JP4769245B2 - 面ファスナ部品 - Google Patents

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Description

本発明は、支持帯材とその片面に配置される掛合要素と少なくとも1つの覆い帯材とを有する面ファスナ部品であって、この覆い帯材が少なくとも1つの自由側縁領域を形成し、この側縁領域が支持帯材の対応する縦縁を越えて延設されており、各覆い帯材の各自由側縁領域が支持帯材の方向に、縦方向に延びる折目線に沿ってそれ自身で折り返されて、覆い帯材の各自由側縁領域の端縁が支持帯材の対応する縦縁に向き合うようにすることができ、掛合要素とは反対の面ファスナ部品側に成形フォーム用結合手段が設けられているものに関する。
肉厚部を有するステムの態様で一体に構成された多数の掛合要素が支持帯材の掛合側または前面にあるこの種の面ファスナ部品は市販されている。このような面ファスナ部品の支持帯材を製造するための製造方法が特許文献1に述べられている。この方法では主に熱可塑性プラスチック、特にポリオレフィンまたはポリアミドが塑性状態または液体状態で加圧工具と成形工具との間の隙間に供給され、連続的空洞を有するスクリーンが成形工具の賦形要素として使用され、スクリーンの空洞内で熱可塑性プラスチックが少なくとも部分的に硬化することによって掛合要素は形成される。こうしてcm当り200〜400個の掛合要素を有するいわゆるマイクロ面ファスナが形成される。そこで成形される茸状掛合要素の代わりに繊維材料の態様の支持帯材を設けておくこともでき、そこでは例えば繊維支持帯材と一体なループ材料によって掛合要素を形成することができる。また、ループ材料の代わりにフリースまたは茸構造体も使用することができる。
このような面ファスナ部品はさまざまに、例えば自動車技術、フローリング技術、各種被服用、機械製造時の特殊な用途に利用される。面ファスナ部品はこれらの分野において着脱可能で機能的に確実な結合・ファスナ技術として実証されている。このような面ファスナ部品が飛行機シートまたは車両シート用に利用される場合、それら特に、成形フォームからなる発泡体部品にシートカバーを固着するのに役立ち、各シートの製造時に一方の面ファスナ部品がクッション発泡材料内に一緒に注入発泡され、対応する掛合要素を有する面ファスナ部品はクッションカバー材料に固定(特に縫合)される。発泡体部品の製造用に面ファスナ部品は注入発泡型のいわゆる受容台に挿入され、主にポリウレタン(PU)フォームの注入発泡型の自由横断面内に発泡材料を持ち込むことによって面ファスナ部品は注入発泡過程時に発泡体部品に固着される。挿入された部品は一般にその他の壁体から注入発泡型内に突出し、こうして発泡体部品内に溝状凹みが形成される。次に、対応する別の面ファスナ部品を備えたクッションカバー材がこれらの凹み内に食い込む。こうして、設計に応じて各シートに縫合・成形幾何学形状を作製することができる。
特許文献2に開示されている面ファスナ部品は支持帯材と、その上に配置される掛合要素と、掛合要素とは反対の側で支持帯材を覆う覆い帯材とを有し、覆い帯材が支持帯材よりも幅広であり、覆い帯材の自由側縁領域は両側で支持帯材の相応する縦縁を越えて延設されている。公知の解決では自由側縁領域の端縁が支持帯材の縦縁に向き合うように覆い帯材の両方の自由側縁領域がそれ自身折り返されていることによって、覆い帯材が両側に一種のシールリップを形成し、このシールリップは掛合要素を有する領域に沿ってそれぞれ延設され、かつ注入発泡型の壁部分に当接される。これらの壁部分が成形窪みを取り囲み、この成形窪み内で掛合要素は発泡過程の間受容されている。注入発泡型に持ち込まれた発泡材料によってこのシールリップは型の向き合う壁部分に押付けられ、シールリップは一定の可撓性によって折目線の領域で、密封面を形成する壁領域に密着し、フォームバリヤの密封作用の希望する改善を達成することができる。
公知の解決ではさらに、支持帯材は少なくとも1つの曲げ剛性補強要素を有し、この補強要素は主に曲げ線材の態様で支持帯材に沿って延設されている。これにより、発泡型内に面ファスナ部品用に改良された配設特性が得られ、また補強要素の曲げ剛性によって、各注入発泡型内に一旦挿入された面ファスナ部品はそこでの姿勢が維持される。
公知の解決ではさらに、覆い帯材がプラスチック不織布で形成され、こうして車両シートのクッション部品製造用にポリウレタン成形フォームとの良好な架橋を可能としている。しかし、特に後にシートを日常的に使用するときの強い荷重を受けてこのような接着がしばしば十分でなく、フォームから面ファスナ部品が外れるのを排除できないことが判明した。
