低い低設定値とに前記管理用設定値を区分け可能に管理し、
    前記報知遅延手段は、前記稼動状態判定手段の判定に基づき前記報知手段の報知を遅延する場合、当該報知対象となる遊技機における前記管理用設定値が、前記低設定値に区分けして管理されていれば前記報知の遅延を行う一方、前記高設定値に区分けして管理されていれば、稼動状態のままでも前記報知の遅延を行わないことを特徴とする遊技店用管理システム。
  3. 所定の遊技用設定値入力操作を受付け、当該遊技用設定値入力操作に基づいて入賞確率等に関わる遊技用設定値を段階的に設定可能な遊技機を管理する遊技店用管理システムであって、
    前記遊技用設定技値入力操作とは異なる入力操作であって所定の入力操作である管理用設定値入力操作を受付け、当該管理用設定値入力操作に基づいて前記遊技機に設定された遊技用設定値と同一の遊技用設定値、及び当該同一の遊技用設定値とは異なる遊技用設定値の内、任意に選択したいずれかの遊技用設定値を管理用設定値として入力可能な管理用設定値入力操作手段と、
    前記管理用設定値入力操作手段により入力された管理用設定値を遊技機毎に管理する設定値情報管理手段と、
    前記遊技機側から出力される遊技に関わる遊技信号を入力する遊技信号入力手段と、
    前記遊技信号入力手段が入力した遊技信号に基づいて異常を検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段の異常検出に応じて、前記遊技機に設定された前記遊技用設定値と前記設定値情報管理手段が管理する異常報知対象の遊技機の管理用設定値とが適合しているかを確認するために、当該異常報知対象の遊技機の管理用設定値を管理者に対して報知する報知手段と、
    前記異常検出手段が異常を検出したときに遊技者の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記異常検出手段が異常を検出したときに、当該異常を検出された遊技機に対応付けて管理される前記管理用設定値と、前記識別情報取得手段が取得した遊技者の識別情報とを特定することで、前記異常検出手段による異常検出回数を遊技者の識別情報毎に前記管理用設定値別に区分けして管理する遊技データ管理手段と、
    前記遊技データ管理手段により管理される遊技者の識別情報毎に前記管理用設定値別に区分けした前記異常検出回数を記憶する異常情報記憶手段とを備えたことを特徴とする遊技店用管理システム。
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