JP4771536B2 - 撮像装置及び主被写体となる顔の選択方法 - Google Patents

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Description

本発明は、主被写体となる人物の顔を選択する撮像装置及び選択方法に関する。
被写体に自動的に焦点を合わせるAF(オートフォーカス)機能や露出を自動的に決定するAE(オートエクスポージャ)機能などを備える撮像装置(例えば、デジタルカメラ)が知られている。また、人物を被写体とする場合に、人物に合わせたAFやAEなど(以下、「AF等」と呼ぶ)をより正確に行うために、撮像範囲から人物や人物の顔を検出する機能を備える撮像装置も知られている。更に、撮像範囲に複数の人物が存在する場合でもより正確なAF等を行うために、複数の人物から主被写体となる人物や人物の顔を選択する機能を備える撮像装置も知られている(特許文献1乃至4参照)。
特許文献1乃至4に開示される撮像装置は、撮像範囲に存在する被写体の状態に基づいて、主被写体となる人物や人物の顔を選択していた。被写体の状態とは、例えば、撮像装置から被写体までの距離、撮像範囲における被写体の面積、撮像範囲における被写体の位置、被写体間の距離などを表す種々のパラメータを意味する。
特開平11−146405号公報 特開2001−215403号公報 特開2004−317699号公報 特開2002−51255号公報
従来の主被写体となる人物や人物の顔を選択する技術によれば、ある特定の時刻における被写体の状態のみに基づいて選択処理を行うため、以下に示す問題が発生しうる。
図1は、時刻(タイミング)t=1〜4において撮像装置が検出した人物の顔及び主被写体となる人物の顔(以下、「主顔」と呼ぶ)を示す図である。実線の枠で示された部分(例えば、図1(a)左)が主顔であり、点線の枠で示された部分(例えば、図1(a)右)がそれ以外の顔である。図1(a)〜(d)に示すように、2つの顔の状態が略同じである場合、僅かな状態の変化によって主顔が頻繁に入れ替わる。
表示装置213によるEVF(電子ビューファインダ)の表示が図1(a)〜(d)に示すように頻繁に変化することは、ユーザにとって煩わしい。また、主顔に合わせてAF等を行う場合、主顔が頻繁に入れ替わると、それに合わせてAFレンズ等も頻繁に駆動され、安定性、ひいては、精度が損なわれる場合もある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、撮像範囲から主顔を選択する際に、撮像範囲に存在する被写体の状態の変化を尊重しつつも、極端に頻繁に主顔が入れ替わることを抑制する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、画像データを取得する撮像手段と、前記撮像手段が取得した画像データから、人物の顔を検出する顔検出手段と、前記顔検出手段が検出した複数の人物の顔から、主被写体となる顔を選択する選択手段とを有し、前記選択手段は、前記撮像手段により第1の画像データよりも前に取得された第2の画像データにおいて主被写体となる顔を選択した場合には、前記第1の画像データから検出された所定の人物の顔の位置と前記第2の画像データにおける主被写体となる顔の位置との距離と、当該所定の人物の顔についての情報とに基づいて当該所定の人物の顔の重み付けを決定することを、前記第1の画像データから検出された複数の人物の顔それぞれについて実行し、最も大きな重み付けを持つ顔を主被写体となる顔として選択することを特徴とする。
また、本発明の主被写体となる顔の選択方法は、画像データから、人物の顔を検出する顔検出工程と、前記顔検出工程において検出した複数の人物の顔から、主被写体となる顔を選択する選択工程とを有し、前記選択工程において、第1の画像データよりも前に撮像された第2の画像データにおいて主被写体となる顔を選択した場合には、前記第1の画像データから検出された所定の人物の顔の位置と前記第2の画像データにおける主被写体となる顔の位置との距離と、当該所定の人物の顔についての情報とに基づいて当該所定の人物の顔の重み付けを決定することを、前記第1の画像データから検出された複数の人物の顔それぞれについて実行し、最も大きな重み付けを持つ顔を主被写体となる顔として選択することを特徴とする。
尚、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための最良の形態における記載によって更に明らかになるものである。
以上の構成により、本発明によれば、撮像範囲から主顔を選択する際に、撮像範囲に存在する被写体の状態の変化を尊重しつつも、極端に頻繁に主顔が入れ替わることを抑制することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念および下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。