これに対処するために、技術の現状(特許文献3)では、掛合要素を有する支持帯材の裏面に、突出する係止部を有する係止要素を取り付け、こうして成形フォームとの接着を改善することが既に提案されている。しかし、これらの係止要素にもかかわらず面ファスナ部品に対するフォームの付着改善が得られないことが実務において判明した。逆に、係止要素がしばしば原因となって、注入発泡過程の間に発泡材料が係止要素によって自由流動を妨げられ、その結果、係止要素の領域でフォーム内に空隙個所、つまり空洞が生じ、これらの空洞がやはり望ましくないことに面ファスナ部品と成形ファームとの分離を促進していた。
独国特許発明第19828856号明細書 独国特許出願公開第10039940号明細書 米国特許第4693921号明細書
そこでこの技術の現状から出発して本発明の課題は、公知の解決をさらに改良し、確実に機能するフォームバリヤが、覆い帯材の各側縁領域によって保証され、さらに面ファスナ部品に対する成形フォームの最適な付着をもたらすようにすることである。
この課題は、請求項1の特徴を有する面ファスナ部品がその総体で解決する。
請求項1の特徴部分により結合手段が多数の突出した個別棒片で形成されており、これらの個別棒片が付加的突起なしに成形フォームの付着を行うことによって、突出する係止部を有する係止要素は平滑表面を有する栓状個別棒片に取替えられており、その限りで個別棒片は突起なしに構成されている。面ファスナ技術分野の平均的専門家にとって意外なことに、ここで個別棒片によって形成される材料を僅かに利用して平均的専門家は覆い帯材の公知の係止要素または公知の不織布材料によるよりも改良された接着結果に達する。
掛合要素とは反対の面ファスナ部品側の個別棒片は成形フォームの流入にとって僅かな抵抗を形成するだけであり、発泡材料は支障なく個別棒片へと流れてこれを全面的に取り囲むことができ、その際に空隙個所またはその他の中空個所を生じることはない。成形フォームで個別棒片を全面的に取り囲むことによって大きな表面にわたって付着が実現されており、個別棒片は微視的に小さく構成することができ、なおかつ係止要素に対して確実な接着が達成され、係止要素はしばしば少なくとも、反対側の掛合要素の大きさを有し、または極力深く成形フォーム材料内に食い込むことができるようになお大きく構成されている。この点において、本発明に係る解決は省スペースで実現されている。
さらに、折り返された側縁領域のゆえに注入発泡型(台)内で確実な密封が達成されており、後に面ファスナ部品の機能のため不可欠となる掛合要素が成形フォームによって使用不能となることはない。
本発明に係る面ファスナ部品の好ましい1実施形態では、各個別棒片が円筒形中間部を有し、この中間部が頭側では凸面構成された頭部に移行し、足側では凹面構成された足部を介して帯状支持部品に通じかつこれと一体に結合されている。円筒形中間部を介装して凸面賦形から凹面賦形に切り替えることによって理想的接着幾何学形状が達成されており、そのことが実際の実験で示された。帯状支持部品はいわゆるバックツーバックとなるように面ファスナ部品の支持帯材自体によって形成しておくこともでき、その場合各覆い帯材はその側縁領域で支持帯材の縦縁に沿って把持しなければならない。
他の有利な実施形態はその他の従属請求項の対象である。
以下、本発明に係る面ファスナ部品の1実施形態が図面を基に詳しく説明される。図は縮尺どおりではない原理図である。
本発明に係る面ファスナ部品が支持帯材10を有する。支持帯材10の片側に前後左右に並べて配置される掛合要素12が設けられており、掛合要素12は図2の図示によれば支持帯材10の縦方向に見て斜めに延びる縦列および横列14に配置されている。面ファスナ部品は例えば、厚さ0.1〜0.3mmの支持帯材10にcm当り200〜400個以上の掛合要素が設けられたいわゆるマイクロ面ファスナとすることができる。このようなマイクロ面ファスナの支持帯材を製造するための方法は特許文献1に開示されている。この公知方法では主に熱可塑性プラスチックが加圧工具と成形工具との間の隙間に供給され、連続的空洞を有するスクリーンが賦形要素として使用され、スクリーンの空洞内で少なくとも部分的に硬化したプラスチックによって掛合要素が形成されている。
支持帯材10が曲げ剛性補強形材を有し、この補強形材は支持帯材10の全長に沿って延設されている。この補強形材は図示実施例において特に金属線材の態様の線材16からなる。線材16は、全体に符号18とされた接着剤を介して、支持帯材10の掛合要素12とは反対の裏面と強固に結合されている。接着剤は例えば水分架橋性PUで構成することができる。接着剤18は支持帯材10の片側を完全に覆いかつこれと強固に結合されている。直径比は接着剤18の厚さが線材16の太さに一致するように選択されている。ただし、接着剤18がその厚さの点で所定の直径を有する線材16を部分的にのみ受容するようにしてもよい。
