JP4769634B2 - 撮像装置および撮像装置におけるノイズ除去方法 - Google Patents

撮像装置および撮像装置におけるノイズ除去方法 Download PDF

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Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置で主に低輝度の被写体を撮影する際に生じるノイズや手ぶれを軽減する技術に関する。
一般的に、イメージセンサを用いて静止画像を得るディジタルカメラにおいて、被写体輝度が低く、フラッシュ等を使用せずに撮影を行う場合、イメージセンサの電荷蓄積時間を長く(即ちシャッター速度を遅く)したり、イメージセンサからの出力信号の増幅率(一般にISO感度)を高くする等して撮影画像の輝度を調節している。
しかし、シャッター速度を遅くすると、撮像中に撮影者の動きによりイメージセンサ上に結像されている像の位置が相対的に動き、いわゆる手ぶれが発生する。反対に感度を高くすると、元々イメージセンサの各画素に蓄積された電荷量が少なく、S/Nが小さい出力信号を高い増幅率で増幅するのでノイズが顕著になるといった問題を有している。
これらの対策として、通常撮影時のn倍のシャッター速度、n倍の感度でn回露光し(nは2以上の整数)、n枚の露光データから手ぶれを電子的に補正し、ノイズを平均化により軽減した1枚の静止画像を得る手法(特許文献1)や、シャッター速度だけをn倍し、同様にn回露光し、得られたn枚の露光データをぶれ量を考慮しながら加算合成して、S/Nを悪化させずにn倍の露光量の静止画像を得る手法(特許文献2)などが試みられている。
またそれらの対策とは別に、感度のみをn倍にして単一の露光を行い、発生したノイズをノイズ除去処理により軽減する方法も試みられている。
特開2004−266648号公報(第4−8頁、第1−7図) 特開2000−224470号公報(第5−8頁、第2−7図)
しかしながら、前記の複数回露光を行う手法ではn倍の露光量を得るのにn回の露光を行うため、露光データの転送量および記憶容量もn倍に増加するといった問題がある。
また、感度をn倍にした単一の露光の後にノイズ除去処理を行う手法では、露光データのS/Nが著しく悪化した場合に、ノイズと信号の分離が困難となり、十分なノイズ除去効果が得られないといった問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、被写体輝度が低い場合にも、フラッシュや手ぶれ検出センサを必要とせずに、手ぶれやノイズの発生を抑制しつつ、最適な露光量の静止画を得ることができ、記憶容量も削減できる撮像装置を提供することを目的としている。また、撮像装置におけるノイズ除去方法を提供することを目的としている。
本発明による撮像装置は、受光した光を電気信号に変換するイメージセンサと、前記電気信号を増幅する増幅器と、増幅された信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記イメージセンサおよび前記増幅器を制御し前記A/D変換器による前記デジタル信号を処理する信号処理部とを備え、前記信号処理部は、
前記イメージセンサの露光時間を相対的に短くかつ前記増幅器の増幅率を相対的に高く設定するA露光で撮像を行ってA露光データを取得する手段と、
前記イメージセンサの露光時間を相対的に長くかつ前記増幅器の増幅率を相対的に低く設定するB露光で撮像を行ってB露光データを取得する手段と、
前記B露光データを用いた補正により前記A露光データに対してノイズ除去を行う手段とを備えた構成とされている。この構成において、前記信号処理部としては、DSP(Digital Signal Processor)または画像処理LSIが好ましい。
イメージセンサにおける露光時間を短く設定し、イメージセンサ後段の増幅器における増幅率を高く設定して撮像を行うのがA露光である。A露光は、シャッター速度が速く、感度も高い。A露光は、シャッター速度が速いので手ぶれは少ないが、低輝度時には画像が暗く、ノイズが増加する傾向をもつ。