尚、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。
[第1の実施形態]
<撮像装置の構成及び動作>
図2は、実施形態に係る撮像装置の一例である、デジタルカメラ200の構成例を示すブロック図である。まず、電源が投入された後、シャッターボタン(不図示)が押下されていない状態でのデジタルカメラ200の動作を説明する。
デジタルカメラ200は、CCD201を種々のモード(後述)にて駆動し、例えば1/30秒毎に光電変換により画像信号を取得する。取得された画像信号は、OB部202に出力され、以降のブロックで順次信号処理が施される。本実施形態におけるCCD201は、図3(a)に示す通常のスチル読み出し(全画素読み出し)モードで動作できる。また、EVF(電子ビューファインダ)用あるいは動画用に、図3(b)に示すムービー読み出し(垂直方向2/8読み出し)等のモード(加算・間引きモード)で動作できる。EVF表示用には、電荷の読み出しを高速にする必要があり、一般的に、図3(b)に示す、加算・間引きモードでCCD201が駆動される。加算・間引きの種類は、図3(b)に示す以外にも色々あるが、本発明の主旨ではないため説明は省略する。
EVF用に駆動されたCCD201が取得した画像信号は、OB(オプチカルブラック)部202にて黒引きが実施される。そして、WB(ホワイトバランス)部203においてホワイトバランスが調整される。その後、色変換MTX206にてCrCb色差信号に変換される。そして、LPF(ローパスフィルタ)207で帯域が制限される。そして、CSUP回路208にて飽和部における色差信号が抑圧される。一方、ホワイトバランス調整後の画像信号は、輝度信号生成回路214に送られ輝度信号が作成される。その後、エッジ強調回路215にて輪郭補正が実施される。CSUP回路208における抑圧処理後の色差信号とエッジ強調された輝度信号は、RGB変換回路209にてRGB信号に変換される。そして、ガンマ補正回路210にてガンマ補正が施される。その後、色輝度変換回路211にてYUV信号に変換され、リサイズ回路223にてEVF表示用の画像サイズ、例えば320ピクセル×240ピクセルの画像サイズにリサイズされ、表示装置213に転送される。
一方、リサイズされたYUV信号は、顔検出モジュール(VBPF部217、目検出部218、非顔フィルタパターン認識部219)にも転送される。顔検出モジュールでは、定期的に、リサイズされたYUV信号を用いて顔検出処理を行う。そして、検出した顔情報(顔座標値、目座標値、信頼度情報など。詳細は後述。)を顔レジスタ224に書き込む。ここで、顔検出モジュールによる検出処理の周期と表示装置213によるEVFの更新周期は必ずしも一致せず、それぞれ独立に設定できる。尚、顔の検出方法は、本発明の主眼点ではないため詳細な説明は省略する。
顔検出モジュールは、所定の画像処理により、画像データから人物の顔を検出することができる。例えば、瞳の色が黒色や茶色などの一定の色であり、かつ、一定の大きさであることを利用して、目が2つあるか否かを判断する。そして、検出された2つの目の間隔が一般的な顔における2つの目の間隔に近いか否かを判断する。更に、顔の色が肌色や黒色などの一定の色であることを利用して、一般的な顔の面積に近い面積の肌色領域が画像データに存在するか否かを判断してもよい。
次に、シャッターボタン(不図示)が半押しされた後のデジタルカメラ200の動作を説明する。
ユーザによりシャッターボタン(不図示)が半押しされると、システムコントローラ220は顔レジスタ224より、その時点で最新の顔情報を読み込む。ここで、検出された顔が2つ以上ある場合には、その中から主被写体となる顔(主顔)を選択する主顔選択処理を実施する。主顔選択処理の詳細は後述する。尚、主顔選択処理は、シャッターボタン(不図示)が半押しされた時ではなく、デジタルカメラ200に電源が投入された時点で開始されてもよい。
システムコントローラ220は、主顔選択処理で決定された主顔情報を用いて、AE/EF制御部221及びAF制御部222にAF用測距枠及びAEで使用する測光重みを設定する。そして、AF動作及びAE動作を行い、完了したら表示装置213等を介してユーザにその旨を通知する。AF及びAE動作の具体的な処理内容は本発明の主眼点ではないため説明は省略する。
ここで、シャッターボタンが押下される前も、半押しされた後も、CCD201は所定のタイミングで連続的に画像信号を取得し、表示装置213に表示したり主顔選択処理に使用したりする画像データを取得していることに注意されたい。
<主顔選択処理>