接着剤18は支持帯材10とは反対の側に、主に繊維不織布またはプラスチック不織布の態様の覆い帯材20を有する。覆い帯材20は横方向で支持帯材10の縦縁33に沿って、設定可能な距離だけ張り出している。すなわち支持帯材10の両側に各1つの自由側縁領域21が覆い帯材20で形成され、この自由側縁領域21は、図1に示していない注入発泡型の構成要素たる受容台24の上面の壁部分22を当接させるために設けられている。受容台24は凹部28の態様の成形窪みを有し、その自由横断面は、面ファスナ部品のこの成形窪み内に受容される支持帯材10と掛合茸の態様のその掛合要素12とに適合されている。掛合要素12は一般に正面側で凹部28の底と当接する。
覆い帯材20の自由側縁領域21は図1から明らかなように掛合要素12を有する前面の方向に、すなわち受容台24に向き合う側にそれ自身折り返されており、折目線29はそれぞれ覆い帯材10の縦方向に延設され、図示実施例では受容台24の側壁35と一直線に並ぶ。それゆえに、図1に示すように受容台24に面ファスナ部品が当接すると覆い帯材20は成形窪みまたは凹部28を横方向で限定する壁部分22に二重材料層で載置される。折り返された覆い帯材20のこの二重層は発泡過程において、すなわち注入発泡型に発泡材料を注入するとき、発泡材料が凹部28に浸入するのを防止するリップシールとして作用する。これはさらに不織布状構成によって促進され、凹部28に受容された支持帯材10の掛合要素12は、浸入する発泡材料が粘着して使用不能となる虞から保護されている。
受容台24の壁部分22に沿って永久磁石帯板30または一連の個別永久磁石が配置されており、これらの永久磁石は覆い帯材20の強磁性と一緒に磁気保持機構を形成し、この保持機構によって覆い帯材20、つまり面ファスナ部品の折り返された側縁領域21が受容台24に固定される。主に不織布で形成される覆い帯材20は特に、強磁性粒子を覆い帯材20の材料に埋封することによってその強磁性を得る。不織布を覆い帯材20として使用すると、飛行機乗客シートを含む車両シート用のクッション部品製造のため注入発泡型に持ち込まれるポリウレタン成形フォームに対して良好な密封作用が可能となり、後の使用およびシートカバー材料との結合のため面ファスナ部品が注入発泡によってクッション部品に確実に係止されることが保証されている。
掛合要素12とは反対の面ファスナ部品側に成形フォーム用結合手段36が設けられている。帯状結合手段36は多数の突出した個別棒片38からなり、そのうちの1つが図3に拡大図示されている。このような個別棒片38は突起なしに、つまり突出する係止要素なしに、本来の面ファスナ部品への成形フォームの付着を可能にする。個別棒片38は掛合要素12を製造するための特許文献1に述べられたスクリーン技術に比類して製造することができるが、スクリーンの各賦形空洞がプラスチック材料で完全に満たされるのでなく、型底に達する前に既にプラスチック材料の硬化開始または硬化が生じ、個別棒片38はその自由端に、茸ファスナ部品としての掛合要素12に特徴的な頭造形を持たない。つまりその外形の点で個別棒片38はその中間部に関して掛合要素12のステムに類似しており、これに頭部が自由端まで続いている。さらに個別棒片38はプラスチック材料からなる帯状結合手段36の一体な構成要素である。結合手段36と覆い帯材20の裏面との結合を実現するのに役立つのはやはり好適な接着剤である。
結合手段36は図1、図4の図示に反して覆い帯材20の全幅にわたって延設する必要がない。場合によってはここでは単なる部分的広がりでも間に合う(図示せず)。さらに、バックツーバックとなるように個別棒片38は掛合要素12を有する支持帯材20の裏面に配置しておくこともでき、その場合覆い領域(各自由側縁領域21)は支持帯材10の縦縁33に沿って続くことになる(図示せず)。
特に図3が拡大して示すように、各個別棒片38が円筒形中間部40を有し、この中間部が頭側では凸面構成された頭部42に移行し、足側では凹面構成された足部を介して、結合手段36の構成要素としての帯状支持部品46に通じている。図4からさらに明らかなように、個別棒片38は縦列48と横列50とに配置されている。こうして一種の碁盤目が生じ、縦列48と横列50との結合個所に各1つの個別棒片38が配置されている。このように図4は、縦列48および対応する横列50の隣接個別棒片38の間の距離が実質同一であることが明らかである。隣接して向き合う個別棒片の距離は400〜700μm、主に約600μmである。中間部40の直径は約200μmであり、図3の左上で約200μmの長さ条件を示す縮尺Xで寸法比が明らかとなっている。各個別棒片38の高さは約400μmであり、支持部品46と載置した個別棒片38との総高さは約600μmである。