一方、イメージセンサにおける露光時間を長く設定し、増幅器における増幅率を低く設定して撮像を行うのがB露光である。B露光は、シャッター速度が遅く、感度は低い。B露光は、露光時間が長いので低輝度時でも画像は明るく、また、S/Nが良好であるが、シャッター速度が遅いことから手ぶれが大きくなる傾向をもつ。
静止画像のデータを生成するに際して、A露光とB露光との両方を行い、B露光データの画素値を用いてA露光データの画素値を補正し、A露光データに対するノイズ除去を行う。その結果、手ぶれが小さくS/Nが良好な静止画を得ることができる。被写体輝度が低い場合にも、フラッシュや手ぶれ検出センサを必要とせずに、2回以下の露光で手ぶれおよびノイズを抑制しつつ、最適な露光量の静止画を得ることができる。露光回数が少ないので、露光データのデータ量が少なく、高速処理に適しているとともに、記憶容量が少なくてすむ。
上記構成の撮像装置において、前記信号処理部は、さらに、前記ノイズ除去の処理において、前記B露光データの前記A露光データに対する類似度を小領域毎に算出する手段を備え、前記類似度に応じて前記B露光データによる前記A露光データに対する補正への寄与度を調整するという態様がある。
ノイズ除去のためのB露光データによるA露光データに対する補正の度合いつまり寄与度は、画素値のS/Nによらず、類似度によって異なる。そこで、類似度が高いほど寄与度を高く設定し、逆に、類似度が低いほど寄与度を低く設定する。これにより、B露光データからのA露光データへの補正つまりはA露光データに対するノイズ除去の効果を高めることができる。
また、上記構成における前記信号処理部は、前記ノイズ除去の処理において、前記A露光データに基づいて前記B露光データのぶれ補正を行った後、前記類似度を算出することが好ましい。
シャッター速度が速いA露光データに対してシャッター速度が遅いB露光データは手ぶれの要素をより多く含んでいると考えられる。そこで、B露光データによるA露光データに対する補正を行うのに先立って、A露光データに基づいてB露光データのぶれ補正を行い、類似度を補正する。この補正された類似度に応じてB露光データからのA露光データへの補正の寄与度が調整されることになる。その結果として、B露光データによるA露光データのノイズ除去の効果をさらに高めることができる。
また、上記構成の前記信号処理部は、前記A露光データに基づく前記B露光データのぶれ補正を、前記B露光データの前記A露光データに対する類似度が所定値以下の条件下でのみ行うという態様がある。
B露光データが手ぶれの要素をより多く含んでいる可能性が高くても、常にそうであるとは限らない。状況によっては、B露光データに手ぶれが充分に少ない場合も起こり得る。そこで、B露光データのA露光データに対する類似度を調べ、類似度が所定値以下の場合に限ってA露光データに基づくB露光データのぶれ補正を行うこととしたものである。類似度が相対的に高い場合には、ぶれ補正を省略するので、その分の高速化を図ることができる。
また、上記構成の前記信号処理部は、前記A露光データに基づく前記B露光データのぶれ補正において、前記A露光データによるぶれ補正への寄与度を、前記A露光データの画素値または小領域の平均輝度に応じて調整するという態様がある。
このように構成すれば、暗電流ノイズが顕著になる低輝度領域ほどぶれ補正の寄与度を小さくするなどして、A露光データに基づくB露光データのぶれ補正への悪影響を低減することができる。
また上記構成において、前記イメージセンサが単一であり、前記信号処理部は、前記単一のイメージセンサを用いて、前記A露光を行った後に前記B露光を行うという態様がある。あるいは、前記イメージセンサが複数であり、前記信号処理部は、前記複数のイメージセンサを用いて、前記A露光と前記B露光を同時に行うという態様もある。複数のイメージセンサを搭載してA露光とB露光を同時に行う場合には、信号処理部による信号処理をシャッター速度の遅いB露光の終了後にすぐに開始することができ、処理時間の短縮が可能になる。
また上記構成において、前記イメージセンサは、X−Yアドレス型に構成され蓄積電荷のリセットタイミングがライン単位で制御可能な撮像素子のアレイと、前記撮像素子のアレイからの信号を増幅し、その増幅率がライン単位で変更可能な増幅部とを有するものに構成され、ライン毎に露光時間と増幅率を調整しながら前記A露光と前記B露光を同時に行うという態様がある。