図4は、第1の実施形態に係る、デジタルカメラ200による主顔選択処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートの各ステップの処理は、例えば、システムコントローラ220が不図示のROMに格納されているプログラムを実行することにより実現可能である。以下、特に断らなければ、システムコントローラ220が各ステップの処理を行うものとする。
(ステップS401)
主顔選択処理が行われた回数をカウントする変数カウンターが0に初期化される。
(ステップS402)
所定のタイミングtにおける、顔検出結果が取得される。顔検出結果は、CCD201が取得した画像信号がその後リサイズ部223によってリサイズされて得られる画像データに存在する顔の情報である。
図5は、顔情報の一例を示す図である。顔情報として、検出された顔の中心座標(x、y)、顔を正方形とした場合の一辺の長さを示す顔サイズsize、検出された顔が顔である確からしさを示す信頼度値が取得される。
顔サイズは、例えば、顔の大部分が肌色であることを利用して、所定のサイズの正方形に含まれる肌色領域の割合が所定の値となるようなサイズとすることができる。
信頼度は、例えば、瞳の色が黒であることを利用して、目が2つあるか否か、2つの目の距離はどれくらいか、2つの目の間に鼻が存在するか否かなどに基づき決定される。本実施形態では、信頼度は、1乃至10の10段階で表現され、1が最も顔の確率が高いことを示す。
(ステップS403)
検出された顔がひとつである場合はステップS417に進み、Counter=0とする。そして、ステップS402へ戻り、同様の処理を繰り返す。一方、検出された顔が複数ある場合には、ステップS404に進む。尚、ステップS417においては、Counterの値を1以上とし、検出された1つの顔を主顔として顔レジスタ224に主顔の顔情報を格納してもよい。
(ステップS404)
Counter=0のとき、ステップS405に進み、そうでない場合はステップS409に進む。
(ステップS405)
ステップS405乃至ステップS408における計算処理は、ステップS102において読み込まれた全ての顔情報(即ち、検出された全ての顔の情報)に対して行われる。
まず、検出された顔の信頼度と、図6に示す信頼度−重み特性グラフを用いて、第1の重みを算出する。図6は、入力(x軸)を検出された顔の信頼度、出力(y軸)を第1の重みとしたグラフである。本実施形態では、信頼度が3までは第1の重みを1とし、信頼度5において第1の重みが0となるように信頼度3から5までを直線で結び、信頼度が5以上の場合は第1の重みが0とする。
(ステップS406)
検出された顔のサイズと、図7に示す顔サイズ−重み特性グラフを用いて、第2の重みを算出する。図7は、入力(x軸)を検出された顔のサイズ、出力(y軸)を第2の重みとしたグラフである。本実施形態では、顔サイズが0(単位は例えばピクセル。以下同様。)のときに重みを0、顔サイズが20のとき重みが0.2になるよう顔サイズ0から20までを直線で結ぶ。更に、顔サイズが30のときに重みが1になるよう顔サイズ20から30までを直線で結び、顔サイズ30以上は重みを1.0とする。
(ステップS407)
検出された顔において、図5に示すような、検出された顔の中心座標値と例えば画面の中央座標値との距離情報distを算出し、その距離情報distと図8に示す距離−重み特性グラフを用いて、第3の重みを算出する。本実施形態では、顔検出対象の画像データは表示装置213のEVF表示用画像データであるためサイズが320ピクセル×240ピクセルである。そのため、中心座標(160,120)からの距離を三平方の定理を利用して算出する。そして、図8のグラフを利用して第3の重みを求める。本実施形態では、距離が10までは重みを1.0、距離80になると重みが0になるよう距離10から80までを直線で結び、距離80以上は重みが0となる。
(ステップS408)
ステップS405乃至S407で算出した第1乃至第3の重みを乗算し、最終重みを算出し、ステップS415に進む。尚、最終重みの算出は、乗算に限られるものではなく、例えば、第1乃至第3の重みの総和によって求められてもよい。
(ステップS409)
ステップS404からS409へ進むのは、Counterの値が0ではない時、即ち、前回の主顔選択処理において主顔が選択されており、主顔の情報が顔レジスタ224に格納されている時である。ステップS409では、前回選択された主顔の情報を顔レジスタ224から取得し、ステップS402において取得した顔情報それぞれとの距離を算出する。即ち、図9に示すように、タイミングtにおいて検出された複数の顔全てについて、前回のタイミングt−1において選択された主顔(以下、「前回主顔」と呼ぶ)の座標値との距離dist_preMainFaceを以下の式1を用いて算出する。
Figure 0004771536
(ステップS410)