個別棒片38と成形フォームとの接着向上をなお達成できるようにするために、個別棒片38に少なくとも部分的に、フォームの付着または接着を改善する被覆を備えるようにすることができる。このような被覆は、成形フォームを個別棒片38へと引き寄せて次にそこで直接硬化させる傾斜作用を有することができる。プラスチック材料の表面エネルギーは好適な方法、例えばプラズマ法、コロナ法およびガスフッ素化法によって高めることができる。
注入発泡型用受容台の一部を示し、受容台の成形窪みに面ファスナ部品が挿入されている(一部断面図、一部側面図)。 掛合要素を有する前面の目視方向に見た面ファスナ部品の平面図である。 結合手段の一部としての単一の個別棒片の側面図である。 掛合要素とは反対の裏面の目視方向に見た面ファスナ部品の他の平面図である。

Claims (10)

  1. 支持帯材(10)とその片面に配置される掛合要素(12)と少なくとも1つの覆い帯材(20)とを有する面ファスナ部品であって、この覆い帯材が少なくとも1つの自由側縁領域(21)を形成し、この側縁領域が支持帯材(10)の対応する縦縁(33)を越えて延設されており、各覆い帯材(20)の各自由側縁領域(21)が支持帯材(10)の方向に、縦方向に延びる折目線(29)に沿ってそれ自身で折り返されて、覆い帯材(20)の各自由側縁領域(21)の端縁(31)が支持帯材(10)の対応する縦縁(33)に向き合うようにすることができ、掛合要素(12)とは反対の面ファスナ部品側に成形フォーム用結合手段(36)が設けられているものにおいて、結合手段(36)が多数の突出した個別棒片(38)で形成されており、これらの個別棒片が付加的突起なしに成形フォームの付着を行い、
    各個別棒片(38)が円筒形中間部(40)を有し、この中間部が頭側では凸面構成された頭部(42)に移行し、足側では凹面構成された足部(44)を介して帯状支持部品(46)に通じかつこれと一体に結合されて結合手段(36)を形成することを特徴とする面ファスナ部品。
  2. 個別棒片(38)が縦列(48)と横列(50)とに配置されており、縦列(48)および横列(50)の隣接個別棒片(38)間の距離が同一であることを特徴とする、請求項1記載の面ファスナ部品。
  3. 各個別棒片(38)の高さが約200〜600μm、主に約400μm、直径が約200〜250μmであることを特徴とする、請求項1または2記載の面ファスナ部品。
  4. 帯状支持部品(46)が支持帯材(10)そのものであり、または支持帯材(10)または覆い帯材(20)と結合可能であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の面ファスナ部品。
  5. 各自由側縁領域(21)が覆い帯材(20)の一部であり、この覆い帯材が支持帯材(10)よりも幅広であり、かつその裏面に沿って延設されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の面ファスナ部品。
  6. 覆い帯材(20)が結合手段(36)と支持帯材(10)との間に配置されていることを特徴とする、請求項5記載の面ファスナ部品。
  7. 各自由側縁領域(21)の折返し可能な部分が、掛合要素(12)の高さよりも大きな高さを有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項記載の面ファスナ部品。
  8. 面ファスナ部品が強磁性を有しかつ金属線材(16)を有し、この金属線材が補強形材として接着剤膜に埋封されており、この接着剤膜が支持帯材(10)と覆い帯材(20)とを相保持することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項記載の面ファスナ部品。
  9. 個別棒片(38)に対する成形フォームの付着向上のために個別棒片が少なくとも一部に被覆を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項記載の面ファスナ部品。
  10. 被覆がプラズマ法、コロナ法またはガスフッ素化法によって塗布可能であることを特徴とする、請求項9記載の面ファスナ部品。
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