この構成においては、イメージセンサを単一としながら、A露光とB露光とを同時に実行することができ、処理時間の短縮が可能になる。
また上記構成において、前記信号処理部は、前記A露光および前記B露光によるデータを所要のライン数分だけ格納するラインメモリを有し、前記ラインメモリ上で前記ノイズ除去の処理を行うという態様がある。このように構成することにより、ノイズ除去処理のために必要なメモリ容量を大幅に削減することができる。
また、本発明による撮像装置におけるノイズ除去方法は、
イメージセンサから得られる露光データについて、前記イメージセンサのシャッター速度を高速かつ感度を高く設定するA露光で撮像を行ってA露光データを取得するステップと、
前記イメージセンサのシャッター速度を低速かつ感度を低く設定するB露光で撮像を行ってB露光データを取得するステップと、
前記B露光データを用いた補正により前記A露光データに対してノイズ除去を行うステップと
前記ノイズ除去の処理において、前記B露光データの前記A露光データに対する類似度を小領域毎に算出するステップとを含み、
前記ノイズ除去の処理において、前記A露光データに基づいて前記B露光データのぶれ補正を行った後、前記類似度を算出し、前記類似度に応じて前記B露光データによる前記A露光データに対する補正への寄与度を調整するものである。
上記の撮像装置におけるノイズ除去方法において、前記感度については、これを前記イメージセンサからの信号を増幅する増幅器の増幅率とすることが好ましい。
本発明によれば、被写体輝度が低い場合にも、フラッシュや手ぶれ検出センサを必要とせずに、2回以下の露光で手ぶれやノイズを抑制しつつ、最適な露光量の静止画を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態における撮像装置について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。図1において、1は撮像装置外部からの光を取り込むためのレンズ、2はレンズ1から入射した光を指定の期間(1/シャッター速度)だけ通過させるためのメカシャッター、3は入射した光を光電変換により電荷として蓄積し、アナログ信号として出力するためのイメージセンサ、4はアナログ信号を指定倍率(感度)だけ増幅するための増幅器、5はアナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/D変換器、6はデジタル信号にさまざまな信号処理を施すための信号処理部(DSPまたは信号処理LSI)、7はイメージセンサ3に対して電荷の転送を行わせる転送パルスや、電荷の蓄積時間を決定する電子シャッターパルスなどの駆動パルスを与えるためのタイミングジェネレータ(TG)、8は信号処理部6により処理されたデジタル信号をデータとして一時的に記憶するためのフレームメモリ、9はフレームメモリ8上のデータを最終的に保存するための記録メディアである。
次に、上記のように構成された本実施の形態の撮像装置の動作を図2のフローチャートに従って説明する。
まず、ステップS1において、A露光を実行してA露光データEaを取得する。すなわち、A露光おいて、信号処理部6はメカシャッター2とタイミングジェネレータ7に対し高速シャッター(短い露光時間)を指定し、さらにタイミングジェネレータ7はイメージセンサ3に対して電荷の蓄積時間が短くなるよう電子シャッターパルスを与える。また、信号処理部6は増幅器4に対して高感度(高い増幅率)を指定する。これにより高速シャッター、高感度による露光が行われ、信号処理部6はA露光データEaを得てフレームメモリ8に格納する。
次いでステップS2において、B露光を実行してB露光データEbを取得する。すなわち、B露光おいて、信号処理部6はメカシャッター2とタイミングジェネレータ7に対し低速シャッター(長い露光時間)を指定し、さらにタイミングジェネレータ7はイメージセンサ3に対して電荷の蓄積時間が長くなるよう電子シャッターパルスを与える。また、信号処理部6は増幅器4に対して低感度(低い増幅率)を指定する。これにより低速シャッター、低感度による露光が行われ、信号処理部6はB露光データEbを得てフレームメモリ8に格納する。