ステップS409において算出された前回主顔との距離を用いて、第4の重みを算出する。例えば、前回主顔と最も距離が短い顔を、タイミングtにおける主顔候補とし、主顔候補の補正重みとして予め設定された値kHoseiWeightMainFace(例えば1.5)を第4の重みとして割り当てる。更に、主顔候補以外の検出された顔に対しては、第4の重みとして、kHoseiWeightOtherFace(=1.0)を割り当てる。また、前回主顔との距離が最短である顔が複数存在する場合には、距離が最短である顔全てを主顔候補とし、第4の重みとしてkHoseiWeightMainFaceを割り当てる。
また、図10のような、式1で算出した前回主顔からの距離dist_preMainFaceから第4の重みを決定する、前回距離−重み特性グラフを用いて、第4の重みを算出してもよい。
(ステップS411乃至S413)
ここでは、ステップS405乃至S407における処理と同じ処理が行われる。
(ステップS414)
式2に従って、ステップS410で算出された第4の重みとステップS411からS413で算出された第1から第3の重みを乗算し、検出された顔それぞれの最終重みを算出する。尚、最終重みの算出は、乗算に限られるものではなく、例えば、第1乃至第4の重みの総和によって求められてもよい。
Figure 0004771536
(ステップS415)
ステップS408又はS414において算出された、検出された複数の顔それぞれに関する最終重みに従い、最も重みの大きい顔を、タイミングtにおける主顔として確定(選択)する。そして、選択した主顔の顔情報を顔レジスタ224に格納する。
(ステップS416)
Counterの値を1増やし(Counter=Counter+1)、ステップS102に戻って同様の処理を繰り返す。
ここで、図4には明示していないが、前回主顔が選択された時から所定の時間が経過した場合、Counterの値を0にリセットするようにデジタルカメラ200を構成してもよい。即ち、デジタルカメラ200は、原則として、前回主顔を利用して主顔を選択するが、前回主顔が時間的に古すぎる場合、前回主顔とは無関係に、ステップS405乃至S408及びS415に従って主顔を選択してもよい。
<主顔選択処理の具体例>
以上、図4を参照して、主顔選択処理の流れを説明した。ここでは、図11のような連続するシーン(タイミングt=1から4)にて2つの顔(「顔1」「顔2」と呼ぶ)が検出された場合の主顔選択処理の具体例を、各タイミングにおける顔情報を示した図12と、上述のフローチャート(図4)とを用いて説明する。また、図13は、各タイミングにおける各々の顔に対する第1〜第4の重み、最終重み、前回主顔との距離、主顔選択結果を示す図である。
(t=1における主顔選択)
図4のステップS101からS402に沿って動作し、ステップS403にて検出された顔が2個のためステップS404に進み、Counter=0のためステップS405に進む。
ステップS405において、検出された各顔における信頼度による第1の重み(Weight1)が算出される。本実施形態では、顔1、2共に信頼度が1のため、Weight1は1となる。
ステップS406において、顔のサイズより第2の重み(Weight2)が算出され、図13に示すようになる。
ステップS407において、中心からの距離により第3の重み(Weight3)が算出され、図13に示すようになる。
ステップS408において、重み1から3の値を乗算することで、それぞれの顔における最終重み(Total_Weight)が算出される。
ステップS415において、顔1の最終重みが顔2の最終重みよりも大きいため、主顔として顔1が選択される。図13において、カラム「主顔」に1の値が入っているものが主顔であることを示す。
ステップS416において、Counterの値を1増やす。
(t=2における主顔選択)
ステップS402において顔情報が読み込まれ、ステップS403、S404を通り、ステップS409へと処理が進む。
ステップS409において、t=2において検出された顔の中心座標と、t=1のときの主顔(前回主顔で、ここでは顔1)の中心座標の距離を算出する。そして、距離が最も近い顔をt=2における主顔候補とする。図13より、顔1と前回主顔の距離が10、顔2と前回主顔の距離が105であり、顔1が主顔候補とされる。
ステップS410において、ステップS409の結果に基づき、前回主顔と最も距離が近い顔(顔1)の第4の重みを例えば1.5、それ以外を1.0に設定する。
ステップS411からS413において、それぞれの顔に対する第1乃至第3の重みが算出される。
ステップS14において、第1乃至第4の重みを用いてt=2における最終重みが算出される。図13より、顔1の最終重みは0.42、顔2の最終重みは0.35となる。
従って、ステップS415において、主顔として顔1が選択される。
(t=3における主顔選択)
t=2における主顔選択処理と同様な処理経路となり、主顔として顔1が選択される。
(t=4における主顔選択)
t=3における主顔選択処理と同様な処理経路となるが、顔1における中心からの距離に基づく第3の重みが0となるため、最終重みも0となり、主顔として顔2が選択される。
(第4の重みを利用しない場合)
ここで、比較のために、t=1〜4において、第4の重みを利用せずに主顔を選択した場合を、図1及び図14を参照して説明する。上述した図11及び図13の場合と全く同じ位置に2つの顔が存在しても、図1及び図14に示すように、主顔が頻繁に入れ替わることが分かる。
<第1の実施形態のまとめ>
以上説明したように、本実施形態によれば、デジタルカメラ200は、CCD201が取得した画像信号から得られる画像データから、主被写体となる人物の顔を選択する。選択処理に際しては、あるタイミングにおける複数の顔それぞれの状態に基づいて算出される重みに加えて、複数の顔それぞれと、それ以前のタイミングにおける主顔との距離に基づいて算出される重み(第4の重み)も利用する。第4の重みは、それ以前のタイミングにおける主顔との距離が近い顔ほど大きくなるように算出される。
これにより、撮像範囲から主顔を選択する際に、撮像範囲に存在する被写体の状態の変化を尊重しつつも、極端に頻繁に主顔が入れ替わることを抑制することが可能となる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、主顔選択処理に際して、検出された顔と前回主顔との距離を利用した。第2の実施形態では、更に、現在の画像データで検出された顔と、基準として用いられる過去に選択された主顔(以下、「リファレンス顔」と呼ぶ)との距離差及びサイズの差も利用して主顔を選択する。これは、一般的な撮影においては、主顔が撮像範囲の中央付近に存在する確率が高いことに着目した構成である。即ち、現在の画像データから選択される主顔が、リファレンス顔の位置からある程度移動した場合を考える。この場合は、前回主顔の位置を考慮せずに主顔の選択(図4のステップS405乃至S408、及び、S415)を行った方が、ユーザの意図に沿う確率が高いという検証データに基づいている。
尚、本実施形態において、デジタルカメラ200の構成(図2参照)は第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
<主顔選択処理>
図15は、第2の実施形態に係る、デジタルカメラ200による主顔選択処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートの各ステップの処理は、例えば、システムコントローラ220が不図示のROMに格納されているプログラムを実行することにより実現可能である。以下、特に断らなければ、システムコントローラ220が各ステップの処理を行うものとする。また、第1の実施形態(図4)と同一の処理を行うステップには同一の符号を付し、説明を省略する。
(ステップS1508〜S1510)
ステップS404においてCounter=0であれば、ステップS1508において、図4のステップS405乃至S408、及び、S415と同一の処理により、主顔を選択する。ステップS1509で、選択された主顔の顔情報は、リファレンス顔として顔レジスタ224に格納される。ステップS1510で、Counterの値が1になり、ステップS402に戻る。また、選択された主顔の顔情報は、前回主顔としても顔レジスタ224に格納される。
尚、第1の実施形態と同様の考えに基づき、ステップS417において、1つの検出された顔を主顔とし、この主顔の顔情報をリファレンス顔として顔レジスタ224に格納してもよい。この場合、ステップS417では、Counter=1とする。また、選択された主顔の顔情報は、前回主顔としても顔レジスタ224に格納される。
(ステップS1501)
ステップS402で取得された各々の顔について、前回主顔との距離を算出し(図9参照)、前回主顔に近い順にソートする。そして、前回主顔に最も近い顔を主顔候補とする。
(ステップS1502)
リファレンス顔と主顔候補の中心座標間の距離を算出し、主顔移動距離(Δdis_MainFace)とする。算出方法は、前回主顔がリファレンス顔になる以外、図9に示すものと同様である。
(ステップS1503)
ステップS1502で算出した主顔移動距離が、予め設定された距離Th_dis以下であればステップS1504に進む。そうでない場合は、主顔候補は実際には主顔ではないと判断し、ステップS1507に進む。ここで距離Th_disは、例えば式3のように、リファレンス顔のサイズに予め設定された係数をかけることで設定することができる。
Th_dis=RefFaceSize×kThHoseiVal1 (式3)