なお、A露光、B露光の順序については、図9(a)に示すように、まずシャッター速度の速いA露光を行った後に、シャッター速度の遅いB露光を行うものとする。これは、最終的に記録メディア9に保存される画像がA露光データEaに対してノイズ除去を行ったものであり、撮影者の意図したタイミングの静止画を得るには、A露光データEaを先に露光することが望ましいためである。
ただし、イメージセンサ3を複数用いた場合は、図9(b)に示すように、A露光、B露光を同時に行うことが可能である。この場合、信号処理部6による信号処理はシャッター速度の遅いB露光の終了後にすぐに開始することができ、撮影時間の短縮が可能になる。
次いでステップS3において、信号処理部6はフレームメモリ8上の露光データEa,B露光データEbを図3の(a),(b)のように小領域に分割する。
次いでステップS4において、A露光データEa、B露光データEbの各小領域についてループ処理の設定を行う。
そして、ステップS5において、小領域毎にA露光データEa、B露光データEbの類似度Sを求める。それにはまず、小領域毎に、A露光データEaの画素値の平均値ME1、B露光データEbの画素値の平均値ME2を求める。そして、類似度Sは、ME1,ME2の差が小さい領域ほど高くなるように定義する。以下に、類似度Sの計算式を示す。
S=(2n −1)−|ME1−ME2|, (nは露光データのビット数)
これにより、A露光データEaに対してB露光データEbは、手ぶれ等により類似度Sがやや低い領域Q1、被写体ぶれや新たな被写体が画面に進入することにより類似度Sが著しく低い領域Q2、ぶれの影響があまり目立たず類似度Sが高い領域Q3に分けられる。仮に類似度Sを画像として表現すると、図3(c)のようになる。なお、類似度Sは小領域毎に参照できればよいので、露光データ全体に対応する類似度Sを記憶するためのフレームメモリは不要である。
次いでステップS6において、上記で求めた類似度Sが閾値THs未満であるか否かを判断する。この判断結果がNoで、類似度Sが閾値THs以上である場合、B露光データEbをA露光データEaに対するノイズ除去処理の基準にしても問題ないものとして、信号処理部6はステップS9に進んで、以下のノイズ除去処理を行う。
図4(a),(b)はフレームメモリ8上のA露光データEa、B露光データEbとその一部を拡大したものである。まず、A露光データEa上の処理対象の画素p1の画素値をPa、B露光データEb上の対応する座標の画素p2の画素値をPbとして、画素値Paと画素値Pbの差分ΔPを以下の式により求める。
ΔP=|Pa−Pb|
次に、画素値Paとその周辺8画素pcの加算平均値Pmを以下の式により求める。
Pm=Σ{Pa,Pc}/9
ここで、露光条件から通常、画素値Pbは画素値PaよりもS/Nが良いので、差分ΔPが大のときは、画素値Paはノイズである可能性が高く、反対に差分ΔPが小のときは、画素値Paは正常な値である可能性が高い。したがって、ノイズ除去後の画素値Pa′については、図5のグラフのように、差分ΔPが閾値TH未満においては、画素値Paの値をそのまま使用する。一方、差分ΔPが閾値TH以上においては、画素値Pa′は加算平均値Pmの値に補正傾きGで近づきノイズが平滑化されるように処理される。これを式で表すと以下のようになる。
Pa′=Pa+G(ΔP−TH),
(ただし、Pa≦Pa′≦Pmもしくは Pm≦Pa′≦Pa)
G=G′(Pm−Pa), (G′は補正傾きゲイン)
ただし、3本の斜線で示すように、画素値PaのS/Nによらず、類似度Sが低い(画素値Pbが画素値Paに対してぶれている)ほど差分ΔPが大きく、類似度Sが高いほど差分ΔPが小さくなり、理想の補正傾きに対してズレが生じる。そのため、補正傾きゲインG′を以下のように定義し、ズレを補正する。
G′=αS, (αは定数)