RefFaceSize: リファレンス顔のサイズ(一辺の長さ)
KthHoseiVal1: 定数
(ステップS1504)
リファレンス顔のサイズと主顔候補のサイズとの差分値ΔSを算出する。
(ステップS1505)
差分値ΔSが予め設定された差分値Th_size以下であればステップS1506に進む。そうでない場合は、主顔候補は実際には主顔ではないと判断し、ステップS1507に進む。ここで、Th_sizeは、例えば式4のように、リファレンス顔のサイズに予め設定された係数をかけることで設定することができる。
Th_size=RefFaceSize×kThHoseiVal2 (式4)
RefFaceSize: リファレンス顔のサイズ(一辺の長さ)
KthHoseiVal2: 定数
(ステップS1506)
主顔候補を主顔として決定し、更に、前回主顔として顔レジスタ224に顔情報を格納する。
(ステップS1507)
ステップS1501においてソートされた順に従って、次に前回主顔から近い顔を主顔候補とし、ステップS1502に戻り、同様の処理を繰り返す。検出された全ての顔について処理を行った場合は、主顔の位置が大きく動いたため前回主顔の位置を利用することは適当でないと判断し、ステップS1508に進む。
<主顔選択処理の例>
以上、図15を参照して、主顔選択処理の流れを説明した。ここでは、第1の実施形態と同様、図11のような連続するシーン(タイミングt=1から4)にて2つの顔が検出された場合の主顔選択処理の例を、各タイミングにおける顔情報を示した図12と、上述のフローチャート(図15)とを用いて説明する。また、図16は、各タイミングにおける各々の顔に対する第1〜第3の重み、最終重み、リファレンス顔座標、リファレンス画像との距離、Th_dis、主顔選択結果を示す図である。尚、説明を簡単にするため、顔サイズに関する説明は省略する。
(t=1における主顔選択)
図15のステップS401からS402に沿って動作し、ステップS403にて検出された顔が2個のためステップS404に進み、Counter=0のためステップS1508に進む。
ステップS1508において、検出された各顔における信頼度による第1の重み(Weight1)、顔のサイズによる第2の重み(Weight2)、顔の中心位置による第3の重み(Weight3)が算出される。そして、これらを乗算して最終重みを算出し、最終重みが最も大きい顔をt=1における主顔とし、リファレンス顔として顔情報を顔レジスタ224に格納する。また、Counterを1にセットする。
本実施形態では、顔1、顔2に対して上記計算がなされ、図16に示すように顔1の最終重みは0.42、顔2の最終重みは0.35となり、顔1が主顔に設定される。
(t=2における主顔選択)
ステップS402において顔情報が読み込まれ、ステップS403、S404を通り、ステップS1501へと処理が進む。
ステップS1501において、t=2において検出された複数の顔全てについて、中心座標と、リファレンス顔(本実施形態では、t=1における顔1)の中心座標との距離を算出する。そして、リファレンス顔との距離が近い順に、検出された複数の顔をソートする。本実施形態では、顔1とリファレンス顔との距離が10、顔2とリファレンス顔との距離が105となり、ソートの結果、顔1、顔2という順番になる。そこで、まず距離の近い顔1を主顔候補としてステップS1502以降の処理を行う。
ステップS1502において主顔候補とリファレンス顔との距離を算出する。ここでは、10である。
ステップS1503において、予め設定した距離Th_dis(=30)と比較し、Th_dis以下であるため、ステップS1504に進む。
顔のサイズについては詳細を省略するが、差分値がTh_size以下であり、ステップS1505からS1506へと進む。
ステップS1506において、顔1が主顔と設定される。
(t=3における主顔選択)
t=2における主顔選択処理と同様な処理により、顔1が主顔として選択される。
(t=4における主顔選択)
ステップS1501まではt=3における主顔選択処理と同様な処理が行われる。
顔1とリファレンス顔との距離は70、顔2とリファレンス顔との距離は105であり、いずれもTh_disよりも大きい。そのため、ステップS1503からステップ1507へ処理が進み、更に、ステップS1508に進む。
ステップS1507では、t=1における主顔選択処理と同様、第1乃至第3の重みに基づいて主顔が選択される。ここでは、顔1の最終重みが0、顔2の最終重みが0.35であるため、顔2が主顔として選択される。
<第2の実施形態のまとめ>
以上説明したように、本実施形態によれば、デジタルカメラ200は、検出された顔と前回主顔との距離に加えて、検出された顔とリファレンス顔との距離及びサイズの差も利用して主顔を選択する。
これにより、デジタルカメラにおいては、主顔がより撮像範囲の中央に存在する確率が高いということも考慮しつつ、極端に頻繁に主顔が入れ替わることを抑制することが可能となる。
[その他の実施形態]
上述した各実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供してもよい。そして、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前述した実施形態の機能を実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含むものである。
従来技術に従い、時刻t=1〜4において撮像装置が検出した人物の顔及び主被写体となる人物の顔を示す図である。 実施形態に係る撮像装置の一例である、デジタルカメラ200の構成及び動作を示すブロック図である。 CCD201の電荷読み出し方法の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る、デジタルカメラ200による主顔選択処理の流れを示すフローチャートである。 顔情報の一例を示す図である。 主顔選択処理に使用する第1の重みを、信頼度に基づいて決定するための、信頼度−重み特性グラフを示す図である。 主顔選択処理に使用する第2の重みを、顔のサイズに基づいて決定するための、顔サイズ−重み特性グラフを示す図である。 主顔選択処理に使用する第3の重みを、距離情報distに基づいて決定するための、距離−重み特性グラフを示す図である。 タイミングtにおいて検出された顔と、タイミングt−1において選択された主顔(前回主顔)との距離dist_preMainFaceを示す図である。 主顔選択処理に使用する第4の重みを、前回主顔との距離に基づいて決定するための、前回距離−重み特性グラフを示す図である。 実施形態に従い、時刻t=1〜4において撮像装置が検出した人物の顔及び主被写体となる人物の顔を示す図である。 時刻t=1〜4において撮像装置が検出した2つの顔それぞれの顔情報を示す図である。 時刻t=1〜4における、各々の顔に対する第1〜第4の重み、最終重み、前回主顔との距離、主顔選択結果を示す図である。 第4の重みを利用しない場合の、時刻t=1〜4における、各々の顔に対する第1〜第4の重み、最終重み、前回主顔との距離、主顔選択結果を示す図である。 第2の実施形態に係る、デジタルカメラ200による主顔選択処理の流れを示すフローチャートである。 各タイミングにおける各々の顔に対する第1〜第3の重み、最終重み、リファレンス顔座標、リファレンス画像との距離、Th_dis、主顔選択結果を示す図である。
符号の説明
201 CCD
213 表示装置
217 VBPF部
218 目検出部
219 非顔フィルタパターン認識部
220 システムコントローラ
223 リサイズ回路
224 顔レジスタ

Claims (9)

  1. 画像データを取得する撮像手段と、
    前記撮像手段が取得した画像データから、人物の顔を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段が検出した複数の人物の顔から、主被写体となる顔を選択する選択手段とを有し、
    前記選択手段は、前記撮像手段により第1の画像データよりも前に取得された第2の画像データにおいて主被写体となる顔を選択した場合には、前記第1の画像データから検出された所定の人物の顔の位置と前記第2の画像データにおける主被写体となる顔の位置との距離と、当該所定の人物の顔についての情報とに基づいて当該所定の人物の顔の重み付けを決定することを、前記第1の画像データから検出された複数の人物の顔それぞれについて実行し、最も大きな重み付けを持つ顔を主被写体となる顔として選択することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記選択手段は、前記第2の画像データにおける主被写体となる顔についての情報が存在しない場合には、前記第2の画像データにおける主被写体となる顔についての情報を用いずに、前記第1の画像データから検出された複数の人物の顔についての情報を用いて、前記第1の画像データにおける主被写体となる顔を選択することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 顔についての前記情報は、顔の確からしさを示す信頼度、顔のサイズ、及び、顔の位置の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記選択手段は、前記第2の画像データにおいて主被写体となる顔を選択してから予め定められた時間が経過してから、前記第1の画像データにおける主被写体となる顔を選択する場合には、前記第2の画像データにおける主被写体となる顔についての情報を用いずに、前記第1の画像データにおける主被写体となる顔を選択することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 画像データを取得する撮像手段と、