これにより、類似度Sが高い領域ほど補正傾きGが大きくなり、画素値Pbからなる差分ΔPの項の画素値Pa′に対する寄与度が大きく、つまりはB露光データEbのノイズ除去に対する寄与度が高くなる。つまり、類似度Sが高いほどノイズ除去効果が大きい。そして、画素値Pa′を小領域の先頭から終端まで座標をずらしつつ計算し、ノイズ除去後データEa′を得てフレームメモリ8に格納する。
以上のステップS6→ステップS9のノイズ除去処理を行うことで、S/Nが著しく悪く、単一の露光データからではノイズであるか信号であるか判別できないような場合においても、類似度Sが比較的大きい場合には、ステップS7→S8を経ることなく、十分なノイズ除去効果を得ることができる。なお、Pmとしては、単純な加算平均以外に、メディアンフィルタや、最近値フィルタなどの結果を使用しても良い。
一方、類似度Sが閾値THs未満である場合は、B露光データEbによるA露光データEaに対する補正を行ってノイズ除去を行う前に、ステップS7に進んで、A露光データEaに基づいてB露光データEbのぶれ補正を行い、次いでステップS8において、類似度Sを再度算出する。以下、図6にA露光データEaに基づくB露光データEbのぶれ補正の手順を示す。
まずステップS11において、図7のように、HPF(ハイパスフィルタ)によって、A露光データEa、B露光データEbからAエッジ成分D1、Bエッジ成分D2を小領域毎に抽出する。なお、エッジ成分の抽出については、ソーベルフィルタやラプラシアンフィルタなど特に限定はしない。また、エッジ成分は小領域毎に参照できればよいので、露光データ全体に対応するエッジ成分を記憶するためのフレームメモリは不要である。
次いでステップS12において、Aエッジ成分D1のピーク位置d1を基準とした、Bエッジ成分D2のピーク位置d2の差分から、B露光データEbのA露光データEaに対する動きベクトルVを求める。Aエッジ成分D1のピーク位置d1を(xa,ya)、Bエッジ成分D2のピーク位置d2を(xb,yb)とすると、動きベクトルVは以下のように定義される。
V=(xb−xa,yb−ya)
ただし、動きベクトルVは、A露光データEaのノイズレベルが高い領域では精度が低下する可能性がある。また、一般に露光データのノイズレベルは輝度によって変化する。
よって、ステップS13において、A露光データEaの小領域における平均輝度Yに応じて動きベクトルVの補正を行うことでA露光データEaによるB露光データEbのぶれ補正への寄与度を調整する。
以下に補正後の動きベクトルV′の計算式を示す。
V′=g0V+(g1V−g0V)・Y/Y1 (Y<Y1のとき)
V′=g1V+(g2V−g1V)・(Y−Y1)/(Y2−Y1) (Y1≦Y<Y2のとき)
V′=g2V+(g3V−g2V)・(Y−Y2)/(Y3−Y2) (Y2≦Y<Y3のとき)
V′=g3V (Y3≦Yのとき)
ただし、g0,g1,g2,g3は1以下の定数である。
これにより、補正後の動きベクトルV′は図8のグラフのように平均輝度Yに応じて大きさを変化させることができ、暗電流ノイズが顕著になる低輝度領域ほど補正後の動きベクトルV′を小さくするなどして、A露光データEaに基づくB露光データEbのぶれ補正への悪影響を低減することができる。
次いでステップS14において、以上で求めた補正後の動きベクトルV′から回復フィルタを算出する。
次いでステップS15において、B露光データEbに対して回復フィルタを適用することによりぶれ補正を行い、ぶれ補正後のB露光データEb′を求める。
そして、ステップS8において、ぶれ補正後のB露光データEb′に対して類似度Sを再度算出する。
なお、回復フィルタの算出は、MPEG等で用いられる動きベクトル補正を行った後、画像の相関を基に生成する方法などについては、特に限定はしない。また、エッジ成分を抽出せずに、露光データに対して直接動きベクトルを求めても良いし、逆フィルタやウイナーフィルタを用いてぶれ補正を行っても良い。
最後にステップS9に進んで、更新された類似度Sに基づいて、類似度SがTHs以上のときと同様にノイズ除去処理を行い、A露光データEa′を得てフレームメモリ8に書き込む。