    前記撮像手段が取得した画像データから、人物の顔を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段が検出した複数の人物の顔から、主被写体となる顔を選択する選択手段とを有し、
    前記選択手段は、前記撮像手段により第1の画像データよりも前に取得された第2の画像データにおいて主被写体となる顔を選択した場合には、
    前記第1の画像データから検出された複数の人物の顔についての情報のうち、前記第2の画像データにおける主被写体となる顔についての情報と予め定められた関係を満たすものが存在する場合には、前記予め定められた関係を満たす情報に対応する人物の顔を主被写体となる顔として選択し、
    前記第1の画像データから検出された複数の人物の顔についての情報のうち、前記第2の画像データにおける主被写体となる顔についての情報と前記予め定められた関係を満たすものが存在しない場合には、前記第1の画像データから検出された所定の人物の顔についての情報に基づいて当該所定の人物の顔の重み付けを決定することを、前記第1の画像データから検出された複数の人物の顔それぞれについて実行し、最も大きな重み付けを持つ顔を主被写体となる顔として選択し、
    顔についての前記情報は、顔の位置についての情報およびサイズについての情報を含み、
    前記予め定められた関係とは、前記第2の画像データにおける主被写体となる顔の位置との距離、および、顔のサイズとの差が、予め定められた範囲内であるという関係であることを特徴とする撮像装置。
  6. 画像データから、人物の顔を検出する顔検出工程と、
    前記顔検出工程において検出した複数の人物の顔から、主被写体となる顔を選択する選択工程とを有し、
    前記選択工程において、第1の画像データよりも前に撮像された第2の画像データにおいて主被写体となる顔を選択した場合には、前記第1の画像データから検出された所定の人物の顔の位置と前記第2の画像データにおける主被写体となる顔の位置との距離と、当該所定の人物の顔についての情報とに基づいて当該所定の人物の顔の重み付けを決定することを、前記第1の画像データから検出された複数の人物の顔それぞれについて実行し、最も大きな重み付けを持つ顔を主被写体となる顔として選択することを特徴とする主被写体となる顔の選択方法。
  7. 前記選択工程において、前記第2の画像データにおける主被写体となる顔についての情報が存在しない場合には、前記第2の画像データにおける主被写体となる顔についての情報を用いずに、前記第1の画像データから検出された複数の人物の顔についての情報を用いて、前記第1の画像データにおける主被写体となる顔を選択することを特徴とする請求項に記載の主被写体となる顔の選択方法。
  8. 画像データから、人物の顔を検出する顔検出工程と、
    前記顔検出工程において検出した複数の人物の顔から、主被写体となる顔を選択する選択工程とを有し、
    前記選択工程において、第1の画像データよりも前に撮像された第2の画像データにおいて主被写体となる顔を選択した場合には、
    前記第1の画像データにて検出された複数の人物の顔についての情報のうち、前記第2の画像データにおける主被写体となる顔についての情報と予め定められた関係を満たすものが存在する場合には、前記予め定められた関係を満たす情報に対応する人物の顔を主被写体となる顔として選択し、
    前記第1の画像データにて検出された複数の人物の顔についての情報のうち、前記第2の画像データにおける主被写体となる顔についての情報と前記予め定められた関係を満たすものが存在しない場合には、前記第1の画像データから検出された所定の人物の顔についての情報に基づいて当該所定の人物の顔の重み付けを決定することを、前記第1の画像データから検出された複数の人物の顔それぞれについて実行し、最も大きな重み付けを持つ顔を主被写体となる顔として選択し、
    顔についての前記情報は、顔の位置についての情報およびサイズについての情報を含み、
    前記予め定められた関係とは、前記第2の画像データにおける主被写体となる顔の位置との距離、および、顔のサイズとの差が、予め定められた範囲内であるという関係であることを特徴とする主被写体となる顔の選択方法。
  9. コンピュータに、請求項乃至のいずれか1項に記載の主被写体となる顔の選択方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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