以上の処理を、対象とする小領域を切替えながら露光データ全体について実行し、最終的にフレームメモリ8に蓄積された露光データ全体に相当するA露光データEa′を記録メディア9に保存する。これにより、手ぶれやノイズの発生を抑制しつつ、最適な露光量の静止画を得ることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における撮像装置は、イメージセンサを単一としながら、A露光とB露光を同時に行うようにしたものである。
イメージセンサ3として、X−Yアドレス型に構成され蓄積電荷のリセットタイミングがライン単位で制御可能な撮像素子のアレイと、撮像素子のアレイからの信号を増幅し、その増幅率がライン単位で変更可能な増幅部とを有するものに構成されたイメージセンサが採用されている。そして、ライン毎に露光時間(シャッター速度)と増幅率(感度)を調整しながらA露光とB露光を同時に行うようになっている。
図10は本発明の実施の形態2におけるイメージセンサ3の構造を示したものである。複数の撮像素子51からエリアセンサ52が構成されている。垂直シフトレジスタ53は、電荷読出しタイミング基準信号RDが与えられると、時間経過に従って順次シフトすることで、エリアセンサ52の各ラインに対する電荷読出しタイミング信号RD0,RD1,…を電荷読出し制御部56に送出するように構成されている。
リセット用シフトレジスタ54は、電荷リセットタイミング基準信号RTが与えられると、時間経過に従って順次シフトすることで、エリアセンサ52の各ラインに対する電荷リセットタイミング信号RT0,RT1,…を電荷読出し制御部56に送出するように構成されている。
リセットマスク制御部55は、リセット用シフトレジスタ54からの電荷リセットタイミング信号RT0,RT1,…を個別にマスクし、電荷読出し制御部56に送出することを許可または禁止する制御を行う。
電荷読出し制御部56は、電荷読出しタイミング信号と電荷リセットタイミング信号を入力とし、エリアセンサ52の各ラインに対して電荷の読出しおよび掃出し(撮像素子の蓄積電荷をゼロにする)の制御を行い、電荷リセットタイミング信号が入力されているときは、電荷リセットタイミング信号から電荷読出しタイミング信号までの期間を露光時間として撮像素子に電荷を蓄積させ、電荷リセットタイミング信号が入力されていないときは、電荷読出しタイミング信号から次の電荷読出しタイミング信号までを露光時間として電荷を蓄積させるように制御を行う。その後、ライン単位に露光し蓄積された電荷は水平シフトレジスタ57に垂直転送される。
水平シフトレジスタ57は転送されてきた電荷を1画素分ずつ水平に転送し、転送された電荷は増幅部59で増幅され電圧信号に変換される。
増幅率制御部58は、高増幅率AGh、低増幅率AGlを入力とし、電荷読出し制御部56から転送中のライン番号を受け取り、ライン番号をもとに増幅部59に対して増幅率AG(AGh、AGlのいずれか)を設定する。
以上の構成のイメージセンサ3を使用して、A露光、B露光をライン単位で同時に行う方法を以下に示す。
まず、図11に示すように、一般に原色イメージセンサはR,Gr,Gb,Bの色別の撮像素子からなるベイヤー配列を構成しているため、A露光、B露光は2ライン毎に切り替えて行うこととする。そして、リセットマスク制御部55は4n,4n+1ライン目(nは整数)では電荷リセットタイミング信号の送出を許可し、4n+2,4n+3ライン目では、電荷リセットタイミング信号の送出を禁止するように設定を行う。また、増幅率制御部58は4n,4n+1ライン目では増幅率AG=AGh、4n+2,4n+3ライン目では増幅率AG=AGlとするように設定を行う。
以上により、図12のように、露光時間はライン0,1では電荷リセットタイミング基準信号RT0,RT1から電荷読出しタイミング基準信号RD0,RD1までのTS となり、ライン2,3ではRT2,RT3からRD2,RD3までのTL となる。このとき、メカシャッター2は長い方の露光時間TL に合わせて動作させればよい。また、増幅率はライン0,1ではAG=AGh、ライン2,3ではAG=AGlとなる。
したがって、図9(c)のようにA露光、B露光を4ライン単位で同時に行うことが可能となる。ただし、各ラインの露光開始タイミングは、ライン単位で電荷を転送することにより転送時間だけずれるため、完全に同時ではない。しかしながら、転送時間分のずれを加味しても、実施の形態1で単一のイメージセンサ3を使用する場合より撮影時間を短くすることが可能である。
また、2ライン毎にA露光、B露光を切り替えているため、当然ながら得られる静止画像の垂直解像度は実施の形態1に対して半分となる。しかしながら本実施の形態は、製造コストや消費電力においては複数のイメージセンサ3を使用する場合よりも抑えることができる。
なお、A露光、B露光の垂直位相が2画素分ずれるため、そのままでは類似度Sの算出や、ぶれ補正、ノイズ除去処理が行えないが、図13のように補間処理を行うことで対処する。ベイヤー配列中のRに注目して、ノイズ除去処理におけるA露光での画素値Pa、B露光での画素値Pbに対して、ノイズ除去の処理範囲が61、類似度S算出およびぶれ補正における小領域が62となり、それぞれの処理に必要になる図中太字の画素は上下の画素の平均により求められる。
さらに、A露光データEa、B露光データEbをノイズ除去処理(前処理の類似度S算出、ぶれ補正も含む)に最低限必要なライン数分だけ格納するラインメモリを備え、ラインメモリ上でノイズ除去処理を行うことでフレームメモリ8の使用量を削減することが可能である。
実施の形態1ではA露光データEa、B露光データEbはフレーム単位(1画面分)かつ時系列で得られるため、露光データを格納するメモリもフレーム単位で持たなければならない。しかし本実施の形態では、2ライン毎にA露光データEa、B露光データEbが交互に得られるため、露光データを格納するメモリも2ライン単位で持つことができる。例えば、図13に示した処理の場合は、A露光データEa、B露光データEbの合計14ライン×9画素のデータを格納なラインメモリを有し、ノイズ除去の処理範囲61、類似度S算出およびぶれ補正における小領域62を、処理の進捗に伴い画素値Paを中心として移動させることで、図14のタイミング図のように露光からノイズ除去までの処理を14ライン単位でパイプライン化することが可能である。よって、本実施の形態は実施の形態1よりも必要とするメモリ量を大幅に削減することが可能である。
本発明は、低輝度の被写体を撮影する際に生じるノイズや手ぶれを軽減する技術に関し、フラッシュ等を用いずにS/Nが高く、手ぶれのない静止画像を得ることができるため、デジタルカメラ等の小型化、高画質化等において有用である。
本発明の実施の形態1における撮像装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における撮像装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における類似度の概念図 本発明の実施の形態1におけるノイズ除去処理範囲の概念図 本発明の実施の形態1におけるノイズ除去処理に関する特性図 本発明の実施の形態1におけるぶれ補正のフローチャート 本発明の実施の形態1における動きベクトルの概念図 本発明の実施の形態1における動きベクトルの補正に関する特性図 本発明の実施の形態1,2における処理のタイミングチャート 本発明の実施の形態2において使用するイメージセンサの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2におけるベイヤー配列とA露光、B露光の対応図 本発明の実施の形態2におけるライン毎の露光時間と増幅率の関係図 本発明の実施の形態2における画素補間の概念図 本発明の実施の形態2におけるパイプライン処理のタイミングチャート
符号の説明
1 レンズ
2 メカシャッター
3 イメージセンサ
4 増幅器
5 A/D変換器
6 信号処理部
7 タイミングジェネレータ(TG)
8 フレームメモリ
9 記録メディア
51 撮像素子
52 エリアセンサ
53 垂直シフトレジスタ
54 リセット用シフトレジスタ
55 リセットマスク制御部
56 電荷読出し制御部
57 水平シフトレジスタ
58 増幅率制御部
59 増幅部
Q1 類似度Sがやや低い領域
Q2 類似度Sが著しく低い領域
Q3 類似度Sが高い領域

Claims (9)

  1. 受光した光を電気信号に変換するイメージセンサと、
    前記電気信号を増幅する増幅器と、
    増幅された信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    前記イメージセンサおよび前記増幅器を制御し前記A/D変換器による前記デジタル信号を処理する信号処理部とを備え、
    前記信号処理部は、
    前記イメージセンサの露光時間を相対的に短くかつ前記増幅器の増幅率を相対的に高く設定するA露光で撮像を行ってA露光データを取得する手段と、
    前記イメージセンサの露光時間を相対的に長くかつ前記増幅器の増幅率を相対的に低く設定するB露光で撮像を行ってB露光データを取得する手段と、
    前記B露光データを用いた補正により前記A露光データに対してノイズ除去を行う手段と
    前記ノイズ除去の処理において、前記B露光データの前記A露光データに対する類似度を小領域毎に算出する手段とを備え、
    前記ノイズ除去の処理において、前記A露光データに基づいて前記B露光データのぶれ補正を行った後、前記類似度を算出し、前記類似度に応じて前記B露光データによる前記A露光データに対する補正への寄与度を調整する撮像装置。
  2. 前記信号処理部は、前記A露光データに基づく前記B露光データのぶれ補正を、前記B露光データの前記A露光データに対する類似度が所定値以下の条件下でのみ行う請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記信号処理部は、前記A露光データに基づく前記B露光データのぶれ補正において、前記A露光データによるぶれ補正への寄与度を、前記A露光データの画素値または小領域の平均輝度に応じて調整する請求項または請求項に記載の撮像装置。
  4. 前記イメージセンサが単一であり、前記信号処理部は、前記単一のイメージセンサを用いて、前記A露光を行った後に前記B露光を行う請求項1から請求項までのいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記イメージセンサが複数であり、前記信号処理部は、前記複数のイメージセンサを用いて、前記A露光と前記B露光を同時に行う請求項1から請求項までのいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記イメージセンサは、X−Yアドレス型に構成され蓄積電荷のリセットタイミングがライン単位で制御可能な撮像素子のアレイと、前記撮像素子のアレイからの信号を増幅し、その増幅率がライン単位で変更可能な増幅部とを有するものに構成され、ライン毎に露光時間と増幅率を調整しながら前記A露光と前記B露光を同時に行う請求項1から請求項までのいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記信号処理部は、前記A露光および前記B露光によるデータを所要のライン数分だけ格納するラインメモリを有し、前記ラインメモリ上で前記ノイズ除去の処理を行う請求項に記載の撮像装置。
  8. イメージセンサから得られる露光データについて、前記イメージセンサのシャッター速度を高速かつ感度を高く設定するA露光で撮像を行ってA露光データを取得するステップと、
    前記イメージセンサのシャッター速度を低速かつ感度を低く設定するB露光で撮像を行ってB露光データを取得するステップと、
    前記B露光データを用いた補正により前記A露光データに対してノイズ除去を行うステップと
    前記ノイズ除去の処理において、前記B露光データの前記A露光データに対する類似度を小領域毎に算出するステップとを含み、
    前記ノイズ除去の処理において、前記A露光データに基づいて前記B露光データのぶれ補正を行った後、前記類似度を算出し、前記類似度に応じて前記B露光データによる前記A露光データに対する補正への寄与度を調整する撮像装置におけるノイズ除去方法。
  9. 前記感度を前記イメージセンサからの信号を増幅する増幅器の増幅率とする請求項に記載の撮像装置におけるノイズ除去方法。
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